JP5585720B2 - オペレータ評価支援装置、オペレータ評価支援方法及びオペレータ評価支援プログラムを記録した記憶媒体 - Google Patents

オペレータ評価支援装置、オペレータ評価支援方法及びオペレータ評価支援プログラムを記録した記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明はコールセンタのオペレータの評価を支援するオペレータ評価支援装置、オペレータ評価支援方法及びオペレータ評価支援プログラムを記録した記憶媒体に関する。
近年、コールセンタではオペレータの通話品質の向上が重要視されている。オペレータの通話品質の評価は、例えばオペレータを統括するスーパーバイザが、各オペレータの通話品質を評価する。通話品質を評価する観点の一つとしては例えばオペレータの発話と質問者との発話との重畳(被り)がある。オペレータと顧客との発話が重畳すると、オペレータの通話品質を低く評価する技術は従来から知られている(特許文献1参照)。
特開2007−288242号公報
しかしながら、実際の顧客対応における通話においては、オペレータと顧客との発話が重畳しても、必ずしもオペレータが悪いとは判定できない場面が存在する。例えば、顧客がスムーズに説明できずシドロモドロに話しているときに、オペレータが顧客の発話に被せて「つまり、…なんですね。」などと、顧客に代わりに簡潔に顧客の質問をまとめて顧客の質問意図を確認する場合がある。このような場合は、オペレータの通信品質を低く評価する必要性がない。しかし、従来技術では、このような場面であるか否かを客観的に判断することができない。
このように、オペレータと顧客との発話が重畳するとオペレータの通話品質を低く評価する技術では、オペレータの通話品質を誤って評価する可能性があるという問題があった。したがって、スーパーバイザはオペレータの通話品質を正確に評価できず、その結果、適切に指導できないことがあった。
本発明の一実施形態は、オペレータの通話品質の評価を精度良く行うことが可能なオペレータ評価支援装置、オペレータ評価支援方法及びオペレータ評価支援プログラムを記録した記憶媒体を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態のオペレータ評価支援装置は、顧客からの電話にオペレータが対応する通話に基づき該オペレータを評価するオペレータ評価支援装置であって、通話における、顧客およびオペレータの発話の時間を記録する発話記録手段と、前記通話について、前記発話記録手段を参照し、前記顧客の発話中に開始された前記オペレータの発話である重畳発話を特定する重畳特定手段と、前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の音質と基準の音質との比較に基づき、前記重畳発話から問題重畳発話を特定する問題重畳特定手段と、前記通話について、前記発話記録手段を参照し、特定した前記問題重畳発話を示す通話情報を作成する通話情報作成手段と、作成した前記通話情報を、オペレータを評価する管理者が使用する管理者端末に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
なお、本発明の一実施形態の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明の一実施形態によれば、オペレータの通話品質の評価を精度良く行うことが可能なオペレータ評価支援装置、オペレータ評価支援方法及びオペレータ評価支援プログラムを記録した記憶媒体を提供可能である。
本実施例のコールセンタシステムの一例の構成図である。 サーバの一例のハードウェア構成図である。 オペレータ端末及び管理者端末の一例のハードウェア構成図である。 サーバの一例の機能構成図である。 顧客DBの一例の構成図である。 発話時刻DBの一例の構成図である。 質問DBの一例の構成図である。 オペレータDBの一例の構成図である。 音声DBの一例の構成図である。 重畳評価DBの一例の構成図である。 回数評価DBの一例の構成図である。 通話プログラムによる処理の一例のフローチャートである。 録音処理の一例のフローチャートである。 オペレータ発話確認処理の一例のフローチャートである。 顧客発話確認処理の一例のフローチャートである。 OP評価プログラムによる処理の一例のフローチャート(1/2)である。 OP評価プログラムによる処理の一例のフローチャート(2/2)である。 処理範囲選択画面の一例のイメージ図である。 表作成テーブル(ワーク)の一例の構成図である。 基準平均音量計算処理の一例のフローチャートである。 オペレータ及び顧客の発話と、基準平均音量と、顧客の発話内平均音量とを表した一例のイメージ図である。 発話表作成処理の一例のフローチャートである。 発話表の一例の画面イメージ図である。 オペレータ端末の一例の機能構成図である。 管理者端末の一例の機能構成図である。 管理者端末の処理の一例のフローチャートである。
1 サーバ
2 オペレータ端末
3 管理者端末
4 顧客端末
11 顧客DB
12 発話時刻DB
13 質問DB
14 オペレータDB
15 音声DB
16 重畳評価DB
17 回数評価DB
21 通話プログラム
22 OP(オペレータ)評価プログラム
31 オペレータ用プログラム
41 管理者端末用プログラム
51 入力装置
52 表示装置
53 本体
61 主記憶装置
62 演算処理装置
63 インターフェース装置
64 記録媒体読取装置
65 補助記憶装置
66 記録媒体
67 バス
70 本体
71 ディスプレイ装置
72 ポインティングデバイス
73 キーボード
74 ヘッドセット
81 主記憶装置
82 CPU
83 補助記憶装置
84 画像処理部
85 I/O処理部
86 音声処理部
87 ネットワークカード
88 内部バス
91 スピーカ
92 マイク
101 顧客情報送信手段
102 顧客情報取得手段
103 呼接続手段
104 オペレータ決定手段
105 呼受信手段
106 顧客音声記録手段
107 OP音声記録手段
108 音声切り分け手段
109 評価情報送付手段
110 OP評価手段
111 重畳時間取得手段
112 OP評価依頼受付手段
124 顧客情報取得手段
125 顧客情報表示手段
126 音声出力手段
127 音声入力手段
128 呼通信手段
131 OP評価依頼手段
132 OP評価情報受信手段
133 OP評価情報表示手段
200 処理範囲選択画面
201 表作成テーブル(ワーク)
211〜215 発話
221 基準平均音量
222 発話内平均音量
300 発話表
301 問題となる発話
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
図1は本実施例のコールセンタシステムの一例の構成図である。図1のコールセンタシステムはサーバ1、オペレータ端末2、管理者端末3、顧客端末4を有する構成である。なお、サーバ1はオペレータ評価支援装置の一例である。
サーバ1はオペレータ端末2、管理者端末3、顧客端末4とインターネットやLAN(Local Area Network)、公衆網などの所定のネットワークを介して接続されている。
サーバ1は顧客DB11、発話時刻DB12、質問DB13、オペレータDB14、音声DB15、重畳評価DB16、回数評価DB17、通話プログラム21及びOP(オペレータ)評価プログラム22を有する。また、オペレータ端末2はオペレータ用プログラム31を有する。管理者端末3は管理者端末用プログラム41を有する。管理者端末3は管理者の一例としてのスーパーバイザが操作する。
サーバ1は通話プログラム21及びOP評価プログラム22を実行する。サーバ1は通話プログラム21を実行することにより、顧客端末4とオペレータ端末2との接続、通話の録音、オペレータ端末2への顧客の情報の送信などを行う。
また、サーバ1はOP評価プログラム22を実行することで、スーパーバイザがオペレータを評価する為の情報の作成、スーパーバイザがオペレータを評価する為の情報の管理者端末3への送信などを行う。
オペレータ端末2はオペレータ用プログラム31を実行する。オペレータ端末2はオペレータ用プログラム31を実行することで、サーバ1から受信した顧客の情報の表示などを行う。管理者端末3は管理者端末用プログラムを実行する。
管理者端末3は管理者端末用プログラムを実行することで、サーバ1から受信したスーパーバイザがオペレータを評価する為の情報の表示などを行う。なお、顧客端末4は電話機や電話機能を有するPCなど、電話機能を有している機器であればよい。
顧客DB11は顧客に関する情報を記録する。発話時刻DB12は顧客及びオペレータの発話のタイミングなど、顧客及びオペレータの発話に関する情報を記録する。質問DB13は顧客からの問い合わせに関する情報を記録する。オペレータDB14はオペレータの状況(通話中、空き等)に関する情報を記録する。
音声DB15は音声ファイルに関する情報を記録する。重畳評価DB16は重畳時間に基づいた評価に関する情報を記録する。回数評価DB17は問題となる重畳回数(問題重畳回数)に基づいた評価に関する情報を記録する。
図2はサーバの一例のハードウェア構成図である。図2に示すサーバ1は、入力装置51、表示装置52、本体53を有する。本体53はバス67で相互に接続されている主記憶装置61、演算処理装置62、インターフェース装置63、記録媒体読取装置64及び補助記憶装置65を有する。また、バス67には入力装置51及び表示装置52が接続されている。
バス67で相互に接続された入力装置51、表示装置52、主記憶装置61、演算処理装置62、インターフェース装置63、記録媒体読取装置64及び補助記憶装置65は、演算処理装置62による管理下で相互にデータの送受を行うことができる。演算処理装置62はサーバ1全体の動作制御を司る中央処理装置である。
インターフェース装置63はオペレータ端末2、管理者端末3、顧客端末4などからのデータを受信し、そのデータの内容を演算処理装置62に渡す。さらにインターフェース装置63は演算処理装置62からの指示に応じてオペレータ端末2、管理者端末3、顧客端末4などにデータを送信する。
補助記憶装置65には、オペレータ評価支援装置と同様の機能をサーバ1に発揮させるプログラムの一部として、少なくともオペレータ評価支援装置における処理をコンピュータに実行させるオペレータ評価支援プログラムが記憶されている。オペレータ評価支援プログラムには、通話プログラム21及びOP評価プログラム22が含まれる。
そして、演算処理装置62がオペレータ評価支援プログラムを補助記憶装置65から読み出して実行することで、サーバ1はオペレータ評価支援装置として機能するようになる。オペレータ評価支援プログラムは演算処理装置62とアクセス可能な主記憶装置61に格納されていても良い。入力装置51は演算処理装置62の管理下でデータの入力を受付ける。オペレータ評価支援プログラムはサーバ1が読み取り可能な記録媒体66に記録しておくことができる。
サーバ1で読み取り可能な記録媒体66には、磁気記録媒体、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録媒体には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)などがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc − Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。また、光磁気記録媒体には、MO(Magneto − Optical disk)などがある。
オペレータ評価支援プログラムを流通させる場合には、例えば、オペレータ評価支援プログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型の記録媒体66が販売されることが考えられる。
オペレータ評価支援プログラムを実行するサーバ1は、例えば記録媒体読取装置64がオペレータ評価支援プログラムを記録した記録媒体66から、オペレータ評価支援プログラムを読み出す。演算処理装置62は、読み出されたオペレータ評価支援プログラムを主記憶装置61若しくは補助記憶装置65に格納する。サーバ1は自己の記憶装置である主記憶装置61若しくは補助記憶装置65からオペレータ評価支援プログラムを読み取り、オペレータ評価支援プログラムに従った処理を実行する。
図3はオペレータ端末及び管理者端末の一例のハードウェア構成図である。オペレータ端末2及び管理者端末3のハードウェア構成は同様である。そこで、ここではオペレータ端末2のハードウェア構成について説明する。管理者端末3のハードウェア構成についての説明は省略する。
図3のオペレータ端末2は、本体70、ディスプレイ装置71、ポインティングデバイス72、キーボード73、ヘッドセット74を有する。本体70は内部バス88で相互に接続されている主記憶装置81、CPU82、補助記憶装置83、画像処理部84、I/O処理部85、音声処理部86、ネットワークカード87を有する。ヘッドセット74はスピーカ91、マイク92を有する。
内部バス88で相互に接続されている主記憶装置81、補助記憶装置83、画像処理部84、I/O処理部85、音声処理部86、ネットワークカード87はCPU82による管理下で相互にデータの送受を行うことができる。CPU82はオペレータ端末2全体の動作制御を司る中央処理装置である。
画像処理部84はディスプレイ装置71での画像の表示に必要な各種処理を行うものである。I/O処理部85はポインティングデバイス72及びキーボード73とのデータ入出力を処理する。音声処理部86はヘッドセット74のスピーカ91及びマイク92との間でやり取りする音声データを処理する。
ネットワークカード87はサーバ1などからのデータを受信し、そのデータの内容をCPU82に渡す。さらに、ネットワークカード87はCPU82からの指示に応じてサーバ1などにデータを送信する。
オペレータ端末2には例えばオペレータ用プログラム31がインストールされている。オペレータ端末2はオペレータ用プログラム31を実行する。主記憶装置81には、オペレータ端末2を動作させるプログラムの一部として、少なくともオペレータ用プログラム31が記憶されている。CPU82はオペレータ用プログラム31を主記憶装置81から読み出して実行する。
オペレータ用プログラム31はオペレータ端末2が読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。オペレータ用プログラム31を流通させる場合には例えばオペレータ用プログラム31が記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型の記録媒体を販売することが考えられる。インターネット上にあるアプリ配布機構を用いる事も考えられる。
オペレータ用プログラム31を実行するオペレータ端末2は、オペレータ用プログラム31を記録した記録媒体からオペレータ用プログラム31を読み出す。CPU82は、オペレータ用プログラム31を主記憶装置81に格納する。CPU82は、主記憶装置81からオペレータ用プログラム31を読み取り、オペレータ用プログラム31に従った処理を実行する。
図4はサーバの一例の機能構成図である。サーバ1は、顧客DB11、発話時刻DB12、質問DB13、オペレータDB14、音声DB15、重畳評価DB16及び回数評価DB17を有する。
サーバ1は通話プログラム21を実行することで、顧客情報送信手段101、顧客情報取得手段102、呼接続手段103、オペレータ決定手段104、呼受信手段105、顧客音声記録手段106、OP音声記録手段107、音声切り分け手段108を実現する。
また、サーバ1はOP評価プログラム22を実行することで、評価情報送付手段109、OP評価手段110、重畳時間取得手段111、OP評価依頼受付手段112を実現する。
顧客情報送信手段101は顧客の情報をオペレータ端末2に送信する。顧客情報取得手段102は顧客DB11から顧客の情報を取得する。呼接続手段103はオペレータ端末2と顧客端末4とを接続する。オペレータ決定手段104は通話中でないオペレータをオペレータDB14から決定する。呼受信手段105は顧客端末4からの呼を受信する。
顧客音声記録手段106は顧客の音声データを音声ファイルに書き込む。顧客音声記録手段106は顧客の発話開始時刻、発話終了時刻を発話時刻DB12に書き込む。OP音声記録手段107は、オペレータの音声データを音声ファイルに書き込む。OP音声記録手段107は、オペレータの発話開始時刻、発話終了時刻を発話時刻DB12に書き込む。
音声切り分け手段108は顧客の音声データとオペレータの音声データとを切り分ける。例えば音声切り分け手段108は例えば音声データの右チャネルを顧客の音声データとして切り分け、音声データの左チャネルをオペレータの音声データとして切り分ける。
評価情報送付手段109は評価情報を管理者端末3に送信する。OP評価手段110は重畳評価DB16及び回数評価DB17を用いて、後述のようにオペレータの評価を行う。重畳時間取得手段111は、発話時刻DB12から顧客の発話とオペレータの発話との重畳時間を取得する。OP評価依頼受付手段112は管理者端末3からオペレータの評価依頼を受ける。
図5は顧客DBの一例の構成図である。顧客DB11はデータ項目として顧客ID、電話番号、顧客、住所、購入製品型番、購入店を含む。
データ項目「顧客ID」は顧客を一意に識別するための識別情報である。データ項目「電話番号」は顧客の電話番号である。データ項目「顧客」は顧客の名前である。データ項目「住所」は顧客の住所である。データ項目「購入製品型番」は顧客が購入した製品の型番である。データ項目「購入店」は顧客が製品を購入した購入店である。
図6は発話時刻DBの一例の構成図である。発話時刻DB12は、データ項目としてコールID、時刻、イベント、発話内平均音量を含む。データ項目「コールID」は呼を一意に識別するための識別情報である。データ項目「時刻」はイベントが発生した時刻である。データ項目「イベント」はオペレータや顧客の発話の開始や発話の終了などのイベントを表している。データ項目「発話内平均音量」は発話内における顧客の平均音量を表している。発話時刻DB12はオペレータ及び顧客の発話開始の時刻、発話開始の時刻及び発話内における顧客の平均音量をコールIDと対応付けて記録している。
図7は質問DBの一例の構成図である。質問DB13はデータ項目としてコールID、問い合わせ日、問い合わせ時刻、問い合わせ顧客、対応オペレータ及び音声ファイルを含む。
データ項目「コールID」は呼を一意に識別するための識別情報である。データ項目「問い合わせ日」は顧客からの呼を受信した日である。データ項目「問い合わせ時刻」は顧客からの呼を受信した時刻である。データ項目「問い合わせ顧客」は問い合わせを行った顧客の顧客IDである。データ項目「対応オペレータ」は顧客からの問い合わせに対応したオペレータのオペレータIDである。データ項目「音声ファイル」はコールIDに対応する呼の通話を録音した音声ファイルのファイル名である。
図8はオペレータDBの一例の構成図である。オペレータDB14はデータ項目としてオペレータID、オペレータ名、状況を含む。オペレータDB14は、オペレータ毎に通話中又は空き等の状況を記録している。
データ項目「オペレータID」は、オペレータを一意に識別するための識別情報である。データ項目「オペレータ名」はオペレータの名前である。また、データ項目「状況」はオペレータが顧客からの問い合わせに対応できるか否かを示す情報である。
図9は音声DBの一例の構成図である。音声DB15はデータ項目としてコールID、音声ファイル名、左チャネル発話者、右チャネル発話者を含む。音声DB15はコールID毎に音声ファイル名、左チャネル発話者、右チャネル発話者を記録している。
データ項目「コールID」は呼を一意に識別するための識別情報である。データ項目「音声ファイル名」はコールIDに対応する呼の通話を録音した音声ファイルのファイル名である。データ項目「左チャネル発話者」は左チャネルに書き込まれた音声データの発話者である。また、データ項目「右チャネル発話者」は右チャネルに書き込まれた音声データの発話者である。
図10は重畳評価DBの一例の構成図である。重畳評価DB16はデータ項目として一回重畳時間(秒)と、評価点とを含む。重畳評価DB16は一回重畳時間ごとに評価点を記録している。データ項目「一回重畳時間」はオペレータの発話と顧客の発話とが重畳している時間を表している。
図11は回数評価DBの一例の構成図である。回数評価DB17はデータ項目として問題重畳回数と、評価点とを含む。回数評価DB17は問題重畳回数ごとに評価点を記録している。データ項目「問題重畳回数」はオペレータの発話が顧客の発話に被った(重畳した)部分のうち、問題となる部分(問題重畳)の回数を表している。なお、問題重畳についての詳細は後述する。
図12は通話プログラムによる処理の一例のフローチャートである。ステップS1において、サーバ1の呼受信手段105は顧客端末4からの呼を受信するまで待機する。顧客端末4からの呼を受信すると、呼受信手段105はステップS2においてコールIDの生成を行う。
ステップS3において、オペレータ決定手段104はオペレータDB14を参照して、データ項目「状況」が空きの(通話中でない)オペレータが存在するか否かを判定する。空きのオペレータが存在しなければ、オペレータ決定手段104はステップS4において、呼を受信した顧客を待ち行列に入れる。
そして、空きのオペレータが存在すると判定できるまで、オペレータ決定手段104は待機する。空きのオペレータが存在すると判定できると、オペレータ決定手段104は空きのオペレータと顧客との呼接続手段103に呼接続を要求する。
ステップS5において、呼接続手段103は空きのオペレータを一人選択し、選択したオペレータのオペレータ端末2と顧客端末4とを接続する。ステップS6において、オペレータ決定手段104はオペレータDB14の選択したオペレータのデータ項目「状況」を通話中にする。そして、ステップS7において、呼接続手段103は通話の記録を開始する。通話の記録は例えば録音処理により行われる。
また、通話の記録が開始されると、ステップS8において、顧客情報取得手段102は顧客DB11から呼の電話番号に基づいて顧客の情報を取得する。ステップS9において、顧客情報送信手段101は顧客DB11から取得した顧客の情報をオペレータ端末2に送信する。
ステップS10において、呼接続手段103は通話が終了するまで待機する。通話が終了すると、ステップS11において、呼接続手段103は音声ファイルをクローズする。ステップS12において、呼接続手段103は音声DB15に、終了した通話の音声ファイルに関するレコードを登録する。
ステップS13において、オペレータ決定手段104はオペレータDB14の通話が終了したオペレータのデータ項目「状況」を空きにする。ステップS14において、オペレータ決定手段104は終了した通話に関するレコードを質問DB13へ追加する。
図13は録音処理の一例のフローチャートである。呼接続手段103はステップS21において、音声ファイルをオープンする。ステップS22において、顧客音声記録手段106は顧客の発話状態を未発話とする。OP音声記録手段107はオペレータの発話状態を未発話とする。ステップS23において、顧客音声記録手段106及びOP音声記録手段107は通話が終了するまでステップS24〜S26の処理を繰り返す。
ステップS24において、顧客音声記録手段106は音声切り分け手段108が切り分けた顧客の音声データのうち、20ミリ秒分の顧客の音声データを受信して音声ファイルに書き込む。OP音声記録手段107は音声切り分け手段108が切り分けたオペレータの音声データのうち、20ミリ秒分のオペレータの音声データを受信して音声ファイルに書き込む。
ステップS25において、OP音声記録手段107は後述のオペレータ発話確認処理を行い、オペレータの発話開始時刻、発話終了時刻を確認して発話時刻DB12に書き込む。また、ステップS26において、顧客音声記録手段106は後述の顧客発話確認処理を行い、顧客の発話開始時刻、発話終了時刻、顧客の発話内平均音量を確認して発話時刻DB12に書き込む。
図14はオペレータ発話確認処理の一例のフローチャートである。ステップS31において、OP音声記録手段107は20ミリ秒分のオペレータの音声データの最大音量(v1)を取得する。
ステップS32において、OP音声記録手段107はオペレータの音声データの最大音量(v1)と無音と判断する音量(v0)とを比較し、v1>v0であるか否かを判定する。
v1>v0であると判定すると、OP音声記録手段107はステップS33においてオペレータの発話状態が未発話か否かを判定する。オペレータの発話状態が未発話であれば、OP音声記録手段107はステップS34において現在時刻をオペレータの発話開始の時刻として発話時刻DB12に記録する。
OP音声記録手段107はステップS35において、オペレータの発話状態を発話中にしたあと、図14のオペレータ発話確認処理を終了する。OP音声記録手段107は、ステップS33においてオペレータの発話状態が未発話でなければ図14のオペレータ発話確認処理を終了する。
v1>v0でないと判定すると、OP音声記録手段107はステップS36においてオペレータの発話状態が発話中か否かを判定する。オペレータの発話状態が発話中であれば、OP音声記録手段107はステップS37において現在時刻をオペレータの発話終了の時刻として発話時刻DB12に記録する。
OP音声記録手段107はステップS38において、オペレータの発話状態を未発話にしたあと、図14のオペレータ発話確認処理を終了する。OP音声記録手段107は、ステップS36においてオペレータの発話状態が発話中でなければ図14のオペレータ発話確認処理を終了する。
図15は顧客発話確認処理の一例のフローチャートである。ステップS41において、顧客音声記録手段106は20ミリ秒分の顧客の音声データの最大音量(v1)を取得する。
ステップS42において、顧客音声記録手段106は顧客の音声データの最大音量(v1)と無音と判断する音量(v0)とを比較し、v1>v0であるか否かを判定する。
v1>v0であると判定すると、顧客音声記録手段106はステップS43において顧客の発話状態が未発話か否かを判定する。顧客音声記録手段106は顧客の発話状態が未発話であれば、ステップS44において現在時刻を顧客の発話開始の時刻として発話時刻DB12に記録する。
ステップS45において、顧客音声記録手段106は音量合計値(v1s)をv1とする。ステップS46において、顧客音声記録手段106は顧客の発話状態を発話中にしたあと、図15の顧客発話確認処理を終了する。
顧客音声記録手段106は、ステップS43において顧客の発話状態が未発話でなければ、ステップS47において、v1sにv1を加算した値を新たな音量合計値(v1s)とする。そして、顧客音声記録手段106は図15の顧客発話確認処理を終了する。
v1>v0でないと判定すると、顧客音声記録手段106はステップS48において顧客の発話状態が発話中か否かを判定する。顧客音声記録手段106は顧客の発話状態が発話中であれば、ステップS49において現在時刻を顧客の発話終了の時刻とする。
顧客音声記録手段106はステップS50において、発話内平均音量(v3)を以下の式(1)で計算する。なお、式(1)における50は、1秒当たりのデータ取得数を表している。
Figure 0005585720

ステップS51において、顧客音声記録手段106は顧客の発話終了の時刻を発話時刻DB12に記録すると共に、発話内平均音量(v3)を発話時刻DB12に記録する。
ステップS52において、顧客音声記録手段106は顧客の発話状態を未発話にしたあと、図15の顧客発話確認処理を終了する。なお、顧客音声記録手段106はステップS48において、顧客の発話状態が発話中でなければ図15の顧客発話確認処理を終了する。
図16A、図16BはOP評価プログラムによる処理の一例のフローチャートである。OP評価依頼受付手段112はステップS61において、管理者端末3から評価依頼を受け付けるまで待機する。管理者端末3から評価依頼を受けると、OP評価依頼受付手段112はステップS62において、後述の処理範囲選択画面を管理者端末3に送信する。
処理範囲選択画面を受信した管理者端末3は後述の処理範囲選択画面を表示して管理者に処理範囲の選択情報を入力させる。管理者端末3は管理者から入力された処理範囲の選択情報をサーバ1に送信する。ステップS63において、OP評価依頼受付手段112は処理範囲の選択情報を管理者端末3から受信する。
ステップS64において、重畳時間取得手段111は管理者端末3から受信した処理範囲の選択情報に対応する最初又は次のコールIDを、質問DB13から取得する。ステップS65において、重畳時間取得手段111は取得したコールIDを用いて発話時刻DB12から情報を取得し、後述の表作成テーブル(ワーク)に発話開始時刻、発話終了時刻、発話者、発話内平均音量、問題フラグなどのデータ項目を有するレコードを追加する。
ステップS66において、重畳時間取得手段111は問題重畳発話回数を初期化する。初期化は例えば0設定である。ステップS67において、重畳時間取得手段111は累積減点数を初期化する。
ステップS68において、重畳時間取得手段111は最初又は次の顧客発話を後述の表作成テーブルから取得できるか否かを判定する。最初又は次の顧客発話を取得できると判定すると、重畳時間取得手段111はステップS69において、顧客発話中に開始された最初又は次のオペレータ発話を後述の表作成テーブルから取得できるか否かを判定する。
顧客発話中に開始された最初又は次のオペレータ発話を取得できると判定した場合、重畳時間取得手段111はステップS70において、顧客発話中に開始された最初又は次のオペレータ発話が顧客発話中に終了しているか否かを判定する。
顧客発話中に開始された最初又は次のオペレータ発話が顧客発話中に終了していれば、重畳時間取得手段111はステップS71においてオペレータ発話時間を重畳時間とする。
顧客発話中に開始された最初又は次のオペレータ発話が顧客発話中に終了していなければ、重畳時間取得手段111はステップS72においてオペレータ発話開始時刻から顧客発話終了時刻までを重畳時間とする。
ステップS73において、OP評価手段110は後述の基準平均音量計算処理を行う。ステップS74において、OP評価手段110は次の顧客発話の発話内平均音量を後述の表作成テーブルから取得できたか否かを判定する。
次の顧客発話の発話内平均音量を取得できれば、OP評価手段110はステップS75において、取得した発話内平均音量が基準平均音量に比べて高いか否かを判定する。取得した発話内平均音量が基準平均音量に比べて高ければ、OP評価手段110はステップS76において、問題重畳発話回数をインクリメントする。
ステップS77において、OP評価手段110は重畳評価DB16を用いて一回重畳時間における評価点(時間評価点)を取得する。ステップS78において、OP評価手段110は累積減点数に時間評価点を加算する。そして、ステップS79において、OP評価手段110は表作成テーブルのオペレータ発話(ステップS69で取得したオペレータ発話)に問題フラグを立てたあと、ステップS69の処理に戻る。
ステップS75において、取得した発話内平均音量が基準平均音量に比べて高くなければ、OP評価手段110はステップS69の処理に戻る。ステップS74において、次の顧客発話の発話内平均音量を取得できなければ、OP評価手段110はステップS68の処理に戻る。
ステップS69において、顧客発話中に開始された最初又は次のオペレータ発話を取得できないと判定すると、重畳時間取得手段111はステップS68の処理に戻る。
ステップS68において、重畳時間取得手段111が最初又は次の顧客発話を取得できないと判定すると、OP評価手段110はステップS80において問題重畳発話回数を取得する。
ステップS81において、OP評価手段110は回数評価DB17を用いて問題重畳発話回数(問題重畳回数)における評価点(回数評価点)を取得する。OP評価手段110はステップS82において、累積減点数に回数評価点を加算する。
ステップS83において、OP評価手段110は満点値から累積減点数を引いた値を呼の評価点とする。ステップS84において、OP評価手段110は後述のような発話表作成処理を行う。ステップS85において、評価情報送付手段109は評価依頼を受けた管理者端末3へ発話表を送信する。
ステップS86において、評価情報送付手段109は管理者端末3から受信した処理範囲の選択情報に対応する次のコールIDが質問DB13にあるか否かを判定する。次のコールIDがあれば、評価情報送付手段109はステップS64において、次のコールIDを質問DB13から取得したあと、ステップS65以降の処理を行う。次のコールIDが無ければ、評価情報送付手段109は図16A、図16Bに示したフローチャートの処理を終了する。
図17は処理範囲選択画面の一例のイメージ図である。処理範囲選択画面200は管理者に処理範囲の選択情報を入力させる為のものである。処理範囲選択画面200では処理範囲の選択情報として、コールIDの指定、又は、条件(日付範囲又はオペレータID)の指定を行わせる。
図18は表作成テーブル(ワーク)の一例の構成図である。表作成テーブル201はデータ項目として各発話の開始時刻、終了時刻、発話者、発話者平均音量及び問題フラグを有する。表作成テーブル201は各発話の開始時刻、終了時刻、発話者、顧客の発話内平均音量、問題となる発話を識別するための問題フラグを対応付けて記録するものである。
図19は基準平均音量計算処理の一例のフローチャートである。ステップS91において、OP評価手段110は基準平均音量が計算済みか否かを判定する。基準平均音量が計算済みであれば、OP評価手段110はステップS92において通話開始から今回の重畳発話までの顧客の発話内平均音量を発話時刻DB12から取得する。
ステップS93において、OP評価手段110はステップS92で取得した顧客の発話内平均音量の平均を取得する。ステップS94において、OP評価手段110はステップS93で取得した顧客の発話内平均音量の平均を基準平均音量としたあと、図19のフローチャートの処理を終了する。なお、ステップS91において基準平均音量が計算済みであれば、図19のフローチャートの処理を終了する。
図20はオペレータ及び顧客の発話と、基準平均音量と、顧客の発話内平均音量とを表した一例のイメージ図である。図20(A)はオペレータ及び顧客の発話のタイミングを枠で示している。図20(B)はオペレータ及び顧客の発話の音量を表している。なお、図20(A)及び図20(B)は、横方向が時間経過を表している。図20(A)のオペレータの発話211は、顧客発話214中に開始されたオペレータ発話の一例である。
図20(B)には通話開始から重畳発話である顧客の発話214までの顧客の基準平均音量221を示している。なお、顧客の基準平均音量221は顧客の発話212〜214の発話内平均音量の平均である。
また、音量222は重畳発話214の直後の顧客の発話215の発話内平均音量である。図20(B)の例では重畳発話214の直後の顧客の発話215の発話内平均音量222が基準平均音量221に比べて高いので、問題重畳発話と判定されることになる。
図21は発話表作成処理の一例のフローチャートである。OP評価手段110はステップS101において、呼の評価点、オペレータ名、重畳時間、問題重畳回数を取得し、画面に描画する。
ステップS102において、OP評価手段110は表作成テーブル201から発話のレコードを取得する。ステップS103において、OP評価手段110は表作成テーブル201から発話のレコードを取得できたか否かを判定する。OP評価手段110は発話のレコードを取得できれば、ステップS104において発話の開始時刻及び発話者より表示位置を決定する。ステップS105において、OP評価手段110は発話時間(発話終了時刻−発話開始時刻)に基づき、画面上で発話を示す箱(発話の枠)の大きさを決定する。ステップS106において、OP評価手段110は発話の枠を画面に描画する。
ステップS107において、OP評価手段110はステップS102で取得した発話のレコードに含まれる問題フラグがON(オン)が否かを判定する。問題フラグがONであれば、OP評価手段110はステップS108において、画面上で発話を示す箱の中身を塗りつぶす。
塗りつぶし処理の後、OP評価手段110は表作成テーブル201から次の発話のレコードを取得する。OP評価手段110は次の発話のレコードを取得できなくなるまで、ステップS103〜S109の処理を繰り返す。なお、ステップS107において、問題フラグがONでなければ、OP評価手段110はステップS109の処理を行う。OP評価手段110は、ステップS103において、次の発話のレコードを取得できなくなると、図21のフローチャートの処理を終了する。
図22は発話表の一例の画面イメージ図である。図22の発話表300は、呼の評価点と、オペレータ名と、重畳時間と、問題重畳回数と、オペレータ及び顧客の発話の枠とが表示されている。
発話表300は、例えばオペレータ及び顧客の発話の枠をマウス等でクリックすることにより、録音されたオペレータ及び顧客の発話を再生できる。また、発話表300は顧客の発話に被ったオペレータの発話のうち、問題となる発話301を斜線などで識別可能に表示している。なお、図22の発話表300は経過時間が実時刻でなく相対時間となっている。実時刻と相対時間との切り替えは容易に行うことができる。
図23はオペレータ端末の一例の機能構成図である。オペレータ端末2は、顧客情報取得手段124、顧客情報表示手段125、音声出力手段126、音声入力手段127及び呼通信手段128を有する。
オペレータ端末2はオペレータ用プログラム31を実行することで、顧客情報取得手段124、顧客情報表示手段125、音声出力手段126、音声入力手段127及び呼通信手段128を実現する。
顧客情報取得手段124はサーバ1から顧客の情報を受信する。顧客情報表示手段125は顧客の情報をディスプレイ装置71等に表示する。音声出力手段126は音声をスピーカ91等で出力する。音声入力手段127は音声をマイク92等から入力する。呼通信手段128は顧客端末4と通信を行う。
図24は管理者端末の一例の機能構成図である。管理者端末3は、OP評価依頼手段131、OP評価情報受信手段132、OP評価情報表示手段133を有している。OP評価依頼手段131はサーバ1に対して評価依頼を行う。OP評価情報受信手段132は評価情報をサーバ1から受信する。OP評価情報表示手段133は評価情報の一例として、図22に示すような発話表300をディスプレイ装置71等に表示する。
図25は管理者端末の処理の一例のフローチャートである。ステップS121において、管理者端末3のOP評価依頼手段131はサーバ1に対して発話表作成を依頼する。ステップS122において、OP評価依頼手段131は処理範囲選択画面200を管理者端末3から受信する。
ステップS123において、OP評価依頼手段131は処理範囲選択画面200を表示して管理者に処理範囲の選択情報を入力させる。OP評価依頼手段131は管理者から処理範囲の選択情報が入力されたと判定するまで、ステップS123の処理を繰り返す。
管理者から処理範囲の選択情報が入力されると、ステップS124において、OP評価依頼手段131は処理範囲の選択情報(コールIDの指定、又は、条件(日付範囲又はオペレータID)の指定)をサーバ1に送信する。OP評価情報受信手段132はサーバ1から発話表300のデータを受信するまでステップS125の処理を繰り返す。そして、サーバ1から発話表300のデータを受信すると、OP評価情報表示手段133はステップS126において、発話表300をディスプレイ装置71等に表示する。
以上、本実施例のサーバ1によれば、図22に示すような発話表300を作成して管理者端末3に送付できる。発話表300は、オペレータ/顧客のそれぞれの発話時間帯を示すグラフ上に、顧客の発話に被ったオペレータの発話のうち、問題となる発話301を斜線などで識別可能に表示する。また、発話表300は呼の評価点と、オペレータ名と、重畳時間と、問題重畳回数とを表示する。
なお、発話表300に表示した問題となる発話301は、顧客の発話に被ったオペレータの発話のうち、被ったオペレータの発話の後に出現する顧客の発話が顧客の興奮や気分を害していると判断できるオペレータの発話となる。顧客の興奮や気分を害しているとの判断は、例えば顧客の発話の音質(音量やピッチなど)を利用して行うことができる。
例えば被ったオペレータの発話の後に出現する顧客の発話の発話内平均音量が前の顧客の発話に比べて大きくなっていれば、その被ったオペレータの発話は問題となる発話であると判断できる。このように、本実施例のサーバ1によれば、顧客の発話に被ったオペレータの発話であっても、被った後の顧客の発話の音質を確かめて顧客が気分を害しているかを判定することで、オペレータの通話品質を低く評価する必要のない発話を除外して、オペレータの通話品質の評価を精度良く行うことができる。
請求の範囲に記載した発話記録手段は発話時刻DB12に相当する。重畳特定手段は重畳時間取得手段111に相当する。問題重畳特定手段はOP評価手段110に相当する。通話情報作成手段はOP評価手段110に相当する。送信手段は評価情報送付手段109に相当する。また、オペレータ評価支援プログラムはOP評価プログラム22に相当する。

Claims (8)

  1. 顧客からの電話にオペレータが対応する通話に基づき該オペレータを評価するオペレータ評価支援装置であって、
    通話における、顧客およびオペレータの発話の時間を記録する発話記録手段と、
    前記通話について、前記発話記録手段を参照し、前記顧客の発話中に開始された前記オペレータの発話である重畳発話を特定する重畳特定手段と、
    前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の音質と基準の音質との比較に基づき、前記重畳発話から問題重畳発話を特定する問題重畳特定手段と、
    前記通話について、前記発話記録手段を参照し、特定した前記問題重畳発話を示す通話情報を作成する通話情報作成手段と、
    作成した前記通話情報を、オペレータを評価する管理者が使用する管理者端末に送信する送信手段と
    を有することを特徴とするオペレータ評価支援装置。
  2. 前記発話記録手段は、前記顧客の発話の時間に対応付けて、発話内平均音量を記録し、
    前記問題重畳特定手段は、前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の前記発話内平均音量を前記発話記録手段から取得し、前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の前記発話内平均音量が基準平均音量に比べて高いときに、前記重畳発話を前記問題重畳発話として特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のオペレータ評価支援装置。
  3. 前記問題重畳特定手段は、前記通話について、前記発話記録手段を参照し、前記顧客の発話内平均音量の平均を算出して前記基準平均音量とする
    ことを特徴とする請求項2に記載のオペレータ評価支援装置。
  4. 前記通話情報作成手段は、前記通話情報に、前記問題重畳発話の重畳時間と重畳回数とに基づく前記通話の評価点を含ませる
    ことを特徴とする請求項1に記載のオペレータ評価支援装置。
  5. コンピュータが、顧客からの電話にオペレータが対応する通話に基づき、該オペレータを評価するオペレータ評価支援方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記通話について、前記通話における、顧客およびオペレータの発話の時間を記録する発話記録手段を参照して、前記顧客の発話中に開始された前記オペレータの発話である重畳発話を特定し、
    前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の音質と基準の音質との比較に基づき、前記重畳発話から問題重畳発話を特定し、
    前記通話について、前記発話記録手段を参照し、特定した前記問題重畳発話を示す通話情報を作成し、
    作成した前記通話情報を、オペレータを評価する管理者が使用する管理者端末に送信する
    ことを特徴とするオペレータ評価支援方法。
  6. 前記コンピュータは、
    前記顧客の発話の時間に対応付けて、発話内平均音量を記録した前記発話記録手段を参照し、前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の前記発話内平均音量を前記発話記録手段から取得し、前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の前記発話内平均音量が基準平均音量に比べて高いときに、前記重畳発話を前記問題重畳発話として特定する
    ことを特徴とする請求項5に記載のオペレータ評価支援方法。
  7. 顧客からの電話にオペレータが対応する通話に基づき、該オペレータを評価するオペレータ評価支援方法をコンピュータに実行させるオペレータ評価支援プログラムを記録した記憶媒体であって、
    前記オペレータ評価支援プログラムは前記コンピュータに、
    前記通話について、前記通話における、顧客およびオペレータの発話の時間を記録する発話記録手段を参照して、前記顧客の発話中に開始された前記オペレータの発話である重畳発話を特定し、
    前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の音質と基準の音質との比較に基づき、前記重畳発話から問題重畳発話を特定し、
    前記通話について、前記発話記録手段を参照し、特定した前記問題重畳発話を示す通話情報を作成し、
    作成した前記通話情報を、オペレータを評価する管理者が使用する管理者端末に送信する
    ことを実行させることを特徴とする記憶媒体。
  8. 前記コンピュータに、
    前記顧客の発話の時間に対応付けて、発話内平均音量を記録した前記発話記録手段を参照し、前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の前記発話内平均音量を前記発話記録手段から取得し、前記重畳発話の後に開始された前記顧客の発話の前記発話内平均音量が基準平均音量に比べて高いときに、前記重畳発話を前記問題重畳発話として特定する
    ことを実行させる前記オペレータ評価支援プログラムを記録した請求項に記載の記憶媒体。

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