JP5580365B2 - 電流制御回路およびこれを用いたpll回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電流制御回路およびこの電流制御回路を用いたPLL回路に関する。
従来、PLL回路を構成するチャージポンプ回路として、例えば電流制御回路を備えたチャージポンプ回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、このようにPLL回路に適用されるチャージポンプ回路として、例えば、図4に示すような電流制御回路10が提案されている。
図4に示す電流制御回路10は、電源VDDに、スイッチ手段として動作するスイッチPMOSトランジスタP2、電流源として動作する電流源PMOSトランジスタP1、同じく電流源として動作する電流源NMOSトランジスタN1、スイッチ手段として動作するスイッチNMOSトランジスタN2が、この順に直列に接続され、スイッチNMOSトランジスタN2の他端がGNDに接地されている。電流源PMOSトランジスタP1のゲート電極には、バイアス電圧Bias_Pが印加されるとともに、電流源PMOSトランジスタP1のゲート電極と電源VDDとの間に大容量の安定化容量C1が接続される。同様に、電流源NMOSトランジスタN1のゲート電極には、バイアス電圧Bias_Nが印加されるとともに、電流源NMOSトランジスタN1のゲート電極とGNDとの間に大容量の安定化容量C2が接続される。
さらに、スイッチPMOSトランジスタP2および電流源PMOSトランジスタP1の接続点とGNDとの間に容量Cint,p1,2が接続され、同様に、電流源NMOSトランジスタN1およびスイッチNMOSトランジスタN2の接続点とGNDとの間に容量Cint,n1,2が接続される。
電流源PMOSトランジスタP1と電流源NMOSトランジスタN1との接続点の電圧が出力電圧Voutとなり、この接続点に接続される出力端子ToutとGNDとの間に容量PAD_Capが接続される。
スイッチPMOSトランジスタP2のゲート電極には、出力端子Toutから電流を出力するための制御信号であるUP信号が入力され、スイッチNMOSトランジスタN2のゲート電極には出力から電流を引き込むための制御信号であるDOWN信号が入力される。
スイッチPMOSトランジスタP2およびNMOSトランジスタN2は、UP信号およびDOWN信号により相補的に動作するように制御され、UP信号およびDOWN信号を制御することによって、出力電流Ioutを制御するようになっている。
すなわち、DOWN信号がLowレベルであり且つLowレベルのUP信号が入力されると、UP信号の立ち下がりエッジによって、スイッチPMOSトランジスタP2のドレイン電圧(Vs,p)は、瞬時に電源VDD電圧付近までチャージアップし、電流源PMOSトランジスタP1はON状態となる。
一方、UP信号がHighレベルであり且つHighレベルのDOWN信号が入力されると、DOWN信号の立ち上がりエッジによって、スイッチNMOSトランジスタN2のドレイン電圧Vs,nは、瞬時にGND電圧付近まで低下する。
また、UP信号がLowレベルであり且つDOWN信号がHighレベルであって、電流源PMOSトランジスタP1および電流源NMOSトランジスタN1がともにON状態である場合には、電流源PMOSトランジスタP1および電流源NMOSトランジスタN1から供給される電流量は同一電流量となるように設計されており、これら電流源PMOSトランジスタP1および電流源NMOSトランジスタN1から供給される電流量が同一電流量となり釣り合うことによって出力電流Ioutを出力しないようになっている。
このように、図4の電流制御回路10は、出力電流Ioutとして、3つの状態をもつ回路である。そのため、この電流制御回路10は、PLL回路のチャージポンプとして適用することもできる。
図5は、チャージポンプとして図4の電流制御回路10を適用した、高周波PLL(Phase-locked loop)回路の構成を示したものである。
このPLL回路20は、図5に示すように、水晶発振器(XO:Crystal Oscillator)1、R分周器2、位相比較器(PFD:Phase Frequency Detector)3、チャージポンプ(CP:Charge Pump)4、LPF(Loop Filter)5、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)6、およびN分周器7を含んで構成され、電圧制御発振器6の出力が出力電圧Voutとして出力されるようになっている。
R分周器2は、水晶発振器1で生成した基準入力信号(XO信号)の発振周波数を基準周波数とし、この基準入力周波数を1/Rに落すための分周器である。同様にN分周器7は電圧制御発振器6の出力信号Voutの周波数を1/Nに落すための分周器である。
位相比較器3は、基準入力信号の基準周波数をR分周した入力参照信号と、電圧制御発振器6の出力信号Voutの周波数をN分周したN分周器7の出力信号との2つの信号の周波数および位相を比較し、その差分に応じて制御信号(UP信号、DOWN信号)をチャージポンプ4に出力する。
チャージポンプ4は、位相比較器3からの制御信号に基づき電流を出力、または、電流を引き込み、出力電流Ioutを制御する。
LPF5は、チャージポンプ4から出力される出力電流Ioutを直流電圧(VCO制御電圧)に変換する。
電圧制御発振器6は、LPF5で変換されたVCO制御電圧に比例した周波数の信号を生成し、これを出力信号Voutとして出力端子8に供給するとともに、N分周器7に出力する。
そして、チャージポンプ4としての電流制御回路10のスイッチPMOSトランジスタP2のゲート電極に位相比較器3からのUP信号が入力され、スイッチNMOSトランジスタN2のゲート電極に位相比較器3からのDOWN信号が入力され、このUP信号およびDOWN信号に応じて電流制御回路10の出力電流Ioutが制御される。
すなわち、電圧制御発振器6の利得が正の場合には、R分周器2からの入力参照信号に対して、その比較対象であるN分周器7の出力信号の位相が進んでいるときには、位相比較器3は、チャージポンプ4にDOWN信号を出力する。チャージポンプ4は、DOWN信号に応じて、LPF5から電流を引き込み、VCO制御電圧を引き下げ、電圧制御発振器6の出力信号Voutの位相を遅らせるように補正する。
逆にN分周器7の出力信号に対して入力参照信号の位相が進んでいるときには、位相比較器3は、チャージポンプ4にUP信号を出力する。チャージポンプ4は、UP信号に応じて、出力電流Ioutを出力し、VCO制御電圧を引き上げて、電圧制御発振器6の出力信号Voutの位相を進めるように補正する。
また、電圧制御発振器6の利得が負の場合には、上記と逆の動作となる。
特開2007−116412号公報
ところで、図4に示す電流制御回路10を用いて図5に示すようなPLL回路20を集積化すると、チャージポンプ4の出力には、図4中に示すように、レイアウトに伴う配線によって、インダクタンス(L)成分が付加される。また、LPF5や電圧制御発振器6を集積化せずに、ディスクリート部品として外付けする際には、チャージポンプ4の出力には、配線とボンディングワイヤ(Bonding Wire)との合成によって、より大きいインダクタンス(L)成分が付加される。
前述のように、図4に示す電流制御回路10は、3つの遷移状態の切り替わりのタイミングで出力電流Ioutが変化するため、出力信号Voutの電位は、その出力電流Ioutの時間微分値とインダクタンス(L)成分値との積相当のリンギングが生じる。
図4に示す電流制御回路10は、UP側およびDOWN側の電流源PMOSトランジスタP1および電流源NMOSトランジスタN1のゲート電極のそれぞれに大容量の安定化容量C1およびC2を接続している。そのため、出力信号Voutの電位の揺れが電流源PMOSトランジスタP1および電流源NMOSトランジスタN1のゲート電極およびドレイン間の真性容量を介してゲート電位に影響を及ぼすことはない。
しかしながら、UP側およびDOWN側の電流源PMOSトランジスタP1および電流源NMOSトランジスタN1のソース電位には、電流源PMOSトランジスタP1および電流源NMOSトランジスタN1の真性容量分(Cint,p1,2、Cint,n1,2)しか、対AC−GNDに容量を有していないため、電流源である電流源PMOSトランジスタP1のドレインおよびソース間の配線容量Cds, p1、また、電流源NMOSトランジスタN1のドレインおよびソース間の配線容量Cds, n1を介して、出力電位の揺れΔVをソース電位に伝えてしまう。
図6は、電流源MOSトランジスタ(電流源PMOSトランジスタP1、電流源NMOSトランジスタN1)のレイアウトの一例を示したものである。
図6では、ドレインAd1を、絶縁層(図示せず)を介して積層された2層のメタル層(メタル層M1aおよびM2a)、ソースAs1を、絶縁層(図示せず)を介して積層された3層のメタル層(メタル層M1b、M2bおよびM3)で配線している例を示す。なお、メタル層M1aとM1bとは同層である。また、メタル層M2aとM2bとは同層である。
電流源MOSトランジスタのソースAs1及びドレインAd1は、配線抵抗に対する電圧降下の影響を小さくするためにVIA等で多層に配線している。すると図6に示すように、その同層の配線間及び異層の配線間に容量が見え、多くの配線容量がドレインおよびソース間に付加されてしまう。
ここで、UP側の電流源PMOSトランジスタP1のソース電位の変位量ΔVs,pは、次式(1)で表すことができる。
Figure 0005580365
この(1)式より、ドレインおよびソース間容量が大きいほど、ソース電位の変位量ΔVs,pが大きいことがわかる。
図4に示す電流制御回路10では、前述したようにUP側の電流源PMOSトランジスタP1がOFF状態からON状態に移行する際には、電流源PMOSトランジスタP1のソース電位Vs,pをGND電位から電源VDD電位まで瞬時的にチャージアップする。
したがって、同じ容量下では使用する電源電圧が高いほど、チャージアップのための電荷が大きく、それに付随して瞬時電流も大きくなってしまうため、上記の影響は電源電圧が高いほどより顕著に表れるという問題がある。
また出力電流量が大きいほど、電流源MOSトランジスタのMOSサイズは大きくなり、レイアウトによる配線容量も大きくなるため、出力電流量が大きいほど、(1)式の影響は顕著に表れる。
チャージポンプ4は、比較する位相の状態によりUP側またはDOWN側のどちらかの電流源MOSトランジスタが先にオン状態となるので、上記の(1)式の影響が大きいと、位相が進んでいる方の電流源MOSトランジスタの出力電流によって、位相が遅れている方の電流源MOSトランジスタの出力電流が揺らされ、これに伴いソース電位が揺らされ、その結果、出力電流Ioutもリンギングしてしまう可能性がある。
つまり、PLL回路20が位相LOCKに近づき、位相比較器3で比較するR分周器2の出力信号およびN分周器7の出力信号の位相差が近いほど、リンギングによる影響が相対的に大きく見えて、チャージポンプ4のゲイン(出力電流の時間平均値)Kcpが変動して見えてしまう。
DOWN側の電流源NMOSトランジスタN1についても、同様のことがいえる。
このように、電流制御回路10の出力電流Ioutがリンギングしてしまうと、出力電流Ioutの精度が劣化してしまう。すると、設計値通りの電流が出力されないので、システム設計において不都合をもたらしてしまう。
例えば、図4に示す電流制御回路10がPLL回路20のチャージポンプ4として用いられる際には、チャージポンプ4のゲイン(出力電流の時間平均値)(Kcp)が変動してしまうことになる。そのため、ゲインKcpに比例するPLL回路20のループ帯域幅ωcが変動してしまう。このループ帯域幅ωcが変動してしまうと、システムの安定性の目安である位相余裕も変動してしまう可能性がある。
例として、電圧制御発振器6を含むPLL回路20が図7のような受信系のRF受信システム30で、RF信号をMIXERによりIF信号に変換する際のLO信号(局部発振信号)を発生する局部発振器として用いられる場合、PLL20回路(すなわち電圧制御発振器(VCO)6)の出力信号であるLO信号の離調周波数の利得が変動してしまうことになる。
図8は、RF受信システム30のスペクトル図を示したものであり、(a)はRF信号(所望波:周波数fRF)と妨害波(周波数f1)の周波数スペクトル、(b)はLO信号(周波数fLO)の周波数スペクトル、(c)はIF信号(所望波:周波数fIF=fRF−fLO)と妨害波(周波数f1−fLO)の周波数スペクトル、をそれぞれ示したものである。
図8に示すように、LO信号が持つ位相雑音(Phase Noise)は周波数変換されても同じ比率で残っているため、図8(a)に示すようにRF信号に隣接する妨害波が大信号の場合、妨害波の帯域(ωcの幅)が変動して広がってしまうと、妨害波に所望波が埋もれてしまう場合がある(図8(c)参照)。
また、電流が減って帯域が狭くなったとしても、PLL回路20のノイズが増加するという問題、さらに、PLL回路20のロックアップ時間が設計値よりも大きくなってしまうという問題も生じてしまう。
つまり、電流制御回路10の出力電流Ioutの精度はシステム設計において重要な役割を持つため、電流制御回路10の出力電流Ioutの変動を低減することが望ましい。
この出力電流Ioutの変動低減のためには、前記(1)式より、各電流源MOSトランジスタのソースに、意図して大容量を付加することで、配線容量に対する感度を小さくする手段が考えられる。
しかしながらこの手法では、電流源MOSトランジスタがOFF状態からON状態に移行する際に、UP側の電流源PMOSトランジスタP1ではチャージアップ、DOWN側の電流源NMOSトランジスタN1ではディスチャージのための電荷が大きくなる上、スルーレート(SR:Slew Rate)が小さくなってしまう分、スイッチング動作が遅くなってしまい、チャージポンプ4を制御するための位相比較器3での不感帯防止幅をより広くとる必要が生じてしまう。その結果、位相雑音が著しく増加してしまい現実的ではない。
また、電流源MOSトランジスタのゲート長Lを大きくとり、ドレインおよびソース間の物理的距離を確保する方法も考えられるが、こちらはレイアウト面積の増大につながるという問題がある。
そこで、この発明は、上記従来の未解決の問題点に着目してなされたものであり、簡易な構成で出力電流変動を抑制することの可能な電流制御回路およびPLL回路を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1にかかる電流制御回路は、第1電源と第2電源との間に順に直列接続された、第1トランジスタと、トランジスタで構成される第1電流源と、トランジスタで構成される第2電流源と、前記第1トランジスタと相補的に動作する第2トランジスタと、を備え、前記各トランジスタを制御することにより、前記第1電流源と前記第2電流源との中間接続点から出力される電流を制御する電流制御回路であって、前記第1電流源および第2電流源を構成する前記トランジスタは電界効果トランジスタであって、ソースまたはドレイン上に形成され且つ前記ソースまたはドレインと導通する第1導電部と、ゲート電極の上層に絶縁層を介して形成される前記ゲート電極と非導通状態の第2導電部と、を備え、前記第2導電部は、前記第1導電部よりもインピーダンスの低いインピーダンス電源に接続されていることを特徴としている。
求項にかかる電流制御回路は、前記第1導電部および前記第2導電部はそれぞれ多層構造の導電層を有し、且つそれぞれ同じ階層の導電層を有することを特徴としている。
請求項にかかる電流制御回路は、前記第2導電部は、前記第1導電部が有する最上層の導電層よりも階層が上位である導電層を有することを特徴としている。
請求項にかかる電流制御回路は、前記第1導電部は、前記第2導電部が有する最上層の導電層よりも階層が上位である導電層を有することを特徴としている。
また、請求項にかかるPLL回路は、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電流制御回路を含むチャージポンプ回路、を備えることを特徴としている。
さらに、本発明の請求項にかかるRF受信システムは、請求項に記載のPLL回路と、RF信号と前記PLL回路からのローカル信号とをミキシングするミキサと、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、配線容量を低減することができるため、電流制御回路の出力電流のリンギングを抑制することができる。そのため、この電流制御回路をPLL回路のチャージポンプとして用いた場合、チャージポンプが理想的な電流を出力することになり、その結果、PLL回路のループ帯域幅変動を抑えることができる。
また、このような電流制御回路をチャージポンプとして用いたPLL回路を用いてRF受信システムを構成することにより、妨害波に所望波が埋もれてしまうことを抑制し、良好なRF受信システムを実現することができる。
本発明の第1実施形態における電流源MOSトランジスタのレイアウト構造の一例である。 本発明の第2実施形態における電流源MOSトランジスタのレイアウト構造の一例である。 本発明の第3実施形態における電流源MOSトランジスタのレイアウト構造の一例である。 電流制御回路の一例を示す構成図である。 高周波PLL回路の一例を示すシステムブロック図である。 図4の電流制御回路を構成する電流源MOSトランジスタの従来の構造の一例を示すレイアウト図である。 RF受信システムの一例を示すブロック図である。 図7のRF受信システムにおけるスペクトラム図の一例である。
以下、本発明の電流制御回路10の一例を、図面を参照して説明する。
本発明における電流制御回路10は、レイアウトの工夫により出力電流のリンギングの低減を図るようにしたものである。電流制御回路10の構成は、図4に示す従来の電流制御回路10と同様である。
まず、第1の実施形態を説明する。
図1は、第1の実施の形態における、電流制御回路10における電流源MOSトランジスタ(電流源PMOSトランジスタP1、電流源NMOSトランジスタN1)のレイアウトの一例を示したものである。
図1に示すように、電流源MOSトランジスタのソースAs11およびドレインAd11は、絶縁層11を介してメタル層M11a、M11bが積層されている。メタル層M11aはコンタクト12によりソースAs11と導通され、メタル層M11bはコンタクト13によりドレインAd11と導通される。
これらメタル層M11aおよびM11bは同層のメタル層である。
さらに、このソースAs11とドレインAd11との間、すなわちゲート電極Ag11の上層には、絶縁層11を介してゲート電極Ag11と非導通状態にメタル層M11cが積層されている。このメタル層11cは、メタル層M11aおよびM11bと同層のメタル層である。
つまり、ソースAs11およびドレインAd11と、ゲート電極Ag11とを覆うように積層された絶縁層11の上に、同層のメタル層M11a、M11b、M11cが形成されている。
さらに、前記メタル層M11cは、メタル層M11aおよびM11bよりもインピーダンスの低い、インピーダンス電源に接続されている。なお、ここでいうインピーダンスの低いインピーダンス電源とは、ソースおよびドレインに導通されるメタル層M11a、M11bよりもインピーダンスの低い低インピーダンス電源であって、例えば、接地電位などであってもよい。また電流源のソース電位が変動しないために、電位変動の少ない配線や電源であってもよい。
なお、図1において、14はゲート電極Ag11の下層に配置された酸化絶縁膜である。
このような構成とすることによって、ソースAs11およびドレインAd11に接続されるメタル層M11aおよびM11bからの電界は、ゲート電極Ag11の上に設けられたシールドメタルとしての低インピーダンスのメタル層M11cにかかることになる。そのため、ソースAs11およびドレインAd11間に生じる配線容量を低減させることができる。
したがって、配線容量が低減されることによって、電流源MOSトランジスタのソース電位の変位量を抑制することができ、その結果、ソース電位の変位に起因して、電流制御回路10の出力電流に生じるリンギングを低減することができる。すなわち、リンギングにより電流制御回路10の出力電流の精度が劣化することを抑制することができ、より高精度な出力電流を出力することの可能な電流制御回路10を実現することができる。
ここで、上記第1実施形態において、電源VDDが第1電源に対応し、GNDが第2電源に対応し、スイッチPMOSトランジスタP2が第1トランジスタに対応し、電流源PMOSトランジスタP1が第1電流源に対応し、電流源NMOSトランジスタN1が第2電流源に対応し、スイッチNMOSトランジスタN2が第2トランジスタに対応している。また、メタル層M11aおよびM11bが第1導電部に対応し、メタル層M11cが第2導電部に対応している。
次に、第2の実施形態を説明する。
図2は、第2の実施の形態における電流制御回路10における電流源MOSトランジスタ(電流源PMOSトランジスタP1、電流源NMOSトランジスタN1)のレイアウトの一例を示したものである。
図2に示すように、ソースAs21およびドレインAd21は、絶縁層21を介してメタル層M21a、M21bにそれぞれ積層される。メタル層M21aとソースAs21とはコンタクト22により導通され、メタル層M21bとドレインAd21とはコンタクト23により導通される。これらメタル層M21aおよびM21bは同層である。
さらに、このソースAs21とドレインAd21との間、すなわちゲート電極Ag21の上層に、絶縁層21を介してメタル層M21cがゲート電極Ag21と非導通状態に積層される。さらにこのメタル層M21cの上に絶縁層(図示せず)を介してメタル層M22が積層されている。前記メタル層M21cは、メタル層M21aおよびM21bと同層のメタル層である。
前記メタル層M21a、M21bが第1導電部に対応し、メタル層M21cおよびM22が第2導電部に対応している。
また、このとき、メタル層M21cおよびM22は、配線抵抗に対する電圧降下の影響を小さくするために、VIAホール25を介して接続すること等により多層に配線する。
つまり、ソースAs21およびドレインAd21と、ゲート電極Ag21とを覆うように積層された絶縁層21の上に、同層のメタル層M21a、M21b、M21cが形成され、さらにメタル層M21cとメタル層M22とが多層に配線されている。
メタル層M21cおよびM22は、上記第1の実施形態と同様に低インピーダンス電源に接続される。
なお、図2において、24はゲート電極Ag21の下層に配置された酸化絶縁膜である。
このような構成とすることによって、上記第1の実施形態と同様に、ソースAs21およびドレインAd21に接続されるメタル層M21aおよびM21bからの電界は、ゲート電極Ag21の上に設けられたシールドメタルとしての低インピーダンスの多層のメタル層M21cおよびM22にかかる。そのため、ソースAs21およびドレインAd21間に生じる配線容量を低減させることができる。
さらに、この第2の実施形態では、ゲート電極Ag21の上に設けたシールドメタルとしてのメタル層を、メタル層M21cとメタル層M22との積層構造にしている。
ここで、ソースAs21およびドレインAd21の間のゲート電極Ag21の上に積層されるシールドメタル(図2の場合には、メタル層M21cおよびM22)の層数が、ソースAs21やドレインAd21に接続されるメタル層(図2の場合には、メタル層M21aおよびM21b)の層数よりも多いほど、ソースAs21およびドレインAd21間にかかる電界は小さくなる。したがって、2極(ソースAs21およびドレインAd21)間の配線容量をより小さくすることができる。
よって、この第2の実施形態においても、ソースAs21およびドレインAd21間にかかる配線容量が低減されることによって、電流制御回路10の出力電流に生じるリンギングを低減することができる。その結果、リンギングにより電流制御回路10の出力電流の精度が劣化することを抑制することができ、より高精度な出力電流を出力することの可能な電流制御回路10を実現することができる。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。
図3は、第3の実施の形態における電流制御回路10における電流源MOSトランジスタ(電流源PMOSトランジスタP1、電流源NMOSトランジスタN1)のレイアウトの一例を示したものである。
図3に示すように、ソースAs31およびドレインAd31は、絶縁層31Lを介してメタル層M31aおよびM31bにそれぞれ積層される。ソースAs31とメタル層M31aとはコンタクト33aを介して導通され、ドレインAd31とメタル層M31bとはコンタクト33bを介して導通される。
メタル層M31aおよびM31bは、同層のメタル層である。さらに、このソースAs31とドレインAd31との間、すなわちゲート電極Ag31の上に、絶縁層31Lを介してメタル層M31cがゲート電極Ag31と非導通状態に積層される。このメタル層M31cは、メタル層M31aおよびM31bと同層のメタル層である。また、メタル層M31cは、上記第1の実施形態と同様に低インピーダンス電源に接続される。
さらに、ソースAs31と導通されるメタル層M31aの上に絶縁層31Uを介してメタル層M32aが積層され、同様に、ドレインAd31と導通されるメタル層M31bの上に絶縁層31Uを介して、メタル層M32aと同層のメタル層M32bが積層される。メタル層M31aおよびM31bと、メタル層M32aおよびM32bとは、配線抵抗に対する電圧降下の影響を小さくするためにそれぞれVIAホール32a、32bを介して接続することなどにより多層に配線される。ここで、メタル層M31aおよびM32a、M31bおよびM32bが第1導電部に対応し、メタル層M31cが第2導電部に対応している。
なお、図3において、34はゲート電極Ag31の下層に配置された酸化絶縁膜である。
このような構成とすることによって、上記第1の実施形態と同様に、ソースAs31およびドレインAd31に接続されるメタル層M31aおよびM32aからなる多層配線、また、M31bおよびM32bからなる多層配線の電界は、ゲート電極Ag31の上に設けられたシールドメタルとしての低インピーダンスのメタル層M31cにかかるため、ソースAs31およびドレインAd31間に生じる配線容量を低減させることができる。
さらに、この第3の実施形態では、ソースAs31およびドレインAd31に接続される配線層をそれぞれメタル層M31aとM32aとの積層構造、またメタル層M31bとM32bとの積層構造にしている。
ここで、前記第2の実施形態で説明したように、ソースAs31およびドレインAd31の間のゲート電極Ag31の上に積層されるシールドメタルの層数が、ソースAs31やドレインAd31に接続されるメタル層の層数よりも多いほど、ソースAs21およびドレインAd21間にかかる電界は小さくなる。一方、図3の場合、シールドメタルはメタル層M31cの1層だけではあるが、ソースAs31およびドレインAd31に接続される配線層の層数が多いほど、ソースAs31およびドレインAd31にかかる電界は小さくなる。そのため、2極(ソースAs31およびドレインAd31)間の配線容量をより小さくすることができる。
このように、シールドメタルとしてのメタル層が、ソースAs31やドレインAd31に接続されるメタル層の層数よりも少ない場合であっても、2極(ソースAs31およびドレインAd31)間の配線容量をより小さくすることができる。
よって、この第3の実施形態においても、ソースAs31およびドレインAd31間にかかる配線容量が低減されることによって、電流制御回路10の出力電流に生じるリンギングを低減することができる。その結果、リンギングにより電流制御回路10の出力電流の精度が劣化することを抑制することができ、より高精度な出力電流を出力することの可能な電流制御回路10を実現することができる。
さらに、上記第1から第3実施形態で説明したように、本発明は、電流制御回路10を構成する電流源MOSトランジスタ(電流源PMOSトランジスタP1、電流源NMOSトランジスタN1)のソースAsおよびドレインAd間の、ソースAsおよびドレインAdに接続される最上層のメタル層と同層またはそれ以上、またはそれ以下の層に、シールドメタルとして動作させるためのメタル層を配置した。さらに、このメタル層をガードリング等のACグラウンドといった低インピーダンス電源と接続することで、ソースAsもしくはドレインAdからの電界は、低インピーダンス電源のシールドメタルにかかるため、ソースAsおよびドレインAd間のカップリング容量を低減することができる。
このカップリング容量の低減効果は、ソースAsおよびドレインAdに接続されるメタル層のうちの最上層のメタル層と同層以上の層にシールドメタルとしてメタル層をゲート電極Agの上層に配置するほど、シールドの効果が大きくなり、配線容量の低減は顕著にみられる。このように、ソースおよびドレインに導通されるメタル層のうちの最上層のメタル層と同層以上の層にシールドメタルとしてメタル層を配置するほど、シールドの効果が大きくなるのは、ソースとドレインの2端子間にかかる電界が低減するためであり、それにより同層の端子間容量だけでなく、異層間の容量やフリンジ容量も低減する。
そして、図1から図3に示すように、電流制御回路10を構成する電流源MOSトランジスタにおいて簡単なレイアウトの工夫によって、配線容量を低減することができるため、大幅な変更を伴うことなく、容易に実現することができる。
そして、このように上記各実施形態における電流制御回路10は、ソースAsおよびドレインAd間の配線容量を低減することができるため、より高精度な出力電流を出力することの可能な電流制御回路10を実現することができる。
したがって、この電流制御回路10をチャージポンプとして適用した場合には、チャージポンプは理想的な電流を出力することになる。そのため、この電流制御回路10を、PLL回路を構成するチャージポンプとして適用した場合には、チャージポンプが理想的な電流を出力するため、PLL回路のループ帯域幅変動を抑えることができ、すなわち精度のよいPLL回路を実現することができる。
さらに、出力電流のリンギングを抑制することができるため、この電流制御回路10を、FractionalPLLシンセサイザのチャージポンプとして適用する場合には、比較する位相差に対するチャージポンプの出力電流の利得の線形性が向上するため、ΔΣノイズのshapingも向上し、また、比較周波数周期のレファレンススプリアスの低減効果も期待することができる。
またさらに、このように、PLL回路の性能を向上させることができるため、図1に示す電流制御回路10をチャージポンプとして適用した前述の図5に示すようなPLL回路20を、図7に示すような受信系のRF受信システムで用いることによって、RF信号に隣接する妨害波に所望波が埋もれてしまうことを抑制し、良好なRF受信システムを実現することができる。
なお、上記実施形態では、ソースおよびドレインのそれぞれに同層のメタル層を同数設けた場合について説明したが、これに限るものではなく、ソースとドレインとでそれぞれ異なる層数のメタル層を設けた場合であっても出力電流のリンギングを抑制することができる。
また、上記実施形態では、本発明における電流制御回路をPLL回路のチャージポンプに適用した場合について説明したが、これに限るものではなく、他の回路であっても適用することができる。
4 チャージポンプ
10 電流制御回路
20 PLL回路
M11a〜M11c メタル層
M21a〜M21c、M22 メタル層
M31a〜M31c、M32a、M32b メタル層

Claims (6)

  1. 第1電源と第2電源との間に順に直列接続された、第1トランジスタと、トランジスタで構成される第1電流源と、トランジスタで構成される第2電流源と、前記第1トランジスタと相補的に動作する第2トランジスタと、を備え、
    前記各トランジスタを制御することにより、前記第1電流源と前記第2電流源との中間接続点から出力される電流を制御する電流制御回路であって、
    前記第1電流源および第2電流源を構成する前記トランジスタは電界効果トランジスタであって、ソースまたはドレイン上に形成され且つ前記ソースまたはドレインと導通する第1導電部と、ゲート電極の上層に絶縁層を介して形成される前記ゲート電極と非導通状態の第2導電部と、を備え
    前記第2導電部は、前記第1導電部よりもインピーダンスの低いインピーダンス電源に接続されていることを特徴とする電流制御回路。
  2. 前記第1導電部および前記第2導電部はそれぞれ多層構造の導電層を有し、且つそれぞれ同じ階層の導電層を有することを特徴とする請求項1記載の電流制御回路。
  3. 前記第2導電部は、前記第1導電部が有する最上層の導電層よりも階層が上位である導電層を有することを特徴とする請求項記載の電流制御回路。
  4. 前記第1導電部は、前記第2導電部が有する最上層の導電層よりも階層が上位である導電層を有することを特徴とする請求項記載の電流制御回路。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電流制御回路を含むチャージポンプ回路、を備えることを特徴とするPLL回路。
  6. 請求項に記載のPLL回路と、
    RF信号と前記PLL回路からのローカル信号とをミキシングするミキサと、
    を備えることを特徴とするRF受信システム。
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