JP5568539B2 - 偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5568539B2
JP5568539B2 JP2011228477A JP2011228477A JP5568539B2 JP 5568539 B2 JP5568539 B2 JP 5568539B2 JP 2011228477 A JP2011228477 A JP 2011228477A JP 2011228477 A JP2011228477 A JP 2011228477A JP 5568539 B2 JP5568539 B2 JP 5568539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film thickness
light source
reflecting surface
laser beam
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011228477A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013088590A (ja
Inventor
竜太郎 戸所
英樹 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2011228477A priority Critical patent/JP5568539B2/ja
Publication of JP2013088590A publication Critical patent/JP2013088590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5568539B2 publication Critical patent/JP5568539B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

本発明は、光源から出射された光を像担持体の主走査方向に走査させることによって静電潜像を形成する光走査装置及び画像形成装置、並びにこれらに用いられる偏向部材及びその反射面の膜厚設定方法に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置に用いられている光走査装置は、光源とポリゴンミラーを有し、光源を出射したレーザー光が、回転駆動しているポリゴンミラーに反射して感光体ドラムの主走査方向に走査することによって感光体ドラム上に静電潜像を形成する。
ポリゴンミラーの各面は鏡面になっており、回転しながら面ごとにレーザー光を反射して主走査方向に走査する。そして、感光体ドラムに十分な光量のレーザー光を照射するために、ポリゴンミラーの反射率は主走査方向に対して均一とする等、鏡面はレーザー光に最適な反射特性である必要がある(特許文献1〜4参照)。
特開平6−51223号公報 特開2001−337285号公報 特開2007−156248号公報 特開2009−25738号公報
一般的に、ポリゴンミラーは、材質としてアルミニウム、プラスチック、ガラス等が用いられ、鏡面に蒸着膜や陽極酸化膜を施すことによって反射率を増加させたり、酸化(錆)を防止したりしている。また、レーザー光の鏡面での反射率は、所定の波長のレーザー光にのみ最適化されているのが一般的である。言い換えると、所定の波長のレーザー光を鏡面で反射させて感光体ドラムに照射させたときの感光体ドラム上における光量分布が均一になるように鏡面の反射率が調整されている。
その為、所定の波長のレーザー光にのみ最適化されているポリゴンミラーに所定の波長以外のレーザー光を照射した場合、鏡面の反射特性が異なってくるため、感光体ドラム上の光量分布の均一性がなくなり、良好な画質の画像を形成できない。つまり、所定の波長のレーザー光にのみ最適化されているポリゴンミラーは、所定の波長以外のレーザー光を出射する光源に用いることができなかった。また、1つの発光部で構成されたシングルビーム方式の光源と複数の発光部で構成されたマルチビーム方式の光源についても、鏡面の反射特性が各光源によって異なるため、1つのポリゴンミラーを2つの方式の光源が共有することは困難であった。
更に、画像形成装置に使用される感光体ドラムとしては、有機感光体(Orgnic Photo Conductor(以下、「OPC」という))やアモルファスシリコン系(a−Si)感光体が広く用いられている。従来はOPCドラムが一般的であったが、昨今は表面硬度が高く耐摩耗性に優れているa−Siドラムの使用が主流となりつつある。そして、OPCドラムとa−Siドラムとでは、ドラム表面におけるレーザー光の光量(露光量)に対する感度がそれぞれ異なる。そのため、光走査装置は各ドラムに適した設計にする必要がある。つまり、それぞれのドラムについて光走査装置を設計、製造する必要があり、コストがかかっていた。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、異なる波長のレーザー光を出射する光源、又は異なる方式の光源に付け替えても、OPCドラム及びa−Siドラムのドラム表面における光量分布の均一性を保つことができる偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明の一の局面に係る偏向部材の反射面の膜厚設定方法は、金属層が成膜される反射面を有し、当該反射面でレーザー光を反射し被走査面を主走査方向に走査する偏向部材であって、前記金属層の膜厚によって前記反射面の反射率が変化する偏向部材の、前記膜厚を設定する方法であって、前記金属層の膜厚が異なる複数の測定用反射面を準備するステップと、露光量に対する感度として第1の露光特性を有する第1被走査面を露光させるために用いられる、第1の波長を有する第1レーザー光を発する第1光源を準備するステップと、露光量に対する感度として、前記第1の露光特性のn倍の第2の露光特性を有する第2被走査面を露光させるために用いられる、前記第1の波長とは異なる第2の波長を有する第2レーザー光を発する第2光源を準備するステップと、前記複数の測定用反射面の各々で前記第1レーザー光を反射させると共に、前記被走査面の主走査方向の各位置に対応する前記測定用反射面の各位置の反射率を各々求めることで、前記膜厚ごとの前記測定用反射面の前記各位置の反射率データの群からなる第1データを取得するステップと、前記複数の測定用反射面の各々で前記第2レーザー光を反射させると共に、前記被走査面の主走査方向の各位置に対応する前記測定用反射面の各位置の反射率を各々求めることで、前記膜厚ごとの前記測定用反射面の前記各位置の反射率データの群からなる第2データを取得するステップと、前記第1データに基づいて、前記膜厚ごとに、主走査方向の各位置の反射率の最大値と最小値との差である第1特性差を求めるステップと、前記第2データに基づいて、前記膜厚ごとに、主走査方向の各位置の反射率の最大値と最小値との差である第2特性差を求めるステップと、前記第2特性差に前記n倍を乗じて補正第2特性差を得るステップと、前記第1特性差と前記補正第2特性差とが等しくなる共通膜厚を求め、得られた前記共通膜厚を、前記偏向部材の前記反射面の前記膜厚として決定するステップと、前記共通膜厚が複数存在する場合には、これらの中から前記第1特性差と前記補正第2特性差との和が最小となる共通膜厚を前記膜厚として決定するステップと、前記共通膜厚が存在しない場合には、前記第1特性差と前記補正第2特性差との和が最小となる膜厚を、前記膜厚として決定するステップと、を備える。
この場合、前記第1被走査面がアモルファスシリコン感光体により形成される面であって、前記第1光源が、赤色波長領域のレーザー光を出射する光源であり、前記第2被走査面が有機感光体により形成される面であって、前記第2光源が、赤外波長領域のレーザー光を出射する光源であることが望ましい。
一般的に、像担持体としてアモルファスシリコン感光体を用いる場合は赤色波長領域のレーザー光を出射する光源を、有機感光体を用いる場合は赤外波長領域のレーザー光を出射する光源を使用する。そして、有機感光体の露光量変化に対する感度はアモルファスシリコン感光体の所定倍(約0.5倍)である。つまり、レーザー光の光量変化に対する有機感光体のドラム表面に形成される静電潜像の電化量の変化は、アモルファスシリコン感光体の半分となる。ここで、特性差とは、各膜厚における主走査方向各位置の反射率の最大値と最小値の差、即ち、主走査方向の光量分布を間接的に示すものだから、第2発光部が出射したレーザー光(赤外波長領域のレーザー光)の特性差を所定倍することによって有機感光体とアモルファスシリコン感光体の感度差を加味した補正とすることができる。
そして、前記第1特性差と前記補正第2特性差とが等しくなる共通膜厚を求め、得られた前記共通膜厚を、前記偏向部材の前記反射面の前記膜厚として決定する、前記共通膜厚が複数存在する場合には、これらの中から前記第1特性差と前記補正第2特性差との和が最小となる共通膜厚を前記膜厚として決定する、あるいは、前記共通膜厚が存在しない場合には、前記第1特性差と前記補正第2特性差との和が最小となる膜厚を、前記膜厚として決定することによって、赤色波長領域又は赤外波長領域の何れのレーザー光を用いても、像担持体(有機感光体とアモルファスシリコン感光体)上に形成される静電潜像の電荷量のバラツキを少なくし、画質悪化を抑えることができる。
また、前記第2特性差に前記n倍を乗じて補正第2特性差を得るステップを有するので、有機感光体とアモルファスシリコン感光体の感度差を加味した補正をすることができる。
本発明の他の局面に係る偏向部材は、金属層が成膜される反射面を有し、当該反射面でレーザー光を反射し被走査面を主走査方向に走査する偏向部材であって、前記金属層の膜厚によって前記反射面の反射率が変化する偏向部材において、前記金属層の膜厚が、上記に記載の膜厚設定方法により設定された膜厚を有している。
本発明のさらに他の局面に係る光走査装置は、前記第1の波長を有する第1レーザー光を発する第1発光部、又は、前記第2の波長を有する第2レーザー光を発する第2発光部からなる光源と、上記の偏向部材とを備える。
本発明のさらに他の局面に係る画像形成装置は、上記の光走査装置と、前記第1被走査面を備える像担持体と、を備え、前記光源として前記第1発光部が選ばれ、前記像担持体に画像データに基づいたレーザー光を前記第1発光部から照射する。或いは、上記の光走査装置と、前記第2被走査面を備える像担持体と、を備え、前記光源として前記第2発光部が選ばれ、前記像担持体に画像データに基づいたレーザー光を前記第2発光部から照射する。
これらの構成によれば、像担持体(有機感光体とアモルファスシリコン感光体)上に形成される静電潜像の電荷量のバラツキを少なくし、画質悪化を抑えることができる。
この発明によれば、色波長領域又は赤外波長領域のレーザー光を出射する複数種類の光源のうち何れの光源を用いても、像担持体(有機感光体とアモルファスシリコン感光体)上に形成される静電潜像の電荷量のバラツキを少なくし、画質悪化を抑えることができる。
また、一つの偏向部材が、複数種類の光源に対応可能となるため、部品等を共通化させることができ、装置の組み立て工程やコストを削減することができる。
画像形成装置の内部構造の概略図。 ポリゴンミラーの反射面にレーザー光を照射した状態を示す模式図。 レーザー光の照射制御系を示すブロック図。 シングルビーム方式の光源の外観図。 金属層の膜厚に対する赤色波長領域のレーザー光と赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分の特性差を示したグラフ。 露光量と白紙に対する色差の関係を示したグラフ。 図5のグラフに対してOPCドラムとa−Siドラムの感度差を加味した補正を行ったグラフ。 マルチビーム方式の光源の外観図。 金属層の膜厚に対する赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分とP偏光成分、赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分とP偏光成分の特性差を示したグラフ。 図9のグラフに対してOPCドラムとa−Siドラムの感度差を加味した補正を行ったグラフ。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る光走査装置を備えた画像形成装置の内部構成を概略的に示す図である。尚、本実施の形態では、画像形成装置としてプリンターを例に説明するが、この他にコピー機、ファクシミリ機、これら複数の機能を備えた複合機等、電子写真方式を採用した画像形成装置であればよい。また、本実施の形態で説明する画像形成装置はカラープリンターであるが、モノクロプリンターであっても構わない。
画像形成装置1は、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各色別の画像形成部2(2M、2C、2Y及び2K)を含むタンデム式のカラープリンターである。各画像形成部2M、2C、2Y及び2Kは、現像装置3、帯電器5、光走査装置6、トナー供給部7、クリーナー21及び1次転写ローラー9を含む。
トナー供給部7は、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの各色のトナーを貯蔵する。現像装置3は、トナー供給部7から供給されるトナーを感光体ドラム(像担持体)4に供給する。
感光体ドラム4は、後述する転写ベルト8の下方に位置し、転写ベルト8の外表面に接触した状態で配設されている。転写ベルト8の回転方向Bの上流側から、マゼンタ用感光体ドラム4、シアン用感光体ドラム4、イエロー用感光体ドラム4、及びブラック用感光体ドラム4が並設されている。また、感光体ドラム4は、OPCドラム又はa−Siドラムが利用可能であり、図1における時計回りの方向(図示のA方向)に回転する。
感光体ドラム4の対向する位置には、1次転写ローラー9が転写ベルト8の内表面に接触した状態で転写ベルト8を介して配置されている。1次転写ローラー9は、転写ベルト8の回転により従動回転するローラーであり、感光体ドラム4とで転写ベルト8をニップして、感光体ドラム4に形成された各色のトナー像を転写ベルト8に1次転写させる1次転写部Tを構成する。1次転写部Tにおいて、転写ベルト8に各色のトナー像が多重転写される。これにより、転写ベルト8にはカラーのトナー像が形成される。
帯電器5は、感光体ドラム4の周面を一様に帯電する。光走査装置6は、外部装置から送信された画像データに基づくレーザー光を感光体ドラム4の周面に導くポリゴンミラー(偏向手段)28を有している。ポリゴンミラー28は、後述するモーター32によって回転しつつ、各感光体ドラム4の周面上にレーザー光を主走査方向に走査して、各周面に静電潜像を形成する。尚、主走査方向とは、レーザー光が感光体ドラム4の長手方向に走査される方向である。ポリゴンミラー28は複数の感光体ドラム4間で共用されている。
現像装置3は感光体ドラム4にトナーを供給する。これにより、静電潜像にトナーが付着され、感光体ドラム4にトナー像が形成される。クリーナー21は、各感光体ドラム4の周面上に配置され、周面上の残留トナー等を除去する。
転写ベルト8は、感光体ドラム4の列の上方に配置されると共に、外表面が感光体ドラム4の周面に接触した状態となるように、従動ローラー10と駆動ローラー11との間に張設されている。また、転写ベルト8は、テンションローラー19によって上方に付勢されている。駆動ローラー11は、図略の駆動源による駆動力を受けて回転して、転写ベルト8を回転駆動させる。従動ローラー10は、転写ベルト8の回転によって従動回転する。これにより、転写ベルト8はB方向(反時計回りの方向)に回転する。
また、転写ベルト8は、駆動ローラー11に巻回されている部位が屈曲した状態となっており、この屈曲部位は、転写ベルト8に1次転写されたトナー像が用紙Pに2次転写される2次転写位置P1として設定されている。この2次転写位置P1には、転写ベルト8を介して駆動ローラー11に対向する2次転写ローラー18が設けられている。2次転写ローラー18は、駆動ローラー11との間でニップを形成して、該ニップを通過する用紙Pに、転写ベルト8の外表面上のトナー像を2次転写する。
2次転写位置P1の下方には、一対のレジストローラー17が配設されている。レジストローラー17は、用紙Pを2次転写位置P1に向けて適切なタイミングで搬送すると共に、用紙Pの斜め送りを修正する。
2次転写位置P1の上方には、2次転写位置P1でトナー像の2次転写が施された用紙Pに対して定着処理を施す定着装置14が設けられている。定着装置14は、加熱ローラー14aと加圧ローラー14bを有しており、この1対のローラーが定着ニップ部NPを形成している。用紙Pが定着ニップ部NPを通過することによって、加熱ローラー14aが用紙Pを加熱しつつ、加圧ローラー14bが用紙Pを押圧することによって、2次転写されたトナー像が用紙P上に定着する。
光走査装置6の下方位置には、用紙束を収納する給紙カセット12が配置されている。給紙カセット12と2次転写位置P1との間には、用紙Pを給紙カセット12から2次転写位置P1まで用紙Pを案内する用紙搬送路13が設けられている。用紙搬送路13には、上述のレジストローラー17が配設されている。また、用紙搬送路13には、レジストローラー17の他に、用紙Pを案内するための複数のローラー対が適所に配設されている。
加熱ローラー14a及び加圧ローラー14bは、用紙Pが定着ニップ部NPを通過した後、排出ローラー対151に向けて搬送する。画像形成装置1の上面には、定着装置14によって定着処理が施された用紙Pが排出される排出部16が形成されており、この排出部16と定着装置14との間には、用紙Pを案内するための用紙排出路15が設けられている。用紙Pは排出ローラー対151の駆動によって用紙排出路15に搬送され、排出部16に排出される。
図2は、ポリゴンミラー28の反射面(鏡面)282にレーザー光LBを照射した状態を示す模式図である。図3は、レーザー光の照射制御系を示すブロック図である。図4は、シングルビーム方式の光源31の外観図である。尚、図3ではコリメータレンズ及びfθレンズ等の光学部品については図示を省略している。
レーザー光生成部30は、レーザー光LBを発光する光源31及び光源31を駆動する駆動回路等から構成される。
図4に示すように、光源31としては、先端面Yにレーザーダイオード(発光部)LDを備えたシングルビーム方式の光源が用いられる。レーザーダイオードLDは、赤色波長領域(660nm〜680nm)又は赤外波長領域(770nm〜790nm)のレーザー光を出射するものとする。つまり、光走査装置6は赤色波長領域のレーザー光を出射するレーザーダイオードLD(第1発光部)を用いた光源、又は赤外波長領域のレーザー光を出射するレーザーダイオードLD(第2発光部)を用いた光源の何れかに付け替え可能である。光走査装置6に何れの種類の光源を搭載させるかは、回路設計時に決定され、決定した光源が回路組み立て時に組み付けられる。一般的に、感光体ドラム4としてa−Siドラムを用いる場合は赤色波長領域のレーザー光を出射する光源を、OPCドラムを用いる場合は赤外波長領域のレーザー光を出射する光源を使用する。
ポリゴンミラー28は、モーター32の駆動によって回転軸281を中心に矢印R1の方向に回転し、レーザー光生成部30で生成されたレーザー光LBを反射する。ポリゴンミラー28は、例えば正六角形の側面を有しており、6個の側面が反射面282に相当する。
露光制御部303は、レーザー光生成部30にレーザー光LBを照射させて感光体ドラム4に静電潜像を描画させる制御をする。即ち、露光制御部303は、モーター32によりポリゴンミラー28を回転させながら、記憶部301に記憶されている画像データをレーザー光生成部30に送り、レーザー光生成部30にレーザー光LBを出射させる。光源31が出射したレーザー光LBは、回転するポリゴンミラー28を照射し、反射面282で偏向されて、感光体ドラム4上に走査ラインSLを主走査方向D1に描画する。1つの反射面282で1本の走査ラインSLが描画される。こうして回転する感光体ドラム4に1本の走査ラインSLの描画を繰り返すことにより、副走査方向に沿って静電潜像が描画される。副走査方向は感光体ドラム4の回転方向R2に対応している。
図3に示すように、タイミング信号生成部305は、BD(Beam Detect)センサー27及びBD信号変換部29を備える。レーザー光LBは、感光体ドラム4の主走査方向D1の寸法よりも長い走査範囲内において、主走査方向D1に繰り返し走査される。BDセンサー27はその走査範囲のうち、レーザー光LBが感光体ドラム4の走査を開始する前にレーザー光LBを受光する位置に設置されている。
BDセンサー27はフォトセンサーであり、反射面282で反射されたレーザー光LBを受光すると、その受光信号をBD信号変換部29に出力する。BD信号変換部29は、その受光信号を矩形波のタイミング信号BDに整形し、タイミング信号BDを露光制御部303に出力する。
タイミング信号BDは、感光体ドラム4に静電潜像を描画する際の主走査方向D1の書き出し位置を揃えるための基準となる信号である。露光制御部303は、タイミング信号BDを基準として、レーザー光生成部30に対するレーザー光LBを出射させる指示を行う。
レーザー光LBの反射面282での反射率は、レーザー光LBが感光体ドラム4上に結像されたときの光量分布が均一になるように調整される必要がある。これは、感光体ドラム4上においてレーザー光LBの光量にバラツキがあると、形成される画像に色ムラが発生し、画質悪化の原因となるためである。光走査装置6は赤色波長領域のレーザー光を出射するレーザーダイオードLDを用いた光源、又は赤外波長領域のレーザー光を出射するレーザーダイオードLDを用いた光源が付け替え可能であるため、何れの光源を用いても、反射面282での主走査方向の各点における反射率をできるだけ均一にするよう反射面282の特性を調整する。こうすることで何れの光源を用いても感光体ドラム4上におけるレーザー光LBの光量のバラツキを抑えることができる。
反射面282の反射率を調整する手段として、反射面282に成膜される金属層の膜厚を変化させる方法を用いる。最適な膜厚を導出する方法として、まず、金属層の各膜厚について、反射面282の主走査方向の各位置における赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分の反射率と赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分の反射率を測定する。レーザー光が反射面282に入射するときの光の成分は、S偏光成分とP偏光成分とに分けることができるが、シングルビーム方式の光源が出射するレーザー光はS偏光成分の割合が多いため、反射率の測定にレーザー光のS偏光成分を用いることで、シングルビーム方式の光源の反射率を知ることができる。そして、各膜厚における主走査方向各位置の反射率の最大値と最小値の差(以下、この差を「特性差」という)を算出する。
図5は、金属層の膜厚に対する赤色波長領域のレーザー光と赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分の特性差を示したグラフである。グラフL1は赤色波長領域、グラフL2は赤外波長領域のグラフである。
また、上述したように、OPCドラムとa−Siドラムとでは、露光量に対する感度がドラム表面においてそれぞれ異なる。図6は、各ドラムにおける露光量と白紙に対する色差の関係を示したグラフである。グラフy1はOPCドラムの特性、グラフy2はa−Siドラムの特性を示している。この2つのグラフを関数式で表すと
y1=27.44x+1.37
y2=54.47x−22.5
となり、y1の傾きはy2の約半分となる。つまり、OPCドラムは、a−Siドラムと比較して、露光量の変化に対するドラム表面に形成される静電潜像の変化、即ち最終的に用紙P上に形成される画像濃度の変化量が小さい。言い換えると、露光量変化に対する画像濃度の変化量がOPCドラムはa−Siドラムの約0.5倍となる。
図5のグラフに対して、OPCドラムとa−Siドラムの感度差を考慮して補正したグラフが図7である。上述したように、感光体ドラム4としてa−Siドラムを用いる場合は赤色波長領域のレーザー光を出射する光源を用い、OPCドラムを用いる場合には赤外波長領域のレーザー光を出射する光源を用いる。そして、OPCドラムの露光量変化に対する画像濃度の変化量はa−Siドラムの0.5倍である。
つまり、レーザー光の光量変化に対するOPCドラムのドラム表面に形成される静電潜像の電荷量の変化は、a−Siドラムの光量分布の半分となる。ここで、特性差とは、各膜厚における主走査方向各位置の反射率の最大値と最小値の差、即ち、主走査方向の光量分布を間接的に示すものだから、OPCドラムに用いる赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分の特性差を0.5倍にすることによって、OPCドラムとa−Siドラムの感度差を加味した補正とすることができる。図5のグラフL2を0.5倍にしたグラフが図7のグラフL20である。
そして、図7においてグラフL1とグラフL20の交点の膜厚、即ち、赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分の特性差と赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分の特性差の0.5倍の値が等しいときの膜厚であって、2つの和が最小となるときの膜厚(各グラフにおいて交点が存在しない時は、赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分の特性差と赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分の特性差の0.5倍の値の和が最小であるときの膜厚)をポリゴンミラー28の金属層の膜厚として採用する。
図7の場合、グラフL1とグラフL20の交点の膜厚は157nmと200nmであり、この2点のうち和が小さい方は200nmである。従って、反射面282の金属層の膜厚を200nmにすることで、赤色波長領域のレーザー光を出射するシングルビーム方式の光源又は赤外波長領域のレーザー光を出射するシングルビーム方式の光源の何れの光源を用いても、反射面282の主走査方向の各位置における反射率のバラツキを少なくすることができ、感光体ドラム4(OPCドラム、a−Siドラム)上での光量分布の均一性を保つことができる。
尚、本発明における光走査装置6が備える光源としては、図4に示すシングルビーム方式の光源、の他に図8に示す先端面Yに複数のレーザーダイオードLD1及びLD2を備えたマルチビーム方式の光源であってもよい。
図8は、マルチビーム方式の光源31の外観図である。マルチビーム方式の光源31の場合、レーザーダイオードLD1及びLD2が先端面Yに一定間隔で1列に配列されてなり、先端面Yに対する法線のうち中央を通る法線Gを回転軸として矢印Xの方向に回転されて光走査装置6の所定位置に配設される。具体的には、各レーザーダイオードLD1及びLD2が出射したレーザー光が感光体ドラム4の周面を照射した際に、その照射位置(結像位置)の配列方向、つまり、レーザーダイオードLD1及びLD2を結ぶ線が主走査方向に対して所定の傾斜角度(例えば、80°〜90°)を有するように光源31がX方向に回転されて配置される。こうすることで、副走査方向の解像度を調整できる。通常、装置の仕様に合わせて副走査方向のピッチが決定され、この決定により主走査方向のピッチが決定される。
尚、図8では、マルチビーム方式の光源として2個のレーザーダイオードを備えた場合について図示するが、当該光源が備えるレーザーダイオードは2個以上であってもよい。
このように、光走査装置6において赤色波長領域、赤外波長領域のレーザー光を出射するシングルビーム方式の光源と、同じく赤色波長領域、赤外波長領域のレーザー光を出射するマルチビーム方式の光源の4種類の光源が付け替え可能な場合、何れの光源を用いても感光体ドラム4(OPCドラム、a−Siドラム)上におけるレーザー光の光量分布をできるだけ均一にするよう、反射面282の金属層の膜厚を決定する。
図9は、金属層の膜厚に対する赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分とP偏光成分、赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分とP偏光成分の特性差を示したグラフである。グラフL1は赤色波長領域のS偏光成分、グラフL2は赤外波長領域のS偏光成分、グラフL3は赤色波長領域のP偏光成分、グラフL4は赤外波長領域のP偏光成分である。
上述したように、レーザー光が反射面282に入射するときの光の成分は、S偏光成分とP偏光成分とに分けることができる。そして、シングルビーム方式の光源が出射するレーザー光と、マルチビーム方式の光源が出射するレーザー光とでは、S偏光成分とP偏光成分の割合が異なる。更に、マルチビーム方式の光源の場合は、レーザーダイオードLD1とLD2を結ぶ線と主走査方向とが交差する角度(傾斜角度)が異なると、上記割合が異なってくる。
そこで、赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分とP偏光成分、赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分とP偏光成分の反射率を測定し、赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分の特性差、赤色波長領域のレーザー光のP偏向成分の特性差、赤外波長領域のレーザー光のS偏向成分の特性差及び赤外波長領域のP偏光成分の特性差を算出する。反射面に入射するレーザー光はS偏光成分とP偏光成分を含んでいる。従って、S偏光成分の特性差とP偏光成分の特性差が等しくなる膜厚を選べば、レーザー光のS偏光成分とP偏光成分の割合が変わっても、即ち、シングルビーム方式又はマルチビーム方式の何れの光源に対しても、主走査方向各位置でのポリゴンミラー28の反射率の最大値と最小値の差(特性差)が等しくなる。
また、図9のグラフに対してOPCドラムとa−Siドラムの感度差を加味した補正を行ったグラフが図10である。赤外波長領域の特性差であるグラフL2とグラフL4を0.5倍にしたグラフが、グラフL20とグラフL40である。
そして、図10においてグラフL1、グラフL3、グラフL20及びグラフL40の交点の膜厚、即ち、赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分及びP偏光成分の特性差と赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分及びP偏光成分の特性差の0.5倍の値が等しいときの膜厚であって、4つの和が最小となるときの膜厚(各グラフにおいて交点が存在しない時は、赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分及びP偏光成分の特性差と赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分及びP偏光成分の特性差の0.5倍の値の和が最小であるときの膜厚)を金属層の膜厚として採用する。
このように、赤色波長領域のレーザー光のS偏光成分及びP偏光成分の特性差と赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分及びP偏光成分の特性差の0.5倍の値が等しくなる膜厚を選択することによって、赤色波長領域のレーザー光を出射する光源とa−Siドラムの組み合わせ、又は赤外波長領域のレーザー光を出射する光源とOPCドラムの組み合わせのときとで、主走査方向各位置でのポリゴンミラー28の反射率の最大値と最小値の差(特性差)が等しくなる。
図10の場合、グラフL1、グラフL3、グラフL20及びグラフL40のうち少なくとも2つが等しくて、4つの和が最小の膜厚は175nmである。従って、反射面282の金属層の膜厚を175nmにすることで、赤色波長領域、赤外波長領域のレーザー光を出射するシングルビーム方式の光源と、同じく赤色波長領域、赤外波長領域のレーザー光を出射するマルチビーム方式の光源のうち何れの光源を用いても、反射面282の主走査方向の各位置における反射率のバラツキを少なくすることができ、感光体ドラム4(OPCドラム、a−Siドラム)上での光量分布の均一性を保つことができる。
以上、説明したように、OPCドラムの露光量変化に対する画像濃度の変化量はa−Siドラムの0.5倍であるため、OPCドラムに用いる赤外波長領域のレーザー光のS偏光成分及びP偏光成分の特性差を0.5倍として、OPCドラムとa−Siドラムの感度差を加味した補正をし、反射面282の金属層の膜厚を反射面282の主走査方向における反射率のバラツキを抑えた膜厚にすることによって、感光体ドラム4としてOPCドラムとa−Siドラムのどちらを用いても、ドラム上における光量のバラツキを少なくし、画質悪化を抑えることができる。
また、上記の方法で最適な金属層の膜厚が決定されて製造されたポリゴンミラー28は、赤色波長領域、赤外波長領域のレーザーダイオードを用いたシングルビーム方式又はマルチビーム方式の何れの光源にも対応可能であるため、部品等を共通化させることができ、組み立て工程やコストを削減することができる。
1 画像形成装置
2 画像形成部
4 感光体ドラム
6 露光装置
28 ポリゴンミラー
281 回転軸
282 反射面
27 BDセンサー
29 BD信号変換部
30 レーザー光生成部
31 光源
32 モーター
303 露光制御部
305 タイミング信号生成部

Claims (6)

  1. 金属層が成膜される反射面を有し、当該反射面でレーザー光を反射し被走査面を主走査方向に走査する偏向部材であって、前記金属層の膜厚によって前記反射面の反射率が変化する偏向部材の、前記膜厚を設定する方法であって、
    前記金属層の膜厚が異なる複数の測定用反射面を準備するステップと、
    露光量に対する感度として第1の露光特性を有する第1被走査面を露光させるために用いられる、第1の波長を有する第1レーザー光を発する第1光源を準備するステップと、
    露光量に対する感度として、前記第1の露光特性のn倍の第2の露光特性を有する第2被走査面を露光させるために用いられる、前記第1の波長とは異なる第2の波長を有する第2レーザー光を発する第2光源を準備するステップと、
    前記複数の測定用反射面の各々で前記第1レーザー光を反射させると共に、前記被走査面の主走査方向の各位置に対応する前記測定用反射面の各位置の反射率を各々求めることで、前記膜厚ごとの前記測定用反射面の前記各位置の反射率データの群からなる第1データを取得するステップと、
    前記複数の測定用反射面の各々で前記第2レーザー光を反射させると共に、前記被走査面の主走査方向の各位置に対応する前記測定用反射面の各位置の反射率を各々求めることで、前記膜厚ごとの前記測定用反射面の前記各位置の反射率データの群からなる第2データを取得するステップと、
    前記第1データに基づいて、前記膜厚ごとに、主走査方向の各位置の反射率の最大値と最小値との差である第1特性差を求めるステップと、
    前記第2データに基づいて、前記膜厚ごとに、主走査方向の各位置の反射率の最大値と最小値との差である第2特性差を求めるステップと、
    前記第2特性差に前記n倍を乗じて補正第2特性差を得るステップと、
    前記第1特性差と前記補正第2特性差とが等しくなる共通膜厚を求め、得られた前記共通膜厚を、前記偏向部材の前記反射面の前記膜厚として決定するステップと、
    前記共通膜厚が複数存在する場合には、これらの中から前記第1特性差と前記補正第2特性差との和が最小となる共通膜厚を前記膜厚として決定するステップと、
    前記共通膜厚が存在しない場合には、前記第1特性差と前記補正第2特性差との和が最小となる膜厚を、前記膜厚として決定するステップと、
    を備える偏向部材の反射面の膜厚設定方法。
  2. 前記第1被走査面がアモルファスシリコン感光体により形成される面であって、前記第1光源が、赤色波長領域のレーザー光を出射する光源であり、
    前記第2被走査面が有機感光体により形成される面であって、前記第2光源が、赤外波長領域のレーザー光を出射する光源である、請求項1に記載の膜厚設定方法。
  3. 金属層が成膜される反射面を有し、当該反射面でレーザー光を反射し被走査面を主走査方向に走査する偏向部材であって、前記金属層の膜厚によって前記反射面の反射率が変化する偏向部材において、
    前記金属層の膜厚が、請求項1又は2に記載の膜厚設定方法により設定された膜厚を有している、偏向部材。
  4. 請求項3に記載の偏向部材と、
    前記第1の波長を有する第1レーザー光を発する第1発光部、又は、前記第2の波長を有する第2レーザー光を発する第2発光部からなる光源と、
    を備える光走査装置。
  5. 請求項4に記載の光走査装置と、
    前記第1被走査面を備える像担持体と、を備え、
    前記光源として前記第1発光部が選ばれ、前記像担持体に画像データに基づいたレーザー光を前記第1発光部から照射する、画像形成装置。
  6. 請求項4に記載の光走査装置と、
    前記第2被走査面を備える像担持体と、を備え、
    前記光源として前記第2発光部が選ばれ、前記像担持体に画像データに基づいたレーザー光を前記第2発光部から照射する、画像形成装置。
JP2011228477A 2011-10-18 2011-10-18 偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP5568539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011228477A JP5568539B2 (ja) 2011-10-18 2011-10-18 偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011228477A JP5568539B2 (ja) 2011-10-18 2011-10-18 偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013088590A JP2013088590A (ja) 2013-05-13
JP5568539B2 true JP5568539B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=48532562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011228477A Expired - Fee Related JP5568539B2 (ja) 2011-10-18 2011-10-18 偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5568539B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04195113A (ja) * 1990-11-28 1992-07-15 Fuji Photo Film Co Ltd 画像露光装置
JPH0651223A (ja) * 1992-06-25 1994-02-25 Canon Inc 偏向走査装置
JP2001318334A (ja) * 2000-05-12 2001-11-16 Ricoh Co Ltd シェーディングを軽減した光走査装置
JP2001337285A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Minolta Co Ltd 光走査装置
JP2007156248A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置
JP2009025738A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Sharp Corp 光走査装置、画像形成装置
JP5072613B2 (ja) * 2008-01-18 2012-11-14 キヤノン株式会社 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013088590A (ja) 2013-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5050262B2 (ja) 画像形成装置
JP5786457B2 (ja) 画像形成装置
JP5232609B2 (ja) 画像形成装置
JP2007171851A (ja) レーザ走査光学系及び画像形成装置
JP4934498B2 (ja) 走査式光学装置、画像形成装置及びジッター補正方法
JP7223247B2 (ja) 画像形成装置
JP2007225709A (ja) 画像形成装置
JP2012042733A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP5440442B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2010191292A (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP5568539B2 (ja) 偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置
JP2009282349A (ja) 画像形成装置
JP5568538B2 (ja) 偏向部材の反射面の膜厚設定方法、偏向部材、光走査装置及び画像形成装置
JP2018189573A (ja) 判別装置及び画像形成装置
JP2012150132A (ja) 発光素子の調整固定構造及び光走査装置及び画像形成装置
JP4029639B2 (ja) 光走査装置の光量設定方法
JP2020006540A (ja) 画像形成装置
JP2020013039A (ja) 画像形成装置
JP6050918B2 (ja) 光走査装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2014232252A (ja) 光学走査装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2012194477A (ja) 画像形成装置
JP2015031718A (ja) 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2019117301A (ja) 画像形成装置
JP5877818B2 (ja) 光走査装置、及び画像形成装置
JP2010167568A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5568539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees