JP5574892B2 - 機械式駐車場および制御方法 - Google Patents

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本発明は、機械式駐車場およびそれを制御する方法に関する。
一般に、少ないスペースで多数の車両を効率的に駐車できる駐車場として、機械式駐車場が知られている。また、機械式駐車場も種々の構造が提供されているが、その1つとしてパレットの上に車両を載置し、このパレットを前後或いは左右にレールや溝を利用して移動させることにより、空いているパレットスペースへ運ぶ構成としたパレット式の機械式駐車場が提供されている。また、このパレット式の機械式駐車場にリフト(昇降機構)及び立体的な駐車層を組み合わせることにより、より駐車効率を高めた機械式駐車場(機械式立体駐車場)も提供されている(例えば、特許文献1、2、3参照)
特開2002−21359号公報 特開平9−302977号公報 特開2005−330702号公報
従来の機械式駐車場では、乗降室の中心、リフトの中心、駐車室の中心は原則として全て揃っている必要がある。このため、建築計画に相当の制約が課される場合がある。例えば、機械式駐車場を含む商業用建造物を建築する場合、機械式駐車場の上記制約によって、商業的価値の高い1階部分のレイアウトの自由度が制限されることがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は設計上の制約を少なくした機械式駐車場の提供にある。
本発明のある態様は、機械式駐車場に関する。この機械式駐車場は、車両が積載されるパレットと、パレットが搭載され、所定の移載方向およびそれと交差する交差方向にパレットを移動可能な移載装置と、移載装置を昇降路に沿って昇降させる昇降装置と、パレットを収容可能な複数の駐車スペースを有する駐車室と、を備える。複数の駐車スペースのうちの少なくともひとつの駐車スペースは昇降路に隣接して設けられる。所定の移載方向は、昇降路に隣接して設けられた駐車スペースに移載する方向である。昇降路に隣接して設けられた駐車スペースの基準点の交差方向における位置と昇降路に接続して設けられた乗降室の基準点の交差方向における位置とは異なる。指定されたパレットが駐車室から取り出される際、指定されたパレットは昇降路に隣接して設けられた駐車スペースから移載装置へ移載方向に沿って移載される。移載装置は、移載されたパレットの基準点の交差方向における位置と乗降室の基準点の交差方向における位置とが揃うように、移載されたパレットを交差方向に移動させる。
この態様によると、昇降路に隣接して設けられた駐車スペースの基準点の交差方向における位置と昇降路に接続して設けられた乗降室の基準点の交差方向における位置とが異なることが許される。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、設計上の制約を少なくした機械式駐車場を提供できる。
実施の形態に係る機械式駐車場の右側面図である。 実施の形態に係る機械式駐車場の正面図である。 実施の形態に係る機械式駐車場の地上部分の平面図である。 B1F駐車室の平面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、実施の形態に係る機械式駐車場10の右側面図である。機械式駐車場10は、地上に設けられた建物104の地下に地下3階まで設けられた、いわゆる地下式の機械式駐車場である。
機械式駐車場10は、地下1階の駐車室であるB1F駐車室14と、地下2階の駐車室であるB2F駐車室16と、地下3階の駐車室であるB3F駐車室18と、複数のパレット32と、第1移載装置56と、複数の第2移載装置58と、リフトフレーム88と、第1マスト90と、第2マスト92と、第3マスト106(図1では不図示)と、第4マスト108(図1では不図示)と、昇降装置94と、を備える。
機械式駐車場10は、パレット32を用いたパレット式の駐車場である。このパレット式の機械式駐車場10は、昇降装置94を用いて自動車20が積載された状態のパレット32を昇降させたり、あるいは第1移載装置56や第2移載装置58を使用して面方向に移動させたりすることにより、駐車室に自動車20を駐車させる構成とされている。
B1F駐車室14、B2F駐車室16、B3F駐車室18はそれぞれ10の駐車スペースを含む。それら10の駐車スペースは、平面視した場合に移載方向(図のx方向)に5行、移載方向と実質的に直交する交差方向(図のy方向)に2列のマトリクス状に配列される。各駐車スペースはパレット32を収容可能に構成される。駐車スペースはパレット32と共に自動車20が駐車されうる駐車室内の1駐車領域(駐車の1単位)である。
図1に示されるB1F駐車室14の駐車スペース14aを例にとって説明する。駐車スペース14aは、B1F床98の上に設置された第2移載装置58と、第2移載装置58に搭載されたパレット32と、パレット32に積載された自動車20と、を含む。すなわち駐車スペース14aは自動車20が駐車されている駐車状態にある。駐車スペースの他の状態としては、パレット32はあるが自動車20はない空車状態と、パレット32がない無パレット状態と、がある。
機械式駐車場10においては、断面が略矩形の昇降路96が鉛直方向(図のz方向)に沿って設けられている。昇降路96は、B1F駐車室14、B2F駐車室16、B3F駐車室18のそれぞれと連通する。昇降路96の四隅には支柱として第1マスト90、第2マスト92、第3マスト106、第4マスト108がそれぞれ設けられている。昇降路96の下端には昇降装置94が設置されている。
平面視した場合に略矩形のリフトフレーム88は、第1マスト90、第2マスト92、第3マスト106、第4マスト108に昇降自在に支持される。リフトフレーム88の上部には第1移載装置56が搭載される。
昇降装置94は昇降路96に沿ってリフトフレーム88を昇降させる。
第1移載装置56の上部にはパレット32が搭載される。第1移載装置56は、移載方向および交差方向にパレット32を移動可能に構成される。
パレット32は、平板状の部材である。パレット32の自動車20が積載される上面32aは略矩形である。
リフトフレーム88、第1マスト90、第2マスト92、第3マスト106、第4マスト108、昇降装置94、は、第1移載装置56およびそれに搭載されたパレット32を昇降路96に沿って昇降させるリフトを形成する。
機械式駐車場10へ自動車20を入れたり機械式駐車場10から自動車20を取り出したりするための乗降室12は建物104内に設けられている。乗降室12は昇降路96の上端に設けられている。より具体的には、乗降室12と昇降路96とはパレット32が通過できる程度の大きさの連結孔100を介して連結されている。連通孔100は、パレット32が連通孔100内にある場合に、パレット32と連通孔100の縁との隙間が人が転落しない程度の大きさとなるように形成される。
なお、リフトフレーム88、第1マスト90、第2マスト92、第3マスト106、第4マスト108、および昇降装置94には、本出願人が先に出願した特開2009−197417号公報に記載のリフトフレーム、4本のマスト、昇降装置、をそれぞれ適用することができる。
また、第1移載装置56および第2移載装置58には、本出願人が先に出願した特公平7−29681号公報に記載の搬送装置を適用することができる。すなわち、第1移載装置56の四隅には、モータにより駆動される駆動車輪が配設されている。第1移載装置56は、搭載されたパレット32をこれらの駆動車輪を回すことで移動する。また、この四隅に配設された4個の駆動車輪は、アクチュエータにより約90°回転可能な構成とされている。更に、駆動車輪は正転および逆転のいずれも行いうるよう構成される。したがって、第1移載装置56は、パレット32を移載方向および交差方向のいずれにも移動することができる。第2移載装置58についても同様である。
図2は、実施の形態に係る機械式駐車場10の正面図である。B1F駐車室14は、昇降路96に隣接して設けられた駐車スペース14a(以下隣接駐車スペース14aと称す)を有する。自動車20が積載されたパレット32がB1F駐車室14から取り出される際、そのパレット32は隣接駐車スペース14aから第1移載装置56へ移載方向に沿って移載される。B2F駐車室16、B3F駐車室18についても同様である。
本実施の形態では、駐車スペースの基準点を、駐車スペースを平面視した場合の幾何学的な中心として定義する。本実施の形態では駐車スペースを平面視すると矩形となるので、駐車スペースの基準点はその矩形の対角線の交点となる。図では、駐車スペースの基準点を符号110で示す。
本実施の形態では、乗降室12の基準点を連通孔100の幾何学的な中心として定義する。本実施の形態では連通孔100は略矩形の断面を有するので、乗降室12の基準点はその矩形の対角線の交点となる。図では、乗降室12の基準点を符号112で示す。
本実施の形態では、第1移載装置56の基準点を第1移載装置56の4個の駆動車輪の中心、すなわち4個の駆動車輪を頂点として形成される矩形の対角線の交点として定義する。第2移載装置58の基準点についても同様である。図では、第1移載装置56の基準点を符号114で、第2移載装置58の基準点を符号116で、それぞれ示す。
機械式駐車場10では、隣接駐車スペースの基準点110の交差方向における位置と乗降室12の基準点112の交差方向における位置とは異なっている。より具体的には、昇降路96の中心軸である第2軸R2は乗降室12の基準点112を通る。この第2軸R2と隣接駐車スペースの基準点110を鉛直方向に沿って結んだ第1軸R1とは、移載方向から見た場合に重なり合わずδyだけずれている。すなわち、図2において第1軸R1と第2軸R2とはδyだけ離れている。
なお、図2は正面図であるから、第1軸R1は第2軸R2に対してより紙面奥側にあることを理解されたい。
機械式駐車場10では、隣接駐車スペースの基準点110の交差方向における位置と第1移載装置56の基準点114の交差方向における位置とが揃うように第1移載装置56が構成される。より具体的には、移載方向から見た場合に第1軸R1と第1移載装置56の基準点114とが重なるように第1移載装置56がリフトフレーム88に取り付けられる。
なお、第2移載装置58は各駐車スペースの中央に配置される。すなわち、第1軸R1は、隣接駐車スペースの第2移載装置58の基準点116を通る。
図3は、実施の形態に係る機械式駐車場10の地上部分の平面図である。図3では建物104の壁を示す。また、地上からは見えない部分は破線で示す。図1は図3の矢印aの向きから機械式駐車場10を見た図であり、図2は図3の矢印bの向きから機械式駐車場10を見た図である。
第1移載装置56は、4つの駆動車輪130を有する。
隣接駐車スペース14aを含む列の各駐車スペースの基準点110を結んだ軸を第3軸R3とする。鉛直方向から見た場合、第1移載装置56の基準点114と第3軸R3とは重なる。鉛直方向から見た場合の第3軸R3と乗降室12の基準点112を通り第3軸R3に平行な第4軸R4とのずれは上述のδyである。
以上のように構成された機械式駐車場10の動作について説明する。
図4は、B1F駐車室14の平面図である。図4では理解を容易とするためパレット32に積載される自動車を省略して表示する。
ユーザが自己の自動車を機械式駐車場10から取り出す場合を考える。ユーザは乗降室12にて不図示の操作盤を使用して取り出すべき自己の自動車を指定する。機械式駐車場10は、指定された自動車が積載されているパレット32aを特定する。自動車とパレットとは一対一に対応するので、ここで特定されたパレット32aはユーザによって指定されたパレット32aであると言える。
指定されたパレット32aがB1F駐車室14に格納されている場合、B1F駐車室14内で第2移載装置58を使用し、指定されたパレット32aを隣接駐車スペース14aに移動する(図4の状態)。その後、指定されたパレット32aは隣接駐車スペース14aから第1移載装置56へ移載方向に沿って移載される。図4では、このようにして移載されたパレットを符号32bが付された一点鎖線で示す。この移載されたパレット32bの基準点118は、第1移載装置56の基準点114と鉛直方向から見て重なる。
第1移載装置56は、移載されたパレット32bの基準点118の交差方向における位置と乗降室12の基準点112の交差方向における位置とが揃うように、移載されたパレット32bを交差方向に移動させる。図4では、移載されたパレット32bは第1移載装置56によって紙面左向き(+yの向き)にδyだけ動かされる。このようにして動かされたパレットを符号32cが付された2点鎖線で示す。
昇降装置94は、動かされたパレット32cが搭載された状態の第1移載装置56を上昇させる。その結果、動かされたパレット32cおよびそれに積載されているユーザの自動車(不図示)は連通孔100を通過して乗降室12に現れる。
ユーザが自己の自動車を機械式駐車場10へ入庫する場合は、上述の動作の逆が行われる。すなわち、昇降装置94は、ユーザの自動車が積載されたパレット32を乗降室12からB1F駐車室14の隣接駐車スペース14aの隣まで降ろす。次に第1移載装置56は、パレット32を図4の紙面右向き(−yの向き)にδyだけ動かす。そのように動かされたパレット32は、第1移載装置56から隣接駐車スペース14aの第2移載装置58へ移載される。
ずれの量δyは、自動車20が積載されたパレット32が駆動時にバランスを崩さない範囲に設定される。ここで、第1移載装置56の交差方向について所定距離離間した位置にパレット32を支持する転倒防止ローラ64を設置することで、より確実にパレット32がバランスを保持することができる。また、駐車スペースと駐車スペースとの間にも、駐車スペースをまたいでパレット32が移動する際にパレット32を支持する転倒防止ローラが設置される。
本実施の形態に係る機械式駐車場10によると、駐車スペースの中心と乗降室12の中心との交差方向におけるずれが許される。したがって、機械式駐車場の駐車室とリフト、乗降室のレイアウトの自由度が増大するので、建築計画により大きな自由度を持たせることができる。特に商業施設等が設置される付加価値の高いスペースである1階部分のレイアウトに対する、機械式駐車場10を設けることによる制約が軽減される。例えば、乗降室12の位置を調整して1階部分をより有効に活用することができる。
本発明者の独自の検討によると、本実施の形態に係る機械式駐車場10のようにパレット32を交差方向に移動させて連通孔100を通過させる代わりに、パレットは交差方向に移動させず連通孔をより大きくすることで中心間のずれに対応することも考えられる。しかしながら後者の場合、乗降室においてパレットと連通孔の縁との隙間が相当大きくなる。したがって、ユーザの転落防止のためにその隙間を別途プレートなどで塞ぐ必要があり、コスト的に不利となる。また、連通孔が大きくなると乗降室も大きくなり、その分1階の有効に使用できるスペースが少なくなる。
また、本実施の形態に係る機械式駐車場10では、交差方向はパレット32の自動車20が積載される上面32aの長手方向である。したがって、例えば交差方向を短手方向とする場合と比べて、パレット32がバランスを崩さない範囲で交差方向に沿った移動量を多くとれる。すなわち、より大きな中心間のずれ(δy)にも対応できる。
また、本実施の形態に係る機械式駐車場10では、隣接駐車スペースの基準点110の交差方向における位置と第1移載装置56の基準点114の交差方向における位置とは揃っている。したがって、第1移載装置56と隣接駐車スペースの第2移載装置58とは移載方向に沿って整列しているので、それらの間でのパレット32の受け渡しはよりスムーズに行われる。
以上、実施の形態に係る機械式駐車場10の構成と動作について説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、乗降室が昇降路の上端に位置する、いわゆる地下式の機械式駐車場10について説明したが、これに限られず、本実施の形態の技術的思想は乗降室が昇降路の下端に位置する場合や、昇降路の中間に機械式駐車場を設ける場合にも適用できる。また、昇降路の四隅に支柱としてマストが設置されている例について説明したが、2本のマストを昇降路の両側に設置しても良い。また、第1移載装置、第2移載装置は、4個の駆動車輪でパレットを移動する場合について説明したが、対角に位置する2ヶ所に駆動車輪を配置し、残りの車輪を従動車輪としても良い。あるいはまた、本実施の形態の技術的思想は物流倉庫にも適用できる。
実施の形態では、駐車スペースや乗降室12や第1移載装置56や第2移載装置58やパレット32の基準点を上記の通り定義したが、これに限られず、他の定義が使用されてもよい。
10 機械式駐車場、 12 乗降室、 14 B1F駐車室、 16 B2F駐車室、 18 B3F駐車室、 20 自動車、 32 パレット、 56 第1移載装置、 58 第2移載装置、 88 リフトフレーム、 94 昇降装置、 96 昇降路、 100 連通孔、 104 建物。

Claims (4)

  1. 車両が積載されるパレットと、
    前記パレットが搭載され、所定の移載方向およびそれと交差する交差方向に前記パレットを移動させる駆動車輪が設けられ、前記駆動車輪から前記交差方向に離間した位置に転倒防止部材が設けられる移載装置と、
    前記移載装置を昇降路に沿って昇降させる昇降装置と、
    前記パレットを収容可能な複数の駐車スペースを有する駐車室と、を備え、
    前記複数の駐車スペースのうちの少なくともひとつの駐車スペースは前記昇降路に隣接して設けられ、
    前記所定の移載方向は、前記昇降路に隣接して設けられた駐車スペースに移載する方向であり、
    前記昇降路に隣接して設けられた駐車スペースを平面視した場合の幾何学的な中心である駐車スペースの基準点の前記交差方向における位置と前記昇降路に接続して設けられた乗降室と前記昇降路を連結する連通孔の幾何学的な中心である乗降室の基準点の前記交差方向における位置とは異なっており、
    指定されたパレットが前記駐車室から取り出される際、指定されたパレットは前記昇降路に隣接して設けられた駐車スペースから前記移載装置へ前記移載方向に沿って移載され、
    前記移載装置は、移載されたパレットを平面視した場合の幾何学的な中心である移載されたパレットの基準点の前記交差方向における位置と前記乗降室の基準点の前記交差方向における位置とが揃うように、移載されたパレットを前記駆動車輪により前記交差方向に移動させ、前記交差方向に移動したパレットを前記転倒防止部材により支持し、
    前記昇降装置は、移動させたパレットが搭載された移載装置を上昇させることを特徴とする機械式駐車場。
  2. 前記パレットの車両が積載される車両積載面は略矩形であり、
    前記交差方向は前記車両積載面の長手方向であることを特徴とする請求項1に記載の機械式駐車場。
  3. 前記移載装置は、前記昇降路に隣接して設けられた駐車スペースの基準点の前記交差方向における位置と前記移載装置の基準点の前記交差方向における位置とが揃うように構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の機械式駐車場。
  4. 車両が積載されるパレットと、
    前記パレットが搭載され、所定の移載方向およびそれと交差する交差方向に前記パレットを移動させる駆動車輪が設けられ、前記駆動車輪から前記交差方向に離間した位置に転倒防止部材が設けられる移載装置と、
    前記移載装置を昇降路に沿って昇降させる昇降装置と、
    前記パレットを収容可能な複数の駐車スペースを有する駐車室と、を備える機械式駐車場の制御方法であって、
    前記複数の駐車スペースのうちの少なくともひとつの駐車スペースは前記昇降路に隣接して設けられ、
    前記所定の移載方向は、前記昇降路に隣接して設けられた駐車スペースに移載する方向であり、
    前記昇降路に隣接して設けられた駐車スペースを平面視した場合の幾何学的な中心である駐車スペースの基準点の前記交差方向における位置と前記昇降路に接続して設けられた乗降室と前記昇降路を連結する連通孔の幾何学的な中心である乗降室の基準点の前記交差方向における位置とは異なっており、
    当該制御方法は、
    指定されたパレットを前記駐車室から取り出す際、指定されたパレットを前記昇降路に隣接して設けられた駐車スペースから前記移載装置へ前記移載方向に沿って移載するステップと、
    移載されたパレットを平面視した場合の幾何学的な中心である移載されたパレットの基準点の前記交差方向における位置と前記乗降室の基準点の前記交差方向における位置とが揃うように、移載されたパレットを前記駆動車輪により前記交差方向に移動させ、前記交差方向に移動したパレットを前記転倒防止部材により支持するステップと、
    移動させたパレットが搭載された移載装置を上昇させるステップと、を含むことを特徴とする制御方法。
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