JP5565930B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御装置に関し、特に、コネクタが実装された基板が筐体内に収容される電子制御装置に関する。
近年、車両等に用いられる電子デバイス等を実装する基板において、電力線や信号線を効率的に接続するために、更にコネクタを実装すると共に、不要な水分や埃等の侵入を防ぐべく樹脂を充填しながら筐体内に収容する構成が提案されている。
かかる状況下において、特許文献1においては、樹脂を充填した収容ケース内に基板を収容すると共に、コネクタを収容ケースの開口端に挿入し、更にかかる開口端に樹脂を受ける受け部を設けた電子回路基板の収容ケースが開示されている。
特開2001−237557号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1で提案される構成では、収容ケース内に樹脂を充填する構成は開示されているが、樹脂が収容ケース外に流出するような場合に、収容ケースの開口端に設けた受け部で樹脂を受けて、収容ケース外に樹脂が流出することを防止しながら、収容ケースの開口端の強度をも向上することを企図したものであって、収容ケースとコネクタとの間の微小な隙間からの水分等の侵入を防止することを企図したものではない。
本発明者の更なる検討によれば、収容ケース内に樹脂を充填したとしても、収容ケースとコネクタとの間に微小な隙間が有ると、その隙間から微量の水分等の侵入が発生し、経時変化において、樹脂に微小なクラックが発生して、それが更に水分等の侵入を誘発する傾向が考えら得るため、極力かかる隙間を低減し得る構成を採用することが望まれる。特に、コネクタを収容ケースに嵌合して固定する場合、かかる嵌合部の微小な隙間から水分等が侵入する場合が考えられ、改良の余地がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、簡便な構成で、筐体内に不要な水分や埃等の侵入を防止し得る電子制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明は、コネクタを実装する基板と、前記基板が収容される筐体と、前記筐体内に充填された樹脂と、を備える電子制御装置であって、前記コネクタを実装する前記基板を、前記筐体内に侵入させることにより、前記コネクタを前記筐体に嵌合して固定すると共に前記筐体内に充填された前記樹脂により埋設される嵌合部を更に有し、前記嵌合部は、前記コネクタに設けられた嵌合挿入部と、前記筐体に設けられて前記嵌合挿入部を受ける嵌合受け部と、を有し、前記嵌合部において、前記嵌合挿入部は、前記筐体の外部から内部へと延出する前記コネクタの端子を保持する保持部よりも前記筐体の内部側に設けられ、かつ、前記嵌合受け部は、前記筐体の内壁部から前記筐体の
内部側に突出しながら前記保持部側に延在すると共に前記保持部よりも前記筐体の内部側に設けられ、前記筐体内に侵入した前記コネクタにおける前記筐体内の端部側に到達するまで、前記筐体内に充填された前記樹脂により、前記嵌合挿入部における前記保持部側の端部及び前記嵌合受け部における前記保持部側の端部が共に埋設されることを第1の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、コネクタを実装する基板を、筐体内に侵入させることにより、コネクタを筐体に嵌合して固定すると共に筐体内に充填された樹脂により埋設される嵌合部を更に有し、嵌合部は、コネクタに設けられた嵌合挿入部と体に設けられて嵌合挿入部を受ける嵌合受け部と、を有し、嵌合部において、嵌合挿入部は、筐体の外部から内部へと延出するコネクタの端子を保持する保持部よりも筐体の内部側に設けられ、かつ、嵌合受け部は、筐体の内壁部から筐体の内部側に突出しながら保持部側に延在すると共に保持部よりも筐体の内部側に設けられ、筐体内に侵入したコネクタにおける筐体内の端部側に到達するまで、筐体内に充填された樹脂により、嵌合挿入部における保持部側の端部及び嵌合受け部における保持部側の端部が共に埋設されることにより、コネクタの端子部分が樹脂で埋設されるようにすれば、必ず嵌合部も樹脂で充填されるものであるため、簡便な構成で、嵌合部が外部に露出することを防止でき、嵌合部から筐体内に不要な水分や埃等が侵入することを効果的に防止することができる。併せて、簡便な嵌合作業でのコネクタの固定を可能とすると共に、嵌合挿入部と嵌合受け部との隙間は、充填された樹脂により封止されるものであるため、かかる隙間の寸法は、不要な水分や埃等の侵入を心配することなく、嵌合挿入時の作業性等を考慮して適宜設定することができる。
本発明の実施形態における電子制御装置の斜視図である。 本実施形態における電子制御装置の断面図であり、図3のA−A断面図に相当する。 本実施形態における電子制御装置の内部を透過的に示した背面図であり、図1に示す電子制御装置をy軸の負方向に見た図である。 本実施形態の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。 本実施形態の電子制御装置におけるコネクタが、基板に実装された状態で筐体に収容される途中の状態を示す斜視図である。 本実施形態の変形例の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。 本実施形態の変形例の電子制御装置における筐体の斜視図である。 本実施形態の別の変形例の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。 本実施形態の別の変形例の電子制御装置における筐体の斜視図である。 本実施形態の別の変形例の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。 本実施形態の別の変形例の電子制御装置における筐体の斜視図である。 本実施形態の別の変形例の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。 本実施形態の別の変形例の電子制御装置における筐体の斜視図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における電子制御装置につき、詳細に説明する。なお、図中、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成し、x軸の方向を左右方向、y軸の方向を前後方方向、及びz軸の方向を、上下方向と呼ぶことがある。
図1は、本実施形態における電子制御装置の斜視図である。図2は、本実施形態における電子制御装置の断面図であり、図3のA−A断面図に相当する。図3は、本実施形態における電子制御装置の内部を透過的に示した背面図であり、図1に示す電子制御装置をy軸の負方向に見た図である。図4は、本実施形態の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。また、図5は、本実施形態の電子制御装置におけるコネクタが、基板に実装された状態で筐体に収容される途中の状態を示す斜視図である。
図1から図4に示すように、本実施形態における電子制御装置1は、コネクタ2と、コネクタ2を実装する基板3と、コネクタ2を基板3に実装した状態で収容して固定する筐体4と、を備える。
具体的には、コネクタ2は、樹脂製のハウジング10に端子30が装着された状態で、基板3に実装自在なものである。
より詳しくは、コネクタ2のハウジング10は、樹脂製であり、上下方向で対向して各々が平板状の上壁12及び底壁14と、左右方向で対向して各々が平板状の側壁16及び18と、上壁12及び底壁14並びに側壁16及び18の前方を塞いで平板状の前壁20と、を有する。かかる上壁12及び底壁14、側壁16及び18、並びに前壁20は、協働して、後方に開口すると共に、外部機器に接続する相手方コネクタが挿入自在な挿入凹部10aを画成する。なお、かかる外部機器及び相手方コネクタは、説明の便宜上、図示を省略する。
ハウジング10の側壁16及び18は、前壁20を超えて前方に各々延出する延出壁22及び24を対応して有する。延出壁22は、その下方を規定する底面22aを有すると共に、右方に突出する突出部22pを有して、かかる突出部22pは、その下方を規定する底面22bを有すると共に、底面22bから下方に突出する脚部26を有する。同様に、延出壁24は、その下方を規定する底面24aを有すると共に、左方に突出する突出部24pを有して、かかる突出部24pは、その下方を規定する底面24bを有すると共に、底面24bから下方に突出する脚部28を有する。なお、延出壁22の底面22a及び延出壁24の底面24aは、上下方向で互いに同一位置にあり、延出壁22の突出部22pにおける底面22b及び延出壁24の突出部24pにおける底面24bは、上下方向で互いに同一位置にある。
ハウジング10の延出壁22は、その上方端で突出部22pに対向して右方に突出する凸状部である嵌合挿入部22sを有して、かかる嵌合挿入部22sは、矩形状の縦断面形状を有し、前後方向に延在する。同様に、ハウジング10の延出壁24は、その上方端で突出部24pに対向して右方に突出する凸状部である嵌合挿入部24sを有して、かかる嵌合挿入部24sは、矩形状の縦断面形状を有し、前後方向に延在する。
ハウジング10の前壁20は、各々が左右方向に延在する列を成して複数配置される挿通孔20aを有し、挿通孔20aの各列は、上下方向に並置される。かかる前壁20は、端子30をハウジング10に保持する保持部として機能する。
端子30は、複数のピン状の端子群から成り、前壁20の挿通孔20aに各々挿通されると共に、基板3へ接続されるべき一端30A及びハウジング10の挿入凹部10a内に位置される他端30Bを有する。端子30の一端30Aは、各々が左右方向及び前後方向に延在する列を成して複数配置される一方で、他端30Bは、各々が左右方向及び上下方向に延在する列を成して複数配置される。かかる端子30の一端30A及び他端30Bは、ハウジング10の前壁20の前方における延出壁22及び24に挟まれた領域に位置する折れ曲がり部30aを介して連絡される。
ハウジング10の延出壁22の突出部22pにおける脚部26は、ハウジング10の前壁20から最も近い位置で基板3に接続されるべき端子30における最も右側に位置する端子の右方近傍に配置されると共に、ハウジング10の延出壁24の突出部24pにおける脚部28は、かかる端子30における最も左側に位置する端子の左方近傍に配置される。なお、端子30は、ハウジング10における前壁20の前方で、上下方向の延在方向と前後方向の延在方向とを繋げる折れ曲がり部を各々有する。
基板3は、図示を省略する電子装置等を実装し、典型的にはガラスエポキシ樹脂製のプリント配線基板であり、各々、基板3を上下に貫通すると共に、左右方向に延在する列を成して配置される挿通孔40aを有し、更に、基板3を上下に貫通する一対の挿通孔42及び44を有する。
筐体4は、樹脂製であり、前後方向に延在して基板3を載置する左右一対の載置台座46及び48と、前後方向に延在してコネクタ2のハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部22s及び24sを対応して収容する嵌合凹部50a及び52aを有する左右一対の嵌合受け部50及び52と、コネクタ2を基板3に実装した状態で収容する収容室54と、を備える。コネクタ2に設けられた嵌合挿入部22s及び24sと、筐体4に設けられた嵌合受け部50及び52と、は、協働して、コネクタ2を筐体4に嵌合するための嵌合部を構成する。
ここで、筐体4においては、コネクタ2を基板3に実装した状態で収容した収容室54内に、その内方から収容室54内に収容された基板3やコネクタ2のハウジング10における前壁20を超えて、側壁16及び18と、上壁12及び底壁14に到達する位置まで樹脂Mが充填されて、収容室54内に不要な水分や埃等が侵入しないように封止されている。このときハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部22s及び24sの後面22y及び24y、並びに筐体4に設けられた嵌合受け部50及び52の後面50y及び52yは、充填された樹脂M内に埋設される。
次に、以上の構成において、コネクタ2を基板3に実装した後に筐体4内に収容して固定して、樹脂Mを充填した電子制御装置1を製造する方法につき、詳細に説明する。
まず、コネクタ2を基板3に対して実装するには、コネクタ2の端子30の一端30Aを基板3における挿通孔40aに各々整合させて対向させるように、コネクタ2を基板3の上面40bに対して対向させた状態で、基板3への実装方向である下方に向けて、コネクタ2を下降させていく。
そして、ハウジング10における延出壁22の底面22a及び延出壁24の底面24aが、基板3の上面40bに当接するまで、コネクタ2を基板3に対して下降し続けて、コネクタ2の端子30の一端30Aを基板3における挿通孔40aに各々挿通させると共に、端子30が基板3に設けられた図示を省略する接続部に接続され、コネクタ2は、基板3上に実装される。
この際、ハウジング10における延出壁22の脚部26及び延出壁24の脚部28は、基板3に設けられた一対の挿通孔42及び44に挿通される。かかる状態で、ハウジング10における延出壁22の突出部22pにおける底面22b及び延出壁24の突出部24pにおける底面24bは、基板3の上面40bに対して離間しているが、限定的なものではなく、これらは、基板3の上面40bに対して当接していてもよい。
ついで、このようにコネクタ2を基板3に実装した状態の構造体を、図5に示すように、筐体4の収容室54内に侵入させる。
この際、基板3の下面40cを筐体4に設けられた載置台座46及び48に対向させると共に、ハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部22s及び24sを筐体4に設けられた嵌合受け部50及び52の嵌合凹部50a及び52a内に対応して侵入させていく。
そして、ハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部22s及び24sを筐体4に設けられた嵌合受け部50及び52の嵌合凹部50a及び52aの対応する最深部まで押し込んで嵌合させた状態として、コネクタ2を筐体4に位置決して固定すると共に、基板3を載置台座46及び48上で1次的に位置決めし、更に、図示を省略する固定部材を用いて、基板3を筐体4に最終的に位置決めして固定する。
ついで、このようにコネクタ2が実装された基板3が筐体4内に収容されて固定された構造体を、筐体4の収容室54の開口端が鉛直上方を向くように直立させ、その開口端から溶融状態の樹脂を注入していく。
そして、溶融状態の樹脂を、基板3やコネクタ2のハウジング10における前壁20を超えて、側壁16及び18と、上壁12及び底壁14に到達する位置まで充填した後、樹脂を固化させることにより、コネクタ2が実装された基板3が筐体4内に固定され、かつ、その周囲に樹脂Mが充填された電子制御装置1が得られることになる。このときハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部22s及び24sの後面22y及び24y、並びに筐体4に設けられた嵌合受け部50及び52の後面50y及び52yは、充填された樹脂M内に埋設されて、嵌合挿入部22s及び24sと嵌合受け部50及び52との間の隙間は、充填された樹脂で封止されることになる。
なお、以上の構成においては、コネクタ2を筐体4に嵌合する嵌合部として、コネクタ2のハウジング10の延出壁22及び24に設けられた凸状部である嵌合挿入部22s及び24sと、筐体4に設けられた嵌合凹部50a及び52aを有する嵌合受け部50及び52と、の組み合わせで説明したが、コネクタ2側に凹状部を設け、かつ筐体4側に凸状部を設けた嵌合部とすることももちろん可能である。また、かかる嵌合挿入部22s及び24sは、断面が矩形状のものに限らず、例えば、断面が円形状のものであってもよく、かかる場合、対応して、筐体4の嵌合受け部50及び52における嵌合凹部50a及び52aも、対応して、その内壁面を円周面とすればよい。
さて、本実施形態においては、嵌合部が、コネクタ2のハウジング10における前壁20よりも筐体4における収容室54の内部側に設けられるものであるため、種々の変形例が考えられる。そこで、以下、かかる各種の変形例につき、更に図6から図13をも参照して、詳細に説明する。なお、かかる各種の変形例においては、以上説明した構成と同じな構成要素については同一の符号を付して、その説明を適宜簡略化又は省略するものとする。
まず、かかる変形例としては、図6及び図7で示す構成のものが挙げられる。
図6は、本実施形態の変形例の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。また、図7は、本変形例の電子制御装置における筐体の斜視図である。
図6及び図7に示すように、本変形例におけるコネクタ102のハウジング10の延出壁22は、その上方端で突出部22pに対向して左右方に突出する両凸状部である嵌合挿入部122sを有して、かかる嵌合挿入部122sは、矩形状の縦断面形状を有し、前後方向に延在する。同様に、ハウジング10の延出壁24は、その上方端で突出部24pに対向して左右方に突出する両凸状部である嵌合挿入部124sを有して、かかる嵌合挿入部124sは、矩形状の縦断面形状を有し、前後方向に延在する。
また、筐体4は、前後方向に延在してコネクタ102のハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部122s及び124sを対応して収容する嵌合凹部150a及び152aを有する左右一対の嵌合受け部150及び152を備える。かかる嵌合受け部150及び152には、嵌合挿入部122s及び124sを収容する際にコネクタ102側の延出壁22及び24が不要に干渉しないように、対応して溝部150b及び152bが形成されている。コネクタ102に設けられた嵌合挿入部122s及び124sと、筐体4に設けられた嵌合受け部150及び152と、は、協働して、コネクタ102を筐体4に嵌合するための嵌合部を構成する。なお、かかる嵌合挿入部122s及び124sは、断面が矩形状のものに限らず、例えば、断面が円形状のものであってもよく、かかる場合、対応して、筐体4の嵌合受け部150及び152における嵌合凹部150a及び152aも、対応して、その内壁面を円周面とすればよい。
ここで、本変形例においても、図1に示す状態と同様に、コネクタ102を基板3に実装した状態で収容した筐体4の収容室54内に、その内方から収容室54内に収容された基板3やコネクタ102のハウジング10における前壁20を超えて、側壁16及び18と、上壁12及び底壁14に到達する位置まで樹脂Mが充填されて、収容室54内に不要な水分や埃等が侵入しないように封止されている。このときハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部122s及び124sの後面122y及び124y、並びに筐体4に設けられた嵌合受け部150及び152の後面150y及び152yは、充填された樹脂M内に埋設される。
かかる変形例においては、ハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部122s及び124sが、両凸状の構成を有するものであるために嵌合面積が増加し、より強固に筐体4に設けられた嵌合受け部150及び152に嵌合されることとなる。
次に、別の変形例として、図8及び図9で示す構成のものが挙げられる。
図8は、本実施形態の別の変形例の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。また、図9は、本変形例の電子制御装置における筐体の斜視図である。
図8及び図9に示すように、本変形例におけるコネクタ202のハウジング10の延出壁22は、その上方で突出部22pに対向して左方に突出する凸状部である嵌合挿入部222sを有して、かかる嵌合挿入部222sは、矩形状の縦断面形状を有し、延出壁22の前端部を超えながら前後方向に延在する。同様に、ハウジング10の延出壁24は、その上方で突出部24pに対向して右方に突出する凸状部である嵌合挿入部224sを有して、かかる嵌合挿入部224sは、矩形状の縦断面形状を有し、延出壁24の前端部を超えながら前後方向に延在する。
また、筐体4は、前後方向に延在してコネクタ202のハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部222s及び224sを対応して収容する嵌合凹部250a及び252aを有する左右一対の嵌合受け部250及び252を備える。コネクタ202に設けられた嵌合挿入部222s及び224sと、筐体4に設けられた嵌合受け部250及び252と、は、協働して、コネクタ202を筐体4に嵌合するための嵌合部を構成する。なお、かかる嵌合挿入部222s及び224sは、断面が矩形状のものに限らず、例えば、断面が円形状のものであってもよく、かかる場合、対応して、筐体4の嵌合受け部250及び252における嵌合凹部250a及び252aも、対応して、その内壁面を円周面とすればよい。
ここで、本変形例においても、図1に示す状態と同様に、コネクタ202を基板3に実装した状態で収容した筐体4の収容室54内に、その内方から収容室54内に収容された基板3やコネクタ202のハウジング10における前壁20を超えて、側壁16及び18と、上壁12及び底壁14に到達する位置まで樹脂Mが充填されて、収容室54内に不要な水分や埃等が侵入しないように封止されている。このときハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部222s及び224sの後面222y及び224y、並びに筐体4に設けられた嵌合受け部250及び252の後面250y及び252yは、充填された樹脂M内に埋設される。
かかる変形例においては、ハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部222s及び224sが、延出壁22及び24の前端部を対応して超えて延在するものであるために嵌合面積が増加し、より強固に筐体4に設けられた嵌合受け部250及び252に嵌合されることとなる。
次に、別の変形例として、図10及び図11で示す構成のものが挙げられる。
図10は、本実施形態の別の変形例の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。また、図11は、本変形例の電子制御装置における筐体の斜視図である。
図10及び図11に示すように、本変形例におけるコネクタ302のハウジング10の前壁20は、その前端部から各々前方に突出する凸状部である嵌合挿入部322s及び324sを有する。かかる嵌合挿入部322s及び324sは、各々矩形状の縦断面形状を有して、前後方向に延在する。
また、筐体4は、前後方向に延在してコネクタ302のハウジング10の前壁20に設けられた嵌合挿入部322s及び324sを対応して収容する嵌合凹部350a及び352aを有する左右一対の嵌合受け部350及び352を備える。コネクタ302に設けられた嵌合挿入部322s及び324sと、筐体4に設けられた嵌合受け部350及び352と、は、協働して、コネクタ302を筐体4に嵌合するための嵌合部を構成する。なお、かかる嵌合挿入部322s及び324sは、断面が矩形状のものに限らず、例えば、断面が円形状のものであってもよく、かかる場合、対応して、筐体4の嵌合受け部350及び352における嵌合凹部350a及び352aも、対応して、その内壁面を円周面とすればよい。
ここで、本変形例においても、図1に示す状態と同様に、コネクタ302を基板3に実装した状態で収容した筐体4の収容室54内に、その内方から収容室54内に収容された基板3やコネクタ302のハウジング10における前壁20を超えて、側壁16及び18と、上壁12及び底壁14に到達する位置まで樹脂Mが充填されて、収容室54内に不要な水分や埃等が侵入しないように封止されている。このときハウジング10の前壁20に設けられた嵌合挿入部322s及び324sの最後部322y及び324y、並びに筐体4に設けられた嵌合受け部350及び352の後面350y及び352yは、充填された樹脂M内に埋設される。
かかる変形例においては、嵌合挿入部322s及び324sが、ハウジング10の前壁20に設けられた構成であるため、周辺の機器構成との関係等から嵌合挿入部322s及び324sを延出壁22及び24に設けることができない場合であっても、確実に筐体4に設けられた嵌合受け部350及び352に嵌合される構成を実現する。
次に、別の変形例として、図12及び図13で示す構成のものが挙げられる。
図12は、本実施形態の別の変形例の電子制御装置におけるコネクタの斜視図である。また、図13は、本変形例の電子制御装置における筐体の斜視図である。
図12及び図13に示すように、本変形例におけるコネクタ402のハウジング10の延出壁22は、その前端部で切欠き部422aが形成された嵌合挿入部422sを有する。同様に、ハウジング10の延出壁24は、その前端部で切欠き部424aが形成された嵌合挿入部424sを有する。
また、筐体4は、前後方向に延在してコネクタ402のハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部422s及び424sの切欠き部422a及び424aが侵入する切欠き部450a及び452aを有した左右一対の嵌合受け部450及び452を備える。かかる嵌合挿入部422s及び424sの切欠き部422a及び424aの壁面は、嵌合受け部450及び452の嵌合挿入部422s及び424sよりも前方の壁面に対応して嵌合する。コネクタ402に設けられた嵌合挿入部422s及び424sと、筐体4に設けられた嵌合受け部450及び452と、は、協働して、コネクタ402を筐体4に嵌合するための嵌合部を構成する。
ここで、本変形例においても、図1に示す状態と同様に、コネクタ402を基板3に実装した状態で収容した筐体4の収容室54内に、その内方から収容室54内に収容された基板3やコネクタ402のハウジング10における前壁20を超えて、側壁16及び18と、上壁12及び底壁14に到達する位置まで樹脂Mが充填されて、収容室54内に不要な水分や埃等が侵入しないように封止されている。このときハウジング10の延出壁22及び24に設けられた嵌合挿入部422s及び424sの最後部422y及び424y、並びに筐体4に設けられた嵌合受け部450及び452の後面450y及び452yは、充填された樹脂M内に埋設される。
かかる変形例においては、嵌合挿入部422s及び424sが、ハウジング10の延出壁22及び24の前端部に設けられた構成であるため、左右方向への突出部がないコンパクトな構成で、確実に筐体4に設けられた嵌合受け部450及び452に嵌合される構成を実現する。
以上の構成によれば、コネクタを筐体に嵌合して固定する嵌合部が、筐体内に充填された樹脂により埋設されることにより、簡便な構成で、嵌合部が外部に露出することを防止でき、嵌合部から筐体内に不要な水分や埃等が侵入することを効果的に防止することができる。
また、嵌合部が、筐体の外部から内部へと延出するコネクタの端子を保持する保持部よりも筐体の内部側に設けられるため、コネクタの端子部分が樹脂で埋設されるようにすれば、必ず嵌合部も樹脂で充填されることができ、嵌合部が外部に露出することを防止でき、嵌合部から筐体内に不要な水分や埃等が侵入することをより確実に防止することができる。
また、嵌合部が、コネクタを実装する基板を、筐体内に侵入させることにより、コネクタを筐体に嵌合して固定するものであるので、嵌合部から筐体内に不要な水分や埃等が侵入することをより防止しながら、簡便な嵌合作業でのコネクタの固定を可能とする。
また、嵌合部が、コネクタ及び筐体の一方に設けられた嵌合挿入部と、コネクタ及び筐体の他方に設けられた嵌合受け部と、を有するものであるため、嵌合挿入部と嵌合受け部との隙間から筐体内に不要な水分や埃等が侵入することをより防止しながら、簡便な構成でコネクタを筐体に固定することができる。また、嵌合挿入部と嵌合受け部との隙間は、充填された樹脂により封止されるものであるため、かかる隙間の寸法は、不要な水分や埃等の侵入を心配することなく、嵌合挿入時の作業性等を考慮して適宜設定することができる。
なお、本発明は、部材の種類、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、簡便な構成で、筐体内に不要な水分や埃等の侵入を防止し得る電子制御装置を提供することができるものであり、その汎用普遍的な性格から車両等に使用される電子制御装置に広範に適用され得るものと期待される。
1…電子制御装置
2、102、202、302、402…コネクタ
3…基板
4…筐体
10…ハウジング
10a…挿入凹部
12…上壁
14…底壁
16、18…側壁
20…前壁
20a…挿通孔
22、24…延出壁
22a、22b、24a、24b…底面
22p、24p…突出部
22s、24s、122s、124s、222s、224s、322s、324s、4 22s、424s…嵌合挿入部
22y、24y、50y、52y、122y、124y、150y、152y、222y、224y、250y、252y、350y、352y、450y、452y…後面
26、28…脚部
30…端子
30a…折れ曲がり部
30A…一端
30B…他端
40a、42、44…挿通孔
40b…上面
40c…下面
46、48…載置台座
50、52、150、152、250、252、350、352、450、452…嵌合受け部
50a、52a、150a、152a、250a、252a、350a、352a…嵌合凹部
54…収容室
150b、152b…溝部
322y、324y、422y、424y…最後部
422a、424a、450a、452a…切欠き部

Claims (1)

  1. コネクタを実装する基板と、前記基板が収容される筐体と、前記筐体内に充填された樹脂と、を備える電子制御装置であって、
    前記コネクタを実装する前記基板を、前記筐体内に侵入させることにより、前記コネクタを前記筐体に嵌合して固定すると共に前記筐体内に充填された前記樹脂により埋設される嵌合部を更に有し、
    前記嵌合部は、前記コネクタに設けられた嵌合挿入部と、前記筐体に設けられて前記嵌合挿入部を受ける嵌合受け部と、を有し、
    前記嵌合部において、前記嵌合挿入部は、前記筐体の外部から内部へと延出する前記コネクタの端子を保持する保持部よりも前記筐体の内部側に設けられ、かつ、前記嵌合受け部は、前記筐体の内壁部から前記筐体の内部側に突出しながら前記保持部側に延在すると共に前記保持部よりも前記筐体の内部側に設けられ、
    前記筐体内に侵入した前記コネクタにおける前記筐体内の端部側に到達するまで、前記筐体内に充填された前記樹脂により、前記嵌合挿入部における前記保持部側の端部及び前記嵌合受け部における前記保持部側の端部が共に埋設されることを特徴とする電子制御装置。
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