JP5574913B2 - 研削装置 - Google Patents

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本発明は、半導体ウエーハ、サファイア基板等の被加工物を研削する研削装置に関する。
IC,LSI等の数多くのデバイスが表面に形成され、且つ個々のデバイスが分割予定ライン(ストリート)によって区画された半導体ウエーハは、研削装置によって裏面が研削されて所定の厚みに加工された後、切削装置(ダイシング装置)によって分割予定ラインを切削して個々のデバイスに分割され、分割されたデバイスは携帯電話、パソコン等の電気機器に広く利用されている。
また、サファイア基板、SiC基板等のエピタキシー基板上にGaN等のエピタキシャル層(半導体層)が積層され、該エピタキシャル層に複数のLED等の光デバイスが分割予定ラインによって区画されて形成された光デバイスウエーハも、その裏面側のエピタキシー基板が研削装置によって研削されて所望の厚みに加工される。
ウエーハの裏面を研削する研削装置は、ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持されたウエーハを研削する研削砥石を有する研削ホイールが回転可能に装着された研削手段とを備えていて、ウエーハを高精度に所望の厚みに研削できる。
特開2010−46744号公報
しかし、光デバイスウエーハに採用されるサファイア基板、SiC基板等はモース硬度が高く、ダイアモンド砥粒をメタルボンド、ビトリファイドボンド等で固めた研削砥石によっても砥石の噛み付きが悪く研削が困難であるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、サファイア基板等の硬質難削材でも研削砥石の噛み付きが良好な研削装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削砥石を有する研削ホイールが回転可能に装着された研削手段とを備えた研削装置であって、該研削手段は、該研削ホイールが連結されるスピンドルを回転可能に支持するスピンドルハウジングと、該スピンドルハウジングが装着されるホルダーとを含み、該スピンドルハウジングは圧電素子を介在して該ホルダーに装着されており、研削開始時に該圧電素子に交流電圧を印加することにより該スピンドルハウジングを介して該研削ホイールに振動を付与することを特徴とする研削装置が提供される。
本発明の研削装置は、圧電素子を介在してスピンドルハウジングがホルダーに装着されているので、圧電素子に交流電圧が印加されるとスピンドルハウジングを介して研削ホイールに振動が付与されて、チャックテーブルに保持されたサファイア等の硬質難削材に対しても研削砥石の噛み付きが良好となり、硬質難削材を所望の厚みに研削することができる。
光デバイスウエーハの表面に保護テープを貼着する様子を示す斜視図である。 本発明実施形態に係る研削装置の全体構成図である。 振動付与機構の分解斜視図である。 研削加工時の研削砥石とチャックテーブルに保持されたウエーハとの位置関係を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本発明の研削装置の研削対象となる光デバイスウエーハ11は、サファイア基板13上に例えばGaNからなるエピタキシャル層(半導体層)15が積層されて構成されている。
エピタキシャル層15の表面には、複数の分割予定ライン(ストリート)17が格子状に形成されているとともに、該複数の分割予定ライン17によって区画された各領域にそれぞれLED(発光ダイオード)等の光デバイス19が形成されている。
21はオリエンテーションフラット(オリフラ)であり、第1の方向に伸長する分割予定ライン19はオリフラ21と平行に形成されており、第2の方向に伸長する分割予定ライン19はオリフラ21と直角に形成されている。
このように構成された光デバイスウエーハ11の裏面側のサファイア基板13を研削する予備工程として、表面に形成された光デバイス19を保護するためにその表面に保護テープ23が貼着される。よって、研削時には、光デバイスウエーハ11はその表面側のエピタキシャル層15が保護テープ23で被覆され、裏面側のサファイア基板13が露出する状態となる。
図2を参照すると、本発明実施形態の研削装置2の全体構成図が示されている。4は研削装置2のベースであり、ベース4の後方にはコラム6が立設されている。コラム6には、上下方向に伸びる一対のガイドレール8が固定されている。
この一対のガイドレール8に沿って研削ユニット(研削手段)10が上下方向に移動可能に装着されている。研削ユニット10は、スピンドルハウジング12と、スピンドルハウジング12に後で詳細に説明する振動付与機構16を介して装着されたホルダー14を含んでおり、ホルダー14が一対のガイドレール8に沿って上下方向に移動する移動基台18に取り付けられている。
研削ユニット10は、スピンドルハウジング12中に回転可能に収容されたスピンドル20と、スピンドル20を回転駆動するモータ22と、スピンドル20の先端に固定されたマウンタ24と、マウンタ24にねじ31により着脱可能に取り付けられた研削ホイール26とを含んでいる。
図4に示されるように、研削ホイール26は、環状基台28と、環状基台28の自由端部に環状に固着された複数の研削砥石30とから構成される。研削砥石30は、ダイアモンド砥粒をメタルボンド又はビトリファイドボンドで固めて構成されている。
研削装置は、研削ユニット10を一対の案内レール8に沿って上下方向に移動するボールねじ32とパルスモータ34とから構成される研削ユニット送り機構36を備えている。パルスモータ34をパルス駆動すると、ボールねじ32が回転し、移動基台18が上下方向に移動される。
ベース4の上面には凹部4aが形成されており、この凹部4aにチャックテーブル機構38が配設されている。チャックテーブル機構38はチャックテーブル40を有し、図示しない移動機構により図2に示されたウエーハ着脱位置Aと研削ユニット10に対向する研削位置Bとの間でY軸方向に移動される。42,44は蛇腹である。ベース4の前方側には、研削装置2のオペレータが研削条件等を入力する操作パネル46が配設されている。
振動付与機構16は以下のように構成されている。即ち、図3に示すように、ホルダー14はスピンドルハウジング12が挿入される挿入穴50を有するとともに、ホルダー14の上面には複数の(本実施形態では4本)ボルト52が固定されている。スピンドルハウジング12には各ボルト52の先端が挿入される取り付け穴49を有する鍔48が固定されている。
54は挿入穴55を有する圧電素子であり、例えばチタン酸バリウム(BaTiO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT:Pb(Zr、Ti)O)、リチウムナイオベート(LiNbO)、リチウムタンタレート(LiTaO)から構成されている。
振動付与機構16を組み立てるには、ホルダー14の挿入穴50中にスピンドルハウジング12を挿入し、ホルダー14に固定された各ボルト52を圧電素子54の挿入穴55に挿入するとともに、ボルト52の先端部をスピンドルハウジング12に固定された鍔48の取り付け穴49中に挿入し、ナット56をボルト52に螺合して締め付ける。これにより、研削ユニット26は振動付与機構16を介してホルダー14に装着されたことになる。
図2に示すように、振動付与機構16は駆動手段58に接続されている。駆動手段58は、交流電源60と、交流電源60及び圧電素子54に接続された電圧調整手段62を含んでいる。
駆動手段58は更に、交流電圧の周波数を調整する周波数調整手段64と、電圧調整手段62及び周波数調整手段64を制御する制御手段66と、制御手段66に圧電素子54に付与する振動数等を入力する入力手段68を具備している。
周波数調整手段64としては、株式会社エヌエフ回路設計ブロックが提供するデジタルファンクションジェネレータ、商品名「DF−1905」を使用することができる。DF−1905によると、周波数を10Hz〜500kHzの範囲内で適宜調整することができる。
このように構成された研削装置2の研削作業について以下に説明する。図2に示されたウエーハ着脱位置Aに位置づけられたチャックテーブル40上に、図1に示された保護テープ23がその表面側に貼付された光デバイスウエーハ11を、保護テープ23を下にして吸引保持する。次いで、チャックテーブル40をY軸方向に移動して図4に示す研削位置Bに位置づける。
このように位置づけられた光デバイスウエーハ11に対して、図4に示すように、チャックテーブル40を矢印a方向に例えば300rpmで回転しつつ、研削ホイール26をチャックテーブル40と同一方向に、即ち矢印b方向に例えば1000rpmで回転させるとともに、研削ユニット送り機構36を作動して研削砥石30をウエーハ11の裏面11b、即ちサファイア基板13に接触させる。
これと同時に駆動手段58を駆動して、電圧調整手段62及び周波数調整手段64で最適の電圧及び周波数に調整された交流電圧を圧電素子54に印加する。これにより圧電素子54が振動し、圧電素子54を介して装着されている研削ホイール26も上下方向に振動する。
この振動により、サファイア基板13に対する研削砥石30の噛み付きが良好となり、研削ホイール26を所定の研削送り速度(例えば0.5〜1μm/秒)で下方に所定量研削送りして、光デバイスウエーハ11のサファイア基板13を所望の厚みに研削することができる。
尚、研削砥石30がサファイア基板13に一旦噛み付いた後は、研削砥石30がサファイア基板13に対して滑ることがないため、圧電素子54に対する電圧の印加を中止する。
2 研削装置
10 研削ユニット
11 光デバイスウエーハ
12 スピンドルハウジング
13 サファイア基板
14 ホルダー
15 エピタキシャル層
16 振動付与機構
19 光デバイス
48 鍔
52 ボルト
54 圧電素子
58 駆動手段
60 交流電源
62 電圧調整手段
64 周波数調整手段

Claims (1)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を研削する研削砥石を有する研削ホイールが回転可能に装着された研削手段とを備えた研削装置であって、
    該研削手段は、該研削ホイールが連結されるスピンドルを回転可能に支持するスピンドルハウジングと、該スピンドルハウジングが装着されるホルダーとを含み、
    該スピンドルハウジングは圧電素子を介在して該ホルダーに装着されており、研削開始時に該圧電素子に交流電圧を印加することにより該スピンドルハウジングを介して該研削ホイールに振動を付与することを特徴とする研削装置。
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