JP5570862B2 - 管継手 - Google Patents
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Description
本発明の管継手の内部を洗浄する際には、第1部品と第2部品を分離し、各部品を別々に洗浄すればよい。2つの部品を分離した状態では、一方の部品の端面の近傍にシール部材が位置するので、シール部材を外して洗浄することが可能である。
シール部材を密着させるシール面を、操作面が露出している第1部品にではなく、第2部品の内周に形成している。これにより、第1部品と第2部品の隙間を通ってシール部材まで到達したとしても、その水は、シール面よりも第2部品の内部側へ流れることはなく、第1部品の内周と管状部材の外周との隙間を通り、第1部品の操作面側の端部から継手本体の外部へ流出する。したがって、継手本体の外部の水が、管状部材の流路内に浸入する虞はない。
第1部品と第2部品を合体した状態では、シール溝内に収容されたシール部材が、シール溝の内面の間で継手本体の軸線方向に挟まれて弾性変形する。これにより、継手本体の外部の水が、第1部品と第2部品の隙間を通ってシール部材に到達したとしても、その水が、シール部材よりも内周側へ浸入する虞はない。
操作面はテーパ状をなしているので、操作面の最大外径が小さくても、操作面の面積を大きく確保することができる。これにより、小型化と作業性の向上を両立させることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態の管継手Aは、化粧品や医薬品等のように品目の種類が多い製品を製造するための製造設備(図示省略)において、装置間を繋ぐチューブB(本発明の構成要件である管状部材)を接続する手段として用いられる。製造設備では、複数品目の製品の製造が行われ、1つの品目の製造が終わると、必ず、製造設備において流体を流す経路を洗浄する。洗浄の際には、チューブBと、管継手Aを外して、それらの内部を洗浄する。
次に、本発明を具体化した実施形態2を図5及び図6を参照して説明する。本実施形態2は、操作部材39の大径部40及び操作面41を上記実施形態1の操作部材27とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、第1部品と第2部品を分離したときにシール部材が第2部品側に残るようにしたが、両部品を分離したときにシール部材が第1部品側に残るようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、第1部品と第2部品を合体させた状態で、シール部材が、シール溝の前後両内面の間で継手本体の軸線方向に挟まれて弾性変形するようにしたが、両部品を合体させた状態で、シール部材がシール溝の前後両内面の間で挟まれないようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、管状部材を合成樹脂製のチューブとしたが、管状部材は、保持片よりも軟質の金属材料からなるパイプであってもよい。
(4)上記実施形態では、楔状の食い込み突起を管状部材の外周に食い込ませることによって管状部材を抜止めしたが、保持片を管状部材に食い込ませず、保持片と管状部材との間の摩擦抵抗によって管状部材を抜止めしてもよい。
(5)上記実施形態では、操作部材と保持片とを別体の部品としたが、保持片を操作部材に一体に形成してもよい。
(6)上記実施例では、第1部品と第2部品を分離した状態で外せる部品がOリングだけであったが、Oリングに限らず、他の部品(ロック用の保持片等)も外せるようにしてもよい。このようにすれば、外した部品も確実に洗浄できるとともに、外した後の部品の内部も確実に洗浄することができる。
B…チューブ(管状部材)
10…継手本体
11…第1部品
12…第2部品
24…保持片
27…操作部材
31…操作面
34…シール面
35…Oリング(シール部材)
36…シール溝
39…操作部材
41…操作面
Claims (4)
- 管状部材の挿入が可能な筒状をなす継手本体と、
前記管状部材が貫通可能な筒状をなし、操作面を前記継手本体の外部に露出させた状態で、前記継手本体に対して軸線方向への相対変位を可能に取り付けられた操作部材と、
前記継手本体内に収容され、挿入された前記管状部材の外周に対し弾性的に当接することで、前記管状部材を抜止めする保持片と、
前記継手本体内に形成したシール溝に収容され、前記継手本体の内周と前記管状部材の外周とに液密状に密着するシール部材とを備え、
前記操作面を押して前記操作部材を軸線方向へ変位させると、前記保持片が径方向外側へ変位して前記解除部材から解離することで、前記管状部材に対する抜止めが解除されるようになっており、
前記継手本体が、前記シール部材の収容位置の近傍において軸線方向に分離可能であり、且つ合体可能な第1部品と第2部品とを備えて構成されている管継手であって、
第1部品の前端部内周に形成され、前記第1部品の前端面に開放された形態であって前記操作部材の一部を収容する収容空間と、
前記第1部品の内周に形成され、前記第1部品の後端面に開放された形態の連結空間と、
前記第1部品の内周に形成され、前記収容空間と前記連結空間とを仕切るように径方向内側へ壁状に突出した形態の壁状部と、
前記第2部品の内周に形成され、前記第2部品の前端面に開放された形態であって、前記シール部材を収容可能な段差状凹部とを備え、
前記第1部品と前記第2部品は、前記連結空間内に前記第2部品の前端側部分を収容するように組み付けられて合体されていて、
前記第1部品と前記第2部品が合体した状態では、前記壁状部が前記段差状凹部の前面の開口を塞ぐことにより、前記継手本体の内周に前記シール溝が構成されていることを特徴とする管継手。 - 前記第1部品と前記第2部品を合体した状態では、前記操作面が、前記第1部品における前記第2部品とは反対側である前端部から露出しており、
前記第2部品の内周には、前記シール部材を液密状に密着させるためのシール面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の管継手。 - 前記継手本体の軸線方向における前記シール溝の寸法が前記シール部材よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の管継手。
- 前記操作面は、前記継手本体の軸線に対して傾斜したテーパ状をなしていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の管継手。
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