JP5572658B2 - 物品情報処理システムおよびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、物品情報処理システムおよびコンピュータプログラムに関する。
従来、所定のレーンに沿って物品を移動させつつ、その物品に関する情報を処理する物品情報処理システムが様々な分野で利用されている。
物品情報処理システムの一例としては、スーパーマーケット等の小売店において商品の会計に使用されるPOS(Point Of Sales)システムがある。一般的なPOSシステムは、チェックアウトレーンに沿って設けられたレジカウンタ上に設置されるスキャナ装置と、このスキャナ装置にて入力された商品コードに基づき商品を会計するPOS端末とを備える。スキャナ装置の操作者は、チェックアウトレーンの上流側に置かれた商品を手に取り、当該商品に付されたバーコードをスキャニングする等して当該商品の商品コードを入力し、商品コードを入力し終えた商品をチェックアウトレーンの下流側に置く。このような作業によって、商品がチェックアウトレーンの上流側から下流側へと移動する。
特開2011−70376号公報
一般的なスキャナ装置は、商品コードが入力された商品に関する情報等の種々の情報を操作者に向けて表示するディスプレイを備える。各種情報のうち特に重要な情報は、ディスプレイの表示画面内で操作者が作業中に視認し易い位置に配置することが好ましい。
しかしながら、スキャナ装置の操作者から見たチェックアウトレーンにおける商品の移動方向は店舗によって異なるため、ディスプレイの表示画面において作業中に視認し易い位置を一義的に定めることは困難である。
POSシステム以外の物品情報処理システムにおいても、物品の移動方向が様々な方向に定められ得ることから、同様の問題が生じる。
本発明が解決しようとする課題は、上記のような物品情報処理システムにおいて、レーンに沿った物品の移動方向に応じた視認し易い画面表示を実現することである。
一実施形態に係る物品情報処理システムは、入力手段と、表示手段と、方向設定手段と、表示制御手段とを備える。
上記入力手段は、操作者により翳された商品の商品コードを入力する。上記表示手段は、上記入力手段の上方に設けられる。上記方向設定手段は、前記操作者が前記入力手段に前記商品を翳すために前記商品を移動させる移動方向を設定する。上記表示制御手段は、上記入力手段により前記商品コードが入力された商品に関する情報が表される第1領域を前記方向設定手段により設定された移動方向の上流側に配置するとともに、この第1領域と異なる内容の情報が表される第2領域を前記移動方向の下流側に配置した画面を上記表示手段に表示させる。
一実施形態に係るPOSシステムの外観図。 上記POSシステムの要部構成を示すブロック図。 上記POSシステムが備える店員マスタのデータ構造の一例を示す図。 上記POSシステムが備える責任者登録エリアのデータ構造の一例を示す図。 上記POSシステムが実行する責任者登録処理のフローチャート。 上記POSシステムが備えるディスプレイに表示される登録画面の一例を示す図。 商品情報エリアに代えてプリセットキー群が配置された上記登録画面の一例を示す図。 チェックアウトレーンにおける商品の移動態様を説明するための図。 コンテンツエリアにプリセットキーが配置された上記登録画面の一例を示す図。 登録明細エリアとコンテンツエリアの位置を入れ替えた上記登録画面の一例を示す図。 上記POSシステムが備える設定ファイルのデータ構造の一例を示す図。 上記POSシステムが実行する設定処理のフローチャート。 上記POSシステムが実行する表示制御処理のフローチャート。 上記POSシステムが実行する表示制御処理のフローチャート。 変形例に係るPOSシステムを説明するための図。
一実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
本実施形態では、物品情報処理システムとして、スーパーマーケット等の店舗に設けられるPOSシステムを例示する。
[システム構成]
図1は、本実施形態に係るPOSシステムの外観図である。このシステムは、POS端末1と、スキャナ装置2とを含む。スキャナ装置2は、会計を受ける顧客の通路であるチェックアウトレーンに沿って設けられたチェックアウトカウンタ3上に立設される。POS端末1は、ドロワ4上に載置される。ドロワ4は、チェックアウトカウンタ3の一端部付近に設置されたレジ台5上に載置される。スキャナ装置2とPOS端末1とは、図示しない通信ケーブルを介して相互通信可能に接続される。図1におけるチェックアウトカウンタ3の手前側が、POS端末1の操作者である店員(キャッシャ)およびスキャナ装置2の操作者である店員(チェッカ)の作業スペースとなる。
POS端末1は、各種操作キーにて構成されるキーボード11、例えば液晶表示装置であるキャッシャ用ディスプレイ12および客用ディスプレイ13、キャッシャ用ディスプレイ12の表示面に設けられたタッチパネル12a、例えばサーマルプリンタであるレシートプリンタ14を備える。
スキャナ装置2は、各種操作キーにて構成されるキーボード21、例えば液晶表示装置であるチェッカ用ディスプレイ22および客用ディスプレイ23、チェッカ用ディスプレイ22の表示面に設けられたタッチパネル22aを備える。キーボード21およびチェッカ用ディスプレイ22は、それらの操作面および表示面がキャッシャの作業スペース側に向くよう傾斜させた状態で、スキャナ装置2の本体を構成するハウジング20の上方に取り付けられる。客用ディスプレイ23は、その表示面がチェックアウトレーン側に向くようハウジング20に取り付けられる。
ハウジング20には、商品コードの入力手段であるスキャナ24が内蔵される。また、矩形状の読取窓25が、ハウジング20の上記作業スペース側の正面に形成される。スキャナ24は、商品に付されたバーコードを光学的に走査してバーコードを構成するバーの幅および隣り合うバー同士の幅を認識し、その認識結果をバーコードが表す商品コードにデコードする。また、スキャナ24は、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子等を用いてバーコードを撮影し、その撮影結果である画像データからバーパターンを認識し、その認識結果をバーコードが表す商品コードにデコードする撮像方式のスキャナであってもよい。
チェックアウトカウンタ3のスキャナ装置2よりチェックアウトレーン上流側(図1中の右側)の荷受面は、買物客が購入する未登録の商品が入れられた買物カゴ6を置くためのスペースとなる。また、下流側(図1中の左側)の荷受面は、スキャナ装置2により登録された商品を入れる買物カゴ7を置くためのスペースとなる。
図2は、POSシステムの要部構成を示すブロック図である。
POS端末1は、制御の中枢として機能するCPU(Central Processing Unit)100を備える。CPU100には、アドレスバスやデータバスで構成されるバスライン101を介して、ROM102、RAM103、通信ユニット104、補助記憶装置105、キーボード11、キャッシャ用ディスプレイ12、タッチパネル12a、客用ディスプレイ13、レシートプリンタ14、ドロワ4を接続するI/O(Input/Output)ポート106、および、I/F(Interface)107等が接続される。
ROM102は、CPU100が実行するコンピュータプログラムや、各種の固定値等を記憶する。RAM103は、POS端末1のメインメモリとして機能する。POSシステムの動作モードが商品の登録作業および会計処理を行う業務モードに設定されているとき、RAM103には登録商品の商品情報を一時保存するための登録バッファや責任者登録エリア110等が形成される。責任者登録エリア110のデータ構造や役割については、図4等を用いて後述する。
通信ユニット104は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、店舗の中枢を担うストアコンピュータ等と相互通信する。
補助記憶装置105は、例えばハードディスクドライブであり、POS端末1のオペレーティングシステムファイル、各種アプリケーションファイル、店員マスタ111、および設定ファイル112等を記憶する。店員マスタ111のデータ構造の一例を図3に示す。店員マスタ111は、各店員に割り当てられた店員IDごとに設けられたレコードによって構成される。各レコードは、店員IDや店員の氏名等を含む。設定ファイル112のデータ構造や役割については、図11を用いて後述する。
スキャナ装置2は、I/F201を備える。I/F201には、アドレスバスやデータバスで構成されるバスライン201を介してスキャナ24、キーボード21、チェッカ用ディスプレイ22、タッチパネル22a、および、客用ディスプレイ23等が接続される。
I/F107およびI/F201は、所定の通信ケーブルを介して接続される。この接続により、POS端末1とスキャナ装置2とが相互通信可能となる。スキャナ装置2が備える各部は、CPU100の制御の下で動作する。
[責任者の登録]
客が購入する1または複数の商品の商品コードの入力、入力された商品コードに基づく商品情報(商品名や単価等)の特定、特定した商品情報に基づく代金の精算等の処理を実施する登録モードで当該POSシステムを動作させる際には、POSシステムの操作責任者を登録する必要がある。換言すれば、操作責任者が未登録の状態では、登録モードでの上記各処理を実施できないように、登録モードのアプリケーションがプログラムされている。
操作責任者は、キャッシャである店員の店員IDおよび氏名と、チェッカである店員の店員IDおよび氏名とを責任者登録エリア110に保存することを以って登録される。すなわち責任者登録エリア110は、図4に示すようにキャッシャである店員の店員IDおよび氏名を保存するためのレコードと、チェッカである店員の店員IDおよび氏名を保存するためのレコードとを有する。
操作責任者を登録するための一連の処理(以下、責任者登録処理)について説明する。各キーボード11,21に設けられた責任者キーのいずれか一方が操作されると、CPU100がROM102、RAM103、あるいは補助記憶装置105に記憶されたコンピュータプログラムを実行して、図5のフローチャートに示す責任者登録処理を開始する。
すなわち、先ずCPU100は、店員IDの入力を受け付ける(ステップS101,S102のNo)。店員IDは、例えば各キーボード11,21の操作によって入力されてもよいし、各ディスプレイ12,22の操作によって入力されてもよい。また、スキャナ24やPOSシステムに接続された図示せぬハンディスキャナにより、店員のIDカード等に印刷されたバーコードをスキャニングすることによって、店員IDが入力されてもよい。
店員IDが入力されると(ステップS102のYes)、CPU100は、当該責任者登録処理による登録対象がキャッシャであるかを判定する(ステップS103)。キーボード11の責任者キーの操作が当該責任者登録処理のトリガとなっている場合、CPU100は、登録対象がキャッシャであると判定し(ステップS103のYes)、入力された店員IDに係る店員をキャッシャとして登録する(ステップS104)。具体的には、CPU100は、入力された店員IDと、店員マスタ111において当該店員IDに対応するレコードに含まれる氏名とを、責任者登録エリア110のキャッシャのレコードに書き込む。
一方、キーボード21の責任者キーの操作が当該責任者登録処理のトリガとなっている場合、CPU100は、登録対象がチェッカであると判定し(ステップS103のNo)、入力された店員IDに係る店員をチェッカとして登録する(ステップS105)。具体的には、CPU100は、入力された店員IDと、店員マスタ111において当該店員IDに対応するレコードに含まれる氏名とを、責任者登録エリア110のチェッカのレコードに書き込む。
ステップS104またはステップS105を以って責任者登録処理が終了する。
なお、チェッカの責任者登録は必須ではない。すなわち、本実施形態に係るPOSシステムは、キャッシャのみで一連の登録業務を行う1人制、および、キャッシャとチェッカが共同で一連の登録業務を行う2人制のいずれでも動作できる。
[登録画面]
登録モードにおいて、キャッシャ用ディスプレイ12およびチェッカ用ディスプレイ22に表示される登録画面の一例を、図6に示す。
この登録画面300は、スキャナ24にてバーコードをスキャニングすること等により商品コードが入力された商品(登録商品)に関する情報を表示するための登録明細エリア310(第1領域)と、各種コンテンツを表示するためのコンテンツエリア320(第2領域)とを含む。
登録明細エリア310は責任者エリア311、商品情報エリア312、カレントエリア313、合計エリア314、切替ボタン315、および小計ボタン316等を含む。一方、コンテンツエリア320は、それぞれ異なるコンテンツが表される3つのサブエリア321,322,323を含む。切替ボタン315および小計ボタン316は、タッチパネル12a,22aを介して操作可能である。
責任者エリア311は、責任者登録されたキャッシャおよびチェッカの氏名を表示するためのエリアである。
商品情報エリア312は、登録商品に関する情報、例えば図6中1行目に示すように、セット販売商品や未成年に販売禁止の商品等の商品属性「M&M」、登録商品の商品名「商品A1」、登録商品の購入数量「1」、登録商品の単価「1,000」、登録商品の値割引額「−100円」、単価×数量から値割引額を現じた金額等「900」、外税・内税の別「内」等の商品情報を表示するためのエリアである。ただし、直近の登録商品(直近に商品コードが入力された商品)に関する商品情報は、商品情報エリア312に表示されない。
カレントエリア313は、直近の登録商品に関する商品情報、例えば図6中に示すように、当該商品の商品名「商品A7」、当該商品の購入数量「1」、当該商品の単価「単価:198円」、当該商品の値割引状況や割引率「198円−0円(−0.0%)」、単価×数量から値割引額を現じた金額等「198円」等を表示するためのエリアである。
なお、商品情報エリア312やカレントエリア313には、スキャナ24によって入力される情報、すなわち商品コード自体が表示されてもよい。
合計エリア314は、例えば図6中に示すように、各登録商品の購入数量の合計「10点」や、各登録商品の金額の合計「4,996円」等を表示するためのエリアである。なお、当該画面を用いた登録業務の開始当初においては、商品情報エリア312、カレントエリア313、合計エリア314に上述の各情報が表示されず、空欄となる。
切替ボタン315が操作されると、図7に示すように、商品情報エリア312がプリセットキーエリア317に切り替わる。プリセットキーエリア317は、バーコードが付されていない商品の商品コードがそれぞれ割り当てられた複数のプリセットキーと、商品情報エリア312に表示されるべき情報を簡略化して表示する簡易表示エリア318とを含む。各プリセットキーは、タッチパネル12a,22aを介して操作可能である。各プリセットキーが操作されると、そのプリセットキーに割り当てられた商品コードが入力される。すなわち、プリセットキーの操作によっても商品登録が可能である。プリセットキーエリア317が表示された状態で切替ボタン315が操作されると、プリセットキーエリア317が商品情報エリア312に切り替わる。
商品情報エリア312およびカレントエリア313に表示される商品情報は、スキャナ24やプリセットキーの操作にて入力された商品コードに基づき、商品コードに商品情報を関連付けた商品マスタを参照することで得られる。商品マスタは、例えばROM102、RAM103または補助記憶装置105に保存されていてもよいし、通信ユニット104を介して接続されたストアサーバ等の上位機器に保存されていてもよい。
小計ボタン316が操作されると、1商取引に係る商品コードの入力受付が終了する。このとき、商品情報エリア312、カレントエリア313、合計エリア314に表示された各情報が消去される。
図6,図7においては、コンテンツエリア320のサブエリア321に天気予報およびニュースが表示され、サブエリア322に店長、本部、あるいは他の店員からの伝達事項が表示され、サブエリア323に特売イベント等を示すカレンダーが表示された状態を示している。しかしながら、サブエリア321〜323に表示されるコンテンツはこれらに限られず、図11等を用いて後に説明するように、責任者登録した店員に応じて変更される。
以上説明した登録画面300が有する各エリアへの情報の表示に関わる動作や、各ボタンが操作された際の動作は、CPU100がROM102、RAM103、あるいは補助記憶装置105に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで実現される。
[商品の移動方向の設定]
POSシステムの概略平面図を図8に示す。図1に示したPOSシステムの配置においては、図8の上側に示すように、商品が登録業務においてスキャナ装置2の操作者(キャッシャまたはチェッカ)から見た右から左へと流れる。以下、このような商品の移動方向を、左流れと称する。
一方、店舗によっては、POSシステムとチェックアウトレーンとの関係を図8の下側に示すように設定することがある。この場合、商品が登録業務においてスキャナ装置2の操作者から見た左から右へと流れる。以下、このような商品の移動方向を、右流れと称する。
このようにPOSシステムの使用態様は店舗によって異なることに鑑み、本実施形態に係るPOSシステムは、商品の移動方向が左流れおよび右流れのいずれであるかに応じて登録画面300における登録明細エリア310およびコンテンツエリア320の位置関係を変更する。
なお、登録業務においてスキャナ装置2の操作者は、チェックアウトレーン上流側に置かれた商品を手に取ってその商品に付されたバーコードを読取窓25に翳していく。バーコードを読取窓25に翳す際、操作者は、正しくバーコードがスキャニングされたかどうかを確認すべく、先ずチェッカ用ディスプレイ22に表示された登録画面300のカレントエリア313を確認することが一般的である。すなわち、操作者の目線の移動をスムーズにするために、カレントエリア313を含む登録明細エリア310がチェックアウトレーンの上流側に配置されていることが好ましい。
また、POS端末1の操作者(キャッシャ)も、POS端末1に設けられたハンディスキャナ等を用いて、チェックアウトカウンタ3に置かれた商品コードの入力作業を行うことがある。この場合も、登録明細エリア310がキャッシャ用ディスプレイ12に表示された登録画面300において視認し易い位置、すなわちチェックアウトカウンタ3側に配置されていることが好ましい。
なお、コンテンツエリア320には図9のサブエリア323に示すように、商品の種別を選択するための操作ボタン群である複数のプリセットキーが配置されることがある。スキャナ装置2の操作者は、バーコードが付されていない商品を登録するにあたり、これらの商品を手に取って、これらの商品に対応するプリセットキーを操作する。そのため、プリセットキーを円滑に操作するためには、プリセットキーが登録画面300においてチェックアウトレーンの上流側に配置されていることが好ましい。
これらの事情を考慮し、本実施形態に係るPOSシステムは、原則として、商品の移動方向が左流れの場合には、図6に示すように登録明細エリア310が右側かつコンテンツエリア320が左側に配置された登録画面300を各ディスプレイ12,22に表示する。一方、商品の移動方向が右流れの場合には、図10に示すように登録明細エリア310が左側かつコンテンツエリア320が右側に配置された登録画面300を各ディスプレイ12,22に表示する。ただし、チェッカ用ディスプレイ22に表示される登録画面300のコンテンツエリア320にプリセットキーが配置されるとき、POSシステムは、商品の移動方向が左流れの場合には、コンテンツエリア320が右側かつ登録明細エリア310が左側に配置された登録画面300(図9における各エリア310,320を入れ替えた状態)をチェッカ用ディスプレイ22に表示し、商品の移動方向が右流れの場合には、図9に示すようにコンテンツエリア320が左側かつ登録明細エリア310が右側に配置された登録画面300をチェッカ用ディスプレイ22に表示する。
以下、このような動作について具体的に説明する。
商品の移動方向およびコンテンツエリア320に配置すべきコンテンツの種別は、設定ファイル112に設定される。設定ファイル112のデータ構造の一例を図11に示す。設定ファイル112は、移動方向設定エリア113と、コンテンツ設定エリア114とを含む。
移動方向設定エリア113は、右流れまたは左流れのいずれか一方を示す識別子を書き込むためのレコードである。
コンテンツ設定エリア114は、店員IDごとに設けられたレコードによって構成される。各レコードは、店員IDと、3つの選択コンテンツの識別子とを含む。
コンテンツ設定エリア114の各レコードに設定されるコンテンツは、図6,図7,図9,図10におけるサブエリア321に表示された「天気予報・ニュース」やサブエリア322に表示された「連絡事項」、図6,図7,図10におけるサブエリア323に表示された「カレンダー」、図9におけるサブエリア323に表示された「プリセットキー」などである。コンテンツとしては、その他にも種々の情報を採用できる。
設定ファイル112に保存されたデータは、図12のフローチャートに示す流れの設定処理を経て自由に書き換えることができる。この処理は、本実施形態に係る方向設定手段であり、CPU100がROM102、RAM103、あるいは補助記憶装置105に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで実現される。
キーボード11の操作あるいはキャッシャ用ディスプレイ12の操作等により設定処理の開始が指示されると、先ずCPU100は、移動方向設定エリア113に設定すべき移動方向およびコンテンツ設定エリア114の各レコードに設定すべきコンテンツを選択するための設定画面を、キャッシャ用ディスプレイ12に表示する(ステップS201)。
この設定画面が表示された状態で、CPU100は、当該画面に対する操作を受け付ける(ステップS202,S203のNo)。このとき操作者は、キーボード11またはキャッシャ用ディスプレイ12の操作により、移動方向設定エリア113に設定すべき移動方向(左流れ、右流れのいずれか一方)およびコンテンツ設定エリア114の各レコードに設定すべきコンテンツを選択できる。選択するコンテンツは、1のみであってもよい。
選択が完了すると、操作者はキーボード11またはキャッシャ用ディスプレイ12の操作により設定完了を宣言する。このとき、CPU100は、設定が完了したと判定し(ステップS203のYes)、設定画面における選択結果にて移動方向設定エリア113およびコンテンツ設定エリア114の各レコードを書き換える(ステップS204)。以上で一連の設定処理が終了する。
[登録画面におけるエリア配置の変更]
設定ファイル112の内容を反映した登録画面300は、登録モードによる動作の開始時に図13,図14のフローチャートに示す流れの処理を経て、各ディスプレイ12,22に表示される。この処理は、本実施形態に係る表示制御手段であり、CPU100がROM102、RAM103、あるいは補助記憶装置105に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで実現される。
キーボード11の操作あるいはキャッシャ用ディスプレイ12の操作等により登録モードによる動作の開始が指示されると、先ずCPU100は、実行すべき登録モードが1人制での登録モードであるかを判定する(ステップS301)。責任者登録エリア110にキャッシャの店員IDおよび氏名のみが書き込まれている場合、CPU100は、1人制での登録モードであると判定し(ステップS301のYes)、移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向がいずれの方向であるかを判定する(ステップS302)。
移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向が左流れである場合(ステップS302の「左流れ」)、CPU100は、登録明細エリア310を右、コンテンツエリア320を左に配置した登録画面300の画面データを生成する(ステップS303)。一方、移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向が右流れである場合(ステップS302の「右流れ」)、CPU100は、登録明細エリア310を左、コンテンツエリア320を右に配置した登録画面300の画面データを生成する(ステップS304)。
ステップS303またはステップS304の後、CPU100は、責任者登録エリア110に書き込まれたキャッシャの店員IDに対応するレコードをコンテンツ設定エリア114から特定し、当該レコードに書き込まれた識別子に対応するコンテンツをコンテンツエリア320の各サブエリア321〜323に配置する(ステップS305)。CPU100は、このように生成した画面データをキャッシャ用ディスプレイ12に出力する(ステップS306)。キャッシャ用ディスプレイ12は、入力された画面データに基づく登録画面300を表示する。
続いて、CPU100は、移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向がいずれの方向であるかを再度判定する(ステップS307)。
移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向が左流れである場合(ステップS307の「左流れ」)、CPU100は、責任者登録エリア110に書き込まれたキャッシャの店員IDに対応するレコードをコンテンツ設定エリア114から特定し、当該レコードに書き込まれた識別子に対応するコンテンツに「プリセットキー」が含まれるかを判定する(ステップS308)。含まれない場合(ステップS308のNo)、CPU100は、登録明細エリア310を右、コンテンツエリア320を左に配置した登録画面300の画面データを生成する(ステップS309)。
一方、移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向が右流れである場合にも(ステップS307の「右流れ」)、CPU100は、責任者登録エリア110に書き込まれたキャッシャの店員IDに対応するレコードをコンテンツ設定エリア114から特定し、当該レコードに書き込まれた識別子に対応するコンテンツに「プリセットキー」が含まれるかを判定する(ステップS310)。含まれない場合(ステップS308のNo)、CPU100は、登録明細エリア310を左、コンテンツエリア320を右に配置した登録画面300の画面データを生成する(ステップS311)。
ステップS308において「プリセットキー」が含まれる場合(ステップS308のYes)、CPU100は、ステップS311に進み、登録明細エリア310を左、コンテンツエリア320を右に配置した登録画面300の画面データを生成する。また、ステップS310において「プリセットキー」が含まれる場合(ステップS310のYes)、CPU100は、ステップS309に進み、登録明細エリア310を右、コンテンツエリア320を左に配置した登録画面300の画面データを生成する。
ステップS309またはステップS311の後、CPU100は、責任者登録エリア110に書き込まれたキャッシャの店員IDに対応するレコードをコンテンツ設定エリア114から特定し、当該レコードに書き込まれた識別子に対応するコンテンツをコンテンツエリア320の各サブエリア321〜323に配置する(ステップS312)。CPU100は、このように生成した画面データをチェッカ用ディスプレイ22に出力する(ステップS313)。チェッカ用ディスプレイ22は、入力された画面データに基づく登録画面300を表示する。
このように各ディスプレイ12,22に登録画面300が表示された後、CPU100は、1人制の登録モードにおける各種の処理を実行する。
一方、ステップS301において責任者登録エリア110にキャッシャおよびチェッカの店員IDおよび氏名が書き込まれている場合、CPU100は、1人制の登録モードではないと判定する(ステップS301のNo)。この場合、矢印Xで示すように図14のフローチャートに示す動作に移行し、CPU100は、移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向がいずれの方向であるかを判定する(ステップS314)。
移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向が左流れである場合(ステップS314の「左流れ」)、CPU100は、登録明細エリア310を右、コンテンツエリア320を左に配置した登録画面300の画面データを生成する(ステップS315)。一方、移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向が右流れである場合(ステップS314の「右流れ」)、CPU100は、登録明細エリア310を左、コンテンツエリア320を右に配置した登録画面300の画面データを生成する(ステップS316)。
ステップS315またはステップS316の後、CPU100は、責任者登録エリア110に書き込まれたキャッシャの店員IDに対応するレコードをコンテンツ設定エリア114から特定し、当該レコードに書き込まれた識別子に対応するコンテンツをコンテンツエリア320の各サブエリア321〜323に配置する(ステップS317)。CPU100は、このように生成した画面データをキャッシャ用ディスプレイ12に出力する(ステップS318)。キャッシャ用ディスプレイ12は、入力された画面データに基づく登録画面300を表示する。
続いて、CPU100は、移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向がいずれの方向であるかを再度判定する(ステップS319)。
移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向が左流れである場合(ステップS319の「左流れ」)、CPU100は、責任者登録エリア110に書き込まれたチェッカの店員IDに対応するレコードをコンテンツ設定エリア114から特定し、当該レコードに書き込まれた識別子に対応するコンテンツに「プリセットキー」が含まれるかを判定する(ステップS320)。含まれない場合(ステップS320のNo)、CPU100は、登録明細エリア310を右、コンテンツエリア320を左に配置した登録画面300の画面データを生成する(ステップS321)。
一方、移動方向設定エリア113に書き込まれた識別子にて示される移動方向が右流れである場合にも(ステップS319の「右流れ」)、CPU100は、責任者登録エリア110に書き込まれたチェッカの店員IDに対応するレコードをコンテンツ設定エリア114から特定し、当該レコードに書き込まれた識別子に対応するコンテンツに「プリセットキー」が含まれるかを判定する(ステップS322)。含まれない場合(ステップS322のNo)、CPU100は、登録明細エリア310を左、コンテンツエリア320を右に配置した登録画面300の画面データを生成する(ステップS323)。
ステップS320において「プリセットキー」が含まれる場合(ステップS320のYes)、CPU100は、ステップS323に進み、登録明細エリア310を左、コンテンツエリア320を右に配置した登録画面300の画面データを生成する。また、ステップS322において「プリセットキー」が含まれる場合(ステップS322のYes)、CPU100は、ステップS321に進み、登録明細エリア310を右、コンテンツエリア320を左に配置した登録画面300の画面データを生成する。
ステップS321またはステップS323の後、CPU100は、責任者登録エリア110に書き込まれたキャッシャの店員IDに対応するレコードをコンテンツ設定エリア114から特定し、当該レコードに書き込まれた識別子に対応するコンテンツをコンテンツエリア320の各サブエリア321〜323に配置する(ステップS324)。CPU100は、このように生成した画面データをチェッカ用ディスプレイ22に出力する(ステップS325)。チェッカ用ディスプレイ22は、入力された画面データに基づく登録画面300を表示する。
このように各ディスプレイ12,22に登録画面300が表示された後、矢印Yで示すように図13のフローチャートに戻り、CPU100は、2人制の登録モードにおける各種の処理を実行する。
なお、ステップS305,S312,S317,S324において各サブエリア321〜323に配置する各コンテンツを表すデータは、例えばROM102や補助記憶装置105に予め保存されていてもよいし、通信ユニット104を介してストアサーバ等からダウンロードされてもよい。
以上のような処理を経ると、商品の移動方向が左流れのとき、原則として登録明細エリア310とコンテンツエリア320とが図6に示す位置関係で配置された登録画面300が各ディスプレイ12,22に表示され、商品の移動方向が右流れのとき、原則として登録明細エリア310とコンテンツエリア320とが図10に示す位置関係で配置された登録画面300が各ディスプレイ12,22に表示される。このように商品の移動方向に応じて各エリア310,320の位置関係を異ならせた登録画面300が各ディスプレイ12,22に表示されれば、上述した通り、商品の登録作業を行う者にとって視認し易い画面表示を実現することができる。
ただし、1人制の場合にあってはキャッシャの選択したコンテンツに、2人制の場合にあってはチェッカの選択したコンテンツに「プリセットキー」が含まれる場合、チェッカ用ディスプレイ22に表示される登録画面300における各エリア310,320は、図6,図10に示すものから逆転した配置となる。このようにすれば、コンテンツエリア320にプリセットキーを配置する設定とした場合に、当該プリセットキーを用いる作業を円滑に実施することができる。
また、コンテンツエリア320に配置するコンテンツは、POSシステムのユーザ側で店員ごとに自由に設定できるので、各店員の好みにあった最適な登録画面300の画面設計が可能となる。
この他にも、上記実施形態に開示した構成からは種々の好適な効果が得られる。
上記実施形態にて開示した構成は、実施段階において各構成要素を適宜変形して具体化できる。
例えば、上記実施形態では物品情報処理システムの一例としてPOSシステムを開示した。しかしながら、ディスプレイに表示される画面におけるエリア配置の変更に関わる構成を、他の物品情報処理システムに適用することもできる。他の物品情報処理システムとしては、例えば所定の搬送レーンに沿って設置されたベルトコンベアと、このベルトコンベアにて搬送(移動)される物品に関する情報を表示するディスプレイとを備える物流システム等が挙げられる。このように他の物品情報処理システムに上記実施形態にて開示した構成を変形適用する場合、ディスプレイの表示画面において物品の移動方向に応じて配置位置を変更するエリアは任意のものを採用すればよい。上記実施形態にて開示したPOSシステムにおいても、商品の移動方向に応じて配置位置を変更するエリアとして、登録明細エリア310およびコンテンツエリア320とは異なるエリアを採用してもよいことは勿論である。また、これらのエリアは単に左右の配置位置を変更するだけでなく、上下方向に配置位置を変更するなどしてもよい。
また、上記実施形態では、CPU100がROM102、RAM103、あるいは補助記憶装置105に記憶されたコンピュータプログラムを実行して図5,図12〜図14等に示した処理が実現されるとした。これらのコンピュータプログラムは、予めPOSシステムにインストールされていてもよいし、ネットワークからPOSシステムにダウンロードされてもよい。あるいは、記録媒体に記録された同様のプログラムが任意のタイミングでPOSシステムにインストールされてもよい。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、コンピュータプログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、POSシステムのOS等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
また、POSシステムのCPU100が実行するとした処理を実現する機能や、POSシステムが備えるとした構成の一部を、POSシステムに通信接続されたサーバ装置に設けてもよい。
このようにしてシステムを構築する場合、例えばクラウドコンピューティングを利用できる。より具体的には、SaaS(software as a service)と称されるソフトウェア提供形態が適する。
図15は、クラウドシステムを利用するPOSシステムの構成図である。
このPOSシステム400は、クラウド401、複数の端末装置402および複数の通信ネットワーク403、および互いに通信接続された複数のサーバ装置404を有する。なお、端末装置402、通信ネットワーク403、およびサーバ装置404は、それぞれ1つのみでもよい。
端末装置402は、通信ネットワーク403を介してクラウド401と通信可能である。端末装置402としては、上記実施形態にて説明したPOS端末1や、デスクトップタイプやノートブックタイプなどの種々のコンピュータ、携帯電話装置、携帯情報端末(PDA)、あるいはスマートフォンなどを適宜に利用できる。
通信ネットワーク403としては、インターネット、プライベートネットワーク、次世代ネットワーク(NGN)、あるいはモバイルネットワークなど種々のネットワークを適宜に利用できる。
このような構成のPOSシステム400において、上記実施形態でPOS端末1のCPU100が実行するとした処理やPOS端末1あるいはスキャナ装置2が備えるとした構成に相当する各手段のうち少なくとも一部をサーバ装置404に設け、残りの手段を端末装置402に設ける。なお、複数のサーバ装置404に分担して上記各手段の一部を設けてもよい。
例えば、例えば、各ディスプレイ12,22に相当する表示手段やユーザの操作入力を受け付ける入力手段を端末装置402に設け、図12等を用いて説明した商品の移動方向を設定する方向設定手段、及び、図13,図14等を用いて説明した登録画面300の表示に関する処理を実行する表示制御手段のうち、少なくとも1つをサーバ装置404に設け、これら各手段のうちサーバ装置404が備えないものを端末装置402に設ける。
このような構成のPOSシステム400において、端末装置402とサーバ装置404とを適宜通信させながら、上記実施形態にて開示した各処理を実現させればよい。このPOSシステム400によっても、上記実施形態にて説明した効果を得ることができる。POSシステム以外の物品情報処理システムもクラウドを利用して実現できることは勿論である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
表示手段と、
物品の所定方向への移動を伴う作業を行うためのレーンにおける前記物品の移動方向を設定する方向設定手段と、
前記レーンを移動する前記物品に関する情報が表される第1領域及びこの第1領域と異なる内容の情報が表される第2領域を含む画面を前記表示手段に表示させるとともに、前記方向設定手段により設定された移動方向に応じて前記画面における前記第1領域および前記第2領域の位置関係を変更する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする物品情報処理システム。
[2]
前記レーンを移動する前記物品に関する情報を入力する入力手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記入力手段によって入力された情報又は当該情報に基づいて特定される情報を前記第1領域に表示することを特徴とする[1]に記載の物品情報処理システム。
[3]
前記2領域に表示する情報を設定する情報設定手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記情報設定手段によって設定された情報を前記第2領域に表示することを特徴とする[1]又は[2]に記載の物品情報処理システム。
[4]
前記情報設定手段は、前記レーンを移動する前記物品の種別を選択するための操作ボタン群を含む複数のコンテンツの中から、いずれか1つ又は複数のコンテンツを前記2領域に表示する情報として設定し、
前記表示制御手段は、前記情報設定手段によって設定されたコンテンツに前記操作ボタン群が含まれる場合と含まれない場合とで、前記第1領域及び前記第2領域の位置関係を異ならせることを特徴とする[3]に記載の情報処理システム。
[5]
少なくとも1つの端末装置と、少なくとも1つのサーバ装置とを含む物品情報処理システムであって、
前記端末装置は、表示手段を備え、
前記サーバ装置は、
物品の所定方向への移動を伴う作業を行うためのレーンにおける前記物品の移動方向を設定する方向設定手段、及び、
前記レーンを移動する前記物品に関する情報が表される第1領域及びこの第1領域と異なる内容の情報が表される第2領域を含む画面を前記表示手段に表示させるとともに、前記方向設定手段により設定された移動方向に応じて前記画面における前記第1領域および前記第2領域の位置関係を変更する表示制御手段、
のうち少なくとも1つを備え、
前記方向設定手段および前記表示制御手段のうち、前記サーバ装置が備えないものを備えることを特徴とする物品情報処理システム。
[6]
コンピュータを、
物品の所定方向への移動を伴う作業を行うためのレーンにおける前記物品の移動方向を設定する方向設定手段、及び、
前記レーンを移動する前記物品に関する情報が表される第1領域及びこの第1領域と異なる内容の情報が表される第2領域を含む画面を所定の表示手段に表示させるとともに、前記方向設定手段により設定された移動方向に応じて前記画面における前記第1領域および前記第2領域の位置関係を変更する表示制御手段、
として機能させるためのコンピュータプログラム。
1…POS端末、2…スキャナ装置、12…キャッシャ用ディスプレイ、22…チェッカ用ディスプレイ、24…スキャナ、100…CPU、110…責任者登録エリア、111…店員マスタ、112…設定ファイル、113…移動方向設定エリア、114…コンテンツ設定エリア、300…登録画面、310…登録明細エリア、311…責任者エリア、312…商品情報エリア、313…カレントエリア、314…合計エリア、317…プリセットキーエリア、320…コンテンツエリア、321〜323…サブエリア。

Claims (4)

  1. 操作者により翳された商品の商品コードを入力する入力手段と、
    前記入力手段の上方に前記操作者に表示面を向けて設けられた表示手段と、
    前記操作者が前記入力手段に前記商品を翳すために前記商品を移動させる移動方向を設定する方向設定手段と、
    前記入力手段により前記商品コードが入力された商品に関する情報が表される第1領域を前記方向設定手段により設定された移動方向の上流側に配置するとともに、この第1領域と異なる内容の情報が表される第2領域を前記移動方向の下流側に配置した画面を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする物品情報処理システム。
  2. 前記2領域に表示する情報を設定する情報設定手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記情報設定手段によって設定された情報を前記第2領域に表示することを特徴とする請求項1に記載の物品情報処理システム。
  3. 少なくとも1つの端末装置と、少なくとも1つのサーバ装置とを含む物品情報処理システムであって、
    前記端末装置は、
    操作者により翳された商品の商品コードを入力する入力手段と、
    前記入力手段の上方に前記操作者に表示面を向けて設けられた表示手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記操作者が前記入力手段に前記商品を翳すために前記商品を移動させる移動方向を設定する方向設定手段、及び、
    前記入力手段により前記商品コードが入力された商品に関する情報が表される第1領域を前記方向設定手段により設定された移動方向の上流側に配置するとともに、この第1領域と異なる内容の情報が表される第2領域を前記移動方向の下流側に配置した画面を前記表示手段に表示させる表示制御手段、
    のうち少なくとも1つを備え、
    前記方向設定手段および前記表示制御手段のうち、前記サーバ装置が備えないものを前記端末装置が備えることを特徴とする物品情報処理システム。
  4. 操作者により翳された商品の商品コードを入力する入力手段と、
    前記入力手段の上方に前記操作者に表示面を向けて設けられた表示手段とを備えた物品情報処理システムを制御するコンピュータを、
    前記操作者が前記入力手段に前記商品を翳すために前記商品を移動させる移動方向を設定する方向設定手段、及び、
    前記入力手段により前記商品コードが入力された商品に関する情報が表される第1領域を前記方向設定手段により設定された移動方向の上流側に配置するとともに、この第1領域と異なる内容の情報が表される第2領域を前記移動方向の下流側に配置した画面を前記表示手段に表示させる表示制御手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
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