JP6240422B2 - ロボット制御システム及びロボット制御方法 - Google Patents
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Description
前記ロボットの前記関節の回転状態を検出する回転センサと、
少なくとも前記ロボットの操作デバイスとイネーブルスイッチが設けられた操作入力装置と、
前記操作デバイスの操作に対応した操作信号と前記イネーブルスイッチの操作に対応したイネーブル信号を前記操作入力装置より取得し、回転信号を前記回転センサより取得し、少なくとも前記操作信号、前記イネーブル信号及び前記回転信号に基づいて前記ロボットを制御する制御装置と、
前記イネーブル信号を前記操作入力装置より取得し、前記回転信号を前記回転センサより取得し、少なくとも前記イネーブル信号及び前記回転信号に基づいて前記ロボットの動作を監視する監視装置とを備えている。
そして、このロボットの制御システムにおいて、前記制御装置が、前記イネーブル信号のオフを取得すると、前記ロボットが動作の減速により停止するように前記ロボットの動作を制御し、前記監視装置が、前記イネーブルスイッチがオフになってから前記ロボットの減速による停止にかかる時間に相当する所定の遅延時間経過後から前記イネーブル信号のオンを取得するまで、前記ロボットの停止を監視する停止監視を行うことを特徴としている。
前記制御装置が、前記非常停止信号を取得すると、前記ロボットが動力供給の遮断により非常停止するように前記ロボットを制御するように構成されていることが好ましい。
前記イネーブルスイッチがオフになると、前記ロボットを動作の減速により停止させることと、
前記イネーブルスイッチがオフになってから前記ロボットの減速による停止にかかる時間に相当する所定の遅延時間経過後から前記イネーブルスイッチがオンとなるまで、前記ロボットの停止を監視する停止監視を行うこととを含むものである。
本実施の形態に係るロボット1は6軸ロボットである。ただし、本発明は3軸、4軸又は7軸等の多軸ロボットにも適用することができる。ロボット1には、旋回座11、旋回台12、下腕13、上腕14、手首部15、及び手先部16が備えられている。これらのうち下腕13、上腕14及び手首部15により、ロボットアーム2が形成されている。手先部16は、ロボットアーム2のエンドエフェクタであって、ロボット1が行う作業に対応したエンドエフェクタに取り替えられる。
ハンドガイド装置3は、上記構成のロボット1のロボットアーム2の基端から手先部16の先端までの間の適宜位置に装着されている。本実施形態に係るハンドガイド装置3は、手先部16と一体的に連結されている手首部15の先端側リンク152に装着されている。
制御装置5には、A/D変換部51、移動量算出部52、座標変換部53、位置指令算出部54、位置・速度制御部55、サーボアンプ部56、安全スイッチ監視部57、及び非常停止回路58が備えられている。制御装置5は、図示しない1以上のプロセッサで構成されており、このプロセッサで1以上の所定のプログラムが実行されることにより、移動量算出部52、座標変換部53、位置指令算出部54位置・速度制御部55、及び安全スイッチ監視部57としての機能を実現するための処理が行われる。以下では、作業者のハンドガイドによるロボット1の作業時に制御装置5で行われる処理に沿って、制御装置5の各機能部の働きについて説明する。
監視装置6は、1以上の図示しないプロセッサを備えており、このプロセッサで1以上の所定のプログラムが実行されることにより、後述する監視装置6の機能を実現するための処理が行われる。監視装置6は、ハンドガイド装置3、回転センサ37及び制御装置5と電気的に接続されている。そして、監視装置6には、イネーブルスイッチ8からのイネーブル信号と、回転センサ37からの検出信号(以下、「回転信号」という)とが入力される。イネーブルスイッチ8からのイネーブル信号は、遅延装置70を介して監視装置6へ入力される。遅延装置70は、イネーブル信号のうち、イネーブル信号のオフのみを所定の遅延時間だけ遅延させて監視装置6へ伝達するように構成されている。遅延装置70として、例えば、PLC(programmable logic controller)、リレー回路、及びタイマのいずれか一つが用いられてよい。
2 ロボットアーム
3 ハンドガイド装置(操作入力装置)
5 制御装置
51 A/D変換部
52 移動量算出部
53 座標変換部
54 位置指令算出部
55 速度制御部
56 サーボアンプ部
57 安全スイッチ監視部
58 非常停止回路
6 監視装置
61 低速動作監視部
62 停止監視部
8 イネーブルスイッチ
10 ロボット制御システム
11 旋回座
12 旋回台
13 下腕
14 上腕
15 手首
16 手先
21〜26 関節
31 操作デバイス
32 非常停止スイッチ
35 アクチュエータ
36 減速機
37 回転センサ
70 遅延装置
Claims (8)
- 1以上の関節とその関節を動作させるアクチュエータを備えたロボットの制御システムであって、
前記ロボットの前記関節の回転状態を検出する回転センサと、
少なくとも前記ロボットの操作デバイスとイネーブルスイッチが設けられた操作入力装置と、
前記操作デバイスの操作に対応した操作信号と前記イネーブルスイッチの操作に対応したイネーブル信号を前記操作入力装置より取得し、回転信号を前記回転センサより取得し、少なくとも前記操作信号、前記イネーブル信号及び前記回転信号に基づいて前記ロボットを制御する制御装置と、
前記イネーブル信号を前記操作入力装置より取得し、前記回転信号を前記回転センサより取得し、少なくとも前記イネーブル信号及び前記回転信号に基づいて前記ロボットの動作を監視する監視装置とを備えており、
前記制御装置は、前記イネーブル信号のオフを取得すると、前記ロボットが動作の減速により停止するように前記ロボットの動作を制御し、
前記監視装置は、前記イネーブルスイッチがオフになってから前記ロボットの減速による停止にかかる時間に相当する所定の遅延時間経過後から前記イネーブル信号のオンを取得するまで、前記ロボットの停止を監視する停止監視を行う、ロボット制御システム。 - 前記イネーブルスイッチがオフになってから前記所定の遅延時間経過後に前記監視装置へ前記イネーブル信号のオフが入力されるように、前記イネーブル信号の前記監視装置への伝達を遅らせる遅延装置を更に備える、請求項1に記載のロボット制御システム。
- 前記監視装置は、前記イネーブル信号のオフを取得してから前記所定の遅延時間経過後に、前記ロボットの停止監視を開始する、請求項1に記載のロボット制御システム。
- 前記監視装置は、前記停止監視中に前記回転信号に基づく前記ロボットの動作が検出されると、前記制御装置へ非常停止信号を出力し、
前記制御装置は、前記非常停止信号を取得すると、前記ロボットが動力供給の遮断により非常停止するように前記ロボットを制御する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボット制御システム。 - 前記所定の遅延時間が、0.1〜0.3秒の範囲から選択された時間である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロボット制御システム。
- 1以上の関節とその関節を動作させるアクチュエータを少なくとも備え、操作デバイス及びイネーブルスイッチを有する操作入力装置で操作されるロボットの制御方法であって、
前記イネーブルスイッチがオフになると、前記ロボットを動作の減速により停止させることと、
前記イネーブルスイッチがオフになってから前記ロボットの減速による停止にかかる時間に相当する所定の遅延時間経過後から前記イネーブルスイッチがオンとなるまで、前記ロボットの停止を監視する停止監視を行うこととを、含むロボット制御方法。 - 前記停止監視中に前記ロボットが動作すると、前記ロボットを動力供給の遮断により非常停止させることを更に含む、請求項6に記載のロボット制御方法。
- 前記所定の遅延時間が、0.1〜0.3秒の範囲から選択された時間である、請求項6又は7に記載のロボット制御方法。
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