JP5567858B2 - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は記録媒体に対して動画を記録する技術に関する。
デジタルビデオカメラやデジタルカメラのような撮像装置では、撮像にかかる調整や、ユーザの反応が遅れる等の理由で、ユーザの撮像したい瞬間を記録し損ねてしまうことがある。
これに対し、特許文献1のように、撮像指示がなされる前に撮像素子が出力した画像をリングバッファに蓄積し、撮像指示がなされた際に、リングバッファに蓄積された画像及び動画像も記録することにより、撮像したい瞬間を記録する技術がある。また、このような技術を動画記録に応用したプレ記録機能をもつ撮像装置もあり、記録開始指示に遡って動画撮像を行うことが可能である。
特開平7−99628号公報
上述のようなプレ記録機能を用いた動画撮像では、撮像開始の指示に遡って、動画の記録が可能であったが、ユーザは記録される動画が、どのようなフレームから開始されているかを、動画記録中に把握することはできなかった。このため、ユーザは動画撮像が完了した後、動画再生を行って開始フレームを確認する必要があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、記録開始の指示より遡って動画信号の記録を行う際、開始フレームを把握可能とすることを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明の記録装置は、以下の構成を備える。
入力された動画信号をメモリに順次記憶する入力手段と、メモリに記憶された動画信号を読み出し、読み出した動画信号を記録媒体に記録する記録手段と、記録開始の指示を受け付ける受け付け手段と、受け付け手段により受けられた記録開始の指示に応じて、記録開始の指示の所定時間前に入力手段に入力された動画信号から記録を開始するように記録手段を制御する制御手段と、入力手段に入力された動画信号に係る第1の画像を表示装置に表示する表示手段であって、記録手段による動画信号の記録停止中に、第1の画像よりも所定時間前に入力された動画信号をメモリから読み出し、所定時間前に入力された動画信号に係る第2の画像を第1の画像と共に表示装置に表示する表示手段と、を備え、表示手段は、記録手段が記録開始の指示に応じて動画信号の記録開始してから記録停止するまでの間、記録開始の指示より所定時間前に入力された動画信号のフレームの画像を継続して、第1の画像と共に表示装置に表示することを特徴とする。
このような構成により本発明によれば、記録開始の指示より遡って動画信号の記録を行う際、開始フレームを把握可能とする。
実施形態に係るデジタルビデオカメラの機能構成を示すブロック図。 実施形態に係るメモリ内に記憶される情報を説明するための図。 実施形態に係る表示部の画面表示例。 実施形態1のプレ記録処理のフローチャート。 実施形態2のプレ記録処理のフローチャート。 実施形態3のプレ記録処理のフローチャート。
(実施形態1)
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、記録装置の一例としての、プレ記録が可能なデジタルビデオカメラ100に、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、記録開始の指示より遡って、所定時間前に入力された動画信号の記録を開始することが可能な任意の機器に適用可能である。また、本明細書において、「プレ記録」とは、記録開始の指示より遡って、所定時間前に撮像された動画信号から記録を開始することが可能な、デジタルビデオカメラ100の機能である。ユーザは、プレ記録モードにデジタルビデオカメラ100を設定することにより、プレ記録機能を用いた撮像記録を行うことが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の機能構成を示すブロック図である。本実施形態のデジタルビデオカメラ100は、MPEG形式の動画信号を記録可能であるものとして説明するが、記録フォーマットは限定せず、所定の記録フォーマットの動画信号を記録可能であればよい。また、記録媒体に記録された動画信号やその他の情報は、FAT(File Allocation Table)ファイルシステムに従い、ファイルとして管理されるものとする。
撮像部101は、被写体を撮像し、被写体像の情報が含まれる動画信号である連続するフレームを出力する。撮像部101は、ズームレンズやフォーカスレンズ等の光学系、CCD等の撮像素子、アイリス絞り、撮像した動画信号をデジタル信号に変換するAD変換器、撮像された動画信号に所定の処理を適用する処理回路等を含む。また、撮像部101は、制御部106から静止画撮像の指示がなされると、静止画撮像の指示に対応したタイミングで静止画像のデータを生成し、メモリ102に出力する。メモリ102は、デジタルビデオカメラ100が備える書き換え可能なワーキングメモリであり、本実施形態では撮像部101から入力された動画信号や、後述する表示部105に表示するための画像、MPEG形式に圧縮された動画信号等が記憶される。
信号処理部103は、メモリ102に記憶されている動画信号に対して所定の処理を適用するブロックである。信号処理部103は動画像の記録時には、撮像部101で撮像され、メモリ102に記憶されている動画信号に対して、MPEG符号化方式に従って符号化処理を適用し、その情報量を圧縮してメモリ102に記憶する。信号処理部103は、デジタルビデオカメラ100がプレ記録モードに設定されている際は、メモリ102に記憶されている、動画信号または圧縮された動画信号の1フレームの画面に対し、解像度縮小処理を適用し、得られた画像をメモリ102に記憶する。また信号処理部103は、動画像の再生時には、後述する記録媒体110に記録された動画信号に対し、復号処理及び情報の伸張処理を適用する。
表示制御部104は、制御部106の指示を受け、入力された動画信号及び画像、各種のGUI等の情報を表示部105に表示する。表示部105は、デジタルビデオカメラ100に内蔵された、小型の液晶パネル等の表示装置である。本実施形態において、表示部105はデジタルビデオカメラ100に内蔵されているものとして説明するが、本発明の実施は記録装置に有線無線を問わず、接続された表示装置であればよい。
制御部106は、例えばマイコンやCPUであり、不図示の不揮発性メモリに記憶されたデジタルビデオカメラ100の各ブロックの動作プログラムを、不図示のRAMに展開して実行することにより、デジタルビデオカメラ100の各ブロックの動作を制御する。操作部107は、デジタルビデオカメラ100が備える、例えば電源スイッチ、動画記録開始/停止スイッチ、メニュースイッチ等のユーザからの操作入力を受け付ける入力インタフェースを備える。操作部107は、ユーザによって入力インタフェースが操作されると、入力された操作内容を制御部106に伝送し、制御部106は操作内容に従い、デジタルビデオカメラ100を動作させる。なお、ユーザはメニュースイッチを操作することにより、表示部105に表示されたメニュー画面を参照し、デジタルビデオカメラ100の動作モードを変更したり、撮像に関する設定を変更することが可能である。
記録再生部108は、接続された記録媒体110へのデータの書き込み、及び記録媒体110に記録されているデータの読み出しを行うインタフェースであり、制御部106によって伝送されたデータの記録、または要求されたデータの読み出しを行う。記録媒体110は、例えばメモリカードやハードディスク(HDD)等の、デジタルビデオカメラ100に着脱可能に接続される、ランダムアクセス可能な記録装置であり、デジタルビデオカメラ100に設定された所定の階層構造でデータを記録する。出力部109は、デジタルビデオカメラ100を外部装置に接続するためのインタフェースであり、撮像された動画信号や、記録媒体110に記録された動画信号を出力する。
このような構成を持つデジタルビデオカメラ100において、撮像処理を行う場合は以下のように各ブロックは動作する。撮像モードに設定されている状態で、ユーザによって電源ボタンが操作されると、操作部107は制御部106に電源が投入されたことを伝え、制御部106はデジタルビデオカメラ100の動作モードが通常撮像モードであることをメモリ102に記憶する。そして、制御部106は撮像部101に動画信号の撮像を開始させ、出力された動画信号をメモリ102に記憶させる。さらに制御部106はメモリ102に記憶された動画信号を読み出して表示制御部104に伝送し、表示部105に表示させ、撮像している動画信号の記録開始が可能な記録待機状態となる。記録待機状態で、操作部107から記録開始の指示を受信すると、制御部106は信号処理部103に、撮像部101により撮影されてメモリ102に記憶された動画信号に対し、圧縮符号化処理を適用させ、得られた圧縮符号化された動画信号を、メモリ102に記憶させる。そして制御部106は、メモリ102に記憶されている圧縮符号化された動画信号を記録再生部108に伝送し、記録媒体110に記録させる。制御部106は、操作部107より記録停止の指示を受信すると、記録停止の指示を受信するまでに撮像部101が出力した動画信号に対し、信号処理部103に圧縮符号化処理を適用させて記録媒体110に記録させた後、記録待機状態に戻る。なお、制御部106は、記録開始の指示を受け付けてから記録停止の指示を受け付けるまでに記録再生部に出力した動画信号が、記録媒体110上で一つの動画ファイルとなるように、記録再生部108に例えばヘッダ情報を伝送して記録媒体110に記録させる。
なお、本実施形態では、圧縮符号化された動画信号のデータレート(単位時間あたりのデータ量)が、記録媒体110に対して記録可能なデータレートよりも低い場合を想定している。メモリ102に所定のデータ量の圧縮符号化された動画信号が記憶されると、制御部106はメモリ102から動画信号を読み出して記録再生部108に伝送し、記録媒体110に記録させる。また、メモリ102に記憶された圧縮符号化された動画信号のデータ量が、所定の値よりも低くなると記録媒体110への記録を一時停止する。このように制御部106は、処理の無駄を省くため、記録媒体110に動画信号を間欠的に記録させるものとする。
次に、デジタルビデオカメラ100において、記録媒体110に記録されている動画ファイルの再生処理について説明する。
ユーザによってモード切替ボタンが操作されて再生モードに切り替えられると、操作部107は制御部106に再生モードへの切り替え指示を伝える。制御部106は、デジタルビデオカメラ100の動作モードが再生モードであることをメモリ102に記憶し、記録媒体110に記録されている動画ファイルの先頭フレームの動画信号を再生するように、記録再生部108を制御する。そして、再生された動画ファイルの先頭フレームの動画信号は信号処理部103によって復号され、表示制御部104に送信される。表示制御部104は、復号された先頭フレームの動画信号のサイズ(画素数)を縮小して代表画像を生成し、表示部105に表示する。ユーザは操作部107を操作して、表示部105に表示された記録媒体110に記録されている動画ファイルの代表画像から、所望の代表画像を選択して、代表画像に係る動画ファイルの再生開始指示を行う。
制御部106は、操作部107より再生指示及び選択された代表画像の情報を受信すると、選択された代表画像に係る動画ファイルを再生するように、記録再生部108を制御する。記録再生部108は、指定された動画ファイルを記録媒体110から再生し、メモリ102に記憶する。そして信号処理部103はメモリ102に記憶された再生指示が成された動画ファイルの動画信号を読み出して復号し、再度メモリ102に記憶する。制御部101は、復号された動画信号を表示制御部104に送信し、表示部105に表示させる。そして操作部107から再生停止の指示を受信すると、制御部106は動画ファイルの再生を停止し、再び、記録媒体110に記録されている動画ファイルの代表画像を表示部105に表示させる。
また、デジタルビデオカメラ100において、プレ記録モードで撮像処理を行う際の、各ブロック及びメモリ102の動作について、図2を用いて説明する。プレ記録モードでは、制御部106は記録待機状態においても、信号処理部103に、メモリ102に記憶されている撮像された動画信号の圧縮符号化を行わせ、記録時と同様に圧縮符号化された動画信号をメモリ102に記憶させる。また動画信号の記録開始の指示を受け付けると、制御部106は、メモリ102に記憶されている圧縮符号化された動画信号のうち、記録開始の指示より前に記憶された動画信号を記録再生部108に伝送し、記録媒体110への記録を開始する。制御部106は記録開始の指示を操作部107より受け付けると、メモリ102に記憶されている圧縮符号化された動画信号のうち、記録開始の指示の所定時間前以降に圧縮符号化された動画信号を読み出して、記録媒体110に記録させる。本実施形態では、プレ記録モードで記録開始の指示を受け付けた場合には、制御部106は記録開始の指示の3秒前に撮像されて圧縮符号化された動画信号から記録を開始するものとする。なお、プレ記録モードで記録開始の指示を受け付けた際に、記録を開始する動画信号を特定する予め定められた情報(所定時間前、所定フレーム数前等)は、デジタルビデオカメラ100に固定の情報や、ユーザによって設定可能な情報であって構わない。
また本実施形態のデジタルビデオカメラ100は、プレ記録モードで記録される開始フレームをユーザに通知可能とするため、記録待機状態から、メモリ102に各動画信号のフレームの縮小画像を記憶するものとする。
図2(a)は、メモリ102のうち、動画信号及び画像の記憶用に割り当てられた領域を図示している。図2(a)において、メモリ102は記憶用の領域としてアドレス201から204が割り当てられており、さらにその領域内をアドレス202及び203で、3つの領域210、211、及び212に分けている。領域210は撮像部101から入力された動画信号(非圧縮)が記憶される領域であり、領域210は所定数のフレーム分の動画信号を記憶可能な容量を持つ。領域212は、領域210に記憶されている動画信号に対し、信号処理部103で圧縮符号化処理が適用されて得られた、動画信号が記憶される領域であり、数十秒程度の圧縮符号化された動画信号を記憶可能である。領域211は、プレ記録モードで記録開始の指示から遡って記録可能な動画信号の、それぞれのフレームの縮小画像が記憶される領域である。本実施形態では、プレ記録モードでは記録開始の3秒前の動画信号から記録するものとする。NTSC方式の動画信号では毎秒30フレーム(30fps)であるため、領域211には3×30=90フレーム分の動画信号の縮小画像が記憶可能である。なお、動画信号の各フレームの縮小画像は、撮像部101から入力された動画信号、または信号処理部103で圧縮符号化された動画信号から、信号処理部103が生成するものとする。
プレ記録モードでは、デジタルビデオカメラ100が記録待機状態であっても、信号処理部103は動画信号を圧縮符号化してメモリ102に記憶する。制御部106はデジタルビデオカメラ100がプレ記録モードに設定された場合、信号処理部103から出力された圧縮符号化された動画信号を、メモリ102のアドレス203から順次記憶させる。また書き込みアドレスが204に達した場合制御部106は、圧縮符号化された動画信号を、再びアドレス203に戻って繰り返し記憶させる。
そして記録開始の指示を操作部107から受け付けると、制御部106は記録開始の指示より3秒前に撮像された動画信号をメモリ102から読み出し、記録再生部108に伝送して記録媒体110に記録させる。プレ記録モードで記録される動画信号は、図2(b)に示されるように、記録開始の指示がなされた際に撮像部101から出力された動画信号が圧縮符号化されて記録されるアドレスが206であった場合は以下のようになる。即ち、記録開始の指示の3秒前に撮像部101から出力され、圧縮符号化された動画信号が記録されているアドレス205から、制御部106は動画信号を読み出して、記録再生部108に伝送して記録媒体110に記録させる。
なお、本実施形態では、MPEG方式で動画信号を圧縮符号化しているため、符号化された後の動画信号のデータ量はフレーム毎に異なる。このため制御部106は、信号処理部103でのフレームの符号化が終了し、圧縮符号化された動画信号がメモリ102に書き込まれる際に、各フレームの記憶アドレスの情報を把握し、例えばメモリ102の別の領域にタイムスタンプとともに記憶しておく。また、動画信号の各フレームから生成された縮小画像の記憶アドレスの情報も同様に処理すればよい。このようにすることで、制御部106は、記録開始の指示の3秒前のフレームの動画信号及び縮小画像が記憶されているアドレスを検出することができる。
また、MPEG方式では、1フレームのIピクチャ(フレーム内符号化ピクチャ)と、所定数のP,Bピクチャ(フレーム間予測符号化ピクチャ)とからなるGOP(Group Of Pictures)を単位として符号化を行う。そして、本実施形態では、記録を開始する場合にも、GOPを単位として記録を開始する。そのため、記録開始の指示に対応したフレームがGOPの先頭フレーム以外であった場合には、この記録開始指示に対応したフレームの3秒前のフレームを含むGOPの先頭のフレームから動画信号を読み出し、記録を開始する。
このような構成をもつ本実施形態のデジタルビデオカメラ100の、プレ記録処理について、図4のフローチャートをさらに用いて説明する。なお、本プレ記録処理は、例えばユーザがモード切替ボタンを操作することにより、デジタルビデオカメラ100をプレ記録モードに設定した際に開始される処理である。
S401で、制御部106は撮像部101よりメモリ102に入力された動画信号を読み出し、信号処理部103による圧縮符号化処理を行い、得られた動画信号をメモリ102の圧縮符号化された動画信号用の領域に記憶させる。また、制御部106は、信号処理部103に圧縮符号化させた動画信号のフレームの縮小画像を出力させ、得られた縮小画像をメモリ102の縮小画像用の領域に記憶させる。このとき、制御部106は不図示のシステムタイマから取得した、撮像部101が動画信号を出力した時間情報に対応付けて、圧縮符号化された動画信号及び縮小画像の記憶アドレスの情報を、メモリ102に記憶させる。
S402で、制御部106は、ユーザによってプレ記録モードの設定が解除されたか否かを判断する。具体的には制御部106は、操作部107から記録モード変更の指示入力を受信した場合はプレ記録モードが解除されたと判断する。制御部106は、プレ記録モードの設定が解除された場合は処理をS417に移し、信号処理部103に動画信号の圧縮符号化処理を停止させ、プレ記録処理を完了する。また、S402でプレ記録モードの設定解除の指示が無い場合は、制御部106は処理をS403に移す。
S403で、制御部106は、メモリ102の縮小画像記憶用の領域を参照し、予め設定された3秒分の動画信号の縮小画像が記憶されているか否かを判断する。制御部106は、メモリ102に3秒分の縮小画像が記憶されている場合は処理をS404に移し、記憶されていない場合は処理をS413に移す。なお、本ステップでは3秒分の縮小画像が記憶されているか否かを判断したが、制御部106はメモリ102の圧縮符号化された動画信号用の記憶領域を参照し、予め設定された3秒分の動画信号が記憶されたか否かを判断してもよい。
S404で、制御部106は、メモリ102の縮小画像用の記憶領域から3秒前の縮小画像と、メモリ102に記憶されている撮像部101から入力された動画信号とを読み出して表示制御部104に伝送し、表示部105に合成して表示させる。図3(a)は、撮像部101から入力された動画信号に対して、3秒前の動画信号の縮小画像が重畳されて表示される際の表示例を示したものである。ユーザは、表示部105を確認することにより、プレ記録モードで記録を開始した際に記録される最初のフレームを確認することができる。本実施形態では、プレ記録モードにおいて3秒分の縮小画像のメモリ102への蓄積が完了した後は、モードが解除されるか、動画信号の記録停止の指示がなされるまで、常に現在撮像されている動画信号と縮小画像とが表示部105に表示されるものとする。
S405で、制御部106は、S402の処理と同様に、ユーザによってプレ記録モードの設定が解除されたか否かを判断する。制御部106は、プレ記録モードの設定が解除された場合は処理をS416に移し、表示制御部104への縮小画像の伝送を中止し、表示部105への動画信号と縮小画像の合成表示を停止する。また、S405で、プレ記録モードの設定解除の支持がない場合は、制御部106は処理をS406に移す。
S406で、制御部106は、ユーザが記録開始ボタンを操作することによって記録開始の操作入力がなされたか否かを判断する。具体的には制御部106は、操作部107から記録開始の指示入力を受信した場合は、記録開始の操作入力がなされたと判断する。制御部106は、記録開始の指示がなされたと判断した場合は処理をS407に移し、記録開始の指示がなされていない場合は処理をS405に移し、記録開始の指示がなされるまでS405とS406の処理を繰り返す。
S407で、制御部106は、上述したように記録開始の指示に対応した3秒前のフレーム以降の動画信号を、順にメモリ102から読み出して記録再生部108に伝送し、記録媒体110への記録を開始させる。そして制御部106はS408で、操作部107から記録停止の指示を受信したか否か判断する。制御部106は、記録停止の指示がなされた場合は処理をS409に移し、記録停止の指示を受信していない場合は記録媒体110への動画信号の記録を継続しS408の処理を繰り返す。
S409で、制御部106は、記録再生部108への動画信号の伝送を中止し、記録再生部108に記録媒体110への動画信号の記録を停止させ、記録中の動画信号を一つのファイルとしてデータを閉じさせる。またS410で、制御部106は、信号処理部103に入力された動画信号の圧縮符号化処理及び縮小画像の生成処理を停止させ、メモリ102への圧縮符号化された動画信号及び縮小画像の記憶を停止する。
S411で、制御部106は、記録停止の指示がなされたフレームまでの縮小画像の再生が完了したかを判断する。具体的には制御部106は、メモリ102の縮小画像用の記憶領域に記憶されている、記録停止の指示がなされたフレーム以前に撮像された動画信号の縮小画像を、全て表示制御部104に伝送し表示部105に表示させたかを判断する。即ち、本実施形態では、プレ記録モードでの動画信号の記録が完了した後も、プレ記録モードで記録した動画信号の全てのフレームを、現在撮像されている動画信号に重畳表示させる。つまり、プレ記録モードでの動画信号の記録が完了した後、3秒間は、現在撮像されている動画信号の3秒前に動画信号のフレームが、縮小画像として表示部105に提示される。記録した動画信号の全てのフレームの縮小画像の重畳表示が完了すると、制御部106は処理をS412に移し、表示制御部104への縮小画像の伝送を中止し、表示部105への動画信号と縮小画像の合成表示を停止し、さらに処理をS401に戻す。
またS403でメモリ102の縮小画像用の領域に、3秒分の縮小画像が記憶されていなかった場合、S413で制御部106は、操作部107から記録開始の指示入力を受信したか否かを判断する。制御部106は、記録開始の指示がなされたと判断した場合は処理をS414に移し、記録開始の指示がなされていない場合は処理をS402に戻す。
S414で、制御部106は動画信号の記録媒体への記録を開始するが、メモリ102の圧縮符号化された動画信号用の領域には、3秒前のフレームの動画信号が存在しない。このため、制御部106はメモリ102に記憶されている圧縮符号化されている動画信号のうち、S401で圧縮符号化が開始されたフレーム以降の動画信号を、順にメモリ102から読み出して記録再生部108に伝送し、記録媒体110への記録を開始させる。即ち、制御部106はメモリ102の圧縮符号化された動画信号用の領域に記憶されている、圧縮符号化された動画信号のうち、最も古いフレームから記録媒体110に記録させる。またS414と同時に、S415で制御部106は、メモリ102の縮小画像用の領域に記憶されている縮小画像のうち、最も古いフレームから表示制御部104に伝送し、現在撮像された動画信号に重畳させて表示部105に表示させて処理をS408に移す。なおこの場合、記録停止の指示がなされた後に表示部105に縮小画像が表示される時間は、3秒未満となる。即ち、S401で圧縮符号化された動画信号のメモリ102への記憶を開始してから、記録開始の指示がなされるまでの時間だけ、記録停止の指示がなされた後も、表示部105に縮小画像が表示される。
なお、本実施形態では、プレ記録モードにおいて、3秒前のフレームの動画信号から生成された縮小画像を、現在のフレームの動画信号に重畳させて表示させる例について説明したが、本発明の実施はこれに限らない。即ち、プレ記録の時間として、3秒よりも長い時間、或いは未時間時間を設定することも可能である。
また、本実施形態では、記録停止の指示があると、S410にて動画信号の符号化を停止していたが、動画信号の符号化を停止せずにそのまま継続し、引き続き領域212に対して圧縮された動画信号を記憶してもよい。また、これに伴い、引き続き撮像された動画信号の縮小画像を継続して生成し、領域212に対して記憶してもよい。
以上説明したように、本実施形態の記録装置は、プレ記録のような、記録開始の指示を遡って入力された動画信号の記録を行う際に、記録される動画信号の開始フレームを提示することが可能である。具体的には記録装置は、入力された動画信号をメモリに記憶し、記録開始の指示を受け付けた場合に、記録開始の指示の所定時間前以降にメモリに記憶された動画信号を接続された記録媒体に記録する際に、次のように処理する。記録装置は、記録開始の指示を受け付けた場合に入力された動画信号に係る画像と、メモリに記憶された記録開始の指示を受け付けるより所定時間前に入力された動画信号に係る画像とを、接続された表示装置の表示領域に同時に表示する。
これにより、ユーザはプレ記録を行う際に、記録される動画信号の開始フレームを確認できるため、動画信号の記録が完了してから開始フレームの情報を確認する必要がなくなる。また、記録停止中にも所定時間前のフレームの画像を表示することで、記録開始のフレームを認識した上で、ユーザはプレ記録での記録開始を指示することが可能である。
(実施形態2)
上述した実施形態1では、プレ記録モードでの動画記録処理中、常に3秒前のフレームの動画信号から生成された縮小画像を重畳表示する例について説明した。本実施形態では、プレ記録モードでの動画記録処理中、常に記録開始の指示の3秒前のフレームの動画信号から生成された縮小画像を重畳表示する例について説明する。即ち、本実施形態のプレ記録モードでは、動画記録処理中に記録を開始したフレームの縮小画像をユーザに対して通知する。なお、本実施形態のデジタルビデオカメラは、実施形態1と同様の機能構成を持つため、各ブロックの説明は省略する。また、以下に説明する本実施形態のプレ記録処理において、実施形態1と同様の処理を行うステップについては、同じ参照番号を付して説明を省略し、本実施形態に特徴的な処理の説明にとどめる。
以下、本実施形態のデジタルビデオカメラ100のプレ記録処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
S403でメモリ102の縮小画像用の領域に、3秒分の縮小画像が記憶されており、S406で記録開始の指示を操作部107から受信すると、制御部106は処理をS407に移す。S407で、制御部106は記録開始の指示がなされた3秒前のフレーム以降の動画信号を、順にメモリ102から読み出して記録再生部108に伝送し、記録媒体110への記録を開始させる。
このとき制御部106は、プレ記録モードの記録待機状態において表示制御部104に開始させた、撮像部101から入力された動画信号に重畳表示する3秒前の動画信号の縮小画像の更新を、S501で停止する。即ち、制御部106は、記録待機状態で常に3秒前のフレームの動画信号から生成された縮小画像を重畳表示するように、メモリ102から該当の縮小画像を読み出して表示制御部104に伝送させていたが、記録開始の指示を受けて、伝送を停止する。これにより表示制御部104への、重畳表示する縮小画像の供給は記録開始の指示の3秒前の縮小画像で停止し、表示制御部104は動画記録中は撮像部101から入力された動画信号に対して記録開始の指示の3秒前の縮小画像を重畳表示する。またS502で、制御部106はS401で開始した、圧縮符号化させた動画信号のフレームの縮小画像のメモリ102への記憶を停止する。
なお、S408で記録停止の指示を操作部108より受信した場合は、制御部106は記録媒体110への動画信号の記録の停止(S409)、動画信号の圧縮符号化の停止(S410)を行う。そして制御部106は、S412で撮像部101から入力された動画信号への、記録開始の3秒前のフレームの動画信号から生成された縮小画像の重畳表示を表示制御部104に停止させ、処理をS401に戻す。
以上説明したように、本実施形態の記録装置は、プレ記録のような、記録開始の指示を遡って入力された動画信号の記録を行う際に、記録される動画信号の開始フレームを提示することが可能である。具体的には記録装置は、入力された動画信号をメモリに記憶し、記録開始の指示を受け付けた際に、記録開始の指示の所定時間前以降にメモリに記憶された動画信号を接続された記録媒体に記録する際に、次のように処理する。記録装置は、記録開始の指示を受け付けた際に入力された動画信号に係る画像と、メモリに記憶された記録開始の指示を受け付けるより所定時間前に入力された動画信号に係る画像とを、接続された表示装置の表示領域に同時に表示する。
これにより、プレ記録モードで動画記録を行う場合に、動画記録の開始指示から所定時間前のフレームである、記録される動画の開始フレームの縮小画像を、動画記録中に現在撮像されている画像とともに表示することが可能である。このため、ユーザはプレ記録モードで動画記録を行った際の、記録が開始されるフレームを容易に確認することができる。
(実施形態3)
上述の実施形態1では、図3(a)のように現在撮像されている動画信号に対し、3秒前の動画信号の縮小画像を重畳して表示する例について説明した。本実施形態では、さらに図3(b)のように、現在撮像されている動画信号に対し、複数の異なる時間だけ前の動画信号の縮小画像を重畳して表示する例について説明する。なお、本実施形態のデジタルビデオカメラは、上述の実施形態1及び2と同様の機能構成をもつため、各ブロックの説明は省略する。また以下に説明する、本実施形態のプレ記録処理において、上述の実施形態1のプレ記録処理と同様の処理を行うステップについては、同じ参照番号を付して説明を省略し、本実施形態に特徴的な処理の説明にとどめる。
以下、本実施形態のデジタルビデオカメラ100の、プレ記録処理について、図6のフローチャートをさらに用いて説明する。
S403でメモリ102の縮小画像用の領域に、3秒分の縮小画像が記憶されており、S406で記録開始の指示を操作部107から受信した場合、制御部106はS601で次のように処理する。S601で、制御部106は、撮像部101から入力された動画信号と、メモリ102の縮小画像用の領域に記憶されている縮小画像のうち、入力された動画信号の3秒前、2秒前、1秒前の、1秒おきの縮小画像を読み出し、表示制御部104に伝送する。表示制御部104は制御部106の指示を受け、現在撮像された動画信号に対して、3つの縮小画像を重畳させて表示部105に表示する。
また、S403でメモリ102の縮小画像用の領域に、3秒分の縮小画像が記憶されておらず、S413で記録開始の指示を操作部107から受信した場合、制御部106はS602で次のように処理する。S602で、制御部106は、撮像部101から入力動画信号と、メモリ102の縮小画像用の領域に記憶されている縮小画像のうち、最も古い縮小画像及び、記録開始の指示がなされる前の、1秒おきの縮小画像を読み出し、表示制御部104に伝送する。表示部105に重畳表示される縮小画像は、例えばS401で入力された動画信号に対して圧縮符号化処理を適用し、圧縮符号化された動画信号のメモリ102への記憶が開始されてから、2.5秒後に記録開始の指示がなされた場合、以下の画像が選択される。メモリ102の縮小画像用の領域に記憶されている縮小画像のうち、最も古い縮小画像は、記録開始の指示の2.5秒前に記録された縮小画像が選択される。また、その他に制御部106は、メモリ102の縮小画像用の領域に記憶されている縮小画像のうち、記録開始の指示の1秒前、2秒前の縮小画像をさらに選択し、3つの縮小画像を表示制御部104に伝送するものとする。なお、圧縮符号化された動画信号のメモリ102の記憶が開始されてから、1.9秒後に記録開始の指示がなされた場合、例えば記録開始の指示の1秒前と、最も古い参照画像の2つが選択されればよい。
また、このように予め定められた秒数分の縮小画像がメモリ102に蓄えられていないうちに記録開始の指示がなされた場合、次のように処理すればよい。即ち、制御部106は例えばメモリ102に、3秒分の縮小画像がメモリ102に蓄えられるまでは、現在撮像されている動画信号に対し、表示制御部104は最も古い参照画像と、記録開始の指示より1秒ずつ前の画像を重畳表示する。そして、メモリ102に蓄えられている縮小画像が3秒分となった際に、制御部106は処理をS601に移し、3秒前、2秒前、1秒前の縮小画像を表示制御部104に伝送し、現在の撮像されている動画信号に対して重畳させればよい。なお、本実施形態の説明では、重畳表示される縮小画像を選択する方法について例をあげて説明したが、本発明の実施はこれに限らず、例えばユーザが重畳表示する縮小画像の選択方法を設定可能であってもよい。このようにすることで、ユーザはプレ記録モードにおいて記録開始フレームを指示するための指標として、複数の過去の画像を確認することが可能である。即ち、例えば表示されている複数の過去の画像のうち、実際に記録を開始したい画面をユーザが選択するように構成することで、選択された画像が先頭フレームとして記録されるように記録を制御してもよい。
以上説明したように、本実施形態の記録装置は、プレ記録のような、記録開始の指示を遡って、入力された動画信号の記録を行う際に、記録される動画信号の開始フレームを提示することが可能である。具体的には記録装置は、入力された動画信号をメモリに記憶し、記録開始の指示を受け付けた際に、記録開始の指示の所定時間前以降にメモリに記憶された動画信号を接続された記録媒体に記録する際に、次のように処理する。記録装置は、記録開始の指示を受け付けた際に入力された動画信号に係る画像と、メモリに記憶された記録開始の指示を受け付けるより所定時間前に入力された動画信号に係る画像とを、接続された表示装置の表示領域に同時に表示する。
これにより、ユーザはプレ記録を行う際に、記録される動画信号の開始フレームを確認できるため、動画信号の記録が完了してから開始フレームの情報を確認する必要がなくなる。さらに、記録が開始された後に、メモリに記憶されている縮小画像の中から複数表示してユーザに選択させることにより、記録される動画信号の開始フレームを変更可能とすることが可能である。
(実施形態4)
本実施形態では、信号処理部103において、動画信号の符号化処理と復号処理とを同時に行うことができる場合のプレ記録処理について説明する。また、通常の撮影モード並びに再生モードの処理は第1の実施形態と同様である。なお、本実施形態のデジタルビデオカメラは、実施形態1と同様の機能構成を持つため、各ブロックの説明は省略する。
以下、本実施形態のプレ記録処理について説明する。
本実施形態では、デジタルビデオカメラ100の動作モードがプレ記録モードに設定された際、メモリ102には、撮像部101から入力された動画信号と、信号処理部103によって圧縮符号化された動画信号のみが記憶される。即ち、上述の実施形態1乃至3とはメモリ102に縮小画像が記憶されない構成が異なる。
本実施形態のデジタルビデオカメラ100において、記録待機状態において、メモリ102の領域212に予め定められたn秒分の圧縮符号化された動画信号が記憶されると、次のように処理する。信号処理部103は、メモリ102に撮像部101から入力された動画信号の圧縮符号化処理を行いながら、メモリ102からn秒前の圧縮符号化された動画信号を読み出して復号し、サイズを縮小して縮小画像を生成する。制御部106は、生成された縮小画像を表示制御部104に出力し、撮像部101から入力された動画信号に重畳表示させて表示部105に表示させる。
またメモリ102に縮小画像を記憶させる必要がないため、上述の実施形態1乃至3において縮小画像を記憶させるための領域211を、圧縮符号化された動画信号の記憶する領域とすることが可能になる。このため、例えばプレ記録モードで動画記録を行う際に遡ることが可能な秒数を、上述の実施形態より長く設定させることができる。
以上説明したように、本実施形態の記録装置は、プレ記録のような、記録開始の指示を遡って入力された動画信号の記録を行う際に、記録される動画信号の開始フレームを提示することが可能である。具体的には記録装置は、入力された動画信号をメモリに記憶し、記録開始の指示を受け付けた際に、記録開始の指示の所定時間前以降にメモリに記憶された動画信号を接続された記録媒体に記録する際に、次のように処理する。記録装置は、メモリに記憶された、記録開始の指示を受け付けるより所定時間前に入力された動画信号から画像を生成する。そして記録装置は、記録開始の指示を受け付けた際に入力された動画信号に係る画像と、記録開始の指示を受け付けるより所定時間前に入力された動画信号から生成した画像とを、接続された表示装置の表示領域に同時に表示する。
これにより、ユーザはプレ記録を行う際に、記録される動画信号の開始フレームを確認できるため、動画信号の記録が完了してから開始フレームの情報を確認する必要がなくなる。
なお、上述の各実施形態では、本発明をビデオカメラに適用した場合について説明したが、これ以外にも、動画を入力して記録する装置に対しても本発明を同様に適用することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (5)

  1. 入力された動画信号をメモリに順次記憶する入力手段と、
    前記メモリに記憶された動画信号を読み出し、読み出した前記動画信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    記録開始の指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記受け付け手段により受けられた前記記録開始の指示に応じて、前記記録開始の指示の所定時間前に前記入力手段に入力された動画信号から記録を開始するように前記記録手段を制御する制御手段と、
    前記入力手段に入力された動画信号に係る第1の画像を表示装置に表示する表示手段であって、前記記録手段による動画信号の記録停止中に、前記第1の画像よりも前記所定時間前に入力された動画信号を前記メモリから読み出し、前記所定時間前に入力された動画信号に係る第2の画像を前記第1の画像と共に前記表示装置に表示する表示手段とを備え、
    前記表示手段は、前記記録手段が前記記録開始の指示に応じて動画信号の記録開始してから記録停止するまでの間、前記記録開始の指示より前記所定時間前に入力された動画信号のフレームの画像を継続して、前記第1の画像と共に前記表示装置に表示することを特徴とする記録装置。
  2. 前記表示手段は、前記記録手段による動画信号の記録停止中に、前記第1の画像と共に前記表示装置に表示する前記第2の画像を順次更新して表示し、前記記録開始の指示に応じて前記表示装置に表示する前記第2の画像の更新を停止することにより、前記記録開始の指示より前記所定時間前に入力された動画信号のフレームの画像を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記表示手段は、前記入力手段による前記メモリへの前記入力された動画信号の記憶が開始された後、前記所定期間が経過したことに応じて、前記第2の画像の表示を開始することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記入力手段は、前記記録手段による動画信号の記録停止中に、入力された前記動画信号を前記メモリに記憶し、
    前記メモリは、少なくとも前記所定時間分の動画信号を記憶可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 入力手段が、入力された動画信号をメモリに順次記憶する入力工程と、
    記録手段が、前記メモリに記憶された動画信号を読み出し、読み出した前記動画信号を記録媒体に記録する記録工程と、
    受け付け手段が、記録開始の指示を受け付ける受け付け工程と、
    制御手段が、前記受け付け工程において受けられた前記記録開始の指示に応じて、前記記録開始の指示の所定時間前に入力された動画信号から記録を開始するように前記記録工程を制御する制御工程と、
    表示手段が、前記入力された動画信号に係る第1の画像を表示装置に表示する表示工程であって、前記記録工程における動画信号の記録停止中に、前記第1の画像よりも前記所定時間前に入力された動画信号を前記メモリから読み出し、前記所定時間前に入力された動画信号に係る第2の画像を前記第1の画像と共に前記表示装置に表示する表示工程とを備え、
    前記表示手段は前記表示工程において、前記記録工程において前記記録開始の指示に応じて動画信号の記録開始されてから記録停止されるまでの間、前記記録開始の指示より前記所定時間前に入力された動画信号のフレームの画像を継続して、前記第1の画像と共に前記表示装置に表示することを特徴とする記録装置の制御方法。
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