JP5565369B2 - 電力供給システム - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池からの供給電力及び外部電源からの供給電力によって負荷機器を作動可能な電力供給システムに関する。
従来技術として、特許文献1に開示された電力供給装置が知られている。この電力供給装置は、電子機器に装着して電力を供給する電力供給部と、電子機器内部に設けられた電源用回路とを備える。当該電力供給装置は、ACアダプターを電子機器本体から外し、電子機器内部の二次電池で電子機器を作動させているときに、電子機器の電力受入端子の短絡により、二次電池から外部への短絡電流の発生を防止している。
電子機器本体は、電力供給部から入力された制御信号に基づいて、二次電池と電力受入端子と遮断する回路を構成する。そして、当該制御信号がゼロの場合、二次電池と電力受入端子とが遮断され、短絡電流は発生しないように構成されている。
特開平11−224132号公報
上記特許文献1に記載の電力供給装置は、電力供給部側に絶縁トランスを備える構造であるため、有効な短絡防止機構を構築できるが、一方で絶縁トランスは高電流を扱う仕様の場合には、大型で、重いものになる。したがって、装置全体として大型化、高重量化するという問題がある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、トランスを備えなくても、蓄電装置から外部への短絡電流の防止が図れる電力供給システムを提供する。
上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の電力供給システムに係る発明は、系統電源(1)から供給される電力を充電可能であり、系統電源(1)から供給される電力を使用して作動可能な負荷機器(5,6)に対して電力を放電可能に構成される蓄電装置(2)と、系統電源に電気接続する際に接続するように設けられた接続端子部(4)と、接続端子部と蓄電装置とを接続するメイン通電ライン(20)と、メイン通電ラインの途中に設けられた分岐部(22)から分岐して負荷機器とメイン通電ラインとを接続するサブ通電ライン(21)と、メイン通電ラインのうち、蓄電装置と負荷機器との間を結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第1の通電切換装置(11)と、メイン通電ラインのうち、分岐部(22)と接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第2の通電切換装置(12)と、メイン通電ラインのうち、第2の通電切換装置(12)による切換え部位と接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第3の通電切換装置(13)と、第1の通電切換装置、第2の通電切換装置及び第3の通電切換装置の切り換え状態を検出するとともに、その切り換え動作を制御する制御装置(101)と、を備え
制御装置は、第2の通電切換装置の切り換え状態が通電状態であることを検出した場合には、または、第2の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であって、第1の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御した後、第1の通電切換装置の切り換え状態が通電状態であることを検出した場合には、第3の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御することを特徴とする。
この発明によれば、制御装置により、第1の通電切換装置、第2の通電切換装置及び第3の通電切換装置の切り換え状態を検出することによって、蓄電装置と接続端子部とが通電状態であるか否かの判断ができる。さらに、蓄電装置と接続端子部とが通電している可能性がある場合には、非通電にするために必要な通電切換装置の切り換え動作を制御することができる。このため、蓄電装置からの電流が接続端子部に漏電する状態を防止することができる。したがって、トランスを備えなくてもよい構成で、蓄電装置から外部への短絡電流の防止が図れる電力供給システムを提供することができる。
さらにこの発明によれば、第2の通電切換装置が通電状態であることを検出した場合には第3の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御することで、蓄電装置からの放電が接続端子部に短絡電流として流れることを防止する。または、第2の通電切換装置が非通電状態で、第1の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御した後、第1の通電切換装置が通電状態であることを検出した場合には、第3の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御することにより、第2の通電切換装置及び第1の通電切換装置が何らかの原因により動作制御不能な通電状態になってしまっている可能性があることを検出し、同様に蓄電装置からの放電が接続端子部に短絡電流として流れることを防止する。このような各通電切換装置における通電状態の検出及びその動作制御により、動作制御不能な通電状態になってしまっていることを検出可能であるとともに、確実な短絡電流防止を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、蓄電装置と接続端子部との間が通電状態にあることを外部に報知する報知手段(7)を備え、制御装置は、第3の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御する前または後に、報知手段を制御して外部に報知することを特徴とする。
この発明によれば、蓄電装置からの放電が接続端子部に短絡電流として流れている可能性がある場合には、この状態を報知手段によって外部に知らせることにより、接続端子部と系統電源との接続作業の中止、メンテナンス実施等の必要な措置を確実かつ早急に講じることができる。
請求項3の発明は、上記各発明において、制御装置は、接続端子部が系統電源に電気接続されているか否かを検出可能であり、
制御装置は、第2の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、第1の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御した後、第1の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、さらに接続端子部が系統電源に電気接続されていることを検出した場合には、第3の通電切換装置、第2の通電切換装置、第1の通電切換装置の順に通電状態に切り換え制御することを特徴とする。
この発明によれば、接続端子部が系統電源に電気接続されていることを検出したことまでの上記一連の制御装置による処理により、蓄電装置と接続端子部との間が通電していない状態であると判断することができる。さらにこの場合に、系統電源に近い方から、第3の通電切換装置、第2の通電切換装置、第1の通電切換装置の順に通電状態に切り換え制御することにより、安全に、系統電源から蓄電装置への充電を実施できるとともに、系統電源の電力を負荷機器に供給することができる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、負荷機器は、車室内の空調を制御する空調装置(5,6,53,56)であることを特徴とする。負荷機器が空調装置である場合には、車室内の快適性確保のために、空調装置に関わる装置を常に稼動可能な状態に維持しておく必要がある。この発明によれば、蓄電装置からの放電、系統電源からの電力供給によって、空調装置に関わる装置を稼動できる状態に維持可能であり、そのために比較的頻繁に行われる、接続端子部と系統電源との接続作業を安全に実施することができる。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、負荷機器は、冷凍車に設けられる冷凍室を温調する冷凍サイクル装置(50)であることを特徴とする。冷凍車においては、生鮮食品等の鮮度を保つために、冷凍サイクル装置を常に稼動可能な状態に維持しておく必要がある。この発明によれば、蓄電装置からの放電、系統電源からの電力供給によって、冷凍サイクル装置を稼動できる状態に維持可能であり、そのために比較的頻繁に行われる、接続端子部と系統電源との接続作業を安全に実施することができる。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明において、メイン通電ライン(20A)は、車両(201)と充電スタンド(202)とが電気的に接続されることによって形成され、制御装置は、車両に設けられる車両制御装置(101A)と、充電スタンドを制御するスタンド制御装置(102)とで構成されることを特徴とする。
請求項7〜請求項10に記載の電力供給システムに係る各発明は、系統電源(1)から供給される電力を充電可能であり、系統電源(1)から供給される電力を使用して作動可能な負荷機器(5,6)に対して電力を放電可能に構成される蓄電装置(2)と、系統電源に電気接続する際に接続するように設けられた接続端子部(4)と、接続端子部と蓄電装置とを接続するメイン通電ライン(20)と、メイン通電ラインの途中に設けられた分岐部(22)から分岐して負荷機器とメイン通電ラインとを接続するサブ通電ライン(21)と、メイン通電ラインのうち、蓄電装置と負荷機器との間を結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第1の通電切換装置(11)と、メイン通電ラインのうち、分岐部(22)と接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第2の通電切換装置(12)と、メイン通電ラインのうち、第2の通電切換装置(12)による切換え部位と接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第3の通電切換装置(13)と、第1の通電切換装置、第2の通電切換装置及び第3の通電切換装置の切り換え状態を検出するとともに、その切り換え動作を制御する制御装置(101)と、を備え、という共通した構成を有し、
さらに請求項7によれば、制御装置は、接続端子部が系統電源に電気接続されているか否かを検出可能であり、制御装置は、第2の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、第1の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御した後、第1の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、さらに接続端子部が系統電源に電気接続されていることを検出した場合には、第3の通電切換装置、第2の通電切換装置、第1の通電切換装置の順に通電状態に切り換え制御することを特徴とする。
さらに請求項8によれば、負荷機器は、車室内の空調を制御する空調装置(5,6,53,56)であることを特徴とする。
さらに請求項9によれば、負荷機器は、冷凍車に設けられる冷凍室を温調する冷凍サイクル装置(50)であることを特徴とする。
さらに請求項10によれば、メイン通電ライン(20A)は、車両(201)と充電スタンド(202)とが電気的に接続されることによって形成され、制御装置は、車両に設けられる車両制御装置(101A)と、充電スタンドを制御するスタンド制御装置(102)とで構成されることを特徴とする。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明を適用した第1実施形態における電力供給システムの概略構成を示す構成図である。 第1実施形態の電力供給システムによる短絡電流の防止制御に係るフローチャートである。 本発明を適用した第2実施形態における電力供給システムの概略構成を示す構成図である。 第2実施形態の電力供給システムによる短絡電流の防止制御に係るフローチャートである。 第3実施形態の電力供給システムによる短絡電流の防止制御に係るフローチャートである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合わせることも可能である。
(第1実施形態)
本発明を適用した第1実施形態に関して、図1及び図2を用いて説明する。図1は、第1実施形態における電力供給システム100の概略構成を示す構成図である。図2は電力供給システム100による短絡電流の防止制御に係るフローチャートである。
図示する電力供給システム100は、電力供給契約に基づいて電力供給元(電力会社)から供給される系統電源1の電力を、蓄電装置の一例である蓄電池2に充電可能で、かつ負荷機器の作動に使用可能であるとともに、蓄電池2に蓄えられた蓄電力を放電して当該負荷機器の作動に使用可能に構成されたシステムである。
電力供給システム100は、例えば、車両に搭載されるシステムである。当該車両は、例えば電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)等であり、蓄電装置は車載バッテリとしての二次電池である。負荷機器は、蓄電池2からの放電電力及び系統電源の供給電力により、作動する電動の機器であり、例えば、車両に搭載される空調装置に係る電動の部品、冷凍車の冷凍室を温調する冷凍サイクル装置50等である。また、本実施形態で説明する負荷機器の例は、圧縮機モータ5、電気ヒータ6、室外用送風機53、室内用送風機56である。
図1に示すように、電力供給システム100は、例えば複数個のリチウムイオン二次電池からなる蓄電池2と、系統電源1に電気接続する際に接続するように設けられたコンセント4と、コンセント4と蓄電池2とを接続するメイン通電ライン20と、メイン通電ライン20の途中に設けられた分岐部22から分岐して負荷機器とメイン通電ライン20とを接続するサブ通電ライン21と、を備えている。さらに電力供給システム100は、第1のスイッチ11、第2のスイッチ12、第3のスイッチ13、電力変換器3、及び制御装置101等を備えている。
第1のスイッチ11は、メイン通電ライン20のうち、蓄電池2と負荷機器との間を結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第1の通電切換装置である。第1のスイッチ11は、蓄電池2の入出力端と負荷機器の入力端との通電を入り状態、切り状態にするリレー接点である。また第1のスイッチ11は、蓄電池2の入出力端と第2のスイッチ12との間の通電を入り状態、切り状態にするリレー接点でもある。
第2のスイッチ12は、メイン通電ライン20のうち、分岐部22とコンセント4とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第2の通電切換装置である。第2のスイッチ12は、コンセント4と負荷機器の入力端との通電を入り状態、切り状態にするリレー接点である。また第2のスイッチ12は、蓄電池2の入出力端と第3のスイッチ13との間の通電を入り状態、切り状態にするリレー接点でもある。
第3のスイッチ13は、メイン通電ライン20のうち、第2のスイッチ12による切換え部位とコンセント4とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第3の通電切換装置である。第3のスイッチ13は、系統電源1に最も近い場所に設定された通電切換装置であり、これを非通電状態に制御すれば、蓄電池2からの短絡電流はコンセント4の端子部に至らないし、系統電源1の電力は負荷機器及び蓄電池2には通電しない。
電力変換器3は、整流ダイオードであり、直流電圧を交流電圧に変換して出力するとともに交流電圧を直流電圧に変換して出力するように構成されている。メイン通電ライン20には、蓄電池2、第1のスイッチ11、分岐部22、第2のスイッチ12、第3のスイッチ13、電力変換器3、第1のスイッチ11、コンセント4が順に設けられている。メイン通電ライン20には、サブ通電ライン21の一端は、分岐部22であり、他端は、負荷機器である圧縮機モータ5、電気ヒータ6、室外用送風機53、室内用送風機56等が接続されている。
圧縮機モータ5は、蓄電池2からの放電電力または系統電源1からの供給電力の出力周波数に応じて回転数が変化するようになっており、圧縮機51のケース内に収容されている。圧縮機51は、冷媒を吸入し、これを圧縮して吐出する。圧縮機51の出口には凝縮器52が配管を介して接続され、凝縮器52に減圧器54を介して蒸発器55が配管接続されている。蒸発器55の出口は圧縮機51の吸入口に配管接続されている。このように、圧縮機51、凝縮器52、減圧器54、蒸発器55を配管接続してなる冷凍サイクル装置50が構成される。さらに、凝縮器52は冷凍室の外部に設置されている。室外用送風機53は冷媒と熱交換する車外の空気を送風する。蒸発器55は冷凍室の内部に設置されている。室内用送風機56は、冷媒と熱交換して冷却される室内の空気を冷凍室内に送風し、冷凍室内を温調する。
制御装置101は、電力供給システム100における蓄電池2の充放電制御、系統電源からの電力供給、冷凍サイクル装置50の運転、室外用送風機53及び室内用送風機56の作動、電気ヒータ6の作動、操作パネルに設けられた表示部7の表示画面等を司る電子式コントロールユニットである。制御装置101は、第1のスイッチ11、第2のスイッチ12及び第3のスイッチ13の切り換え状態(通電状態及び非通電状態)、コンセント4の系統電源1との接続状態及び非接続状態等を検出するとともに、その切り換え動作を制御する。つまり、制御装置101は、各スイッチの接点の入り切りを検出し、制御することができる。制御装置101は、電力供給システム100に関わる各種制御装置、各種部品等と通信可能に構成されて相互に各種情報交換を行うことができ、各部の作動を制御する。
車両の停止後、コンセント4を系統電源1に接続した状態では、制御装置101は、通常、第1のスイッチ11、第2のスイッチ12及び第3のスイッチ13を通電状態に制御し、圧縮機モータ5等の負荷機器を系統電源1の供給電力によって動作させ、残りの系統電源1の供給電力で蓄電池2への充電を行う。また、負荷機器が必要とする負荷電力が大きい場合は、制御装置101は、第1のスイッチ11、第2のスイッチ12及び第3のスイッチ13を通電状態に制御し、圧縮機モータ5等の負荷機器に対して、系統電源1の電力と蓄電池2が放電する電力の両方から電力供給を行う。
次に、電力供給システム100の作動例について図2にしたがって説明する。図2に示すように、制御装置101に電源が投入されて本フローチャートがスタートすると、制御装置101は、まずステップ10で、第2のスイッチ12がONされて通電ラインを通電状態にしているか否かを判定する。
ステップ10で、第2のスイッチ12が接続状態であると判定すると、ステップ32に進み、報知手段の一例である表示部7にエラー表示を表示する。このエラー表示により、ユーザーが車両停止時にコンセント4を系統電源1に接続して系統電力を利用するときに、ユーザーに対して注意を促すことができる。ユーザーは、コンセント4の端子部に蓄電池2からの短絡電流が流れている可能性があることを認識し、当該コンセント4の接続行為を中止するか、慎重の上に実施することができる。また、各部のスイッチに故障等が発生している可能性もあるため、修理、点検等のメンテナンスを促すこともできる。
ステップ32のエラー表示処理の後、ステップ34で第3のスイッチ13をOFFして、通電ラインを非通電状態にする処理を実行する。この処理により、蓄電池2とコンセント4との通電ラインがコンセント4に最も近い側で遮断されて、メイン通電ライン20が非通電状態に設定されることになる。したがって、ステップ36で、系統電源1での負荷機器の作動不可及び蓄電池2の充電不可の判定処理を実行し、本フローチャートを終了する。
一方、ステップ10で、第2のスイッチ12が非接続状態であると判定すると、ステップ20で第1のスイッチ11をOFFして、通電ラインを非通電状態にする処理を実行する。この処理は、ステップ10で第2のスイッチ12が非接続状態であると判定したものの、第2のスイッチ12の接点が溶着等の何らかの原因により、実際には接続状態である場合がある。この場合には、第2のスイッチ12は通電状態であることになる。
そして、ステップ30で、第1のスイッチ11がONされて通電ラインを通電状態にしているか否かを判定する。ステップ30で、第1のスイッチ11が接続状態であると判定すると、第1のスイッチ11の接点が溶着等の何らかの原因によって実際には接続状態である可能性がある。このため、ステップ32に進み、以降、前述のステップ34、ステップ36を実行し、本フローチャートを終了する。
ステップ30で、第1のスイッチ11が非接続状態であると判定すると、ステップ40で、コンセント4が系統電源1に接続された接続状態であるか否かを判定する。ステップ40で、コンセント4が非接続状態であると判定すると、系統電力を供給する準備にないため、以降、前述のステップ34、ステップ36を実行し、本フローチャートを終了する。
ステップ40で、コンセント4が接続状態であると判定すると、各スイッチは異常な状態になく、系統電力を利用できる準備にあると判定することができる。電力供給システム100では、ここまでの処理によって、各スイッチの接続状態の検出することができる。すなわち、ステップ10、ステップ20、ステップ30、ステップ32、ステップ40の処理により、各スイッチの接続状態の検出を実施している。
次に、ステップ50で、第3のスイッチ13をONして、通電ラインを通電状態にする処理を実行し、ステップ60で第2のスイッチ12をONして、通電ラインを通電状態にする処理を実行する。そして、ステップ70で蓄電池2への充電指令があるか否かを判定する。ステップ70で充電指令がないと判定すると、ステップ72で系統電源1での負荷機器の作動を実施する。このステップを実行する状態では、第2のスイッチ12及び第3のスイッチ13が接続状態であり、第1のスイッチ11が非接続状態である。したがって、メイン通電ライン20のうち、系統電源1から、第3のスイッチ13、電力変換器3、第2のスイッチ12、分岐部22に至るラインが通電され、系統電力は負荷機器に投入されて負荷機器の作動に使用されることになる。
一方、ステップ70で充電指令があると判定すると、ステップ80で、第1のスイッチ11をONして通電ラインを通電状態にする処理を実行する。さらに、ステップ90で系統電源1での蓄電池2への充電及び負荷機器の作動を実施し、本フローチャートを終了する。このステップを実行する状態では、第1のスイッチ11、第2のスイッチ12、及び第3のスイッチ13が接続状態である。したがって、メイン通電ライン20及びサブ通電ライン21の両方のラインが通電され、系統電力は負荷機器に投入されて負荷機器の作動に使用されるとともに、残りは蓄電池2の充電に使用されることになる。このように、電力供給システム100では、ステップ36、ステップ50〜ステップ90の処理により、各スイッチの動作の制御を実施している。
本実施形態の電力供給システム100がもたらす作用効果について説明する。電力供給システム100は、第1のスイッチ11、第2のスイッチ12及び第3のスイッチ13の切り換え状態を検出するとともに、その切り換え動作を制御する制御装置101を備える。制御装置101は、第2のスイッチ12の切り換え状態が通電状態であることを検出した場合、または、第2のスイッチ12の切り換え状態が非通電状態であって、第1のスイッチ11を非通電状態に切り換え制御した後、第1のスイッチ11の切り換え状態が通電状態であることを検出した場合には、第3のスイッチ13を非通電状態に切り換え制御する。
この構成によれば、制御装置101により、第1のスイッチ11、第2のスイッチ12及び第3のスイッチ13の切り換え状態を検出することによって、蓄電池2とコンセント4とが通電状態であるか否かの判断ができる。さらに、蓄電池2とコンセント4とが通電している可能性がある場合には、非通電にするために必要なスイッチの切り換え動作を制御することができる。このため、蓄電池2からの電流がコンセント4の端子部に漏電する状態を防止することができる。例えば、コンセント4を系統電源に接続するときに、作業を行う者がコンセント4の端子部に触れてしまい、感電することを回避できるのである。
本実施形態によれば、従来技術のようにトランスを備えなくてもよい構成で、二次電池から外部への短絡電流の防止を図り、重量化、体格の大型化、システムのコストを抑制できる電力供給システム100が得られる。このため、電力供給システム100を車両に適用する場合は、積載量軽減が図れ、非常に有効なシステムを搭載できる。
また、電力供給システム100において負荷機器は、冷凍車に設けられる冷凍室を温調する冷凍サイクル装置50であることが好ましい。冷凍車においては、生鮮食品等の鮮度を保つために、例えば、冷凍サイクル装置50を構成する部品の一例である圧縮機モータ5、室内用送風機56、室外用送風機53等の冷凍サイクル装置50を構成する部品を常に稼動可能な状態に維持しておく必要がある。この構成によれば、蓄電池2からの放電、系統電源1からの電力供給によって、冷凍サイクル装置50を稼動できる状態に維持可能であり、そのために比較的頻繁に行われる、コンセント4と系統電源1との接続作業を、漏電等の問題を解消して安全に実施することができる。
また、電力供給システム100において負荷機器は、車室内の空調を制御する空調装置であることが好ましい。当該空調装置は、例えば、停車時にコンセント4を系統電源1に接続した状態で、車内待機時、または仮眠時等の車室内空調を実施することができる。この場合、上記の蒸発器55は、車室内へ送風される空調風の空気通路である空調ユニットケース内部に配置されることになる。負荷機器が空調装置である場合には、車室内の快適性確保のために、例えば、冷凍サイクル装置50を構成する部品の一例である圧縮機モータ5、室内用送風機56、室外用送風機53、電気ヒータ6等の空調装置に関わる装置を常に稼動可能な状態に維持しておく必要がある。この構成によれば、蓄電池2からの放電、系統電源1からの電力供給によって、空調装置に関わる装置を稼動できる状態に維持可能であり、そのために比較的頻繁に行われる、コンセント4と系統電源1との接続作業を、漏電等の問題を解消して、安全に実施することができる。
また、制御装置101は、第2のスイッチ12の切り換え状態が通電状態であることを検出した場合には、または、第2のスイッチ12の切り換え状態が非通電状態であって、第1のスイッチ11を非通電状態に切り換え制御した後、第1のスイッチ11の切り換え状態が通電状態であることを検出した場合には、第3のスイッチ13を非通電状態に切り換え制御する。
この制御によれば、第2のスイッチ12が通電状態であることを検出した場合には第3のスイッチ13を非通電状態に切り換え制御することで、蓄電池2からの放電がコンセント4に短絡電流として流れることを防止する。または、第2のスイッチ12が非通電状態で、第1のスイッチ11を非通電状態に切り換え制御した後、第1のスイッチ11が通電状態であることを検出した場合には、第3のスイッチ13を非通電状態に切り換え制御することにより、第2のスイッチ12及び第1のスイッチ11が何らかの原因により動作制御不能な通電状態になってしまっている可能性があることを検出することができる。このような各スイッチにおける通電状態の検出及びその動作制御により、動作制御不能な通電状態になってしまっていることを検出可能にし、確実な短絡電流防止を図る電力供給システム100が得られる。
電力供給システム100は、蓄電池2とコンセント4との間が通電状態にあることを外部に報知する報知手段、例えば、文字表示やランプ表示灯の表示部7、音声報知を行うスピーカ等を備える。制御装置101は、第3のスイッチ13を非通電状態に切り換え制御する前または後に、当該報知手段を制御して外部に報知する。
この構成によれば、蓄電池2からの放電がコンセント4に短絡電流として流れている可能性がある場合には、この状態を報知手段によって外部に知らせることにより、コンセント4の端子部と系統電源1との接続作業の中止、メンテナンス実施等の必要な措置を確実かつ早急に講じることが可能になる。したがって、一層、安全性及び利便性の高い電力供給システム100が得られる。
制御装置101は、第2のスイッチ12の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、第1のスイッチ11を非通電状態に切り換え制御した後、第1のスイッチ11の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、さらにコンセント4が系統電源1に電気接続されていることを検出した場合には、第3のスイッチ13、第2のスイッチ12、第1のスイッチ11の順に通電状態に切り換え制御する。
この制御によれば、コンセント4が系統電源1に電気接続されていることを検出したことまでの上記一連の制御装置101による処理により、蓄電池2とコンセント4との間が通電していない状態であると判断することができる。さらにこの場合に、系統電源1に近い方のスイッチから、第3のスイッチ13、第2のスイッチ12、第1のスイッチ11の順に通電状態に切り換え制御することにより、安全に、系統電源1から蓄電装置への充電及び系統電源1の電力の負荷機器への供給をより安全に実施することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図3及び図4にしたがって説明する。図3は、第2実施形態における電力供給システム200の概略構成を示す構成図である。図4は、電力供給システム200による短絡電流の防止制御に係るフローチャートである。本実施形態で特に説明しない構成、作用、制御、同じステップ符号を付した処理等は、第1実施形態と同様であるとし、その作用効果も同様である。
電力供給システム200は、メイン通電ライン20Aが車両201と充電スタンド202とが電気的に接続されることによって形成されることを特徴とする、すなわち、メイン通電ライン20Aのうち、蓄電池2、第1のスイッチ11、圧縮機モータ5等の負荷機器、及び第2のスイッチ12は、車両201に搭載される。メイン通電ライン20Aのうち、コンセント4、第3のスイッチ13、及び電力変換器3は、系統電源1に接続されて、系統電力を充電電力として使用する充電スタンド202に搭載される。
車両201に搭載される方の通電ラインには、車両側接続部31が第2のスイッチ12に接続されている。充電スタンド202に搭載される方の通電ラインには、スタンド側接続部32が電力変換器3に接続されている。車両側接続部31とスタンド側接続部32とを接続することにより、コネクタ30を構成し、この接続により、一連のメイン通電ライン20Aを形成することができる。また、車両201に設けられる車両制御装置101Aと、充電スタンド202を制御するスタンド制御装置102とを合わせることで第1実施形態の制御装置101に相当する機能を有する。
本実施形態に記載する「短絡電流の防止制御に係るフローチャート」は、図4に示すように、第1実施形態の図2に記載のフローに対して、ステップ30のYES判定とステップ40の間に、ステップ40Aが実行される点のみが異なる。
以下、第1実施形態の制御と異なる点について説明する。図4に示すように、ステップ30で、第1のスイッチ11が非接続状態であると判定すると、ステップ40Aでコネクタ30が接続状態であるか否かを判定する。ステップ40Aで、コネクタ30が非接続状態であると判定すると、車両201と充電スタンド202が接続されてなく、メイン通電ライン20Aが形成されていない状態であって系統電力を供給する準備にない。このため、以降、ステップ34、ステップ36を実行し、本フローチャートを終了する。
ステップ40Aで、コネクタ30が接続状態であると判定すると、メイン通電ライン20Aが形成されている状態であり、次にステップ40でコンセント4が接続状態であるか否かを判定する。ステップ40Aで、コネクタ30が接続状態であると判定すると、各スイッチは異常な状態になく、系統電力を利用できる準備にあると判定することができる。電力供給システム200では、ここまでの処理によって、各スイッチの接続状態の検出することができる。すなわち、ステップ10、ステップ20、ステップ30、ステップ32、ステップ40A、ステップ40の処理により、各スイッチの接続状態の検出を実施している。
また、ステップ10及びステップ30では、車両制御装置101Aによってスイッチ状態が検出される。ステップ40A及びステップ40では、スタンド制御装置102によってスイッチ状態が検出される。ステップ60及びステップ80では、車両制御装置101Aによってスイッチ状態が制御される。ステップ50では、スタンド制御装置102によってスイッチ状態が制御される。
本実施形態の電力供給システム200がもたらす作用効果について説明する。電力供給システム200におけるメイン通電ライン20Aは、車両201と充電スタンド202とが電気的に接続されることによって形成されている。制御装置は、車両201に設けられる車両制御装置101Aと、充電スタンド202を制御するスタンド制御装置102とで構成されている。
この構成によれば、メイン通電ライン20Aを車両201に搭載される電装部品と充電スタンド202に搭載される電装部品とで構成して、それぞれに既設の制御装置に必要な通電切換装置11〜13の切り換え状態の検出及びその切り換え制御を担当させることができる。したがって、各通電切換装置の検出及び制御に係る構成を簡素化した電力供給システム200が得られる。
(第3実施形態)
第3実施形態について、図5にしたがって説明する。図5は、第3実施形態に係る短絡電流の防止制御に係るフローチャートである。本実施形態で特に説明しない構成、作用、制御、同じステップ符号を付した処理等は、第1実施形態と同様であるとし、その作用効果も同様である。
本実施形態に記載する「短絡電流の防止制御に係るフローチャート」は、図5に示すように、第1実施形態の図2に記載のフローに対して、2つの形態のエラー表示を実施するステップを有する点が異なる。この2つのエラー表示により、2段階のエラーが表示されて、ユーザーは、1段階目のエラー表示がなされても一定の条件では、以降の処理を継続することができる。
以下、第1実施形態の制御と異なる点について説明する。図5に示すように、ステップ10で、第2のスイッチ12が接続状態であると判定すると、ステップ12に進み、第1のエラー表示を実行する。この第1のエラー表示は、報知手段の一例である表示部7に表示する1段階目のエラー表示であり、この第1のエラー表示によって、ユーザーが車両停止時にコンセント4を系統電源1に接続して系統電力を利用するときに、ユーザーに対して注意を促すことができる。第1のエラー表示は、ステップ10での判定結果によって第2のスイッチ12に溶着の可能性があり、3個のスイッチすべてが正常でなく、中には異常なスイッチが存在しているが、限定された運転は安全に実施可能であることをユーザーに対して報知する。したがって、第1のエラー表示が実行されても、ユーザーは直ちに使用を中止する必要はなく、後で修理を行えばよいため、その後の処理を継続することができる。
第1のエラー表示が報知された後、ステップ30Aで、第1のスイッチ11がONされて通電ラインを通電状態にしているか否かを判定する。ステップ30Aで、第1のスイッチ11が接続状態であると判定すると、第1のスイッチ11の接点が溶着等の何らかの原因によって実際には接続状態である可能性がある。このため、ステップ32Aに進み、第2のエラー表示を実行する。この第2のエラー表示は、第1実施形態のステップ32の処理と同様であり、ユーザーが車両停止時にコンセント4を系統電源1に接続して系統電力を利用するときに、ユーザーに対して注意を促すことができる。ユーザーは、コンセント4の端子部に蓄電池2からの短絡電流が流れている可能性があることを認識し、当該コンセント4の接続行為を中止するか、慎重の上に実施することができる。また、各部のスイッチに故障等が発生している可能性もあるため、修理、点検等のメンテナンスを促すこともできる。以降、第1実施形態のステップ34と同様のステップ32A1、第1実施形態のステップ36と同様のステップ32A2を実行し、本フローチャートを終了する。
ステップ30Aで、第1のスイッチ11が非接続状態であると判定すると、ステップ30A1で、第1実施形態のステップ40と同様に、コンセント4が系統電源1に接続された接続状態であるか否かを判定する。ステップ30A1で、コンセント4が非接続状態であると判定すると、系統電力を供給する準備にないため、以降、前述のステップ32A1、ステップ32A2を実行し、本フローチャートを終了する。ステップ30A1で、コンセント4が接続状態であると判定すると、各スイッチは異常な状態になく、系統電力を利用できる準備にあると判定することができる。次に、第1実施形態と同様のステップ70に進み、第1実施形態で説明した以降の処理を実行し、本フローチャートを終了する。
一方、ステップ10で、第2のスイッチ12が非接続状態であると判定すると、第1実施形態と同様のステップ20で、第1のスイッチ11をOFFして、通電ラインを非通電状態にする処理を実行する。この処理は、ステップ10で第2のスイッチ12が非接続状態であると判定したものの、第2のスイッチ12の接点が溶着等の何らかの原因により、実際には接続状態である場合がある。この場合には、第2のスイッチ12は通電状態であることになる。次にステップ40でコンセント4が系統電源1に接続された接続状態であるか否かを判定する。
ステップ40で、コンセント4が非接続状態であると判定すると、系統電力を供給する準備にないため、以降、前述のステップ32A1、ステップ32A2を実行し、本フローチャートを終了する。ステップ40で、コンセント4が接続状態であると判定すると、各スイッチは異常な状態になく、系統電力を利用できる準備にあると判定することができる。したがって、ステップ50及びステップ60で、第3のスイッチ13、第2のスイッチ12の順にONする処理を実行し、前述のステップ70に進み、第1実施形態で説明した以降の処理を実行し、本フローチャートを終了する。
なお、本実施形態に係る短絡電流の防止制御を第2実施形態の電力供給システム200に適用する場合には、第2実施形態で説明したステップ40Aを、ステップ20の後と、ステップ30A1の後とに実行すればよい。ステップ40Aの判定がYESの場合には、それぞれステップ40、ステップ30A1に進み、ステップ40Aの判定がNOの場合には、ステップ32A1に進むことになる。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、蓄電装置は定置式の二次電池としての蓄電池2であるが、これに限定されるものではない。蓄電装置は、充放電可能な蓄電手段であればよく、例えばキャパシタ等を採用することもできる。
上記実施形態では、蓄電装置を備える方の装置が車両であるが、これに限定されるものではない。例えば、蓄電装置を備える住宅、店舗、工場、倉庫等の建物であってもよい。
上記実施形態における負荷機器は、本発明を車両に関わる電力供給システムに適用する場合には、ナビゲーション装置、車載テレビ等を含むものとする。また、車両以外に関わる電力供給システムに適用する場合には、テレビ、エアコン、冷蔵庫等の交流電力使用の機器を負荷機器に含むことができる。
また、負荷機器は、蓄熱用機器であってもよい。蓄熱用機器は、太陽光発電電力等の自然エネルギー、系統電力等を熱エネルギーに変えて蓄える機器であり、例えば、内部に給湯用の湯を蓄えるタンクと、水を沸き上げてタンク内に蓄える湯とするヒートポンプ装置とを備える。この蓄熱用機器は、太陽光発電電力等の自然エネルギー、系統電力等を使用してヒートポンプ装置によって湯を沸かし、沸き上げた湯をタンク内に熱量として蓄える。
上記実施形態のステップ32において、表示部7の画面にエラー表示を表示しているが、このような実施形態に限定するものではない。このステップでは、エラーであることをユーザーに知らせればよいため、例えば、音声案内による明確なエラー報知、警報音の発生、警告用のランプの点灯または点滅等によって報知手段を構成してもよい。
1…系統電源
2…蓄電池(蓄電装置)
4…コンセント(接続端子部)
5…圧縮機モータ(負荷機器、空調装置)
6…電気ヒータ(負荷機器、空調装置)
11…第1のスイッチ(第1の通電切換装置)
12…第2のスイッチ(第2の通電切換装置)
13…第3のスイッチ(第3の通電切換装置)
20…メイン通電ライン
21…サブ通電ライン
22…分岐部
50…冷凍サイクル装置(負荷機器)
53…室外用送風機(空調装置)
56…室内用送風機(空調装置)
100,200…電力供給システム
101…制御装置
101A…車両制御装置
102A…スタンド制御装置
201・・・車両
202・・・充電スタンド

Claims (10)

  1. 系統電源(1)から供給される電力を充電可能であり、前記系統電源(1)から供給される電力を使用して作動可能な負荷機器(5,6)に対して電力を放電可能に構成される蓄電装置(2)と、
    前記系統電源に電気接続する際に接続するように設けられた接続端子部(4)と、
    前記接続端子部と前記蓄電装置とを接続するメイン通電ライン(20)と、
    前記メイン通電ラインの途中に設けられた分岐部(22)から分岐して前記負荷機器と前記メイン通電ラインとを接続するサブ通電ライン(21)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記蓄電装置と前記負荷機器との間を結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第1の通電切換装置(11)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記分岐部(22)と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第2の通電切換装置(12)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記第2の通電切換装置(12)による切換え部位と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第3の通電切換装置(13)と、
    前記第1の通電切換装置、前記第2の通電切換装置及び前記第3の通電切換装置の切り換え状態を検出するとともに、その切り換え動作を制御する制御装置(101)と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第2の通電切換装置の切り換え状態が通電状態であることを検出した場合には、
    または、前記第2の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であって、前記第1の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御した後、前記第1の通電切換装置の切り換え状態が通電状態であることを検出した場合には、
    前記第3の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御することを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記蓄電装置と前記接続端子部との間が通電状態にあることを外部に報知する報知手段(7)を備え、
    前記制御装置は、前記第3の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御する前または後に、前記報知手段を制御して前記外部に報知することを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 前記制御装置は、前記接続端子部が前記系統電源に電気接続されているか否かを検出可能であり、
    前記制御装置は、
    前記第2の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、前記第1の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御した後、前記第1の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、さらに前記接続端子部が前記系統電源に電気接続されていることを検出した場合には、
    前記第3の通電切換装置、前記第2の通電切換装置、前記第1の通電切換装置の順に通電状態に切り換え制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力供給システム。
  4. 前記負荷機器は、車室内の空調を制御する空調装置(5,6,53,56)であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  5. 前記負荷機器は、冷凍車に設けられる冷凍室を温調する冷凍サイクル装置(50)であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  6. 前記メイン通電ライン(20A)は、車両(201)と充電スタンド(202)とが電気的に接続されることによって形成され、
    前記制御装置は、前記車両に設けられる車両制御装置(101A)と、前記充電スタンドを制御するスタンド制御装置(102)とで構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電力供給システム。
  7. 系統電源(1)から供給される電力を充電可能であり、前記系統電源(1)から供給される電力を使用して作動可能な負荷機器(5,6)に対して電力を放電可能に構成される蓄電装置(2)と、
    前記系統電源に電気接続する際に接続するように設けられた接続端子部(4)と、
    前記接続端子部と前記蓄電装置とを接続するメイン通電ライン(20)と、
    前記メイン通電ラインの途中に設けられた分岐部(22)から分岐して前記負荷機器と前記メイン通電ラインとを接続するサブ通電ライン(21)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記蓄電装置と前記負荷機器との間を結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第1の通電切換装置(11)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記分岐部(22)と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第2の通電切換装置(12)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記第2の通電切換装置(12)による切換え部位と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第3の通電切換装置(13)と、
    前記第1の通電切換装置、前記第2の通電切換装置及び前記第3の通電切換装置の切り換え状態を検出するとともに、その切り換え動作を制御する制御装置(101)と、を備え、
    前記制御装置は、前記接続端子部が前記系統電源に電気接続されているか否かを検出可能であり、
    前記制御装置は、
    前記第2の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、前記第1の通電切換装置を非通電状態に切り換え制御した後、前記第1の通電切換装置の切り換え状態が非通電状態であることを検出し、さらに前記接続端子部が前記系統電源に電気接続されていることを検出した場合には、
    前記第3の通電切換装置、前記第2の通電切換装置、前記第1の通電切換装置の順に通電状態に切り換え制御することを特徴とする電力供給システム。
  8. 系統電源(1)から供給される電力を充電可能であり、前記系統電源(1)から供給される電力を使用して作動可能な負荷機器(5,6)に対して電力を放電可能に構成される蓄電装置(2)と、
    前記系統電源に電気接続する際に接続するように設けられた接続端子部(4)と、
    前記接続端子部と前記蓄電装置とを接続するメイン通電ライン(20)と、
    前記メイン通電ラインの途中に設けられた分岐部(22)から分岐して前記負荷機器と前記メイン通電ラインとを接続するサブ通電ライン(21)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記蓄電装置と前記負荷機器との間を結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第1の通電切換装置(11)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記分岐部(22)と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第2の通電切換装置(12)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記第2の通電切換装置(12)による切換え部位と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第3の通電切換装置(13)と、
    前記第1の通電切換装置、前記第2の通電切換装置及び前記第3の通電切換装置の切り換え状態を検出するとともに、その切り換え動作を制御する制御装置(101)と、を備え、
    前記負荷機器は、車室内の空調を制御する空調装置(5,6,53,56)であることを特徴とする電力供給システム。
  9. 系統電源(1)から供給される電力を充電可能であり、前記系統電源(1)から供給される電力を使用して作動可能な負荷機器(5,6)に対して電力を放電可能に構成される蓄電装置(2)と、
    前記系統電源に電気接続する際に接続するように設けられた接続端子部(4)と、
    前記接続端子部と前記蓄電装置とを接続するメイン通電ライン(20)と、
    前記メイン通電ラインの途中に設けられた分岐部(22)から分岐して前記負荷機器と前記メイン通電ラインとを接続するサブ通電ライン(21)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記蓄電装置と前記負荷機器との間を結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第1の通電切換装置(11)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記分岐部(22)と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第2の通電切換装置(12)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記第2の通電切換装置(12)による切換え部位と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第3の通電切換装置(13)と、
    前記第1の通電切換装置、前記第2の通電切換装置及び前記第3の通電切換装置の切り換え状態を検出するとともに、その切り換え動作を制御する制御装置(101)と、を備え、
    前記負荷機器は、冷凍車に設けられる冷凍室を温調する冷凍サイクル装置(50)であることを特徴とする電力供給システム。
  10. 系統電源(1)から供給される電力を充電可能であり、前記系統電源(1)から供給される電力を使用して作動可能な負荷機器(5,6)に対して電力を放電可能に構成される蓄電装置(2)と、
    前記系統電源に電気接続する際に接続するように設けられた接続端子部(4)と、
    前記接続端子部と前記蓄電装置とを接続するメイン通電ライン(20)と、
    前記メイン通電ラインの途中に設けられた分岐部(22)から分岐して前記負荷機器と前記メイン通電ラインとを接続するサブ通電ライン(21)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記蓄電装置と前記負荷機器との間を結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第1の通電切換装置(11)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記分岐部(22)と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第2の通電切換装置(12)と、
    前記メイン通電ラインのうち、前記第2の通電切換装置(12)による切換え部位と前記接続端子部(4)とを結ぶ通電ラインを通電状態と非通電状態とに切り換える第3の通電切換装置(13)と、
    前記第1の通電切換装置、前記第2の通電切換装置及び前記第3の通電切換装置の切り換え状態を検出するとともに、その切り換え動作を制御する制御装置(101)と、を備え、
    前記メイン通電ライン(20A)は、車両(201)と充電スタンド(202)とが電気的に接続されることによって形成され、
    前記制御装置は、前記車両に設けられる車両制御装置(101A)と、前記充電スタンドを制御するスタンド制御装置(102)とで構成されることを特徴とする電力供給システム。
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