JP2022159913A - 電子部品 - Google Patents

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JP2022159913A
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貴志 関根
Takashi Sekine
誉仁 大熊
Takahito Okuma
幸一 桐生
Koichi Kiryu
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Abstract

【課題】第一接続対象物と第二接続対象物とを電気的に中継するための中継部材を備える電子部品において、導体部の複雑化に対応しやすい電子部品を提供する。【解決手段】リアケース11は、第一接続対象物80と第二接続対象物70とを電気的に中継するための中継部材50と、中継部材50を直接的又は間接的に保持するリアケース本体20と、を備える。中継部材50は、導体部51と、導体部51を支持する支持部56と、を備える。導体部51は、第一接続対象物80に接触する第一接触部51aと、第二接続対象物70に接触する第二接触部51bと、を備える。導体部51は、金属箔で形成される。【選択図】図8

Description

本開示は、電子部品に関する。
従来、特許文献1に記載されているようなケース部材(電子部品)が知られている。このケース部材は、第1ケース半部(ハウジング)と、第2ケース半部と、第1ケース半部に保持される複数の接続端子(導体部、中継部材)と、を備えている。接続端子は、第1ケース半部及び第2ケース半部によって形成されるケースの外部へ突出する一端部と、ケースの内部へ突出する他端部と、を有している。複数の接続端子の一端部は、相手方コネクタ(第一接続対象物)と接続され、他端部は、ケースの内部に収容される電装部品(第二接続対象物)と接続される。
特開2005-322532号公報
このような電子部品において、接続端子の形状が複雑化する場合には、接続端子の製造やその組立の難易度が上がってしまう。接続端子の形状が複雑化する場合としては、複数の接続端子間の距離を一端部と他端部とで変える必要がある場合や、一端部と他端部とで互いに接点の数を変える必要がある場合などがある。
本開示の目的は、第一接続対象物と第二接続対象物とを電気的に中継するための中継部材を備える電子部品において、中継部が備える導体部の複雑化に対応しやすい電子部品を提供することである。
第1の態様に係る電子部品は、第一接続対象物と第二接続対象物とを電気的に中継するための中継部材と、前記中継部材を直接的又は間接的に保持するハウジングと、を備える電子部品であって、前記中継部材は、導体部と、前記導体部を支持する支持部と、を備え、前記導体部は、前記第一接続対象物に接触する第一接触部と、前記第二接続対象物に接触する第二接触部と、を備え、前記導体部は、金属箔で形成される。
上記態様では、電子部品は、中継部材と、ハウジングと、を備える。中継部材は、第一接続対象物と第二接続対象物とを電気的に中継するための部材である。ハウジングは、中継部材を直接的又は間接的に保持する。
中継部材は、導体部と、導体部を支持する支持部と、を備える。導体部は、第一接続対象物に接触する第一接触部と、第二接続対象物に接触する第二接触部と、を備える。このため、第一接触部を第一接続対象物に接触させ、第二接触部を第二接続対象物に接触させることで、第一接続対象物と第二接続対象物とを電気的に中継することができる。
ここで、導体部は、金属箔で形成される。このため、導体部が導電性の板材で形成される態様と比較して、導体部の複雑化に対応しやすい。
なお、中継部材としては、リジッド基板やMID(Molded Interconnect Device、成形回路部品)、フレキシブル基板等が挙げられる。
第2の態様に係る電子部品は、第1の態様において、前記中継部材は、硬質の部材である。
上記態様では、中継部材は、硬質の部材である。
このため、中継部材がフレキシブル基板等の軟質の部材である態様と比べて、接続対象物(第一接続対象物又は第二接続対象物)との接続が容易である。
なお、硬質の中継部材には、リジッド基板やMIDが含まれ、フレキシブル基板は含まれない。
第3の態様に係る電子部品は、第1又は第2の態様において、前記中継部材は、リジッド基板と、前記リジッド基板の側面を覆う樹脂製の被覆部と、を備える。
ところで、中継部材がリジッド基板で構成される場合は、接続対象物との接続時にリジッド基板と接続対象物とが接触し、リジッド基板が削れて基板カスが発生する虞がある。
ここで、上記態様では、中継部材は、リジッド基板と、リジッド基板の側面を覆う樹脂製の被覆部と、を備える。
このため、被覆部によってリジッド基板の側面が保護され、基板カスの発生が防止される。
第4の態様に係る電子部品は、第1~第3の何れかの態様において、前記中継部材は、金属箔で形成されたグランド導体部を備える。
上記態様では、中継部材は、金属箔で形成されたグランド導体部を備える。
このため、グランド導体部によって、導体部におけるインピーダンスを整合することができ、高速伝送性能を向上できる。
第5の態様に係る電子部品は、第1~第4の何れかの態様において、前記電子部品は、前記中継部材を包囲するシェルを備える。
上記態様では、電子部品は、中継部材を包囲するシェルを備える。
このため、シェルによって、導体部におけるインピーダンスを整合することができ、高速伝送性能を向上できる。
第6の態様に係る電子部品は、第1~第3の何れかの態様において、前記中継部材は、金属箔で形成されたグランド導体部を備え、前記電子部品は、前記中継部材を包囲するシェルを備え、前記グランド導体部は、前記シェルと接触するシェル接触部を有する。
上記態様では、グランド導体部は、シェルと接触するシェル接触部を有する。
このため、中継部材とシェルとのグランド経路を形成することができる。
第7の態様に係る電子部品は、第6の態様において、前記中継部材は、前記ハウジングに直接的又は間接的に保持される被保持部を有し、前記被保持部は、前記中継部材のうち板幅が拡大された拡幅部に形成され、前記拡幅部には、前記シェル接触部が形成される。
上記態様では、中継部材は、ハウジングに直接的又は間接的に保持される被保持部を有する。被保持部は、中継部材のうち板幅が拡大された部分(拡幅部)に形成される。更に
、拡幅部には、シェル接触部が形成される。
このため、スペースを有効利用してグランド経路を形成することができる。
第8の態様に係る電子部品は、第5の態様において、前記電子部品は、前記中継部材を保持するリテーナであって、前記シェルと前記中継部材との間に配置される前記リテーナを備える。
上記態様では、電子部品は、中継部材を保持するリテーナを備える。リテーナは、シェルと中継部材との間に配置される。
このため、リテーナにより、中継部材が保持されると共に、シェルと中継部材との間に異物が混入することが抑制される。
第9の態様に係る電子部品は、第8の態様において、前記ハウジングは、前記中継部材、前記シェル及び前記リテーナが配置される貫通孔を有し、前記貫通孔には、当該貫通孔を水が通過しないように防水加工がされている。
上記態様では、ハウジングは、中継部材、シェル及びリテーナが配置される貫通孔を有する。貫通孔には、当該貫通孔を水が通過しないように防水加工がされている。
このため、防水性能に優れた電子部品とすることができる。
第10の態様に係る電子部品は、第1~第9の何れかの態様において、前記中継部材は、基板を備え、前記基板には、他の電子部品が実装されている。
上記態様では、中継部材は基板を備える。基板には、他の電子部品が実装されている。
このため、中継部材が備える基板を有効に活用して、他の電子部品を配置することができる。
なお、ここでいう「他の電子部品」としては、例えば、イコライザーが挙げられる。
第11の態様に係る電子部品は、第1~第10の何れかの態様において、前記電子部品は、内部に前記第二接続対象物を収容するケースの一部又は全部を構成するものであり、前記中継部材は、前記ケースの外部側に位置する第一接続対象物と、前記第二接続対象物とを電気的に中継するための部材である。
上記態様では、電子部品は、内部に第二接続対象物を収容するケースの一部又は全部を構成するものである。そして、中継部材は、ケースの外部側に位置する第一接続対象物と、第二接続対象物とを電気的に中継するための部材である。
このため、ケース部材の一部又は全部としての電子部品において、導体部の複雑化に対応することができる。
第12の態様に係る電子部品は、第1~第11の何れかの態様において、前記中継部材は、前記第一接触部が形成されると共に前記第一接続対象物と嵌合する第一嵌合部と、前記第二接触部が形成されると共に前記第二接続対象物と嵌合する第二嵌合部と、を有し、嵌合方向に垂直な断面において、前記第二嵌合部の断面は、前記第一嵌合部の断面と異なる形状である。
上記態様では、中継部材は、第一接触部が形成されると共に第一接続対象物と嵌合する第一嵌合部と、第二接触部が形成されると共に第二接続対象物と嵌合する第二嵌合部と、を有する。
ここで、嵌合方向に垂直な断面において、第二嵌合部の断面は、第一嵌合部の断面と異なる形状である。
このため、第二嵌合部の断面が第一嵌合部の断面と同じ形状である態様と比較して、第一接続対象物及び第二接続対象物の構造の自由度が向上する。
なお、ここでいう「第一嵌合部の断面と異なる形状」の断面を有する第二嵌合部としては、例えば、第一嵌合部の断面よりも小さい断面を有する第二嵌合部が挙げられる。第二接続対象物は第二嵌合部が嵌合する第二相手嵌合部を有するところ、上記の場合には、第二相手嵌合部を小さく設計ことができ、もって第二接続対象物を小さく設計することができる。
カメラモジュールの分解斜視図である。 図1に対応する断面図である。 カメラモジュールと外部コネクタとを示す断面図である。 リアケースの分解斜視図である。 リアケース本体の断面図である。 リアケース本体の下方から見た図である。 中継コネクタ部(封止材を除く。)の斜視図である。 中継部材の斜視図である。 第一シェルの斜視図である。 リテーナの斜視図である。 第二シェルの斜視図である。 内部基板及び内部コネクタの斜視図である。 変形例に係るインサート部材の図である。
以下、本開示の「電子部品」の実施形態に係るリアケース11について説明する。リアケース11は、カメラモジュール10の構成部品である。
なお、説明の便宜上、±X方向を前後方向、±Y方向を幅方向、±Z方向を上下方向として説明することがある。
[カメラモジュール10]
図1は、カメラモジュール10の分解斜視図であり、図2は、図1に対応する断面図である。
カメラモジュール10は、フロントケース12と、リアケース11と、内部コネクタ70、内部基板12d及び撮像素子12c等の内蔵部品70,12c,12dと、を備える。フロントケース12及びリアケース11は、カメラモジュール10のケース11,12を構成する。内蔵部品70,12c,12dは、ケース11,12の内部に収容される。
[フロントケース12]
図2に示すように、フロントケース12は、フロントケース本体12aと、レンズ12bと、を有する。フロントケース本体12aは、合成樹脂等の絶縁体で形成される。
[内蔵部品70,12c,12d]
内蔵部品70,12c,12dは、内部コネクタ70、内部基板12d及び撮像素子12cを備える。内部基板12dの上面に内部コネクタ70が取り付けられ、内部基板12dの下面に撮像素子12cが取り付けられる。レンズ12bと撮像素子12cとが正確に位置合わせされた状態で各部品が固定されている。なお、図の例では設けられていないが、内部基板12dの下側には、内部基板12dに対してレンズ12bを保持するホルダが設けられてもよい。
図12に示すように、内部コネクタ70は、所謂、フローティングコネクタである。
内部コネクタ70は、内部基板12dに固定される固定ハウジング71と、固定ハウジング71に対して相対移動可能な可動ハウジング72と、固定ハウジング71と可動ハウジング72との間に架け渡された複数(8つ)の端子73,74と、を備える。複数の端子73,74は、複数(4つ)の信号端子73と、複数(4つ)のグランド端子74と、から構成される。
カメラモジュール10は、次の手順で組み立てられる。
1.フロントケース12の内部に、内蔵部品70,12c,12dを収容する。この際、内部基板12dをネジや接着剤などを用いてフロントケース本体12aに固定する(図2参照)。
2.リアケース本体20をフロントケース本体12aに組み付ける(図3参照)。
3.リアケース本体20とフロントケース本体12aとの位置を調整し、リアケース本体20とフロントケース本体12aとを溶着、接着、ネジなどで固定する。
図3に示すように、カメラモジュール10は、「第一接続対象物」としての外部コネクタ80(図3参照)と接続可能に構成される。
[リアケース11]
次に、リアケース11について詳細に説明する。
図4は、リアケース11の分解斜視図である。
リアケース11は、リアケース本体20と、中継コネクタ部11aと、を有する。
(リアケース本体20)
リアケース本体20は、合成樹脂等の絶縁体で一体成形される。
リアケース本体20は、ケース部21と、ケース部21から+Z方向に突出する外部接続部22と、を有する。
ケース部21は、内蔵部品70,12c,12dを収容するケース11,12の+Z方向側の壁を構成する+Z方向壁21aを有する。+Z方向壁21aは、Z方向視で略矩形である。外部接続部22は、+Z方向から見た場合、+Z方向壁21aの外面21a1に囲まれている。外部接続部22は、Z方向視で略矩形である。
図5に示すように、リアケース本体20には、当該リアケース本体20をZ方向に貫通する配置孔24が形成される。配置孔24は、ケース部21の+Z方向壁21aと、外部接続部22との両方を貫通するように形成される。配置孔24には、中継コネクタ部11aを構成する第一シェル30やリテーナ40等が-Z方向側から配置される。
配置孔24は、上部配置孔24aと、下部配置孔24bと、から構成される。下部配置孔24bは、上部配置孔24aよりもZ方向に垂直な断面が大きい。上部配置孔24aと下部配置孔24bとの境界部分には、-Z方向を向く段差面26aが形成される。段差面26aは、Z方向において、ケース部21の+Z方向壁21aの外面21a1よりも+Z方向側の位置に形成される。段差面26aは、後述の孔内突出部26bが形成された部分を除き、配置孔24の内面に沿って略周状に形成される(図6参照)。
配置孔24の内部には、段差面26aに対して、-Z方向に突出した孔内突出部26bが形成される。孔内突出部26bは、後述するリテーナ本体41の周囲のうち鍔部42が形成されていない部分(切欠部43、図10)に対応して設けられ、切欠部43内に配置される。
孔内突出部26bは、一対設けられる。一対の孔内突出部26bは、+X方向側の孔内突出部26bと、-X方向側の孔内突出部26bと、から構成される。なお、図5は、一対の孔内突出部26bの両方を通る断面を示している。図6に示すように、孔内突出部26bは、略周状に形成された段差面26aの途中部分に形成される。一対の孔内突出部26bによって、段差面26aは、周方向で複数(2つ)に分離されている。
図5、図6に示すように、上部配置孔24aの内面には、Z方向に延びる一対の圧入用溝部26dが形成される。圧入用溝部26dには、後述する中継部材50(図8)の一対の幅方向突出部50b1が圧入される。一対の圧入用溝部26dは、+Y方向側の圧入用溝部26dと、-Y方向側の圧入用溝部26dと、から構成される。
配置孔24の内部には、後述する第一シェル30(図9)の筒状部31の+Z方向側に配置される落下防止部26cが形成される。リアケース本体20の+Z方向を重力方向に向けてリアケース本体20を配置し、-Z方向側から第一シェル30を配置孔24の内部に配置する際、落下防止部26cによって、第一シェル30が配置孔24から+Z方向側へ落下してしまうことが防止される。落下防止部26cは、配置孔24の+Z方向側の開口部付近に位置する。
図4、図5に示すように、外部接続部22には、+Z方向に開口すると共に周状に延びる外側凹部25が形成される。外側凹部25は、Z方向視で、配置孔24を取り囲むように周状に形成される。図5に示すように、外側凹部25の底面25aは、+Z方向壁21aの外面21a1よりも+Z方向側に位置する。
すなわち、外部接続部22は、外側凹部25の底面25aよりも-Z方向側を構成する基部22aと、基部22aの周縁から+Z方向に立設された外側周壁部22bと、基部22aから+Z方向に立設された内側周壁部22cと、を有する。
内側周壁部22cは、中継部材50の上部一般部50a(第一嵌合部50a、図8)をZ方向に垂直な方向から取り囲む。外側凹部25には、外部コネクタ80(図3)の一部が挿入される。内側周壁部22cの上端は、外側周壁部22bの上端よりも-Z方向側に位置する。
図2に示すように、リアケース本体20は、フロントケース本体12aの被嵌合部12a1に嵌合する嵌合部23を有する。嵌合部23は、+Z方向壁21aの周縁付近から-Z方向側へ突出するように周状に形成される。嵌合部23は、フロントケース本体12aの被嵌合部12a1の内側に配置可能に構成される。
リアケース本体20の嵌合部23をフロントケース本体12aの被嵌合部12a1の内側に配置することで、リアケース本体20とフロントケース本体12aとを溶着、接着、ネジなどで固定する前の段階において、フロントケース本体12aに対するリアケース本体20のXY方向の相対位置がある程度定まるようになっている。また、リアケース本体20の嵌合部23をフロントケース12の被嵌合部12a1の内側に配置することで、リアケース本体20とフロントケース本体12aとを溶着、接着、ネジなどで固定する前の段階において、フロントケース本体12aに対するリアケース本体20のXY方向の相対位置を微調整できるようになっている。
(中継コネクタ部11a)
図4に示すように、中継コネクタ部11aは、中継部材50と、第一シェル30と、リテーナ40と、第二シェル60と、封止材11bと、を有する。
なお、封止材11bは、リアケース本体20の配置孔24に、第一シェル30、リテーナ40及び中継部材50等が配置された後に形成される。そのため、図4に示すような形状の封止材11bが、リアケース11の組立前の段階で存在する訳ではない。
(中継部材50)
図8は、中継部材50の斜視図である。
中継部材50は、外部コネクタ80と内部コネクタ70とを電気的に接続するための部材である。中継部材50は、信号導体部51と、グランド導体部52と、信号導体部51及びグランド導体部52を支持する支持部56と、を有する。
中継部材50は、リジッド基板50(リジッドのプリント回路基板)により構成される。リジッド基板50の銅箔が、信号導体部51又はグランド導体部52に相当し、リジッド基板50の基材が支持部56に相当する。中継部材50は、板厚方向をX方向を向ける。
信号導体部51は、外部側信号接触部51aと、内部側信号接触部51bと、を有する。外部側信号接触部51aは、「第一接続対象物」としての外部コネクタ80の信号端子81(図3)に接触し、内部側信号接触部51bは、「第二接続対象物」としての内部コネクタ70の信号端子73(図2)に接触する。信号導体部51が本開示の「導体部」に相当する。
グランド導体部52は、外部側グランド接触部52aと、内部側グランド接触部52bと、を有する。外部側グランド接触部52aは、第一シェル30に接触し、内部側グランド接触部52bは、内部コネクタ70のグランド端子74に接触する。
中継部材50は、Z方向の位置によって、板幅(Y方向寸法)が変化している。
具体的には、中継部材50は、+Z方向側から-Z方向側へ向けて、上部一般部50aと、拡幅部50bと、下部一般部50cと、下部幅狭部50dと、をこの順に有する。上部一般部50a、拡幅部50b及び下部一般部50cを纏めて一般部50a,50b,50cと呼ぶ。
上部一般部50aと下部一般部50cとは、幅寸法が同一である。拡幅部50bは、上部一般部50aと下部一般部50cとの間に形成され、上部一般部50a及び下部一般部50cよりも幅寸法が大きい。下部幅狭部50dは、下部一般部50cの下側に形成され、上部一般部50a及び下部一般部50cよりも幅寸法が小さい。
上部一般部50aには、外部側信号接触部51aが形成される。外部側信号接触部51aは、中継部材50の表裏両面に同数形成される。上部一般部50aは、外部コネクタ80の嵌合孔80a(図3)に嵌合する第一嵌合部50aとして機能する。第一嵌合部50aには、嵌合を案内するテーパ53が形成されている。
拡幅部50bには、外部側グランド接触部52aが形成される。具体的には、拡幅部50bのうち一般部50a,50b,50cの他の部分(上部一般部50a及び下部一般部50c)よりも幅方向外側へ突出した部分である一対の幅方向突出部50b1に、外部側グランド接触部52aが形成される。外部側グランド接触部52aは、中継部材50の表裏両面に同数形成される。外部側グランド接触部52aは、第一シェル30に接触する第一シェル接触部52aとして機能する。
拡幅部50bは、リアケース本体20に直接的又は間接的に保持される「被保持部」として機能する。具体的には、一対の幅方向突出部50b1がリアケース本体20の一対の圧入用溝部26dに対して圧入されることで、中継部材50がリアケース本体20に保持される。なお、拡幅部50bの幅方向突出部50b1には、リアケース本体20に食い込む突起が形成されてもよい。拡幅部50bは、一般部50a,50b,50cの上下方向中央位置よりも上側に位置する。
下部幅狭部50dには、内部側信号接触部51b及び内部側グランド接触部52bで構成された複数の内部側接触部51b,52bが形成される。内部側接触部51b,52bは、中継部材50の表裏両面に同数形成される。下部幅狭部50dは、内部コネクタ70の可動ハウジング72(第二相手嵌合部)に形成された嵌合孔72aに嵌合する第二嵌合部50dとして機能する。第二嵌合部50dには、嵌合を案内するテーパ54が形成されている。
(第一シェル30)
第一シェル30は、導電性の部材で形成される。具体的には、第一シェル30は、導電性の板材に対し、打ち抜き加工及び曲げ加工等が施されて形成される。
第一シェル30は、筒状に形成された筒状部31と、筒状部31から下側へ延出された一対の延出部32と、を有する。
筒状部31は、略四角筒状であり、前板部31a、後板部31b及び一対の側板部31cを有する。前板部31a、後板部31b及び一対の側板部31cは、板材が曲げられた曲部によって接続されている。
一対の延出部32は、筒状部31の前板部31aから延出された前側の延出部32と、筒状部31の後板部31bから延出された後側の延出部32と、から構成される。前側の延出部32は、筒状部31の前板部31aと同一平面上に位置し、後側の延出部32は、筒状部31の後板部31bと同一平面上に位置する。
筒状部31は、リアケース本体20の上部配置孔24aに配置され、一対の延出部32は、リアケース本体20の下部配置孔24bに配置される。
図7に示すように、一対の延出部32は、第二シェル60に接触する一対の第二シェル接触部32として機能する。
第一シェル30は、中継部材50の外部側グランド接触部52aに接触する複数の中継部材接触部33を有する。
複数の中継部材接触部33は、+Y方向側の一対の中継部材接触部33と、-Y方向側の一対の中継部材接触部33と、から構成される。一対の中継部材接触部33は、中継部材50の幅方向突出部50b1を表裏から挟み込むように弾性変形可能に構成される。中継部材接触部33は、側板部31cの一部が抜き加工されることで形成される。中継部材接触部33の先端(下端)の位置は、上下方向において、筒状部31の下端の位置と略一致する。
第一シェル30は、外部コネクタ80のシェル部材82に接触する一対の外部側接触部34を有する。
一対の外部側接触部34は、+Y方向側の一方の外部側接触部34と、-Y方向側の他方の外部側接触部34と、から構成される。一方の外部側接触部34は、筒状部31の一方の側板部31cの一部として形成され、他方の外部側接触部34は、筒状部31の他方の側板部31cの一部として形成される。
外部側接触部34は、側板部31cの上部に位置する。具体的には、外部側接触部34は、切り曲げ(切り起こし)により形成される。側板部31cの上下方向中間位置から上側へ延びる。外部側接触部34は、弾性変形可能に構成され、筒状部31の内側に挿入される外部コネクタ80のシェル部材82(図3)に対し押圧接触する。
(リテーナ40)
図10は、リテーナ40の斜視図である。
リテーナ40は、リアケース本体20に中継部材50を保持する。リテーナ40は、合成樹脂等の絶縁体で一体に形成される。
リテーナ40は、リテーナ本体41と、鍔部42と、を有する。
リテーナ本体41は、第一シェル30の筒状部31の内側に配置される。リテーナ本体41の形状は、第一シェル30の筒状部31の形状に対応しており、略四角柱形状である。リテーナ本体41は、前面41a、後面41b、一対の幅方向面41c、上面41d及び下面41eを有する。
鍔部42は、リテーナ40の下部に形成される。鍔部42は、リテーナ本体41の周面41a,41b,41cからX方向又はY方向へ突出する。鍔部42は、リアケース本体20の配置孔24の段差面26aにZ方向で接触又は近接するように配置される。
鍔部42は、リテーナ本体41の周囲のうち、配置孔24内の段差面26aに対応する部分に形成され、孔内突出部26bに対応する位置には形成されない。これにより、リテーナ本体41の前側及び後側には、鍔部42が形成されていない切欠部43が形成される。なお、図10には、後側の切欠部43が表れていないが、リテーナ本体41の後側にも、前側の切欠部43と前後対称の位置に切欠部43が形成される。
この切欠部43を、第一シェル30の延出部32が+Z方向側から-Z方向側に通過する。また、切欠部43には、配置孔24の孔内突出部26bが配置される。
リテーナ40は、当該リテーナ40の内部(中継部材配置部44)に中継部材50の一部が配置されるように構成される。換言すると、リテーナ40の内部には、中継部材50の一部が配置される空間である中継部材配置部44が形成される。中継部材配置部44は、リテーナ40に対し-Z方向側から中継部材50が当該中継部材配置部44に配置可能に構成される。
リテーナ本体41の上面41dには、中継部材配置部44に繋がる上面開口部44aが形成される。上面開口部44aからは、中継部材50の上部一般部50aが突出する。
リテーナ本体41の幅方向面41cには、中継部材配置部44に繋がる一対の側面開口部44bが形成される。一対の側面開口部44bからは、中継部材50の一対の幅方向突出部50b1が突出する。これにより、中継部材50の幅方向突出部50b1に形成されたシェル接触部52aは、リテーナ40のリテーナ本体41から外部(幅方向外側)に露出する。
(第二シェル60)
図11は、第二シェル60の斜視図である。
第二シェル60は、導電性の部材で形成される。具体的には、第二シェル60は、導電性の板材に対し、抜き加工及び曲げ加工等が施されて形成される。
第二シェル60は、天板部61と、側板部62と、を有する。
天板部61は、板厚方向をZ方向に向けた平板状である。天板部61には、貫通孔61aが形成される。貫通孔61aには、中継部材50の下部一般部50cが配置される。貫通孔61aの形状は、略矩形であり、具体的には幅方向を長手とする長方形である。
側板部31cは、天板部61の縁部に形成された折曲部63から下方向に延びる。側板部31cは、互いに分離された前後左右の4つの部分から構成される。すなわち、側板部31cは、いずれも平板状の前板部62a、後板部62b及び一対の幅方向板部62cから構成される。
第二シェル60は、リアケース本体20に保持される一対の被保持部64を有する。
被保持部64は、リアケース本体20の被圧入部27に圧入される。なお、被圧入部27は、ケース部21の+Z方向壁21aの内面21a2に形成された溝状の部分である(図6参照)。被保持部64は、リアケース本体20に食い込む突起を有している。一対の被保持部64は、幅方向一方側の被保持部64と、幅方向他方側の被保持部64と、から構成される。被保持部64の板厚方向は、幅方向を向く。一対の被保持部64は、天板部61の貫通孔61aの縁部を曲げ加工することで形成される。
第二シェル60は、第一シェル30に接触する一対の第一シェル接触部65を有する。これにより、第二シェル60と第一シェル30とが電気的に接続される(図7参照)。
一対の第一シェル接触部65は、前側の第一シェル接触部65と、後側の第一シェル接触部65と、から構成される。これにより、一対の第一シェル接触部65同士が対向する方向は、一対の被保持部64が対向する方向と略垂直である。第一シェル接触部65は、弾性変形可能に構成される。第一シェル接触部65は、第一シェル30の第二シェル接触部32に対し、外側(前後方向外側)から弾性的に接触する。第一シェル接触部65は、天板部61の貫通孔61aの縁部を曲げ加工することで形成される。
(封止材11b)
封止材11bは、リアケース本体20の配置孔24に、第一シェル30、リテーナ40及び中継部材50が配置された後に、形成される。これにより、リアケース本体20の配置孔24は、-Z方向側から防水加工がされる(図2参照)。封止材11bは、液状の樹脂材を注入し、硬化させることで形成される。なお、封止材11bが形成される段階で、第二シェル60がリアケース本体20に取り付けられていてもよいし、取り付けられていなくてもよい。
<作用効果>
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態では、リアケース11(電子部品)は、中継部材50と、リアケース本体20(ハウジング)と、を備える。中継部材50は、第一接続対象物80と第二接続対象物70とを電気的に中継するための部材である。リアケース本体20は、中継部材50を保持する。
中継部材50は、導体部51と、導体部51を支持する支持部56と、を備える。導体部51は、第一接続対象物80に接触する第一接触部51aと、第二接続対象物70に接触する第二接触部51bと、を備える。このため、第一接触部51aを第一接続対象物80に接触させ、第二接触部51bを第二接続対象物70に接触させることで、第一接続対象物80と第二接続対象物70とを電気的に中継することができる。
ここで、導体部51は、金属箔で形成される。このため、導体部51が導電性の板材で形成される態様と比較して、導体部51の複雑化に対応しやすい。
また、本実施形態では、中継部材50は、硬質の部材である。このため、中継部材50がフレキシブル基板等の軟質の部材である態様と比べて、接続対象物(第一接続対象物80又は第二接続対象物70)との接続が容易である。
また、本実施形態では、中継部材50は、金属箔で形成されたグランド導体部52を備える。このため、グランド導体部52によって、導体部51におけるインピーダンスを整合することができ、高速伝送性能を向上できる。
また、本実施形態では、リアケース11は、中継部材50を包囲するシェル30,60を備える。このため、シェル30,60によって、導体部51におけるインピーダンスを整合することができ、高速伝送性能を向上できる。
また、本実施形態では、グランド導体部52は、シェル30,60と接触するシェル接触部52aを有する。このため、中継部材50とシェル30,60とのグランド経路を形成することができる。
また、本実施形態では、中継部材50は、リアケース本体20に直接的に保持される被保持部64を有する。被保持部64は、中継部材50のうち板幅が拡大された部分(拡幅部50b)に形成される。更に、拡幅部50bには、シェル接触部52aが形成される。このため、スペースを有効利用してグランド経路を形成することができる。
また、本実施形態では、リアケース11は、中継部材50を保持するリテーナ40を備える。リテーナ40は、シェル30,60と中継部材50との間に配置される。このため、リテーナ40により、中継部材50が保持されると共に、シェル30,60と中継部材50との間に異物が混入することを抑制することができる。
また、本実施形態では、リアケース本体20は、中継部材50、シェル30,60及びリテーナ40が配置される貫通孔61aを有する。貫通孔61aには、当該貫通孔61aを水が通過しないように防水加工がされている。このため、防水性能に優れたリアケース11とすることができる。
また、本実施形態では、中継部材50は、第一接触部51aが形成されると共に第一接続対象物80と嵌合する第一嵌合部50aと、第二接触部51bが形成されると共に第二接続対象物70と嵌合する第二嵌合部50dと、を有する。
ここで、嵌合方向に垂直な断面において、第二嵌合部50dの断面は、第一嵌合部50aの断面と異なる形状である。
このため、第二嵌合部50dの断面が第一嵌合部50aの断面と同じ形状である態様と比較して、第一接続対象物80及び第二接続対象物70の構造の自由度が向上する。
特に、本実施形態では、第二嵌合部50dは、第一嵌合部50aの断面よりも小さい断面を有する。第二接続対象物は第二嵌合部が嵌合する第二相手嵌合部を有するところ、上記の場合には、第二相手嵌合部を小さく設計ことができ、もって第二接続対象物を小さく設計することができる。
また、本実施形態において、リジッド基板50の表面に、他の電子部品を実装してもよい。この場合、中継部材50が備えるリジッド基板50を有効に活用して、他の電子部品を配置することができる。なお、ここでいう「他の電子部品」としては、例えば、イコライザーが挙げられる。
また、本実施形態において、中継部材50を構成するリジッド基板50は、好ましくは多層基板であり、更に好ましくは4層以上の基板である。中継部材を多層基板とすることで、信号導体部51とグランド導体部52とを別々の層に形成することができ、適切な回路設計とすることができる。また、適切なグランド導体部52を形成することができ、高速伝送性能を向上させることができる。
次に、図13を用いて、変形例について説明する。
ところで、中継部材50が基板50で構成される場合は、接続対象物との接続時に基板50と接続対象物70,80とが接触し、基板50が削れて基板カスが発生する虞がある。
そこで、上記実施形態のリテーナ40及び中継部材50に代えて、図13に示すインサート部材150を用いてもよい。
インサート部材150は、上記実施形態のリテーナ40に対応するリテーナ部41,42と、上記実施形態の中継部材50に対応する中継部50,55と、を備える。中継部50,55は、リジッド基板50と、リジッド基板50の側面を覆う樹脂製の被覆部55と、を備える。このため、被覆部55によってリジッド基板50の側面が保護され、基板カスの発生が防止される。
中継部50,55の被覆部55とリテーナ部41,42とは、樹脂で一体成形される。このため、リジッド基板50を金型に配置し、射出成型で被覆部55及びリテーナ部41,42を一体に成形することで、インサート部材150を作製することができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
なお、上記実施形態では、中継部材50が、リジッド基板50を含んで構成されるが、本開示の中継部材はこれに限定されない。中継部材は、例えば、MIDで構成されてもよいし、フレキシブル基板で構成されてもよい。
また、上記実施形態では、信号導体部51及びグランド導体部52が銅箔で形成されるが、導体部及びグランド導体部は、銅箔以外の金属箔であってもよい。
また、上記実施形態では、フロントケース本体12aが、合成樹脂等の絶縁体で形成されるが、本開示はこれに限定されない。
また、上記実施形態では、リアケース本体20が、合成樹脂等の絶縁体で一体成形されるが、本開示はこれに限定されない。
また、上記実施形態では、リアケース本体20のケース部21が、ケース11,12の+Z方向側の壁を構成する+Z方向壁21aを有し、Z方向に垂直な方向側の壁を有しない。しかし、本開示のリアケース本体は、これに限定されず、Z方向に垂直な方向側の壁を有してもよい。
また、上記実施形態では、外部側信号接触部51aや内部側接触部51b,52bが中継部材50の表裏両面に同数形成されるが、本開示はこれに限定されない。
また、上記実施形態では、「電子部品」がリアケース11であり、リアケース11は、内部に第二接続対象物70を収容するケース11,12の一部を構成するものである。しかし、本開示の電子部品は、これに限定されず、第二接続対象物を収容するケースの全部を構成するものであってもよい。また、本開示の電子部品は、ケースの一部又は全部を構成するものでなくてもよく、例えば、基板に実装されるコネクタであってもよい。この場合、例えば、当該基板が第二接続対象物に相当し、コネクタが接続される相手コネクタが第一接続対象物に相当する。
10 カメラモジュール
11,12 ケース
11 リアケース(電子部品)
11a 中継コネクタ部
11b 封止材(防水加工)
12 フロントケース
20 リアケース本体(ハウジング)
24 配置孔
30,60 シェル
30 第一シェル
31 筒状部
32 延出部(第二シェル接触部)
33 中継部材接触部
34 外部側接触部
40 リテーナ
50 リジッド基板(中継部材)
50a 上部一般部(第一嵌合部)
50b 拡幅部(被保持部)
50c 下部一般部
50d 下部幅狭部(第二嵌合部)
51 信号導体部(導体部)
51a 外部側信号接触部(第一接触部)
51b 内部側信号接触部(第二接触部)
52 グランド導体部
52a シェル接触部(外部側グランド接触部)
52b 内部側グランド接触部
55 被覆部
56 支持部
60 第二シェル
70 内部コネクタ(第二接続対象物)
80 外部コネクタ(第一接続対象物)

Claims (12)

  1. 第一接続対象物と第二接続対象物とを電気的に中継するための中継部材と、
    前記中継部材を直接的又は間接的に保持するハウジングと、を備える電子部品であって、
    前記中継部材は、導体部と、前記導体部を支持する支持部と、を備え、
    前記導体部は、前記第一接続対象物に接触する第一接触部と、前記第二接続対象物に接触する第二接触部と、を備え、
    前記導体部は、金属箔で形成される、
    電子部品。
  2. 前記中継部材は、硬質の部材である、
    請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記中継部材は、リジッド基板と、前記リジッド基板の側面を覆う樹脂製の被覆部と、を備える、
    請求項1又は請求項2に記載の電子部品。
  4. 前記中継部材は、金属箔で形成されたグランド導体部を備える、
    請求項1~請求項3の何れか一項に記載の電子部品。
  5. 前記電子部品は、前記中継部材を包囲するシェルを備える、
    請求項1~請求項4の何れか一項に記載の電子部品。
  6. 前記中継部材は、金属箔で形成されたグランド導体部を備え、
    前記電子部品は、前記中継部材を包囲するシェルを備え、
    前記グランド導体部は、前記シェルと接触するシェル接触部を有する、
    請求項1~請求項3の何れか一項に記載の電子部品。
  7. 前記中継部材は、前記ハウジングに直接的又は間接的に保持される被保持部を有し、
    前記被保持部は、前記中継部材のうち板幅が拡大された拡幅部に形成され、
    前記拡幅部には、前記シェル接触部が形成される、
    請求項6に記載の電子部品。
  8. 前記電子部品は、前記中継部材を保持するリテーナであって、前記シェルと前記中継部材との間に配置される前記リテーナを備える、
    請求項5に記載の電子部品。
  9. 前記ハウジングは、前記中継部材、前記シェル及び前記リテーナが配置される貫通孔を有し、
    前記貫通孔には、当該貫通孔を水が通過しないように防水加工がされている、
    請求項8に記載の電子部品。
  10. 前記中継部材は、基板を備え、
    前記基板には、他の電子部品が実装されている、
    請求項1~請求項9の何れか一項に記載の電子部品。
  11. 前記電子部品は、内部に前記第二接続対象物を収容するケースの一部又は全部を構成するものであり、
    前記第一接触部は、前記ケースの外部側に位置し、
    前記第二接触部は、前記ケースの内部側に位置する、
    請求項1~請求項10の何れか一項に記載の電子部品。
  12. 前記中継部材は、
    前記第一接触部が形成されると共に前記第一接続対象物と嵌合する第一嵌合部と、
    前記第二接触部が形成されると共に前記第二接続対象物と嵌合する第二嵌合部と、を有し、
    嵌合方向に垂直な断面において、前記第二嵌合部の断面は、前記第一嵌合部の断面と異なる形状である、
    請求項1~請求項11の何れか一項に記載の電子部品。
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