JP5585504B2 - 油冷機器用ハーネス - Google Patents
油冷機器用ハーネス Download PDFInfo
- Publication number
- JP5585504B2 JP5585504B2 JP2011058682A JP2011058682A JP5585504B2 JP 5585504 B2 JP5585504 B2 JP 5585504B2 JP 2011058682 A JP2011058682 A JP 2011058682A JP 2011058682 A JP2011058682 A JP 2011058682A JP 5585504 B2 JP5585504 B2 JP 5585504B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- terminal fitting
- housing
- shield case
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に従って説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る油冷機器用ハーネス1を示す断面図である。
ところで、本実施形態においては、シールド層12が金属製のハウジング8内において上記のようにシールド電線14から露出して突出されているので、シールドケース5内からシールド電線14の外周を伝いシールド層12へ油が流入してしまう場合がある。しかし、防油栓101は、シールド電線14と密着するように設けられているので、シールドケース5内からシールド電線14の外周を伝いシールド層12へ油が流入してしまうことを防止することも可能である。
次に、本実施の形態に係る油冷機器用ハーネス1の作用効果を説明する。
これにより、端子金具7の機器本体の端子2との接触面と、機器本体4の距離をL1、機器本体の端子2の端子金具7との接触面と、機器本体4の距離をL2とすれば、端子金具7とハウジング8との間のシールド電線14の可撓性により、L2=L1とすることが可能となる。したがって、L2とL1との寸法精度の向上が必要なくなり、L2とL1との寸法精度の向上に伴うコストの上昇を抑えることが可能となる。更に、防油栓101は、シールド電線14と密着し、挿通孔5hにおけるシールド電線14とシールドケース5との隙間を塞ぐように設けられている。これにより、シールドケース5内に充填された油がシールドケース5外に漏出するのを防止することが可能である。また、本実施の形態のように、シールド層12が金属製のハウジング8内においてシールド電線14から露出して突出されている場合には、シールドケース5内からシールド電線14の外周を伝いシールド層12へ油が流入してしまうことを防止することも可能である。即ち、この場合、防油栓101は、シールドケース5内に充填された油がシールドケース5外に漏出するのを防止する機能と、シールドケース5内からシールド電線14の外周を伝いシールド層12へ油が流入してしまうことを防止する機能と、を有する。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、以下の変形が可能である。
(1)上記実施の形態では、シールド電線14の前端部において、シース13が剥ぎ取られてシース13の前端縁から絶縁体11とシールド層12が露出して突出され、さらに、その絶縁体11の前端部が剥ぎ取られてその絶縁体11の前端縁から導体10が露出した状態で突出されているものを用い、絶縁体11を端子金具7の後端側に形成された筒状のカシメ部24によりカシメ付けることで油流入防止手段17を形成している。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、シース13、シールド層12及び絶縁体11は、剥ぎ取らず、導体10、絶縁体11及びシールド層12を露出させないようにしても良い。その場合は、絶縁性の弾性体からなるシース13を端子金具7の後端側に形成された筒状のカシメ部24によりカシメ付けることで油流入防止手段17とすると良い。
2:端子
3:ボルト
4:機器本体
5:シールドケース
5h:挿通孔
6:ボルト
7:端子金具
8:ハウジング
10:導体
11:絶縁体
12:シールド層
13:シース
14:シールド電線
15:スリーブ
16:フランジ部
17:油流入防止手段
21:接着剤
22:熱収縮チューブ
24:カシメ部
101:防油栓
102:挿通部
103:凸部
104:溝部
L1:端子金具7の端子2との接触面と、機器本体4の距離
L2:端子2の端子金具7との接触面と、機器本体4の距離
L3:端子金具7からハウジング8の間に設けられた所定間隔
Ri:挿通部102の径(防油栓101の内径)
Ro1,Ro2、Ro3:防油栓101の外径
Claims (3)
- 前端側が油冷機器のシールドケースに形成された挿通孔から挿通されて、前記シールドケース内に設けられた機器本体の端子と接続される油冷機器用ハーネスにおいて、
当該油冷機器用ハーネスは、
導体と、前記導体の周囲に設けられたシールド層と、前記導体と前記シールド層との間に設けられた絶縁性の弾性体で形成される絶縁体と、を含む可撓性のシールド電線と、
前記シールド電線の前記導体及び前記絶縁体の一部を収容すると共に前記導体と接続され、且つ、前記機器本体の端子と接続される端子金具と、
前記シールドケースに取り付けられるフランジ部を有し、前記端子金具から前記シールド電線を露出させるために前記端子金具から所定間隔を隔てて前記シールド電線の外周を囲繞するハウジングと、
前記絶縁体と前記端子金具との間に設けられ、前記導体に前記シールドケース内の油が流入するのを防止する油流入防止手段と、
前記ハウジングと接して設けられると共に前記端子金具から離間して設けられ、前記絶縁体及び前記挿通孔における前記シールドケースと密着し、前記挿通孔における前記絶縁体と前記シールドケースとの隙間を塞ぐために設けられたゴムからなる防油栓と、
を備え、
前記端子金具は、前記導体及び前記絶縁体の一部を前記シールドケースに対して露出させないように覆う筒状部分を有し、
前記油流入防止手段は、前記絶縁体の一部を前記筒状部分に形成された筒状のカシメ部によりカシメ付けることで形成され、
前記端子金具と前記ハウジングとが、前記端子金具と前記ハウジングとの間で露出された前記シールド電線により相対的に移動可能に構成されたことを特徴とする油冷機器用ハーネス。 - 前記シールド層は、前記ハウジング内において前記シールド電線から露出され、前記防油栓よりも前記端子金具から遠い位置にて、前記ハウジングと導通可能に固着されている請求項1記載の油冷機器用ハーネス。
- 前記ハウジングの前記防油栓と接触する少なくとも一部には、凸部が設けられ、
前記防油栓には、前記凸部と嵌合する溝部が設けられている請求項1又は2に記載の油冷機器用ハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011058682A JP5585504B2 (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | 油冷機器用ハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011058682A JP5585504B2 (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | 油冷機器用ハーネス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012195178A JP2012195178A (ja) | 2012-10-11 |
JP5585504B2 true JP5585504B2 (ja) | 2014-09-10 |
Family
ID=47086876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011058682A Expired - Fee Related JP5585504B2 (ja) | 2011-03-17 | 2011-03-17 | 油冷機器用ハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5585504B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5367880B1 (ja) * | 2012-07-12 | 2013-12-11 | 古河電気工業株式会社 | コネクタ及びコネクタ接続構造 |
JP5367881B1 (ja) * | 2012-07-12 | 2013-12-11 | 古河電気工業株式会社 | コネクタ、およびコネクタ接続構造 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3485150B2 (ja) * | 1997-07-02 | 2004-01-13 | 矢崎総業株式会社 | シールドコネクタ |
JP2002042917A (ja) * | 2000-07-19 | 2002-02-08 | Yazaki Corp | シールド電線 |
JP2003217697A (ja) * | 2002-01-18 | 2003-07-31 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | シールド・コネクタ |
JP3860054B2 (ja) * | 2002-03-12 | 2006-12-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
JP4374187B2 (ja) * | 2002-12-20 | 2009-12-02 | 矢崎総業株式会社 | 端子と被覆電線との接続方法 |
JP3926274B2 (ja) * | 2003-01-24 | 2007-06-06 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 機器用コネクタの取付け構造 |
-
2011
- 2011-03-17 JP JP2011058682A patent/JP5585504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012195178A (ja) | 2012-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5477215B2 (ja) | 油冷機器用ハーネス | |
CN107834276B (zh) | 密封垫和屏蔽连接器 | |
US7354297B2 (en) | Connector fixing structure | |
JP5990454B2 (ja) | シールドコネクタ構造 | |
JP5711548B2 (ja) | コネクタ | |
JP5120036B2 (ja) | コネクタ | |
WO2011027776A1 (ja) | コネクタ | |
JP6550095B2 (ja) | 樹脂入りパッキン及び防水コネクタ | |
EP2874245B1 (en) | Connector and connector connection structure | |
EP2874240B1 (en) | Connector and connector connection structure | |
JP2019003806A (ja) | コネクタ | |
JP6334359B2 (ja) | シールドコネクタの固定構造 | |
KR20170125883A (ko) | 고-전압 케이블 세트 | |
JP5585504B2 (ja) | 油冷機器用ハーネス | |
JP5985971B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP5709073B2 (ja) | 油冷機器用ハーネス | |
JP7393393B2 (ja) | コネクタの接続構造 | |
CN113904162B (zh) | 连接器 | |
KR101439049B1 (ko) | 쉴드 케이블 접속 장치 | |
JP2015228328A (ja) | コネクタ | |
JP7307125B2 (ja) | シールドケーブルの止水構造および止水部品 | |
WO2022230453A1 (ja) | コネクタ | |
JP2018160316A (ja) | コネクタ | |
JP7072406B2 (ja) | シール部材および電気コネクタ | |
JP2018018675A (ja) | コネクタ及びワイヤハーネス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130419 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20131106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140624 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140707 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5585504 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |