JP5578937B2 - ブロワ - Google Patents

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Description

本発明は、静電気の放電によって作業者が不快な思いをすることがないブロワに関するものである。
特許文献1にはブロワのハンドルやダストバックに作業者が手を触れたときに、蓄積された静電気の放電によって不快な思いをすることを防止する構成が開示されている。
特許第3579305号公報
しかし、上記従来のブロワにおいては、ダストバックの取り付け部の筒体やダストバックを装着する本体ハウジングの排出筒は樹脂で製作されているので、長年の使用によってガタが生じ、静電気をモータケースに逃がすアースプレートとダストバックの取り付け部の筒体との間で接触不良が発生し、十分な効果が得られなくなるという問題があった。本発明は、上記の問題を解決するブロワを提供するものである。
上記の目的を達成するために、本発明のブロワは、ハウジング内にモータで回転するファンを設け、ファンの回転によりハウジングに設けた吸入口から粉塵を吸い込んで、ハウジングに設けた排出筒から排出可能としたブロワにおいて、集電部材を排出筒内面に密着して設け、集電部材とモータのモータケースとを導電性材料で形成し、集電部材とモータケースとを、両端に接続片を有する導線で接続することを特徴とする。
さらに、集電部材は弾性変形可能な筒であり、断面が一部欠けた形状であって、集電部材単体の外径は排出筒の内径より大きめに形成されていることを特徴とする。
また、接続片の一方は、集電部材によってハウジングを構成する半割りハウジング部材の内面に、接続片の弾性に抗して押し付けられて装着され、接続片の他方は、モータケースとモータをハウジング内で支持するクッション部材との間に差し込まれる構成が好ましい。
本発明によれば上記の構成としたので、請求項1の発明においては、長年の使用によってダストバックの取り付け部に多少のガタが生じても静電気をモータケースに逃がすことができる。さらに、集電部材の断面はC字のように一部が欠けており、集電部材単体の外径は排出筒の内径より大きめに形成され、その弾性に抗して半割りハウジング部材によって挟み込まれているので、補助部材を必要とせず高い密着性をもってハウジングの内面に張り付くことができる。また、請求項の発明においては、静電気をモータケースに逃がす導線の両端の接続片は集電部材あるいはモータケースと弾性により接続されるので組み立てが簡単である。
本発明に係るブロワの外観図である。 図1の内部構成を表す図である。 図2におけるJ−J矢視断面図である。 接続片の接触状態を説明する図である。 図2におけるG−G矢視断面図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るブロワ1であり、通常樹脂で成形された左右一対の半割りハウジング部材(2a,2b)を重ね合わせて組み立てたハウジング2の中にファン3、モータ4(図5参照)を内蔵している。5はハンドルであり、下方に不図示の電池パックを装着する接続コネクター5aを有し、上方には起動スイッチ7が取り付けられている。8は排出筒であり、ハウジング2の一部として構成され、半割りハウジング部材2aに形成された吸入口9からファン3の回転により吸い込んだ粉塵を含むまたは含まない空気を排出する筒である。8aは排出筒8の先端に設けられた取り付け口であり、不図示のダストバックあるいはブロワノズルをバヨネット結合等の方法により取り付けることができる。吸入口9も不図示の吸入筒を取り付けることができる構成となっている。
図2は図1において半割りハウジング部材2aを取り外し内部の構成が分かるようにした図で、4aはモータ4のケースであり一般的に導電性材料で構成されている。6はモータ軸でファン3が取り付けられる。20は集電部材で導電性材料で構成され、図3に示すように、ハウジング2の内面に張り付いた状態で装着されている。集電部材20は角柱状の筒であり、断面はC字のように一部が欠けており、集電部材20単体の外径は排出筒8の内径より大きめに形成されているので、半割りハウジング部材(2a,2b)によって集電部材20がその弾性に抗してサンドイッチ状に挟み込まれるとハウジング2の内面に集電部材20は補助部材を必要とせず高い密着性をもって張り付くことができる。
30は集電部材20によって集電された静電気をモータケース4aに逃がす導線である。導線30の両端には真鍮等で造られた接続片30a,30bが半田付けされ、一方の接続片30aは集電部材20に、他方はモータケース4aに接触するようハウジング2内に内蔵される。接続片30aは集電部材20がなければ、図4に示すように、半割りハウジング部材2bから浮き上がっているが、集電部材20によって半割りハウジング部材2bの内面のにがし2cに、接続片30aの弾性に抗して押し付けられて装着されるので、接続片30aと集電部材20は半田付け等の作業を行わなくても十分な接続が得られ、組み立ても簡単である。
図5において、10および11はクッション部材であり、半割りハウジング部材2bの内部でモータ4を支えるために、モータケース4aの周りを円周方向に囲んでいる。クッション部材10,11はゴム等で構成されているので防振作用が期待でき、半割りハウジング部材2bとモータケース4aの間で両者に密着している。導線30の接続片30bはモータケース4aとクッション部材10の間に差し込まれており、接続片30bはモータケース4aと接触している。また、このように構成することで簡単に接続片30bをモータケース4aに接続して組み立てることができる。
以上のように構成されたブロワの静電気放電メカニズムについて以下に説明する。ダストバックをブロワ1の取り付け口8aに取り付け、起動スイッチ7を操作して集塵作業を開始すると、モータ軸6に取り付けられたファン3が回転を始め、吸入筒から吸い込まれた粉塵は吸入口9からハウジング2内に入り排出筒8を経由してダストバックに排出される。ハウジング2は樹脂製であるので、粉塵の通過の際、粉塵がハウジング2内面に接触することにより静電気が発生し、ハウジング2やモータケース4aに+電荷が、粉塵にー電荷が帯電する。しかし、帯電した粉塵の静電気は、集電部材20の中を通過する際、集電部材20に接触することにより導線30を伝ってモータケース4aへ逃げて消滅し、また、ハウジング2に発生した静電気も排出筒8内に密着して装着された集電部材20によって集電されて粉塵の静電気と中和して消滅するので、作業者がハウジング2やダストバックに手を触れたりしても、放電による不快な思いをすることがない。
また、集電部材20は排出筒8内に装着されているので、ダストバックの取り付け、取り外しによるダストバックと排出筒8間にガタが多少生じても、集電部材20と排出筒8の密着性に影響はない。
本発明によるブロワは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、上記の説明では、導線30は両端に真鍮等の接続片30a,30bを半田付けして構成されていると説明したが、導線ではなくすべて真鍮等の金属片で構成してもよい。また、集電部材20の形状は角柱筒で説明したが、排出筒8の内形状に合わせて製作すればよく、例えば円筒でもよい。
1 ブロワ、2 ハウジング、3 ファン、4 モータ、4a モータカバー、5 ハンドル、6 モータ軸、7 起動スイッチ、8 排出筒、9 吸入口、20 集電部材、30 導線

Claims (2)

  1. ハウジング内にモータで回転するファンを設け、該ファンの回転により該ハウジングに設けた吸入口から粉塵を吸い込んで、該ハウジングに設けた排出筒から排出可能としたブロワにおいて、集電部材を該排出筒内面に密着して設け、該集電部材と該モータのモータケースとを導電性材料で形成し、該集電部材と該モータケースとを、両端に接続片を有する導線で接続し、該集電部材は弾性変形可能な筒であり、断面が一部欠けた形状であって、該集電部材単体の外径は該排出筒の内径より大きめに形成されていることを特徴とするブロワ。
  2. 該接続片の一方は、該集電部材によって該ハウジングを構成する半割りハウジング部材の内面に、該接続片の弾性に抗して押し付けられて装着され、該接続片の他方は、該モータケースと該モータを該ハウジング内で支持するクッション部材との間に差し込まれていることを特徴とする請求項記載のブロワ。
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