JP5585135B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ加工装置に関し、特に、加工品質を向上させるようにしたレーザ加工装置に関する。
従来、薄膜太陽電池パネル(以下、単にパネルとも称する)のエッジデリーションやパターニングなどの製造工程において、レーザ光を用いたレーザ加工が行われている。そして、薄膜太陽電池パネルに対してレーザ加工を行う際に、ガウシアン分布のビームプロファイルのレーザ光を用いると、レーザ光の断面の光強度が中心部で強くなり、周辺部で弱くなるため、レーザ光が照射されたスポットの中央でパネルがダメージを受け、スポットの端部で変質した膜が除去されずに残ってしまい、加工品質が低下してしまう場合がある。
そこで、従来、加工品質を向上させるために、断面の光強度分布のピークがほぼフラットなフラットトップビームを得る手段が種々提案されている。
例えば、ホモジナイズ光学素子を用いてガウシアン分布のレーザ光をフラットトップビームに変換する方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、例えば、スリットを用いてガウシアン分布の中心部のみを切り取ることによって、フラットトップビームを得る方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
さらに、例えば、ガウシアン分布のレーザ光を光ファイバを通過させることにより、フラットトップビームを得る方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、例えば、レーザ光を拡散板を通過させることにより、フラットトップビームを得る方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3305206号公報
岩間、「薄膜Si太陽電池のレーザパターニング加工」、第72回レーザ加工学会講演論文集、社団法人高温学会、平成21年12月16日、17日、p.103−108
しかしながら、性能が良いホモジナイズ光学素子は非常に高価であり、必要なコストが上昇する。一方、安価なホモジナイズ光学素子を用いると、レーザ光の断面の光強度分布にばらつきが生じ、きれいなフラットトップビームを得ることができない。
また、スリットを用いてガウシアン分布の中心部を切り取ると、加工に用いられない光量が多くなり、レーザ光の利用効率が低下し、消費電力が増大する。
さらに、光ファイバではコアからクラッドにエバネッセント光が漏れるため、いわゆるビームプロファイルが裾を引く状態となる。すなわち、光ファイバから出射されるレーザ光の断面の中央部では光強度分布がほぼ均一になるが、端部で光強度が弱くなってしまう。そのため、光強度が弱い部分において、変質した膜が除去されずに残ってしまう。
図1は、層1Aおよび層1Bの2層構造の加工対象物1に対して、光ファイバから出射されるフラットトップビームを用いて層1Aの一部を直線状に除去した場合の加工部分を模式的に示している。図1の上の図は、加工対象物1の加工面の平面図であり、下の図は加工対象物1のAA断面図である。
この例では、レーザ光を右方向に走査することにより、楕円形のスポット2a乃至2hが加工対象物1に照射され、スポット2a乃至2hが照射された部分で層1Aが除去されている。ただし、上述したように、光ファイバから出射されるレーザ光の断面の端部の光強度が弱い。そのため、スポット2a乃至2bの端部で、層1Aを構成する膜が変質し、除去されずに残ってしまう。この変質した膜は、スポットが重なる部分においても除去されずに残ってしまう。そして、例えば、加工対象物1が薄膜太陽電池パネルである場合、除去されずに残った膜により漏電が発生し、発電効率が悪化する。
また、特許文献1に記載の技術では、拡散板の拡散面がワークの加工面に結像され、加工面に映り込むため、均質な加工を行うことができない。さらに、拡散板によりレーザ光が拡散されるので、十分な光量のレーザ光が加工面に到達しなかったり、レーザ光の利用効率が低下したりする。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、コストの上昇およびレーザ光の利用効率の低下を抑制しつつ、レーザ加工の品質を向上させるようにするものである。
本発明の一側面のレーザ加工装置は、レーザ光を出射するレーザ出射手段と、レーザ光が導入され、レーザ光の出射端面での強度をほぼ均一にして出射する光ファイバと、レーザ光が通過する開口部の周囲がレーザ光を透過する誘電体により形成され、誘電体の光軸方向の厚みが開口部に近いほど小さくなるように誘電体に傾斜面が設けられているスリットと、光ファイバから出射されたレーザ光を、スリットの入射面において、開口部を含むように結像させる第1の結像手段と、スリットの開口部を通過したレーザ光を結像させる第2の結像手段とを含み、開口部の外周における誘電体の光軸方向の厚みによる開口部の結像位置のズレ量が、第2の結像手段の焦点深度以下になる。
本発明の一側面のレーザ加工装置においては、レーザ光が、光ファイバにより断面の光強度がほぼ均一にされ、スリットの入射面においてスリットの開口部を含むように結像され、スリットにより断面の端部の光強度の弱い部分が除去されてから結像する。
従って、断面の光強度分布が均一なレーザ光を容易に得ることができる。また、コストの上昇およびレーザ光の利用効率の低下を抑制しつつ、レーザ加工の品質を向上させることができる。さらに、誘電体の光軸方向の厚みによるスリット像のボケの発生を防止することができる。
このレーザ出射手段は、例えば、LDを励起光源に用い、Nd:YAGをレーザ媒体に用いたマルチモードのQ−SWレーザ発振器により構成される。この第1の結像手段は、例えば、コリメータレンズと結像レンズにより構成される。この第2の結像手段は、例えば、結像レンズとfθレンズまたは結像レンズと対物レンズにより構成される。
この光ファイバの断面およびこのスリットの開口部は、矩形にすることができる。
これにより、より有効にレーザ光を利用することができる。
スリットの誘電体により屈折されたレーザ光を遮光する遮光手段をさらに設けることができる。
これにより、屈折されたレーザ光が外部に漏れないようにすることができる。
この遮光手段は、例えば、遮光板により構成される。
本発明の一側面によれば、断面の光強度分布が均一なレーザ光を容易に得ることができる。また、本発明の一側面によれば、コストの上昇およびレーザ光の利用効率の低下を抑制しつつ、レーザ加工の品質を向上させることができる。
従来のレーザ加工装置による加工結果の例を模式的に示す図である。 本発明を適用したレーザ加工装置の第1の実施の形態を示す図である。 角形光ファイバの端面を示す図である。 角形光ファイバに導入される前と導入され出射された後のマルチモードのレーザ光の断面の光強度分布の例を示す図である。 角形光ファイバに導入される前と導入され出射された後のシングルモードのレーザ光の断面の光強度分布の例を示す図である。 スリットの第1の実施の形態の構成例を示す平面図である。 スリットの第1の実施の形態の構成例を示す斜視図である。 スリットの第1の実施の形態の構成例を示す断面図である。 本発明を適用したレーザ加工装置による加工結果の例を模式的に示す図である。 スリットの設計値について説明するための図である。 本発明を適用したレーザ加工装置の第2の実施の形態を示す図である。 プリズムの固定方法の例を説明するための図である。 プリズムの固定方法の例を説明するための図である。 スリットの第2の実施の形態の構成例を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(エッジデリーションを行うレーザ加工装置の例)
2.第2の実施の形態(パターニングを行うレーザ加工装置の例)
3.変形例など
<1.第1の実施の形態>
図2乃至図9を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。
[レーザ加工装置の構成例]
図2は、本発明を適用したレーザ加工装置の第1の実施の形態を示す図である。図2のレーザ加工装置101は、薄膜太陽電池パネル102のエッジデリーションを行うための装置である。
レーザ加工装置101は、パルス発生器111、遅延回路112、SHG(Second Harmonic Generation)レーザ発振器113、基本波レーザ発振器114、アッテネータ(ATT)115a,115b、コリメータレンズ116a,116b、調整機構付きの全反射ミラー117、2波長結合ミラー118、2波長結合レンズ119、角形光ファイバ120、2波長コリメータレンズ121、2波長結像レンズ122、スリット123、遮光板124a乃至124d、2波長結像レンズ125、2波長スキャンミラー126a,126b、および、2波長fθレンズ127を含むように構成される。
パルス発生器111は、所定の周波数のパルス信号(以下、出射指令信号と称する)を生成し、生成した出射指令信号を、SHGレーザ発振器113に直接供給するととともに、遅延回路112を介して、基本波レーザ発振器114に供給する。
遅延回路112は、パルス発生器111から供給される出射指令信号を、設定された時間だけ遅延させて、基本波レーザ発振器114に供給する。なお、遅延回路112は、出射指令信号の遅延時間Dを、電気的なコントロールにて自在に変更することが可能である。
SHGレーザ発振器113は、例えば、レーザダイオード(以下、LDと称する)を励起光源に用い、Nd:YAGをレーザ媒体に用いたマルチモードのQ−SWレーザ発振器により構成される。SHGレーザ発振器113は、パルス発生器111から供給される出射指令信号に同期して、基本波(波長が1064nm)の1/2の波長(532nm)の横モードがマルチモードのパルス状のレーザ光(以下、SHGレーザ光と称する)を出射する。SHGレーザ発振器113から出射されたSHGレーザ光は、アッテネータ115aにより減衰され、コリメータレンズ116aによりコリメートされ、2波長結合ミラー118に入射する。
基本波レーザ発振器114は、例えば、LDを励起光源に用い、Nd:YAGをレーザ媒体に用いたマルチモードのQ−SWレーザ発振器により構成される。基本波レーザ発振器114は、遅延回路112を介してパルス発生器111から供給される出射指令信号に同期して、SHGレーザ発振器113からSHGレーザ光が出射されてから遅延時間Dが経過した後、基本波(波長が1064nm)の横モードがマルチモードのパルス状のレーザ光(以下、基本波レーザ光と称する)を出射する。基本波レーザ発振器114から出射された基本波レーザ光は、アッテネータ115bにより減衰され、コリメータレンズ116bによりコリメートされ、全反射ミラー117により2波長結合ミラー118の方向に反射される。
なお、アッテネータ115a,115bの減衰量は可変であり、任意の値に設定することが可能である。
2波長結合ミラー118は、SHGレーザ光の波長域を透過し、基本波レーザ光の波長域を反射する特性を有している。従って、2波長結合ミラー118に入射したSHGレーザ光は、そのまま2波長結合ミラー118を透過し、2波長結合レンズ119に入射する。また、2波長結合ミラー118に入射した基本波レーザ光は、2波長結合ミラー118により2波長結合レンズ119の方向に反射され、2波長結合レンズ119に入射する。
2波長結合レンズ119は、SHGレーザ光および基本波レーザ光の波長が異なる2つのレーザパルスを同じ焦点位置に集光し、角形光ファイバ120に導入する。
角形光ファイバ120は、マルチモードの光ファイバにより構成される。また、図3は、角形光ファイバ120の端面(入射面または出射面)を示しているが、このように、角形光ファイバ120の出射口141の断面は矩形となっている。従って、角形光ファイバ120を通過したSHGレーザ光および基本波レーザ光は、その断面が矩形に成形されて角形光ファイバ120から出射される。
また、上述したように、SHGレーザ光および基本波レーザ光は、マルチモードのレーザパルスであり、角形光ファイバ120に導入される前の各レーザ光の断面の光強度分布は、図4の左側に示されるように、いくつかのピークを有する。一方、マルチモードのレーザパルスは干渉性(コヒーレンシ)が低いため、角形光ファイバ120内で多重反射されてから出射される各レーザ光の断面の光強度分布は、図4の右側に示されるように、干渉縞がなく、ピークがほぼフラットになる。すなわち、角形光ファイバ120の出射端面での各レーザ光の断面の光強度は、その中心からの距離に関わらずほぼ均一となる。ただし、上述したように、角形光ファイバ120のコアからクラッドにエバネッセント光が漏れるため、点線で囲まれる部分のように、レーザ光の断面の端部で光強度が弱い領域が現れる。
なお、仮に、SHGレーザ光および基本波レーザ光にシングルモードのレーザパルスを用いるようにした場合、角形光ファイバ120に導入される前の各レーザ光の断面の光強度分布は、図5の左側に示されるように、レーザ光の中心を中心とするガウス分布に従う。そして、シングルモードのレーザパルスは干渉性が高いため、角形光ファイバ120の内部で干渉し、角形光ファイバ120から出射される各レーザ光には、干渉縞の一種であるスペックルが生じてしまう。すなわち、角形光ファイバ120から出射される各レーザ光の断面の光強度分布において、図5の右側に示されるように、不均一で非常に高いピークがいくつか生じてしまう。
角形光ファイバ120から出射されたSHGレーザ光および基本波レーザ光は、2波長コリメータレンズ121によりコリメートされ、2波長結像レンズ122により、スリット123の入射面において結像する。スリット123は、矩形の開口部123A(図6)が設けられており、SHGレーザ光および基本波レーザ光の断面を、開口部123Aの形状に制限する。
ここで、図6乃至図8を参照して、スリット123の開口部123A付近の構成例について説明する。図6は、2波長結像レンズ122側から見たスリット123の平面図である。なお、位置を分かりやすくするために開口部123Aに網掛けを付している。図7は、2波長結像レンズ125側から見たスリット123の斜視図である。図8は、スリット123のAA断面図である。
なお、以下、SHGレーザ光および基本波レーザ光を個々に区別する必要がない場合、単にレーザ光と称する。
スリット123の開口部123Aは、同じ形状のプリズム151a乃至プリズム151dの4つのプリズムにより形成されている。プリズム151a乃至151dは、例えば、石英、ルビー、BK7(商標)、パイレックス(登録商標)など、レーザ光を透過する透明または半透明の誘電体からなる。
また、プリズム151a乃至151dは、板状の誘電体の長手方向の一端に傾斜面(テーパ面)を設けた形状を有している。例えば、プリズム151aの長手方向の一端には、互いに平行な面161aおよび面162aに対して所定の角度だけ傾けられた傾斜面163aが形成されている。他のプリズム151b乃至151dも同様に、長手方向の一端に傾斜面163b乃至163dが設けられている。
なお、以下、プリズム151a乃至151d、面161a乃至161d、面162a乃至162d、および、傾斜面163a乃至163dを、それぞれ個々に区別する必要がない場合、単に、プリズム151、面161、面162、および、傾斜面163と称する。
図6に示されるように、プリズム151a乃至151dは、2波長結像レンズ122側から見て、2波長結像レンズ122の光軸Pを中心に十字に配置されている。
具体的には、プリズム151aとプリズム151bは、所定の間隔を開けて、光軸Pを中心に対称に配置されている。より具体的には、プリズム151aは、面161aおよび面162aが光軸Pに対して垂直となり、面162aおよび傾斜面163aが2波長結像レンズ122側を向くように配置されている。同様に、プリズム151bは、面161bおよび面162bが光軸Pに対して垂直となり、面162bおよび傾斜面163bが2波長結像レンズ122側を向くように配置されている。また、プリズム151aの傾斜面163aが形成されている端部(以下、プリズム151aの先端と称する)と、プリズム151bの傾斜面163bが形成されている端部(以下、プリズム151bの先端と称する)とが共に光軸P側を向き、互いに対面している。従って、開口部123Aの周辺におけるプリズム151aおよびプリズム151bの光軸P方向の厚みは、傾斜面163aおよび傾斜面163bにより、開口部123Aに近いほど小さくなり、遠いほど大きくなる。
また、プリズム151cとプリズム151dは、プリズム151aとプリズム151bの並びに対して光軸Pを中心に90度回転した方向に、所定の間隔を開けて、光軸Pを中心に対称に配置されている。より具体的には、プリズム151cは、面161cおよび面162cが光軸Pに対して垂直となり、面162cおよび傾斜面163cが2波長結像レンズ125側を向くように配置されている。同様に、プリズム151dは、面161dおよび面162dが光軸Pに対して垂直となり、面162dおよび傾斜面163dが2波長結像レンズ125側を向くように配置されている。すなわち、プリズム151aおよびプリズム151bの傾斜面163と、プリズム151cおよびプリズム151dの傾斜面163との向きが逆になっている。
また、プリズム151cの傾斜面163cが形成されている端部(以下、プリズム151cの先端と称する)と、プリズム151dの傾斜面163dが形成されている端部(以下、プリズム151dの先端と称する)とが共に光軸P側を向き、互いに対面している。従って、開口部123Aの周辺におけるプリズム151cおよびプリズム151dの光軸P方向の厚みは、傾斜面163cおよび傾斜面163dにより、開口部123Aに近いほど小さくなり、遠いほど大きくなる。
また、プリズム151aとプリズム151bは、プリズム151cとプリズム151dより、2波長結像レンズ122に近い側に配置されている。さらに、2波長結像レンズ122側から見て、プリズム151aの一部が、プリズム151cの一部およびプリズム151dの一部と重なり、プリズム151bの一部が、プリズム151cの一部およびプリズム151dの一部と重なっている。そして、2波長結像レンズ122側から見て、プリズム151a乃至151dの先端により囲まれる位置に、開口部123Aが形成される。開口部123Aの中心は、光軸Pの中心と一致する。
従って、図8に示されるように、スリット123に入射したレーザ光のうち、開口部123Aに入射した光は、そのまま開口部123Aを通過し、2波長結像レンズ125に入射する。一方、スリット123に入射したレーザ光のうち、プリズム151cに入射した光は、プリズム151cにより屈折して遮光板124cに入射し、2波長結像レンズ125には入射しない。同様に、プリズム151aに入射した光は、プリズム151aにより屈折して遮光板124aに入射し、プリズム151bに入射した光は、プリズム151bにより屈折して遮光板124bに入射し、プリズム151dに入射した光は、プリズム151cにより屈折して遮光板124dに入射し、それぞれ2波長結像レンズ125には入射しない。また、遮光板124a乃至124dにより、各プリズム151により屈折されたレーザ光が外部に漏れることが防止される。
なお、入射位置によって、プリズム151aとプリズム151bのいずれかと、プリズム151cとプリズム151dのいずれかの2つのプリズムを通過する光が存在するが、その光も遮光板124a乃至124dのいずれかに入射し、2波長結像レンズ125には入射しない。
また、プリズム151a乃至151dは、その長手方向に平行移動させることができ、開口部123Aの形や大きさを調整することができる。従って、開口部123Aの形と大きさを適切に調整することにより、角形光ファイバ120から出射されたレーザ光の断面の端部の光強度の弱い部分(図4の点線で囲まれる部分)のみを除去し、光強度が均一な部分のみを通過させることができる。これにより、断面の光強度分布がより均一なレーザ光を得ることができるとともに、レーザ光の損失を抑え、利用効率を高めることができる。
さらに、プリズム151は、レーザ光を透過するので、強いレーザ光を照射しても熱がほとんど発生せず、レーザ光による損傷がほぼ発生しない。
図2に戻り、スリット123を通過したSHGレーザ光および基本波レーザ光は、2波長結像レンズ125を透過し、2波長スキャンミラー126a,126bにより2波長fθレンズ127の方向に反射され、2波長fθレンズ127を透過し、薄膜太陽電池パネル102の加工面において結像する。
2波長スキャンミラー126a,126bは、例えば、ガルバノミラーまたはマイクロミラーなどにより構成され、所定の回転軸を中心に回転し、その回転角により、SHGレーザ光および基本波レーザ光の2波長fθレンズ127への入射位置および入射角が変化する。そして、2波長fθレンズ127への入射角および入射位置の変化に応じて、薄膜太陽電池パネル102の加工面におけるSHGレーザ光および基本波レーザ光の結像位置が水平方向に移動する。すなわち、2波長スキャンミラー126a,126bにより、SHGレーザ光および基本波レーザ光の薄膜太陽電池パネル102への照射位置がスキャンされる。
また、スリット123を通過したSHGレーザ光および基本波レーザ光の像(スリット123の開口部123Aの像)は、2波長結像レンズ125および2波長fθレンズ127の焦点距離により定められる倍率で縮小されて結像する。具体的には、2波長結像レンズ125の焦点距離をa、2波長fθレンズ127の焦点距離をbとすると、スリット123の開口部123Aの像はb/a倍に縮小される。
薄膜太陽電池パネル102は、シングル型の薄膜太陽電池パネルであり、図内上から、ガラス製の透明基板102A、ITO、SnO、ZnOなどのTCO(透明導電性酸化物)からなる透明電極層102B、a−Siからなる半導体層102C、Ag電極からなる裏面電極層102Dの順に積層されている。そして、薄膜太陽電池パネル102に対して、セル集積領域の周縁部の裏面電極層102Dおよび半導体層102CをSHGレーザ光により除去し、透明電極層102Bを基本波レーザ光により除去するエッジデリーションが行われる。
このようにして、レーザ加工装置101では、ホモジナイズ光学素子等の高価な部品や装置を用いずに、マルチモードのレーザ光を角形光ファイバ120およびスリット123を通過させるだけの安価で簡易な構成で、エッジデリーションに適した断面の光強度が均一なレーザ光を得るこができ、加工品質が向上する。また、レーザ光の損失を抑え、レーザ光の利用効率を高めることができる。
[レーザ加工装置による加工結果の例]
図9は、レーザ加工装置101による加工結果の例を模式的に示している。なお、図9では、先に示した図1と対応するように、層201Aおよび層201Bの2層構造の加工対象物201に対して、SHGレーザ光または基本波レーザ光のいずれかのレーザ光を用いて、層201Aの一部を直線上に除去した場合の加工部分を模式的に示している。図9の上の図は、加工対象物201の加工面の平面図であり、下の図は加工対象物201のAA断面図である。
この例では、レーザ光を右方向に走査することにより、矩形のスポット202a乃至202fが加工対象物201に照射され、スポット202a乃至202fが照射された部分で層201Aが除去されている。このとき、スリット123によりレーザ光の断面の端部の強度が弱い光が除去され、断面の光強度分布がほぼ均一になるので、スポット202a乃至202fの端部で、層201Aを構成する膜が変質し、除去されずに残る量が削減される。その結果、例えば、加工対象物201が薄膜太陽電池パネルである場合、除去されずに残った膜により発生する漏電量が減少し、発電効率が向上する。
また、スポット202a乃至202fのような矩形のスポットを用いることにより、図1に示されるような楕円形のスポットを用いる場合と比較して、スポットをオーバラップさせる面積を減らすことができ、レーザ光の利用効率を高くしたり、加工スピードを速くしたりすることができる。
[プリズムの各部の設計値]
次に、図10を参照して、プリズム151の各部の設計値について説明する。
図10に示されるように、プリズム151の先端部は、機械強度や加工精度を保つために、ある程度の幅が設けられる。この幅、すなわち、開口部123Aの外周におけるプリズム151の光軸P方向の厚み(≒開口部123の厚み)をcとした場合、この厚みcにより、薄膜太陽電池パネル102の加工面におけるスリット像(開口部123Aの像)の結像位置にズレが生じる。このズレ量(ボケ量)をdとした場合、2波長結像レンズ125の焦点距離a、2波長fθレンズ127の焦点距離bを用いて、ズレ量d=c×(b/a)となる。
一方、2波長fθレンズ127の焦点深度wは、レーザ光の波長をλ、2波長fθレンズ127の集光角を2θとすると、w=λ/(sinθ)となる。なお、sinθは、2波長fθレンズ127のNAである。そして、ズレ量d≦2波長fθレンズ127の焦点深度wとなるようにプリズム151の先端の厚みcを設計することにより、厚みcによるスリット像のボケの発生を防止することができる。
なお、例えば、プリズム151の代わりに、レーザ光を遮断する金属板を用いた場合、プリズム151を用いる場合と比較して、厚みcを大きくする必要がある。なぜなら、金属板はレーザ光を吸収し、それによって熱が発生するため、厚みcを小さくすると、その熱によって金属板が溶解し、開口部の形状が変形してしまう恐れがあるためである。
また、図6乃至図8に示されるように、プリズム151aおよびプリズム151bの面161と、プリズム151cおよびプリズム151dの面161とが対面するように配置されており、各プリズム151の先端を近接させることが可能である。従って、プリズム151aおよびプリズム151bの先端と、プリズム151cおよびプリズム151dの先端との間の光軸P方向の隙間によるスリット像のボケの発生を防止することができる。
このように、スリット像のボケの発生を防止することにより、ボケにより生じるレーザ光の強度のムラがなくなり、加工品質が向上する。
また、プリズム151の先端の角度αは、プリズム151から出射されるレーザ光と、開口部123Aを通過するレーザ光との間の角度が所定の大きさ以上となり、2つのレーザ光を十分に分離できる値に設定される。なお、図10に示されているプリズム151cの傾斜面163cから出射されるレーザ光の出射角βは、プリズム151cの屈折率をnとした場合、β=n×sinαとなる。
<2.第2の実施の形態>
次に、図11を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
[レーザ加工装置の構成例]
図11は、本発明を適用したレーザ加工装置の第2の実施の形態を示す図である。図11のレーザ加工装置301は、薄膜太陽電池パネル102にパターンを描画するパターニングを行う装置である。なお、図中、図2と対応する部分には同じ符号を付してあり、処理が同じ部分については、繰返しになるので、その説明は省略する。
レーザ加工装置301は、SHGレーザ発振器113、アッテネータ(ATT)115a、コリメータレンズ116a、レンズ311、角形光ファイバ120、コリメータレンズ312、結像レンズ313、スリット123、遮光板124a乃至124d、結像レンズ314、ミラー315a,315b、対物レンズ316、および、アクチュエータ317a,317bを含むように構成される。
SHGレーザ発振器113から出射されたSHGレーザ光は、アッテネータ115aにより減衰され、コリメータレンズ116aによりコリメートされ、レンズ311により集光されて、角形光ファイバ120に導入される。
角形光ファイバ120に導入されたSHGレーザ光は、その断面が矩形に成形されて角形光ファイバ120から出射され、コリメータレンズ312によりコリメートされ、結像レンズ313により、スリット123の入射面において結像する。
スリット123に入射したSHGレーザ光のうち開口部123Aに入射した光は、開口部123Aを通過し、結像レンズ314を透過し、ミラー315a,315bにより対物レンズ316の方向に反射され、対物レンズ316を透過し、薄膜太陽電池パネル102の加工面において結像する。一方、スリット123に入射したSHGレーザ光のうちプリズム151a乃至151d(ただし、図11ではプリズム151c,151dのみ図示している)に入射した光は、プリズム151a乃至151dにより屈折され、遮光板124a乃至124d(ただし、図11では遮光板124c,124dのみ図示している)に入射し、結像レンズ314には入射しない。
また、一般的に、パターニングは、エッジデリーションと比較して加工サイズが小さいため、レーザ加工装置101の2波長fθレンズ127より焦点距離の短いレンズが対物レンズ316に使用される。そして、焦点距離が短くなると焦点深度が浅くなるため、薄膜太陽電池パネル102の上下動に合わせて、対物レンズ316の焦点が加工面に合うように対物レンズ316を上下動させるアクチュエータ317a,317bが設けられている。
さらに、スリット123を通過したSHGレーザ光の像(スリット123の開口部123Aの像)は、結像レンズ314および対物レンズ316の焦点距離により定められる倍率で縮小されて結像する。具体的には、結像レンズ314の焦点距離をa、対物レンズ316の焦点距離をbとすると、スリット123の開口部123Aの像はb/a倍に縮小される。
そして、例えば、ガントリローダなどによりレーザ加工装置301を移動させたり、薄膜太陽電池パネル102をステージに載置して移動させたり、あるいは、両方を移動させたりして、加工面におけるSHGレーザ光の照射位置を移動させながら、薄膜太陽電池パネル102に対してパターニングが行われる。
レーザ加工装置101と同様に、レーザ加工装置301でも、ホモジナイズ光学素子等の高価な部品や装置を用いずに、マルチモードのレーザ光を角形光ファイバ120およびスリット123を通過させるだけの安価で簡易な構成で、パターニングに適した断面の光強度が均一なレーザ光を得るこができ、加工品質が向上する。また、レーザ光の損失を抑え、レーザ光の利用効率を高めることができる。
<3.変形例など>
[プリズムの固定方法]
図12および図13は、プリズム151の固定方法の例を示す図である。
図12の例では、各プリズム151にキリ穴とザグリ穴からなる取付穴が2つずつ設けられている。例えば、プリズム151aには、面161aと面162aを貫通するように取付穴401aおよび取付穴402aの2つの取付穴が設けられている。他のプリズム151についても同様である。そして、各プリズム151が、取付穴を介して、例えば、ボルトやネジなどにより所定の部材に固定される。
図13の例では、プリズム151a乃至151dの面162に、それぞれ溝411a乃至411dが形成されている(ただし、溝411cは図示されていない)。そして、例えば、各プリズム151の溝に、例えば、テフロン(登録商標)製の帯を引っかけ、その帯によりプリズム151を所定の部材に固定する。
また、以上の説明では、プリズム151の片面のみに傾斜面163を設ける例を示したが、傾斜面を両面に設けるようにすることも可能である。ただし、傾斜面を両面に設けるようにした場合、プリズム151a乃至151dの先端を近接させることができなくなるので、注意が必要である。
さらに、以上の説明では、プリズム151によりレーザ光を屈折させる例を示したが、例えば、傾斜面163を反射面とすることで、レーザ光を反射させるようにしてもよい。
また、以上の説明では、スリット123の開口部123Aを4つのプリズム151により形成する例を示したが、プリズム151の数は、この例に限定されるものではない。
さらに、例えば、図14に示されるように、1つの誘電体によりスリットを構成するようにしてもよい。図14の上の図は、スリット451の平面図を示し、下の図は、スリット451のAA断面図を示している。なお、位置を分かりやすくするために開口部451Aに網掛けを付している。
スリット451は、スリット123のプリズム151と同様の誘電体からなる。スリット451の中央には、開口部451Aが形成され、開口部451Aの周囲に傾斜面451B乃至451Eが形成されている。傾斜面451B乃至451Eは、スリット451の断面が、開口部451Aに近いほど薄くなり、遠いほど厚くなるように形成されている。これにより、スリット123と同様に、スリット451に入射するレーザ光のうち、傾斜面451B乃至451Dに入射するレーザ光が屈折され、開口部451Aを通過するレーザ光から分離される。
また、以上の説明では、角形光ファイバ120およびスリット123により、レーザ光の断面を矩形に成形して加工を行う例を示したが、本発明は、レーザ光の断面を矩形に成形せずに、円形のまま使用する場合にも適用できる。例えば、出射口の断面が円形の光ファイバ、および、開口部が円形で、スリット123およびスリット451と同様に開口部の周囲に傾斜面が設けられているスリットを用いることにより、断面が円形で、断面の光強度分布が均一なレーザ光を得ることができる。
例えば、このレーザ光を用いてエッジデリーションやパターニングを行った場合、断面が矩形のレーザ光を用いる場合と同様に、変質して除去されない膜の量を削減することができる。また、例えば、このレーザ光を用いて穴開け加工を行った場合、断面の光強度分布が均一なので、加工部分のエッジがシャープで美観に優れた加工を行うことができる。
さらに、角形光ファイバ120から出射されたレーザ光がスリット123の開口部123Aを含むように結像される範囲で、角形光ファイバ120の出射口141の断面の角に丸みを帯びさせるようにすることも可能である。
また、以上の説明では、各プリズム151に対して1つずつ遮光板を設ける例を示したが、各プリズム151で屈折されるレーザ光を遮光することができれば、プリズムの数はこれに限定されるものではない。例えば、遮光板の形状を断面が円形または矩形の筒状とし、筒の中心と光軸Pとが一致するように遮光板を配置するようにしてもよい。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。なお、本発明の範囲は、特許請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれる。
101 レーザ加工装置
102 薄膜太陽電池パネル
113 SHGレーザ発振器
114 基本波レーザ発振器
120 角形光ファイバ
121 2波長コリメータレンズ
122 2波長結像レンズ
123 スリット
123A 開口部
124a乃至124d 遮光板
125 2波長結像レンズ
127 2波長fθレンズ
151a乃至151d プリズム
163a乃至163d 傾斜面
301 レーザ加工装置
312 コリメータレンズ
313,314 結像レンズ
316 対物レンズ
451 スリット
451A 開口部
451B乃至451E 傾斜面

Claims (3)

  1. レーザ光を出射するレーザ出射手段と、
    前記レーザ光が導入され、前記レーザ光の出射端面での強度をほぼ均一にして出射する光ファイバと、
    レーザ光が通過する開口部の周囲が前記レーザ光を透過する誘電体により形成され、前記誘電体の光軸方向の厚みが前記開口部に近いほど小さくなるように前記誘電体に傾斜面が設けられているスリットと、
    前記光ファイバから出射された前記レーザ光を、前記スリットの入射面において、前記開口部を含むように結像させる第1の結像手段と、
    前記スリットの前記開口部を通過した前記レーザ光を結像させる第2の結像手段と
    を含み、
    前記開口部の外周における前記誘電体の光軸方向の厚みによる前記開口部の結像位置のズレ量が、前記第2の結像手段の焦点深度以下になる
    ことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記光ファイバの断面および前記スリットの前記開口部が矩形である
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記スリットの前記誘電体により屈折された前記レーザ光を遮光する遮光手段を
    さらに含むことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
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