JP5569013B2 - 液晶表示素子及び液晶表示素子を備える投射型液晶表示装置 - Google Patents
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Description
(b)次いで、透明基板210全体をマスク600ごとエッチング液に浸漬し、マスク600の開口部610からウエットエッチングする(図13B参照)。
(c)次いで、エッチング形状が所定の曲率半径に達したらエッチングを停止する(図13C参照)。
(d)その後、マスク600を剥離する(図13D参照)。
(e)次いで、凹部形状のエッチング部510に、透明基板210より屈折率の高い光硬化型又は熱硬化型の樹脂700を滴下する(図13E参照)。
(f)次いで、カバーガラス800を貼りつけ、光照射又は加熱により樹脂を硬化させ、カバーガラス800を接着する(図13F参照)。
(g)最後に、カバーガラス800を所定の厚さまで研磨してマイクロレンズ基板を得る(図13G参照)。
(e)凹部形状のエッチング部510に透明基板210より高屈折率の無機膜900をP−CVD(プラズマCVD)法で積層して凹部形状のエッチング部510に充填する(図14A参照)。なお、透明基板210より高屈折率の無機膜900としては、例えばSiONなどがある。
(f)次いで、高屈折率の無機膜900の表面を研磨、平坦化する(図14B参照)。
(g)そして、カバーガラス800(図13F及び図13G参照)の代わりにSiOなどの低屈折率の無機膜を、P−CVD法で所定の厚さに積層して無機カバー層910を形成し、マイクロレンズ基板を得る(図14C参照)。なお、ここで無機カバー層910に低屈折率の無機膜を積層する理由は、マイクロレンズの集光効率を最大化するために、ある程度、マイクロレンズから液晶面(図12参照)までの厚さが必要であるからである。その厚さは、空気中の光学的厚さとして示されるが、実際の無機膜の厚さは、空気中の光学的厚さ×屈折率で表される。しかし、生産上は無機カバー層910をなるべく薄くして積層時間を短縮することが望ましいことから、無機カバー層910には低屈折率の無機膜が用いられる。
1.投射型液晶表示装置の全体構成
2.液晶表示素子の構成及び製造方法
3.液晶表示素子の変形例
図1に示すように、本実施形態に係る投射型液晶表示装置1は、光を発する光源11と、対をなす第1フライアイレンズ12及び第2フライアイレンズ13と、これらのフライアイレンズ12,13の間に設けられ、光路(光軸10)を第2フライアイレンズ13側に略90度曲げるように配置された全反射ミラー14とを備えている。
図2及び図3は、液晶表示素子25R,25G,25Bの構成例を示している。なお、図3は図2に示すA部分の拡大図である。液晶表示素子25R,25G,25Bは、それぞれ変調対象となる光の成分が異なるのみで、その機能、構成は実質的に同じである。以下では、各色用の液晶表示素子25R,25G,25Bの構成をまとめて液晶表示素子25として説明する。
次に、液晶表示素子25の変形例について説明する。上述してきた実施形態では、画素開口70に対して、分割マイクロレンズ90Aを2×2個配置したが、分割マイクロレンズ90Aは画素開口70に対して2×2個に限らず、n×n個(nは整数)配置することができる。各分割マイクロレンズ90Aは、縦横の画素ピッチpμm×pμmの液晶パネル1画素に対して、1辺がp/nμm×p/nμmの正方形状のサイズとなる。
11 光源
25 液晶表示素子
27 投射レンズ
40 対向基板(第1基板)
41 マイクロレンズアレイ
50 液晶層
60 TFT基板(第2基板)
70 画素開口(画素の開口部)
90 マイクロレンズ
90A 分割マイクロレンズ
91 光軸
92 形状中心(レンズ形状の中心)
d 偏倚量
Claims (2)
- 光入射側から順に、複数のマイクロレンズが配列されたマイクロレンズアレイと、カバー層と、を有する第1基板と、
前記第1基板の光出射側に形成され、画素ごとに前記第1基板から入射した光を変調可能な液晶層と、
前記液晶層の光出射側に形成され、前記画素の開口部を画定する遮光層を有する第2基板と、を備え、
前記マイクロレンズは、各前記開口部に対してn×n個(nは2以上の整数)を2次元配列し、その光軸はレンズ形状の中心に対して前記開口部の中心側に偏倚しており(前記nが奇数の場合に前記開口部の中央に位置するマイクロレンズを除く)、前記nが奇数の場合に前記開口部の中央に位置するマイクロレンズの光軸はレンズ形状の中心に対して偏倚しておらず、
前記マイクロレンズのサイズは、画素ピッチの1/nであり、
前記カバー層の厚みは、各前記開口部に対して2次元配列されたn×n個のマイクロレンズのレンズ焦点が前記開口部において前記液晶層に面する遮光膜の位置に調整されている液晶表示素子。 - 光を発する光源と、
前記光源から出射された光を光学的に変調する液晶表示素子と、
前記液晶表示素子によって変調された光を投射する投射レンズと、を備え、
前記液晶表示素子は、
光入射側から順に、複数のマイクロレンズが2次元配列されたマイクロレンズアレイと、カバー層と、を有する第1基板と、
前記第1基板の光出射側に形成され、画素ごとに前記第1基板から入射した光を変調可能な液晶層と、
前記液晶層の光出射側に形成され、前記画素の開口部を画定する遮光層を有する第2基板と、を備え、
前記マイクロレンズは、各前記開口部に対してn×n個(nは2以上の整数)を2次元配列し、その光軸はレンズ形状の中心に対して前記開口部の中心側に偏倚しており(前記nが奇数の場合に前記開口部の中央に位置するマイクロレンズを除く)、前記nが奇数の場合に前記開口部の中央に位置するマイクロレンズの光軸はレンズ形状の中心に対して偏倚しておらず、
前記マイクロレンズのサイズは、画素ピッチの1/nであり、
前記カバー層の厚みは、各前記開口部に対して2次元配列されたn×n個のマイクロレンズのレンズ焦点が前記開口部において前記液晶層に面する遮光膜の位置に調整されている投射型液晶表示装置。
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