JP5566419B2 - 移動手摺り劣化診断装置及び劣化診断方法 - Google Patents

移動手摺り劣化診断装置及び劣化診断方法 Download PDF

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本発明は、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアに備えられる移動手摺りの内部の損傷を放射線の照射によって診断する移動手摺り劣化診断装置及び劣化診断方法に関する。
従来、乗客コンベアの移動手摺りを取外し、放射線装置をガイドに支持させ、放射線発生部と受光部間に移動手摺りを配置させて、移動手摺りに埋設された素線の状態を写し出すものが知られている。また従来、特許文献1には、移動手摺りの上方部に放射線発生部を、下方部には透視画像を写し出す蛍光部を配置するように取り付け部を介して取り付け、移動手摺りを移動させながら透視画像を写し出して埋設した素線の状態を観察するようにしたものが開示されている。
特開2003−48683号公報
ところで、上述した乗客コンベアの移動手摺りを取り外して放射線装置の発生部と受光部の間に移動手摺りを配置するようにした従来技術では、移動手摺りの取り外しと設置に時間がかかっていた。また、特許文献1に開示された従来技術、すなわち、移動手摺りの上方部と下方部にそれぞれ放射線発生部と蛍光部を取付けるようにしたものでは、移動手摺りのガイドや支持部が透写画像に写り込み、観察したい部位において移動手摺りに埋設された素線だけを観察することができなかった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、移動手摺りの劣化診断に際し、移動手摺りの取り外しを要することなく、また移動手摺り及びこの移動手摺りに埋設されたスチールコードの観察したい部位に乗客コンベアを構成する他の部材が重なって写り込まないように撮影できる移動手摺り劣化診断装置及び劣化診断方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る移動手摺り劣化診断装置は、乗客を乗せて移動するステップと同期して移動し、内部にスチールコードが埋設された乗客コンベアの移動手摺りに放射線を照射する放射線照射部と、前記移動手摺りを透過した放射線を受光する放射線受光部とを備え、前記移動手摺りの湾曲部を間に挟んだ状態で、前記放射線照射部と前記放射線受光部を前記移動手摺りの同一面側に配置して前記移動手摺りの劣化を診断することを特徴としている。
また、前記目的を達成するために、本発明に係る移動手摺り劣化診断方法は、乗客を乗せて移動するステップと同期して移動し、内部にスチールコードが埋設された乗客コンベアの移動手摺りの劣化診断に際し、前記移動手摺りに放射線を照射する放射線照射部と、前記移動手摺りを透過した放射線を受光する放射線受光部とを備えた移動手摺り劣化診断装置を用い、前記放射線照射部を前記移動手摺りの湾曲部の一方側に配置し、前記放射線受光部を前記放射線照射部が配置されたのと同一面側の前記湾曲部の他方側に配置し、前記湾曲部を前記放射線受光部と前記放射線受光部の間に挟んだ状態で、前記移動手摺りの劣化を診断することを特徴としている。
本発明によれば、移動手摺りの劣化診断に際し、移動手摺りの取り外しを要することなく、また移動手摺り及びこの移動手摺りに埋設されたスチールコードの観察したい部位に乗客コンベアを構成する他の部材が重なって写り込まないように撮影できる移動手摺り劣化診断装置及び劣化診断方法を提供することができる。
前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態にかかる移動手摺り劣化診断装置の側面図である。 本発明の一実施形態にかかる移動手摺り劣化診断装置の背面図である。 本発明の一実施形態にかかる移動手摺り劣化診断装置により撮影された移動手摺りの透写画像を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる移動手摺り劣化診断装置によって診断される乗客コンベアの概略構成を示す側面図である。
以下、本発明に係る移動手摺り劣化診断装置及び劣化診断方法の実施の形態を図に基づいて説明する。
図4は、本発明の一実施形態にかかる移動手摺り劣化診断装置によって診断される乗客コンベアの概略構成を示す側面図である。
この図4では乗客コンベアの一例としてエスカレータ、例えば下りエスカレータが示されている。このエスカレータから成る乗客コンベア22は、上階の床下と下階の床下に埋め込まれるとともに、その間に掛け渡されたフレーム23を備えている。また、上階の床下に設けられた図示しない駆動装置により回転されるスプロケット24と、下階の床下に設けられた従動スプロケット25と、これらのスプロケット24,25に巻き掛けられる図示しない無端状のチェーンと、このチェーンに設けられ乗客を乗せて移動する複数のステップ26とを備えている。
また、ステップ26の両側には、ステップ26の進行方向に平行となるように配置された無端状の移動手摺り15が設けられ、ステップ26上に載った乗客がこの移動手摺り15を把持することができるようになっている。移動手摺り15はターミナルギヤ27によって駆動される。ターミナルギヤ27は、図示しない駆動装置によって回転する上述のスプロケット24とチェーン28により同期回転可能に構成されている。これにより、移動手摺り15とステップ26は、同じ速度で駆動される。すなわち、移動手摺り15とステップ26とは同期して移動する。本発明の診断対象の移動手摺り15の内部には、後述するスチールコード16が埋設されている。
図1,2は、本発明の一実施形態にかかる移動手摺り劣化診断装置の説明図で、図1は側面図、図2は背面図である。
図1に示す本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aは、移動手摺り15に放射線すなわちX線を照射する放射線照射部であるX線源1と、移動手摺り15を透過したX線を受光する放射線受光部29とを備えている。放射線受光部29は、例えばシンチレーター2とカメラ3により構成されており、X線を受けて発光したシンチレーター2を鏡を用いてカメラ3で撮影する構成となっている。
また、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aは、X線源1を間隔変更部10及び高さ変更部6を介してスライドレール付き支柱5に接続している。スライドレール付き支柱5の下方には支持台30が接続され、支持台30の下面側には複数のストッパー付キャスタ12が設けられている。また、支持台30の上面側にはX線源1から照射されるX線の発生を制御するX線制御装置11が載置されている。
上述した間隔変更部10は、X線源1を支持する支持部10aと、放射線受光部29と接続され、支持部10aに設けられた挿通穴に挿通された支持支柱10bと、支持部10aと支持支柱10bとを固定する固定ネジ10cとを含んでいる。したがって、固定ネジ10cを緩めることにより支持支柱10bが支持部10aの挿通穴に対して相対的に移動し、X線源1と放射線受光部29との間隔を所望の間隔に設定できる。
また、上述した高さ変更部6は、ハンドル6aを操作することによりスライドレール付き支柱5のスライドレール上を摺動させることができる。この高さ変更部6の高さを変更することによって、X線源1及び放射線受光部29の高さ位置を変更することができる。
さらに、高さ変更部6と間隔変更部10は、角度変更部31を介して接続されている。角度変更部31は、X線源1及び放射線受光部29の垂直方向の変更、すなわち図1の矢印で示すように仰角を変更させる垂直回転軸7と、この垂直回転軸7の回転を固定して、回転角を固定する垂直回転軸固定ネジ8を備えている。また、角度変更部31は、X線源1及び放射線受光部29を水平方向、すなわち図2に示す矢印の方向に回転させる水平回転軸17と、この水平回転軸17の回転を固定して、回転角を固定する水平回転軸固定ネジ9(図1に図示)を備えている。
本実施形態にかかる劣化診断装置Aを用いて移動手摺り15の劣化診断を行う際には、映像データを蓄積し解析処理するパソコン14を配置し、カメラ3とパソコン14を映像を伝送する映像ケーブル13によって接続するようにしている。
このように構成された移動手摺り劣化診断装置Aによって移動手摺り15及びこの移動手摺り15に埋設されたスチールコード16を観察する際に、本実施形態を、図4に示す湾曲部15a,15b,15c付近に設置することが行われる。以下、例えば湾曲部15a付近に、本実施形態にかかる移動手摺り劣化診断装置Aを設置して劣化診断する場合の手順について説明する。
本実施形態で診断される移動手摺り15は、湾曲部15a,15bを境にして上面側では、ステップ26の移動方向と同じ方向に移動する。また、移動手摺り15は、湾曲部15a,15bを境にして下面側では図示しないデッキベースの内部に引き入れられ、ステップ26の移動方向と反対方向に移動する。
本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aの設置のための準備作業として、まず、X線源1と放射線受光部29のシンチレーター2の間に、移動手摺り15の湾曲部15aが入るように、あらかじめX線源1と放射線受光部29の間の距離や高さを、高さ変更部6及び間隔変更部10を操作して調整する。
移動手摺り15の劣化診断をする際には、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aのキャスタ12のストッパーを外し、移動手摺り15の湾曲部15aの観察したい部位を観察できるようにこの劣化診断装置Aの位置を決める。位置が決定したらキャスタ12のストッパーで位置を固定する。さらに、高さ変更部6、間隔変更部10、及び角度変更部31等を操作して、観察したい部位に合わせて、X線源1と放射線受光部29のシンチレーター2とが適正な位置となるように微調整を行う。この微調整により、X線源1からシンチレーター2に向かって照射されX線の方向は、図1に示した透写X線の方向4のようになる。
上述のようにX線源1と放射線受光部29をセットした状態では、X線源1は移動手摺り15の湾曲部15aの一方側に、放射線受光部29はX線源1が配置されたのと同一面側の湾曲部15aの他方側に、湾曲部15aを間に挟んで配置されることになる。また、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aは、上述のように湾曲部15aをX線源1と放射線受光部29の間に挟んだ状態で劣化診断を行う。なお、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aの操作に際しては、図2に示すように、鉛または鉛ゴムで作られた漏洩X線遮蔽部18でX線源1及び放射線受光部29を含む主要部の全体を覆うことが行われる。
図3は本実施形態にかかる移動手摺り劣化診断装置Aにより撮影された移動手摺りの透写画像を示す図である。
この図3に示すように、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aによって撮影された透写画像、すなわち透写したスチールコード19や、このスチールコード19の劣化によって生じた素線21の透写画像がパソコン14に写し出される。
作業者は、パソコン14に写し出された透写画像を確認しながら、透写X線の方向4が移動手摺り埋設スチールコード16と重なる位置でX線源1と放射線受光部29との間隔を変更する間隔変更部10を調節する。このとき、X線源1及び放射線受光部29の間隔は、できるだけ近づけるようにする。
なお、移動手摺り埋設スチールコード16は、素線と呼ばれる細い針金の数本が撚り合わされてストランドというやや太い針金となり、このストランドが数本さらに撚り合わされて構成されている。このように構成されるスチールコード16を本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aで透写したものが、図3に示されるスチールコード19である。本実施形態では乗客コンベア22の移動手摺り15を、乗り場の折り返し先端部分の移動手摺り埋設スチールコード16が曲がり山なりの状態となったところで透写する。透写したスチールコード19が劣化している場合、ばらばらになった素線が、図3の素線21のように写るので、判定箇所20においてその様子が観察しやすい。
本実施形態は、移動手摺り15に接触させずに撮影することができるため、乗客コンベア22を稼働させながらX線動画を撮影することが可能である。さらに、判定箇所20においてばらばらとなった素線が、図3の素線21のように観察された場合には、X線源1及び放射線受光部29の全体を垂直回転軸7を中心に垂直方向に回転させたり、水平回転軸17を中心に水平方向に回転させて撮影することでその部位のみを詳細に検査することも可能である。すなわち、所望の位置で静止画を撮影することにより、さらに劣化状態を詳しく観察することができる。
本実施形態は、上述のようにX線源1と放射線受光部29は、湾曲部15aにおけるスチールコード16の頂部を照射可能に配置してある。湾曲部15aの頂部では、スチールコード16が最外層に位置する。そのため、この位置を観察することで、スチールコード16が他の部材と重なって透写されることが防止される。これにより診断精度を向上することが可能となる。
また、このような観点から、X線源1と放射線受光部29を移動手摺り15にセットする際には、湾曲部15aにおけるスチールコード16の頂部を観察可能にセットするのが好ましい。
また、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aは、X線源1と放射線受光部29の間隔を変更する間隔変更部10を備え、湾曲部15aの形状に対応して間隔変更部10によってX線源1と放射線受光部29の間隔を調整可能なので、X線源1と放射線受光部29との間隔は上述のようにできる限り近づけることにより、少ないX線出力で透写画像を得られるようにすることができる。これにより、診断時にX線が外部に漏えいするリスクを低減することができ、また、万一漏洩してしまっても外部への影響を大幅に低減できる。また、作業者の安全も確保しやすくなる。さらにこのような構成により、さまざまな形態の乗客コンベアに適用しやすくなる。
以上説明したように、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aは、乗客コンベア22の移動手摺り15の湾曲部分15aに沿ってX線を照射させるので、移動手摺り15を取り外すことなく移動手摺り15の透写、すなわち劣化診断を行うことができ、X線源1及び放射線受光部29を含む当該劣化診断装置Aの設置が簡単となる。さらに、X線源1と放射線受光部29との間隔を、劣化診断可能に設置した状態で最少となるように配置状態を調整することができるので、X線出力を少なくすることができ、漏洩X線量を抑えることが可能となる。
また、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aは、X線による透写時には移動手摺り15に埋設していたスチールコード16を曲げた状態で透写するので、スチールコード16が劣化してばらばらとなり素線となったものを的確に観察することができる。
なお、本実施形態では、乗客コンベアとしてエスカレータを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、動く歩道などの乗客コンベア全般に適用することができる。
また、本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aを、湾曲部15aの付近に設置して移動手摺り15の劣化診断を行う例を挙げたが、図4に示す湾曲部15bの付近に設置する構成にしてもよい。このように構成したものも、移動手摺り15を乗客コンベア22から取外すことなく正確な劣化診断を行うことができる。すなわち、上述した実施形態における作用効果と同様の作用効果を得ることができる。また、設置手順なども同様の手順とすることができる。
さらに、図4に示す湾曲部15cの付近に本実施形態の移動手摺り劣化診断装置Aを設置して劣化診断を行うようにしてもよい。この場合には、当該劣化診断装置Aの形態を変更する必要があるが、このような湾曲部15cに取付けることができれば、移動手摺り15のデッキベース内にX線源1を収納することができる。このため、X線の漏洩を防止することができ、必要があれば乗客へのサービスを停止しなくても移動手摺り15の劣化診断が可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形態様が含まれる。例えば上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 X線源
2 シンチレーター
3 カメラ
4 透写X線の方向
5 スライドレール付き支柱
6 高さ変更部
7 垂直回転軸
8 垂直回転軸固定ネジ
9 水平回転軸固定ネジ
10 間隔変更部
11 X線制御装置
12 ストッパー付キャスタ
13 映像ケーブル
14 パソコン
15 移動手摺り
15a 湾曲部
15b 湾曲部
15c 湾曲部
16 移動手摺り埋設スチールコード
17 水平回転軸
18 漏洩X線遮蔽部
19 透写したスチールコード
20 判定箇所
21 スチールコード素線

Claims (5)

  1. 乗客を乗せて移動するステップと同期して移動し、内部にスチールコードが埋設された乗客コンベアの移動手摺りに放射線を照射する放射線照射部と、前記移動手摺りを透過した放射線を受光する放射線受光部とを備え、
    前記移動手摺りの湾曲部を間に挟んだ状態で、前記放射線照射部と前記放射線受光部を前記移動手摺りの同一面側に配置して前記移動手摺りの劣化を診断することを特徴とする移動手摺り劣化診断装置。
  2. 請求項1に記載の移動手摺り劣化診断装置において、
    前記放射線照射部と前記放射線受光部を、前記湾曲部における前記スチールコードの頂部を照射可能に配置したことを特徴とする移動手摺り劣化診断装置。
  3. 請求項1または2に記載の移動手摺り劣化診断装置において、
    前記放射線照射部と前記放射線受光部の間隔を変更する間隔変更部を備え、
    前記湾曲部の形状に対応して前記間隔変更部によって前記放射線照射部と前記放射線受光部の間隔を調整可能にしたことを特徴とする移動手摺り劣化診断装置。
  4. 乗客を乗せて移動するステップと同期して移動し、内部にスチールコードが埋設された乗客コンベアの移動手摺りの劣化診断に際し、
    前記移動手摺りに放射線を照射する放射線照射部と、前記移動手摺りを透過した放射線を受光する放射線受光部とを備えた移動手摺り劣化診断装置を用い、
    前記放射線照射部を前記移動手摺りの湾曲部の一方側に配置し、前記放射線受光部を前記放射線照射部が配置されたのと同一面側の前記湾曲部の他方側に配置し、前記湾曲部を前記放射線受光部と前記放射線受光部の間に挟んだ状態で、前記移動手摺りの劣化を診断することを特徴とする移動手摺り劣化診断方法。
  5. 請求項4に記載の移動手摺り劣化診断方法において、
    前記放射線照射部と前記放射線受光部を、前記湾曲部における前記スチールコードの頂部を照射可能に配置したことを特徴とする移動手摺り劣化診断方法。
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