JP5582411B2 - セメント組成物 - Google Patents
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Description
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等の不飽和ジカルボン酸類と炭素原子数1〜4のアルコールとのハーフエステル、ジエステル;上記不飽和ジカルボン酸類と炭素原子数1〜30のアミンとのハーフアミド、ジアミド;上記アルコールやアミンに炭素原子数2〜18のアルキレンオキシドを1〜500モル付加させたアルキル(ポリ)アルキレングリコールと上記不飽和ジカルボン酸類とのハーフエステル、ジエステル;上記不飽和ジカルボン酸類と炭素原子数2〜18のグリコール又はこれらのグリコールの付加モル数2〜300のポリアルキレングリコールとのハーフエステル、ジエステル。
機種:Waters LCM1
検出器:Waters 410 示差屈折検出器
解析ソフト:Waters MILLENNIUM Ver.2.18
溶離液:水10999g、アセトニトリル6001gの混合液に酢酸ナトリウム三水和物115.6gを溶かし、更に30%水酸化ナトリウム水溶液でpH6.0に調整した溶離液を用いる。
溶離液流速:0.8ml/min」
カラム温度:35℃
カラム:東ソー製 TSKgel GuardColumnSWXL+G4000SWXL+G3000SWXL+G2000SWXL
標準物質:ポリエチレングリコール、重量平均分子量(Mw)272500、219300、85000、46000、24000、12600、4250、7100、1470
本実施例では、上記ポリエチレンオキシド鎖を持つポリアクリル酸系共重合体からなる分散剤と、五倍子タンニンからなる水和発熱抑制剤とをそれぞれポルトランドセメントに添加してセメント組成物を調製した。セメント組成物の配合比は、ポルトランドセメント100質量部に対して水和発熱抑制剤0.4質量部とし、分散剤2.0質量部とした。
機種:Waters LCM1
検出器:Waters 410示差屈折検出器
解析ソフト:Waters MILLENNIUM Ver.2.18
溶離液:水10999g、アセトニトリル6001gの混合液に酢酸ナトリウム三水和物115.6gを溶かし、更に30%水酸化ナトリウムでpH6に調整した溶離液を用いる。
溶離液流速:0.8ml/min
カラム温度:35℃
カラム:東ソー製 TSKgel GuardColumnSWXL+G4000SWXL+G3000SWXL+G2000SWXL
標準物質:ポリエチレングリコール、重量平均分子量(Mw)272500、219300、85000、46000、24000、12600、4250、7100、1470
分散剤として、上記実施例1のポリアクリル酸系共重合体からなる分散剤に代えてナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物からなるナフタレン系分散剤(商品名マイティ150:花王株式会社製)を配合して、比較例1のセメント組成物を調製した。水和発熱抑制剤及びポルトランドセメントは実施例1と同じものを用いた。セメント組成物の配合比は、ポルトランドセメント100質量部に対して水和発熱抑制剤0.4質量部とし、分散剤2.0質量部とした。
分散剤として、末端スルホン酸基を有するポリカルボン酸基含有多元ポリマー(商品名チューポールHP−8:竹本油脂株式会社製)を配合して比較例2のセメント組成物を調製した。水和発熱抑制剤及びポルトランドセメントは実施例1と同じものを用いた。セメント組成物の配合比は、ポルトランドセメント100質量部に対して水和発熱抑制剤0.4質量部とし、分散剤1.1質量部とした。
上記実施例1、比較例1、比較例2のセメント組成物について、流動性の評価を行うべく、フロー値を測定した。水/セメント比は40%とした。各セメント組成物の各成分を、上記配合比で常温(20℃)下、ホバートミキサーで3分間混合し、フロー値(0打フロー値)を測定した。フロー値はJIS R 5201「セメントの物理試験方法」に準じて測定した。試験結果を表1に示す。
本実施例では、ポリアクリル酸系共重合体からなる分散剤と、タラタンニンからなる水和発熱抑制剤とをそれぞれポルトランドセメントに添加してセメント組成物を調製した。ポルトランドセメント及び分散剤としては実施例1と同じものを用い、タラタンニンとしては富士化学社製のものを用いた。セメント組成物の配合比は、ポルトランドセメント100質量部に対して水和発熱抑制剤0.4質量部とし、分散剤0.47質量部とした。
水和発熱抑制剤として、上記実施例2のタラタンニンに代えて五倍子タンニンを配合した以外は、配合成分及び配合比は実施例2と同じとした。五倍子タンニンは実施例1と同じものを用いた。
分散剤として、上記実施例2のポリアクリル酸系共重合体からなる分散剤に代えてナフタレン系分散剤を配合した以外は、配合成分を実施例2と同じとした。ナフタレン系分散剤は比較例1と同じものを用いた。セメント組成物の配合比は、ポルトランドセメント100質量部に対して水和発熱抑制剤0.4質量部とし、分散剤2.0質量部とした。
分散剤として、上記実施例2のポリアクリル酸系共重合体からなる分散剤に代えてナフタレン系分散剤を配合し、水和発熱抑制剤として、上記実施例2のタラタンニンに代えて五倍子タンニンを配合した。ナフタレン系分散剤は比較例3と同じものを用い、五倍子タンニンは実施例1と同じものを用いた。セメント組成物の配合比は、比較例3と同じとした。
上記実施例2、実施例3、比較例3、比較例4のセメント組成物について、流動性の比較試験を行った。試験例1と同様に、常温(20℃)下で各材料をホバートミキサーで3分間混合し、フロー値を測定した。本試験例では0打フロー値及び15打フロー値を測定した。フロー値はJIS R 5201「セメントの物理試験方法」に準じて測定した。試験結果を表2に示す。
Claims (1)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011009839A JP5582411B2 (ja) | 2011-01-20 | 2011-01-20 | セメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011009839A JP5582411B2 (ja) | 2011-01-20 | 2011-01-20 | セメント組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012148934A JP2012148934A (ja) | 2012-08-09 |
JP5582411B2 true JP5582411B2 (ja) | 2014-09-03 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011009839A Active JP5582411B2 (ja) | 2011-01-20 | 2011-01-20 | セメント組成物 |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2011
- 2011-01-20 JP JP2011009839A patent/JP5582411B2/ja active Active
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JP2012148934A (ja) | 2012-08-09 |
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