JP5578350B2 - 物品保管設備 - Google Patents

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本発明は、円柱状又は円筒状の物品をその軸心方向を奥行き方向に向けた横倒れ姿勢で載置支持する複数の収納部が縦横に並設された物品保管棚と、前記物品保管棚の前面側の物品搬送用空間内を縦横に移動されて、前記収納部に対して物品を移載する物品移載手段とが設けられ、前記物品移載手段が、物品を載置支持自在な物品支持体を、前記物品搬送用空間内に位置する引退状態と前記収納部内に突出する突出状態とに出退自在で且つ昇降自在に備えて、この物品支持体の出退作動並びに昇降作動によって、前記収納部に載置支持されている物品を取り出す掬い処理、及び、前記物品支持体に載置支持した物品を前記収納部に収納する降ろし処理を行うように構成され、前記収納部が、前記突出状態の前記物品支持体が上下に通過自在な物品支持体通過用開口の両側に位置する左右一対の物品載置部分を備えて、それら一対の物品載置部分の間に物品の底部を入り込ませた転動抑制状態で物品を載置支持するように構成され、前記物品支持体が、その出退方向に沿う方向視にて、中央側が外方側よりも下位となる凹状に形成された物品載置部を備えて、その物品載置部に物品の底部を入り込ませた転動抑制状態で物品を載置支持するように構成された物品保管設備に関する。
かかる物品保管設備は、ロール状物品等の円柱状又は円筒状の物品を保管するのに使用されるものである。
そして、収納部に載置支持されている物品を取り出す掬い処理を行うときには、物品支持体を、収納部における左右一対の物品載置部分に載置支持されている物品の下方側箇所に向けて突出させたのち、物品支持体通過用開口を通過させながら物品支持体を上昇させることにより、左右一対の物品載置部分に載置支持されている物品を、物品支持体の載置面に載置支持し、その後、物品支持体を引退状態に引退させることになる。
また、物品支持体に載置支持した物品を収納部に収納する降ろし処理を行うときには、物品支持体に載置支持した物品を収納部における左右一対の物品載置部分の上方箇所に位置させるように、物品支持体を突出状態に突出させたのち、物品支持体通過用開口を通過させながら物品支持体を下降させることにより、物品支持体にて載置支持している物品を左右一対の物品載置部分に載置させ、その後、物品支持体を引退状態に引退させることになる。
このような物品保管設備の従来例として、上述した掬い処理を行うことによって物品支持体に載置支持した物品を、単に、物品支持体にて転動抑制状態に載置支持するように構成したものがある(例えば、特許文献1(明細書の段落〔0015〕及び〔0016〕並びに図10〜13)参照。)。
特開平8−73011号公報
従来の物品保管設備においては、掬い処理を行うことによって物品支持体に載置支持した物品を、単に、物品支持体にて転動抑制状態に載置支持するものであるため、物品移載手段が、物品保管棚の前面側の物品搬送用空間内を縦横に移動されるときに、物品が物品支持体から外れるように転動して落下する虞があり、物品移載手段の移動を高速化し難い問題があった。
すなわち、物品移載手段の移動は、停止状態から定常移動速度に増速し、定常移動速度で移動したのち、その定常移動速度から停止用のクリープ速度に減速し、目標停止位置にて停止する形態で行われることになるが、物品が物品支持体から外れるように転動して落下することを回避するために、停止状態から定常移動速度への増速や、定常移動速度からクリープ速度への減速を、単位時間当たりの速度変化量を十分に小さくする状態で行うことになり、物品の搬送効率の向上のために物品移載手段の移動の高速化が望まれるものの、物品移載手段の移動を高速化し難いものとなっていた。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、物品移載手段の移動を高速化することが可能な物品保管設備を提供する点にある。
本発明の物品保管設備は、円柱状又は円筒状の物品をその軸心方向を奥行き方向に向けた横倒れ姿勢で載置支持する複数の収納部が縦横に並設された物品保管棚と、前記物品保管棚の前面側の物品搬送用空間内を縦横に移動されて、前記収納部に対して物品を移載する物品移載手段とが設けられ、
前記物品移載手段が、物品を載置支持自在な物品支持体を、前記物品搬送用空間内に位置する引退状態と前記収納部内に突出する突出状態とに出退自在で且つ昇降自在に備えて、この物品支持体の出退作動並びに昇降作動によって、前記収納部に載置支持されている物品を取り出す掬い処理、及び、前記物品支持体に載置支持した物品を前記収納部に収納する降ろし処理を行うように構成され、
前記収納部が、前記突出状態の前記物品支持体が上下に通過自在な物品支持体通過用開口の両側に位置する左右一対の物品載置部分を備えて、それら一対の物品載置部分の間に物品の底部を入り込ませた転動抑制状態で物品を載置支持するように構成され、
前記物品支持体が、その出退方向に沿う方向視にて、中央側が外方側よりも下位となる凹状に形成された物品載置部を備えて、その物品載置部に物品の底部を入り込ませた転動抑制状態で物品を載置支持するように構成されたものであって、その第1特徴構成は、
前記物品保管棚は、前記出退方向の両側に物品出し入れ側の前面を向かい合わせて前記物品搬送用空間を挟むように一対設けられ、
前記物品移載手段が、前記出退方向の一方側の物品保管棚の収納部及び他方側の物品保管棚の収納部の何れに対しても、前記掬い処理及び前記降ろし処理を行うように構成され、かつ、
前記物品支持体の出退方向に沿う方向視にて、前記引退状態の前記物品支持体にて載置支持されている物品の側部を受け止める物品受け止め体を備え
前記物品受け止め体は、物品の軸心方向の長さよりも長く且つ前記一対の物品保管棚の間隔よりも短い棒状体にて構成されて、前記物品支持体の出退方向に沿う姿勢で配置され、
前記物品支持体の出退に連動して、前記棒状体を前記左右一対の物品載置部分の上方箇所に対して出退させる出退連動手段が設けられ、
前記出退連動手段が、前記物品支持体を出退させるときにおいて、上下方向で前記収納部における前記物品載置部分と重複する位置に配設される支持体を備え、
前記支持体は、前記棒状体の前記出退方向の中央部を支持するように構成され、
前記出退連動手段は、前記突出状態においては、前記棒状体の先端部が前記収納部に位置しかつ前記支持体が前記物品搬送用空間内に位置する状態となり、前記引退状態においては、前記棒状体の全体が前記物品搬送用空間に位置する状態となるように、前記物品支持体と前記棒状体とを連動させる点を特徴とする。
すなわち、引退状態の物品支持体にて載置支持されている物品が転動しても、物品受け止め体にて受け止められて、物品が物品支持体から落下するトラブルが生じることを阻止できる。
このように、引退状態の物品支持体にて載置支持されている物品を物品受け止め体にて受け止めて、物品が物品支持体から落下するトラブルが生じることを阻止できるため、物品移載手段を移動させる際に、停止状態から定常移動速度に増速することや、定常移動速度からクリープ速度に減速することを、単位時間当たりの速度変化量を大きくする状態で行うことが可能となり、物品移載手段の移動の高速化を図ることができるものとなる。
したがって、本発明の第1特徴構成によれば、物品の搬送効率の向上のために、物品移載手段の移動の高速化を図ることができる物品保管設備を提供するに至った。
また、物品受け止め体が、物品載置体の出退に連動して、物品載置部の左右一対の物品載置部分の上方箇所に対して出退されるものであるから、物品支持体が突出状態で物品を載置支持するときにも、物品が転動して物品支持体から落下することを抑制できるものとなる。
したがって、本発明の第1特徴構成によれば、突出状態の物品支持体にて物品を載置支持するときにも、物品が転動して物品支持体から落下することを抑制できるため、収納部に対する物品の移載を良好に行うことが可能となる物品保管設備を提供するに至った。
本発明の物品保管設備における第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記物品受け止め体が、物品が自重によって前記載置面の中央側に復帰移動する位置にて物品を受け止めるように配設されている点を特徴とする。
すなわち、引退状態の物品支持体にて載置支持されている物品が転動して、物品受け止め体にて受け止められると、その物品が、自重によって物品支持体における載置面の中央側に復帰移動することになる。
このように、引退状態の物品支持体にて載置支持されている物品が、転動して物品受け止め体にて受け止められる状態が発生しても、その物品が、物品支持体における載置面に適正に載置される状態に自動的に復帰するものとなるから、物品支持体に載置されている物品を適正な載置状態に戻すようにするための特別な作業を行う必要がなくなる。
したがって、本発明の第2特徴構成によれば、物品支持体に載置されている物品を適正な載置状態に戻すようにするための特別な作業を行うことなく、物品を物品支持体にて適正に載置することができる物品保管設備を提供するに至った。
物品保管設備の概略平面図 スタッカークレーンの一部省略側面図 物品移載状態の側面図 物品移載状態の側面図 物品移載状態の側面図 物品移載状態の側面図 物品移載状態の正面図 物品移載状態の正面図 出退駆動構造を示す側面図
本発明の物品保管設備の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、円柱状又は円筒状の物品Bをその軸心方向を奥行き方向に向けた横倒れ姿勢で載置支持する複数の収納部Sが縦横に並設された一対の物品保管棚1が、物品出し入れ側の前面を向かい合わせた状態で設置され、それら物品保管棚1の間の物品搬送用空間F内を走行するスタッカークレーンKが設けられて、スタッカークレーンKにて物品Bの入庫作業及び出庫作業を行う物品保管設備が構成されている。
図1及び図2に示すように、物品搬送用空間Fの床面部及び天井部に、スタッカークレーンKを案内する走行レール2及び天井レール3が、物品保管棚1の長手方向に沿って設置されている。
スタッカークレーンKは、走行台車4、その走行台車4から立設した前後一対のポスト5、及び、それらポスト5の上端部同士を接続する接続枠6を備えるものであって、走行台車4が走行レール2に沿って走行自在に構成され、前後一対のポスト5の上端部が、天井レール3にて案内されるように構成されている。
前後一対のポスト5に沿って昇降自在な昇降台7が設けられ、この昇降台7に、物品保管棚1の収納部Sに対して物品Bを移載する物品移載手段Mが設けられている。
したがって、物品移載手段Mは、スタッカークレーンKの走行及び昇降台7の昇降によって、物品搬送用空間F内を、物品保管棚1の収納部Sの並び方向に沿って縦横に移動されて、移載対象箇所の収納部Sに対応する位置や入出庫ステーション(図示せず)に対応する位置に移動するように構成されている。
昇降台7は、スタッカークレーンKの前後方向に相当する前後の両端部の夫々が、昇降用ワイヤ8にて吊下げ支持されている。
昇降用ワイヤ8は、上方側従動プーリ9、走行台車側従動プーリ10、および、駆動プーリ11に巻き掛けられている。
そして、駆動プーリ11を駆動回転させる昇降用電動モータ12が設けられ、その昇降用電動モータ12にて駆動プーリ11を正逆に駆動させることにより、昇降用ワイヤ8をその長手方向に移動操作して、昇降台7を昇降させるように構成されている。
走行台車4には、走行レール2上を走行自在な前後二つの走行輪13A、13Bが設けられている。そして、それら二つの走行輪13A、13Bのうち、車体前後方向の一端側の走行輪13Aが、走行用電動モータ14にて駆動されるように構成され、車体前後方向の他端側の走行輪13Bが、遊転自在に構成されている。
物品移載手段Mは、図9に示すように、昇降台12に固定された固定フォーク15と、その固定フォーク15に対して出退されるセカンダリーフォーク16と、そのセカンダリーフォーク16に対して出退されるプライマリーフォーク17とからなる三段式のフォーク装置として構成され、そして、プライマリーフォーク17の上部に、物品を載置支持する物品支持体17Aを備えている。
ちなみに、図7に示すように、出退方向に沿う方向視において、固定フォーク15が、U字状に形成され、セカンダリーフォーク16が、左右の主体を板状の接続枠にて接続する状態に形成されて、固定フォーク15の内部に出退自在に装備され、プライマリーフォーク17が、左右の主体を板状の接続枠にて接続する状態に形成されて、セカンダリーフォーク16の左右の主体の間に相当する箇所に出退自在に装備されている。
そして、セカンダリーフォーク16に固定されたラックギア18に噛み合う一対のピニオンギア19と、一対のピニオンギア19に咬合する駆動ギア20と、その駆動ギア20を回転駆動する出退駆動用電動モータ21とが設けられている。
また、固定フォーク15の一端部とプライマリーフォーク17の一端部とを連結しかつセカンダリーフォーク部16の他端部の遊転プーリ22aにて折り返し状態に巻回される出退操作用のチェーン23a、及び、固定フォーク15の他端部とプライマリーフォーク17の他端部とを連結しかつセカンダリーフォーク部16の一端部の遊転プーリ22bにて折り返し状態に巻回される出退操作用のチェーン23bが設けられている。
そして、出退駆動用電動モータ21にて駆動ギア20を正逆に駆動回転させて、一対のピニオンギア19を正逆に駆動回転させると、一対のピニオンギア19とラックギア18との噛み合いにより、セカンダリーフォーク16が固定フォーク15に対して正逆に出退され、そのセカンダリーフォーク16の出退に伴って遊転プーリ22a、22bが移動することにより、プライマリーフォーク17が、出退操作用のチェーン23a、23bによりセカンダリーフォーク16に対して出退されるように構成されている。
つまり、物品移載手段Mは、物品Bを載置支持自在な物品支持体17Aを、物品搬送用空間F内に位置する引退状態と物品保管棚1の収納部S内に突出する突出状態とに出退自在に備え、また、物品支持体17Aを、昇降台7の昇降により、昇降させるように構成されている。
そして、物品移載手段Mは、収納部Sのうちの物品移載対象の収納部Sに対応する位置に位置された状態において、物品支持体17Aの出退作動並びに昇降作動によって、収納部Sに載置支持されている物品Bを取り出す掬い処理、及び、物品支持体15に載置支持した物品Bを収納部Sに収納する降ろし処理を行うように構成されている。
ちなみに、物品移載手段Mは、入出庫ステーションに対応する位置に位置された状態においても、昇降台7の昇降による自らの昇降作動及び物品支持体17Aの出退作動によって、入出庫ステーションに載置支持されている物品Bを搬入するための掬い処理、及び、プライマリーフォーク17に載置支持した物品Bを入出庫ステーションに搬出するための降ろし処理を行うことになる。
また、物品支持体17Aは、図7及び図8に示すように、その出退方向に沿う方向視にて、中央側が外方側よりも下位となる凹状に形成された物品載置部Dを備えており、この物品載置部Dに物品Bの底部を入り込ませた転動抑制状態で物品Bを載置支持するように構成されている。
つまり、物品支持体17Aは、図1に示すように、プライマリーフォーク17の出退方向に沿って長く且つ断面形状が4角状の長尺状に形成されて、プライマリーフォーク17の上部に設けられている。そして、その上面が、物品載置部Dとして、中央側が外方側よりも下位となる凹状に形成されて、その上面に物品Bの底部を入り込ませた転動抑制状態で物品Bを転動抑制状態で載置支持するように構成されている。
物品保管棚1は、図1、図3及び図7に示すように、棚前後幅方向(奥行き方向)に間隔を隔てて並ぶ状態で立設される支柱25の組を、棚横幅方向に間隔を隔てて複数設け、棚横幅方向に隣接する支柱25の組同士の間に、上下方向に複数段の収納部Sを形成するように構成されている。
尚、図中、25aは、棚横幅方向に隣接する支柱25同士を接続する補強枠である。
収納部Sは、図7及び図8に示すように、突出状態の物品支持体17Aが上下に通過自在な物品支持体通過用開口Wの両側に位置する左右一対の物品載置部分Uを備えて、それら一対の物品載置部分Uの間に物品Bの底部を入り込ませた転動抑制状態で物品Bを載置支持するように構成されている。
すなわち、左右一対の物品載置部分Uの夫々は、本実施形態においては、平面視形状コの字状の腕木26を、前後に並ぶ支柱25にて両端を支持する状態で設け(図1参照)、その腕木26の上部に、物品支持体17Aの出退方向に沿う方向視にて、山形状の物品受け材27を設けて、物品受け材27にて物品Bを載置支持するように構成されている。
尚、物品受け材27における物品Bとの接当箇所には、緩衝材28が設けられている。
したがって、物品移載手段Mによる収納部Sに収納されている物品Bを取り出す掬い処理は、次の手順にて行われることになる。
引退状態の物品支持体17Aを移載対象箇所の収納部Sに対応する位置に停止させた状態において(図3参照)、物品支持体17Aを左右一対の物品載置部分Uにて載置支持されている物品Bの下方側箇所に向けて突出させる(図4及び図7参照)。
その後、物品支持体通過用開口Wを通過させながら物品支持体17Aを上昇させることにより、左右一対の物品載置部分Uに載置支持されている物品Bを、物品支持体物品支持体17Aの物品載置部Dに載置支持し(図5及び図8参照)、次に、物品支持体17Aを引退状態に引退させることになる(図6参照)。
また、物品支持体17Aに載置支持した物品Bを収納部Sに収納する降ろし処理は、次の手順にて行われることになる。
引退状態の物品支持体17Aを移載対象箇所の収納部Sに対応する位置に停止させた状態において(図6参照)、物品支持体17Aに載置支持した物品Bを左右一対の物品載置部分Uの上方側箇所に位置させるように、物品支持体17Aを突出状態に突出させる(図5及び図8参照)。
その後、物品支持体通過用開口Wを通過させながら物品支持体17Aを下降させることにより、物品支持体17Aの物品載置部Dに載置支持している物品Bを、収納部Sの物品載置部分Uに載置支持させ(図4及び図7参照)、次に、物品支持体17Aを引退状態に引退させることになる(図3参照)。
ちなみに、本実施形態においては、詳細な説明は省略するが、スタッカークレーンKには運転を制御する制御手段が装備され、その制御手段が、走行台車4の走行、昇降台7の昇降、及び、物品移載手段Mの移載作動を制御することによって、物品Bの掬い処理や降ろし処理が行われることになる。
物品移載手段Mが、図2及び図3に示すように、物品支持体17Aの出退方向に沿う方向視にて、引退状態の物品支持体17Aにて載置支持されている物品Bの側部を受け止める左右一対の物品受け止め体30を備えている。
本実施形態においては、物品受け止め体30は、丸棒材にて構成され、そして、図6に示すように、物品Bの軸心方向の長さよりも少し長い状態に形成されている。
また、図8に示すように、物品受け止め体30が、物品Bが自重によって物品載置部Dの中央側に復帰移動する位置にて物品Bを受け止めるように配設されている。
したがって、物品Bが転動して物品受け止め体30にて受け止められたとき、物品Bが物品載置部Dにて載置支持される状態に自動的に復帰するように構成されている。
また、物品受け止め体30を支持する杆状の支持体31が、図3〜図9に示すように、物品移載手段Mにおけるセカンダリーフォーク16の上部、つまり、セカンダリーフォーク16における左右の主体の上面部に取り付けられている。
したがって、物品受け止め体30は、物品支持体17Aの出退に連動して、収納部Sにおける左右一対の物品載置部分Uの上方箇所に対して出退されて、図4及び図5に示すように、物品支持体17Aの突出状態においても、物品Bを受け止める作用を発揮するように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、セカンダリーフォーク16に取り付けられる杆状の支持体31が、物品支持体17Aの出退に連動して、収納部Sにおける左右一対の物品載置部分Uの上方箇所に対して出退させる出退連動手段Rを構成することになる。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(イ)上記実施形態では、物品移載手段が、スタッカークレーンの昇降台に装備されて、昇降台の昇降により、物品支持体を昇降させる場合を例示したが、例えば、昇降台に対して物品移載手段を昇降させることによって、物品支持体を昇降させる形態で実施してもよい。
(ロ)物品移載手段は、上記実施形態の如く、スタッカークレーンに装備するに代えて、物品保管棚の横幅方向に沿って伸びる長尺状の枠体を、昇降自在に設けて、その枠体に、物品移載手段を枠体の長手方向に移動自在に装備する形態で実施してもよい。
この形態の場合、物品支持体の昇降は、枠体の昇降を利用することができるが、枠体に対して物品移載手段を昇降させることによって、物品支持体を昇降させる形態で実施してもよい。
(ハ)上記実施形態では、物品支持体の物品載置部として、物品支持体の上面を凹入状に形成する場合を例示したが、例えば、物品支持体を、左右一対の支持部分を間隔を隔てて設けて構成し、それら左右一対の支持部分の上部側部分にて、中央が外方側より下位となる凹状の物品載置部を構成してもよい。
(ニ)上記実施形態では、物品支持体の出退に連動して、物品受け止め体を左右一対の物品載置部分の上方箇所に対して出退させる出退連動手段を、物品受け止め体の支持体を、物品移載手段におけるセカンダリーフォークに取り付けて構成する場合を例示したが、出退連動手段としては、種々の構成を採用できるものである。
例えば、上記実施形態において、物品受け止め体を出退移動自在に昇降台に支持し、物品受け止め体を出退操作する駆動手段を設けて、その駆動手段を、物品支持体の出退に同調して作動させることによって、物品受け止め体を物品支持体の出退に連動して出退させるように構成することができる。
そして、この構成の場合において、物品受け止め体を出退駆動する駆動手段として、物品支持体を出退操作する出退操作用電動モータを用いるようにしてもよい。
(ホ)上記実施形態では、物品移載手段を構成するフォーク装置のプライマリーフォークやセカンダリーフォークの横幅が、物品支持体通過用開口の横幅よりも大きく形成し、物品支持体をプライマリーフォークの上部から上方に伸びる形態に構成する場合を例示したが、例えば、プライマリーフォークやセカンダリーフォークの横幅を、物品支持体通過用開口の横幅よりも小さく形成し、物品支持体をプライマリーフォークの上部にて形成する形態で実施することができる。
この形態の場合には、プライマリーフォークやセカンダリーフォークが、物品支持体とともに、物品支持体通過用開口を通過することになる。
1 物品保管棚
17A 物品支持体
30 物品受け止め体
B 物品
D 物品載置部
F 物品搬送用空間
M 物品移載手段
R 出退連動手段
S 収納部
U 物品載置部分
W 物品支持体通過用開口

Claims (2)

  1. 円柱状又は円筒状の物品をその軸心方向を奥行き方向に向けた横倒れ姿勢で載置支持する複数の収納部が縦横に並設された物品保管棚と、前記物品保管棚の前面側の物品搬送用空間内を縦横に移動されて、前記収納部に対して物品を移載する物品移載手段とが設けられ、
    前記物品移載手段が、物品を載置支持自在な物品支持体を、前記物品搬送用空間内に位置する引退状態と前記収納部内に突出する突出状態とに出退自在で且つ昇降自在に備えて、この物品支持体の出退作動並びに昇降作動によって、前記収納部に載置支持されている物品を取り出す掬い処理、及び、前記物品支持体に載置支持した物品を前記収納部に収納する降ろし処理を行うように構成され、
    前記収納部が、前記突出状態の前記物品支持体が上下に通過自在な物品支持体通過用開口の両側に位置する左右一対の物品載置部分を備えて、それら一対の物品載置部分の間に物品の底部を入り込ませた転動抑制状態で物品を載置支持するように構成され、
    前記物品支持体が、その出退方向に沿う方向視にて、中央側が外方側よりも下位となる凹状に形成された物品載置部を備えて、その物品載置部に物品の底部を入り込ませた転動抑制状態で物品を載置支持するように構成された物品保管設備であって、
    前記物品保管棚は、前記出退方向の両側に物品出し入れ側の前面を向かい合わせて前記物品搬送用空間を挟むように一対設けられ、
    前記物品移載手段が、前記出退方向の一方側の物品保管棚の収納部及び他方側の物品保管棚の収納部の何れに対しても、前記掬い処理及び前記降ろし処理を行うように構成され、かつ、
    前記物品支持体の出退方向に沿う方向視にて、前記引退状態の前記物品支持体にて載置支持されている物品の側部を受け止める物品受け止め体を備え
    前記物品受け止め体は、物品の軸心方向の長さよりも長く且つ前記一対の物品保管棚の間隔よりも短い棒状体にて構成されて、前記物品支持体の出退方向に沿う姿勢で配置され、
    前記物品支持体の出退に連動して、前記棒状体を前記左右一対の物品載置部分の上方箇所に対して出退させる出退連動手段が設けられ、
    前記出退連動手段が、前記物品支持体を出退させるときにおいて、上下方向で前記収納部における前記物品載置部分と重複する位置に配設される支持体を備え、
    前記支持体は、前記棒状体の前記出退方向の中央部を支持するように構成され、
    前記出退連動手段は、前記突出状態においては、前記棒状体の先端部が前記収納部に位置しかつ前記支持体が前記物品搬送用空間内に位置する状態となり、前記引退状態においては、前記棒状体の全体が前記物品搬送用空間に位置する状態となるように、前記物品支持体と前記棒状体とを連動させる物品保管設備。
  2. 前記物品受け止め体が、物品が自重によって前記物品載置部の中央側に復帰移動する位置にて物品を受け止めるように配設されている請求項1記載の物品保管設備
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