JP5565166B2 - 半導体パッケージ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体パッケージとその製造方法に関する。
コンピュータをはじめとする電子装置において、半導体集積回路(LSI)素子を冷却する従来の方式として、図1の構成が知られている。図1において、LSI素子110の回路基板101への接合部と反対側の面を放熱面とし、これにヒートスプレッダーやヒートシンク120を熱的に接触させ,送風によりLSI素子110の温度を低下させるものである。しかし、LSIの高集積化、高機能化に伴ってLSIの発熱量が増加すると、ヒートスプレッダーやヒートシンク120が大型化し、形状が複雑になるため、機器の部品実装の設計に大きな影響を与える。
他方、LSIの接合部側から放熱を図る手法として、安価な樹脂基板に替えて、メタルコア基板を使用することが提案されている(たとえば、特許文献1〜3参照)。また、ヒートシンク側の構成を工夫する方法として、ヒートシンク部にヒートパイプ構造やマイクロチャネル構造を内蔵し、冷媒を利用して冷却効率を向上させることが提案されている(たとえば、特許文献4〜6参照)。
しかしながら、特許文献1及び2に記載されるメタルコア基板を使用した排熱方法では、回路配線基板の製造方法の複雑化やコスト増大が懸念され、機器の設計自由度を低下させる要因となる。また、記特許文献3に示すメタルコア基板を使用したインターポーザでは、基板とLSIの間に放熱用の中継基板を挿入している点で、接続信頼性の低下やコスト増が問題となる。
特許文献4、5では、LSI裏面(はんだ接合部と反対側)のヒートシンクのべース内部にヒートパイプ構造を内蔵した構成が開示されている。これによって,従来よりも冷却効率の向上は見込めるが、複数の異種LSIを実装するSiP(システムインパッケージ)や、3次元積層LSIパッケージにおいて、各LSIの発熱量が増加するとパッケージ基板内の温度分布が大きくなることから、LSI裏面のヒートシンクでは熱拡散や排熱能力が不足するおそれがある。また、LSI裏面に従来のヒートシンクを付設した構造では、LSIとの熱接触のために、LSIとヒートシンク(この場合、ヒートパイプを内蔵している)の間には、熱インターフェース材料の使用が必須となり、ここで熱抵抗が発生することから冷却効率の大幅な向上は見込めない。
特許文献6は、LSI裏面のヒートシンク内部にマイクロチャネルを形成し、冷却水を循環させてLSIチップを冷却する技術を提案しているが、この冷却システムは製造、組み立てが煩雑であり、冷却水漏れなどの信頼性の問題がある。
特開2004−47898号公報 特開2002−335057号公報 特許第3938017号公報 特開2007−123547号公報 特開平5−198713号公報 特開2002−151640号公報
上述した従来技術における問題点に対し、本発明は従来のヒートスプレッダーやヒートシンクの仕様を大幅に変更せずに、LSI素子の熱を効率的に放熱させ、パッケージ基板内の温度上昇を防止する半導体パッケージを提供することを課題とする。また、そのような半導体パッケージの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、半導体集積回路素子と回路配線基板の間に挿入されて前記半導体集積回路素子と前記回路基板を電気的に接続する中継基板を、パッケージ内に密閉した半導体パッケージにおいて、
前記中継基板は、
コア基板と、
前記コア基板を貫通する貫通孔の内部及び前記コア基板の少なくとも片面に形成された多孔質体と
を有し、
前記パッケージの内部に前記多孔質体と接する絶縁性の冷媒が封入されており、前記パッケージの外周に放熱部が配置されている。
発明の別の側面では、半導体パッケージの製造方法を提供する。半導体パッケージの製造方法は、
コア基板の所定の箇所に貫通孔を有し、当該貫通孔の内部及び前記コア基板の少なくとも片面に多孔質体が形成された中継基板を作製し、
前記中継基板を、半導体集積回路素子と回路配線基板の間に配置して、前記集積回路素子と前記回路配線基板とを突起電極を介して電気的に接続し、
前記回路配線基板、前記中継基板、及び前記半導体集積回路素子を封止して前記中継基板を前記封止空間内に密閉し、
前記封止空間内に、絶縁性の冷媒を注入する
工程を含む。
上述した構成及び方法により、半導体パッケージにおいて、従来のヒートスプレッタやヒートシンクの仕様を大幅に変更することなく、LSI素子の熱を効率的に放熱させることが可能になる。
従来のLSIパッケージの冷却構造の断面図である。 実施例のインターポーザ基板を説明する断面図である。 実施例のインターポーザ基板を用いた半導体パッケージの概略断面図である。 インターポーザ基板の別の構成例を示す断面図である。 図4のインターポーザ基板を用いた半導体パッケージの概略断面図である。 インターポーザ基板の作製工程図である。 インターポーザ基板の作製工程図である。 インターポーザ基板の作製工程図である。 インターポーザ基板の作製工程図である。 インターポーザ基板の作製工程図である。 インターポーザ基板の作製工程図である。 インターポーザ基板の作製工程図である。 インターポーザ基板の作製工程図である。 実施例のインターポー基板を用いた半導体パッケージの応用例1の構成を示す図である。 実施例のインターポーザ基板を用いた半導体パッケージの応用例2の構成を示す図である。
図2は、実施例のインターポーザ基板30を説明する断面図である。実施例では、LSI素子10のパッケージ化に際して、LSI素子10と回路配線基板11との間に、多孔質体33を設けたインターポーザ基板(中継基板)30を挿入する。インターポーザ基板30は、ガラス、シリコン(Si)などのコア基板31と、このコア基板31を貫通する貫通孔の内部及びコア基板31の少なくとも片面側に形成された多孔質体33を有する。図2(A)のインターポーザ基板30Aでは、コア基板31の両面に多孔質体33が形成されており、図2(B)のインターポーザ基板30Bでは、コア基板31の回路配線基板11側の面にだけ多孔質体33が形成されている。いずれの構成においても、インターポーザ基板30はコア基板31を貫通するビア導体32をさらに有し、ビア導体32の外周は多孔質体33によって取り囲まれている。ビア導体(貫通ビア)32は、突起電極15を介してLSI素子10からの熱が伝わるところであり、ビア導体(貫通ビア)32の周囲を多孔質体33で取り囲むことによって、多孔質体に冷媒を浸透させて排熱を促進することができる。多孔質体33は、たとえばガスデポジション法により形成された酸化物の多孔質膜である。
中継基板は、本来はLSI素子10の突起電極15の間隔(ピッチ)をコンバートするものであるが、インターポーザ基板30に多孔質体33を設けることによって、熱拡散、放熱を促進する機能を持たせることができる。すなわち、半導体パッケージ内に作動流体(冷媒)を封入して、熱移動によって作動流体を循環させるときに、LSI素子10下部の接合部(突起電極15、16及び貫通ビア32)に伝わる熱を効率的に拡散、放熱させて基板を均熱化することができる。
図3は、図2(A)のインターポーザ基板30Aを用いた半導体パッケージ1Aの構成例を示す概略断面図である。半導体パッケージ1Aは、LSI素子10、回路配線基板11、LSI素子10と回路配線基板11の間に挿入されたインターポーザ基板30A、及びこれらの要素の間に密閉された空間を形成する放熱部(ヒートシンク)20を有し、放熱部20の内部空間に、絶縁性の冷媒21が封入されている。放熱部20は、銅、アルミニウム等の伝熱性の高い材料で形成されており、放熱フィン20aと、LSI素子10の上面(接合部と反対側の面)に接するヒートシンクカバー20bと、パッケージの外周を密閉するヒートシンクフレーム20cを含む。パッケージ内部を減圧し、放熱部20の接合部20dから図示しない注入パイプによって冷媒21を注入する。
放熱部20の内部空間に封入される作動流体(冷媒)21としては、沸点が低い(たとえば100℃以下)絶縁性の冷媒を選択するのが望ましく、フロン系冷媒、代替フロン(HFC-365mfc、HFE-7000など)、炭化水素系冷媒(ペンタンなど)などを使用することができる。作動流体21は、インターポーザ基板30Aの多孔質体33と接するように封入される。
LSI素子10の発熱は、はんだバンプ(突起電極)15を通じて伝熱し、インターポーザ基板30Aに至る。この熱により、多孔質体33に吸収された冷媒21が多孔質表面から蒸発を始める。このとき、半導体パッケージ1Aの外周を密閉するヒートシンクフレーム20cは、半導体パッケージ1Aの中心部よりも温度が低いので、沸点を超えて気化した冷媒21の蒸気は、図中の矢印で示すように外周部へと移動する。半導体パッケージ1Aの外周側に移動した冷媒21は凝縮して液化し、多孔質体33の細孔で発生する毛細管力によってパッケージの中心側へと移動する。これにより、パッケージ1A内で作動流体(冷媒)21が循環する。このように、多孔質体33で発生する蒸発潜熱を奪うことでパッケージ基板内の温度を低下し、また温度分布を一様にすることができる。
図4は、インターポーザ基板の別の例を説明する断面図である。図4のインターポーザ基板40は、コア基板41と、コア基板41を貫通するスルーサーマルビア42と、コア基板41の少なくとも片面に形成される多孔質体43を有する。図4のインターポーザ基板40にはコア基板41を貫通する導体ビア(貫通ビア)は存在せず、コア基板41の貫通孔の内部全体を多孔質体で充填したスルーサーマルビア42を設けている。スルーサーマルビアは、熱だけを伝えるビアであり、LSI素子10と回路配線基板11とは、突起電極15、16及びコア基板41に形成された図示しない配線を介して、電気的に接続されている。
図5は、図4のインターポーザ基板40を用いた半導体パッケージ1Bの構成例を示す概略断面図である。図3と同様に、LSI素子10、インターポーザ基板40及び回路配線基板11は、放熱部20によって密閉され、放熱部20の内部空間に絶縁性の冷媒21が封入されている。LSI素子の動作時は、インターポーザ基板40の多孔質体43に浸透した冷媒21は、はんだバンプ(突起電極)15を通じてインターポーザ基板40に伝わる熱により、多孔質表面において蒸発を始める。このとき、半導体パッケージ1Bの外周にある放熱部20は、半導体パッケージ1Bの中心部よりも温度が低いので、沸騰した冷媒21の蒸気は、図中の矢印で示すようにパッケージ外周部へと移動し、外周側で液化する。液化した冷媒21は、多孔質体33の細孔で発生する毛細管力によって、パッケージの中心側へと循環する。これにより、LSI素子10が発する熱は、放熱部20により接合面と反対側の面からパッケージ外部へ放熱されるとともに、回路基板11との接合部側でもパッケージ内部で効率的に排熱される。
図6A〜図6Hは、図3の半導体パッケージ1Aで用いるインターポーザ基板の製造工程図である。ここでは、200μmのはんだバンプ間隔を有するLSI素子10を回路配線基板11に電気的に接続するインターポーザ基板60を作製するものとする。
まず、図6Aに示すように、シリコン基板61上にレジスト膜68を形成し、LSI素子10のはんだバンプ15(図3参照)に対応する位置に開口69を有するレジストパターンを形成する。このレジストパターンを用いて、図6Bに示すように、ドライエッチング法により孔62を形成する。孔62はシリコン基板61を貫通しない。孔62の形状はテーパ角を有していてもよい。また、孔62の形成前にシリコン基板61の背面を研磨して薄化しておいてもよい。この例では、ドライエッチング法により孔62を形成するが、サンドブラストなどの機械加工を行なってもよい。
次に、図6Cに示すように、ガスデポジション法で多孔質の酸化物を成膜する。ガスデポジション法により、孔62の内壁及びシリコン基板61の表面に、酸化物の多孔質体63を形成することができる。ガスデポジション法は、ナノ粒子をガス流に乗せてノズルから高速で噴射する膜形成法である。ナノ粒子の噴射には、ガス中で生成された直後の粒子を使用する装置を用いる方法と、別の方法で生成された微粒子を粉状で容器に入れ、この容器にガスを供給してエアロゾル化して噴射する装置を用いる方法がある。前者は、原料生成室において、数気圧に加圧されたヘリウムガス中で蒸発した原料原子がヘリウム分子と衝突して冷却され、これがナノ粒子となって搬送される。ナノ粒子はノズルから100m/sec以上の速度で噴射され、基板に衝突して膜を形成する。
ナノ粒子は、原料生成室から膜形成室に至る搬送系で、圧力差により加速される。例えば、圧力差が0.1kPa〜1kPaでは噴射速度が小さいため、ポーラスな膜形態になる。圧力差が10kPa程度では、衝突により一部ナノ粒子が融着しているが、粒子間に隙間が存在する。圧力差が100kPa〜500kPaでは、噴射速度が大きいため隙間なく緻密な膜が形成される。後者の方式は、あらかじめ生成された微粒子の容器と成膜室が接続され、キャリアガスを送出することで、エアロゾルを生成する。キャリアガスは,アルゴン、ヘリウム、ネオン、窒素などの不活性ガスが好ましい。エアロゾルの濃度はキャリアガスの濃度および流量を制御され、ノズルから基板へ向けて噴射され、基板に衝突して膜を形成する。
実施例では、SiO2の酸化物ナノ粒子をガス流に乗せてノズルから噴射して、シリコン基板61の全面に吹き付ける。シリコン基板61の温度を100℃とし、キャリアガスにはヘリウムを使用する。原料生成室と膜形成室の圧力差を1.0kPaに設定し、気孔径2μmのポーラスなSiO2酸化膜を多孔質体63として形成した。
次に、図6Dに示すように、たとえばCO2レーザを用いてビア加工を行い、多孔質体63に貫通ビア用の孔65を開ける。
次に、図6Eに示すように、孔65の内部にビア導体66を形成する。ビア導体66の形成は、たとえばセミアディティブ法によりCuめっきを充填して行う。たとえば、ビア孔65の内部にCu/Crスパッタ層(不図示)を形成し、図示しないめっきレジストパターンを形成してCuめっき層を成長してビア導体66を形成する。
次に、図6Fに示すように、シリコン基板61の裏面を研磨して、Cuビア導体66を露出させ、貫通ビア66とする。
次に、図6Gに示すように、シリコン基板61の背面の貫通ビア66を除く部分に多孔質膜64を形成する。多孔質膜64としては、ガスデポジション法によりノズルを制御することによって、貫通ビアの露出面66aを残して選択的にSiO2ポーラス膜64を成膜することができる。
最後に、図6Hに示すように、たとえばめっき法によりアンダーバンプメタル(UBM)67を形成して外部コンタクト用の電極パッド67として、インターポーザ基板60を完成する。UBM67は、たとえばNi/Cu/Ti膜で構成する。
このようなインターポーザ基板60を、図2に示したように、突起電極16を介して回路配線基板11に接合し、突起電極15によりLSI素子10をインターポーザ基板60に接合する。さらに、図3に示すように、基板外周に放熱フィン20aを有する放熱部(ヒートシンク)20をはんだ溶接することにより、LSI素子10、インターポーザ基板60、回路配線基板11をパッケージとして封止する。放熱部20の接合部20dから内部空間にHFC-365mfc(沸点40.2℃)などの冷媒21を注入して、図3のパッケージ基板1Aが完成する。
図5の半導体パッケージ1Bで用いるインターポーザ基板40(図4)は、ビア導体(貫通ビア)66及びUBM67を形成する工程を除いて、インターポーザ基板60の作製工程と同様の工程で作製することができる。具体例としては、図6A及び図6Bの例と同様に、シリコン基板61に孔62を形成する。図6Cに示すように、ガスデポジション法によりアルミナのナノ粒子をガス流に乗せてノズル(不図示)から噴射してシリコン基板61に吹き付ける。基板温度を100℃とし、キャリアガスにはヘリウムを使用する。原料生成室と膜形成室の圧力差を0.5kPaとして気孔径5μmのポーラスなアルミナ膜63を成膜する。
次に、図6D及び図6Eの工程を行わずに、図6Fの工程と同様にシリコン基板61の裏面を研磨して、多孔質膜63を露出させる。そしてシリコン基板61の裏面全体にガスデポジション法により多孔質膜64を形成することによって、図4のインターポーザ基板40と同じ構成の基板を作製することができる。シリコン基板61の裏面を研磨して多孔質膜63を露出させた段階で作製を終了した場合は、図4の構成の変形例として、貫通孔の内部とシリコン基板41の片面のみに多孔質膜43を形成した、スルーサーマルビア42を有するインターポーザ基板が作製される。このようなインターポーザ基板を用いて図5の半導体パッケージを構成した場合も、同様の冷却効率を得ることができる。
図7は、実施例のインターポーザ基板を用いた半導体パッケージの応用例1を示す概略断面図である。図7の例では、図6A〜図6Hの工程で作製したインターポーザ基板60を用いているが、図2(A)、図2(B)、図4に示すインターポーザ基板を用いてもよいことは言うまでもない。半導体パッケージ71では、複数のLSI素子10を3次元に積層してパッケージングするとともに、冷却機構を内蔵してLSI素子10を効率的に冷却する。動作時には、積層されたLSI素子10の各々から熱が発生する。最上段のLSI素子20の上面に接するヒートシンクカバー20b及び放熱フィン20aからパッケージ外部への放熱が行われるとともに、パッケージ内部でも基板接合面からの排熱が行われるので、従来のヒートシンクと比較して冷却効率が向上する。
すなわち、各LSI素子10で発生する熱は、突起電極17、18、15を伝って、インターポーザ基板60に伝わる。この熱は、多孔質体63の表面から、多孔質体63に浸透した冷媒(作動流体)21を蒸発させる。熱を含んだ冷媒21の蒸気は、低温側のパッケージ外周部(ヒートシンクフレーム20c側)へと移動し、凝縮し液化する。液体となった作動流体21は、多孔質体63の細孔で生じる毛細管力によって、パッケージの中心部へと循環する。このように、多段に積層したLSI素子10を密閉する半導体パッケージ71において、放熱部20によりパッケージの外部へ熱を放出するとともに、パッケージの内部でもLSI素子10の接合部からも排熱させることにより、冷却効率を向上することができる。
図8は、本発明の実施例のインターポーザ基板を用いた半導体パッケージの応用例2を示す概略断面図である。図8(A)は、図8(B)のA−A’断面図である。図8の構成では、第1のインターポーザ基板60と、第2のインターポーザ基板80を組み合わせて用いている。第1のインターポーザ基板60として、図6A〜図6Hの工程で作製されたインターポーザ60を用いているが、図2(A)、図2(B)、図4に示すインターポーザ基板を用いてもよい。
第2のインターポーザ基板80は、たとえば、複数のLSI素子10が実装されたSiP(システム・イン・パッケージ)基板である。各LSI素子10は、第2のインターポーザ基板80、第1のインターポーザ基板60を介して回路配線基板11に電気的に接続される。第1のインターポーザ基板60と、複数のLSI素子10を搭載した第2のインターポーザ基板80は、回路配線基板11とともにパッケージ化される。すなわち、放熱フィン20aを有する放熱部20を基板外周部にはんだ溶接することにより、内部に密閉空間を有する半導体パッケージ81が形成される。内部空間には、代替フロン等の冷媒(作動流体)21が封入されている。
LSI素子10で発生し、はんだバンプ(突起電極)15を介して第2のインターポーザ基板80に伝えられた熱の一部は、放熱部20の放熱フィン20aによりパッケージ外部へと放熱される。他方、第2のインターポーザ基板80から第1のインターポーザ基板60に伝えられた熱は、パッケージ内部で、多孔質体63に浸透した冷媒21に吸収され、作動流体(冷媒)21の循環により均等に拡散し冷却される。この構成によれば、高さの異なる複数のLSI素子10が搭載されている場合でも、はんだ接合部(突起電極65及び貫通ビア66)からの排熱を効果的に行うことができるので、冷却効率が向上する。
以上説明したように、 インターポーザ基板の貫通部に多孔質体を成膜することによって半導体パッケージ内において、LSI素子の接合部に伝わる熱を移動・分散することができる。このように、LSI素子の接合部側に排熱経路を設け、はんだバンプから多孔質体に熱を伝えて蒸発潜熱を利用することで放熱する。従来のヒートシンクだけを用いた排熱方式と比較して、LSI素子及び半導体パッケージの冷却効率が向上する。具体的には以下の効果が得られる。
(1) パッケージ基板内の温度分布を一様にすることで半導体装置のホットスポットを低減できる。
(2)複数のLSI素子を搭載するSiP(システムインパッケージ)において、チップ間の温度ばらつきを平均化し、ヒートシンクの能力を有効利用できる。
なお、特定の実施例では、多孔質体として気孔径が2μmのSiO2、又は気孔径5μmのアルミナ膜を形成したが、これに限定されるものではなく、用いる冷媒、必要な毛細管力等に応じて、ナノ粒子材料、基板温度、原料生成室と膜形成室の圧力差などを制御することによって適切な材料で適切な気孔径を有するポーラス膜を形成することができる。
以上の説明に対し、以下の付記を提示する。
(付記1)
半導体集積回路素子と回路配線基板の間に挿入されて前記半導体集積回路素子と前記回路基板を電気的に接続する中継基板を、パッケージ内に密閉した半導体パッケージにおいて、
前記中継基板は、
コア基板と、
前記コア基板を貫通する貫通孔の内部及び前記コア基板の少なくとも片面に形成された多孔質体と
を有し、
前記パッケージの内部に前記多孔質体と接する絶縁性の冷媒が封入されており、
前記パッケージの外周に放熱部が配置されていることを特徴とする半導体パッケージ。
(付記2)
前記中継基板は、前記コア基板を貫通する導体ビアをさらに有し、
前記貫通孔の内部に充填される前記多孔質体は、前記導体ビアの外周を取り囲んでいることを特徴とする付記1に記載の半導体パッケージ。
(付記3)
前記半導体集積回路素子は、前記中継基板とともに前記パッケージ内に密閉されており、前記半導体集積回路素子の接合面と反対側の面にさらに放熱部が配置されていることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体パッケージ。
(付記4)
前記半導体集積回路素子は、前記パッケージ内で多段に積層されて前記中継基板上に実装され、最上段の前記集積回路素子の接合面と反対側の面に前記放熱部が配置されていることを特徴とする付記3に記載の半導体パッケージ。
(付記5)
前記半導体集積回路素子と前記多孔質体を有する中継基板との間に第2の中継基板をさらに有し、
前記第2の中継基板上に複数の半導体集積回路素子が配置されていることを特徴とする付記1又は2に記載の半導体パッケージ。
(付記6)
前記多孔質体はガスデポジション法により形成された酸化物であることを特徴とする付記1〜5のいずれか1に記載の半導体パッケージ。
(付記7)
前記多孔質体は、気孔径2μm〜5μmの酸化物であることを特徴とする付記1〜6のいずれか1に記載の半導体パッケージ。
(付記8)
前記放熱部は金属で構成され、放熱用のフィン構造を有することを特徴とする付記1〜7のいずれか1に記載の半導体パッケージ。
(付記9)
コア基板の所定の箇所に貫通孔を有し、当該貫通孔の内部及び前記コア基板の少なくとも片面に多孔質体が形成された中継基板を作製し、
前記中継基板を、半導体集積回路素子と回路配線基板の間に配置して、前記集積回路素子と前記回路配線基板とを突起電極を介して電気的に接続し、
前記回路配線基板、前記中継基板、及び前記半導体集積回路素子を封止して前記中継基板を前記封止空間内に密閉し、
前記封止空間内に、絶縁性の冷媒を注入する
工程を含むことを特徴とする半導体パッケージの製造方法。
(付記10)
前記中継基板の作製工程は、
前記コア基板の第1の面に所定の深さに達する孔を形成し、
前記孔の内部及び前記第1の面上に多孔質体を形成し、
前記第1の面と反対側の第2の面を研磨して前記孔の内部に充填された前記多孔質体を露出させる
工程を含むことを特徴とする付記9に記載の半導体パッケージの製造方法。
(付記11)
前記中継基板の作製工程は、
前記孔の内部に充填された多孔質体に第2の孔を形成し、
前記第2の孔の内部を導体で充填し、
前記第2の面を研磨して、前記多孔質体及び前記第2の孔に充填された前記導体を露出する
工程をさらに含むことを特徴とする付記10に記載の半導体パッケージの製造方法。
(付記12)
前記多孔質体は、ガスデポジション法により形成されることを特徴とする付記9〜11のいずれか1に記載の半導体パッケージの製造方法。
(付記13)
前記多孔質体は、気孔径2μm〜5μmの酸化物膜として形成されることを特徴とする付記9〜12のいずれか1に記載の半導体パッケージの製造方法。
本発明は、半導体装置の冷却技術に適用される。特に、サーバやコンピュータなどの電子機器装置に組み込まれる半導体集積回路素子や、BGA(Ball Grid Array)端子を有する半導体集積回路素子の冷却技術に有効に利用することができる。
1A、1B、71、81 半導体パッケージ
10 LSI素子
11 回路配線基板
15、16、17、18、65 突起電極(はんだバンプ)
20 放熱部
30A,30B、40、60 インターポーザ基板(中継基板)
31、41 コア基板
32、66 貫通ビア
33、43 多孔質体
42 貫通孔
80 第2のインターポーザ基板(第2の中継基板)

Claims (8)

  1. 半導体集積回路素子と回路配線基板の間に挿入されて前記半導体集積回路素子と前記回路基板を電気的に接続する中継基板を、パッケージ内に密閉した半導体パッケージにおいて、
    前記中継基板は、
    コア基板と、
    前記コア基板を貫通する貫通孔の内部及び前記コア基板の少なくとも片面に形成された多孔質体と
    を有し、
    前記パッケージの内部に前記多孔質体と接する絶縁性の冷媒が封入されており、
    前記パッケージの外周に放熱部が配置されていることを特徴とする半導体パッケージ。
  2. 前記中継基板は、前記コア基板を貫通する導体ビアをさらに有し、
    前記貫通孔の内部に充填される前記多孔質体は、前記導体ビアの外周を取り囲んでいることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  3. 前記半導体集積回路素子は、前記中継基板とともに前記パッケージ内に密閉されており、前記半導体集積回路素子の接合面と反対側の面にさらに放熱部が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体パッケージ。
  4. 前記半導体集積回路素子と前記多孔質体を有する中継基板との間に第2の中継基板をさらに有し、
    前記第2の中継基板上に複数の半導体集積回路素子が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体パッケージ。
  5. コア基板の所定の箇所に貫通孔を有し、当該貫通孔の内部及び前記コア基板の少なくとも片面に多孔質体が形成された中継基板を作製し、
    前記中継基板を、半導体集積回路素子と回路配線基板の間に配置して、前記集積回路素子と前記回路配線基板とを突起電極を介して電気的に接続し、
    前記回路配線基板、前記中継基板、及び前記半導体集積回路素子を封止して前記中継基板を前記封止空間内に密閉し、
    前記封止空間内に、絶縁性の冷媒を注入する
    工程を含むことを特徴とする半導体パッケージの製造方法。
  6. 前記中継基板の作製工程は、
    前記コア基板の第1の面に所定の深さに達する孔を形成し、
    前記孔の内部及び前記第1の面上に多孔質体を形成し、
    前記第1の面と反対側の第2の面を研磨して前記孔の内部に充填された前記多孔質体を露出させる
    工程を含むことを特徴とする請求項に記載の半導体パッケージの製造方法。
  7. 前記中継基板の作製工程は、
    前記孔の内部に充填された多孔質体に第2の孔を形成し、
    前記第2の孔の内部を導体で充填し、
    前記第2の面を研磨して、前記多孔質体及び前記第2の孔に充填された前記導体を露出する
    工程をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の半導体パッケージの製造方法。
  8. 前記多孔質体は、ガスデポジション法により形成されることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の半導体パッケージの製造方法。
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