JP5579509B2 - 中栓取外し方法及び中栓取外し具 - Google Patents
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Description
請求項1の発明にかかる中栓取外し方法(第1〜4実施形態に対応)においては、容器18内の内容物を取り出すことができる取出し部19に取り付けられる栓本体20で、その取出し部19の開口19aに対向する閉塞壁部21に切り取り可能な環状の切取り線22を形成して、その環状の切取り線22で囲まれる離脱可能壁部23をこの閉塞壁部21に形成するとともに、その環状の切取り線22の一部に近接してこの離脱可能壁部23の外側に引掛部26を連結した中栓25を栓本体20から取り外す際に、環状の切取り線22の一部に離脱可能壁部23の外側から刃体5を挿入して切取り線22の一部に切断縁22aを付けた後、環状の切取り線22の一部に挿入されて離脱可能壁部23の内側に押し込まれた刃体5により、離脱可能壁部23を内側へ押し下げて切取り線22の切断縁22aを広げる。
請求項2から請求項7のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする第8の発明(第1,3実施形態に対応)において、前記ホルダ2の端縁3aには前記刃体5の両側縁8,9のうち他方の側縁9に面して突起14を形成し、前記栓本体20で閉塞壁部21の外周から突出する外筒部24の内側で前記刃体5の尖端部12を閉塞壁部21に挿入した際にこの外筒部24がこの他方の側縁9と突起14との間に入り込むようにしている。第8の発明では、ホルダ2の端縁3aや突起14が外筒部24に当たってストッパとして機能し、刃体5の尖端部12及び押圧部11bによる機能をより一層高めることができる。
図1(a)(b)に示すように、この中栓取外し具1においては、ホルダ2が把持部3と引掛腕部4とによりなる。上下方向Zへ延びる把持部3の下端縁3a(一方の端縁)と上端縁3b(他方の端縁)とのうち、下端縁3aに刃体5がその下端縁3aから下方へ突出して取着されている。上端縁3bの前側から引掛腕部4が下方へU状に屈曲されて形成されている。上下方向Zに対し直交する前後方向Xで並ぶ把持部3と引掛腕部4との間に指入れ凹所6が下方へ開放されて形成されている。この引掛腕部4は下端部に鉤部4aを有し、その鉤部4a側で細く形成されている。
図5に示すように、この中栓取外し具1のホルダ2においては、第1実施形態における引掛腕部4が省略されているとともに、刃体5が取着された把持部3の下端縁3aで第1実施形態における突起14が省略され、第1実施形態における引掛腕部4がこの把持部3により兼用されている。また、ストッパ腕部27(ストッパ)がこの把持部3の上端縁3bから把持部3に対し隙間27aをあけて平行に並ぶように刃体5の付近まで延設されている。このストッパ腕部27の下端部には刃体5に対し開閉可能な蓋28が支持されている。なお、前記貫通孔16の内周に形成された柔軟部16aの形態が変更されている。
この中栓取外し具1のホルダ2において、引掛腕部4は把持部3の上端縁3bの前側から前方へL状に屈曲されて形成され、この引掛腕部4の下方で把持部3の前側から突設された指当て部6aとこの引掛腕部4との間に指入れ凹所6が形成されている。この中栓取外し具1を使用する場合に、刃体5や引掛腕部4の使い方は第1実施形態と同様である。
(1) 第1〜4実施形態では、前述したように、特定の形態をなす刃体5の尖端部12及び押圧部11bによる機能により、環状の切取り線22で引掛環26の連結部26aに対する反対側からその連結部26a側へ所定範囲例えばU状の切断縁22aを予め広げることができるので、引掛環26を手や引掛腕部4や把持部3(引掛腕部)で引き上げる場合、残った切取り線22を切断するだけでよく、切取り線22の切断抵抗が小さくなって離脱可能壁部23が切り離される反動も小さくなり、刃体5の尖端部12及び押圧部11bによる機能を高めて中栓取外し具1を使い易い。すなわち、手で握った容器18に生じる反動が小さくなり、容器18に収容された液体などの内容物が容器18の取出し部19の開口19aから飛び散りにくくなる。また、引掛環26の連結部26aに対し反対側になる環状の切取り線22においてU状の切断縁22aの両端部に切断力が分散して中栓25の離脱可能壁部23に生じる反動が小さくなり、中栓25の離脱可能壁部23に付着した液体などの内容物がその離脱可能壁部23から飛び散りにくくなる。
・ 前記実施形態では板状の刃体5を採用したが、棒状の刃体を採用したりして、刃体5の形態を適宜変更してもよい。
Claims (7)
- 容器内の内容物を取り出すことができる取出し部に取り付けられる栓本体で、その取出し部の開口に対向する閉塞壁部に切り取り可能な環状の切取り線を形成して、その環状の切取り線で囲まれる離脱可能壁部をこの閉塞壁部に形成するとともに、その環状の切取り線の一部に近接してこの離脱可能壁部の外側に引掛部を連結した中栓を栓本体から取り外す際に、
環状の切取り線の一部に離脱可能壁部の外側から刃体を挿入して切取り線の一部に切断縁を付けた後、環状の切取り線の一部に挿入されて離脱可能壁部の内側に押し込まれた刃体により、離脱可能壁部を内側へ押し下げて切取り線の切断縁を広げる
ことを特徴とする中栓取外し方法。 - 容器内の内容物を取り出すことができる取出し部に取り付けられる栓本体で、その取出し部の開口に対向する閉塞壁部に切り取り可能な環状の切取り線を形成して、その環状の切取り線で囲まれる離脱可能壁部をこの閉塞壁部に形成するとともに、その環状の切取り線の一部に近接してこの離脱可能壁部の外側に引掛部を連結した中栓を栓本体から取り外すための中栓取外し具において、
ホルダに取着した刃体はホルダの端縁から突出してホルダの端縁両側から刃先縁まで延びる側縁を有し、この刃体の両側縁のうち一方の側縁は、他方の側縁の対辺としてホルダの端縁から延びる第一縁部と、ホルダの端縁の対辺としてこの第一縁部と他方の側縁との間で延びる第二縁部とからなり、
環状の切取り線の一部に離脱可能壁部の外側から挿入されて切取り線の一部に切断縁を付ける尖端部が、この一方の側縁の第二縁部で刃先縁から所定範囲延びる延設部分と他方の側縁で刃先縁から所定範囲延びる延設部分との間に形成され、
この尖端部が環状の切取り線の一部に挿入されて離脱可能壁部の内側に押し込まれた際に離脱可能壁部を内側へ押し下げて切取り線の切断縁を広げる押圧部が、この一方の側縁の第二縁部で刃先縁から所定範囲延びる尖端部の延設部分とこの一方の側縁の第一縁部との間に形成されている
ことを特徴とする中栓取外し具。 - 前記刃体において尖端部は押圧部に対し段差状をなして並んで押圧部から突出していることを特徴とする請求項2に記載の中栓取外し具。
- 前記ホルダには前記中栓の引掛部に挿入して引掛部を栓本体の外側へ持ち上げることができる引掛腕部を形成したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の中栓取外し具。
- 前記刃体の尖端部を前記栓本体の切取り線の一部に挿入する際に栓本体に当接し得るストッパを設けたことを特徴とする請求項2から請求項4のうちいずれか一つの請求項に記載の中栓取外し具。
- 前記ホルダにおいて前記刃体は把持部の両端縁のうち一方の端縁に取着され、前記引掛腕部はこの把持部により兼用されていることを特徴とする請求項4に記載の中栓取外し具。
- 前記ホルダは、前記引掛腕部を兼用する把持部と、前記刃体の尖端部を前記栓本体の切取り線の一部に挿入する際に栓本体に当接し得るストッパ腕部とを有し、その把持部に対しストッパ腕部を隙間をあけて並べたことを特徴とする請求項6に記載の中栓取外し具。
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