JP2010286990A - 表示装置、販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】屋外の状況を分かり易く表示することを可能とする。
【解決手段】POS端末1は、屋外に設置されたネットワークカメラ34で撮像した撮像画像と、その撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とをネットワークNTを介して入力し、入力された撮像画像及び撮像画像にかかる屋外状況を示す情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、販売データ処理装置及びプログラムに関する。
大型ショッピングモールなどの店舗では、駐車場の混み具合や現在の天気などの屋外の状況が店舗内から容易に分からない場合がある。このように屋外の状況が店舗内から分からない場合は、雨止みや混雑が収まるまで店舗に留まろうとする買い物客を逃すことになり、商機を逸してしまうこととなる。このため、従来、屋外に設置されたカメラの映像を表示するPOS(Point Of Sale)端末がある。特許文献1には、屋外の監視カメラが撮像した画像をPOS端末のディスプレイに表示することが開示されている。
しかしながら、上記従来技術では、屋外の画像がPOS端末のディスプレイに表示されるだけであり、その屋外の画像だけでは駐車場の混み具合や現在の天気などの屋外の状況が分かりにくかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、屋外の状況を分かり易く表示することを可能とする表示装置、販売データ処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の表示装置は、屋外に設置されたカメラで撮像した撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とを入力する入力手段と、前記撮像画像及び当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の販売データ処理装置は、屋外に設置されたカメラで撮像した撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とを入力する入力手段と、買上商品の精算と、当該精算に応じた販売データの登録とを含むデータ処理を行うデータ処理手段と、前記精算にかかる情報と、前記撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とを客向けに表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、表示装置のコンピュータを、屋外に設置されたカメラで撮像した撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とを入力する入力手段と、前記撮像画像及び当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報を表示する表示手段と、して機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、屋外の状況を分かり易く表示することを可能とする、という効果を奏する。
図1は、本実施形態にかかるPOSシステムの一例を示す図である。 図2は、本実施形態にかかるPOS端末の概観を示す図である。 図3は、本実施形態にかかる操作キーの配置を例示する図である。 図4は、本実施形態にかかるPOS端末の制御回路構成の要部を例示する図である。 図5は、本実施形態にかかるPOS端末が行う処理の手順を例示するフローチャートである。 図6は、本実施形態にかかるPOSシステムの処理を例示する図である。 図7は、本実施形態にかかる客用表示画面を例示する図である。 図8は、本実施形態にかかる客用表示画面を例示する図である。 図9は、本実施形態にかかるPOSシステムの処理を例示する図である。 図10は、本実施形態にかかる客用表示画面を例示する図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示装置、販売データ処理装置及びプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施形態においては、POS端末に表示装置、販売データ処理装置を適用する場合について説明する。
図1は、本実施形態にかかるPOSシステムの一例を示す図である。図1に示すように、POSシステムは、それぞれ商品のバーコードを読み取るためのスキャナ9を備えた複数台(図示例では2台)のPOS端末1、その上位機として機能するストアサーバ30、プリンタサーバ32、雨量センサ33、ネットワークカメラ34、FW35、ホスト装置36とがネットワークNTを介して接続されている。ネットワークNTは、LAN(Local Area Network)、イントラネット、イーサネット(登録商標)などである。
プリンタサーバ32は、各種帳票を印刷するためのプリンタ31を制御するサーバである。雨量センサ33は、屋外における降雨や降雪の有無及びその強度を検出し、検出結果をネットワークNTへブロードキャストする。ネットワークカメラ34は、屋外に設置されたカメラであり、POS端末1からの要求に応じて撮像した画像を伝送する。なお、複数のPOS端末1から要求があった場合は撮像した画像をマルチキャストしてよい。FW35(ファイアーウォール)は、内部のネットワークNTと外部のインターネット40との通信を制御し、ネットワークNTの安全を維持しつつ、インターネット40上にあるサーバ41とネットワークNT上にあるPOS端末1などとの通信を行わせる。ホスト装置36は、駐車場の入り口などに配置された駐車券発券機37と、駐車場の出口などに配置された駐車料精算機38と接続し、駐車券の発行及び発行された駐車券に基づいた駐車料金の精算を管理する。具体的には、ホスト装置36は、駐車券発券機37が発行した駐車券の発行時刻をもとに滞在時間を算出し、その算出された滞在時間に応じた駐車料金の精算を駐車料精算機38で行う。サーバ41は、インターネット40を介して要求があった端末へその要求に応じた情報を提供するなど、各種サービスを提供する。例えばサーバ41は、地域などを指定した天気情報の要求が端末からあった場合、その指定された地域における現在の天気状況と今後の天気の推移とを示す天気情報を、要求があった端末へ提供する。
このようなPOSシステムが構築される店舗では、販売対象の各種商品に対して、その商品に関する各種情報がコード化されて示されるバーコードが各々の商品に付与されている。バーコードには、商品の価格を示す商品データが含まれない。このため、各種商品の商品コードに対応して価格データがプリセットされた商品マスタファイルがストアサーバ30に記憶されている。POS端末1は、スキャナ9で読み取ったバーコードのデータから商品コードを抽出し、この商品コードに対応して設定された価格データをストアサーバ30に問い合わせ、取得した価格データに基づいて買上商品の精算を行うとともに、買上商品の販売記録を示す販売データを生成してこれを記憶することにより、買上商品の販売登録を行う。
また、POS端末1は、雨量センサ33によりネットワークNTへブロードキャストされたデータをもとに、屋外における降雨や降雪の有無及びその強度に関する情報が入力される。POS端末1は、屋外に設置されたネットワークカメラ34へ撮像した画像を要求することで、そのネットワークカメラ34が撮像した屋外の画像(撮像画像)が入力される。また、ホスト装置36では、駐車券発券機37で発行された駐車券の枚数と駐車料精算機38で精算された駐車券の枚数との差分などを管理している。この差分は、屋外の駐車場における現在の駐車台数を示す。したがって、POS端末1は、ホスト装置36から現在の駐車台数を示す差分を取得することで、屋外の駐車場における駐車可能台数に対する現在の駐車台数の割合など、屋外の駐車場における混雑具合を取得する。なお、混雑具合については、天候、曜日、時間帯ごとの売り上げを示す売り上げテーブルをPOS端末1又はストアサーバ30などに予め記憶しておき、それを参照することで、現在、予測される混雑具合を取得してもよい。例えば、売り上げテーブルにおいて売り上げが多い時間帯は、客が多くより混雑しているものと予測される。したがって、POS端末1は、売り上げテーブルにおける現在の売り上げ額を取得することで、取得した売り上げ額の大小に応じた混雑具合を取得できる。
図2は、本実施形態にかかるPOS端末1の概観を示す図である。図2に示すように、POS端末1は、現金等を収容するためのドロワ2の上に載置されており、このドロワ2の引出し2aの開閉を制御する。POS端末1には、正面側にキーボード3とモードスイッチ4とが設けられているとともにオペレータ用ディスプレイ5が取り付けられており、背面側には、客向けに情報を表示するための表示装置としてのタッチパネル付客用ディスプレイ6が取り付けられている。また、レシート及びジャーナルを印字するR/Jプリンタ7が内蔵されており、このR/Jプリンタ7によって印字されたレシートがPOS端末1の正面側に形成されたレシート発行口8から発行されるようになっている。また、POS端末1には、上述したように、商品に添付されたバーコードを読み取るためのスキャナ9が接続されている。
キーボード3には、オペレータが操作入力を行うための各種操作キーが配置されている。図3は、本実施形態にかかる操作キーの配置を例示する図である。操作キーとしては、例えば、預かり金額などを置数するための置数キー3a、1商取引の代金を現金決済することを宣言する預/現計キー3b、1商取引として販売登録が行われた商品の合計出力を指示する小計キー3c、置数の入力を販売点数(販売個数)として入力させるための乗算キー3d、直前に販売登録が行われた商品と同一の商品の販売登録を行うことを指示するためのリピートキー3e、買上金額に応じた駐車料金の精算を行うための駐車券処理キー3fなどがある。この置数キー3aによる数値の入力及び乗算キー3dによる操作入力により、入力された数値を販売点数として置数して乗算する操作指示が入力され、バーコードの読み取りが1つの商品に対してのみであっても、複数の同一の商品の販売登録を一括して行う乗算登録が可能になる。また、リピートキー3eによる操作入力により、直前に販売登録が行われた商品と同一の商品の販売登録を行う操作指示が入力され、当該同一の商品についてバーコードの読み取りが必要なく、その販売登録を行うリピート登録が可能になる。また、買上商品の精算時において、駐車券処理キー3fの入力とスキャナ9やリーダ(図示しない)などによる駐車券の読み取りとがあった場合は、その駐車券の駐車料金を買上金額に応じて予め精算し、その精算結果をホスト装置36に通知する。これにより、駐車券による駐車料金の精算を駐車料精算機38で行う際には、買上金額に応じてPOS端末1で精算した残りの額を精算するだけでよい。
モードスイッチ4は、「登録」,「点検」,「精算」,「設定」などの各種業務モードを選択するためのスイッチで、鍵にて操作される。因みに、「登録」とは、商品の販売記録を示す販売データを生成して記憶することにより販売登録を行い、また販売登録の終了が宣言された1商取引の代金精算を処理してレシートを発行する業務のモードである。「点検」とは、記憶された各商品の販売データを集計しレポート出力する業務のモードである。「精算」とは、「点検」と同様に記憶された各商品の販売データを集計しレポート出力した後、記憶された販売データをクリアする業務のモードである。「設定」とは、各種業務を実行する上で必要なデータを予め設定して記憶するための業務である。
オペレータ用ディスプレイ5及びタッチパネル付客用ディスプレイ6は、販売登録された商品の品名,価格や、販売登録の終了が宣言された1商取引の合計金額,釣銭額などの各種情報を表示するもので、液晶カラーディスプレイ等が用いられている。オペレータ用ディスプレイ5はオペレータ向けに各種情報を表示し、タッチパネル付客用ディスプレイ6は客向けに各種情報を表示する。なお、タッチパネル付客用ディスプレイ6の画面には、図示しないがタッチセンサパネルが取り付けられている。
図4は、本実施形態にかかるPOS端末1の制御回路構成の要部を例示する図である。このPOS端末1は、CPU10(Central Processing Unit)と、ROM11(Read Only Memory)と、RAM12(Random Access Memory)と、時計部13と、通信I/F14と、I/O15(Input/Output)と、キーボードコントローラ16と、表示コントローラ17、18と、プリンタコントローラ19と、スキャナコントローラ20とを備え、これらがアドレスバス,データバスなどのバスライン21で接続されている。CPU10は、ROM11に記憶された各種プログラムを実行することにより、POS端末1全体を制御する。ROM11は、CPU10が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAM12は、CPU10が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。例えば、商品の販売記録を示す販売データを記憶するための販売データ領域がRAM12には設けられている。時計部13は、現在の日時を計時する。通信I/F14は、ネットワークNTを介して行うデータ通信を制御する。具体的には、屋外に設置されたネットワークカメラ34で撮像した撮像画像と、その撮像画像にかかる屋外状況(混雑具合や天気など)をネットワークNTを介して入力する。I/O15は、モードスイッチ4からのモード選択信号を入力するとともにドロワ2の引出し2aを自動開放させるドロワ開放装置2bに駆動信号を出力する。キーボードコントローラ16は、キーボード3から操作キーに対応したキー信号を取込みCPU10に通知する。表示コントローラ17は、オペレータ用ディスプレイ5の駆動を制御しCPU10から与えられる表示データに対応した文字等をカラー表示させる。表示コントローラ18は、タッチパネル付客用ディスプレイ6の駆動を制御しCPU10から供給される表示データに対応した文字や画像等をカラー表示させるとともに、タッチパネル付客用ディスプレイ6の画面に取り付けられたタッチセンサパネルからの信号を取込みCPU10に通知する。プリンタコントローラ19は、R/Jプリンタ7の駆動を制御しCPU10から供給される印字データをもとにレシート印字及びジャーナル印字を行わせる。スキャナコントローラ20は、スキャナ9で読取られたデータの信号を取込みCPU10に入力する。
次に、POS端末1がCPU10の制御のもとで行う処理の手順について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態にかかるPOS端末1が行う処理の手順を例示するフローチャートである。
図5にしめすように、処理が開始されると、CPU10は、雨量センサ33によりネットワークNTにブロードキャストされる屋外の降雨・降雪の有無やその強度に関する情報を取得するとともに、サーバ41からは屋外における現在の天気状況や予測された今後の天気状況を含む天気情報を取得し(S10)、その取得した天気情報をもとに屋外で雨(雪)が降っているか否かを判定する(S11)。
雨が降っていない場合(NO)、CPU10は、タッチパネル付客用ディスプレイ6における客向けの情報表示を、予め設定された広告情報などを表示する通常表示に設定する(S12)。雨が降っている場合(YES)、CPU10は、タッチパネル付客用ディスプレイ6における客向けの情報表示を、取得した天気情報と、ネットワークカメラ34で撮像した屋外の画像との表示に設定する(S13)。
次いで、CPU10は、前述した売り上げテーブルを参照し(S14)、客が多い時間帯であるか否かを判定する(S15)。具体的には、S14、S15では、売り上げテーブルにおける現在の売り上げ額が予め設定された閾値を上回り、駐車場における混雑具合が所定の混雑具合よりも混雑しているか否かが判定される。なお、この混雑具合の判定は、前述したとおり、ホスト装置36から現在の駐車台数を示す差分を取得して行ってもよい。
客が多い時間帯である場合(YES)、CPU10は、タッチパネル付客用ディスプレイ6における客向けの情報表示を、混雑具合を示す混雑情報と、ネットワークカメラ34で撮像した屋外の画像との表示に設定する(S16)。なお、S16では、混雑情報、屋外の画像とともに天気情報の表示を加えて設定してもよい。ただし、S13により天気情報の表示を設定している場合は、必ず天気情報の表示を加えるものとする。
次いで、CPU10は、S12、S13、S16などによる設定内容に応じた画像をタッチパネル付客用ディスプレイ6に表示させる(S17)。具体的には、通常表示の場合は、ROM11などにおいて予め記憶された広告用の画像情報や文字情報を読み出してタッチパネル付客用ディスプレイ6に表示する。天気情報を表示する場合は、取得した天気情報に含まれる現在の天気状況(晴れ、降雨、降雪など)や予測された今後の天気状況を示すシンボル画像をROM11などから読み出して表示する。また、現在の天気状況及び予測された今後の天気状況を文字で表示してもよく、文字及びシンボル画像の少なくとも一方を天気情報として表示すればよい。混雑情報を表示する場合は、混雑具合の大小をグラフなどで表したシンボル画像を表示する。また、混雑具合の大小を文字で表示してもよく、文字及びシンボル画像の少なくとも一方を混雑情報として表示すればよい。さらに、混雑具合の大小については、駐車場から出庫までに要する時間などに換算して表示してもよい。屋外の画像を表示する場合は、ネットワークNTを介してネットワークカメラ34に画像を要求し、ネットワークカメラ34から送信された画像を表示する。
上述した処理により、POS端末1は、屋外に設置されたネットワークカメラ34の撮像画像及び撮像画像にかかる屋外状況を示す情報を表示する。具体的には、ネットワークカメラ34により撮像された屋外の画像とともに、現在の天気状況や予測された今後の天気状況をシンボル画像及び文字の少なくとも一方でタッチパネル付客用ディスプレイ6に表示する。また、ネットワークカメラ34により撮像された屋外の画像とともに、駐車場における混雑具合をシンボル画像及び文字の少なくとも一方でタッチパネル付客用ディスプレイ6に表示する。このため、POS端末1では、屋外の状況を客向けに分かり易く表示することができる。また、POS端末1は、屋外において雨が降っている場合に、広告表示から上述した天気の表示に切り替え、駐車場の混雑具合が所定の混雑具合を上回る場合に、広告表示から上述した混雑具合の表示に切り替える構成である。このため、POS端末1は、広告の提供とともに、雨止みや混雑が収まるまで店舗に留まろうとする買い物客が必要とする情報も提供できる。
次いで、CPU10は、キーボード3の操作などによる精算処理を開始するか否かを判定し(S18)、精算処理を開始しない場合(NO)はS10へ処理を戻す。精算処理を開始する場合(YES)、CPU10は、キーボード3やスキャナ9による買上商品の入力や販売登録などの精算処理を行う(S19)。次いで、CPU10は、駐車券処理キー3fの操作の有無に応じて駐車券の有無を判定することで、精算時において買上金額に応じた駐車料金の精算を行うか否かを判定する(S20)。
精算時において買上金額に応じた駐車料金の精算を行う場合(YES)、CPU10は、混雑具合を示す混雑情報と、ネットワークカメラ34で撮像した屋外の画像とをタッチパネル付客用ディスプレイ6に表示させる(S21)。次いで、CPU10は、買上金額に応じて駐車料金を精算し、その精算結果をホスト装置36に通知する精算処理を行い(S22)、S19における精算処理のレシート及びジャーナルの出力をR/Jプリンタ7に行わせる(S23)。また、精算時において買上金額に応じた駐車料金の精算を行わない場合(NO)、CPU10は、S23へ処理を進め、S19における精算処理のレシート及びジャーナルの出力をR/Jプリンタ7に行わせる。このため、POS端末1は、精算時において駐車料金の精算を行う場合に、駐車場における混雑具合をタッチパネル付客用ディスプレイ6に表示するため、駐車場を利用する買い物客に対して、現在の駐車場の混雑具合などの屋外状況を分かり易く通知することができる。
図6、9は、本実施形態にかかるPOSシステムの処理を例示する図である。図6、9に示すように、POS端末1は、通常表示として予め設定された広告をタッチパネル付客用ディスプレイ6に表示しているものとする。具体的には、図7に示すように、タッチパネル付客用ディスプレイ6における客用表示画面G1は、表示領域G11、G12、G13などから構成されており、通常表示では表示領域G11、G12において広告などを表示している。表示領域G13は、精算時における処理内容などを表示する領域である。
図6に示すように、雨量センサ33は、雨を感知した場合(S31)、雨が降ってきたことをネットワークNTにブロードキャストしてPOS端末1などに通知する(S32)。POS端末1は、雨が降ってきたことの通知を受け、ネットワークカメラ34に対して画像を要求する(S33)。ネットワークカメラ34は、POS端末1からの要求に応じて、屋外を撮像した画像をPOS端末1に送信する(S34)。POS端末1は、タッチパネル付客用ディスプレイ6における通常表示を、天気情報と、要求に応じてネットワークカメラ34から送信された画像との表示に切り替える(S35)。具体的には、図8に示すように、客用表示画面G1の表示領域G11において、現在の天気状況や予測された今後の天気状況をシンボル画像及び文字で表示する。また、客用表示画面G1の表示領域G12において、ネットワークカメラ34で撮像された屋外の画像を表示する。このため、POS端末1では、精算時における処理内容とともに、屋外の天気状況を客向けに分かり易く表示することができる。
ついで、雨量センサ33は、雨が止んだ場合、雨が止んだことをネットワークNTにブロードキャストしてPOS端末1などに通知する(S36)。雨が止んだ通知を受けたPOS端末1は、タッチパネル付客用ディスプレイ6における表示を通常表示に戻すこととなる。
図9に示すように、POS端末1は、客が多い時間帯である場合(S41)、ネットワークカメラ34に対して画像を要求する(S42)。ネットワークカメラ34は、POS端末1からの要求に応じて、屋外を撮像した画像をPOS端末1に送信する(S43)。POS端末1は、タッチパネル付客用ディスプレイ6における通常表示を、混雑情報と、要求に応じてネットワークカメラ34から送信された画像との表示に切り替える(S44)。具体的には、図10に示すように、客用表示画面G1の表示領域G11において、駐車場における混雑具合をシンボル画像及び文字で表示する。また、客用表示画面G1の表示領域G12において、ネットワークカメラ34で撮像された屋外の画像を表示する。このため、POS端末1では、精算時における処理内容とともに、屋外の駐車場の混雑具合を客向けに分かり易く表示することができる。
なお、本実施形態のCPU10が実行するプログラムは、ROM11等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。また、上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、上記プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 POS端末
3 キーボード
3f 駐車券処理キー
6 タッチパネル付客用ディスプレイ
30 ストアサーバ
33 雨量センサ
34 ネットワークカメラ
35 FW
36 ホスト装置
37 駐車券発券機
38 駐車料精算機
40 インターネット
41 サーバ
NT ネットワーク
特開平5−266349号公報

Claims (8)

  1. 屋外に設置されたカメラで撮像した撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とを入力する入力手段と、
    前記撮像画像及び当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記撮像画像にかかる屋外状況を示す情報は、前記屋外における駐車場の混雑具合であり、
    前記表示手段は、前記撮像画像と、前記混雑具合を示すシンボル画像及び文字情報の少なくとも一方とを表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示手段は、前記混雑具合が予め設定された混雑具合を上回る場合に、予め設定された広告情報の表示から、前記撮像画像と、前記混雑具合を示すシンボル画像及び文字情報の少なくとも一方との表示に切り替えることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記撮像画像にかかる屋外状況を示す情報は、前記屋外における天気であり、
    前記表示手段は、前記撮像画像と、前記天気を示すシンボル画像及び文字情報の少なくとも一方とを表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記表示手段は、前記天気が雨又は雪に変化した場合に、予め設定された広告情報の表示から、前記撮像画像と、前記天気を示すシンボル画像及び文字情報の少なくとも一方との表示に切り替えることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 屋外に設置されたカメラで撮像した撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とを入力する入力手段と、
    買上商品の精算と、当該精算に応じた販売データの登録とを含むデータ処理を行うデータ処理手段と、
    前記精算にかかる情報と、前記撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とを客向けに表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
  7. 前記データ処理手段は、駐車料金の精算にかかるデータ処理を行うとともに、
    前記表示手段は、前記駐車料金の精算を行う場合に、予め設定された広告情報の表示から、前記撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報との表示に切り替えることを特徴とする請求項6に記載の販売データ処理装置。
  8. 表示装置のコンピュータを、
    屋外に設置されたカメラで撮像した撮像画像と、当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報とを入力する入力手段と、
    前記撮像画像及び当該撮像画像にかかる屋外状況を示す情報を表示する表示手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012181760A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Toshiba Tec Corp 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
JP2013210935A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toshiba Tec Corp 物品情報処理システムおよびコンピュータプログラム

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