JP5576783B2 - 袋体の開口部の結束方法 - Google Patents

袋体の開口部の結束方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5576783B2
JP5576783B2 JP2010285274A JP2010285274A JP5576783B2 JP 5576783 B2 JP5576783 B2 JP 5576783B2 JP 2010285274 A JP2010285274 A JP 2010285274A JP 2010285274 A JP2010285274 A JP 2010285274A JP 5576783 B2 JP5576783 B2 JP 5576783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
bag body
rope
closing
filling material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010285274A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012131532A (ja
Inventor
原 幸 治 梶
津 繁 之 島
川 祐 介 石
Original Assignee
ナカダ産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナカダ産業株式会社 filed Critical ナカダ産業株式会社
Priority to JP2010285274A priority Critical patent/JP5576783B2/ja
Publication of JP2012131532A publication Critical patent/JP2012131532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5576783B2 publication Critical patent/JP5576783B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Revetment (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Description

本発明は、袋体の開口部の結束方法に係り、特に、施工現場での作業性の改善を図ることができる袋体の開口部の結束方法に関する。
従来、河川、海域における護岸、防波堤等において、内部に中詰め材を充填した袋体が使用されている。
割り石、割栗石、コンクリート塊等の中詰め材は、袋体の開口部から充填し、中詰め材が所定量に達すると、袋体の開口部を閉じ、その後、吊り上げロープで所定位置へと移動するようにしている。
ところが、袋体の開口部を口縛りロープで閉じる際、口縛りロープに中詰め材の荷重がかかり、口縛りロープで引っ張っても、袋体の開口部をうまく閉じることができず、無理に閉じようとすれば、かなりの力を要するという問題点があった。
本発明は、前記問題点を考慮してなされたもので、施工現場での作業性の改善を図ることができる袋体の開口部の結束方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の袋体の開口部の結束方法は、合成繊維で形成された網で、内部に中詰め材を充填して使用する袋体であって、前記袋体の開口部近傍に設けられ、前記開口部を開閉する開口部開閉ロープと、前記袋体に取り付けられ、前記中詰め材を充填した前記袋体を吊り上げる吊り上げロープとを備え、前記開口部開閉ロープの前記袋体の取り付け部位は、前記吊り上げロープの前記袋体の取り付け部位より前記開口部に近い側に位置し、前記中詰め材を充填した前記袋体を前記吊り上げロープで吊り上げ、この吊り上げた状態で前記開口部開閉ロープで前記開口部を閉じるようにするものである。
また、請求項2記載の袋体の開口部の結束方法は、合成繊維で形成された網で、内部に中詰め材を充填して使用する袋体であって、前記袋体の開口部近傍に設けられ、前記開口部を開閉する開口部開閉ロープと、前記袋体に取り付けられ、前記中詰め材を充填した前記袋体を吊り上げる吊り上げロープとを備え、前記開口部開閉ロープの前記袋体の取り付け部位は、前記吊り上げロープの前記袋体の取り付け部位より前記開口部に近い側に位置し、前記中詰め材を充填した前記袋体を前記吊り上げロープで吊り上げ、この吊り上げた状態で前記開口部開閉ロープで前記開口部を閉じると共に、前記開口部開閉ロープで前記吊り上げロープの周囲を旋回して巻き付け、巻き付け後、前記開口部開閉ロープが解けないように前記開口部開閉ロープを結束するものである。
請求項1記載の袋体の開口部の結束方法によれば、開口部開閉ロープの袋体の取り付け部位は、吊り上げロープの袋体の取り付け部位より開口部に近い側に位置しているため、中詰め材を充填した袋体を吊り上げロープで吊り上げ、この吊り上げた状態で開口部開閉ロープで開口部を閉じれば、吊り上げロープの内側に位置する開口部開閉ロープには、吊り上げロープに比較し、中詰め材の荷重がかからず、容易に開口部を閉じることができ、施工現場での作業性の改善を図ることができる。
また、請求項2記載の袋体の開口部の結束方法によれば、開口部開閉ロープの袋体の取り付け部位は、吊り上げロープの袋体の取り付け部位より開口部に近い側に位置しているため、中詰め材を充填した袋体を吊り上げロープで吊り上げ、この吊り上げた状態で開口部開閉ロープで開口部を閉じれば、吊り上げロープの内側に位置する開口部開閉ロープには、吊り上げロープに比較し、中詰め材の荷重がかからず、容易に開口部を閉じることができると共に、前記開口部開閉ロープで前記吊り上げロープの周囲を旋回して巻き付け、巻き付け後、前記開口部開閉ロープが解けないように前記開口部開閉ロープを結束して、施工現場での作業性の改善を図ることができる。
図1は、本発明の一実施例の袋体の開口部の結束方法によって結束された状態を示す概略的斜視図である。 図2は、図1の袋体に中詰め材を充填する状態を示す概略的斜視図である。 図3は、図2の袋体に中詰め材を充填し、吊り上げる前の状態を示す概略的斜視図である。 図4は、図2の袋体の開口部を形成する前の状態の概略的平面図である。 図5は、図4の5−5線による概略的断面図である。 図6は、図5の袋体の先端部を折り返し、図2の開口部を形成した状態を示す概略的断面図である。 図7は、図4の一部を拡大して示す概略的一部拡大図である。 図8は、図3の袋体を吊り上げ、開口部開閉ロープで袋体の開口部を閉じる前の状態を示す概略的図である。 図9は、図8の袋体の開口部を閉じた状態を示す概略的図である。
本発明の一実施例の袋体の開口部の結束方法を図面を参照して説明する。
図1に示すFは,合成繊維で形成された網で、内部に中詰め材1を充填して使用する袋体である。中詰め材1を充填した袋体Fは、河川、海域、防波堤等において使用される。
図2に示す中詰め材1は、例えば、割り石、割栗石、コンクリート塊等である。2は、袋体Fの開口部FA近傍に設けられ、開口部FAを開閉する開口部開閉ロープである。開口部開閉ロープ2は、図7に示すように、例えば、袋体Fの網の目を一つ飛ばして、開口部FAを環状に形成すると共に、開口部FAの外方へと向かう構成となっている。
なお、開口部FAは、例えば、図4に示す網の先端部F1を折り返して形成する(図2、図4〜図6参照)。
また、図3に示す3は吊り上げロープで、吊り上げロープ3は、袋体Fに取り付けられ、中詰め材1を充填した袋体Fを吊り上げるものである。
開口部開閉ロープ2の袋体1の取り付け部位Aは、図3及び図4に示すように、吊り上げロープ3の袋体1の取り付け部位Bより開口部FAに近い側に位置している。
従って、図2の状態で、開口部FAから中詰め材1を充填し、中詰め材1が所定量に達すると、中詰め材1を充填した袋体Fを吊り上げロープ3で吊り上げ、具体的には、吊り上げロープ3は、例えば、図示しないバックホウ等に取り付けられた部材の先端のフック10に引っ掛けられて持ち上げられるようになっている(図3、図8及び図9参照)。
この吊り上げた状態で、開口部開閉ロープ2を図7及び図8の矢印方向に引っ張って、開口部開閉ロープ2で開口部FAを閉じると共に、開口部開閉ロープ2で吊り上げロープ3の周囲を旋回して巻き付け(図9参照)、巻き付け後、開口部開閉ロープ2が解けないように開口部開閉ロープ2を結束する(図1参照)。
従って、上述した袋体の開口部の結束方法によれば、開口部開閉ロープ2の袋体1の取り付け部位Aは、吊り上げロープ3の袋体1の取り付け部位Bより開口部FAに近い側に位置しているため、中詰め材1を充填した袋体Fを吊り上げロープ3で吊り上げ、この吊り上げた状態で開口部開閉ロープ2で開口部FAを閉じれば、吊り上げロープ3の内側に位置する開口部開閉ロープ2には、吊り上げロープ3に比較し、中詰め材1の荷重がかからず、開口部FAを容易に閉じることができ、しかも、開口部開閉ロープ2で吊り上げロープ3の周囲を旋回して巻き付け、巻き付け後、開口部開閉ロープ2が解けないように開口部開閉ロープ2を結束して、施工現場での作業性の改善を図ることができる。
F 袋体
FA 開口部
A 開口部開閉ロープの袋体の取り付け部位
B 吊り上げロープの袋体の取り付け部位
1 中詰め材
2 開口部開閉ロープ
3 吊り上げロープ

Claims (2)

  1. 合成繊維で形成された網で、内部に中詰め材を充填して使用する袋体であって、
    前記袋体の開口部近傍に設けられ、前記開口部を開閉する開口部開閉ロープと、
    前記袋体に取り付けられ、前記中詰め材を充填した前記袋体を吊り上げる吊り上げロープとを備え、
    前記開口部開閉ロープの前記袋体の取り付け部位は、前記吊り上げロープの前記袋体の取り付け部位より前記開口部に近い側に位置し、
    前記中詰め材を充填した前記袋体を前記吊り上げロープで吊り上げ、
    この吊り上げた状態で前記開口部開閉ロープで前記開口部を閉じるようにする
    ことを特徴とする袋体の開口部の結束方法。
  2. 合成繊維で形成された網で、内部に中詰め材を充填して使用する袋体であって、
    前記袋体の開口部近傍に設けられ、前記開口部を開閉する開口部開閉ロープと、
    前記袋体に取り付けられ、前記中詰め材を充填した前記袋体を吊り上げる吊り上げロープとを備え、
    前記開口部開閉ロープの前記袋体の取り付け部位は、前記吊り上げロープの前記袋体の取り付け部位より前記開口部に近い側に位置し、
    前記中詰め材を充填した前記袋体を前記吊り上げロープで吊り上げ、
    この吊り上げた状態で前記開口部開閉ロープで前記開口部を閉じると共に、前記開口部開閉ロープで前記吊り上げロープの周囲を旋回して巻き付け、巻き付け後、前記開口部開閉ロープが解けないように前記開口部開閉ロープを結束する
    ことを特徴とする袋体の開口部の結束方法。
JP2010285274A 2010-12-22 2010-12-22 袋体の開口部の結束方法 Active JP5576783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010285274A JP5576783B2 (ja) 2010-12-22 2010-12-22 袋体の開口部の結束方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010285274A JP5576783B2 (ja) 2010-12-22 2010-12-22 袋体の開口部の結束方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012131532A JP2012131532A (ja) 2012-07-12
JP5576783B2 true JP5576783B2 (ja) 2014-08-20

Family

ID=46647615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010285274A Active JP5576783B2 (ja) 2010-12-22 2010-12-22 袋体の開口部の結束方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5576783B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6527739B2 (ja) * 2015-04-01 2019-06-05 ナカダ産業株式会社 土木工事用袋体、土木工事用袋体の設置方法及び土木工事用袋体の外形形状の調整方法
JP6074535B1 (ja) * 2016-06-23 2017-02-01 前田工繊株式会社 水工用大型土のう
PL3816066T3 (pl) 2018-07-31 2024-02-26 Kyowa Co., Ltd. Materiał workowy i sposób umieszczenia tłucznia przy użyciu materiału workowego
JP6589081B1 (ja) * 2019-07-19 2019-10-09 前田工繊株式会社 土木工事用袋体および土木工事用構造体

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898388U (ja) * 1981-12-25 1983-07-04 株式会社 木島製綱所 農産物用フレキシブルコンテナ−
JP2543496Y2 (ja) * 1991-07-30 1997-08-06 榮 畑山 脱水用収納体
JP3730021B2 (ja) * 1998-06-17 2005-12-21 キョーワ株式会社 大型土嚢
JP2000032874A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Zen Suisan Kk 網およびその製造方法
JP5266266B2 (ja) * 2010-02-23 2013-08-21 前田工繊株式会社 中詰め材の投入方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012131532A (ja) 2012-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5576783B2 (ja) 袋体の開口部の結束方法
US8689501B2 (en) Gabion elements for producing constructions such as walls, barricades and the like
TWI695803B (zh) 土木工程用袋體及土木工程用構造體
JP6162928B2 (ja) 土嚢集合体及びそれを用いた立体土嚢集合体
JP5266266B2 (ja) 中詰め材の投入方法
JP3911146B2 (ja) 中繋ぎ材を設けた耐波浪性土木工事用袋材とこの袋材を用いた耐波浪性土木工事用袋体の製造方法。
JP2003129444A5 (ja)
JP6074535B1 (ja) 水工用大型土のう
JP5647947B2 (ja) 合成樹脂モノフィラメント製の土木用籠材及びその製造方法
KR100617898B1 (ko) 오탁방지막 앵커블록
JP5100513B2 (ja) 補強土壁及びその構築方法
JP3122398U (ja) 河川堤防
JP7044335B1 (ja) 海底地盤の根固め構造および根固め方法
JP6527739B2 (ja) 土木工事用袋体、土木工事用袋体の設置方法及び土木工事用袋体の外形形状の調整方法
GB2508148A (en) A liner or bag for use when cementing a gabion or mesh mattress
JP2000319842A (ja) 洗掘防止材
JP2003171923A (ja) 被覆材、被覆材の製作方法、洗掘防止構造、洗掘防止工法
JP2021173041A (ja) 土木工事用構造体
JP2004183276A (ja) 土木工事用ふとんかご
JP6865455B2 (ja) 洗掘防止材の敷設方法
ITMI20090605A1 (it) Gabbione a struttura chiusa
JP3223662U (ja) 再使用が可能な土嚢型袋材
JP3631377B2 (ja) 水中にコンクリート構造物を形成する方法
EP3816066B1 (en) Bag material and crushed stone placement method using bag material
JP3220309U (ja) 耐圧土のう袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5576783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250