JP5580258B2 - 陳列指示装置及び陳列指示方法 - Google Patents

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本発明は、商品の陳列場所を指示する技術に関する。
店舗における商品の陳列は、店員の経験に頼って行われたり、印刷された帳票を参照して行われたり、POS端末などの情報端末を利用して行われる。例えば、商品棚に記号を付与し、模式化して図示し、商品の品番と棚記号とを照合して商品を陳列していた。また、商品が売れて数が減ることや、タイムセールなどの時間帯による陳列場所の変更など、営業時間中でも商品の陳列作業が行われている。
一方で、文字表示や図形表示ができる電子値札や小型ディスプレイなどの小型サインが商品に貼付できるようになってきた。商品の包装に電子ペーパーによる文字画像の表示をすることも可能になってきた。これらの小型サインは無線ネットワークや赤外線通信などによって表示される内容を変更できる。
さらに、商品に貼付されたRFIDタグなどにより、商品が店舗のどの場所に配置されているか逐次把握できるようになってきた。
特開2009−277097号公報 特開2010−134560号公報
木原、渡邉、「人の位置移動による状況即応型デジタルサイネージインタフェースの構成法」、情報処理学会マルチメディア通信と分散処理ワークショップ、情報処理学会、2008年12月
店舗における商品の陳列位置は、その商品の販売の良し悪しを左右する要因となる。どの場所にどの商品を配置するかについては、陳列の知識と商品の知識が必要であるが、全ての店員がその知識を有しているわけではない。例えば、臨時雇用のアルバイトでは知識がない場合が多い。
これまでは、商品を陳列する際には、商品の種類を確認し、陳列する場所を認識し、陳列すべき配置が印刷された帳票やPOSシステムと連動した情報端末を参照して照合確認しながら行う必要があった。帳票や情報端末を片手に持ちながらの陳列作業は、商品を陳列する際に両手が使えずに煩わしいという問題があった。
また、これまでは、商品の陳列位置の最終形を計画し、それに従って現状の配置から変更することが行われていた。最終形に至るまでは作業中の状態で販売には適さない。これには、まとまった時間が必要であり、例えば夜間などの営業時間外に行われていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、商品の陳列作業の効率化を図ることを目的とする。
第1の本発明に係る陳列指示装置は、各商品に表示装置を貼付して当該表示装置に陳列指示を表示させる陳列指示装置であって、前記表示装置が貼付された商品の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段が検出した商品の位置の分布に基づき、前記分布が所定の基準を満たさない場合に陳列が乱れていると判定する陳列判定手段と、前記陳列判定手段が陳列が乱れていると判定したときに、商品の位置の分布が前記所定の基準を満たすように商品の陳列位置を決定する陳列位置決定手段と、前記陳列位置決定手段が決定した陳列位置に基づく陳列指示情報を該当する前記表示装置に送信する通信手段と、を有することを特徴とする。
上記陳列指示装置において、前記陳列指示情報を1つずつ順番に前記表示装置に表示させることを特徴とする。
上記陳列指示装置において、前記陳列位置決定手段は、商品の売上データを参照して前記陳列位置を決定することを特徴とする。
第2の本発明に係る陳列指示方法は、各商品に表示装置を貼付して当該表示装置に陳列指示を表示させる陳列指示方法であって、位置検出手段による、前記表示装置が貼付された商品の位置を検出するステップと、陳列判定手段による、前記位置検出手段が検出した商品の位置の分布に基づき、前記分布が所定の基準を満たさない場合に陳列が乱れていると判定するステップと、陳列位置決定手段による、前記陳列判定手段が陳列が乱れていると判定したときに、商品の位置の分布が前記所定の基準を満たすように商品の陳列位置を決定するステップと、通信手段による、前記陳列位置決定手段が決定した陳列位置に基づく陳列指示情報を該当する前記表示装置に送信するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、商品の陳列作業の効率化を図ることができる。
本実施の形態における商品陳列指示システムの構成を示す機能ブロック図である。 小型サインの表示部における陳列指示情報の表示例を示す図である。 本実施の形態における商品陳列指示システムが陳列指示を出す処理の流れを示すフローチャートである。 第1の例における陳列場所と陳列された商品を示す図である。 第2の例における陳列指示を示す図である。 第3の例における陳列指示を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における商品陳列指示システムの構成を示す機能ブロック図である。同図に示す商品陳列指示システムは、陳列指示サーバ1と複数の小型サイン2とを有する。陳列指示サーバ1は、小型サイン2と通信を行い、小型サイン2の位置を検出するとともに、小型サイン2が表示する情報を送信する。小型サイン2は、陳列指示サーバ1が送信した情報を受信して表示する。小型サイン2は、店舗の商品にひとつずつ貼付されて、価格などの情報を表示するとともに、店員に対して商品の配置の変更を行わせるための陳列指示情報を表示する。ここでいう店舗は、販売対象の商品が陳列されており、商品の陳列を店員が行うスーパーマーケット、ドラッグストア、服飾店、靴屋、あるいはスポーツ用品店などのことである。
陳列指示サーバ1は、サイン管理部11、サイン位置検出部12、通信部13、陳列場所決定部14、陳列手順決定部15、および蓄積部16を備える。陳列指示サーバ1が備える各部は、演算処理装置、記憶装置等を備えたコンピュータにより構成して、各部の処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは陳列指示サーバ1が備える記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
サイン管理部11は、店舗内に存在する小型サイン2を管理する。具体的な処理の例としては、小型サイン2の登録、削除の処理がある。小型サイン2の登録は、小型サイン2を貼付した商品を店舗内に陳列する際に、陳列する商品に貼付した小型サイン2に関する情報を蓄積部16のサインテーブルに登録することで行う。サインテーブルには、小型サイン2の識別子、陳列場所、小型サイン2を貼付した商品の商品属性などの情報が登録される。
サイン位置検出部12は、店舗内に存在する小型サイン2の位置を検出し、蓄積部16のサインテーブルを更新する。小型サイン2の陳列位置は、小型サイン2もしくは商品に貼付されたRFIDタグなどを利用してセンサで把握する。陳列位置が変更されていた場合は、蓄積部16のサインテーブル内の該当する小型サイン2の陳列場所の情報を更新する。
通信部13は、無線ネットワークを用いて小型サイン2と通信し、小型サイン2が表示する情報を送信する。小型サイン2が表示する情報としては、小型サイン2を貼付した商品の商品名や価格などの商品に関する情報、商品の配置の変更を指示する陳列指示情報がある。
陳列場所決定部14は、商品の陳列の乱れを検出し、陳列の乱れがある程度以上となった場合に、陳列の乱れがなくなるように、陳列の知識に基づいて商品それぞれの陳列場所を決定する。
陳列の乱れとは、ひとまとまりにすべき商品が2つ以上の場所に分かれて陳列されている、商品が売れて商品棚などの陳列場所に商品が陳列されておらず大きく空いている、陳列場所に商品が詰め込まれすぎている、大小などの決められた順序で商品が並んでいない、など陳列場所に対する商品の数のバランスが崩れている状態や商品の順序が崩れている状態のことである。陳列の乱れは、蓄積部16のサインテーブルを参照して各小型サイン2の陳列場所の分布を調べ、その分布が予め決められた基準を満たしているか否か判定することで検出する。例えば、ある種類の商品が多数陳列されている陳列場所に別の種類の商品も陳列されていた場合、ひとまとまりにすべき商品が2つ以上の場所に分かれて陳列されている場合、ある陳列場所に陳列されている商品の数が極端に少ない又は多い場合などを陳列の乱れとして検出する。あるいは、小型サイン2の陳列場所と商品属性を参照し、例えばサイズ順などの決められた順序で商品が並んでいない場合を陳列の乱れとして検出する。蓄積部16には、陳列場所と陳列できる商品の数を示す定数が対応付けた管理テーブルが格納されるので、陳列場所に適切な数の商品が陳列されているか否かを判定することで陳列の乱れを判定できる。
陳列位置は、例えば、同一の商品を同じ場所に配置する、色やサイズなどの種類はひとまとまりに配置する、サイズや値段などは大きい順もしくは小さい順に配置する、商品棚に商品を詰めすぎない、商品棚の大半が空いているようになるときは商品を配置する間隔をあける、などのように商品の数あるいは商品の属性と陳列場所との関係に基づいて陳列の乱れが減るように決定する。例えば、ある種類の商品が多数陳列されている陳列場所に別の種類の商品が1つ陳列されていた場合、その別の種類の商品は、同じ商品が多数陳列されている陳列場所を配置すべき陳列場所として決定する。あるいは、陳列されている商品数が少ない陳列場所に商品が補充されるように陳列位置を決定する。
別の陳列位置を決めるルールとして、例えば、賞味期限切れの商品は撤去する、賞味期限の迫った商品は商品棚の手前に配置する、などのように商品の属性に応じて、サインテーブルの商品属性を参照して陳列位置を決めることができる。
また、商品の売上げと売れやすい陳列場所との関係に基づいて陳列場所を決めてもよい。
陳列手順決定部15は、陳列場所決定部14が決定した陳列場所に商品を陳列させる手順を決定する。このとき、陳列作業の途中で作業をやめても商品の陳列状態が不自然とならない手順、陳列の乱れを早く収束させる手順、作業量が少ない手順、を探索して手順に優先度をつけ、店員が優先度の高い手順から行うように、手順を決定する。決定した手順は、通信部13により該当する小型サイン2に送信される。
蓄積部16は、サインテーブル、管理テーブルを格納する。サインテーブルは小型サイン2に関する情報を管理するテーブルであり、小型サイン2の識別子に陳列場所、商品属性を対応付けて管理する。管理テーブルは陳列場所に関する情報を管理するテーブルであり、陳列場所の識別子にその陳列場所に配置可能な商品数を対応付けて管理する。もちろん、サインテーブル、管理テーブルに上記以外の情報を登録してもよい。
小型サイン2は、通信部21と表示部22を備える。通信部21が陳列指示サーバ1と通信を行って表示すべき情報を受信し、表示部22が受信した情報を表示する。表示部22としては、文字、図形が表示できる電子値札や電子ペーパーを用いる。小型サイン2は、通常時は商品名や価格などの情報を表示しておき、店員が商品の配置を変更するときに陳列指示サーバ1から受信した陳列指示情報を表示する。例えば、定員が商品棚のスイッチをオンにしたときだけ陳列指示情報を表示したり、小型サイン2に定員がタッチしたときだけ陳列指示情報を表示する。
図2に小型サイン2の表示部22における陳列指示情報の表示例を示す。
図2(a)は、商品名、価格の下に陳列場所を示すアイコンを表示している。図2(b)は、文言による相対移動による指示を表示し、図2(c)は、文言による棚番号による指示を表示している。また、図2(d)(e)は、表示部22が小型で、アイコンのみにより図示している。図2(d)は右へ移動、図2(e)は右に3つ移動を意味する。
次に、本実施の形態における商品陳列指示システムが陳列指示を出す処理の流れについて説明する。
図3は、本実施の形態における商品陳列指示システムが陳列指示を出す処理の流れを示すフローチャートである。
商品の陳列場所の変更のきっかけは、定員が接客の合間にできた時間に開始してもよいし、陳列指示サーバ1が定期的に開始してもよい。
まず、陳列場所決定部14が陳列の乱れをチェックし(ステップS11)、陳列指示が必要か否か判定する(ステップS12)。少しの乱れは販売効果に大きな影響があるとは考えられず、少しの乱れをすぐに修正することは店員に負担がかかるため、ある程度の乱れを検出した場合に陳列指示が必要と判定する。陳列の乱れが少なく、陳列指示の必要がない場合は処理を終了する。
陳列指示が必要な場合、陳列場所決定部14が小型サイン2を貼付した商品それぞれの陳列場所を決定し(ステップS13)、陳列手順決定部15が最適な陳列手順を決定する(ステップS14)。
決定した陳列手順は、各商品に貼付された小型サイン2に送信されて表示される(ステップS15)。このとき、陳列手順が複数回にわたるものは、1手順づつ表示し、その手順が終了後、次の手順を表示させる。つまり、店員が順次作業を実行可能なステップにして、ひとつひとつの商品の小型サイン2に陳列指示情報を表示させる。あるいは、最終的な陳列場所を各小型サイン2で一斉に表示してもよい。陳列作業が必要な場合は、商品棚や陳列架のインジケータ(ランプ)や小型サイン2に表示することで店員に作業を促してもよい。また、優先度の高い手順となる商品の小型サイン2の表示部22をブリンクさせるなどして定員を誘導してもよい。
次に、陳列の乱れと陳列場所の決定について例を用いて説明する。
図4は、第1の例における陳列場所と陳列された商品を示す図である。第1の例では、2箇所の陳列場所100A,100Bに同一の商品が11個配置されている。どちらか一方の陳列場所の商品が全て無くなってしまうと陳列された商品の数のバランスが崩れて不自然な状態になるため、陳列指示を出す必要がある。図4に示す例では、陳列場所100Aの3つの商品200の小型サイン2に陳列場所100Bへの移動を指示する情報を表示すればよい。以下、具体的な処理内容を説明する。
予め、陳列場所100A,100Bにおけるその商品の定数を蓄積部16の管理テーブルに保持しておく。この場合、陳列場所100A,100Bの定数はともに9個となる。また、同じ商品を陳列し、ひとまとまりに扱うべき陳列場所の数を保持しておく。この場合は、陳列場所100A,100Bの2箇所となる。一方の陳列場所100A,100Bで商品の数が定数の30%以下になったら陳列の乱れと判定する基準を設ける。この場合は、商品の数が3個以下となった場合に陳列の乱れと判定する。なお、この30%は設定変更が可能である。さらに、陳列場所100A,100Bにおける「余裕のある配置」の定数を管理テーブルに保持しておく。この場合は6個とする。
図4(a)に示すように陳列場所100Bの商品の数が2個となった場合、陳列の乱れが検出される。陳列の乱れが検出されると、陳列場所100A,100Bに付けた小型のLEDランプを点灯させるなどして配置の変更を促す。陳列の乱れが検出された陳列場所100Bとひとまとまりで扱われる陳列場所100Aには9個の商品が陳列されているので、9個から「余裕のある配置」の定数6個を除いた3つの商品200を陳列場所100Bに移動させるように商品200の陳列位置が決定される。
商品200の新たな陳列位置が決定したら、その商品200の小型サイン2に、例えば「陳列場所100Bへ」と陳列指示を表示させる。陳列指示は、3つの商品200の小型サイン2に同時に表示してもよいが、1つずつ表示させてもよい。1つずつ表示させる場合は、まず1個の商品200の小型サイン2に陳列指示を表示させた後、位置検知により配置の変更を確認したら次の商品200の小型サイン2に陳列指示を表示させるという手順を繰り返す。図4(b)に商品200を移動後の図を示す。
図5は、第2の例における陳列指示を示す図である。第2の例は、服陳列架にハンガーによって服(図示せず)が複数吊されて陳列され、来店客により陳列の順番が乱された例である。ハンガーには小型サイン2が貼付され、ハンガーの位置関係は陳列指示サーバ1により管理できる。この場合、商品の順序が乱れた場合に陳列が乱れたと判定する。無計画に商品の配置を変更しようとすると、1番と5番の商品の間に2,3,4番の商品を移動しなければならないが、5番の商品を4番の商品の右側に移動すれば1回の手順で済み、効率的である。したがって、小型サイン2に「右側へ」移動するように店員に促す陳列指示を表示させるとよい。以下、具体的な処理内容を説明する。
図5に示すように商品が正しく昇順に並んでいない場合、陳列の乱れが検出される。そして、正しく並べられた順序と比較し、ありうる配置の変更手順を探索し、もっとも手順数の少ないものを採用して、小型サイン2に一手順ずつ表示させる。比較から変更手順を探索する方法は、よく知られているソートアルゴリズムを用いマッチングを行うプログラムにより解決する。
図6は、第3の例における陳列指示を示す図である。第3の例は、商品が売れやすい場所であるゴールデンゾーンの商品が売れて、ゴールデンゾーンにある程度の空きができたときに陳列指示を出す例である。ゴールデンゾーンとは、商品が売れやすい場所であり、店舗入口付近や、来店客の目線からやや下の高さの陳列場所である。一方、店舗の四隅や目線より上、床付近の高さの陳列場所は商品が売れにくくデッドゾーンと呼ばれる。このため、商品陳列の際には、売れ行きを良くしたい商品をゴールデンゾーンに配置し、安定的な売上げがあるものはゴールデンゾーンに置かなくてもよいという陳列の知識がある。以下、第3の例について具体的な処理内容を説明する。
図6に示す第3の例は、4つの陳列場所100A〜100Dがあり、陳列場所100Bは、ゴールデンゾーンと呼ばれる商品がよく売れる場所である。各陳列場所100A〜100Dには商品の数が定数の所定の割合以下になったときに陳列の乱れと判定する数値を設定する。このとき、ゴールデンゾーンである陳列場所100Bは他の陳列場所100A,100C,100Dよりも高めに陳列の乱れと判定する数値を設定する。具体的には、陳列場所100Bについては50%、他の陳列場所100A,100C,100Dについては30%を設定しておく。各陳列場所100A〜100Dにおける商品の定数が6個の場合、陳列場所100Bの商品数が3個以下になると陳列の乱れと判定される。
陳列の乱れが検出されると、商品の陳列位置、陳列手順を決定する。図6に示す例では、陳列場所100Bの陳列の乱れがなくなるように、隣接する陳列場所100A,100Cから商品200A,200Cを移動する陳列指示を行う。このとき陳列場所100Bの商品の数が定数の90%以上とならないようにする。また、陳列場所100Bへの商品の移動が終了後、他の陳列場所100A,100C,100Dについても陳列の乱れがなくなるように陳列指示を行う。図6に示す例では、陳列場所100Dから商品200Dを陳列場所100Cへ移動させている。
次に、POSシステムのような商品売上管理システムと連動する例について説明する。
本実施の形態における商品陳列指示システムと商品売上管理システムとを連動させると、配置の変更と売上の履歴から、売上のよい商品をより目立つ場所に配置したり、現状売上が悪いが、売上を上げたい商品を売上の横に配置するように陳列指示ができる。
例えば、先週まで売上上位10位以内になかった商品が、今週上位10位以内に入ってきた場合に、その商品がゴールデンゾーンに配置されていなかったとすれば、来店客に認知されにくいため不便と考えられるので、その商品に貼付された小型サイン2に、ゴールデンゾーンに移動する陳列指示を表示させる。
別の例としては、優先的に売上を上げたい商品を指定すると、売上上位5位以内の商品が配置された陳列場所をピックアップし、ピックアップされた陳列場所のうち、売上を上げたい商品の陳列位置から最も近い陳列場所を選択し、そこに空きがあれば売上を上げたい商品をその空きに移動する陳列指示を表示し、そこに空きがなければ隣接する左右の陳列場所に空きがあるか否かを判定し、空きがあれば移動する陳列指示を表示させる。
あるいは、陳列位置を変更して、その後、売上が下がった場合、その陳列位置を適用しないようにしたり、陳列位置を元に戻すように指示したりすることもできる。
例えば、ある商品をある陳列場所で販売していたときの売上データを保持しておき、その商品を違う陳列場所で販売していたときの売上データが得られたら、単位期間当たりの売上を比較し、所定の値(例えば20%)以上売上が低下していたら、陳列位置を戻す陳列指示を表示させる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、商品に小型サイン2を貼付しておき、サイン位置検出部12が小型サイン2の位置を検出し、陳列場所決定部14が各小型サイン2の陳列場所の分布を調べて予め決められた基準を満たしているか否か判定することで陳列の乱れを検出し、陳列の乱れを検出した場合に、陳列の乱れがなくなるように商品の陳列位置を決定し、小型サイン2に陳列位置を表示させることにより、店員は個々の商品に貼付された小型サイン2を見るだけで商品が陳列できるので、商品の配置図や情報端末を確認することなく、さらに、陳列に関する深い知識を必要せずに、接客の合間にできた細切れの時間を使いながら対応することができる。また、陳列指示を相対的に表示することで、陳列場所に詳しくない店員も容易に陳列作業を行うことができる。
本実施の形態によれば、陳列手順決定部15が陳列作業の手順を一手順ごとに表示させることで、陳列作業全体のことを店員が計画する必要がない。
1…陳列指示サーバ
11…サイン管理部
12…サイン位置検出部
13…通信部
14…陳列場所決定部
15…陳列手順決定部
16…蓄積部
2…小型サイン
21…通信部
22…表示部

Claims (6)

  1. 各商品に表示装置を貼付して当該表示装置に陳列指示を表示させる陳列指示装置であって、
    前記表示装置が貼付された商品の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段が検出した商品の位置の分布に基づき、前記分布が所定の基準を満たさない場合に陳列が乱れていると判定する陳列判定手段と、
    前記陳列判定手段が陳列が乱れていると判定したときに、商品の位置の分布が前記所定の基準を満たすように商品の陳列位置を決定する陳列位置決定手段と、
    前記陳列位置決定手段が決定した陳列位置に基づく陳列指示情報を該当する前記表示装置に送信する通信手段と、
    を有することを特徴とする陳列指示装置。
  2. 前記陳列指示情報を1つずつ順番に前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1記載の陳列指示装置。
  3. 前記陳列位置決定手段は、商品の売上データを参照して前記陳列位置を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の陳列指示装置。
  4. 各商品に表示装置を貼付して当該表示装置に陳列指示を表示させる陳列指示方法であって、
    位置検出手段による、前記表示装置が貼付された商品の位置を検出するステップと、
    陳列判定手段による、前記位置検出手段が検出した商品の位置の分布に基づき、前記分布が所定の基準を満たさない場合に陳列が乱れていると判定するステップと、
    陳列位置決定手段による、前記陳列判定手段が陳列が乱れていると判定したときに、商品の位置の分布が前記所定の基準を満たすように商品の陳列位置を決定するステップと、
    通信手段による、前記陳列位置決定手段が決定した陳列位置に基づく陳列指示情報を該当する前記表示装置に送信するステップと、
    を有することを特徴とする陳列指示方法。
  5. 前記陳列指示情報を1つずつ順番に前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項4記載の陳列指示方法。
  6. 前記陳列位置を決定するステップは、商品の売上データを参照して前記陳列位置を決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の陳列指示方法。
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