JP5579124B2 - 貫通部穴仕舞い処理管理システム - Google Patents

貫通部穴仕舞い処理管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP5579124B2
JP5579124B2 JP2011100828A JP2011100828A JP5579124B2 JP 5579124 B2 JP5579124 B2 JP 5579124B2 JP 2011100828 A JP2011100828 A JP 2011100828A JP 2011100828 A JP2011100828 A JP 2011100828A JP 5579124 B2 JP5579124 B2 JP 5579124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
hole
processing
management system
penetration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011100828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012234256A (ja
Inventor
理 八木
弘志 庄司
龍美 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi GE Nuclear Energy Ltd filed Critical Hitachi GE Nuclear Energy Ltd
Priority to JP2011100828A priority Critical patent/JP5579124B2/ja
Publication of JP2012234256A publication Critical patent/JP2012234256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5579124B2 publication Critical patent/JP5579124B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は貫通部穴仕舞い処理管理システムに係り、特に貫通部の穴仕舞い処理作業難易度低減のために工夫された貫通部穴仕舞い処理管理システムに関する。
原子力発電プラントでは、プラント建屋内を幾つかのエリアに仕切り、かつエリアごとに防火区分、気密区分、線量率区分等の環境条件を細かく決めている。
このようなプラントにおいて、ケーブルトレイや電線管、配管、空調ダクトなどが床や壁を貫通する貫通部では、貫通する2つのエリアに要求された環境条件が違う場合がある。このため、他のエリアへの影響を考慮し、穴仕舞い処理を施す必要がある。
ここでいう穴仕舞い処理とは、環境条件ごとに異なる。防火区分、気密区分、線量率区分ごとに、貫通部に施す対策が異なっている。例えば、一方のエリアの放射線の線量がもう一方のエリアの放射線の線量よりも高い場合、線量率区分の環境条件対策を施す必要があり、貫通部で放射線遮蔽する必要がある。そのため、貫通部の形状をオフセット構造などにするか、貫通部に鉛毛等をつめる必要がある。
これらの穴仕舞い処理について、特許文献1では、抜けやモレがないように実施するために、一元管理されたケーブル、配管、空調ダクトルート情報、躯体情報、環境条件情報、床・壁貫通穴仕舞い型式情報から、自動的に貫通箇所を判断し、躯体ごと(床、壁等)に貫通部穴仕舞い形式を登録し、穴仕舞い処理方法を決定してきた。
図17に従来の貫通部穴仕舞い処理の自動化システムを示す。従来の貫通部選定システムでは、一元管理データベース部1に躯体情報3と、環境条件情報4と、床・壁貫通穴仕舞い型式情報5と、ケーブル・配管・ダクトルート情報16を登録する(Step1)。
それらのデータから貫通部情報選定部11にて貫通部を自動で選定し(Step2)、また躯体毎(床・壁等)に貫通部穴仕舞い処理方法登録部18にて躯体毎(床・壁等)に貫通部で必要な穴仕舞い処理方法を登録する(Step3)。
さらに、貫通部情報選定部11にて選定した貫通部情報と、躯体毎(床・壁等)貫通部穴仕舞い処理方法登録部18にて選定した躯体毎(床・壁等)の貫通部穴仕舞い処理方法から、穴仕舞い情報選定部12にて各貫通部に対する穴仕舞い処理方法を決定する(Step4)。
最終結果は、出力部13にて出力する(Step5)。
特開平2−74898号公報
従来の貫通部における穴仕舞い処理方法では、まずプラント建屋内に予めケーブル、配管、空調ダクトルートが決められており、それら構造物が躯体を貫通する箇所を判断する。次に、予め登録された躯体毎(床、壁等)貫通部穴仕舞い形式から貫通部の穴仕舞い処理を判断していた。
しかしながら、この手法ではケーブル、配管、空調ダクトのルート選定の際に、貫通部に穴仕舞い処理が必要かどうか、また穴仕舞い処理の作業性や材料費等の作業難易度が考慮されていなかった。そのため、穴仕舞い処理の必要な箇所が特定されず、穴仕舞い処理の作業難易度が高かった。
これら問題を解決するため、本発明においては穴仕舞い処理作業難易度低減のための貫通部穴仕舞い処理管理システムの提案を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では一元管理データベース部と情報処理部を備え、
一元管理データベース部は、プラント建屋を構成する躯体の情報を記憶する躯体情報と、躯体の情報に関連して機器・盤等の機器の配置に関する情報を記憶する機器・盤配置情報と、機器に関連して環境条件と対応策である要求名称とを記憶する環境条件情報と、要求名称に対応して貫通部の穴仕舞い処理に関する情報を記憶する床・壁貫通穴仕舞い型式情報と、要求名称の個数に応じて貫通部の穴仕舞い処理の難易度に関する情報を記憶する穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報と、機器間の接続に使用する接続手段に関する情報を記憶するケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報を備え、情報処理部は、躯体と、躯体に隣接する機器と、その要求名称の個数から、当該躯体に対する貫通部の穴仕舞い処理の難易度を求める躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部と、機器間を接続するための接続手段と、接続のルートを貫通部の穴仕舞い処理の難易度を考慮して決定するケーブル・配管・ダクトルート選定部と、決定されたルートでの躯体に設ける貫通部を定める貫通部情報選定部と、貫通部の躯体で定まる要求名称から貫通部の穴仕舞い処理に関する情報を得る穴仕舞い情報選定部と、貫通部穴仕舞いに関する情報を出力する出力部を備える。
本発明によれば、穴仕舞い処理作業難易度低減のための貫通部穴仕舞い処理管理システムを用いてケーブル、配管、空調ダクトルートを決定し、貫通部の穴仕舞い処理を最小限にし、穴仕舞い処理作業難易度を低減できる。
本発明の貫通部穴仕舞い処理管理システムの構成を示す図。 穴仕舞い処理を行うプラント建屋の一例を示す図。 図2のプラント建屋の場合の具体的な躯体情報を示す図。 図2のプラント建屋の場合の具体的な環境条件情報を示す図。 図2のプラント建屋の場合の具体的な床・壁貫通穴仕舞い型式情報を示す図。 図2のプラント建屋の場合の具体的な穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報を示す図。 図2のプラント建屋の場合の具体的な機器・盤等配置情報を示す図。 図2のプラント建屋の場合の具体的なケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報を示す図。 躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部に生成・登録された新たなデータベースの例を示す図。 ケーブル・配管・ダクトルート選定部に生成・登録された新たなデータベースの例を示す図。 貫通部情報選定部に生成・登録された新たなデータベースの例を示す図。 穴仕舞い情報選定部に生成・登録された新たなデータベースの例を示す図。 最終的に表示された穴仕舞いリストの一例を示す図。 本発明の一連の処理内容を示すフローチャート。 図14の処理S8の詳細を示すフローチャート。 図14の処理S9の詳細を示すフローチャート。 従来の貫通部穴仕舞い処理化システムを示す図。
図1に本発明に関わる穴仕舞い処理作業難易度低減のための貫通部穴仕舞い処理管理システム(以下本システムという)の全体構成を示す。本システムは、主として一元管理データベース部1と情報処理部2によって構成される。
一元管理データベース部1は、主として躯体情報3と、環境条件情報4と、床・壁貫通穴仕舞い型式情報5と、穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報6と、機器・盤等配置情報7と、ケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報8によって構成される。
情報処理部2は、主として躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部9と、ケーブル・配管・ダクトルート情報選定部10と、貫通部情報選定部11と、穴仕舞い情報選定部12と、出力部13によって構成される。
以下、一元管理データベース部1と情報処理部2の詳細内容について説明するが、理解を容易にするために、ここでは図2のプラント建屋に対する穴仕舞い処理を行うものとして説明する。
本事例でのプラント建屋は、壁(壁1−壁13)、床(床1−床4)で仕切られた4つの部屋(部屋1−部屋4)から構成されている。また、部屋1には盤1と機器1、部屋3には機器2、部屋4には機器3が配置されている。盤1と機器1、機器2、機器3の間にはケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクトなどを用いた給電のルート1、ルート2、ルート3が形成される。なお、この給電ルートは、従来例のように予め固定的に決定されたものではなく、本発明により決定される。
給電ルート(ルート1、ルート2、ルート3)は、壁などを貫通して配置されるので、適宜の箇所に貫通部(貫通部1−貫通部3)が形成される。プラント建屋に対する穴仕舞い処理は、これらの貫通部(貫通部1−貫通部3)が対象となる。なお、図2のプラント建屋は、二次元表記しているが、実際には3次元CADで構成された3次元表記のものとするのがよい。
次に、一元管理データベース部1に蓄積、記憶された各情報について、以下詳細に説明する。まず躯体情報3は、3D−CAD等に登録された床や壁、天井、開口部等を指す。図3は、図2のプラント建屋の場合の具体的な躯体情報を示している。ここには、例えば部屋を構成する壁の情報として、壁1、壁2、壁3を例にして、厚み、材料などが記憶されている。また、部屋1の躯体情報として、部屋1が壁1−壁6、及び床1で構成されているとの情報が記載されている。なお、図3には、それ以外の床や壁、天井、開口部等の躯体情報を備えているが、ここではその一部を記載している。この一部記載については、以下に説明する他の情報でも同じである。
一元管理データベース部1に蓄積、記憶された環境条件情報4は、防火・防爆・遮蔽・気密・土圧・防油等で要求される仕様を指す。
図4は、図2のプラント建屋の場合の具体的な環境条件情報を示している。この例では、プラント建屋内に設置される機器や盤ごとに環境条件と要求名称が定義されている。例えば、部屋1内に設置される盤1は、環境条件として火災源、要求名称として防火要求のように定義される。同様に、機器1は環境条件として線量源、要求名称として遮蔽要求が定義され、機器2は環境条件として爆発源、要求名称として防爆要求が定義され、機器3は環境条件として油源、要求名称として防油要求が定義される。このように、環境条件は部屋に収納された機器の属性によって定まる。
一元管理データベース部1に蓄積、記憶された床・壁貫通穴仕舞い型式情報5は、環境条件毎の具体的な処理方法を示す。図5は、図2のプラント建屋の場合の具体的な床・壁貫通穴仕舞い型式情報を示している。図4の要求名称ごとに処理方法が定義されている。
要求名称ごとの具体的な処理方法とは、防火要求があるところでは、火災発生の可能性のあるエリアの床・壁の貫通部に対して、その他のエリアに延焼しないように、断熱材(モルタル、ロックウォール等)やシール材を充填する必要があることを言う。
防爆要求があるところでは爆発の可能性を持つガスのあるエリアの床・壁の貫通部に対して、爆発の圧力がその他のエリアにいかないよう、シールフィッティング等を取り付ける必要があることをいう。
遮蔽要求があるところでは、放射線の線量率の異なるエリアの床・壁の貫通部に対して、貫通部をオフセットやUベンド構造にするか、貫通部にモルタルまたは鉛毛等を充填する必要があることを言う。
気密要求があるところでは、汚染の拡大防止や不燃性ガス消化設備対象室の消化機能確保などのため、気圧の異なるエリアの床・壁の貫通部に対して、シール材を充填する必要があることをいう。
水密要求があるところでは、建物地下階等の壁は水密壁であるため、貫通部を設けない必要があることを言う。
土圧要求があるところでは、屋外の地中埋設となる貫通部において、可とう性を持たせたシール材の充填を行う必要があることを言う。
防油要求があるところでは、油を貯留している区画の貫通部において、原則として防油堤よりも高い位置に設ける必要があることを言う。
一元管理データベース部1に蓄積、記憶された穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報6は、床・壁貫通穴仕舞い形式毎の処理作業性や材料費等から作業難易度分けした情報をいう。例えば、遮蔽要求があった場合、貫通部に対して鉛毛やモルタルを詰める必要があり、作業難易度が高くなる。図6は、図2のプラント建屋の場合の具体的な穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報を示している。この場合の難易度情報の考え方の一例としては、要求条件数が多いほど、難易度が高いと設定する。あるいは、個別作業ごとに難易度を定義することも可能である。
一元管理データベース部1に蓄積、記憶された機器・盤等配置情報7は、3D−CAD等に登録された機器や盤等の配置情報を言う。図7は、図2のプラント建屋の場合の具体的な機器・盤等配置情報を示している。ここでは、配置情報(躯体情報)と機器名称を対にして記憶する。
例えば、配置情報として部屋1は、躯体情報として壁1−壁6、床1で構成され、かつ機器名称として盤1をその内部に設置している。また配置情報として部屋1は、躯体情報として壁1−壁6、床1で構成され、かつ機器名称として機器1をその内部に設置している。配置情報として部屋3は、躯体情報として壁5、壁8、壁9、壁12、床3で構成され、かつ機器名称として機器2をその内部に設置している。配置情報として部屋4は、躯体情報として壁6、壁9、壁10、壁13、床4で構成され、かつ機器名称として機器3をその内部に設置している。
一元管理データベース部1に蓄積、記憶されたケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報8は、各々の構造物の取り付け作業性や材料費等から作業難易度を分けた情報を言う。
図8は、図2のプラント建屋の場合の具体的なケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報を示している。ここには、ケーブル(ケーブル1、2、3)、電線管(電線管1、2)、ケーブルトレイ(トレイ1、2)、配管(配管1)、ダクト(ダクト1、2)の種別ごとに、単位長あたりの材料費、単位長あたりの取り付け費、作業難易度(レベルA−J)が設定されている。
以上、一元管理データベース部1に蓄積、記憶された各種の情報について説明したが、これらは、例えば3次元CADなどの計算機の記憶装置に記憶されたデータベースである。このうち、躯体情報3と、機器・盤等配置情報7は、このプラント建屋を設計するときに、図示せぬ入力手段を介してプラント固有に設定入力されるものである。これに対し、環境条件情報4と、床・壁貫通穴仕舞い型式情報5と、穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報6と、ケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報8は、このプラントに限定されず、一般的な情報として予め保持することができる。
また、一元管理データベース部1に蓄積、記憶されたこれらの各種情報は、図3から図8を参照して明らかなように、独立して存在するデータではなく、互いにリンケージされたデータである。つまり、例えば機器名称が判れば、これを直接のキーにして、あるいは機器名称から導かれる他の情報を二次的なキーにして、各データベースが繋がっている形式を取っていることがわかる。
本発明の貫通部穴仕舞い処理管理システムにおいては、図1の一元管理データベース部1に各種の情報を蓄積、記憶し、情報処理部2における以降の一連の処理を実行するが、この一連の手順の第1段階が、Step1である。ここでは、これらの各情報を一元管理データベース部1で管理し、3D−CAD等の計算機のデータとして登録する。
次に、情報処理部2における以降の一連の処理部での各処理について説明する。
第2段階として、Step2の躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部9では、躯体情報3と、環境条件情報4と、床・壁貫通穴仕舞い型式情報5と、穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報6から、躯体毎に貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報を登録する。
図9は、躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部9(以下単に登録部9という)に生成され、登録された新たなデータベースの例を示している。躯体名称に関連して、隣接機器名称、機器付帯環境条件、要求名称、要求条件数、難易度の情報を、図3乃至図8の情報から関連付けて抽出する。この場合に、躯体名称は自動的に発生させて関連情報を抽出してもよいが、操作員が躯体名称を指定して、関連情報を抽出することもできる。
例えば操作員が躯体として壁1を指定したとする。このとき、図7の配置情報(躯体情報)の中に壁の情報があるので、壁1が含まれる配置情報(躯体情報)に対応する機器名称を抽出し、これを隣接機器名称として図9の登録部9に抽出する。具体的には壁1に関連して盤1と機器1が抽出され、さらに盤1と機器1をキーにして図4の環境条件情報4をサーチして、環境条件の情報(この場合、盤1について火災源、機器1について線量源)を抽出してこれを機器付帯環境条件として図9の登録部9に抽出する。
さらに盤1と機器1をキーにして図4の環境条件情報4をサーチして、要求名称の情報(この場合、盤1について防火要求、機器1について遮蔽要求)を抽出してこれを要求名称として図9の登録部9に抽出する。また、図9の登録部9に蓄積された情報のうち、要求名称の個数は2であることから、要求条件数を2とし、図6を参照して難易度の欄にレベル2を生成する。
同様の処理は、操作員が躯体として、壁1のあとに、壁2、壁3、壁4、壁5を順次指定するごとに実行され、生成されていく。壁2、壁3、壁4の場合、図9の登録部9に蓄積される情報は、壁1のときと同じ結果であるが、壁5の場合には結果が相違する。
操作員が躯体として壁5を指定したとする。このとき、図7の配置情報(躯体情報)の中に壁の情報があるので、壁5が含まれる配置情報(躯体情報)に対応する機器名称を抽出し、これを隣接機器名称として図9の登録部9に抽出する。具体的には壁5に関連して盤1と機器1と機器2が抽出され、さらに盤1と機器1と機器2をキーにして図4の環境条件情報4をサーチして、環境条件の情報(この場合、盤1について火災源、機器1について線量源、機器2について爆発源)を抽出してこれを機器付帯環境条件として図9の登録部9に抽出する。
さらに盤1と機器1と機器2をキーにして図4の環境条件情報4をサーチして、要求名称の情報(この場合、盤1について防火要求、機器1について遮蔽要求、機器2について防爆要求)を抽出してこれを要求名称として図9の登録部9に抽出する。また、壁5の場合には、図9の登録部9に蓄積された情報のうち、要求名称の個数は3であることから、要求条件数を3とし、図6を参照して難易度の欄にレベル3を生成する。
これらの処理は、自動的に躯体を指定し、あるいは操作員の指定に応じて逐次実行される。
第3段階として、Step3のケーブル・配管・ダクトルート選定部10は、躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部9により登録された躯体毎の貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報(図9)と、機器・盤等配置情報7(図7)と、ケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報8(図8)から、作業難易度を加味した最善のケーブル・配管・ダクトルートを自動で選定する。
図10は、ケーブル・配管・ダクトルート選定部10に生成され、登録された新たなデータベースの例を示している。ここでは、盤1を配線の発点とし、各機器1、2、3を着点に指定することで、使用電路選定とルート選定を行う。このうち使用電路選定については、図4の機器名称などに付随して機器の電気容量などの情報を保持しておき、これを参照しながら適宜、ケーブル・配管・ダクトなどの種別を決定することができる。
また、配線のルート選定については、最小限のルールを定めておく。例えば、ルート同士は交叉しない、可能な範囲でルートを共有する、難易度の高いルートは回避するなどである。
この事例では、例えば盤1と機器2間のルートは、図7の機器、盤配置情報を参照して盤1が部屋1に、機器2が部屋3に存在することから壁5を貫通することが最短であるが、図9の難易度が高いことからこれを回避して、部屋2経由の迂回路(ルート1)を選択する。この場合、部屋2には設置される機器などが存在しないので、図9の表には図示していないが壁8の難易度は低い数値になっている。このように本発明のルート選定では、難易度の低いルートの可能性についても検討し、ルート決定する。
盤1と機器1間のルートは、図7の機器、盤配置情報を参照して同じ部屋に存在することから室内のルートを選択する。また、可能な範囲でルートを共有するということから、ルート3と一部共有する。
盤1と機器3間のルートは、図7の機器、盤配置情報を参照して盤1が部屋1に、機器3が部屋4に存在することから壁6を貫通することが最短である。この場合に、壁6の難易度はレベル3であるが、壁5のような迂回路がないので、ルート3を選定する。
第4段階として、Step4の貫通部情報選定部11は、ケーブル・配管・ダクトルート選定部10により選定されたケーブル・配管・ダクトルート情報から、躯体と干渉する箇所に貫通部情報を自動で選定する。
図11は、貫通部情報選定部11に生成され、登録された新たなデータベースの例を示している。このデータベースでは、ルート名称に関連して、躯体名称と貫通部名称が記録される。図10で定められたルート1によれば、部屋1から部屋3に行くのに、部屋2を迂回していくので壁4に貫通部1、壁8に貫通部2を形成する。ルート2によれば、部屋1内の移動なので躯体がなく、貫通部もない。ルート3によれば、部屋1から部屋4に直接行くので壁6に貫通部3を形成する。なお、図2は2次元表記されているが、実際には3次元として高さ方向位置の情報も含めて貫通部情報が記憶されることはいうまでもない。
第5段階として、Step5の穴仕舞い情報選定部12は、貫通部情報選定部11で選定した貫通部に対して、穴仕舞い方法を自動で選定する。
図12は、穴仕舞い情報選定部12に生成され、登録された新たなデータベースの例を示している。これは、貫通部を形成する壁が判っているので、その壁に設定されている要求名称を抽出すればよい。例えば、図11を参照して、貫通部1の壁が壁4であり、更に壁4をキーにして図9を参照すると、要求名称として防火、遮蔽要求が抽出できる。以下同様に、貫通部2であれば防爆要求、貫通部3であれば防火、遮蔽、防油要求があることを抽出、整理できる。
第6段階として、Step6の出力部13は、穴仕舞い情報選定部12で選定した穴仕舞い方法の選定結果をリストや施工用の貫通部配置図としてパソコンに表示し、また印刷機等で印刷する。
図13は、最終的に表示された穴仕舞いリストの一例を示す。穴仕舞いリストでは、各貫通部にNoを振り、貫通部No毎に壁圧が何mmで、耐火ボードやシール材、鉛毛等を何mm詰める必要があるか等の付帯情報を示す。例えば貫通部1に対しては、壁圧250mmの壁に対して、防火要求上の仕様として40mmの耐火ボードを使用し、遮蔽要求上の仕様として50mmのシールと、110mmの鉛毛を使用することが表示される。これらの仕様は、図5の要求名称ごとに付帯情報として予め設定、記憶された情報である。
図14は、本発明の一連の処理内容を示すフローチャートである。図14は、図1に示した一元管理データベース部1、情報処理部2と、操作員との間の関係を示している。例えば3次元CADなどの計算機は、その内部機能を一元管理データベース部1と、情報処理部2として表記することができるが、操作員はこの計算機に対して、外部から適宜入力操作を行い、その処理結果を穴仕舞いリストとして得る。
図14において、計算機は、初期状態では一元管理データベース部1にデータを保持していないので、まず操作員は処理S1において、入力手段を介して基本躯体形状を入力する。これは、プラント建屋の構成の情報であり、処理S2において図3の躯体情報3として記憶される。また、操作員は引き続き処理S3において、入力手段を介して基本機器形状を入力する。これは、プラント建屋に設置される機器の情報であり、処理S4において図7の機器、盤配置情報7として記憶される。ここまでの情報は、このプラント建屋に固有の情報である。
続いて、計算機は、処理S5から処理S7において、図4、図5、図6、図8の情報を得る。これらの情報は予め計算機に備えられていてもよいし、このタイミングで入力されてもよい。これらの情報はプラント建屋に固有の情報ではないので、標準的に準備された情報を使用することができる。
処理S7までの作業により、一元管理データベース部1には必要なデータが準備されたので、図1の処理S8以降では、情報処理部2の作業に入る。処理S8の作業開始は、自動的に進めてもよいし、操作員の指示、入力により進めてもよい。
処理S8の詳細は、図15のフローチャートに示されており、ここでは、図1のステップ2の躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部9の処理を行う。つまり、処理S81、S84で躯体についてのカウント数iを更新しながら、躯体に隣接する新たな機器を確認し(処理S82)、機器ごとの環境条件を確認し(処理S83)、躯体に難易度レベルを設定(処理S85)していく。
処理S9の作業開始も、自動的に進めてもよいし、操作員の指示、入力により進めてもよい。処理S9の詳細は、図16のフローチャートに示されており、ここでは、図1のステップ3のケーブル・配管・ダクトルート選定部10の処理を行う。つまり、例えば、操作員の指示、入力により発点(盤)、着点(機器)の情報を得(処理S91)、使用電路とルートを検索し(処理S92)、各種作業難易度を考慮しながら(処理S93)、ルートを決定(処理S94)していく。
処理S10では、ルート上に躯体との干渉箇所があるときには、処理S11で図11の貫通部情報を登録し、穴仕舞い情報を登録し(処理S12)、結果を出力する。
このように、本発明のシステムでは、一元管理データベース部1にケーブル・配管・ダクトルート情報16の代わりに、穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報6と、機器・盤等配置情報7と、ケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報8を追加し、ケーブル・配管・ダクトなどのルートと貫通部を選定する際にこれらの情報を利用できるようにした。
これにより、本発明では難易度を考慮した穴仕舞い処理を可能としている。
1:一元管理データベース部
2:情報処理部
3:躯体情報
4:環境条件情報
5:床・壁貫通穴仕舞い型式情報
6:穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報
7:機器・盤等配置情報
8:ケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報
9:躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部
10:ケーブル・配管・ダクトルート情報選定部
11:貫通部情報選定部
12:穴仕舞い情報選定部
13:出力部
16:ケーブル・配管・ダクトルート情報
18:躯体毎(床・壁等)貫通部穴仕舞い処理方法登録部

Claims (7)

  1. 一元管理データベース部と情報処理部を備え、
    前記一元管理データベース部は、
    プラント建屋を構成する躯体の情報を記憶する躯体情報と、前記躯体の情報に関連して機器・盤等の機器の配置に関する情報を記憶する機器・盤配置情報と、前記機器に関連して環境条件と対応策である要求名称とを記憶する環境条件情報と、前記要求名称に対応して貫通部の穴仕舞い処理に関する情報を記憶する床・壁貫通穴仕舞い型式情報と、前記要求名称の個数に応じて貫通部の穴仕舞い処理の難易度に関する情報を記憶する穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報と、前記機器間の接続に使用する接続手段に関する情報を記憶するケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報を備え、
    前記情報処理部は、
    躯体と、該躯体に隣接する機器と、その要求名称の個数から、当該躯体に対する貫通部の穴仕舞い処理の難易度を求める躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部と、前記機器間を接続するための接続手段と、接続のルートを前記の貫通部の穴仕舞い処理の難易度を考慮して決定するケーブル・配管・ダクトルート選定部と、決定されたルートでの躯体に設ける貫通部を定める貫通部情報選定部と、貫通部の躯体で定まる前記要求名称から貫通部の穴仕舞い処理に関する情報を得る穴仕舞い情報選定部と、貫通部穴仕舞いに関する情報を出力する出力部を備えた貫通部穴仕舞い処理管理システム。
  2. 請求項1記載の貫通部穴仕舞い処理管理システムにおいて、
    躯体情報と、環境条件情報と、床・壁貫通穴仕舞い型式情報と、穴仕舞い処理仕様毎作業難易度情報から、前記躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報登録部に躯体毎に貫通部必要穴仕舞い処理方法・難易度レベル情報を登録する貫通部穴仕舞い処理管理システム。
  3. 請求項1記載の貫通部穴仕舞い処理管理システムにおいて、
    前記躯体毎貫通部必要穴仕舞い処理方法・難易度レベル情報と、機器・盤配置情報と、ケーブル・電線管・ケーブルトレイ・配管・ダクト距離毎作業難易度情報から、前記ケーブル・配管・ダクトルート選定部にケーブル・配管・ダクトルート情報を登録する貫通部穴仕舞い処理管理システム。
  4. 請求項1記載の貫通部穴仕舞い処理管理システムにおいて、
    前記貫通部情報選定部は、躯体情報と、ケーブル・配管・ダクトルート情報が干渉する箇所に貫通部情報を登録する貫通部穴仕舞い処理管理システム。
  5. 請求項1記載の貫通部穴仕舞い処理管理システムにおいて、
    前記穴仕舞い情報選定部は、躯体毎貫通部穴仕舞い処理作業難易度情報と、貫通部情報からデータベース内に穴仕舞い情報を登録する貫通部穴仕舞い処理管理システム。
  6. 請求項1記載の貫通部穴仕舞い処理管理システムにおいて、
    穴仕舞いリストや施工用貫通部配置図等の穴仕舞い情報をパソコンや紙などに出力する貫通部穴仕舞い処理管理システム。
  7. 請求項1記載の貫通部穴仕舞い処理管理システムにおいて、
    躯体情報と、機器・盤配置情報を、当該プラント建屋に固有の情報として入力する貫通部穴仕舞い処理管理システム。
JP2011100828A 2011-04-28 2011-04-28 貫通部穴仕舞い処理管理システム Active JP5579124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011100828A JP5579124B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 貫通部穴仕舞い処理管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011100828A JP5579124B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 貫通部穴仕舞い処理管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012234256A JP2012234256A (ja) 2012-11-29
JP5579124B2 true JP5579124B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=47434543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011100828A Active JP5579124B2 (ja) 2011-04-28 2011-04-28 貫通部穴仕舞い処理管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5579124B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6621335B2 (ja) * 2016-01-27 2019-12-18 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 原子力発電所および設計用3d−cadシステム
JP6605370B2 (ja) * 2016-03-11 2019-11-13 須賀工業株式会社 管路設計方法、管路設計用コンピュータプログラム、および管路設計用cadシステム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0274898A (ja) * 1988-09-12 1990-03-14 Toshiba Corp 貫通孔タイプ選定システム
JPH02227780A (ja) * 1989-03-01 1990-09-10 Toshiba Corp 3次元形状設計システム
JPH0433169A (ja) * 1990-05-30 1992-02-04 Toshiba Corp レイアウト方法及びその装置
JPH04241677A (ja) * 1991-01-16 1992-08-28 Hokuriku Nippon Denki Software Kk 配線経路探索方式
JPH0535825A (ja) * 1991-07-30 1993-02-12 Hitachi Ltd 配線経路探索装置
JP2002024309A (ja) * 2000-07-12 2002-01-25 Babcock Hitachi Kk 配管自動ルート探索方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012234256A (ja) 2012-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6621335B2 (ja) 原子力発電所および設計用3d−cadシステム
US20210232724A1 (en) Method and Apparatus for Specifying Locations for Objects, and Determining Routes for Connecting Mediums Between the Objects, in a Three-Dimensional Model of a Building
US20150193561A1 (en) Automated prefabricated wall frame assembly
JP5579124B2 (ja) 貫通部穴仕舞い処理管理システム
CN113204820A (zh) 一种建筑电气消防火警探测点位智能布置校核方法
Langroodi et al. Change management with building information models: a case study
CN105260491A (zh) 管道综合布管建模方法
CN115935457A (zh) 建筑通风系统设计方法、装置、计算机设备和存储介质
CN115879189A (zh) 基于bim平台的地下车库通风系统设计方法及相关设备
Tabesh et al. Modeling and coordinating building systems in three dimensions: a case study
US20240193329A1 (en) Cad device with utility element routing and related methods
JP4398885B2 (ja) 設備位置提示システム
JP4131811B2 (ja) 施工図レス設計方法およびこれを用いた建築物の生産方法
JP2014035761A (ja) 電気計装設計支援装置及び支援方法
EP2200158B1 (en) Acoustic alternator delimitation
KR20210096398A (ko) 내화 충전 구조의 설계와 적산 방법 및 프로그램
JP2012230586A (ja) プラント建設支援システム及び支援方法
JP2016212613A (ja) プラント建設工程変更影響評価装置
JP4556729B2 (ja) 電気機器導入検討プログラム
Tabesh et al. Case study of constructability reasoning in MEP coordination
CN112528380A (zh) 电房通风环境优化方法及系统
JP6279124B1 (ja) 燃料電池システムの配置構造
US20240093482A1 (en) Method for building a frame structure prefabricated with electrical wiring, plumbing, and hvac system
JP2007279916A (ja) 屋内配線設計システム、中央装置、屋内配線設計方法及びコンピュータプログラム
KR20110077481A (ko) 선박내 인슐레이션의 3차원 cad 모델링 및 도면, 물량 리스트 자동 생성 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5579124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150