JP5583381B2 - 架構の補強構造 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、鋼製の柱梁と方杖ブレースとを有する柱梁仕口構造を有する架構において、梁が第1の接合部材を介して乾式接合で柱に接合されると共に、柱梁間に架設される方杖ブレースがその両端を第2の接合部材を介して乾式接合で柱および梁にそれぞれ接合されている構成が開示されている。
かかる構成によれば、当該架構に荷重が作用する場合でも、梁と柱との間で曲げモーメントと軸方向力とせん断力が伝達可能である。また、当該特許文献1の構成においては、接合部の曲げ強度が梁部材の曲げ強度よりも低く設定されている。
ところで、近年観測される地震動は、その規模が年々大きくなっている。かかる点に鑑みると、上記特許文献1の如き構成においては、設計当初に想定していた地震を超える震度の地震が発生し、想定よりも大きな地震によるエネルギーが架構に作用することにより、方杖材が吸収できるエネルギーを超えて地震エネルギーが入力されると、方杖材は破断することとなり、その結果として梁部材に作用する曲げモーメントが大きくなり、当該曲げモーメントがその梁部材の曲げ強度に到達することが充分に予想される。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題を解決し、方杖材の破断を抑制し、且つ、当該方杖材のエネルギー吸収能を充分に発揮させることができる架構の補強構造を提供することを目的とするものである。
(1)鋼材からなる柱と梁とを接合してなる柱梁接合部の近傍に、前記柱と梁とに亘って方杖材を架設して補強された架構の補強構造であって、
前記柱及び梁が前記方杖材の全塑性耐力を上回る耐力を有し、
前記柱梁接合部は、前記柱と梁とを剛接合又は半剛接合して形成されると共に、前記柱及び梁の全塑性耐力を上回る耐力を有する保有耐力接合とされており、
前記梁は、荷重により前記梁よりも先に前記方杖材を降伏させた後のさらなる荷重の増大によって、前記柱梁接合部を形成する梁端部で最大モーメントを発生させるものであり、
該梁端部には、該最大モーメントに起因して塑性化が予定される塑性化領域が設けられ、
前記方杖材は、当該梁端部の塑性化領域よりもスパン中央側にて前記梁に連結されていることを特徴としている。
また、方杖材を設置する柱梁接合部を、接合される柱及び梁の全塑性耐力を上回る耐力を有するようにした保有耐力接合とすることで以下のような効果が得られる。
耐震設計上想定している規模を上回る地震が発生し、当該地震によるエネルギーが方杖材の吸収可能なエネルギーを超えて架構に作用した場合、当該方杖材の吸収可能なエネルギーを超えるエネルギーは、架構に作用することとなるが、柱梁接合部は、接合される柱および梁の全塑性耐力を上回る耐力を有しているので、柱梁が塑性化してエネルギーを吸収しても壊れることはなく、当該エネルギーを柱梁を塑性化させることで吸収することができる。
これによれば、梁端部と柱梁接合部がボルト接合であることにより、ボルトの伸びによる塑性変形が生じる。その結果、梁端部を溶接により接合する場合に比べ、梁端部の塑性化領域は短くなる。部材を設置する自由度が高まる。
(3)また、前記方杖材は、前記柱、梁及び柱梁接合部に作用する荷重によるエネルギーを吸収するダンパーであることが好ましい。
これによれば、方杖材がエネルギーを吸収するダンパーとして機能することとなり、揺れの初期段階から効率よくエネルギーを吸収するので、建物の最大変形を抑え、損傷を小さくできる。
(4)また、前記方杖材を形成するダンパーは、低降伏点鋼を用いて形成されていることが好ましい。
これによれば、方杖材が低降伏点鋼からなるダンパーであるため、ゴムや樹脂等の粘弾性体と異なり、温度により性能が変化することなく、時間的安定性および耐久性も極めて高い。したがって、温度変化や時間経過(経年劣化)によらず、架構の耐震性を安定的に発揮させることができる。
この架構を構築したのち、相対する大梁2の間に小梁を適宜架け渡した上でALC(軽量気泡コンクリート)からなる床パネルを梁の上フランジに載置して床が構成され、外周部の大梁2にALCからなる壁パネルを取り付けることによって外壁が構成されて住宅Aの躯体が完成する。
梁受け部1eは、大梁2の孔2eと同様に、上部2段と最下段の計6個の孔1fが、大梁2と接合するボルト4を螺入する孔であり、下から2段目の孔2個は位置合わせ用の孔である。柱・柱接合部1bは、特開平6−180026号公報、特開平8−60740号公報等に記載された公知の接合部構造によって3階の大梁2との梁受け部1eの上方に形成されている。
大梁2の各端部には、柱1に接合されるエンドプレート2dが溶接により取り付けられている。該エンドプレート2dは、所定の厚さを有する平板状に形成されており、該エンドプレートには、横方向に中心から左右対称に2列、縦方向に等間隔に4段、同一径の孔2eが計8箇所穿たれている。孔2eのうち上部2段と最下段の計6個の孔が柱1との接合に使用するボルト4を挿通する為の孔である。
なお、下から2段目の孔2個は柱1に大梁2を取り付ける接合作業の際、「シノ」と称する挿嵌部材を挿し込んで位置合わせを行う為の孔であり、これら柱1と大梁2との接合には使用しない。このように柱1の梁受け部1eに大梁2のエンドプレート2dが重ね合わされ、これらを上述の如くボルト締結することにより、柱梁接合部Bが形成される。
詳述すると、柱と梁との接合部を剛接合とする場合、梁は地震発生時に躯体に作用する地震エネルギーを塑性変形により吸収する構造要素となることが期待されている。大きな地震動を受けている間に亘って梁の塑性化によるエネルギー吸収機構を保持するためには、当該梁を保持する柱との接合部である梁両端の柱梁接合部が破断してはならない。このように、梁の塑性変形能を充分に発揮させるべく、梁の塑性変形よりも先に柱梁接合部を破断させない接合状態を保有耐力接合という。
そこで、梁の終局耐力をその全塑性モーメントで評価すると、柱梁接合部の必要曲げ耐力は以下の式で規定される。
ところで、大地震に対する設計においては、柱梁接合部Bを形成する大梁2の梁端部に塑性化が生じることが想定される。梁や柱を線材に置換した解析においては、梁や柱の塑性化は、塑性ヒンジという仮想点を梁端縁部や柱端縁部に仮定し、当該仮想点の回転で代表されることが多いが、実際には、特に曲げモーメント分布が材軸方向に添って勾配を有する梁などにおいて、塑性回転を引き起こすためには、塑性化する領域である塑性化領域が梁端縁部のみならず材軸方向に拡げた位置にも設けられるものとなる。
また、大梁2の上下フランジ2a、2bには、柱梁接合部Bを形成する梁端部からみて上記塑性化領域2hよりもスパン中央側となる位置に、各種部材をボルト固定する為の孔群2a1、2b1が設けられている。
芯部材5aは、矩形断面を有する扁平で長尺な棒板状の本体5a1と、該本体5a1の一端に溶接され大梁2のフランジ2bに接合される第1座部5a2と、該本体5a1の他端に溶接されて柱のダンパー受け部1gに接合される第2座部5a3とを備えている。
座屈防止部材5bは、一般構造用圧延鋼材からなる一対の平板5b1の間に一対の側板5b2を挟みこんで断面ロ字状とし、これらをボルト5b3により締結して構成され、当該座屈防止部材5bの中央の空隙部分に芯部材5aの本体5a1が配されている。座屈防止部材5bの一対の平板5b1の間隔は芯部材5aの厚さよりも僅かに大きいものとされると共に、一対の側板5b2の間隔は芯部材5aの幅よりも僅かに大きく形成されている。
また、本実施例においてダンパー5は、柱1と大梁2に接合した状態でダンパー5の中心線Y1と大梁2の長手方向の中心線X1とのなす角度θが70度となるように構成されている。
また、ダンパー5と大梁2との連結位置を固定してダンパー受け部1gを柱梁接合部Bから離隔させていくと大梁2の長手方向とのなす角度が直角に近づいていき、大梁2の補剛効果を高めることができる。また、ダンパー5と大梁2の長手方向とのなす角度を変えずにダンパー5とのダンパー受け部1gを柱梁接合部Bから離隔させるとともにダンパー連結部2gをスパン中央方向に移動させた場合も、大梁2に作用する曲げモーメントを小さくすることができ、補強という点では有効である。
このように、柱梁接合部Bの近傍にダンパー5を設けることにより、本実施形態の架構Cが構成される。
上記構成によれば、想定される大地震の発生においては、架構に作用する水平力をダンパー5が負担し、ダンパー5が塑性変形域に達して変形することでエネルギーを吸収し、これによって地震に耐えるものとなっている。特にダンパー5を効かせている状態においては、ダンパー5を不存在とする一般的な架構に比べて大梁2に作用する最大の曲げモーメントを小さくすることができ、しかもそれを大梁2の柱1との連結部分ではなく母材部分に作用させることができるので構造耐力上有利となる。例えばスパンが4270mmの場合、大梁2に作用する曲げモーメントはダンパー連結部2gで最大となり、その値はダンパー5を設置しない状態での2階の大梁2の端部に作用する曲げモーメントの凡そ89%となる。
この後、ダンパー5は塑性変形域に達しているものの、破断していない状態であるので、かかる状態において、ダンパー5は、それ以上の荷重を負担することはできないものの、塑性変形を生じさせるだけの一定の荷重を負担する。このため、この後に引き続き先ほどよりも大きな水平力が作用すると、ダンパー5は一定の荷重を負担しつつ塑性変形すると共に、徐々に柱梁接合部Bに作用する荷重が増大する。すなわち、当該梁柱接合部5まわりのモーメント分布は、柱梁接合部5に作用するモーメントよりもダンパー連結部2gでのモーメントの方を大とするものの、これらモーメントの差分を徐々に小さなものとして推移する(図7のS2)。
また、ダンパー5は、低降伏点鋼を用いて形成されているため、ゴムや樹脂等の粘弾性体によりかかるダンパーを形成する場合と異なり、日射による紫外線照射、温度や湿度等の周辺環境や経年により性能が変化することなく、時間的安定性および耐久性も極めて高い。したがって、温度変化や時間経過によらず、建物全体の構造躯体としての耐震性を安定的に発揮させるものとなる。
また、純鉄骨造以外に鋼管柱にセメントミルクを充填したCFT造や鉄骨鉄筋コンクリート造にも適用可能である。また、本発明の構成は、柱と梁の接合部を半剛接合する構成においても、採用可能である。
B…柱梁接合部
C…架構
1…柱
1a…柱脚プレート
1b…柱・柱接合部
1c…下部柱
1d…上部柱
1e…大梁との接合部
1f…孔
1g…ダンパー受け部
2…大梁(梁)
2a…上フランジ
2a1…孔群
2b…下フランジ
2b1…孔群
2c…ウェブ
2d…エンドプレート
2e…孔
2h…塑性化領域
2g…ダンパー連結部
3…基礎
4…ボルト
5…ダンパー(方杖材)
5a…芯部材
5a1…本体
5a2…第1座部
5a3…第2座部
5b…座屈防止部材
5b1…平板
5b2…側板
5b3…ボルト
Claims (4)
- 鋼材からなる柱と梁とを接合してなる柱梁接合部の近傍に、前記柱と梁とに亘って方杖材を架設して補強された架構の補強構造であって、
前記柱及び梁が前記方杖材の全塑性耐力を上回る耐力を有し、
前記柱梁接合部は、前記柱と梁とを剛接合又は半剛接合して形成されると共に、前記柱及び梁の全塑性耐力を上回る耐力を有する保有耐力接合とされており、
前記梁は、荷重により前記梁よりも先に前記方杖材を降伏させた後のさらなる荷重の増大によって、前記柱梁接合部を形成する梁端部で最大モーメントを発生させるものであり、
該梁端部には、該最大モーメントに起因して塑性化が予定される塑性化領域が設けられ、
前記方杖材は、当該梁端部の塑性化領域よりもスパン中央側にて前記梁に連結されていることを特徴とする架構の補強構造。 - 前記梁端部と前記柱とがボルト接合されることで前記柱梁接合部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の架構の補強構造。
- 前記方杖材は、前記柱、梁及び柱梁接合部に作用する荷重によるエネルギーを吸収するダンパーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の架構の補強構造。
- 前記方杖材を形成するダンパーは、低降伏点鋼を用いて形成されていることを特徴とする請求項3に記載の架構の補強構造。
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