JP5581938B2 - 保護シート付き触媒層−電解質膜積層体、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体、保護シート付き膜−電極接合体及び保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法 - Google Patents

保護シート付き触媒層−電解質膜積層体、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体、保護シート付き膜−電極接合体及び保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体及び保護シート付き膜−電極接合体に関するものである。
燃料電池は、電解質の両面に電極が配置され、水素と酸素の電気化学反応により発電する電池であり、発電時に発生するのは水のみである。このように従来の内燃機関と異なり、二酸化炭素等の環境負荷ガスを発生しないために次世代のクリーンエネルギーシステムとして普及が見込まれている。その中でも特に固体高分子形燃料電池は、作動温度が低く、電解質の抵抗が少ないことに加え、活性の高い触媒を用いるので小型でも高出力を得ることができ、家庭用コージェネレーションシステム等の用途として早期の実用化が見込まれている。
この固体高分子形燃料電池は、電解質膜の両面に触媒層が形成された触媒層−電解質膜積層体や、この触媒層−電解質膜積層体の各触媒層上に導電性多孔質基材が形成された膜−電極接合体を主な構成としている。この触媒層−電解質膜積層体や膜−電極接合体は、このままの状態で保管されたり、ユーザーへ供給されたりすることがあるが、生産性の観点から長尺状の電解質膜の両面に触媒層や電極が形成されてロール状に巻き取られた状態とすることがある(特許文献1参照)。
特開平10−64574号公報
上述した触媒層−電解質膜積層体や膜−電極接合体は、ロール状に巻かれると、触媒層同士もしくは電極同士が接触した状態となる。そして、触媒層−電解質膜積層体や膜−電極接合体の保管中又は輸送中に、隣接する触媒層や電極同士が擦れることによって触媒層や電極が損傷したり欠落したりするというような問題が生じる可能性がある。そこで、本発明は、触媒層や電極の損傷や欠落を防止することのできる保護シート付き触媒層−電解質膜積層体及び保護シート付き膜−電極接合体を提供することを課題とする。
本発明に係る保護シート付き触媒層−電解質膜積層体は、長尺状の電解質膜と、前記電解質膜の一方面上に形成された第1の触媒層と、前記電解質膜の他方面上において、前記第1の触媒層と対応する位置に形成された第2の触媒層と、前記第1の触媒層上を覆っている長尺状の第1の保護シートと、を備えている。
このように構成された保護シート付き触媒層−電解質膜積層体は、第1の保護シートが第1の触媒層上を覆った状態となっているため、このような状態で保護シート付き触媒層−電解質膜積層体をロール状にすると、第1の触媒層と第2の触媒層との間に第1の保護シートが介在する状態となる。この結果、触媒層同士が擦れることが防止でき、ひいては触媒層の損傷や欠落を防止することができる。また、第1の保護シート電解質膜の一方面上に接着している、第1の触媒層上で動くことが抑制され、第1の保護シート自体が触媒層と擦れて触媒層を損傷させる若しくは欠落させることを防止することができる。なお、この第1の保護シートは、少なくとも触媒層の周囲で電解質膜に接着されていればよいが、電解質膜の触媒層が形成されていない部分全面に接着することで、保管中の電解質膜の膨潤収縮を確実に抑制することもできる。
上記保護シート付き触媒層−電解質膜積層体は、種々の構成をとることができ、例えば、上記第1の触媒層が電解質膜の一方面上に長さ方向に間隔をあけて複数形成されており、第2の触媒層が電解質膜の他方面上において各第1の触媒層と対応する位置に複数形成されているような構成とすることができる。また、その他にも、第1の触媒層や第2の触媒層が間隔をあけることなく、長さ方向に連続して形成されていてもよい。
また、上記保護シート付き触媒層−電解質膜積層体において、JIS K 6854−3の試験方法による第1の保護シートと電解質膜とのはく離接着強さを0.01〜10N/cmとすることが好ましい。このように、第1の保護シートと電解質膜とのはく離接着強さを0.01N/cm以上とすることによって、電解質膜の膨潤収縮を抑制することができ、ひいては、電解質膜のシワの発生を防止することができる。また、第1の保護シートと電解質膜のはく離接着強さを10N/cm以下とすることによって、第1の保護シートを触媒層−電解質膜積層体からはく離したときに、電解質膜が破れることを防止することができる。
また、上記第1の保護シートは、第1の触媒層上に接着されているような構成とすることもできる。この構成によれば、第1の保護シート自体が触媒層と擦れて触媒層が損傷もしくは欠落することをより確実に防止することができる。この場合、JIS K 6854−3の試験方法による第1の保護シートと触媒層とのはく離接着強さは、0.01〜1.0N/cmとすることが好ましい。この第1の保護シートと触媒層とのはく離接着強さを0.01N/cm以上とすることによって、触媒層上における第1の保護シートの動きを確実に防止することができ、また、1.0N/cm以下とすることによって、第1の保護シートを触媒層−電解質膜積層体からはく離したときに触媒層が第1の保護シートと一緒に剥がれてしまうことを防止することができる。
また、各第2の触媒層上を覆っている長尺状の第2の保護シートをさらに備えた構成とすることもできる。この構成によれば、より確実に触媒層が損傷することを防止できる。
また、本発明に係る保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体は、長尺状の電解質膜と、前記電解質膜の一方面上に形成された第1の触媒層と、前記電解質膜の一方面上に形成された第2の触媒層と、前記第1及び第2の触媒層上を覆っている第1の保護シートと、を備え、前記第1の触媒層は、前記第2の触媒層に対して、前記第1の触媒層と前記第2の触媒層との間において電解質膜の長さ方向に延びる対称軸を中心に対称に配置されている。
この保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体は、対称軸で電解質膜を折り曲げて電解質膜の他方面同士を接着させることで、保護シート付き触媒層−電解質積層体とすることができる。この保護シート付き触媒層−電解質膜積層体も上述した保護シート付き触媒層−電解質膜積層体と同様に、第1の保護シートが触媒層上を覆った状態となっているため、ロール状にして保管や輸送をした場合であっても触媒層が損傷したり欠落したりすることを防止できる。なお、この保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体においても、第1の触媒層や第2の触媒層が電解質膜の長さ方向に間隔をあけて複数形成されていてもよいし、その他にも、第1の触媒層や第2の触媒層が長さ方向に間隔をあけることなく連続して形成されていてもよい。なお、第1の触媒層や第2の触媒層が長さ方向に間隔をあけて複数形成されている場合は、第1の触媒層の列と第2の触媒層の列とが、上記対称軸を中心にして対称となるように形成されている。
また、本発明に係る保護シート付き膜−電極接合体は、長尺状の電解質膜と、前記電解質膜の一方面上に形成された、触媒層及び導電性多孔質基材からなる第1の電極と、前記電解質膜の他方面上において、前記各第1の電極と対応する位置に形成された、触媒層及び導電性多孔質基材からなる第2の電極と、前記第1の電極上を覆っている長尺状の第1の保護シートと、を備えている。
この保護シート付き膜−電極接合体は、第1の保護シートが第1の電極上を覆った状態となっているため、このような状態で保護シート付き膜−電極接合体をロール状にすると、第1の電極と第2の電極との間に第1の保護シートが介在する状態となる。この結果、電極同士が擦れ合うことが防止でき、ひいては触媒層の損傷や欠落を防止することができる。なお、この保護シート付き膜−電極接合体においても、第1の電極が電解質膜の長さ方向に間隔をあけて複数形成されており、第2の電極が各第1の電極と対応する位置に複数形成されていてもよいし、その他にも、第1の電極や第2の電極が長さ方向に間隔をあけることなく連続して形成されていてもよい。
本発明によれば、触媒層や電極の損傷や欠落を防止することのできる保護シート付き触媒層−電解質膜積層体及び保護シート付き膜−電極接合体を提供することを課題とする。
図1は本実施形態に係るロール状の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の一部を巻き出した状態を示す側面断面図である。 図2は本実施形態に係るロール状の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の一部を巻き出した状態を示す平面図であり、図解を容易にするために保護シートによって覆われている触媒層も図示している。 図3はロール状の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法を示す説明図である。 図4は本実施形態に係るロール状の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体の一部を巻き出した状態を示す平面図である。 図5は本実施形態に係るロール状の保護シート付き膜−電極接合体の一部を巻き出した状態を示す側面断面図である。 図6は他の実施形態に係るロール状の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の一部を巻き出した状態を示す側面断面図である。
第1実施形態
以下、本発明に係る保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1の左右方向を長さ方向と称し、図2の上下方向を幅方向と称して以下説明する。
(保護シート付き触媒層−電解質膜積層体)
図1に示すように、本実施形態に係る保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1は、長尺状の電解質膜2と、この電解質膜2の両面に形成された第1及び第2の触媒層3a、3bと、各第1の触媒層3a上を覆った状態で触媒層−電解質膜積層体10に接着された長尺状の保護シート4と、を備えており、ロール状に巻かれた状態で保管されている。
(触媒層−電解質膜積層体)
図2に示すように、長尺状の電解質膜2の上面には複数の第1の触媒層3aが長さ方向に所定間隔sをあけて形成されている。この間隔sは特に限定されるものではないが、例えば、1〜50mm程度とすることができる。また、電解質膜2の下面には複数の第2の触媒層3bが形成されている。この第2の触媒層3bは、電解質膜2を介して第1の触媒層3aと対応する位置に形成されている。なお、第1および第2の触媒層3a、3bは間隔をあけずに長さ方向に連続して形成することもできる。また、各第1及び第2の触媒層3a,3bは、幅方向において電解質膜2の幅よりも小さく形成されている。この幅方向における電解質膜2の側縁と各触媒層3a,3bの側縁との距離d1は、特に限定されるものではないが、0〜25mmとすることができる。また、電解質膜2の厚さは、通常、10〜200μm程度であり、各第1及び第2の触媒層3a,3bの厚さは、通常、5〜100μm程度である。なお、この電解質膜2の両面に第1及び第2の触媒層3a、3bが形成されたものを触媒層−電解質膜積層体10と称する。
電解質膜2は、例えば、基材上に水素イオン伝導性高分子電解質を含有する溶液を塗工し、乾燥することにより形成される。水素イオン伝導性高分子電解質としては、例えば、パーフルオロスルホン酸系のフッ素イオン交換樹脂、より具体的には、炭化水素系イオン交換膜のC−H結合をフッ素で置換したパーフルオロカーボンスルホン酸系ポリマー(PFS系ポリマー)等が挙げられる。電気陰性度の高いフッ素原子を導入することで、化学的に非常に安定し、スルホン酸基の解離度が高く、高いイオン伝導性が実現できる。このような水素イオン伝導性高分子電解質の具体例としては、デュポン社製の「Nafion」(登録商標)、旭硝子(株)製の「Flemion」(登録商標)、旭化成(株)製の「Aciplex」(登録商標)、ゴア(Gore)社製の「Gore Select」(登録商標)等が挙げられる。水素イオン伝導性高分子電解質含有溶液中に含まれる水素イオン伝導性高分子電解質の濃度は、通常5〜60重量%程度、好ましくは20〜40重量%程度である。なお、上記の水素イオン伝導性高分子電解質膜以外には、アニオン導電性固高分子電解質膜や液状物質含浸膜も挙げられる。アニオン伝導性電解質膜としては炭化水素系樹脂又はフッ素系樹脂等が挙げられ、具体例としては炭化水素系樹脂としては、旭化成(株)製のAciplex(登録商標)A201,211,221や、トクヤマ(株)製のネオセプタ(登録商標)AM−1,AHA等が挙げられ、フッ素系樹脂としては、東ソー(株)製のトスフレックス(登録商標)IE−SF34等が挙げられる。また液状物質含浸膜としては、例えばポリベンゾイミダゾール(PBI)が挙げられる。
各第1及び第2の触媒層3a,3bは、公知の白金含有の触媒層(カソード触媒及びアノード触媒)とすることができる。具体的には、触媒粒子を担持させた炭素粒子と、水素イオン伝導性高分子電解質とを含有する。水素イオン伝導性高分子電解質としては、上述した電解質膜2に使用されるものと同じ材料を使用することができる。
触媒粒子としては、例えば、白金や白金化合物等が挙げられる。白金化合物としては、例えば、ルテニウム、パラジウム、ニッケル、モリブデン、イリジウム、鉄等からなる群から選ばれる少なくとも1種の金属と、白金との合金等が挙げられる。なお、通常は、カソード触媒層に含まれる触媒粒子は白金であり、アノード触媒層に含まれる触媒粒子は前記金属と白金との合金である。
炭素粒子は、導電性を有しているものであれば限定的ではなく、公知又は市販のものを広く使用できる。例えば、カーボンブラックや、黒鉛、活性炭等を1種又は2種以上で用いることができる。カーボンブラックの例としては、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、ランプブラック等を挙げることができる。炭素粒子の算術平均粒子径は通常5nm〜200nm程度、好ましくは20〜80nm程度である。この炭素粒子の平均粒子径は、例えば、粒子径分布測定装置LA−920:(株)堀場製作所製等により測定できる。
(保護シート)
保護シート4は、電解質膜2と同様に長尺状となっており、各第1の触媒層3a上を覆うような長さとなっている。保護シート4の幅方向の長さは、特に限定されるものではなく、本実施形態のように電解質膜2よりも短くてもよいし、他にも、電解質膜2と同じ幅であってもよいし、電解質膜2よりも大きい幅を有していてもよい。また、保護シート4の側縁と各触媒層3の側縁との距離d2は、特に限定されるものでないが、約0〜200mmであることが好ましく、約2〜100mmであることがさらに好ましい。
この保護シート4は、触媒層−電解質膜積層体10上を動かないように触媒層−電解質膜積層体10の上面、すなわち電解質膜2と第1の触媒層3aとに接着している。JIS K 6854−3の試験方法(T形はく離)による保護シート4と電解質膜2とのはく離接着強さは、0.01〜10N/cmとすることが好ましい。このように保護シート4と電解質膜2とのはく離接着強さを0.01N/cm以上とすることで電解質膜2が膨潤収縮して保護シート4が電解質膜2に接着した状態を維持することができ、ひいては保管中の電解質膜2のシワや、緩みなどを防止することができる。また、保護シート4と電解質膜2とのはく離接着強さを10N/cm以下とすることで、触媒層−電解質膜積層体10を使用するために保護シート4を触媒層−電解質膜積層体からはく離した際に、電解質膜2がそのはく離によって破れてしまうことを防止することができる。また、JIS K 6854−3の試験方法(T形はく離)による保護シート4と第1の触媒層3とのはく離接着強さは、0.01〜1.0N/cmとすることが好ましい。このようにはく離接着強さを0.01N/cm以上とすることによって、保護シート4自体が第1の触媒層3aと擦れることを確実に防ぐことができ、1.0N/cm以下とすることによって、保護シート4をはく離した際に、第1の触媒層3aの一部が保護シート4と一緒に剥がれてしまうことを防止することができる。
保護シート4は、基材と、その基材上に形成された粘着層との2層構造となっており、粘着層が触媒層−電解質膜積層体10側を向いている。なお、基材としては、ポリエステルや、ポリアミド、ポリイミド、ポリメチルテンペン、ポリフェニレンオキサイド、ポリサルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、アルミ箔などを好ましく使用することができる。なお、ポリエステルは、具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート等を挙げることができる。また、粘着層としては、エポキシ樹脂や、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ゴム等が挙げられ、特にアクリル樹脂が好ましい。
(製造方法)
次に、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1の製造方法について説明する。
まず、図3に示すように、長尺状の電解質膜2の両面に第1及び第2の触媒層3a,3bが形成された触媒層−電解質膜積層体10をRoll to Rollの状態で流す。この触媒層−電解質膜積層体10は、例えば、長尺状の電解質膜2の両面に転写法によって第1及び第2の触媒層3a,3bを形成したり、その他にも触媒層インキをスプレー、スクリーン印刷、ダイコート、ノズルで塗布することによって電解質膜2の両面に第1及び第2の触媒層3a,3bを形成することができる。
この触媒層−電解質膜積層体10の上面に長尺状の保護シート4を接着する。より詳細には、保護シート4をロール状に巻き取った保護シートロール40を、触媒層−電解質膜積層体10の上方に設置する。そして、この保護シートロール40から長尺状の保護シート4を巻き出し、粘着層が触媒層−電解質膜積層体10を向いた状態の保護シート4を触媒層−電解質膜積層体10の上面に、約0.1〜5.0MPaの力で加圧し接着させる。
以上のようにして、触媒層−電解質膜積層体10に保護シート4を接着して作製された保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1をロール状に巻き取る。
第2実施形態
本発明に係る保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体1’の実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同じ構成の部分は、同じ符号を付すことで説明を省略する。
図4に示すように、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体1’は、上述した保護シート触媒層−電解質膜積層体1とは異なり、第2の触媒層3bが電解質膜2の下面ではなく上面に第1の触媒層3aと並ぶように形成されている。そして、第1の触媒層3aの列と第2の触媒層3bの列とは対称軸cを中心に対称に配置されている。また、保護シート4は、各第1及び第2の触媒層3a、3b上を覆った状態で、各触媒層3a,3b及び電解質膜2に接着されている。この保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体1’は、対称軸cで折り曲げて電解質膜2の下面同士を接着させることで保護シート付き触媒層−電解質膜積層体とすることができる。なお、この電解質膜2の下面同士を接着させる方法としては、例えば、対称軸cで折り曲げた状態でホットプレスすることなどが挙げられる。このときの加圧レベルは、通常0.5〜20MPa程度、好ましくは1〜10MPa程度とする。また、加熱温度は、電解質膜の破損、変性などを回避するために、通常あ200℃以下であり、好ましくは150℃以下である。なお、各触媒層3a、3b上に導電性多孔質基材を形成して、保護シート付き膜−電極接合体とすることもできる。
第3実施形態
本発明に係る保護シート付き膜−電極接合体100の実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同じ構成のものは同じ符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、保護シート付き膜−電極接合体100は、上述した保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1と異なり、各触媒層3a,3b上に導電性多孔質基材5が形成されている。なお、その他の点においては、上述した保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1と同じ構成となっている。
導電性多孔質基材5は、特に限定されるものではないが、その厚さを約0.1〜0.5mmとすることが好ましい。なお、この導電性多孔質基材5と触媒層3とによって電極が構成される。
導電性多孔質基材5としては、公知であり、燃料極、空気極を構成する各種の導電性多孔質基材を使用でき、燃料である燃料ガス及び酸化剤ガスを効率よく触媒層に供給するため、多孔質の導電性基材からなっている。多孔質の導電性基材としては、例えば、カーボンペーパーやカーボンクロス等が挙げられる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、図6に示すように、第2の触媒層3bを覆うように第2の保護シート4’を形成することもできる。
サンプル1〜7の7種類の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体を以下のようにして作製した。なお、サンプル1〜7の違いは保護シート4のみであり、触媒層−電解質膜積層体10はサンプル1〜7ともに同じ方法で作製した。
まず、次のようにして触媒層−電解質膜積層体10を作製した。ロール状の電解質膜2(デュポン社製ナフィオン212。幅75mm)の表面に、ダイコートにより50mm角の第1の触媒層3a(田中貴金属社製触媒(TEC10E50E)とデュポン社製ナフィオンバインダー(DE520)に所定量の水、イソプロパノールでインキ化した触媒層インキから作製したもの)を30mmの間隔sを開けて30個形成した。その後、電解質膜2の裏面にも同様に、第2の触媒層3bを形成することでロール状の触媒層−電解質膜積層体10を作製した。なお、第1の触媒層3aと第2の触媒層3bは、電解質膜2を介して対向する位置に形成されている。
次に、ロール状の触媒層−電解質膜積層体10の両面に保護シート4を接着させた。なお、サンプル1の保護シート4としては日立化成株式会社製 ヒタレックスP−5310を使用し、サンプル2の保護シート4としては日立化成株式会社製 ヒタレックスL−8020を使用し、サンプル3の保護シート4としてはパナック株式会社製 パナプロテクトHTAを使用し、サンプル4の保護シート4としては住友3M株式会社製 851Aを使用し、サンプル5の保護シート4としてはパナック株式会社製 パナライフ YSを使用し、サンプル6の保護シート4としては、日立化成工業株式会社製 ヒタレックスCL 膜厚を使用し、サンプル7の保護シート4としては、東レ株式会社製 ルミラーS10を使用した。なお、各保護シートとも、膜厚は全て50μmである。これら、サンプル1〜7ともに、ロール状の保護シート4(幅75mm)を、粘着層が触媒層−電解質膜積層体10を向くように、触媒層−電解質膜積層体10の両面に配置し、保護シート4を触媒層−電解質膜積層体10に対して加圧(1.0MPa)することによって、7種類の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体を作製した。
(試験1)
以上のように作製した、サンプル1〜7の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1において、保護シート4を触媒層−電解質膜積層体10から剥離したときの電解質膜2の状態を評価した結果を表1に示す。なお、この表1に示した第1のはく離接着強さは、JIS K 6854−3の試験方法による保護シート4と電解質膜2とのはく離接着強さのことである。また、第2のはく離接着強さとは、JIS K 6854−3の試験方法による保護シート4と触媒層3a、3bとのはく離接着強さのことである。表1の「○」は、試験後に目視確認した結果、電解質膜2に破れがないことを表し、「×」は電解質膜2に破れがあることを表している。
(試験2)
サンプル1〜7の7種類の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1における、保護シート4を触媒層−電解質膜積層体10から剥離したときの触媒層3の状態を評価した。詳細には、サンプル1〜7の7種類の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1を15mm幅になるように切断し、保護シート4を電解質膜2に接着している部分から触媒層3に接着している部分にかけて、50mm/minの条件で触媒層−電解質膜積層体10から剥離し、その結果を表1に示した。なお、この剥離条件は、JIS K 6854−3の試験方法によるものと同じである。また、表1の「○」は、試験後に目視確認した結果、触媒層3にキズが無く、また、保護シート4側に移っていないことを表し、「×」は保護シート4側に触媒層3が移っていることを表している。
(試験3)
サンプル1〜7の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体1を、温度40℃、相対湿度95%の条件とした環境試験機内に24時間収容し、この試験後の各サンプルを目視にて確認した結果を表1に示す。なお、表1中の「○」は、電解質膜にシワが発生しなかったことを表し、「×」は電解質膜の端部にシワが発生したことを表す。
Figure 0005581938
1 保護シート付き触媒層−電解質膜積層体
1’ 保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体
100 保護シート付き膜−電極接合体
2 電解質膜
3a 第1の触媒層
3b 第2の触媒層
4 第1の保護シート
5 導電性多孔質基材

Claims (16)

  1. 長尺状の電解質膜と、
    前記電解質膜の一方面上に形成された第1の触媒層と、
    前記電解質膜の他方面上において、前記第1の触媒層と対応する位置に形成された第2の触媒層と、
    前記第1の触媒層上を覆った状態で前記電解質膜の一方面上に接着された長尺状の第1の保護シートと、
    を備えた、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体であって、
    前記第1の保護シートは、該触媒層−電解質膜積層体をロール状にして輸送又は保管する際に前記第1及び第2の触媒層を保護する、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体
  2. 長尺状の電解質膜と、
    前記電解質膜の一方面上に形成された第1の触媒層と、
    前記電解質膜の他方面上において、前記第1の触媒層と対応する位置に形成された第2の触媒層と、
    前記第1の触媒層上に接着された長尺状の第1の保護シートと、
    を備えた、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体であって、
    前記第1の保護シートは、該触媒層−電解質膜積層体をロール状にして輸送又は保管する際に前記第1及び第2の触媒層を保護する、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体
  3. 前記第1の保護シートは、前記電解質膜の一方面上に設けられている、請求項に記載の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体。
  4. JIS K 6854−3の試験方法による前記第1の保護シートと前記電解質膜とのはく離接着強さは、0.01〜10N/cmである、請求項に記載の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体。
  5. JIS K 6854−3の試験方法による前記第1の保護シートと前記触媒層とのはく離接着強さは、0.01〜1.0N/cmである、請求項2または3に記載の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体。
  6. 前記第1の触媒層は、前記電解質膜の一方面上に長さ方向に間隔をあけて複数形成されており、
    前記第2の触媒層は、前記電解質膜の他方面上において、前記各第1の触媒層と対応する位置に複数形成されている、請求項1〜のいずれかに記載の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体。
  7. 前記第1の保護シートは粘着層を有する、請求項1〜6のいずれかに記載の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体。
  8. 前記第2の触媒層上を覆っている長尺状の第2の保護シートをさらに備えた、請求項1〜のいずれかに記載の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体。
  9. 長尺状の電解質膜と、
    前記電解質膜の一方面上に形成された第1の触媒層と、
    前記電解質膜の一方面上に形成された第2の触媒層と、
    前記第1及び第2の触媒層上を覆っている第1の保護シートと、を備え、
    前記第1の触媒層は、前記第2の触媒層に対して、前記第1の触媒層と前記第2の触媒層との間において電解質膜の長さ方向に延びる対称軸を中心に対称に配置されている、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体であって、
    前記第1の保護シートは、該触媒層−電解質膜積層体中間体を前記対称軸で折り曲げて前記電解質膜の他方面同士を接着させることで製造される触媒層−電解質膜積層体を、ロール状にして輸送又は保管する際に前記第1及び第2の触媒層を保護する、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体中間体
  10. 長尺状の電解質膜と、
    前記電解質膜の一方面上に形成された、触媒層及び導電性多孔質基材からなる第1の電極と、
    前記電解質膜の他方面上において、前記第1の電極と対応する位置に形成された、触媒層及び導電性多孔質基材からなる第2の電極と、
    前記第1の電極上を覆った状態で前記電解質膜の一方面上に接着された長尺状の第1の保護シートと、
    を備えた、保護シート付き膜−電極接合体。
  11. 前記第1の保護シートは、該膜−電極接合体をロール状にして輸送又は保管する際に前記第1及び第2の電極を保護する、請求項10に記載の保護シート付き膜−電極接合体。
  12. 前記第2の電極上を覆っている長尺状の第2の保護シートをさらに備えた、請求項10または11に記載の保護シート付き膜−電極接合体。
  13. 長尺状の電解質膜と、前記電解質膜の一方面上に形成された第1の触媒層と、前記電解質膜の他方面上において前記第1の触媒層と対応する位置に形成された第2の触媒層と、を備える触媒層−電解質膜積層体を形成する工程と、
    前記触媒層−電解質膜積層体の前記電解質膜の一方面上に、前記第1の触媒層上を覆うように第1の保護シートを接着する工程と、
    を有する保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法であって、
    前記第1の保護シートは、該触媒層−電解質膜積層体をロール状にして輸送又は保管する際に前記第1及び第2の触媒層を保護する、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法。
  14. 長尺状の電解質膜と、前記電解質膜の一方面上に形成された第1の触媒層と、前記電解質膜の他方面上において前記第1の触媒層と対応する位置に形成された第2の触媒層と、を備える触媒層−電解質膜積層体を形成する工程と、
    前記触媒層−電解質膜積層体の前記第1の触媒層上に第1の保護シートを接着する工程と、
    を有する保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法であって、
    前記第1の保護シートは、該触媒層−電解質膜積層体をロール状にして輸送又は保管する際に前記第1及び第2の触媒層を保護する、保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法。
  15. JIS K 6854−3の試験方法による前記第1の保護シートと前記電解質膜とのはく離接着強さは、0.01〜10N/cmである、請求項13に記載の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法。
  16. JIS K 6854−3の試験方法による前記第1の保護シートと前記触媒層とのはく離接着強さは、0.01〜1.0N/cmである、請求項14に記載の保護シート付き触媒層−電解質膜積層体の製造方法。
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