JP5566756B2 - シールドケース - Google Patents

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Description

本発明は、電波の漏洩や干渉を防止することを目的として使用される電子機器用のシールドケースに関する。
従来の一般的な電子機器用のシールドケースは、ケース本体と、ケース本体に被嵌される蓋部とから構成されている。このような、従来の電子機器用のシールドケース100の構成の一例を図12ないし図16に示す。図12は従来のシールドケース100の構成を示す斜視図であり、図13は従来のシールドケース100の一部の構成を拡大して断面図で示す斜視図であり、図14は従来のシールドケース100の蓋部の構成を示す斜視図であり、図15は従来のシールドケース100の本体部の構成を示す斜視図であり、図16は従来のシールドケース100の組立途中の構成を示す斜視図である。
従来のシールドケース100は図12に示すように、直方体状の本体部110と、本体部110の開口されている上面を閉塞するように被嵌される蓋部111とから構成されている。本体部110および蓋部111とは金属板を加工して作成されており、内部の収納空間には高周波(RF)回路等が組まれた回路基板が収納される。本体部110の一側面には4つの同軸接栓112が設けられており、同軸接栓112から入力されたRF信号を内部の回路基板に入力したり、内部の回路基板から出力されたRF信号を同軸接栓112を介して出力することができる。蓋部111の4辺のそれぞれには、所定間隔で形成された多数の爪部115が設けられており、爪部115は辺において下方へほぼ直角に折曲されている。この蓋部111の4辺に形成された多数の爪部115が、蓋部111を本体部110に被嵌した際に、本体部110の側板110bの上部外面に弾性的に圧接されて、蓋部111が本体部110に取り付けられるようになる。
なお、図13の拡大図に示すように爪部115には、中央からやや下に内側に突出する凸部115aが形成されていると共に、凸部115aから外側へ斜めに向かうようテーパ状に形成された先端部115cとが形成されている。この場合、蓋部111における対向する辺に形成された爪部115における凸部115a間の間隔は、本体部110の幅より若干狭く形成されている。そして、先端部115cは外側へ斜めに向かうようテーパ状に形成されていることから、蓋部111を本体部110に被嵌した際に、凸部115a間の間隔が本体部110の幅より若干狭く形成されていても、テーパ状の先端部115cで案内されて蓋部111を容易に本体部110に被嵌することができる。さらに、本体部110の4つの側板110bの上部には細長い矩形状の多数の係合孔110aが爪部115の配置位置に対応して形成されており、蓋部111を本体部110に被嵌した際に、図13に示すようにそれぞれの爪部115の凸部115aが対応する係合孔110aにそれぞれ弾性的に係合するようになる。これにより、弾性的にかつ確実に蓋部111が本体部110に固定されるようになる。
本体部110は、図15に示すように4つの側板110bからなる直方体状とされ、4つの側板110bの上部には爪部115の配置位置に対応した細長い矩形状の係合孔110aが多数形成されている。4つの側板110bの上端は内側に折曲されており、側板110bの1つには4つの同軸接栓112が固着されている。また、本体部110の内部には、例えば3枚の仕切り板114が横方向に所定の間隔で設けられており、内部の収納空間は4つに仕切られている。4つに仕切られた収納空間のそれぞれには、RF回路等が組まれた回路基板113が収納されている。この場合、回路基板113にはRF回路等の電気的特性を調整するためのトリマやボリューム等の半固定の調整素子が設けられており、調整素子には調整用摘み113aが設けられている。また、仕切り板114の上端から突出する根本にくびれが形成された突出部114aが複数設けられている。
また、図14に示すように蓋部111の4辺のそれぞれには、多数の爪部115が辺において下方へほぼ直角に折曲されて形成されている。そして、爪部115の中央よりやや下に内側に突出する凸部115aが形成されていると共に、凸部115aから外側へ斜めに向かうテーパ状の先端部115cが形成されている。また、蓋部111の平面状の部位には複数の丸孔111cと複数のスリット111bとが形成されている。蓋部111を本体部110に被嵌した際に、回路基板113に設けられている調整素子の調整用摘み113aが丸孔111cに挿入されて若干突出するようになり、仕切り板114の上端に形成されている突出部114aがスリット111bを貫通して突出するようになる。
ここで、蓋部111を本体部110に被嵌した状態を図16に示すが、この状態において、スリット111bから突出した複数の突出部114aをそれぞれ捩ることにより、図12に示す取付状態となって、蓋部111の平面状の部位が本体部110の上面に密着して取り付けられるようになる。
次に、従来の他の電子機器用のシールドケース200の構成例を図17および図18に示す。図17は従来の他のシールドケース200の構成を示す斜視図であり、図18は従来の他のシールドケース200の一部の構成を拡大して断面図で示す斜視図である。
これらの図に示す従来の他の電子機器用のシールドケース200は、直方体状の本体部210と、本体部210の開口されている上面を閉塞するように被嵌される蓋部211とから構成されている。本体部210および蓋部211とは金属板を加工して作成されており、内部の収納空間にはRF回路等が組まれた回路基板が収納される。蓋部211の構成は、従来のシールドケース100における蓋部111と同様の構成とされている。また、本体部210の構成は、4つの側板210bに係合孔を備えていない構成が、従来のシールドケース100における本体部110の構成と相違するが、他の構成は同様とされている。
すなわち、蓋部211を本体部210に被嵌した際に、テーパ状の先端部215cで案内されて蓋部211を容易に本体部210に被嵌することができる。また、蓋部211における対向する辺に形成された爪部215における凸部215a間の間隔は、本体部210の幅より若干狭く形成されて蓋部211を本体部210に被嵌した際に、弾性的に蓋部211が本体部210に固定されるようになる。
次に、従来のさらに他の電子機器用のシールドケース300の構成例を図19および図20に示す。図19は従来のさらに他のシールドケース300の構成を示す斜視図であり、図20は従来のさらに他のシールドケース300の一部の構成を拡大して断面図で示す斜視図である。
これらの図に示す従来のさらに他の電子機器用のシールドケース300は、直方体状の本体部310と、本体部310の開口されている上面を閉塞するように被嵌される蓋部311とから構成されている。本体部310および蓋部311とは金属板を加工して作成されており、内部の収納空間にはRF回路等が組まれた回路基板が収納される。蓋部311の構成は、従来のシールドケース100における蓋部111と同様の構成とされている。また、本体部310の構成は、4つの側板310bに係合孔に替えて突状部310aを設けるようにした構成が、従来のシールドケース100における本体部110の構成と相違するが、他の構成は同様とされている。
すなわち、本体部310における4つの側板310bの上部外面には、線条に伸びる突状部310aがほぼ側板310bの全体にわたり横方向に形成されている。そして、蓋部311を本体部310に被嵌した際に、図20に示すようにそれぞれの爪部315の凸部315aが突状部310aを乗り越えて弾性的に側板310bに圧接されるようになる。この場合、突状部310aに爪部315の凸部315aが係合することから、弾性的にかつ確実に蓋部311が本体部310に固定されるようになる。なお、蓋部311を本体部310に被嵌した際に、テーパ状の先端部315cで案内されて爪部315の凸部315aが突状部310aを容易に乗り越えて係合するようになる。
特開2009−182058号公報 特開2009−141245号公報
従来のシールドケースにおいては、蓋部の爪部が本体部における側板の外面に圧接される構造とされていることから、シールドケースの外形寸法が本体部の幅より大きくなって、小型化することができないという問題点があった。
また、蓋部と本体部との電気的接触は爪部の凸部で主に行われることから、電気的接触が確保できない場合もあった。
そこで、本発明は、小型化することができる構造とすると共に、電気的接触を確保することのできるのシールドケースを提供することを目的としている。
本発明のシールドケースは、少なくとも上面が開口されている箱状とされ、内部に回路基板が収納される導電性のケース本体部と、該ケース本体部の上面の開口を閉塞するように、前記ケース本体部の上面に被嵌される導電性の蓋部とを備え、前記ケース本体部における側板の上端は内側にほぼ直角に折曲されて、該側板の上端の角部に導入孔が所定間隔で複数形成されていると共に、前記各導入孔にそれぞれ対応する位置であって、前記側板の上部に複数の係合孔が前記所定間隔で形成されており、前記蓋部の各辺に設けられる複数の爪部は、前記各導入孔の位置にそれぞれ対応する前記蓋部の各辺の位置に前記所定間隔で形成されており、該各爪部はほぼ直角に下方へ折曲されて形成されていると共に、前記各爪部には外側へ膨出する凸部が形成されており、前記蓋部を前記ケース本体部に被嵌した際に、前記複数の各爪部が、前記側板に形成されている前記各導入孔内に導入されて、前記各爪部における前記凸部が、前記側板の内側において前記各係合孔のそれぞれに係合することを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、蓋部をケース本体部に被嵌した際に、蓋部の各辺に形成されている複数の各爪部が、ケース本体部における側板の上端の角部に形成されている導入孔内に導入されて、各爪部に形成されている外側へ膨出する凸部が、導入孔に対応して側板に形成されている複数の係合孔のそれぞれに、側板の内側において係合するようになる。これにより、シールドケースの外形寸法は、ケース本体部の幅と同じとなり、シールドケースを小型化することができる。また、各爪部は導入孔に導入され、さらに係合孔に係合することから、爪部は複数の箇所でケース本体部に接触して電気的接触を確保することができると共に、蓋部がケース本体部に取り付けられる機械的強度を向上することができる。
本発明の第1実施例にかかるシールドケースの構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施例にかかるシールドケースの構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。 本発明にかかるシールドケースの蓋部の構成を示す斜視図である。 本発明にかかるシールドケースのケース本体部の構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施例にかかるシールドケースの組立途中の構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施例にかかるシールドケースの構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施例にかかるシールドケースの構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。 本発明の第3実施例にかかるシールドケースの構成を示す斜視図である。 本発明の第3実施例にかかるシールドケースの構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。 本発明の第4実施例にかかるシールドケースの構成を示す斜視図である。 本発明の第4実施例にかかるシールドケースの構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。 従来のシールドケースの構成を示す斜視図である。 従来のシールドケースの構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。 従来のシールドケースの蓋部の構成を示す斜視図である。 従来のシールドケースのケース本体部の構成を示す斜視図である。 従来のシールドケースの組立途中の構成を示す斜視図である。 従来の他のシールドケースの構成を示す斜視図である。 従来の他のシールドケースの構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。 従来のさらに他のシールドケースの構成を示す斜視図である。 従来のさらに他のシールドケースの構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。
本発明の第1実施例のシールドケース1の構成を図1ないし図5に示す。図1は本発明の第1実施例にかかるシールドケース1の構成を示す斜視図であり、図2は本発明の第1実施例にかかるシールドケース1の構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図であり、図3は本発明の第1実施例にかかるシールドケース1の蓋部の構成を示す斜視図であり、図4は本発明の第1実施例にかかるシールドケース1のケース本体部の構成を示す斜視図であり、図5は本発明の第1実施例にかかるシールドケース1の組立途中の構成を示す斜視図である。
これらの図に示す本発明の第1実施例にかかるシールドケース1は、図1に示すように、上面が開口した直方体状とされた箱状のケース本体部10と、ケース本体部10の開口されている上面を閉塞するように被嵌される矩形状の蓋部11とから構成されている。ケース本体部10および蓋部11とは金属板を加工して作成されて導電性とされており、内部の収納空間には高周波(RF)回路等が組まれた回路基板が収納される。ケース本体部10の一側面には4つの同軸接栓12が設けられており、同軸接栓12から入力されたRF信号を内部の回路基板に入力したり、内部の回路基板から出力されたRF信号を同軸接栓12を介して出力することができる。矩形状の蓋部11の4辺のそれぞれには、所定間隔で形成された多数の爪部15が設けられており、爪部15は蓋部11の平面状の部位の辺において下方へほぼ直角に折曲されて形成されている。この蓋部11の4辺に形成された多数の爪部15が、蓋部11をケース本体部10に被嵌した際に、後述するケース本体部10の側板10bに形成されている導入孔10c内に導入されて、側板10bの上部に形成されている係合孔10aに係合されることにより、蓋部11がケース本体部10に取り付けられるようになる。
爪部15は、図2の拡大図に示すように中央からやや下に外側に膨出する凸部15aが形成されていると共に、凸部15aから内側へ斜めに向かうようテーパ状に形成された先端部15cとが形成されている。また、蓋部11における対向する辺に形成された爪部15における凸部15a間の間隔は、ケース本体部10における内形の寸法(対向する側板10b間の内面間の間隔)より若干広く形成されている。
ケース本体部10は、図2の拡大図に示すように側板10bと下面を閉塞する金属製(導電性)の底板10dとから構成されている。側板10bは箱を形成するように前後左右に4枚配置されている。各側板10bの上端は内側へほぼ直角に折曲されて、折曲されている側板10bの上端の角部に爪部15が設けられている所定間隔と同じ所定間隔で横方向に細長い矩形状の複数の導入孔10cが形成されている。さらに、各側板10bの上部に横方向に細長い矩形状の係合孔10aが、複数の導入孔10cのそれぞれに対応する位置に形成されるように上記所定間隔で複数形成されている。そして、蓋部11をケース本体部10に被嵌した際に、先端部15cは内側へ斜めに向かうようテーパ状に形成されていることから、対面する爪部15における凸部15a間の間隔がケース本体部10の内形の寸法、すなわち対面する導入孔10c間の間隔より若干広く形成されていても、テーパ状の先端部15cにより導入孔10c内に爪部15が案内されて導入されるようになる。導入孔10c内に導入された各爪部15は、導入孔10cの下方に対応して形成されている係合孔10aに凸部15aがそれぞれ弾性的に係合するようになる。このようにして、蓋部11を容易にケース本体部10に弾性的にかつ確実に取り付けることができる。第1実施例のシールドケース1は、外形寸法がケース本体部10の幅と同じとなり、シールドケース1を小型化することができる。また、各爪部15は導入孔10cおよび係合孔10aの周囲に複数の箇所で接触して電気的接触を確保することができると共に、取り付けられる機械的強度を向上することができる。
ケース本体部10の構成の詳細が図4に示されており、この図に示すようにケース本体部10は4枚の側板10bからなる箱状とされ、4枚の各側板10bの上部には爪部15の配置位置に対応して細長い矩形状の係合孔10aが、爪部15の所定間隔と同じ所定間隔で多数形成されている。また、4枚の各側板10bの上端は内側に折曲されており、折曲されている側板10bの上端の角部に上記所定間隔で多数の導入孔10cが形成されている。側板10bの1枚には4つの同軸接栓12が固着されている。さらに、本体部10の内部には、例えば3枚の金属板からなる仕切り板14が横方向に所定の間隔で設けられており、内部の収納空間は4つに仕切られている。4つに仕切られた収納空間のそれぞれには、RF回路等が組まれた回路基板13がそれぞれ収納されている。この場合、回路基板13にはRF回路等の電気的特性を調整するためのトリマやボリューム等の半固定の調整素子が設けられており、調整素子には延伸された調整用摘み13aが設けられている。また、仕切り板14の上端から突出する根本にくびれ部が形成された突出部14aが複数設けられている。
また、蓋部11の構成の詳細が図3に示されており、この図に示すように蓋部11はケース本体部10の上面を閉塞する矩形とされた平面状の部位と、平面状の部位の4辺のそれぞれに形成された多数の爪部15とから構成されている。爪部15は、下方へほぼ直角に折曲されて形成されており、爪部15の中央よりやや下に外側に膨出する凸部15aが形成されていると共に、凸部15aから内側へ斜めに向かうテーパ状の先端部15cが形成されている。また、蓋部11の平面状の部位には複数の丸孔11cと複数のスリット11bとが形成されている。蓋部11をケース本体部10に被嵌した際に、回路基板13に設けられている調整素子の調整用摘み13aの先端が丸孔11cを貫通して若干突出するようになり、仕切り板14の上端に形成されている複数の突出部14aがスリット11bのそれぞれを貫通して突出するようになる。
ここで、蓋部11をケース本体部10に被嵌した状態を図5に示すが、この状態においては多数の爪部15がケース本体部10の側板10bの内側において係合孔10aに弾性的に圧接されることから、爪部15により蓋部11における平面状の部位を上方へ浮き上がらせる応力が印加される。そこで、各スリット11bから突出した複数の突出部14aをそれぞれ捩ることにより、突出部14aのくびれ部が捻れて図1に示す取付状態となって、蓋部11の平面状の部位が浮き上がることなくケース本体部10の上面に密着して取り付けられるようになる。
本発明の第1実施例のシールドケース1においては、内部に収納した回路基板13に電源を供給して動作状態とした状態において、シールドケース1から突出している調整用摘み13aを回転して調整することにより、所望の電気的特性となるよう調整することができる。
次に、本発明の第2実施例のシールドケース2の構成を図6および図7に示す。図6は本発明の第2実施例にかかるシールドケース2の構成を示す斜視図であり、図7は本発明の第2実施例にかかるシールドケース2の構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。
これらの図に示す本発明の第2実施例にかかるシールドケース2は、第1実施例のシールドケース1と同様に、上面が開口した直方体状とされた箱状のケース本体部20と、ケース本体部20の開口されている上面を閉塞するように被嵌される矩形状の蓋部21とから構成されている。ケース本体部20および蓋部21とは金属板を加工して作成されて導電性とされており、内部の収納空間には高周波(RF)回路等が組まれた回路基板が収納される。ケース本体部20の一側面には4つの同軸接栓22が設けられており、同軸接栓22から入力されたRF信号を内部の回路基板に入力したり、内部の回路基板から出力されたRF信号を同軸接栓22を介して出力することができる。
蓋部21の構成は、第1実施例にかかる蓋部11と同様の構成とされており、その詳細説明は省略するが、所定間隔で形成された多数の爪部25が蓋部21の4辺に設けられており、爪部25は下方へほぼ直角に折曲されて形成されている。爪部25は、図7の拡大図に示すように中央からやや下に外側に膨出する凸部25aが形成されていると共に、凸部25aから内側へ斜めに向かうようテーパ状に形成された先端部25cとが形成されている。また、蓋部21における対向する辺に形成された爪部25における凸部25a間の間隔は、ケース本体部20における内形の寸法(対向する側板20b間の内面間の間隔)より若干広く形成されている。
ケース本体部20は、図7の拡大図に示すように側板20bと下面を閉塞する金属製(導電性)の底板20dとから構成されている。側板20bは箱を形成するように前後左右に4枚配置されている。各側板20bの上端は内側へほぼ直角に折曲されて、折曲されている側板20bの上端の角部に隣接する2つの爪部25を導入可能な細長い幅とされた矩形状の複数の導入孔20cが所定間隔で形成されている。さらに、各側板20bの上部に導入孔20cとほぼ同じ細長い幅の矩形状の係合孔20aが、各導入孔20cのそれぞれに対応する位置に上記所定間隔で複数形成されている。ケース本体部20の他の構成は、第1実施例にかかるケース本体部10と同様とされているので省略する。
そして、蓋部21をケース本体部20に被嵌した際に、先端部25cは内側へ斜めに向かうようテーパ状に形成されていることから、対面する爪部25における凸部25a間の間隔がケース本体部20の内形の寸法、すなわち対面する導入孔20c間の間隔より若干広く形成されていても、テーパ状の先端部25cにより導入孔20c内に爪部25が案内されるようになる。この場合、1つの導入孔20c内に隣接する2つずつの爪部25が案内されて導入され、導入孔20cの下方に対応して形成されている係合孔20aに、2つずつ導入された爪部25の凸部25aが、側板20bの内側において弾性的に係合するようになる。このようにして、蓋部21を容易にケース本体部20に弾性的にかつ確実に取り付けることができる。また、蓋部21をケース本体部20に被嵌した際に、ケース本体部20に収納されている回路基板上の調整素子の調整用摘み23aの先端が丸孔21cを貫通して若干突出するようになり、ケース本体部20における仕切り板の上端から突出する根本にくびれ部が形成された複数の突出部24aがスリット21bのそれぞれを貫通して突出するようになる。この各スリット21bから突出した複数の突出部24aをそれぞれ捩ることにより、突出部24aのくびれ部が捩れて蓋部21の平面状の部位が浮き上がることなくケース本体部20の上面に密着して取り付けられるようになる。
第2実施例のシールドケース2においても、外形寸法がケース本体部20の幅と同じとなり、シールドケース2を小型化することができる。また、各爪部25は導入孔20cおよび係合孔20aの周囲に複数の箇所で接触して電気的接触を確保することができると共に、取り付けられる機械的強度を向上することができる。
本発明の第2実施例のシールドケース2においても、内部に収納した回路基板に電源を供給して動作状態とした状態において、シールドケース2から突出している調整用摘み23aを回転させて調整することにより、所望の電気的特性となるよう調整することができる。
次に、本発明の第3実施例のシールドケース3の構成を図8および図9に示す。図8は本発明の第3実施例にかかるシールドケース3の構成を示す斜視図であり、図9は本発明の第3実施例にかかるシールドケース3の構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。
これらの図に示す本発明の第3実施例にかかるシールドケース3は、第1実施例のシールドケース1と同様に、上面が開口した直方体状とされた箱状のケース本体部30と、ケース本体部30の開口されている上面を閉塞するように被嵌される矩形状の蓋部31とから構成されている。ケース本体部30および蓋部31とは金属板を加工して作成されて導電性とされており、内部の収納空間には高周波(RF)回路等が組まれた回路基板が収納される。ケース本体部30の一側面には4つの同軸接栓32が設けられており、同軸接栓32から入力されたRF信号を内部の回路基板に入力したり、内部の回路基板から出力されたRF信号を同軸接栓32を介して出力することができる。
蓋部31の構成は、第1実施例にかかる蓋部11と同様の構成とされており、その詳細説明は省略するが、所定間隔で形成された多数の爪部35が蓋部31の4辺に設けられており、爪部35は下方へほぼ直角に折曲されて形成されている。爪部35は、図9の拡大図に示すように中央からやや下に外側に膨出する凸部35aが形成されていると共に、凸部35aから内側へ斜めに向かうようテーパ状に形成された先端部35cとが形成されている。また、蓋部31における対向する辺に形成された爪部35における凸部35a間の間隔は、ケース本体部30における内形の寸法(対向する側板30b間の内面間の間隔)より若干広く形成されている。
ケース本体部30は、図9の拡大図に示すように側板30bと下面を閉塞する金属製(導電性)の底板30dとから構成されている。側板30bは箱を形成するように前後左右に4枚配置されている。各側板30bの上端は内側へほぼ直角に折曲されて、折曲されている側板30bの上端の角部に各爪部35を導入可能な細長い幅とされた矩形状の複数の導入孔30cが爪部35と同じ所定間隔で形成されている。ケース本体部30の他の構成は、第1実施例にかかるケース本体部10と同様とされているので省略する。
そして、蓋部31をケース本体部30に被嵌した際に、先端部35cは内側へ斜めに向かうようテーパ状に形成されていることから、対面する爪部35における凸部35a間の間隔がケース本体部30の内形の寸法、すなわち対面する導入孔30c間の間隔より若干広く形成されていても、テーパ状の先端部35cにより導入孔30c内に爪部35が案内されるようになる。この場合、各導入孔30c内に1つずつの爪部35が案内されて導入され、導入孔30c内に導入された各爪部35の凸部35aが、側板30bの内面に弾性的に圧接するようになる。このようにして、蓋部31を容易にケース本体部30に弾性的にかつ確実に取り付けることができる。また、蓋部31をケース本体部30に被嵌した際に、ケース本体部30に収納されている回路基板上の調整素子の調整用摘み33aの先端が丸孔31cを貫通して若干突出するようになり、ケース本体部30における仕切り板の上端から突出する根本にくびれ部が形成された複数の突出部34aがスリット31bのそれぞれを貫通して突出するようになる。この各スリット31bから突出した複数の突出部34aをそれぞれ捩ることにより、突出部34aのくぶれ部が捻れて蓋部31の平面状の部位が浮き上がることなくケース本体部30の上面に密着して取り付けられるようになる。
第3実施例のシールドケース3においても、外形寸法がケース本体部30の幅と同じとなり、シールドケース3を小型化することができる。また、各爪部35は導入孔30cおよび係合孔30aの周囲に複数の箇所で接触して電気的接触を確保することができると共に、取り付けられる機械的強度を向上することができる。
本発明の第3実施例のシールドケース2においても、内部に収納した回路基板に電源を供給して動作状態とした状態において、シールドケース3から突出している調整用摘み33aを回転させて調整することにより、所望の電気的特性となるよう調整することができる。
次に、本発明の第4実施例のシールドケース4の構成を図10および図11に示す。図10は本発明の第4実施例にかかるシールドケース4の構成を示す斜視図であり、図11は本発明の第4実施例にかかるシールドケース4の構成の一部を拡大して断面図で示す斜視図である。
これらの図に示す本発明の第4実施例にかかるシールドケース4は、第1実施例のシールドケース1と同様に、上面が開口した直方体状とされた箱状のケース本体部40と、ケース本体部40の開口されている上面を閉塞するように被嵌される矩形状の蓋部41とから構成されている。ケース本体部40および蓋部41とは金属板を加工して作成されて導電性とされており、内部の収納空間には高周波(RF)回路等が組まれた回路基板が収納される。ケース本体部40の一側面には4つの同軸接栓42が設けられており、同軸接栓42から入力されたRF信号を内部の回路基板に入力したり、内部の回路基板から出力されたRF信号を同軸接栓42を介して出力することができる。
蓋部41の構成は、第1実施例にかかる蓋部11と同様の構成とされており、その詳細説明は省略するが、所定間隔で形成された多数の爪部45が蓋部41の4辺に設けられており、爪部45は下方へほぼ直角に折曲されて形成されている。爪部45は、図11の拡大図に示すように中央からやや下に外側に膨出する凸部45aが形成されていると共に、凸部45aから内側へ斜めに向かうようテーパ状に形成された先端部45cとが形成されている。また、蓋部41における対向する辺に形成された爪部45における凸部45a間の間隔は、ケース本体部40における内形の寸法(対向する側板40b間の内面間の間隔)より若干広く形成されている。
ケース本体部40は、図11の拡大図に示すように側板40bと下面を閉塞する金属製(導電性)の底板40dとから構成されている。側板40bは箱を形成するように前後左右に4枚配置されている。各側板40bの上端は内側へほぼ直角に折曲されて、折曲されている側板40bの上端の角部に各爪部45を導入可能な細長い幅とされた矩形状の複数の導入孔40cが爪部45と同じ所定間隔で形成されている。また、各側板40bに形成されている導入孔40cの下方に、側板40bの内側において線条に膨出する内方突状部40eが側板40bのほぼ横幅に渡り形成されている。ケース本体部40の他の構成は、第1実施例にかかるケース本体部10と同様とされているので省略する。
そして、蓋部41をケース本体部40に被嵌した際に、先端部45cは内側へ斜めに向かうようテーパ状に形成されていることから、対面する爪部45における凸部45a間の間隔がケース本体部40の内形の寸法、すなわち対面する導入孔40c間の間隔より若干広く形成されていても、テーパ状の先端部45cにより導入孔40c内に爪部45が案内されるようになる。この場合、各導入孔40c内に1つずつの爪部45が案内されて導入され、導入孔40c内に導入された各爪部45の凸部45aが、側板40bの内面から膨出するよう形成されている内方突状部40eを乗り越えて、内方突状部40eに弾性的に係合するようになる。このようにして、蓋部41を容易にケース本体部40に弾性的にかつ確実に取り付けることができる。なお、内方突状部40eの長さは、蓋部41の一辺に形成されている複数の爪部45の両端間の長さ以上とされていればよい。また、蓋部41をケース本体部30に被嵌した際に、ケース本体部40に収納されている回路基板上の調整素子の調整用摘み43aの先端が丸孔41cを貫通して若干突出するようになり、ケース本体部40における仕切り板の上端から突出する根本にくびれ部が形成された複数の突出部44aがスリット41bのそれぞれを貫通して突出するようになる。この各スリット41bから突出した複数の突出部44aをそれぞれ捩ることにより、突出部44aのくびれ部が捻れて蓋部41の平面状の部位が浮き上がることなくケース本体部40の上面に密着して取り付けられるようになる。
第4実施例のシールドケース4においても、外形寸法がケース本体部40の幅と同じとなり、シールドケース4を小型化することができる。また、各爪部45は導入孔40cおよび係合孔40aの周囲に複数の箇所で接触して電気的接触を確保することができると共に、取り付けられる機械的強度を向上することができる。
本発明の第4実施例のシールドケース4においても、内部に収納した回路基板に電源を供給して動作状態とした状態において、シールドケース4から突出している調整用摘み43aを回転させて調整することにより、所望の電気的特性となるよう調整することができる。
以上説明した本発明にかかる各実施例のシールドケースにおいては、爪部がケース本体部の内側に圧接されることから、蓋部に形成されている爪部のテンションが蓋部の内側方向にかかり浮き上がるようになる。そして、蓋部から上方へ突出している根本にくびれ部が形成された突出部を捩ることにより蓋部をケース本体部に固着することで、蓋部の浮き上がりが抑え付けられるようになって爪部により強いテンションがかかり、蓋部とケース本体部との電気的接触を強くすることができる。従って、電波の干渉や漏洩を極力防止することができ性能が向上するようになる。
また、本発明にかかるシールドケースの外形寸法が小さくなることにより、シールドケースを用いた製品の外形寸法を小さくすることができ、設置場所の省スペース化が図れると共に、材料を削減することができる。
さらに、第4実施例にかかるシールドケース4においては、内方突状部40eを側板40bのほぼ横幅に渡り形成するようにしたが、これに替えて、爪部45にそれぞれ対応する位置だけに内方突条部40eを爪部45と同じ所定間隔で設けるようにしても良い。このようにしても、蓋部41をケース本体部40に被嵌した際に、導入孔40c内に導入された各爪部45の凸部45aが、側板40bの内面から膨出するよう形成されている内方突状部40eを乗り越えて、内方突状部40eに弾性的に係合するようになる。
1〜4 シールドケース、10 ケース本体部、10 本体部、10a 係合孔、10b 側板、10c 導入孔、10d 底板、11 蓋部、11b スリット、11c 丸孔、12 同軸接栓、13 回路基板、13a 調整用摘み、14 仕切り板、14a 突出部、15 爪部、15a 凸部、15c 先端部、20 ケース本体部、20a 係合孔、20b 側板、20c 導入孔、20d 底板、21 蓋部、21b スリット、21c 丸孔、22 同軸接栓、23a 調整用摘み、24a 突出部、25 爪部、25a 凸部、25c 先端部、30 ケース本体部、30a 係合孔、30b 側板、30c 導入孔、30d 底板、31 蓋部、31b スリット、31c 丸孔、32 同軸接栓、33a 調整用摘み、34a 突出部、35 各爪部、35 爪部、35a 凸部、35c 先端部、40 ケース本体部、40a 係合孔、40b 側板、40c 導入孔、40d 底板、40e 内方突状部、41 蓋部、41b スリット、41c 丸孔、42 同軸接栓、43a 調整用摘み、44a 突出部、45 爪部、45a 凸部、45c 先端部、100 シールドケース、110 本体部、110a 係合孔、110b 側板、111 蓋部、111b スリット、111c 丸孔、112 同軸接栓、113 回路基板、113a 調整用摘み、114 仕切り板、114a 突出部、115 爪部、115a 凸部、115c 先端部、200 シールドケース、210 本体部、210b 側板、211 蓋部、215 爪部、215a 凸部、215c 先端部、300 シールドケース、310 本体部、310a 突状部、310b 側板、311 蓋部、315 爪部、315a 凸部、315c 先端部

Claims (6)

  1. 少なくとも上面が開口されている箱状とされ、内部に回路基板が収納される導電性のケース本体部と、
    該ケース本体部の上面の開口を閉塞するように、前記ケース本体部の上面に被嵌される導電性の蓋部とを備え、
    前記ケース本体部における側板の上端は内側にほぼ直角に折曲されて、該側板の上端の角部に導入孔が所定間隔で複数形成されていると共に、前記各導入孔にそれぞれ対応する位置であって、前記側板の上部に複数の係合孔が前記所定間隔で形成されており、
    前記蓋部の各辺に設けられる複数の爪部は、前記各導入孔の位置にそれぞれ対応する前記蓋部の各辺の位置に前記所定間隔で形成されており、該各爪部はほぼ直角に下方へ折曲されて形成されていると共に、前記各爪部には外側へ膨出する凸部が形成されており、
    前記蓋部を前記ケース本体部に被嵌した際に、前記複数の各爪部が、前記側板に形成されている前記各導入孔内に導入されて、前記各爪部における前記凸部が、前記側板の内側において前記各係合孔のそれぞれに係合することを特徴とするシールドケース。
  2. 少なくとも上面が開口されている箱状とされ、内部に回路基板が収納される導電性のケース本体部と、
    該ケース本体部の上面の開口を閉塞するように、前記ケース本体部の上面に被嵌される導電性の蓋部とを備え、
    前記ケース本体部における側板の上端は内側にほぼ直角に折曲されて、該側板の上端の角部に導入孔が所定間隔で複数形成されていると共に、前記各導入孔にそれぞれ対応する位置であって、前記側板の上部に複数の係合孔が前記所定間隔で形成されており、
    前記蓋部の各辺に設けられる複数の爪部は、前記導入孔の一つに複数ずつ対応するように前記蓋部の各辺に所定間隔で形成されており、前記各爪部はほぼ直角に下方へ折曲されて形成されていると共に、前記各爪部には外側へ膨出する凸部が形成されており、
    前記蓋部を前記ケース本体部に被嵌した際に、前記側板に形成されている前記各導入孔に複数の前記爪部が導入されて、導入された複数の前記爪部における前記凸部が、前記導入孔に対応して前記側板の内側において前記係合孔に係合することを特徴とするシールドケース。
  3. 少なくとも上面が開口されている箱状とされ、内部に回路基板が収納される導電性のケース本体部と、
    該ケース本体部の上面の開口を閉塞するように、前記ケース本体部の上面に被嵌される導電性の蓋部とを備え、
    前記ケース本体部における側板の上端は内側にほぼ直角に折曲されて、該側板の上端の角部に導入孔が所定間隔で複数形成されており、
    前記蓋部の各辺に設けられる複数の爪部は、前記各導入孔の位置にそれぞれ対応する前記蓋部の各辺の位置に前記所定間隔で形成されており、該各爪部はほぼ直角に下方へ折曲されて形成されていると共に、前記各爪部には外側へ膨出する凸部が形成されており、
    前記蓋部を前記ケース本体部に被嵌した際に、前記複数の各爪部が、前記側板に形成されている前記各導入孔内に導入されて、前記各爪部における前記凸部が、前記側板の内面に圧接されることを特徴とするシールドケース。
  4. 少なくとも上面が開口されている箱状とされ、内部に回路基板が収納される導電性のケース本体部と、
    該ケース本体部の上面の開口を閉塞するように、前記ケース本体部の上面に被嵌される導電性の蓋部とを備え、
    前記ケース本体部における側板の上端は内側にほぼ直角に折曲されて、該側板の上端の角部に導入孔が所定間隔で複数形成されていると共に、前記導入孔の下方であって前記側板の上部内面から膨出する内方突状部が形成されており、
    前記蓋部の各辺に設けられる複数の爪部は、前記各導入孔の位置にそれぞれ対応する前記蓋部の各辺の位置に前記所定間隔で形成されており、該各爪部はほぼ直角に下方へ折曲されて形成されていると共に、前記各爪部には外側へ膨出する凸部が形成されており、
    前記蓋部を前記ケース本体部に被嵌した際に、前記複数の各爪部が、前記側板に形成されている前記導入孔内に導入されて、前記各爪部における前記凸部が、前記側板の内側において前記内方突状部を乗り越えて前記内方突状部に係合することを特徴とするシールドケース。
  5. 前記爪部の先端が、内側へ斜めに向かうテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシールドケース。
  6. 前記ケース本体部の収納空間を複数に仕切る仕切り板が前記ケース本体部内に設けられており、前記蓋部を前記ケース本体部に被嵌した際に、前記仕切り板の上端から突出するよう形成された突出部が前記蓋部に形成されたスリットを貫通して突出し、突出した突出部を捩ることにより前記蓋部を前記ケース本体部に固定するようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシールドケース。
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