JP5566187B2 - レゾネータ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車の車輪の空気室に配置されて騒音を低減するレゾネータに関する。
従来、金属製のホイールにゴム製のタイヤを装着した車輪について、路面からタイヤに伝わるランダムな振動がホイールとタイヤとの間の空気室の空気を振動させ、空気室の気柱共鳴周波数付近で共鳴現象(空洞共鳴)が生じ、共鳴音である騒音が発生する現象が知られている。そして、この騒音を低減するため、連通部を介して空気室に連通する副気室をホイールに形成し、この連通部及び副気室でレゾネータ(共鳴器)を構成し、騒音の軽減を図った構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このレゾネータは、ヘルツホルムレゾネータすなわちヘルツホルム共鳴吸音器として機能するもので、この引用文献1の構成では、金属製のホイールのリムに、タイヤの縁部が嵌め合わされる一方のビードシートと平行に縦壁を形成し、これらビードシートと縦壁とをつなぐように隔壁を配置して接着剤で接着し、さらに、これら部材の外周側を覆って蓋部材を接着剤で接着して、副気室を有するレゾネータが構成されている。
特開2004−90669号公報 (第5−6頁、図1−2)
自動車の車輪は高速で回転し、さらに路面から振動が伝わる部材であり、レゾネータはホイールに強固に取り付ける必要がある。一方、上記従来のように、各部材をホイールのリムに接着剤で接着する構成では、ホイールという大きく扱いにくい部材について、接着剤が乾燥して固着するまでに時間を要し、また、接着剤が固着したことを確認する工程が加わり、製造工程に要する時間や工数が増大し、製造コストが上昇する。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、レゾネータをホイールに強固に取り付けできるとともに、製造コストを低減できるレゾネータを提供することを目的とする。
請求項1記載のレゾネータは、ホイールの外周面の外周側に対向して設けられた係止受部に係止して前記外周面に沿って取り付けられ、前記ホイールとこのホイールに取り付けられたタイヤとの間の空気室に配置されて騒音を低減するレゾネータであって、第1のカバー体と、この第1のカバー体に重ねて配置される前記第1のカバー体とは別体の第2のカバー体と、これら第1のカバー体と第2のカバー体との間に空間として形成される副気室と、この副気室を前記空気室に連通する連通部と、前記第1のカバー体及び前記第2のカバー体の一方に設けられ、前記係止受部に係止される第1の係止片部と、前記第1のカバー体及び前記第2のカバー体の一方に設けられた係止孔と、前記第1のカバー体及び前記第2のカバー体の他方に設けられ、前記係止孔に挿入される第2の係止片部と、前記第1のカバー体及び前記第2のカバー体の一方に設けられ、前記係止孔に挿入された前記第2の係止片部と重ねられて密着してこの第2の係止片部を前記外周面側に押圧する押圧部とを具備したものである。
請求項2記載のレゾネータは、請求項1記載のレゾネータにおいて、第1のカバー体及び第2のカバー体の一方は、副気室の外殻を構成する第1の外殻部を備え、この第1の外殻部から第1の係止片部が突設され、前記第1のカバー体及び第2のカバー体の他方は、副気室の外殻を構成する第2の外殻部を備え、この第2の外殻部から第2の係止片部が突設され、この第2の係止片部の少なくとも一部が前記第1の係止片部の内周側に沿って配置されたものである。
請求項3記載のレゾネータは、請求項2記載のレゾネータにおいて、係止受部は、ホイールの外周面から外周側に突設された壁部から前記外周面に沿った方向に突設され、第1の係止片部は、前記係止受部に直接に係止され、第2の係止片部は、前記壁部に向かって第1の係止片部以下の寸法で突設され、前記係止受部に前記第1の係止片部を介して係止されたものである。
請求項4記載のレゾネータは、請求項2または3記載のレゾネータにおいて、レゾネータは、このレゾネータの一側及び他側に配置された係止受部に係止され、第1の係止片部及び第2の係止片部は、前記レゾネータの一側に配置されて一側の係止受部に係止され、前記レゾネータの他側には、第1のカバー体及び第2のカバー体の一方から突設され他側の係止受部に係止される第3の係止片部が設けられたものである。
請求項1記載のレゾネータによれば、レゾネータをタイヤとホイールとの間の空気室に配置することにより、空気室の気柱共鳴周波数付近での共鳴現象を抑制し、騒音を軽減できる。第1のカバー体及びこの第1のカバー体とは別体の第2のカバー体の2部材の組み合わせにより、副気室を設けかつ第1の係止片部に適切な剛性を備えたレゾネータを容易に構成でき、製造コストを低減できる。レゾネータは、第1のカバー体及び第2のカバー体の一方に設けた第1の係止片部を係止受部に係止することにより、この一方のカバー体に設けた押圧部が他方のカバー体をホイールの外周面側に押圧し、第1のカバー体及び第2のカバー体で構成されたレゾネータを係止によりホイールの外周面に沿って容易に強固に取り付けできる。さらに、ホイールの回転に伴う遠心力により、第1の係止片部はホイールの外周面の外周側に対向して設けられた係止受部に押し付けられるとともに、一方のカバー体の押圧部に他方のカバー体に突設されて一方のカバー体に設けた係止孔に挿入された第2の係止片部重ねられて密着して押し付けられ、第1のカバー体及び第2のカバー体を一体的にホイールに強固に取り付けできる。
請求項2記載のレゾネータによれば、請求項1記載の効果に加え、副気室の外殻を構成する第1の外殻部及び第2の外殻部から突設された第1の係止片部及び第2の係止片部を備え、係止受部に係止される第1の係止片部の内周側に沿って第2の係止片部を設けたため、これら第1の係止片部及び第2の係止片部を順次変形させて係止受部に容易に係止できる。係止した状態では、第1の係止片部に第2の係止片部が沿って配置され、これら第1の係止片部及び第2の係止片部が係止受部に強固に支持され、第1のカバー体及び第2のカバー体を一体的にホイールに強固に取り付けできる。
請求項3記載のレゾネータによれば、請求項2記載の効果に加え、壁部から外周面に沿った方向に突設された係止受部に直接に係止される第1の係止片部に対して、第2の係止片部は壁部に対し第1の係止片部以下の寸法で突設されたため、第2の係止片部が壁部に干渉することを抑制し、第1の係止片部を係止受部に容易かつ確実に係止できるとともに、第2の係止片部が第1の係止片部の変形を抑制し、第1のカバー体及び第2のカバー体を係止によりホイールに強固に取り付けできる。
請求項4記載のレゾネータによれば、請求項2または3記載の効果に加え、第3の係止片部を他側の係止受部に係止した後に、第2の係止片部及び第1の係止片部を一側の係止受部に係止することにより、作業性良く容易かつ強固にレゾネータをホイールに取り付けできる。
本発明のレゾネータの一実施の形態を示すホイールに取り付けた状態の説明図であり、(a)は(b)の一部を拡大した断面図、(b)は一部の断面図である。 同上レゾネータの斜視図である。 同上レゾネータの分解斜視図である。 同上レゾネータの図3を矢印Z方向から見た分解斜視図である。 同上レゾネータの組み立て工程を示す説明図である。 同上レゾネータのホイールへの取付工程を示す説明図である。 同上レゾネータのホイールへの取付工程を示す一部を拡大した説明図である。 本発明のレゾネータの他の実施の形態を示す一部の断面図である。 本発明のレゾネータのさらに他の実施の形態を示す一部の断面図である。 本発明のレゾネータのさらに他の実施の形態を示す一部の断面図である。 本発明のレゾネータのさらに他の実施の形態を示す分解斜視図である。 同上レゾネータを示す説明図である。 本発明のレゾネータのさらに他の実施の形態を示す一部の断面図である。
以下、本発明のレゾネータの一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、10はホイール装置で、このホイール装置10は、金属製のホイール11と、このホイール11に取り付けられたレゾネータ12とを備えたレゾネータホイール(RESONATOR WHEEL)とも呼び得るもので、このホイール装置10にゴム製のタイヤ14を装着することにより、自動車の車輪が構成されている。
そして、このホイール11は、リム部16と、このリム部16の内側に位置する図示しないハブ部と、これらリム部16とハブ部とを連結するディスク部18とを備えている。そして、リム部16には、全体として略円筒状をなす外周部20と、この外周部20の両側方向すなわち幅方向(図1に示す矢印W方向)の両端部に沿って形成されたビードシート部21と、これらビードシート部21のさらに外端側からホイール11の径方向の外側に突設されたリムフランジ部22とが設けられている。そして、ビードシート部21に、タイヤ14のビード部14aを装着することにより、ホイール11のリム部16とタイヤ14とに囲まれて、環状の密閉空間である所定の容積の空気室25が構成されている。また、リム部16すなわちホイール11の外周部20は、ビードシート部21同士の間に位置してホイール11の径方向の内側すなわち内周側に向かって凹設されたウェル部であり、このウェル部にタイヤ14のビード部14aを一旦落とし込み、タイヤ14をリム部16に組み付けるようになっている。
そして、このウェル部すなわち外周部20には、レゾネータ12を取り付けるレゾネータ取付部27が設けられている。このレゾネータ取付部27は、外周部20の外周側(図1に示す矢印A方向)の面すなわち外周面30から外周側に突設され、かつ、リム部16の周方向に沿って形成された一対のリブ部31を備え、これらリブ部31の間の外周面30が曲面状の取付面部33となっている。また、リブ部31は、図1及び図7に示すように、外周面30から外周側に垂直に突設された壁部34と、この壁部34の外周側の端部から外周面30に沿って互いに接近する方向に突設された係止部36とを備え、この係止部36の外周面30に対向する面部すなわちホイール11の内周側に向かう面部がいわゆるアンダー形状である係止受部37となっている。さらに、一側の係止部36の外周側の角部は傾斜面38となっている。
また、レゾネータ12は、ホイールレゾネータとも呼び得るもので、図1ないし図7に示すように、ポリプロピレンなどの樹脂製の部材で形成され、本実施の形態ではそれぞれ樹脂製の部材で形成されたカバーロアーとも呼ばれる第1のカバー体41と、この第1のカバー体41に重ねて配置されるカバーアッパーとも呼ばれる第2のカバー体42との2枚の板状の部材を係合あるいは接着などして組み合わせ、全体として略中空状に形成されている。
なお、このレゾネータ12は、ホイール11の外周部20の複数カ所に取り付けられ、このホイール11とともに回転するものであるが、以下、ホイール11の径方向に沿って、ホイール11の回転軸に向かう方向を内周側あるいは下側、ホイール11の回転軸から離れる方向を外周側あるいは上側として説明する。また、他の方向についても、レゾネータ12をホイール11に装着した状態を基準とし、レゾネータ12の長手方向は、ホイール11の外周部の周方向(図2に示す矢印B方向)とし、レゾネータ12の幅方向は、ホイール11の外周部の幅方向として説明する。
そして、このレゾネータ12は、中空状の本体部である外殻部44と、この外殻部44の内側に空間として形成される副気室45と、外殻部44を貫通し副気室45を外部すなわち空気室25に連通する開口である円筒状すなわち管状の連通部46と、リブ部31に係止して支持される両側の係止片部48を備えている。より詳細には、このレゾネータ12は、上記のように第1のカバー体41と第2のカバー体42との2枚の板状の部材を組み合わせて構成され、外殻部44は、第1のカバー体41により構成された第1の外殻部51と、第2のカバー体42により構成された第2の外殻部52とを備えている。そして、第1の外殻部51は、ホイール11の外周面30に沿って密着し第2の外殻部52の内周側に離間して配置される底板部であり、第2の外殻部52は、第1の外殻部51の外周側に離間して配置される天板部となっている。
また、第1の外殻部51の外周部に連続した部分が、第1のシール部54となり、第2の外殻部52の外周部に連続した部分が、第2のシール部55となり、これら第1のシール部54と第2のシール部55とが密着して副気室45の外周部を気密あるいは略気密に保持するシール部56となっている。なお、このシール部56は、本実施の形態では接着により密着した状態に保持されているが、単に押圧により密着して構成することもできる。
そして、副気室45は、いわばヘルツホルムレゾネータの共鳴箱を構成するもので、所定の形状で外周側に膨出し、所定の形状で所定の体積の中空状に形成されている。
また、連通部46は、第2の外殻部52の中央部分に円筒状すなわち直管状に形成され、ホイール11の径方向に沿って外周側に向かい、いわば外殻部44の中央部から外周側に垂直状に突設されている。そして、この連通部46は、いわば共鳴箱の連通口を構成するもので、外周側から見て円孔状の開口で、所定の断面積で所定の長さとなるように形成されている。なお、この連通部46は、内周側すなわち副気室45に埋め込まれるようにして配置され、第1の外殻部51の外周側に突出しないように配置されている。
また、係止片部48は、本実施の形態では外殻部44すなわち副気室45の一側と他側とで構成が異なり、一側(図1(a)、図5ないし図7等における右側)では、第1の外殻部51から突設されすなわち第1のカバー体41に一体に形成された第1の係止片部61と、第2の外殻部52から突設されすなわち第2のカバー体42に一体に形成された第2の係止片部62とを組み合わせて構成されている。一方、他側(図1(a)、図6等における左側)では、係止片部48は、第2の外殻部52から突設されすなわち第2のカバー体42に一体に形成された第3の係止片部63により構成されている。
まず、一側の係止片部48の第1の係止片部61は、可動片部とも呼び得るもので、図7に示すように、第1のシール部54の縁部から傾斜して外周側に突設された第1の傾斜板部61aと、この第1の傾斜板部61aの外周側の端部の複数カ所からさらに一側方(右方)にいわば断続的に延設された第1の係止爪部61bを備えている。そして、この第1の係止爪部61bの外周面30側すなわち内周側が押圧部61cとなっている。さらに、第1の傾斜板部61aには、第1の係止爪部61bに沿った位置に、それぞれスリット状の差し込み孔である係止孔61dが形成されている。
また、一側の係止片部48の第2の係止片部62は、バッキング部とも呼び得るもので、第2のシール部55の縁部から傾斜して外周側に突設された第2の傾斜板部62aと、この第2の傾斜板部62aの外周側の端部の複数カ所からさらに一側にいわば断続的に延設された第2の係止爪部62bを備えている。そして、第2の傾斜板部62aは、第1の傾斜板部61aの外周側に沿って配置されるとともに、第2の係止爪部62bは、係止孔61dを通って第1の係止爪部61bの内周側すなわち押圧部61cの内周側に沿って配置されている。ここで、第2の係止片部62は、壁部34に向かって第1の係止片部61以下の寸法で突設され、すなわち、第2の係止片部62は、第1の係止片部61よりも壁部34側すなわち一側方への突設寸法が小さいか、あるいは、第1の係止片部61と同じ突設寸法で突設されている。すなわち、第2の係止爪部62bの先端部は、第1の係止爪部61bの先端部より一側方に突設しないないように形成されている。なお、本実施の形態では、第2の係止片部62は、第1の係止片部61より小さい寸法で突設されている。
一方、他側の係止片部48である第3の係止片部63は、第2のカバー体41の全長にわたって同じあるいはほぼ同じ形状に連続して形成され、図1(a)に示すように、第2の外殻部52の第2のシール部55の縁部から傾斜して外周側に突設された第3の傾斜板部63aと、この第3の傾斜板部63aの外周側の端部の複数カ所からさらに他側(左方)に延設された第3の係止爪部63bを備えている。
そして、このレゾネータ12は、一側の複数の係止片部48すなわち第1の係止片部61及び第2の係止片部62を一側のリブ部31の係止受部37に係止し、他側の係止片部48すなわち第3の係止片部63を他側のリブ部31の係止受部37に係止して、ホイール11の外周部に所定数、例えば4カ所に位置決め固定して取り付けられている。
次に、このレゾネータ12の製造工程を説明する。
まず、第1のカバー体41及び第2のカバー体42を、それぞれ金型を用いて樹脂にて所定の厚さ寸法の板状に形成する。ここで、特に、第1の係止片部61、第2の係止片部62、及び第3の係止片部63については、厚さ寸法について、所定の剛性すなわち所定の力で弾性的に変形するように設定する。また、第2のカバー体42には、連通部46を一体に形成する。
そして、図3及び図4に示すようにこれら別体として形成された第1のカバー体41及び第2のカバー体42について、図5に矢印F1に示すように、第2のカバー体42の第2の係止片部62の第2の係止爪部62bを、第1のカバー体41の第1の係止片部61の係止孔61dに挿入し、この係止孔61dの付近を支点として矢印F2に示すように第1のカバー体41を第2のカバー体42に対して相対的に回動して沿わせ、第1のシール部54と第2のシール部55とを接着剤を用いて接着し、図2に示すようにレゾネータ12を構成する。
次に、このレゾネータ12をホイール11のレゾネータ取付部27に取り付ける作業工程すなわちレゾネータ取付方法を説明する。
まず、図6に示すように、レゾネータ12の他側の係止片部48である第3の係止片部63の第3の係止爪部63bを、矢印F3に示すようにホイール11の他側のリブ部31の係止部36の内周側に挿入し、係止受部37に引っ掛けすなわち係止する。そして、この第3の係止爪部63bの先端部C1を支点として、矢印F4に示すようにレゾネータ12の一側をホイール11の内周側に回動させる。
すると、図6及び図7に示すように、まず、第2のカバー体42の第2の係止片部62がリブ部31の係止部36を外周側から内側側に超えるように移動する。この第2の係止片部62は第1の係止片部61より突出寸法が小さく、係止部36に接触しないか、あるいは僅かに接触し僅かに変形して係止部36を通過する。次いで、第1のカバー体41の第1の係止片部61がリブ部31の係止部36を外周側から内側側に超えるように移動する。この通過の際、第1の係止片部61は第2の係止片部62より突出寸法が大きく、係止部36の傾斜面38に当接して変形する。この変形については、第1のカバー体41と第2のカバー体42とを接着したシール部56の部分は剛性が大きく変形しにくい一方、シール部56から突設された係止片部48の部分では第1のカバー体41と第2のカバー体42とは接着されずにそれぞれ1枚の板として変形するため、シール部56の部分に比較して容易に変形する。そこで、係止片部48を構成する図7にDで示す第1の係止片部61の部分は例えばC2の部分を支点あるいは起点として変形し、係止部36を通過する。
そして、第1の係止片部61が係止部36を通過した状態で、第1の係止片部61の第1の係止爪部61bが一側の係止受部37に係止され、この第1の係止片部61の押圧部61cが第2の係止片部62を内周側に押圧する。一方、他側の係止受部37には、第3の係止片部63が係止されている。そして、第1のカバー体41の第1の外殻部51はホイール11の外周面30に密着し、第1のカバー体41及び第2のカバー体42で構成されたレゾネータ12は、係止によりホイール11の外周面30に沿ってレゾネータ取付部27に取り付けられた状態となる。
さらに、ホイール装置10が回転する使用状態では、ホイール11の回転に伴う遠心力により、第1のカバー体41の第1の係止片部61はホイール11の外周面30の外周側に対向して設けられた係止受部37に押し付けられるとともに、この第1の係止片部61の押圧部61cに第2のカバー体42が押し付けられ、第1の係止片部61と第2の係止片部62とが1枚の板のようになり、第1のカバー体41及び第2のカバー体42が一体的にホイール11に強固に取り付けられる。
なお、このレゾネータ12の副気室45の体積や連通部46の長さなどは、空気室25を主気室として、ヘルツホルムレゾネータの共鳴周波数を求める次の式を満たすように設定される。
fo=C/2π×√(S/V(L+α×√S))
fo〔Hz〕:空気室25の共鳴周波数
C〔m/s〕:空気室25内部の音速
S〔m〕:レゾネータ12の連通部46の開口部の断面積
V〔m〕:レゾネータ12の副気室45の体積
L〔m〕:レゾネータ12の連通部46の長さ
α:補正係数
また、この共鳴周波数foは、空気室25の共鳴周波数に合わせて設定されるが、空気室25に備えられる複数のレゾネータ12について、全てのレゾネータ12を同一の設定とする他、空気室25に複数の共鳴周波数が認められる場合は、それぞれ空気室25の共鳴周波数に設定した互いに異なる設定のレゾネータ12を用いても良く、あるいは、空気室25の複数の共鳴周波数の平均値に設定することもできる。
そして、本実施の形態のレゾネータ12を備えたホイール11にタイヤ14を装着したホイール装置10は、空気室25に連通する連通部46及び副気室45を備えたレゾネータ12がヘルツホルムレゾネータとして機能し、共鳴音である騒音を抑制できる。すなわち、車両の走行時に路面からタイヤ14に伝わる振動により、空気室25の空気が振動し、この振動によって気柱共鳴周波数付近での共鳴現象による共鳴音が発生し、この共鳴音が騒音となる場合があるが、空気室25に配置したレゾネータ12により共鳴音を抑制し、騒音を抑制できる。
このように、本実施の形態のレゾネータ12によれば、このレゾネータ12をタイヤ14とホイール11との間の空気室25に配置することにより、空気室25の気柱共鳴周波数付近での共鳴現象を抑制し、騒音を軽減できる。
そして、レゾネータ12は、第1のカバー体41及び第2のカバー体42の2部材の組み合わせにより、副気室45を設けかつ必要な強度を備えた構成を容易に構成できる。すなわち、両側の係止片部48をリブ部31の係止受部37に係止して取り付けるレゾネータ12は、係止片部48の剛性を大きくして強固に取り付ける必要がある一方、係止片部48の剛性が大きすぎるとレゾネータ12の取付作業が煩雑になる。ここで、本実施の形態では、他側の係止片部48については、係止受部37に引っ掛ける構成で、取付作業時に変形する必要がなく、第2のカバー体42の1枚の板材の第3の係止片部63は、容易に変形しない十分な剛性すなわち十分な厚さ寸法で形成することにより、容易に形成できる。
一方、一側の係止片部48については、第1のカバー体41の第1の係止片部61と、第2のカバー体42の第2の係止片部62との2枚の板材を互いに接合せずに重ねて形成している。そこで、取付作業時には第1の係止片部61と第2の係止片部62とをそれぞれ独立して順次変形させ、すなわち変形可能な厚さ寸法の板材を1枚ずつ変形させながら容易に係止して取り付けできる。そして、取り付けた後は、ホイール11の高速回転に伴う遠心力により第1のカバー体41の第1の係止片部61と第2のカバー体42の第2の係止片部62とが一体的に密接して重なって第2の係止片部62が第1の係止片部61を支え、変形の支点すなわち基点がシール部56と係止片部48との境界部から第2の係止片部62の先端部の係止受部37の近傍あるいは内側まで移動し、いわば外れ方向には2枚の板材の剛性で変形を抑制して強固な取付状態を維持できる。
また、第1の係止片部61の突設寸法に対して、第2の係止片部62の突設寸法をより小さくしたため、係止部36を通過する際に第2の係止片部62が容易に変形し、第2の係止片部62と第1の係止片部61とが順次変形して取付作業を容易にする構成を実現できる。
さらに、第1の係止片部61の突設寸法に対して、第2の係止片部62の突設寸法を以下としている。すなわち、壁部34から外周面30に沿った方向に突設された係止受部37に直接に係止される第1の係止片部61に対して、第2の係止片部62は壁部34に対し第1の係止片部61以下の寸法で突設したため、第2の係止片部62が壁部34に干渉することを抑制し、第1の係止片部61を係止受部37に容易かつ確実に係止できるとともに、第1の係止片部61を第2の係止片部62で支持し、第1のカバー体41及び第2のカバー体42からなるレゾネータ12を一体的にホイール11に強固に取り付けできる。
また、レゾネータ12の取付作業時には、係止受部37に差し込むようにして引っ掛ける他側の係止片部48により位置合わせして、一側の係止片部48を係止受部37に容易に圧入して係止でき、組み付け作業を容易にできる。
また、レゾネータ12の組立には接着を用いるものの、組み立てられたレゾネータ12は係止によりホイール11に取り付けでき、ホイール11という大きく扱いにくい部材についての作業を削減し、製造コストを低減できる。
なお、上記の実施の形態では、レゾネータ12は、外殻部44の一側と他側とで係止片部48の構成を異ならせたが、この構成に限られず、一側と他側とで同じ構造とすることもできる。また、第1のカバー体41と第2のカバー体42とを重ねて構成する一側の係止片部48について、第1の係止片部61に設けたスリット状の係止孔61dに第2の係止片部62を挿入する構成に代えて、単に重ねる構成とすることもでき、あるいは、係止孔61dに代わる位置決め用の構成を設けることもできる。また、係止片部48について、補強用の構成を設けることもできる。さらに、第1のカバー体41と第2のカバー体42とは、シール部56で接着せず、単に重ねる構成とすることもできる。
例えば、図8に示すように、一側の係止片部48について、他側の係止片部48と同じく、第1のカバー体41には係止片部を設けず、第2のカバー体42から突設した1枚の部分で係止片部48を構成することもできる。この図8の構成では、第2のカバー体42から突設した部分が第1の係止片部61となり、この第1の係止片部61の外殻部44側に連続する部分が、第1シール部54及び押圧部61cを兼ねた構成となる。
また、第1の係止片部61と第2の係止片部62との外周面30に沿って壁部34に向かう突設寸法を等しくすることもできる。例えば、図9に示すように、第1のカバー体41から突設した第2の係止片部62と、第2のカバー体42から突設した第1の係止片部61との突設寸法を等しくし、これら第1の係止片部61と第2の係止片部62との先端部の位置が揃うようにすることもできる。また、この実施の形態では、第1の係止片部61に径方向に貫通した円孔あるいはスリット状の位置決め受部66が形成されているとともに、第2の係止片部62にこの位置決め受部66に挿入して位置決めされる円柱状のピン状あるいは板状のリブ状の位置決めストッパーリブとも呼び得る位置決め部67が外周側に向かって突設され、位置決め部67を位置決め受部66に挿入して、第1の係止片部61及び第2の係止片部62すなわち第1のカバー体41と第2のカバー体42とが位置決めされている。
また、この図9に示す構成において、図10に示すように、第1の係止片部61に対して、第2の係止片部62の突設寸法を小さく形成することもできる。
さらに、この図10に示す構成では、第2の係止片部62の内周側に、板状をなすリブ部である補強部70が形成されている。この補強部70は、ホイール11の外周面30に当接し、第2の係止片部62の変形を抑制して、第2の係止片部62により第1の係止片部61を強固に支持し、また、位置決め部67と位置決め受部66とを確実に係合させるようになっている。
さらに、図11及び図12に示すように、図1の一側の係止片部48と同様の構成を、外殻部44の両側すなわち一側と他側とに設けることもできる。また、この構成では、スリット状の係止孔61dは、図1に示す構成よりも径方向の寸法が若干大きく形成されており、第1のカバー体41と第2のカバー体42とを弾性的に変形させながら、各係止片部48を係止孔61dに挿入することにより、係合のみによって第1のカバー体41と第2のカバー体42とを組み合わせた状態を維持し、レゾネータ12を構成可能となっている。
さらに、この図11及び図12に示す構成では、ホイール11の外周部20に沿って配置される部分である第1のカバー体41の第1の外殻部51について、気体が挿通可能な開口部72が複数設けられている。この構成では、例えば図12に示すように、ホイール11が回転する遠心力によりレゾネータ12が外周側に移動し、第1の外殻部51と外周面30との間に形成される空間73について、副気室45の一部として利用するようになっている。
また、これら図11及び図12に示す構成について、図13に示すように、第1の係止片部61に径方向に貫通した円孔あるいはスリット状の位置決め受部66を形成するとともに、第2の係止片部62にこの位置決め受部66に挿入して位置決めされる円柱状のピン状あるいは板状のリブ状の位置決めストッパーリブとも呼び得る位置決め部67を外周側に向かって突設し、位置決め部67を位置決め受部66に挿入して、第1の係止片部61及び第2の係止片部62すなわち第1のカバー体41と第2のカバー体42とを位置決めすることもできる。
また、上記の各実施の形態では、第2のカバー体42の中央部に連通部46を設けたが、この構成に限られず、連通部46は、長手方向及び幅方向の一側に偏った位置、あるいは、長手方向及び幅方向の一側の端部に設けることもできる。また、連通部46は、円筒状に限られず、角筒状など他の形状とすることもできる。
本発明は、自動車の車輪の空気室に配置されて共鳴による騒音を低減するレゾネータに適用できる。
11 ホイール
12 レゾネータ
14 タイヤ
25 空気室
30 外周面
34 壁部
37 係止受部
41 第1のカバー体
42 第2のカバー体
45 副気室
46 連通部
51 第1の外殻部
52 第2の外殻部
61 第1の係止片部
61c 押圧部
61d 係止孔
62 第2の係止片部
63 第3の係止片部

Claims (4)

  1. ホイールの外周面の外周側に対向して設けられた係止受部に係止して前記外周面に沿って取り付けられ、前記ホイールとこのホイールに取り付けられたタイヤとの間の空気室に配置されて騒音を低減するレゾネータであって、
    第1のカバー体と、
    この第1のカバー体に重ねて配置される前記第1のカバー体とは別体の第2のカバー体と、
    これら第1のカバー体と第2のカバー体との間に空間として形成される副気室と、
    この副気室を前記空気室に連通する連通部と、
    前記第1のカバー体及び前記第2のカバー体の一方に設けられ、前記係止受部に係止される第1の係止片部と、
    前記第1のカバー体及び前記第2のカバー体の一方に設けられた係止孔と、
    前記第1のカバー体及び前記第2のカバー体の他方に設けられ、前記係止孔に挿入される第2の係止片部と、
    前記第1のカバー体及び前記第2のカバー体の一方に設けられ、前記係止孔に挿入された前記第2の係止片部と重ねられて密着してこの第2の係止片部を前記外周面側に押圧する押圧部と
    を具備したことを特徴とするレゾネータ。
  2. 第1のカバー体及び第2のカバー体の一方は、副気室の外殻を構成する第1の外殻部を備え、この第1の外殻部から第1の係止片部が突設され、
    前記第1のカバー体及び第2のカバー体の他方は、副気室の外殻を構成する第2の外殻部を備え、この第2の外殻部から第2の係止片部が突設され、この第2の係止片部の少なくとも一部が前記第1の係止片部の内周側に沿って配置された
    ことを特徴とする請求項1記載のレゾネータ。
  3. 係止受部は、ホイールの外周面から外周側に突設された壁部から前記外周面に沿った方向に突設され、
    第1の係止片部は、前記係止受部に直接に係止され、
    第2の係止片部は、前記壁部に向かって第1の係止片部以下の寸法で突設され、前記係止受部に前記第1の係止片部を介して係止された
    ことを特徴とする請求項2記載のレゾネータ。
  4. レゾネータは、このレゾネータの一側及び他側に配置された係止受部に係止され、
    第1の係止片部及び第2の係止片部は、前記レゾネータの一側に配置されて一側の係止受部に係止され、
    前記レゾネータの他側には、第1のカバー体及び第2のカバー体の一方から突設され他側の係止受部に係止される第3の係止片部が設けられた
    ことを特徴とする請求項2または3記載のレゾネータ。
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