JP5564286B2 - 緩衝部材を備えたシューズ - Google Patents
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Description
特にスポーツ用、ウォーキング用等のシューズにあっては、その用途に応じた最適な衝撃吸収の追求を図るべく、鋭意多くの研究開発がなされている。例えば、ゲル状素材等の柔軟な素材をソール部に組み込んで、緩衝機能を向上させ、着地時の足への負担軽減を両立させようとすることが行われている。この技術的追求は、シューズの目的に応じた使用者の挙動や、衝撃の実態分析等をふまえながら、素材そのものの開発から、緩衝部材の形状面の工夫等に及んでいる。
これらの技術によって、高次元で緩衝性を発揮し、且つ視覚的にもその機能を確認することのできるシューズが市場に提供されている。
しかしながら、本出願人は、このような市場の高評価に甘んずることなく、更なる改良を試行し続けている。特に、例えば踵に対する衝撃の有り様も、単に上方からの圧縮荷重だけでなく、荷重による重心の安定性とつま先方向への荷重移動を望ましい方向に補正する誘導性に着目し、それに適した構造を究明すべく、鋭意開発を試みている。
また、子供用シューズは、大人用シューズから相似的にシューズ自体小型化させるが、足の保護は、大人以上に配慮しなければならないため、実際にはミッドソールやその内部に入る緩衝部材を相似的に薄くすることは望ましくないので、結果として、シューズの全体高さに対して緩衝部材を厚くせざるを得ず、重心が高くなって、走行安定性が悪くなり、子供の足への負担が成人に比べて大きくなることが問題視される。他方、デザイン性の観点では、設計の自由度が制限されるため、従来より薄くて優れた緩衝性と重心安定性を確保できる緩衝部材が要望されていた。
最近では、緩衝機能等の諸機能に加え、着用者の運動能力を高めるための反発機能を備えた靴が提案されている(例えば、特許文献6参照。)が、緩衝性能は、緩衝材の厚みに依存しているため、依然として、子供用シューズなどに小型化して転用できるものではなかった。
さらに、本発明の第3の発明によれば、第1又は2の発明において、波板体(b)は、さらに、撓み変形する可撓性を有し、及び粘弾性体(a)は、着地面側に波板体湾曲誘発部を設けることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズが提供される。
さらに、本発明の第5の発明によれば、第1〜4のいずれかの発明において、前記緩衝部材が長尺形状であり、及び波板体(b)は、波板体(b)の延伸変形の方向が緩衝部材の長尺方向に倣うように配置されてなることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズが提供される。
さらに、本発明の第8の発明によれば、第1〜6のいずれかの発明において、波板体(b)は、両末端が一方を上方、他方を下方に向くように終了させることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズが提供される。
さらに、本発明の第10の発明によれば、第1〜9のいずれかの発明において、前記緩衝部材が着地部のミッドソールに配置されて、組込まれていることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズが提供される。
(1)第2の発明において、受圧緩衝部(A)における波板体(b)の振幅が小さく、連動緩衝部(B)における波板体(b)の振幅が大きいことを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図10参照。)。
(2)第2の発明において、受圧緩衝部(A)における波板体(b)の振幅が大きく、連動緩衝部(B)における波板体(b)の振幅が小さいことを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ。
(3)第2の発明において、受圧緩衝部(A)における波板体(b)の周期が大きく、連動緩衝部(B)における波板体(b)の周期が小さいことを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図11参照。)。
(4)第2の発明において、受圧緩衝部(A)における波板体(b)の周期が小さく、連動緩衝部(B)における波板体(b)の周期が大きいことを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ。
(5)第2の発明において、波板体(b)は、シューズ外側のコシ(剛性)がシューズ内側のコシ(剛性)より大きいことを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図12参照。)。
(6)第2の発明において、波板体(b)は、各波の頂点線が平行または±30度迄の交互(ハの字状と逆ハの字状の連続)であることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図13参照。)。
(7)第2の発明において、前記略板状体は、形状が環形の一部(略扇状の一部)であり、前記波板体(b)も、形状が環形の一部(略扇状、周期は外側が大きく内側が小さい。)であることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図14参照。)。
(8)第2の発明において、波板体(b)は、前記略板状体内部の中央に配置されることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図7参照。)。
(9)第2の発明において、波板体(b)は、前記略板状体内部の中央より下部側に配置されることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図16参照。)。
(10)第2の発明において、波板体(b)は、前記略板状体内部のシューズ外側に配置されることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図16参照。)。
(11)第2の発明において、波板体(b)は、長尺両側のいずれか一方側に、変位し易い屈曲誘発部を有することを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ(図17参照。)。
なお、以下の実施例に対して、本発明の技術的思想の範囲内において、適宜変更を加えることも可能である。
前記粘弾性材料としては、低硬度ゴムやゲルが好ましく、シリコーン、ウレタン、ポリエチレン、アクリル、アクリルウレタン、ブタジエン、イソプレン、ブチル、スチレンブタジエン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体、フッ素等の各種の低高度ゴムやゲル素材を適用することができるが、優れた緩衝性の観点からゲル素材が好ましい。また、波板体の延伸変形に追従し易すく過度の変形でも破断しにくい素材として、引っ張り伸び率(JIS K6251準拠)が500%以上の熱可塑性エラストマーも好適である。具体的には、例えば、シリコーンゲルとして、東レ・ダウコーニング社製CF5056(硬度:SRIS0101準拠 アスカーC 30)を、また、熱可塑性エラストマーとして、コスモ計器社製コスモゲルなどを、用いることができる。
また、粘弾性体は、発泡体でもよく、連泡または独泡構造の発泡体や、粘弾性素材に中空フィラーを添加したものを適用してもよい。
また、硬さの異なる異種素材を複合したり、積層構造として用いたり、着色剤やラメ素材、フィラー材等を混入するようにしてもよい。
前記緩衝部材は、図6や図8に示すように、長尺形状が好ましく、受圧緩衝部(A)4とその周辺に連動緩衝部(B)5を有する。前記連動緩衝部5は、受圧緩衝部(A)の受圧変形に連動して変形させられて緩衝作用を発揮する。そして、受圧緩衝部(A)4と連動緩衝部(B)5を貫通するように、シリコーンゲルからなる前記緩衝部材内部に、シリコーンゲルより硬い(または剛性がある)波板体3が介在し、前記波板体3の波打ち方向が前記略板状体2の長尺方向となるように配置される。
前記波板体3は、図19(a)〜(c)のように、波板体の上面からの加圧に対して、波うち方向に対して、前記波板体の波形状の振幅が小さく、周期が長くなるように延伸しながら変形し、除圧されると同(d)のように収縮変形を経て(e)のように元の形状に復元するバネ性を有するものである。
また、前記波板体3を構成する樹脂材料としては、所望の形状を付与し得るものであれば、特に限定されるものではなく、一般にプラスチックと称される既知の合成樹脂を適宜選択して用いることができ、具体的に、例えば、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ABS樹脂、ポリビニルホルマール、AS樹脂(SAN)、ポリビニルプチラール、ポリオレフィン、アセチルセルロース、塩化ビニリレン樹脂、セルロースエーテル、酢酸ビニル樹脂、メタアクリル樹脂、ポリアミド(ナイロン)、ポリエチレンテレフタレート、ポリアセタール、シリコーン樹脂(珪素樹脂)、ポリカーボネイト及びフッ素樹脂などの熱可塑性樹脂や、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、アニリン樹脂、メラミン樹脂、フラン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリウレタン、不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂を挙げることができる。
また、波板体の圧縮ばね定数は、粘弾性体の圧縮ばね定数(JIS K6385準拠)よりも大きいことを必須条件として、緩衝材部材の性能に応じて前記圧縮ばね定数の範囲で設定されるが、前記粘弾性体の圧縮ばね定数に対する波板体の圧縮ばね定数の比が1〜10であることが好ましい。前記の比が1未満の場合には、波板体による粘弾性体を幅方向に伸張変形させる作用が小さくなり好ましくなく、一方、10を超えると、波板体の変形作用が支配的になり、本発明における波板体と粘弾性体との相乗効果が得られなくなるので好ましくない。
ここで、前記圧縮ばね定数は、静的なばね定数であって、初期厚みに対して厚み方向に30%変形させたとき(30%圧縮)のものである。また、本発明では、緩衝部材を構成する実形状の圧縮ばね定数が重要であるので、波板体および波板体を組み込む粘弾性体の圧縮ばね定数は、標準試験片による測定値ではなく、実形状におけるものであり、厚み方向(波板体において波の振幅方向)に圧縮変形させたときの測定から求められる値である。
この様態によれば、ヒール接地時の重心点は、剛性が大きい側から小さい側に偏るように作動するので、所望の重心移動方向に誘導することができる。
また、図15(b)に示すように、両末端が一方を上方、他方を下方に向くように終了させることもでき、一方にフィット感や安定性を持たせつつ、一方に踏ん張り感を付与でき、例えばトラック競技のように一方向へ周回する運動の場合、トラックのインコース側の足裏の外側(トラックに対して最内周側)とアウトコース側の足裏の内側に一定の荷重移動が多く働くので、インコース側のシューズは、内側の波板体末端が下向きで外側が上向き、さらにアウトコース側のシューズは、内側の波板体末端が上向きで外側が下向き、となる構成としてもよい。
また、別の態様として、図15(c)に示すように、末端は、角を丸くすることもでき、或いは図15(d)に示すように、末端は、角を球状にすることもできる。
また、重心移動方向を調整するために、前記略板状態の長尺および/または受圧面の短尺方向に傾斜するように配置されてもよい。
前記踵緩衝部11は、連結部13上に突出した円錐台状に形成されるものであり、後述するようにシューズ6に組み付けられた状態で、装着者の踵Sの直下に位置するように設置されるものである。一例として、図1や図5に示すように、平面視で扇形状となるように一体成形される。
また、前記ゴム素材に、発泡剤や中空フィラーを混入するなどして、踵緩衝部11または連結部13の全部または一部を、発泡倍率0.1〜1.5程度の発泡状態とさせて、緩衝性と合わせて軽量化を図る構成と、してもよい。
なおこの場合、前記中空フィラーとしては、日本フィライト社製の「エクスパンセル(登録商標)551DE」等が採用されゴム素材100重量部に対して1〜3重量部程度の配合割合で用いられる。
前記連結部13は、前記接地緩衝部からの重心移動を受けて変形して衝撃緩衝するとともに、踵緩衝部へ重心を安定して誘導する役目を有し、後述するように歩行時または走行時の着地の際に、接地緩衝部の変形が顕著になるとともに、後述するような連結部13を介した接地緩衝部と踵緩衝部11との共動作用を得ることができる。連結部13と接地緩衝部との接続個所は、シューズへの組み込み場所や、歩行(走行)時の重心移動のさせ方によって、適宜調整できるが、上記作用効果をより効果的に発現させるためには、接地緩衝部の最下部から高さ寸法の中心までの部分に連結とすることが好ましい。
図1中、符号6で示すものがシューズの一例であるスポーツシューズであって、接地部材であるソール21に対してアッパー22が組み付けられて成るものである。
そして前記ソール21に対してヒール部21a(装着者が歩行時・走行時に最先に接地する部位の上方)に、ヒール部21aの最後端から踵直下部周辺にかけてくり抜かれるように受入空間23が形成されるものであり、この受入空間23に、緩衝部材1と踵緩衝部11と連結部13が組み込まれた状態で、ソール21とアッパー22とが組み付けられる。
なお、前記ソール21は、一般的に複数のパーツを積層状態に組み合わせて構成されるものであり、前記緩衝部材1の組み付け個所すなわち受入空間23の形成個所は、アウトソール、ミッドソールあるいはインソールとするなど、適宜の部位を選択することができる。
〔着地前の状態〕
シューズ6の装着者が歩行または走行している状態において、着地前の状態では、踵緩衝部11は、特に圧力が加わっていないため、変形は生じない。また、緩衝部材1についても、特に圧力が加わっていないため、変形は生じない。
次に、着地の瞬間の状態を考察すると、図6、7に示すように、緩衝部材1の受圧部(A)4(接地緩衝部)には、装着者の体重及び接地の衝撃が加わるため、接地緩衝部が変形して接地衝撃を緩衝することになる。その際に、接地緩衝部中のシリコーンゲル2と波板体3の働きにより、変形の受圧部が一箇所に集中していたのを、内部から波板体を介在して、周囲ゲル全体に広がることによって、変形が一箇所集中から分散状態になり、その結果、緩衝機能が格段と向上し、さらに、反発性能も高いので、重心の安定性にも優れたものになる。また、図10〜18のような部分的に波板体の変形挙動を異ならせた形態の緩衝部材を適用した場合には、接地時の重心点を目的の重心移動経路に矯正するように誘導される。さらに、図18(e)や図20(f)のような構造を有する緩衝部材を適用した場合には、シリコーンゲル特有の柔らかさを活かした柔らかな感覚で着地し、波板体の凹型の撓み変形部に重心を誘導しつつ、次いで、波板体の延伸変形とシリコーンゲルの変形との共動による優れた緩衝効果が得られるとともに、波板体の反発性により重心の安定化が図られる。
次に、着地後の状態を考察すると、接地緩衝部は、着地からの歩行重心移動に連動して形状復元し、衝撃緩衝しながら重心を踵緩衝部11へスムーズに誘導するよう作用する。
この状態では、踵緩衝部11には、装着者の体重及び接地の衝撃が加わることとなるため変形が生じるが、緩衝部材1の十分な反発性により重心点の移動方向が安定確保されているので、接地緩衝部10と踵緩衝部11とが連結部13を介在させて共動することにより、重心点の安定を確保しながら衝撃を効果的に逃がすこととなる。
また、接地緩衝部は、爪先方向への重心移動に伴い、踵緩衝部11の衝撃緩衝状態と連動、共動してさらに形状が復元し、シリコーンゲルと波板体3の反発力により、爪先方向への円滑な重心移動を実現することができる。
更に、爪先側へ重心移行した後は、踵緩衝部11と連結部13とは、L字状乃至T字状に連結されているため、接地緩衝部は、連結部13の弾性により、踵S側に押し付けられ踵Sへフィットするように作用し、再度接地緩衝部が着地するタイミングや着地部位の再現性を向上させて、歩行衝撃緩衝挙動を安定化することで、衝撃緩衝性と良好な歩行性を両立させる効果を奏する。
2 略板状体
3 波板体
4 受圧緩衝部(A)
5 連動緩衝部(B)
6 シューズ
7 中空部
8 略円柱状体
9 波板体湾曲誘発部
10 接地緩衝部
11 踵緩衝部
13 連結部
21 ソール
22 アッパー
23 受入空間
24 アウターソール
Claims (10)
- 粘弾性体(a)と波板体(b)からなる緩衝部材を備えたシューズであって、
粘弾性体(a)は、針入度(JIS K2207)が5〜250又はアスカー硬度(C型)が0〜40の硬度を有するとともに、
波板体(b)は、粘弾性体(a)より高い硬度と、波板体(b)の振幅方向の加圧によって波形状の振幅が小さく周期が長くなるように波形連続方向に延伸変形する弾性とを有し、着地時の緩衝部材の受圧方向に波形山頂部へ向けて、粘弾性体(a)に、全体または全体の一部を埋設されてなり、及び
波板体(b)は、JIS K6385準拠による圧縮ばね定数が粘弾性体(a)の圧縮ばね定数より大きく、1×103〜1×106N/mであり、かつ粘弾性体(a)の圧縮ばね定数に対する波板体(b)の圧縮ばね定数の比が1〜10であることを特徴とする緩衝部材を備えたシューズ。 - 前記緩衝部材は、受圧変形する受圧緩衝部(A)とその周辺に受圧緩衝部(A)の変形に連動して変形する連動緩衝部(B)とを有する略板状体または略円柱体であって、
波板体(b)の全部または一部が、受圧緩衝部(A)と連動緩衝部(B)を貫通するように、粘弾性体(a)に埋設された構成からなり、
受圧緩衝部(A)の受圧変形に連動して、受圧緩衝部(A)を起点とした波板体(b)の延伸変形によって、連動緩衝部(B)が該延伸変形の方向に変形される緩衝作用と、波板体(b)の延伸変形しない方向の粘弾性体(a)の受圧変形による緩衝作用とが共動することを特徴とする請求項1に記載の緩衝部材を備えたシューズ。 - 波板体(b)は、さらに、撓み変形する可撓性を有し、及び
粘弾性体(a)は、着地面側に波板体湾曲誘発部を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の緩衝部材を備えたシューズ。 - 波板体(b)の受圧下面側の凸型形状部の少なくとも一部に、粘弾性体(a)を介して、または直接隣接して、中空部分を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の緩衝部材を備えたシューズ。
- 前記緩衝部材が長尺形状であり、及び
波板体(b)は、波板体(b)の延伸変形の方向が緩衝部材の長尺方向に倣うように配置されてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の緩衝部材を備えたシューズ。 - 波板体(b)は、材料が樹脂であり、波形が三角波または弦波であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の緩衝部材を備えたシューズ。
- 波板体(b)は、アウトソール側が下方を向くように終了させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の緩衝部材を備えたシューズ。
- 波板体(b)は、両末端が一方を上方、他方を下方に向くように終了させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の緩衝部材を備えたシューズ。
- 前記緩衝部材は、連結部を介して、第2の緩衝体と一体に構成された構造を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の緩衝部材を備えたシューズ。
- 前記緩衝部材が着地部のミッドソールに配置されて、組込まれていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の緩衝部材を備えたシューズ。
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