JP2011048578A - 販売データ処理装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】客がポイントを累積するよう促進することができる販売テータ処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】ポイント受付部35が受付けた累積ポイント数が発券条件テーブル41に設定された交換ポイント数に達したと判定部36が判定した場合に、表示部37が値引券3を発券するか否かの選択を受付ける受付画面5を店員用ディスプレイ15または客用ディスプレイ16に表示して、選択受付部38は、発券可能なポイント数に達した時点で値引券3を発券するか、発券せずにより還元率の高い条件でポイントを貯めるかの選択を受付けて、発券する旨の選択を受付けた場合には発券部39が値引券3を発券する。
【選択図】図3
【解決手段】ポイント受付部35が受付けた累積ポイント数が発券条件テーブル41に設定された交換ポイント数に達したと判定部36が判定した場合に、表示部37が値引券3を発券するか否かの選択を受付ける受付画面5を店員用ディスプレイ15または客用ディスプレイ16に表示して、選択受付部38は、発券可能なポイント数に達した時点で値引券3を発券するか、発券せずにより還元率の高い条件でポイントを貯めるかの選択を受付けて、発券する旨の選択を受付けた場合には発券部39が値引券3を発券する。
【選択図】図3
Description
本発明は、販売データ処理装置およびプログラムに関する。
従来、集客率向上や得意客の増加をねらって、買上げ金額等に応じて顧客にポイントを付与し、貯まったポイントに応じて値引券を発行するシステムが広く利用されている。
例えば、特許文献1においては、客が貯めた累積ポイント数のうち、使用したい還元ポイント数をタッチパネルのテンキーから入力して指定し、指定した還元ポイント数に相当するサービス券(値引券)を発券する技術が開示されている。
ところで、特許文献1では、値引券による還元率(発券に必要なポイント数と、発券された値引券による値引額の比率)は累積ポイント数に関わらず一律であるため、客は交換可能なポイントに達すると還元額が小額であっても直ぐに値引券に交換しがちとなり、累積ポイント数をより多く貯めようという要求が起きづらい。従って、固定客を増やしづらいという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、客がポイントを累積するよう促進することができる販売データ処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の販売データ処理装置は、客が携帯する記憶媒体から、客の購入実績に係る情報を受付ける受付手段と、値引券の発券に必要な前記購入実績を示す発券条件を、前記購入実績が多いほど、前記購入実績に対する前記値引券1枚あたりの還元額の比率を示した還元率を段階的に増加させて複数設定した発券条件テーブルを参照して、前記受付手段が受付けた前記購入実績が、少なくとも1つの前記発券条件に達したか否か判定する判定手段と、前記判定手段が前記発券条件に達したと判定した場合には、前記値引券を発券するか否かの選択を受付ける選択受付手段と、前記選択受付手段が前記値引券を発券する旨の選択を受付けた場合には、前記発券条件テーブルに基づいて、前記発券条件に対応する前記還元額の前記値引券を発券する発券手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、客が携帯する記憶媒体から、客の購入実績に係る情報を受付ける受付手段と、値引券の発券に必要な前記購入実績を示す発券条件を、前記購入実績が多いほど、前記購入実績に対する前記値引券1枚あたりの還元額の比率を示した還元率を段階的に増加させて複数設定した発券条件テーブルを参照して、前記受付手段が受付けた前記購入実績が、少なくとも1つの前記発券条件に達したか否か判定する判定手段と、前記判定手段が前記発券条件に達したと判定した場合には、前記値引券を発券するか否かの選択を受付ける選択受付手段と、前記選択受付手段が前記値引券を発券する旨の選択を受付けた場合には、前記発券条件テーブルに基づいて、前記発券条件に対応する前記還元額の前記値引券を発券する発券手段と、して機能させることを特徴とする。
本発明にかかる販売データ処理装置およびプログラムは、値引券の発券に必要な購入実績を示す発券条件を、購入実績が多いほど購入実績に対する還元率を段階的に増加させて設定した発券条件テーブルを参照して、受付手段が受付けた購入実績が発券条件に達したか否かを判定手段が判定し、発券条件に達したと判定した場合には、選択受付手段が値引券を発券するか否かの選択を受付けるため、購入実績が発券条件に達した時点で、より還元率の高い条件でさらに購入実績を累積するように客を誘導することが可能となり、客がポイントを累積するよう促進することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる販売データ処理装置およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態においては、スーパーマーケット等の店舗において使用されるPOS端末に販売データ処理装置を適用する場合について説明する。
図1は、本実施の形態にかかるPOS端末1の構成を概略的に示した外観斜視図である。POS端末1は、現金等を収容するためのドロワ12の上に載置されており、このドロワ12の引出し12aの開閉を制御する。POS端末1の正面側には、登録、点検、精算、設定などの各種業務モードを選択するためのモードキー14が設けられている。また、POS端末1の正面に設けられたキーボード13には、オペレータ(店員)が、例えば預かり金額などを置数するための置数キーや、1商取引として販売登録が行われた商品の合計出力を指示する小計キーなど、各種操作入力を行うための操作キーが配置されている。また、キーボード13に近接する位置には、客の会員カード2の磁気情報20(図2参照)を読み取るカードリーダ11が設けられている。
ここで、会員カード2の磁気情報20には、図2に示すように、客を識別する会員番号や、会員がこれまでの買物で貯めた累積ポイント数等が記憶されている。カードリーダ11は、磁気情報20から、客の会員番号や、累積ポイント数を読み取る。
また、POS端末1には、商品や値引券3に付与されたバーコードを読取るためのスキャナ19が接続されている。また、POS端末1には、正面側には店員用ディスプレイ15が、背面側には客用ディスプレイ16が取り付けられており、これらは販売登録された商品の品名、価格や、販売登録の終了が宣言された1商取引の合計金額、釣銭額などを表示するもので、液晶カラーディスプレイ等が用いられる。店員用ディスプレイ15および客用ディスプレイ16の表面にはタッチパネル25および26が設けられており、タッチ入力が可能となっている。また、POS端末1は、レシート、ジャーナルやポイント券を印字するプリンタ17を内蔵しており、プリンタ17によって印字されたレシート、ジャーナルや値引券3(図8参照)はPOS端末1の正面側に形成されたレシート発行口18から発行される。
図3は、POS端末1の電装系の構成を示すブロック図である。POS端末1は、CPU(Central Processing Unit)と、記憶手段として機能するROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)(いずれも不図示)等から構成されるコンピュータ構成の制御部31を備えている。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶するものであり、商品の販売記録を示す販売データや、店員用ディスプレイ15や客用ディスプレイ16に表示する各種の画面表示データを記憶するものである。
制御部31は、I/O機器制御部34およびバス32を介して、キーボード13、店員用ディスプレイ15、客用ディスプレイ16、プリンタ17、スキャナ19、カードリーダ11、HDD40等のI/O機器を制御し、POS端末1のシステム全体を制御するものである。また、制御部31は、通信I/F33を介してLAN(Local Area Network)で接続されたストアサーバ(不図示)と相互に通信を行うことが可能となっている。本実施の形態のPOS端末1は、1台のPOS端末1が単独で商品登録および商品販売登録等を行っても良いし、店舗内に複数のPOS端末1が設置される場合には、これら複数のPOS端末1をストアサーバに接続して、商品登録および商品販売登録等の処理を一括して管理するように構成してもよい。
ここで、HDD40は、記憶手段として機能するものであり、CPUが実行する各種プログラムの他、発券条件テーブル41(図4参照)を格納している。
発券条件テーブル41とは、値引券3の発券に必要とされる購入実績としての交換ポイント数と、この交換ポイント数に達した場合に発券できる値引券3の還元額や、交換ポイント数と還元額の比率である還元率を対応付けて、値引券3の発券条件として設定するテーブルである。
次に、発券条件テーブル41において設定される各項目について説明する。図4に示すように、累積ポイントが発券条件1の500ポイントとなった場合には、還元額が500円である値引券3を発券するので、1ポイントあたりの還元額は1円となり、発券条件1の還元率は交換ポイント数の1倍となる。また、累積ポイントが発券条件2の1000ポイントとなった場合には、還元額が1500円である値引券3を発券するので、1ポイントあたりの還元額は1.5円となり、発券条件2の還元率は交換ポイント数の1.5倍となる。さらに、累積ポイントが発券条件3の2000ポイントとなった場合には、還元額が4000円である値引券3を発券するので、1ポイントあたりの還元額は2円となり、発券条件3の還元率は交換ポイント数の2倍となる。
即ち、発券条件テーブル41では、発券条件が1から2へ、2から3へと上位となって交換ポイント数が増加するほど、還元率が段階的に増加するよう設定されている。このように設定すると、客にとっては上位の発券条件でポイント交換をする方が好条件となるため、ポイント累積を動機としてこの店舗での商品購入が増加することが見込まれる。
また、図4に示すように、発券条件テーブル41には、各発券条件に対して自動発券フラグが「0」か「1」の2値で設定され、最上位の発券条件3に対しては自動発券フラグが1と設定され、最上位以外の発券条件1、2に対しては自動発券フラグが0と設定される。そしてPOS端末1は、後述する値引券3の発券処理(図9参照)において、累積ポイント数が各発券条件に達した場合にこの自動発券フラグを参照することにより、値引券3を自動的に発券するか否かを判定する。即ち、自動発券フラグが「1」の場合には、POS端末1は受付画面5を表示せずに発券条件3に対応する値引券3を自動的に発券する。一方、POS端末1は、自動発券フラグが「0」の場合には、各発券条件に対応する値引券3を発券するか否かの選択を受付ける受付画面5(図7参照)を表示する。
次に、発券条件テーブル41の設定方法について、図5および図6を用いて説明する。図5は、POS端末1において、店員用ディスプレイ15に表示される発券条件設定画面4の一例を示した平面図である。発券条件テーブル41の設定内容は、図5に示す発券条件設定画面4において各項目の値を入力することで設定することができる。
図5に示すように、発券条件設定画面4では、キーボード13のテンキーまたは店員用ディスプレイ15に設けられたタッチパネル25のテンキーからの入力を受付けて、各発券条件1〜3に対する各値引券3の発券に必要な交換ポイント数および各値引券3の還元額や還元率の入力を受け付けられるようになっている。還元額および還元率の入力値は連動しており、還元額に500と入力された場合には交換ポイント数500に対する還元率が1.0倍と計算されて表示され、逆に還元率に1.0倍と入力された場合には交換ポイント数500に対する還元額が500円と計算されて表示される。
また、入力された還元率が、下位の発券条件の還元率よりも低い場合には、POS端末1は「還元率には1.0倍より大きい値を入力して下さい」「還元額には500円より大きい値を入力して下さい」などと表示する。これにより、上位の発券条件となるにつれて還元率が増加するよう設定することが容易になる。尚、発券条件テーブル41には、初期設定として、発券条件が上位になるにつれ還元率が段階的に増加するように還元額や還元率が設定されているとしても良い。
次に、発券条件の設定処理の手順について、図6を用いて説明する。図6は、発券条件の設定処理の手順を説明するフローチャートである。
まず、POS端末1は、POS端末1の各種設定を行うモードにおいて、設定メニューから発券条件設定を選択する等して、店員用ディスプレイ15に、発券条件設定画面4(図5参照)を表示する(ステップS1)。次に、キーボード13やタッチパネル25のテンキー等からの入力を受付けて、各発券条件1〜3に対する各値引券3の発券に必要な交換ポイント数および各値引券3の還元額または還元率の入力を受付ける(ステップS2)。そして、図5に示す発券条件設定画面4において、キーボード13やタッチパネル25からの入力によって「保存」が選択操作されたか否かを判定する(ステップS3)。「保存」が選択操作された場合(ステップS3:Yes)、各発券条件に対して入力された交換ポイント数、還元額、還元率を発券条件テーブル41に保存する(ステップS4)。そして、キーボード13やタッチパネル25によって発券条件設定画面4(図5参照)の「終了」が選択操作された場合(ステップS5:Yes)には発券条件設定画面4を閉じて設定処理を終了する(ステップS6)。ステップS3において「保存」が選択操作されていない場合(ステップS3:No)、またはステップS5において「終了」が選択操作されていない場合(ステップS5:No)には、ステップS2に戻って「保存」「終了」が選択操作されるまで各種入力を受付ける。
次に、制御部31の詳細について説明する。図3に示すように、制御部31は、ポイント受付部35と、判定部36と、表示部37と、選択受付部38と、発券部39とを主に備えている。
ポイント受付部35は、ポイント受付手段として機能するものであり、カードリーダ11で会員カード2の磁気情報20(図2参照)を読みとって、会員カード2に記憶された会員情報から、客がこれまでに累積した累積ポイントの入力を受付けるものである。
判定部36は、判定手段として機能するものであり、発券条件テーブル41を参照して、ポイント受付部35が受付けた累積ポイント数が、少なくとも1つの発券条件の交換ポイント数に達したか否かを判定するものである。一例として、ポイント受付部35が、図2に示す会員カード2の磁気情報20から累積ポイントを500と受付けた場合に、判定部36は、図4に示す発券条件テーブル41を参照して、発券条件1の交換ポイント数500ポイントに達したと判定する。
また、判定部36は、累積ポイント数が複数の発券条件に達していると判定した場合には、複数の発券条件のうち最上位の発券条件に対して、その発券条件の交換ポイント数に達したと判定する。即ち、ポイント受付部35が受付けたポイントが1000ポイントである場合、図4を参照すると、交換ポイント数が500の発券条件1、および交換ポイント数が1000ポイントの発券条件2に達しているが、判定部36は、より上位である発券条件2に達したと判定する。
判定部36は、ポイント受付部35が受付けた累積ポイント数が、発券条件テーブル41において設定されている最上位の発券条件に達したか否か判定する。即ち、判定部36は、累積ポイント数が少なくとも1つの発券条件の交換ポイント数に達したと判定した場合に、さらに、図4に示す発券条件テーブル41を参照して、該当する発券条件の自動発券フラグが1であるか否か判定し、1である場合には最上位の発券条件に達したと判定する。具体的には、ポイント受付部35が累積ポイント数は1000と受付けた場合には、図4を参照すると、該当する最上位の発券条件は交換ポイント数1000の発券条件2であり、自動発券フラグの値は0であるから、最上位の発券条件ではないと判定する。一方、ポイント受付部35が累積ポイント数は2000と受付けた場合には、該当する最上位の発券条件は交換ポイント数2000の発券条件3であり、自動発券フラグの値は1であるから、最上位の発券条件に達したと判定する。
表示部37は、表示手段として機能するものであり、判定部36が、ポイント受付部35が受付けた累積ポイント数が少なくとも1つの発券条件に達したと判定した場合であって、かつ、到達した発券条件が最上位の発券条件ではないと判定した場合に、その発券条件に対応する値引券3を発券するか否かの選択を受付ける受付画面5(図7参照)を店員用ディスプレイ15または客用ディスプレイ16に表示する。
具体的には、上述のように判定部36によって、ポイント受付部35が受付けた累積ポイント数が発券条件1の交換ポイント数500ポイントに達していると判定した場合であって、かつ、該当する発券条件1の自動発券フラグが0であると判定した場合に、表示部37は、図7に示すように、「値引券を発券しますか?」等のメッセージを提示する受付画面5を店員用ディスプレイ15または客用ディスプレイ16に表示する。受付画面5には、図7に示すように、現在のポイント数や交換ポイント数、交換後のポイント残数などが提示され、さらに、現時点で値引券3を発券するか発券しないかを選択する選択キーが「発券する」「発券しない」と表示される。
選択受付部38は、選択受付手段として機能するものであり、店員または客が店員用ディスプレイ15または客用ディスプレイ16に備えられたタッチパネル25、26をタッチ入力して受付画面5に表示された「発券する」または「発券しない」のいずれか一方の選択キーを選択した場合に、値引券3を発券する旨の選択、或いは発券せずにポイントを貯める旨の選択を受付ける。
発券部39は、発券手段として機能するものであり、選択受付部38が、値引券3を発券する旨の選択を受付けた場合には、発券条件テーブル41に基づいて、判定部36が上述のように判定した発券条件に対する還元額の値引券3(図8参照)を、プリンタ17で印刷して、レシート発行口18から発券する。値引券3には、図8に示すように、値引券の名称や、還元額、値引券3の発行日および使用期限、そしてこれらの情報を記憶したバーコードまたは2次元コードが印刷される。
また、発券部39は、判定部36によってポイント受付部35が受付けた累積ポイント数が、発券条件テーブル41において設定されている最上位の発券条件に達したと判定した場合に、発券条件テーブル41を参照して、最上位の発券条件に対応する還元額の値引券3を発券する。具体的には、上述のように判定部36が、最上位の発券条件3に達したと判定した場合に、図4に示す発券条件テーブル41を参照して、発券条件3の還元額である4000円分の値引券3をプリンタ17で印刷して、レシート発行口18から発券する。
次に、POS端末1が行う値引券3の発券処理の手順について説明する。図9は、値引券3の発券処理の手順を説明するフローチャートである。
まず、店員がカードリーダ11により会員カード2をスキャンすることにより、ポイント受付部35は、会員カード2の磁気情報20から、客がこれまでに累積した累積ポイント数の入力を受付ける(ステップS11)。次に、判定部36は、発券条件テーブル41を参照して、ステップS11で受付けた累積ポイント数が、少なくとも1つの発券条件の交換ポイント数に達したか否かを判定する(ステップS12)。判定部36は、少なくとも1つの交換ポイント数に達したと判定した場合には(ステップS12:Yes)、該当する発券条件の自動発券フラグが1であるか否かを、発券条件テーブル41(図4参照)を参照して判定する(ステップS13)。
自動発券フラグが1である場合(ステップS13:Yes)、発券部39は、発券条件テーブル41の最上位の発券条件に対応する還元額を記載した値引券3を印刷し、レシートとともにレシート発行口18から発券して(ステップS16)、発券処理を終了する。
一方、自動発券フラグが1でない場合、即ち0である場合(ステップS13:No)、表示部37は、受付画面5(図7参照)を店員用ディスプレイ15または客用ディスプレイ16に表示する(ステップS14)。その後、選択受付部15は、受付画面5から、現時点で値引券3を発券するか否かの選択操作を受付ける(ステップS15)。受付画面5において、「発券する」旨の選択操作を受付けた場合(ステップS15:Yes)、発券部39は、発券条件テーブル41に基づいて、該当する発券条件の還元額を記載した値引券3を印刷し、レシートとともにレシート発行口18から発券して(ステップS17)、発券処理を終了する。
尚、ステップS12で交換ポイント数に達していないと判定した場合(ステップS12:No)、または、ステップS15で受付画面5において「発券しない」旨を受付けた場合には(ステップS15:No)、発券部39は、現在の累積ポイント数を記載したレシート(不図示)のみ印刷してレシート発行口18から発行する(ステップS18)。
本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のPOS端末1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態のPOS端末1で実行されるプログラムは、上述した各部(ポイント受付部35、判定部36、表示部37、選択受付部38、発券部39)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、ポイント受付部35、判定部36、表示部37、選択受付部38、発券部39が主記憶装置上に生成されるようになっている。
上述のように、本実施の形態のPOS端末1は、ポイント受付部35が受付けた累積ポイント数が発券条件テーブル41に設定された交換ポイント数に達した場合に、受付画面5から値引券3を発券するか発券せずにポイントを貯めるかの選択を受け付けるため、発券可能なポイント数に達した時点で、より還元率の高い条件でポイントを貯めるように客を誘導することが可能となり、客がポイントを累積するよう促進することができるという効果を奏する。
尚、図7に示した受付画面5のその他の例として、図10に示すように「このままポイントをためると還元率が1.5倍に上がります」など、交換ポイント数が増加するほど還元率が段階的に増加することを表示して、ポイント累積を続ける場合の利点を示すメッセージを客用ディスプレイ16に表示するとしても良い。また、図10に示すように、各発券条件の交換ポイント数に対する還元額を表示したり、交換ポイント数が増加するほど還元率が段階的に増加する対応関係を表示したりして、ポイントの累積を促進することは可能である。また、還元率を数値で表すとともに、星印などのマークを表示して還元率が段階的に増加することを強調するとしても良い。このようにすることで、客に対してより有利なポイント交換を分かりやすく提案することができ、客がポイントを累積するよう促進することができるという効果を奏する。
尚、上述では、受付手段としてのポイント受付部35が累積ポイント数を受付けるとしたが、これに限定されるものではない。その他の例として、会員カード2に、客がこれまで店舗において商品を購入した購入金額の累計である累計購入金額を記憶しておき、受付手段が客の購入実績として累計購入金額を会員カード2から受付けるとしても良い。この場合、発券条件テーブル41においては、発券条件として累計購入金額が複数設定され、判定部36は、会員カード2から受付けた累計購入金額と、発券条件テーブル41に設定された累計購入金額を比較することにより、発券条件に達したか否かを判定する。これにより、還元率が累計購入金額に対する還元額として表されるため、客にとって還元率が分かり易いという効果を奏する。
尚、上述では、図4に示すように発券条件1〜3により発券条件を3つ設定したが、これに限定されず、発券条件は複数であれば良く、3つ以下或いは3つ以上設定されても良い。
1 POS端末
2 会員カード
3 値引券
4 発券条件設定画面
5 受付画面
31 制御部
35 ポイント受付部
36 判定部
37 表示部
38 選択受付部
39 発券部
41 発券条件テーブル
2 会員カード
3 値引券
4 発券条件設定画面
5 受付画面
31 制御部
35 ポイント受付部
36 判定部
37 表示部
38 選択受付部
39 発券部
41 発券条件テーブル
Claims (6)
- 客が携帯する記憶媒体から、客の購入実績に係る情報を受付ける受付手段と、
値引券の発券に必要な前記購入実績を示す発券条件を、前記購入実績が多いほど、前記購入実績に対する前記値引券1枚あたりの還元額の比率を示した還元率を段階的に増加させて複数設定した発券条件テーブルを参照して、前記受付手段が受付けた前記購入実績が、少なくとも1つの前記発券条件に達したか否か判定する判定手段と、
前記判定手段が前記発券条件に達したと判定した場合には、前記値引券を発券するか否かの選択を受付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段が前記値引券を発券する旨の選択を受付けた場合には、前記発券条件テーブルに基づいて、前記発券条件に対応する前記還元額の前記値引券を発券する発券手段と、
を備えたことを特徴とする販売データ処理装置。 - 前記判定手段が前記購入実績は前記発券条件に達したと判定した場合には、前記値引券を発券するか否かの選択を受付ける受付画面を表示する表示手段をさらに備え、
前記選択受付手段は、前記受付画面において前記値引券を発券するか否かの選択を受付けることを特徴とする請求項1に記載の販売データ処理装置。 - 前記受付手段は、前記購入実績として、購入金額に応じて付与されるポイントを累積した累積ポイント数を受付ける、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の販売データ処理装置。 - 前記受付手段は、前記購入実績として、客がこれまで店舗において商品を購入した購入金額の累計である累計購入金額を受付ける、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の販売データ処理装置。 - 前記判定手段は、さらに、前記受付手段が受付けた前記購入実績が、前記発券条件テーブルにおいて設定されている最上位の発券条件に達したか否か判定し、
前記発券手段は、前記判定手段が前記購入実績は前記最上位の発券条件に達したと判定した場合には、前記発券条件テーブルを参照して、前記最上位の発券条件に対応する還元額の前記値引券を発券する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の販売データ処理装置。 - コンピュータを、
客が携帯する記憶媒体から、客の購入実績に係る情報を受付ける受付手段と、
値引券の発券に必要な前記購入実績を示す発券条件を、前記購入実績が多いほど、前記購入実績に対する前記値引券1枚あたりの還元額の比率を示した還元率を段階的に増加させて複数設定した発券条件テーブルを参照して、前記受付手段が受付けた前記購入実績が、少なくとも1つの前記発券条件に達したか否か判定する判定手段と、
前記判定手段が前記発券条件に達したと判定した場合には、前記値引券を発券するか否かの選択を受付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段が前記値引券を発券する旨の選択を受付けた場合には、前記発券条件テーブルに基づいて、前記発券条件に対応する前記還元額の前記値引券を発券する発券手段と、
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2009195769A JP2011048578A (ja) | 2009-08-26 | 2009-08-26 | 販売データ処理装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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