JP5578317B2 - 駐輪場の管理システム - Google Patents

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この発明はコンビニエンスストアや銀行などの店舗前に設置して、周辺の駐車場の使用状況に係る管理情報や災害情報や宣伝広告などの告知情報をユーザーに提供することが出来る、駐車場管理センターによる集中管理型になる駐輪場の管理システムに関するものである。
近年、駅近辺にある店舗でのいわゆる放置自転車の問題が大きくクローズアップされて来ている。放置自転車の問題を解決するには、定期的に見回って注意を促したり、自転車を撤去したり、或いは大きな駐車場を整備して利用してもらうようにするしかないのが現状である。
しかしながら既に駐車場用地を確保することが難しくなっていたり、せっかく駐車場を作っても利用が面倒であるとか僅かに不便であるなどの理由から、コンビニエンスストアや銀行などと言った店舗の駐車スペースに放置されたり道端に放置される自転車が後を絶たないのが実状である。乱雑な放置自転車は商店街を訪れる歩行者の歩行の邪魔や店舖の営業妨害になる上に、景観悪化の問題を生じている。
有効な放置自転車対策として当発明者は、特開2001−188999で駐車場を街中に散在させて駐車を自在にしたり、レンタル開始も返却も乗り換えも自由に行い得るようにしたものを開示した。このものはまた街中での排気ガスを排出する乗り物を入れないと言う点で優れていた。特開2005−128835、特開2009−257057は放置自転車を撤去することなくその場でロックしてしまい、駅などに設置した精算機で料金を支払うことでロックを解除するものを開示した。このものは放置自転車対策に人手が掛からず、また放置せずに駐輪場を利用してもらうことが出来るようになると言う点で優れていた。
特開2001−188999 特開2005−128835 特開2009−257057
これ等はこれ等で確かに有効ではあるが、特開2001−188999を普及させるまでには社会が成熟しておらず、特開2005−128835、特開2009−257057によってもなお歩行者の邪魔や店舖の営業妨害や景観悪化と言った問題が軽減されない。一方地方自治体には現下の経済状況などから今以上のコスト負担に耐えられない状況もある。そこでこの発明はこのような問題点を解決することを課題とする。
上記課題の解決に先立ち、それほど大きな駐車場でなくとも、小さな駐車場をたくさん確保し、しかもこれまで放置自転車が多かった場所を駐車場にすることが出来れば、上記問題解決の一助となるのではないだろうかと言う知見を得た。またこれまで放置自転車が多い場所は商店街であるから、これを逆手に取ることが出来れば商店街の活性化が可能になるのではないかと言う知見を得た。そこで当発明者は、コンビニエンスストアや銀行などと言った店舗の駐車スペースや、道端のスペースに小さな駐車場をたくさん確保することにした。
すなわち上記課題は、車輛の車輪やフレームなどの車体部分を捕捉する捕捉部とこの捕捉部のロック・アンロックを司る施錠部と該施錠部を制御する管理装置とを備えると共に、該管理装置に駐車やレンタルの料金精算機能と料金精算画面の表示装置とを備えている駐車場の複数箇所が、各々の前記管理装置を以てネットワークを介して駐車場管理センターと接続されており、該駐車場管理センターは前記管理装置から前記駐車場の使用状況に係る管理情報を受けて、複数箇所の前記駐車場の使用状況を前記ネットワークを介して前記表示裝置に配信可能にすると共に、災害情報や宣伝広告などの告知情報を前記ネットワークまたは半導体メモリなどの記録媒体を介して前記表示装置に配信するものであることを特徴とする、駐輪場の管理システムを提供することで達成される。
これ等の小規模な駐車場は例えばコンビニエンスストアや銀行の前の駐車スペースに設けられる。これまでは店舗前の駐車スペースには無料で駐車させることが出来るのは当然であったが、ここを駐車場にしてしまうのである。この駐車場には駐車やレンタルの料金精算機能と料金精算画面の表示装置とを備えた管理装置が設けられている。この管理装置で車輛の車輪やフレームなどの車体部分を捕捉する捕捉部とこの捕捉部のロック・アンロックを司る施錠部とを管理する。従ってこの駐車場は基本的に有料であり、通勤通学者にとってはこれまで駅近くに設けられている大型駐車場と同様に利用することが出来るのであるが、コンビニエンスストアや銀行などを利用する者のために、例えば一定時間以内の駐車であれば無料であるとか、一定金額以上の買い物をすれば無料であるなどの条件を決めてこれを前記管理装置で管理するのである。なお例外的に、商店街の正規利用者には無料としたり、その地域に住み生活している者には無料とするなどの設定を可能にしてもよい。こうして通勤通学のための駐車場利用と店舗での買い物のための駐車場利用との2つの目的のために、この駐車場を使い分けることが出来るようになる。
このような小規模な駐車場が例えばコンビニエンスストア、銀行、パチンコ店、映画館、本屋、カフェ、ファーストフード店等々、商店街中に散在することになるが、複数のこれ等駐車場を集中的に管理するのがネットワークを介して駐車場管理センターと接続されている。この駐車場管理センターでは、各々の駐車場の管理装置から駐車場の使用状況に係る管理情報を受けて、この駐車場管理センターで管理しているどこの駐車場に空きがあり、どこの駐車場は満車であるとか、最寄りの空きがある店舖はどこであるか、その地図上の位置はどこであるか等々の詳細情報に加工して、ネットワークを介して各々の駐車場の管理装置宛に配信する。これを受けて各々の管理装置は表示装置に表示してユーザーの便利に供するのである。なおこの表示装置での使用状況の表示は、常に行ったり、定時に行ったり、管理装置にセンサーを設けてユーザーを感知した場合に行ったり、ユーザーがスイッチを押したり表示装置にタッチしたりしたら行うようにしたりと、任意設計や任意設定が可能である。
またこの表示装置は商店街の駐車場の使用状況の表示以外に、災害情報や宣伝広告などの告知情報を表示装置に配信することが出来る。例えば地震や火災の報知、災害時の帰宅路の誘導地図、トイレや飲料水がある場所の映像、防犯の呼び掛け等々をこの表示装置に配信するのである。また商店街のセール情報や新製品情報、イベント情報などを配信しても良い。また告知情報として宣伝広告を表示することが出来る。上記で地方自治体が新たな駐車場を設置する際のコスト負担の問題に触れたが、このような商店街の駐車場と駐車場管理センターの設置や管理に掛かる費用の一部でも広告収入で賄うことを可能にしている効果は大きいと言うことが出来る。なお緊急性を要しない宣伝広告などの告知情報の表示装置への配信に前記ネットワークを利用することが可能であるが、駐車場の使用状況の配信を妨げないなどの理由から、宣伝広告などの告知情報に付いては半導体メモリなどの記録媒体を経由して配信することも可能である。
次に、前記駐車場はカメラを備えており、前記駐車場管理センターは前記ネットワークを介して前記カメラで撮影した前記駐車場のカメラ映像を受けて表示する表示装置を備えているものとすることが出来る。これによれば駐車場管理センターに於いて監視員が各々の駐車場の駐車状況などをカメラ映像を見て遠隔監視することが可能になる。なお更に前記駐車場は通話装置を備えており、前記駐車場管理センターは前記通話装置を使用し前記ネットワークを介して前記カメラの近傍にいるユーザーとの通話を可能にするものとしても良い。これはユーザーの誘導目的にも防犯目的にも使用し得る。或いはこの商店街に関するヘルプデスクのような機能を実現することも可能である。
次に、前記駐車場は複数箇所の駐車場の前記使用状況と災害情報や宣伝広告などの前記告知情報とを、適宜切り替えて前記表示装置に表示するための切替装置を備えているものとすることが出来る。上記で駐車場の使用状況の表示以外に、災害情報や宣伝広告などの告知情報を表示することを解説したが、設定した通りに切替装置によって、駐車場の使用状況と告知情報とを表示切り替えすることが可能になる。例えば常時は宣伝広告を放映し、ユーザーが表示装置の画面にタッチしたら切替装置が働いて、駐車場の使用状況の案内映像に切り替えるようにするなどの設定をしておけば良い。
次に、前記駐車場は料金精算機能として電子マネーカードなどを使用可能にするためのカード決済機能を備えているものとすることが出来る。商店街で使用可能なカードとの共通化を行うと便利である。更にユーザー毎のポイント管理機能を備えるようにしても良い。駐車場利用に伴うポイントの付与と、商店街利用に伴うポイントの付与とを一元的に管理するようにすると、ユーザーにとっての利便性が高まる。なおこのポイント管理機能を前記料金精算機能から切り離して、前記駐車場管理センター側に持たせることも出来る。あるいは前記料金精算機能ごと前記駐車場管理センター側に持たせる設計も可能である。
次に、前記駐車場の前記表示装置が、少なくとも前面を透視可能とした防護ケースに納められているものとすることが出来る。防護ケースがあることによって表示装置が故意や自然災害により壊されることが少なくなる。
次に、前記駐車場管理センターはユーザーのモバイル機器に対して、複数箇所の前記駐車場の使用状況に係る駐車情報配信装置または前記災害情報や宣伝広告などに係る告知情報配信装置を備えているものとすることが出来る。従ってユーザーはこの商店街を利用するに先立って、携帯電話機などのモバイル機器に上記の各種情報を受けることが可能になる。或いは駐車スペースを確保しておく予約を駐車場管理センターに申し込むことを可能にする設計をしても良い。
この発明の駐輪場の管理システムによれば、従来のように駅前に大きな駐車場を確保することだけに拘らずとも、商店街に小さな駐車場をたくさん散在させることで、全体として大きな駐車スペースを確保することが出来るため、歩行者の邪魔や店舗の営業妨害や景観悪化と言った問題が軽減され、表示装置を備えることで周辺の駐車場の使用状況をユーザーに知らせたり災害情報や宣伝広告などの告知情報を提供することが出来ると言う効果を奏する。
実施例1の駐車場の説明図である。 駐車場の管理機構の説明図である。 駐車場管理センターの説明図である。 ネットワーク構成の説明図である。 駐車場の施錠部の説明図である。 駐車場の施錠部の説明図である。 駐車場の表示装置の説明図である。 駐車場管理センターの管理装置の説明図である。 ユーザーの携帯電話機の表示画面の説明図である。 実施例2の駐車場の説明図である。
図1乃至図9はこの発明の第1の実施例を表わす。駐車場1は精算機10とこの精算機10が管理する一群の駐車台2とから構成されている。この精算機10の前面にはユーザーのための操作盤11とモニター16とが設けられている。操作盤11には「駐車」「レンタル」「一時返却/乗り継ぎ」「返却」の4つのモード選択ボタン14と、どの駐車台2を使用したいかを指定する駐車台番号入力ー13と、これ等のサービスを受けるのに必要な料金を支払うためのコイン投入口12及びカード読取部15が設けられている。なお符号を付していないが、コイン投入口12の下には紙幣挿入口や釣銭返却口や釣銭切れ表示ランプなどが設けられており、またモニター16の下にはユーザーを撮るためのビデオカメラ17及びユーザーが駐車場管理センターとビデオ通話を開始するための通話スイッチ18が設けられている(図1)。なお上記で「駐車」とはユーザーが所有する自転車を一時預かることであり、「レンタル」は自転車をユーザーに貸し出すことであり、このレンタル自転車を一時返却して後に再度レンタルするためや、レンタル自転車をこの駐車場に返却するものの別の駐車場から再度レンタルする場合が「一時返却/乗り継ぎ」であり、レンタル自転車を完全に返却して終わりにするのが「返却」であると設定している。
駐車台2は、自転車の車輪を通して車輪毎自転車を支えるためのチャンネル部20を備えている。また自転車をチャンネル部20の奥まで入れて駐車させた時に自転車の前輪Tが接触する部位に車輪捕捉部21が取り付けられている。これ等の車輪捕捉部21は管理機構3が管理する。この管理機構3は前記操作盤11に相当する操作装置32に対してユーザーが選択した操作を各部で管理また処理を行う。例えばユーザーが自分の自転車を駐車台2へ駐車させたいとしてコイン投入口12に所要の金額を投入すると共に、モード選択ボタン14で「駐車」を選択し、空いている駐車台2を駐車台番号入力キー13で選択したことを管理装置30で受けて、自転車がチャンネル部20の奥まで入ったら施錠部31を動作させて自転車の前輪Tをロックする。逆に「レンタル」用とした自転車が駐車台2に止めてロックしてあり、ユーザーがこれを「レンタル」したいとして操作盤11が操作されたら、操作装置32はその自転車の駐車台2の施錠部31を動作させてアンロックする。またこの一々の処理の内容を通信装置35を介して後述する駐車場管理センター4に通知する。また処理の状況を表示装置33に表示してユーザーに視覚的に通知する。そして所定の時間経過後には、表示装置33に記憶部34から読み出した動画広告を表示する。この表示は次にユーザーが操作盤11を操作するまで継続する。なお前記管理装置30の施錠部31と駐車台2の後述するソレノイドの作動バー5との間は電線36によって接続されている。なお前配記憶部34には見回りの監視員やメンテナンス要員が交換可能な着脱式の記録媒体を用いるように設計することが出来る。
駐車場管理センター4にはインターネットNを介して複数の駐車場1が接続されている(図4)。ユーザーの携帯電話機PはWWWで駐車場管理センター4に接続される。前記駐車場管理センター4は通信装置41によって複数の駐車場1に接続されており、各個の駐車場1の駐車状況等の情報を受信し、これを管理装置40が駐車場利用状況に係る情報にまとめた上で、管理している全ての駐車場1へ通知する。また管理装置40は、駐車場1のビデオカメラ17からの映像を表示装置42に表示する。もしユーザーが前記通話スイッチ18を押したことを感知したならば駐車場管理センター4の係員に報知して、係員が通話装置43を以てユーザーとビデオ通話し得るように処理する。なおこの際に、係員の映像を駐車場1のモニター16に宛て送信することも行う。なお配信装置44は駐車場管理センター4から駐車場1のモニター16に、記憶部45から読み出した災害情報や商店街の宣伝広告などに係る告知情報をプッシュ的に送信するためのものである。この際には駐車場1側の前記管理機構3によるモニター16への表示に優先させるように設定すると良い。なおビデオカメラ17は商店街の安全を監視する目的に使用することも可能である。この意味でユーザーとビデオ通話は緊急通報にもなり得る。
ところで自転車の前輪Tのロック/アンロックを行う、駐車台2のチャンネル部20の一番奥の前輪Tの回転軸の高さの所に設けられた車輪捕捉部21の動作状態を図5及び図6を用いて説明する。この車輪捕捉部21の内側の両側には、スライド部23をチャンネル部20方向にスライドさせる際のガイド22が設けられている。このスライド部23の奥側にはコイルバネ29が装着されており、またスライド部23の手前側の前輪Tが当る部位には上下方向にある程度の幅を有する車輪当接板24が設けられている。またスライド部23の手前側は後述する底板200の前端部から突出しており、裏側にはリミットスイッチ50が取り付けられている。このリミットスイッチ50は、スライド部23を奥方の至端まで押し込んだ時に前記底板200の前端部に接触してON状態となるように設定されている。なおリミットスイッチ50は前記電線36で施錠部31に接続されている。前記車輪当接板24の背後には前輪Tが当ると感知するまたスライド部23の手前側の両側に鈎部25,25が各々回動軸26を以て相対して取り付けられている。この鈎部25回動軸26には図示しないコイルバネが設けられており、鈎部25,25が常には外側に開くように付勢している(図5)。
また車輪捕捉部21はスライド部23を奥方の至端まで押し込んだ時に合致するような2つの通孔27,28を備えている。この通孔27はスライド部23の奥側に開孔されており通孔27の位置に合わせて前記ガイド22,22を支える底板200に通孔28が開孔されている。また位置が合致した2つの通孔27,28には上述したソレノイドの作動バー5を挿入出来るようにしてソレノイドが底板200の裏側に取り付けられている。従って自転車の前輪Tがチャンネル部20に納められて奥方へ進入し、車輪当接板24に当ってこれを更に奥方へ押すと、外側に開くように付勢されている鈎部25,25が車輪捕捉部21の内部に納まる際に内方へ閉じる方向に回動し、この結果前輪Tが鈎部25,25に捕捉されてしまうのである。そして上述の2つの通孔27,28が合致した時に前記リミットスイッチ50が前記底板200の前端部に接触してON状態となり、これを施錠部31が感知してソレノイドに通電し、ソレノイドの作動バー5が合致している2つの通孔27,28に挿通され、この結果鈎部25,25を引き出すことは不可能となり前輪Tがロックされるのである(図6)。
ところで図7はモニター16の表示を表しているが、ユーザーが操作盤11を操作して近隣の駐車場1の駐車状況をモニター16に表示させることが出来る。この状態を一定時間放置しておくと管理装置30の切替装置37は表示装置33を用いて記憶部34から読み出した動画広告等の告知情報を表示する。この表示は次にユーザーが操作盤11を操作するまで継続する。なおここでは駐車場1の管理装置30側でこのような告知情報の読み出しと表示とを行っているが、これを前記駐車場管理センター4側に行わせる設定も可能である。
また図9は、駐車場管理センター4とユーザーのモバイル機器(ここでは携帯電話機)との間で行われる通信の内容の遷移を表したものである。表示画面6では駐車場管理センター4が管理している内からどの駐車場を選択して、「駐車」か「レンタル」かのサービス種別を選択させている。そこで、例えばユーザーが特定の駐車場で「レンタル」を希望した場合にはこのサービスに係る情報が送られて来て表示画面60が表示される。そこでユーザーはボタン61を押すことによって駐車場管理センター4側の自動応答電話に接続され、「レンタル」の予約を入れることが出来るのである。
この他、駐車台2にはどのようなタイプのものを使用しても良い。例えば横設したレールに沿ってチャンネル部が左右にスライドして自転車を詰めて駐車出来るタイプのものがある。また2段式ラックと呼称されるタイプのもの駐車装置もある。車輪捕捉部21に付いてもこれまでの各種タイプのものが利用出来るし、将来登場するものであっても使用して良い。
さて図10はこの発明の第2の実施例を表わす。駐車場7は精算機70とこの精算機70が管理する一群の駐車台2とから構成されている。この精算機70の前面にはユーザーのための操作盤71を備える。操作盤71には「駐車」「レンタル」「一時返却/乗り継ぎ」「返却」の4つのモード選択ボタン74と、どの駐車台2を使用したいかを指定する駐車台番号入力キー73と、サービスを受けるのに必要な料金を支払うためのコイン投入口72及びカード読取部75が設けられている。また精算機70の上側にはユーザーを撮るためのビデオカメラ17及びユーザーが駐車場管理センターとビデオ通話を開始するための通話スイッチ18が設けられている。更に精算機70の天部にはモニター701が載置されているのであるが、この第2の実施例では特にモニター701が、その周囲と背後とを強固な防護ケース79で覆われており前面が頑丈な防護ガラス700で覆われている点に特徴を有する。
従来の駐車場がフェンスや壁面で囲われた中に駐車設備を設けているのに対して、この発明の駐車場は上述したようにコンビニエンスストアや銀行などの店舗前に設置するものであるため、深夜など時間帯によっては無防備な状態になってしまう。特にモニター類は強度的にデリケートなものであるため、破損を心配するのであればこの実施例のように防護ケース79と防護ガラス700とで覆うと効果的である。なお全体を防護ガラスや防護プラスチックなどの容器で覆うようにしても良い。
この発明の駐輪場の管理システムは、単に自転車の駐車やレンタルに限定されることなく、自動車の駐車やレンタルのためにも十分適用可能であり、これもまたこの発明の権利範囲内である。
1・・・駐車場 10・・精算機 11・・操作盤 12・・コイン投入口
13・・駐車台番号入力キー 14・・モード選択ボタン
15・・カード読取部 16・・モニター 17・・ビデオカメラ
18・・通話スイッチ 2・・・駐車台 20・・チャンネル部
21・・輪捕捉部 22・・ガイド 23・・スライド部 24・・車輪当接板
25・・鈎部 26・・回動軸 27・・通孔 28・・通孔
29・・コイルバネ 200・底板 3・・・管理機構 30・・管理装置
31・・施錠部 32・・操作装置 33・・表示装置 34・・記憶部
35・・通信装置 36・・電線 37・・切替装置
4・・・駐車場管理センター 40・・管理装置 41・・通信装置
42・・表示装置 43・・通話装置 44・・配信装置 45・・記憶部
46・・ユーザーアカウント 47・・ポイント管理部 48・・CO2管理部
5・・・ソレノイドの作動バー 50・・リミットスイッチ 6・・表示画面
60・・表示画面 61・・ボタン 7・・・駐車場 70・・精算機
71・・操作盤 72・・コイン投入口 73・・駐車台番号入力キー
74・・モード選択ボタン 75・・カード読取部 77・・ビデオカメラ
78・・通話スイッチ 79・・防護ケース 700・防護ガラス
701・モニター

Claims (2)

  1. 車輛を捕捉する捕捉部と該捕捉部のロック・アンロックを司る施錠部と該施錠部を制御する管理装置とを備えると共に、該管理装置に駐車やレンタルの料金精算機能と料金精算画面の表示装置とを備えている駐車場の複数箇所が、各々の前記管理装置を以てネットワークを介して駐車場管理センターと接続されており、該駐車場管理センターは複数箇所の前記駐車場からの使用状況に係る管理情報を受けて、該管理情報を近隣の駐車場の駐車状況の情報にまとめて、該駐車状況の情報を前記ネットワークを介して前記表示装置に配信することと、災害情報や宣伝広告を前記ネットワークを介して前記表示装置に配信することとを行うものであり、前記駐車場は近隣の駐車場の前記駐車状況の情報と前記災害情報や宣伝広告とを、常には前記災害情報や宣伝広告を前記表示装置に表示するも、管理装置にセンサーが設けてある場合であってこのセンサーがユーザーを感知した時には、または管理装置にユーザーが操作し得るスイッチが設けてある場合であってユーザーがスイッチを操作した時には、前記駐車状況の情報に適宜切り替えて表示するための切替装置を備えているものであることを特徴とする、駐輪場の管理システム。
  2. 前記駐車場は料金精算機能として電子マネーカードを使用可能にするためのカード決済機能を備えていると共に、ユーザー毎のポイント管理機能を備えている、請求項1に記載の駐輪場の管理システム。
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