JP5585806B2 - 面光源装置及びそれに用いる導光体 - Google Patents

面光源装置及びそれに用いる導光体 Download PDF

Info

Publication number
JP5585806B2
JP5585806B2 JP2008223361A JP2008223361A JP5585806B2 JP 5585806 B2 JP5585806 B2 JP 5585806B2 JP 2008223361 A JP2008223361 A JP 2008223361A JP 2008223361 A JP2008223361 A JP 2008223361A JP 5585806 B2 JP5585806 B2 JP 5585806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light guide
lens array
light source
source device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008223361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010050070A (ja
JP2010050070A5 (ja
Inventor
厚志 佐伯
健太郎 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp, Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2008223361A priority Critical patent/JP5585806B2/ja
Publication of JP2010050070A publication Critical patent/JP2010050070A/ja
Publication of JP2010050070A5 publication Critical patent/JP2010050070A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5585806B2 publication Critical patent/JP5585806B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Description

本発明は、エッジライト方式の面光源装置、及びそれを構成するのに用いられる導光体に関するものであり、特に、導光体裏面のレンズ列の欠陥に起因する、面光源装置における白点欠陥の発生の防止し、表示装置の画像表示品位かつ光学特性を向上を企図した面光源装置用導光体に関するものである。
本発明の導光体を用いて構成される面光源装置は、例えば、携帯用ノートパソコン等のモニターや液晶テレビ等の表示部として使用される液晶表示装置のバックライトに、好適である。
液晶表示装置は、基本的にバックライトと液晶表示素子とから構成されている。バックライトとしては、液晶表示装置のコンパクト化の観点からエッジライト方式のものが多用されている。エッジライト方式のバックライトにおいては、矩形板状の導光体の少なくとも1つの端面を光入射端面として用いて、該光入射端面に沿って直管型蛍光ランプなどの線状または棒状の一次光源を配置し、該一次光源から発せられた光を導光体の光入射端面から導光体内部へと導入し、該導光体の2つの主面のうちの一方である光出射面から出射させるようにしている。
携帯電話機や携帯用ゲーム機などの携帯用電子機器あるいは各種電気機器また電子機器のインジケータなどの比較的小さな画面寸法の液晶表示装置については、とくに小型化とともに消費電力の低減が要望されている。そこで、消費電力低減のために、バックライトの一次光源として、点状光源である発光ダイオード(LED)が使用されている。LEDを一次光源として用いたバックライトとしては、例えば特開平7−270624号公報[特許文献1]に記載されているように、線状の一次光源を用いるものと同様な機能を発揮させるために、複数のLEDを導光体の光入射端面に沿って一次元に配列している。このような点状一次光源の使用は、近年では、小型の液晶表示装置のみならず、携帯用ノートパソコン等のモニターや液晶テレビ等の表示部その他の比較的大きな液晶表示装置においてもなされている。
ところで、近年の液晶表示装置等の各種機器の軽量化及び薄型化の要求に基づき、バックライトにおいても、導光体さらには光偏向素子としてのプリズムシートの薄型化が進められている。この場合、導光体裏面のレンズ列と反射シートの擦れ、またレンズ列の潰れによる白点欠陥の発生し、これを用いた表示装置の画像表示品位が低下するという問題点を有していた。
特開2007−27013号公報[特許文献2]には、エッジライト方式の面光源装置における導光体裏面のパターンの潰れ発生の防止のために、拡散パターンを導光体裏面の部分的に窪ませた凹部内に設けさせて、拡散パターンは導光体の裏面から飛び出ないように形成されている。拡散パターン38は、導光方向と直交する方向において波形を描くように高さが変化しており、導光方向では両端部を除いて均一な断面形状を有することが開示されている。
WO2007/007799号公報[特許文献3]には、エッジライト方式の面光源装置における輝度むら特に導光体薄型化に伴う導光体光入射端面近傍領域での輝度むらが視認される問題の発生防止のために、面光源装置用導光体の裏面に光入射端面を横切る方向に延在し且つ互いに平行に配列されて形成された複数のプリズム列のそれぞれの頂部を、その延在方向に関し少なくとも一部の領域で、基準レンズとなる断面形状においてその延在方向に関して少なくとも一部の領域でその断面形状の一部が分割または増減することが開示されている。
特開平7−270624号公報 特開2007−27013号公報 WO2007/007799号公報
ところで、エッジライト方式の面光源装置において、LEDからなる一次光源を使用する場合には、冷陰極管等からなる線状の一次光源を使用する場合に比べて導光体が薄型となり、導光体裏面のプリズム列と反射シートの擦れによる白点欠陥の認識が顕著になり、表示装置の画像表示品位の悪化し易いことが分かった。これに対処するために、導光体裏面のプリズム列と反射シートの擦れよる白点欠陥を抑制すべく導光体裏面のプリズム列の形状を最適な形状にすることが考えられる。
上記引用文献2では、圧力が加わっても導光体裏面のパターンの潰れが発生しにくい面光源装置を提供するために、導光体裏面の拡散パターンを導光方向に垂直な面内における断面がサインカーブ状にし、平坦面より飛び出ないように設けたことは記載されているが、形状の具体的な数値は示しておらず、面光源装置を裏面から荷重をかけた際に導光体裏面の拡散パターンと反射シートの擦れによる白点欠陥が発生してしまう問題がある。
また、引用文献3では、導光体裏面のプリズム列の曲率を完全Rで定義する場合のR半径は、2〜50μmの範囲、好ましくは5〜25μmの範囲とすることができると記載されているが、白点欠陥防止に関する記載はなく、記載の範囲の形状では面光源装置を裏面から荷重をかけた際に導光体裏面の拡散パターンと湾曲した反射シートの擦れによる白点欠陥が発生してしまう問題がある。
本発明の目的は、導光体及びシート状光偏向素子が薄型化しても、導光体裏面のレンズ列と反射シートの擦れやレンズ列の潰れによる白点欠陥の発生が防止され、表示装置の画像表示品位かつ光学特性に優れた面光源装置を提供することにある。
本発明に掛かる面光源装置用導光体は、光入射面と、光出射面と、前記光出射面の反対側に位置する裏面と、を備える板状の導光体であって、前記導光体の前記裏面には前記光入射面と略直行するレンズパターンが繰り返し設けられており、前記レンズパターンのピッチと高さとのアスペクト比が7〜200であり、前記レンズパターンの先端が曲面であることを特徴とする。本発明に掛かる面光源装置用導光体は、レンズパターンのピッチと高さとのアスペクト比が7〜200であり、レンズパターンの先端が曲面とすることで、導光体裏面のレンズ列と反射シートの擦れやレンズ列の潰れを低減することができ、白点欠陥の発生を防止することができる。
本発明の一能様によると、前記レンズパターンの表面の少なくとも一部に微細な凹凸構造が複数形成されており、前記微細な凹凸のアスペクト比が7〜200である。
本発明の一能様によると、前記レンズパターンの先端部は、曲率半径Rが25〜350μmの円弧形状である。
本発明の一能様によると、前記導光体の前記光出射面は、平均傾斜角が0.1〜8°の粗面である。
以上のような本発明によれば、面光源装置において、導光体及びシート状光偏向素子が薄型化しても、導光体裏面のレンズ列と反射シートの擦れやレンズ列の潰れによる白点欠陥の発生が防止され、表示装置の画像表示品位かつ光学特性を向上することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明による面光源装置の一実施形態を示す模式的部分透視斜視図であり、図2はその模式的部分分解斜視図である。図1に示されているように、本実施形態の面光源装置は、Y方向に適宜の距離を隔てて配置された点状の一次光源としての複数のLED2と、該LEDから発せられる光を導光する板状の導光体4と、光偏向素子6と、光反射素子8とを備えている。また、複数のLED2の配列体は、リフレクタ(反射器)10を伴っている。但し、図2では、リフレクタ10は図示を省略されている。複数のLED2は、それらから発せられる光の最大強度光の方向が互いに平行となるように配置するのが好ましい。
導光体4は、XY面と平行に配置され、全体として矩形板状をなしている。導光体4は、4つの側端面を有しており、そのうちのYZ面と略平行な1対の側端面のうちの一方が光入射端面41とされ、該光入射端面と対向するようにLED2が隣接配置されている。
導光体4のYZ面と略平行な1対の側端面のうちの他方の側端面は、光入射端面と反対側の反対端面42とされている。導光体4の光入射端面41に略直交する2つの主面は、いずれもZ方向と略直交するように配置されており、一方の主面である上面が光出射面43とされている。該光出射面43は、光出射制御機能構造としての微細凹凸構造を有する粗面または平滑面からなる。光出射面43からは、光出射面43の法線方向(Z方向)及び光入射端面41と直交するX方向の双方を含むXZ面内の分布において指向性のある光を出射させる。この出射光分布のピークの方向が光出射面となす角度は例えば10°〜40°であり、出射光分布の半値全幅は例えば10°〜40°である。
導光体4の光出射面43と反対側の主面(裏面)44には、光出射面43からの出射光のLED2の配列方向と平行なYZ面内での指向性を制御するために、光入射端面41を横切る方向例えば光入射端面41に対して略垂直の方向(X方向)に互いに平行に延びる多数のレンズ列44aが形成されている。該レンズ列44aとしては、先端がR形状のレンズ列、レンチキュラーレンズ列を用いるのが好ましい。即ち、本発明においては、光出射面と垂直な面における断面形状において、レンズ列の断面形状のアスペクト比、即ちレンズ列44aの配列ピッチと高さの比、が7〜200、好ましくは8〜150、より好ましくは10〜100であり、レンズ列44aの先端が曲線であるレンズ列が用いられる。
これは、レンズ列44aのアスペクト比をこの範囲とすることで、光出射面43からの出射光を十分に集光させることができ、さらにレンズ列の破損や反射シートとの擦れに起因する白点の発生を防止することができる。即ち、プリズム列44aの形状をこの範囲とすることで、出射光分布におけるピーク光方向を含みXZ面に垂直な面において出射光分布の半値全幅が30°〜65°である集光された出射光を出射させることができ、面光源装置としての輝度を向上させることができる。レンズ列44aの配列ピッチP1は、例えば10μm〜200μm、好ましくは10μm〜150μm、より好ましくは20μm〜100μmである。
また、レンズ列の先端は、曲率半径Rが25〜300μmの円弧形状であることが好ましいが、レンズ列の先端形状は特に円弧形状に限定されず、それに近似できる形状であってもよい。また、レンズ列の先端以外の部分もR形状とされてもよく、例えばサインカーブなどにより表わされる波型であってもよい。
導光体4の裏面のレンズ列44aの表面の少なくとも一部に、微細な凹凸構造が複数形成されてもよい。図4はレンズ列44aの断面図である。この微細な凹
凸構造のそれぞれ
は、光出射面に垂直な面における断面形状において、最大アスペクト比、即ち長辺と高さ(深さ)との比、が7〜200となるような凹凸形状とされる。このような形状の微細な凹凸構造をレンズ列44aの表面に多数設けることにより、光出射面43を平面形状とした場合においても、光出射面43の法線方向(Z方向)及び光入射端面41と直交するX方向の双方を含むXZ面内の分布において指向性のある光を出射させることができる。好ましくは、微細な凹凸構造は裏面の全体に渡って設けられるが、必ずしも全面に渡って設けられる必要はなく、導光体の用途等に応じて、好ましい範囲に微細な凹凸構造を設けても良い。また、レンズ列44aの表面に微細な凹凸構造を設け、さらに光出射面43を微細凹凸構造を有する粗面としても構わない。
なお、導光体4の光出射機能構造としては、上記の様な光出射面43に形成した微細凹凸構造を有する粗面と併用して、導光体4の内部に光拡散性微粒子を混入分散することで形成したものを用いることができる。また、導光体4としては、図1及び図2に示される様な全体として一様な厚さ(光出射面43の粗面の微細凹凸形状及び裏面44のレンズ列形状を無視した場合の厚さ)の板状のものの他に、X方向に関して光入射端面41から反対端面42の方へと次第に厚さが小さくなる様なくさび状のもの等の、種々の断面形状のものを使用することができる。
導光体4の厚さは、例えば0.3〜10mmである。
光偏向素子6は、導光体4の光出射面43上に配置されている。光偏向素子6の2つの主面は、それぞれ全体としてXY面と略平行に位置する。2つの主面のうちの一方(導光体の光出射面43と対向する主面)は入光面61とされており、他方が出光面62とされている。出光面62は、導光体4の光出射面43と平行な平坦面または粗面とされている。入光面61は、多数のプリズム列61aが互いに平行に配列されたプリズム列形成面とされている。
入光面61のプリズム列61aは、LED2の配列方向と略平行のY方向に延び、互いに平行に形成されている。プリズム列61aの配列ピッチP2は、10μm〜100μmの範囲とすることが好ましく、より好ましくは10μm〜80μm、さらに好ましくは20μm〜70μmの範囲である。また、プリズム列61aの頂角は、30°〜80°の範囲とすることが好ましく、より好ましくは40°〜70°の範囲である。
光偏向素子6においては、所望の形状のプリズム列を精確に作製し、安定した光学性能を得るとともに、組立作業時や光源装置としての使用時におけるプリズム列頂部の摩耗や変形を抑止する目的で、プリズム列の頂部に頂部平坦部あるいは頂部曲面部を形成してもよい。この場合、頂部平坦部あるいは頂部曲面部の幅は、3μm以下とすることが、面光源装置としての輝度の低下やスティッキングによる輝度の不均一パターンの発生を抑止する観点から好ましく、より好ましくは頂部平坦部あるいは頂部曲面部の幅は2μm以下であり、さらに好ましくは1μm以下である。
光偏向素子6の厚さは、例えば30〜350μmである。
図3に、光偏向素子6による光偏向の様子を示す。この図は、XZ面内での導光体4からのピーク出射光(出射光分布のピークに対応する光)の進行方向を示すものである。導光体4の光出射面43から斜めに出射される光は、プリズム列61aの第1面へ入射し第2面により全反射されて、導光体4からの出射光の指向性をほぼ維持したまま出光面62の略法線の方向に出射する。これにより、XZ面内では、出光面62の法線の方向において高い輝度を得ることができる。
光偏向素子6は、導光体4からの出射光を目的の方向に偏向(変角)させる機能を果たすものであり、上記の様な指向性の高い光を出射する導光体4と組み合わせる場合には、少なくとも一方の面に多数のレンズ単位が並列して形成されたレンズ面を有するレンズシートを使用することが好ましい。レンズシートに形成されるレンズ形状は、目的に応じて種々のものが使用され、例えば、プリズム形状、レンチキュラーレンズ形状、フライアイレンズ形状、波型形状等が挙げられる。中でも断面略三角形状の多数のプリズム列が並列に配置されたプリズムシートが特に好ましい。
導光体4及び光偏向素子6は、光透過率の高い合成樹脂から構成することができる。このような合成樹脂としては、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、環状ポリオレフィン樹脂が例示できる。特に、メタクリル樹脂が、光透過率の高さ、耐熱性、力学的特性、成形加工性に優れており、最適である。このようなメタクリル樹脂としては、メタクリル酸メチルを主成分とする樹脂であり、メタクリル酸メチルが80重量%以上であるものが好ましい。導光体4及び光偏光素子6の粗面の表面構造やプリズム列等の表面構造を形成するに際しては、透明合成樹脂板を所望の表面構造を有する型部材を用いて熱プレスすることで形成してもよいし、スクリーン印刷、押出成形や射出成形等によって成形と同時に形状付与してもよい。また、熱あるいは光硬化性樹脂等を用いて構造面を形成することもできる。更に、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリメタクリルイミド系樹脂等からなる透明フィルムあるいはシート等の透明基材上に、活性エネルギー線硬化型樹脂からなる粗面構造またレンズ列配列構造を表面に形成してもよいし、このようなシートを接着、融着等の方法によって別個の透明基材上に接合一体化させてもよい。
活性エネルギー線硬化型樹脂としては、多官能(メタ)アクリル化合物、ビニル化合物、(メタ)アクリル酸エステル類、アリル化合物、(メタ)アクリル酸の金属塩等を使用することができる。
光反射素子8としては、例えば表面に金属蒸着反射層を有するプラスチックシートを用いることができる。本発明においては、光反射素子8として反射シートに代えて、導光体4の裏面44に金属蒸着等により形成された光反射層等を用いることも可能である。尚、導光体4の光入射端面として利用される端面以外の端面にも反射部材を付することが好ましい。
LED2から発せられる光を少ないロスで導光体4の光入射端面41へと導くために、リフレクタ10が設けられている。該リフレクタ10としては、例えば、表面に金属蒸着反射層を有するプラスチックフィルムを用いることができる。
図示されているように、リフレクタ10は、光反射素子8の端縁部外面からLED2の外側を経て光偏光素子6の出光面端縁部へと巻き付けられている。別法として、光源リフレクタ10は、光偏光素子6を避けて、光反射素子8の端縁部外面からLED2の外側を経て導光体4の光出射面端縁部へと巻き付けることも可能である。
以上の実施形態では、LEDなどの点状一次光源を複数用いている。この場合、複数の点状光源は、それらから発せられる光の最大強度光の方向が互いに平行となるように配置するのが好ましい。
一次光源としてLEDを使用する場合には、とくに、光出射面からの光出射を全面に亘ってできるだけ均一化するために、平均傾斜角θaの分布を上記のようなグラデーションを有するものとすることが、重要である。このような平均傾斜角分布では、とくに、光入射端面41に近い領域における光偏向素子6とのスティッキングが発生しやすくなる傾向にあるが、本発明では、それを防止するために、粗面の凹凸構造を特化している。すなわち、平均傾斜角θaが小さい領域であっても、スティッキング発生の防止に有効な凸部を存在させるべく、十点平均粗さRzの下限を設定している。これにより、概略的にいえば、平均傾斜角θaが小さい領域においても、スティッキング発生の防止に有効な高さの凸部を低分布密度ではあるが確実に存在させるようにしている。
導光体4の光出射面43に形成される光出射制御機能構造としての微細凹凸構造を有する粗面の平均傾斜角θaは、ISO4287/1−1984に従って、触針式表面粗さ計を用いて粗面形状を測定し、測定方向の座標をxとして、得られた傾斜関数f(x)から次の(1)式および(2)式
Δa=(1/L)∫ |(d/dx)f(x)|dx ・・・ (1)
θa=tan−1(Δa) ・・・ (2)
を用いて求めることができる。ここで、Lは測定長さであり、Δaは平均傾斜角θaの正接である。
以上のようなLED2、導光体4、光偏向素子6および光反射素子8からなる面光源装置の発光面(光偏光素子6の出光面62)上に、液晶表示素子を配置することにより液晶表示装置が構成される。図1において、符号Fは、面光源装置と組み合わせて使用される液晶表示素子の有効表示領域に対応する当該面光源装置の発光面の有効発光領域を示す。
本実施形態では、リフレクタ10は、有効発光領域F以外の領域の光偏向素子6、導光体4及び光反射素子8の積層体の端面部並びにLED2を覆うように配置されている。これにより、積層体の端面部から出射する光及びLED2のケースから漏れ出す光をXY面内において良好に拡散させて反射させ導光体4へと再入射させることができ、導光体光出射面43の広い領域へと所要の強度の光を導くことができ、輝度の均斉度の向上に寄与することができる。
液晶表示装置は、図1における上方から液晶表示素子を通して観察者により観察される。十分にコリメートされた狭い分布の光を面光源装置から液晶表示素子に入射させることができるため、液晶表示素子での階調反転等がなく明るさ、色相の均一性の良好な画像表示が得られるとともに、所望の方向に集中した光照射が得られ、この方向の照明に対する一次光源の発光光量の利用効率を高めることができる。
なお、光偏向素子6の出光面62上に、光拡散素子を隣接配置することができる。この光拡散素子により、画像表示の品位低下の原因となるぎらつきや輝度斑などを抑止し、画像表示の品質を向上させることができる。光拡散素子は、光拡散材を混入したシート状のものとすることができ、光偏向素子6の出光面62側にて該光偏向素子6に接合などにより一体化させてもよいし、光偏向素子6上に載置してもよい。光偏向素子6上に載置する場合には、光偏向素子6とのスティッキング防止のために、光拡散素子の光偏向素子6と対向する側の面(光入射側の面)に凹凸構造を付与することが好ましい。更に、光拡散素子の光出射側の面にも、その上に配置される液晶表示素子との間でのスティッキング防止のために、凹凸構造を付与することが好ましい。この凹凸構造は、十点平均粗さが好ましくは0.7°以上、更に好ましくは1.0°以上、より好ましくは1.5°以上となるような構造とすることができる。
次に、以上のような面光源装置用導光体を製造するための本発明による製造方法の実施形態を説明する。
本実施形態では、光出射面43、及び裏面44を形成するための形状転写面を有する成形用型部材を用いて透光性樹脂を成形することを含んで上記の面光源装置用導光体4を製造する。成形用型部材を作製するに際して、型素材をブラスト処理により粗面化して上記形状転写面を形成する。ブラストノズルと型素材との間の距離は、ブラスト処理の簡便さの観点から、一定に維持されるのが好ましい。ブラスト粒子としては、ガラスビーズのような球形状のものやアルミナ粒子のような多角形状のものを使用することができる。
以上のようにして作製された成形用型部材を用いて透光性樹脂(組成物)を成形することで、上記のような導光体が製造される。
以下、実施例及び比較例によって本発明を説明する。
[実施例1]
鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのステンレススチール板を型素材として用い、ガラスビーズ(ポッターズバロティーニ社製J220)を用いて、ステンレススチール板からブラストノズルまでの距離を32cmとして、ブラスト処理を行った。
一方、鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのニッケル−リンメッキ板を型素材として用い、その表面に、図2に示すようなレンズ列形成面からなる導光体裏面44を転写するための形状転写面を切削加工により形成した。レンズ列形成面のレンズ列は、頂部先端曲率半径135μm、配列ピッチ100μm、アスペクト比10であった。また、レンズ列の延びる方向は、上記ステンレス板の長辺と垂直の方向(X方向)になるようにした。
上記2つのステンレススチールからなる成型用型部材を用いて、透明アクリル樹脂組成物を射出成形することにより、短辺220mm、長辺290mmの長方形で、厚みが0.8mmと一定で、一方の面(光出射面43)が粗面からなり、他方の面(裏面44)がレンズ列形成面からなる透明アクリル樹脂製の導光体を得た。
導光体の厚さ0.8mmの長辺側端面(光入射端面41)に対向するようにして、該長辺に沿って等間隔で54個のLED(豊田合成社製E1S62-YWOS7-07)を配置し、更に光源リフレクタ10を配置した。また、導光体の裏面44に対向するようにして光反射素子として光散乱反射シート(東レ社製E6SP)を配置し、光出射面43に対向するようにして光偏向素子として頂角65°でピッチ50μmのレンズ列が多数並列に形成された厚さ155μmのプリズムシート(三菱レイヨン社製M168)を、そのプリズム列形成面が光出射面43に対向するように配置し、図1及び図2に示したような面光源装置を作製した。
上記面光源装置をPC(Dell D620を使用)へ組み立て後に、インストロン社製
の万能材
料試験機ツインコラム試験システム(型式3365A)を用いて、10kgf×5000回、保持時間0.6secの加重試験(先端ゴム圧子φ20mm(W2mm×D5mm×H2.5mm)を天板側に行って得られた面光源装置の発光面を観察したところ、導光体のレンズ列と反射シートの間の擦れに起因する白点は観察されず、輝度均斉度も良好であった。
[実施例2]
鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのステンレススチール板を型素材として用い、ガラスビーズ(ポッターズバロティーニ社製J220)を用いて、ステンレススチール板からブラストノズルまでの距離を32cmとして、ブラスト処理を行った。
一方、鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのニッケル−リンメッキ板を型素材として用い、その表面に、図2に示すようなレンズ列形成面からなる導光体裏面44を転写するための形状転写面を切削加工により形成した。レンズ列形成面のレンズ列は、頂部先端曲率半径225μm、配列ピッチ60μm、アスペクト比30であった。また、レンズ列の延びる方向は、上記ステンレス板の長辺と垂直の方向(X方向)になるようにした。さらにガラスビーズ(ポッターズバロティーニ社製J220)を用いて、ステンレススチール板からブラストノズルまでの距離を52cmとして、ブラスト処理を行った。また、レンズ列には、アスペクト比が19の微細な凹凸形状が形成されていた。
上記2つのステンレススチールからなる成型用型部材を用いて、透明アクリル樹脂組成物を射出成形することにより、短辺220mm、長辺290mmの長方形で、厚みが0.8mmと一定で、一方の面(光出射面43)が粗面からなり、他方の面(裏面44)がレンズ列形成面からなる透明アクリル樹脂製の導光体を得た。
導光体の厚さ0.8mmの長辺側端面(光入射端面41)に対向するようにして、該長辺に沿って等間隔で54個のLED(豊田合成社製E1S62-YWOS7-07)を配置し、更に光源リフレクタ10を配置した。また、導光体の裏面44に対向するようにして光反射素子として光散乱反射シート(東レ社製E6SP)を配置し、光出射面43に対向するようにして光偏向素子として頂角65°でピッチ50μmのプリズム列が多数並列に形成された厚さ155μmのプリズムシート(三菱レイヨン社製M168)を、そのプリズム列形成面が光出射面43に対向するように配置し、図1及び図2に示したような面光源装置を作製した。
上記面光源装置をPC(Dell D620を使用)へ組み立て後に、インストロン社製
の万能材
料試験機ツインコラム試験システム(型式3365A)を用いて、10kgf×5000回、保持時間0.6secの加重試験(先端ゴム圧子φ20mm(W2mm×D5mm×H2.5mm)を天板側に行って得られた面光源装置の発光面を観察したところ、導光体のレンズ列と反射シートの間の擦れに起因する白点は観察されず、輝度均斉度も良好であった。

[実施例3]
鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのステンレススチール板を型素材として用いた。
一方、鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのニッケル−リンメッキ板を型素材として用い、その表面に、図2に示すようなレンズ列形成面からなる導光体裏面44を転写するための形状転写面を切削加工により形成した。レンズ列形成面のレンズ列は、頂部先端曲率半径225μm、配列ピッチ60μm、アスペクト比30であった。また、レンズ列の延びる方向は、上記ステンレス板の長辺と垂直の方向(X方向)になるようにした。
上記2つのステンレススチールからなる成型用型部材を用いて、透明アクリル樹脂組成物を射出成形することにより、短辺220mm、長辺290mmの長方形で、厚みが0.8mmと一定で、一方の面(光出射面43)が平滑面からなり、他方の面(裏面44)がレンズ列形成面からなる透明アクリル樹脂製の導光体を得た。
導光体の厚さ0.8mmの長辺側端面(光入射端面41)に対向するようにして、該長辺に沿って等間隔で54個のLED(豊田合成社製E1S62-YWOS7-07)を配置し、更に光源リフレクタ10を配置した。また、導光体の裏面44に対向するようにして光反射素子として光散乱反射シート(東レ社製E6SP)を配置し、光出射面43に対向するようにして光偏向素子として頂角65°でピッチ50μmのプリズム列が多数並列に形成された厚さ155μmのプリズムシート(三菱レイヨン社製M168)を、そのプリズム列形成面が光出射面43に対向するように配置し、図1及び図2に示したような面光源装置を作製した。
上記面光源装置をPC(Dell D620を使用)へ組み立て後に、10kgf×5000回の荷重試験を行って得られた面光源装置の発光面を観察したところ、導光体のレンズ列と反射シートの間の擦れに起因する白点は観察されず、輝度均斉度も良好であった。
[実施例4](鏡面+ウェーブブラスト)
鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのステンレススチール板を型素材として用いた。
一方、鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのニッケル−リンメッキ板を型素材として用い、その表面に、図2に示すようなレンズ列形成面からなる導光体裏面44を転写するための形状転写面を切削加工により形成した。レンズ列形成面のレンズ列は、頂部先端曲率半径135μm、配列ピッチ100μm、アスペクト比10であった。また、レンズ列の延びる方向は、上記ステンレス板の長辺と垂直の方向(X方向)になるようにした。さらにガラスビーズ(ポッターズバロティーニ社製J220)を用いて、ステンレススチール板からブラストノズルまでの距離を52cmとして、ブラスト処理を行った。
上記2つのステンレススチールからなる成型用型部材を用いて、透明アクリル樹脂組成物を射出成形することにより、短辺220mm、長辺290mmの長方形で、厚みが0.8mmと一定で、一方の面(光出射面43)が平滑面からなり、他方の面(裏面44)がレンズ列形成面からなる透明アクリル樹脂製の導光体を得た。また、レンズ列には、アスペクト比が19の微細な凹凸形状が形成されていた。
導光体の厚さ0.8mmの長辺側端面(光入射端面41)に対向するようにして、該長辺に沿って等間隔で54個のLED(豊田合成社製E1S62-YWOS7-07)を配置し、更に光源リフレクタ10を配置した。また、導光体の裏面44に対向するようにして光反射素子として光散乱反射シート(東レ社製E6SP)を配置し、光出射面43に対向するようにして光偏向素子として頂角65°でピッチ50μmのプリズム列が多数並列に形成された厚さ155μmのプリズムシート(三菱レイヨン社製M168)を、そのプリズム列形成面が光出射面43に対向するように配置し、図1及び図2に示したような面光源装置を作製した。
上記面光源装置をPC(Dell D620を使用)へ組み立て後に、インストロン社製
の万能材
料試験機ツインコラム試験システム(型式3365A)を用いて、10kgf×5000回、保持時間0.6secの加重試験(先端ゴム圧子φ20mm(W2mm×D5mm×H2.5mm)を天板側に行って得られた面光源装置の発光面を観察したところ、導光体のレンズ列と反射シートの間の擦れに起因する白点は観察されなかった。
[比較例1]
鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのステンレススチール板を型素材として用い、ガラスビーズ(ポッターズバロティーニ社製J220)を用いて、ステンレススチール板からブラストノズルまでの距離を32cmとして、ブラスト処理を行った。
一方、鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmの別のニッケル−リンメッキ板を型素材として用い、その表面に、図2に示すようなレンズ列形成面からなる導光体裏面44を転写するための形状転写面を切削加工により形成した。レンズ列形成面のレンズ列は、頂部先端曲率半径30μm、配列ピッチ50μm、アスペクト比4.4であった。
また、レンズ列の延びる方向は、上記ステンレス板の長辺と垂直の方向(X方向)になるようにした。
上記2つのステンレススチールからなる成型用型部材を用いて、透明アクリル樹脂組成物を射出成形することにより、短辺220mm、長辺290mmの長方形で、厚みが0.8mmと一定で、一方の面(光出射面43)が粗面からなり、他方の面(裏面44)がレンズ列形成面からなる透明アクリル樹脂製の導光体を得た。
導光体の厚さ0.8mmの長辺側端面(光入射端面41)に対向するようにして、該長辺に沿って等間隔で54個のLED(豊田合成社製E1S62-YWOS7-07)を配置し、更に光源リフレクタ10を配置した。また、導光体の裏面44に対向するようにして光反射素子として光散乱反射シート(東レ社製E6SP)を配置し、光出射面43に対向するようにして光偏向素子として頂角65°でピッチ50μmのプリズム列が多数並列に形成された厚さ155μmのプリズムシート(三菱レイヨン社製M168)を、そのプリズム列形成面が光出射面43に対向するように配置し、図1及び図2に示したような面光源装置を作製した。
上記面光源装置をPC(Dell D620を使用)へ組み立て後に、インストロン社製
の万能材
料試験機ツインコラム試験システム(型式3365A)を用いて、10kgf×5000回、保持時間0.6secの加重試験(先端ゴム圧子φ20mm(W2mm×D5mm×H2.5mm)を天板側に行って得られた面光源装置の発光面を観察したところ、導光体のレンズ列と反射シートの間の擦れに起因する白点が観察され、画面品が損なわれていた。その白点部分を顕微鏡にて観察したところ、導光体表面がつぶれた形状となっていた。輝度均斉度は良好であった。
[比較例2]
鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmのステンレススチール板を型素材として用い、ガラスビーズ(ポッターズバロティーニ社製J220)を用いて、ステンレススチール板からブラストノズルまでの距離を32cmとして、ブラスト処理を行った。
一方、鏡面仕上げをした有効面積195mm(X方向寸法)×307mm(Y方向寸法)、厚さ3mmの別のニッケル−リンメッキ板を型素材として用い、その表面に、図2に示すようなレンズ列形成面からなる導光体裏面44を転写するための形状転写面を切削加工により形成した。レンズ列形成面のレンズ列は、頂部先端曲率半径7800μm、配列ピッチ250μm、アスペクト比250であった。また、レンズ列の延びる方向は、上記ステンレス板の長辺と垂直の方向(X方向)になるようにした。
上記2つのステンレススチールからなる成型用型部材を用いて、透明アクリル樹脂組成物を射出成形することにより、短辺220mm、長辺290mmの長方形で、厚みが0.8mmと一定で、一方の面(光出射面43)が粗面からなり、他方の面(裏面44)がレンズ列形成面からなる透明アクリル樹脂製の導光体を得た。
導光体の厚さ0.8mmの長辺側端面(光入射端面41)に対向するようにして、該長辺に沿って等間隔で54個のLED(豊田合成社製E1S62-YWOS7-07)を配置し、更に光源リフレクタ10を配置した。また、導光体の裏面44に対向するようにして光反射素子として光散乱反射シート(東レ社製E6SP)を配置し、光出射面43に対向するようにして光偏向素子として頂角65°でピッチ50μmのプリズム列が多数並列に形成された厚さ155μmのプリズムシート(三菱レイヨン社製M168)を、そのプリズム列形成面が光出射面43に対向するように配置し、図1及び図2に示したような面光源装置を作製した。
上記面光源装置をPC(Dell D620を使用)へ組み立て後に、インストロン社製
の万能材
料試験機ツインコラム試験システム(型式3365A)を用いて、10kgf×5000回、保持時間0.6secの加重試験(先端ゴム圧子φ20mm(W2mm×D5mm×H2.5mm)を天板側に行って得られた面光源装置の発光面を観察したところ、導光体のレンズ列と反射シートの間の擦れに起因する白点は観察されなかったが、導光体出射光のYZ面内での指向性を高めることができず輝度均斉度は良好でなかった。
本発明に掛る面光源装置の図である。 本発明に掛る面光源装置の一部を示した図である。 導光体と、導光体に設けられる光偏向素子とを示す図である。 本発明に掛る導光体の断面図である。
符号の説明
2 LED
4 導光体
41 光入射端面
42 反対端面
43 光出射面
44 裏面
44a レンズ列
6 光偏向素子
61 入光面
61a プリズム列
62 出光面
8 光反射素子
10 リフレクタ
F 有効発光部

Claims (1)

  1. 光入射面と、光出射面と、前記光出射面の反対側に位置する裏面と、を備える板状の導光体であって、前記導光体の前記裏面には前記光入射面と略直行するレンズ列が繰り返し設けられており、前記レンズ列のピッチと高さとのアスペクト比が7〜30であり、前記レンズ列の先端が曲面であることを特徴とする面光源装置用導光体。
JP2008223361A 2008-07-22 2008-09-01 面光源装置及びそれに用いる導光体 Expired - Fee Related JP5585806B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008223361A JP5585806B2 (ja) 2008-07-22 2008-09-01 面光源装置及びそれに用いる導光体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008188676 2008-07-22
JP2008188676 2008-07-22
JP2008223361A JP5585806B2 (ja) 2008-07-22 2008-09-01 面光源装置及びそれに用いる導光体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010050070A JP2010050070A (ja) 2010-03-04
JP2010050070A5 JP2010050070A5 (ja) 2011-09-29
JP5585806B2 true JP5585806B2 (ja) 2014-09-10

Family

ID=42066971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008223361A Expired - Fee Related JP5585806B2 (ja) 2008-07-22 2008-09-01 面光源装置及びそれに用いる導光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5585806B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6068851B2 (ja) * 2012-07-19 2017-01-25 住友化学株式会社 導光板

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11305011A (ja) * 1998-04-22 1999-11-05 Dainippon Printing Co Ltd レンズフィルム及び面光源装置
JP4460141B2 (ja) * 2000-10-25 2010-05-12 日本ライツ株式会社 両面成形導光板および平面照明装置
JP4761422B2 (ja) * 2001-09-07 2011-08-31 三菱レイヨン株式会社 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP4156972B2 (ja) * 2003-05-16 2008-09-24 三菱電機株式会社 面状光源装置およびそれを用いた表示装置
JP4239700B2 (ja) * 2003-06-17 2009-03-18 オムロン株式会社 面光源装置及び当該面光源装置を用いた機器
JP4494177B2 (ja) * 2004-12-01 2010-06-30 三菱レイヨン株式会社 面光源装置用導光体及び面光源装置並びに型部材の製造方法
JP4182075B2 (ja) * 2005-03-10 2008-11-19 日本ライツ株式会社 導光板および平面照明装置
CN101292178B (zh) * 2005-10-17 2011-01-26 三菱丽阳株式会社 棱镜片及其制造方法以及面光源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010050070A (ja) 2010-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011043466A1 (ja) 画像表示装置
JP5424901B2 (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JPWO2004016985A1 (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP5377121B2 (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP4761472B2 (ja) 面光源装置用導光体及びその製造方法並びに面光源装置
JP5527711B2 (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP5585806B2 (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP5644413B2 (ja) 導光体、面光源装置及び画像表示装置
JP2006108032A (ja) 面光源装置用導光体及びその製造方法並びに面光源装置
WO2005073624A1 (ja) 面光源装置用導光体及びその製造方法並びに面光源装置
JP2012113890A (ja) 導光体、面光源装置及び画像表示装置
JP2012098595A (ja) 導光体製造用型部材及びその製造方法
JP4716876B2 (ja) 面光源装置用導光体及びその製造方法並びに面光源装置
JP2010040429A (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP2010251246A (ja) 導光体、該導光体を用いた面光源装置、および該面光源装置を用いた表示装置
JP5439051B2 (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP5348960B2 (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP2012038423A (ja) 導光体および面光源装置
JP2011165677A (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体
JP2012042502A (ja) 光偏向素子及び面光源装置
JP5495585B2 (ja) 光偏向素子及び光源装置
JP2010140853A (ja) 面光源装置用導光体成形型の製造方法
JP5438989B2 (ja) 面光源装置用導光体および面光源装置
JP2011222284A (ja) 面光源装置用導光体および該導光板成形型の製造方法
JP4372665B2 (ja) 面光源装置及びそれに用いる導光体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110811

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121011

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140709

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees