JP5586726B2 - 内視鏡 - Google Patents
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Description
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、挿入部と操作部との相対的な回転位置を力感的に把握することが可能な内視鏡を提供することである。
本発明の第3実施態様では、内視鏡は、前記挿入部と前記操作部とは、相対的な回転の基準となる基準位置を有し、前記力量変化機構は、前記回転位置が前記基準位置から離れるのに応じて前記力量を減少させる、ことを特徴とする。
本発明の第2実施態様の内視鏡では、操作部と挿入部との相対的な回転位置が基準位置から離れるにつれて、回転に要する力量が増大されていくため、基準位置に対して回転位置を的確に把握することが可能となっている。
図1乃至図2Eは、本発明の第1実施形態を示す。
図1を参照し、内視鏡は、体腔内に挿入される細長い挿入部12を有する。挿入部12では、先端硬性部13、二方向に湾曲作動される湾曲部14、長尺で可撓性の可撓管部15が先端側から順に配設されている。挿入部12の基端部は、操作者に保持、操作される操作部16に接続されている。なお、挿入部12の基端部には、操作部16に対する挿入部12の屈曲を防止するためのオレドメ部17が外装されている。挿入部12及び操作部16の中心軸は略共軸で内視鏡の中心軸をなしており、挿入部12の基端部は、操作部16に対して、上記中心軸を中心として回転可能である。挿入部12と操作部16との接続部18には、円環状の回転つまみ19が上記中心軸を中心として回転可能に配設されている。回転つまみ19を回転操作することにより、操作部16に対して挿入部12を回転させることが可能である。操作部16には、内視鏡の軸方向に回動可能に湾曲レバー21が配設されている。湾曲レバー21を二方向に回動操作することにより、湾曲部14を二方向に湾曲作動可能である。
図2A乃至図2Cを参照して、操作部16に対する挿入部12の回転を可能とする回転機構について説明する。
操作部本体の先端部には、円筒状の操作部口金22が軸方向に突設されている。操作部口金22の中間部には円筒状の操作部ハウジング23が外挿され、操作部固定ピン24によって固定されている。操作部口金22と操作部ハウジング23とによって、操作部口金部が形成されている。ここで、操作部固定ピン24の末端部は、操作部口金22の内面から突出し、挿入部口金28の軸方向ストッパーとして機能する。操作部ハウジング23では、先端側の外径よりも基端側の外径が大きくなっている。操作部ハウジング23の基端側には、円環状のカバー25が外嵌され、固定されている。カバー25において、上述した背面側に、径方向に突出しているカバー凸部26が形成されている。カバー凸部26の頂部には、挿入部12のニュートラル位置を示すための凹状のカバー指標27が形成されている。
図2A及び図2Dを参照して、操作部16に対する挿入部12の回転を規制する回転規制機構について説明する。
操作部ハウジング23の先端側の外周面と、挿入部ハウジング29の基端部の内周面との間に、環状の収容スペース42が形成されている。
回転つまみ19をニュートラル位置から回転操作すると、操作部16に対して挿入部12がニュートラル位置から回転される。回転規制機構において、挿入部ハウジング29の規制ピン39が操作部ハウジング23の延出部41に当接されることにより、挿入部12の回転が規制される。これが、挿入部12の最大回転位置である。
挿入部ハウジング29を、先端側から、挿入部口金28、操作部口金22、操作部ハウジング23へと順次外装していく。この際、操作部ハウジング23の板ばね46は外側に突出しているが、ばね凸部48は最大内径部44に配置されている場合には当接面43に当接されないようになっているため、周方向に対してばね凸部48が最大内径部44に整列されるように、操作部ハウジング23に対して挿入部ハウジング29を周方向に位置決めしつつ軸方向に移動させていくことで、板ばね46を押圧して内向きに変形させることなく、操作部ハウジング23に挿入部ハウジング29を外装することが可能である。そして、挿入部ハウジング29の先端部を挿入部口金28に外挿する。
本実施形態の内視鏡では、操作部16に対する挿入部12の回転位置に応じて、板ばね46のばね凸部48が最大内径部44と最小内径部45との間で当接面43に当接されつつ摺動されて径方向に変位され、板ばね46のアーム部47の湾曲変形量が増減されて、ばね凸部48と当接面43との間の当接力、摩擦力が増減され、挿入部12の回転に要する力量が増減されるようになっている。このため、挿入部12の回転位置を力感的に把握することが可能となっている。特に、挿入部12の回転位置がニュートラル位置から離れるのに応じて、挿入部12の回転に要する力量が増大されるようになっているため、ニュートラル位置に対する回転位置を的確に把握することが可能となっている。また、挿入部12の回転に要する力量の変化がニュートラル位置に対して両回転方向側で互いに同一となっているため、回転位置の把握に混乱をきたすようなことがなく、回転操作の操作性が向上されている。
本実施形態の内視鏡は、力量変化機構の構成のみが第1実施形態の内視鏡と異なっている。
即ち、操作部ハウジング23の外周部には、一対の当接組体としてのばね組体50が上記中心軸を含む基準面に対して対称に配設されている。ばね組体50は、弾性部としてのコイルばね51と、当接部としての金属製の当接部材52と、によって形成されている。即ち、操作部ハウジング23の外周部には、基準面に直交する方向に、収容孔53が穿設されている。収容孔53にはコイルばね51が収容されており、収容孔53の底壁にコイルばね51の一端部が固定されている。コイルばね51の他端部には当接部材52が固定されている。コイルばね51は圧縮されており、コイルばね51によって当接部材52が当接面43へと付勢されている。第1実施形態と同様に、当接面43は、中心軸に直交する横断面において楕円形状をなし、最大内径部44及び最小内径部45を有する。但し、挿入部12がニュートラル位置にある場合には、ばね組体50側の基準面は当接面43の楕円形状の長軸を含んで配置され、ばね組体50の当接部材52は当接面43の最小内径部45の近傍に配置される。この当接部材52が配置される位置には、当接部材52が係合可能な係合受部としての係合溝54が形成されている。
回転つまみ19をニュートラル位置から回転操作すると、当接部材52と係合溝54との係合が解除され、クリック感が生じる。また、回転つまみ19をニュートラル位置へと回転操作すると、当接部材52が係合溝54に係合され、クリック感が生じる。クリック感に基づいて、挿入部12の回転位置がニュートラ位置から離れたか、ニュートラル位置に一致したかを把握する。
本実施形態の内視鏡では、挿入部12の回転位置がニュートラル位置の近傍にある場合に、当接部材52が当接面43において最小内径部45の近傍に配置されて、回転に要する力量が大きくなる。このため、ニュートラル位置の近傍で微細な回転操作を行うことが可能となっている。
本変形例の力量変化機構は、第2実施形態の力量変化機構において、図3に示されるコイルばね51と当接部材52とにより形成されているばね組体50に代えて、第1実施形態の力量変化機構と同様な、アーム部47とばね凸部48とから形成されている板ばね46を用いている。即ち、挿入部12の回転位置がニュートラル位置にある場合に、板ばね46のばね凸部48が当接面43において最小内径部45の近傍に配置されて、回転に要する力量が大きくなり、挿入部12の回転位置がニュートラル位置から離れるのに応じて、回転に要する力量が減少する。また、挿入部12がニュートラル位置から回転された際に、ばね凸部48と係合溝54との係合が解除されてクリック感が生じ、また、挿入部12がニュートラル位置へと回転された際に、ばね凸部48が係合溝54に係合されてクリック感が生じる。
また、当接面は横断面において楕円形状となっているが、頂部が滑らかな三角形状等、少なくとも互いに径の異なる第1及び第2の径部を有する様々な形状を用いることが可能である。
Claims (3)
- 先端部及び基端部を有する挿入部と、
前記挿入部の基端部に設けられている操作部と、
前記挿入部と前記操作部とを相対的に回転可能に接続している接続部と、
前記接続部に設けられ、前記挿入部と前記操作部との相対的な回転位置に応じて、前記挿入部と前記操作部との相対的な回転に要する力量を摩擦力の変化により変化させる力量変化機構と、
を具備することを特徴とする内視鏡。 - 前記挿入部と前記操作部とは、相対的な回転の基準となる基準位置を有し、
前記力量変化機構は、前記回転位置が前記基準位置から離れるのに応じて前記力量を増大させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記挿入部と前記操作部とは、相対的な回転の基準となる基準位置を有し、
前記力量変化機構は、前記回転位置が前記基準位置から離れるのに応じて前記力量を減少させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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