JP5563831B2 - 歯車伝動装置 - Google Patents

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Description

本出願は、2008年1月16日に出願された日本国特許出願第2008−7325号に基づく優先権を主張する。その出願の全ての内容はこの明細書中に参照により援用されている。本発明は歯車伝動装置に関する。特に、コンパクトな歯車伝動装置を提供する技術に関する。
内歯歯車が形成された内歯部材と、内歯部材に回転可能に支持されているキャリアを備えた歯車伝動装置が知られている。そのような歯車伝動装置が、例えば日本国公開実用新案公報S62−11589号(特許文献1)に開示されている。特許文献1では、キャリアは、内歯歯車に係合しながら偏心回転する外歯歯車を備えている。外歯歯車が1回偏心回転すると、内歯歯車と外歯歯車の歯数差だけキャリアが内歯部材に対して相対的に回転する。図8、9を参照し、従来の歯車伝動装置500について説明する。なお、ここでは歯車伝動装置500の主要な構成のみを説明する。
図8に、歯車伝動装置500の断面図を示す。図9に、図8のIX−IX線に沿った断面図を示す。図8の断面図は、図9のVIII−VIII線に沿った断面に相当する。歯車伝動装置500は、内歯部材518とキャリア522を備えている。図9に示すように、内歯部材518の内周に、内歯ピン516によって内歯歯車が形成されている。図8に示すように、キャリア522は、対向している一対の支持部材504X、504Yと、それらを連結する柱状部520を有している。キャリア522は、内歯部材518の内側で内歯部材518に回転可能に支持されている。キャリア522は、内歯歯車の軸線518Mと同軸に配置されている。キャリア522の柱状部520が、内歯歯車の軸線518Mに沿って延びるように配置されている。
キャリア522は、クランクシャフト549と外歯歯車544を備えている。クランクシャフト549は、一対の支持部材504X、504Yの間に配置されており、キャリア522に回転可能に支持されている。クランクシャフト549は、内歯歯車の軸線518Mに沿って延びている。また、クランクシャフト549には、偏心体548が固定されている。図9に示すように、外歯歯車544は、内歯歯車(内歯ピン516)と噛み合っている。外歯歯車544には、軸方向に貫通する複数の第1貫通孔512と第2貫通孔542が形成されている。複数の第1貫通孔512は、外歯歯車544の周方向に沿って位置している。複数の第2貫通孔542も、外歯歯車544の周方向に沿って位置している。第1貫通孔512に柱状部520が遊嵌しており、第2貫通孔542にクランクシャフト549の偏心体548が嵌合している。外歯歯車544は、クランクシャフト549の回転に伴って、内歯歯車との噛み合いを維持したまま内歯歯車の軸線518M周りを偏心回転する。クランクシャフト549が一回転すると、すなわち、外歯歯車544が一回偏心回転すると、外歯歯車544と内歯歯車の歯数差(外歯歯車544の外歯の数と、内歯ピン516の数の差)だけキャリア522が内歯部材518に対して回転する。
図8に示すように、従来の歯車伝動装置500では、支持部材504Xと柱状部520がボルト528によって固定される。しかしながら、ボルト528だけでは、一対の支持部材504X、504Yの相対的位置(軸線周りの相対回転角)を正確に調整できない。そのため、従来の歯車伝動装置500では、テーパーピン508(図9を参照)が採用される。図示は省略しているが、支持部材504Xの外側面から柱状部520の内側に至るテーパー孔が形成されており、そのテーパー孔内にテーパーピン508が挿入されている。テーパーピン508によって、支持部材504Xと支持部材504Yの軸線周りの相対的位置が正確に調整される。
図9に示すように、柱状部520に、ボルト528とテーパーピン508が並んで挿入されている。なお、ボルト528の締め付けによる摩擦力だけでは、一対の支持部材504X、504Yにかかるトルク、すなわち歯車伝動装置500にかかるトルクに耐えられない場合がある。そのため、歯車伝動装置500では、ボルト560を採用している。ボルト560は、被回転部材532(歯車伝動装置500が回転させる部材)をキャリア522に固定するとともに、歯車伝動装置500にかかるトルクに耐える力を補償する。
図9に示すように、従来の歯車伝動装置500では、柱状部520にテーパーピン508とボルト528が並んで配置されていた。そのため、柱状部520の断面に、テーパーピン508とボルト528を配置するだけのスペースを確保することが必要である。柱状部の断面積を小さくすることができれば、歯車伝動装置を小型化することができる。本明細書は、小型の歯車伝動装置を実現する技術を開示する。
一対の支持部材の相対的位置を調整するためのテーパーピンと、一対の支持部材を固定するボルトは、目的が異なるため、従来は夫々を並べて柱状部に配置していた。本明細書が開示する技術は、従来の発想を転換し、テーパーピンとボルトを同軸に配置することによって、柱状部の断面積を小さくすることを可能にする。本明細書が開示する歯車伝動装置は、テーパーピンと、一対の支持部材を固定するボルトを同軸に配置する。すなわち、テーパーピンのためのテーパー孔と、一対の支持部材を固定するボルトのためのボルト孔が同軸に位置する。その結果、柱状部の断面積を小さくすることができる。従って、歯車伝動装置を小型化することができる。
本明細が開示する歯車伝動装置は、内歯部材とキャリアを備えている。内歯部材の内周には、内歯歯車が形成されている。典型的には、内歯部材の内周に複数の内歯ピンが配置されており、その内歯ピン群によって内歯歯車が形成されている。キャリアは、対向している一対の支持部材と、内歯歯車の軸線に沿って延びている柱状部を備えている。一対の支持部材は、柱状部によって連結されている。換言すると、キャリアは、対向している一対の支持部材と、それらを連結する柱状部を有している。キャリアは、内歯歯車の軸線と同軸に配置されており、内歯部材に回転可能に支持されている。キャリアは、クランクシャフトと外歯歯車を備えている。クランクシャフトは、一対の支持部材の間に配置されており、キャリア(正確には一対の支持部材)に回転可能に支持されている。クランクシャフトは内歯歯車の軸線に沿って延びている。クランクシャフトには、偏心体が固定されている。外歯歯車は、内歯歯車と噛み合っている。なお、「クランクシャフトが内歯歯車の軸線に沿って延びている」とは、クランクシャフトが内歯歯車の軸線と同軸に延びている形態、クランクシャフトが内歯歯車の軸線とオフセットした位置で内歯歯車の軸線に沿って延びている形態の双方を含む。
外歯歯車には、軸方向に貫通する第1貫通孔と第2貫通孔が形成されている。第1貫通孔にキャリアの柱状部が遊嵌している。第2貫通孔にクランクシャフトの偏心体が嵌合している。なお、クランクシャフトが内歯歯車の軸線と同軸に延びている場合、第2貫通孔は外歯歯車の中心に形成される。クランクシャフトが内歯歯車の軸線とオフセットした位置で内歯歯車の軸線に沿って延びている場合、第2貫通孔も外歯歯車の中心からオフセットした位置に形成される。いずれの場合も、外歯歯車は、クランクシャフトの回転に伴って、内歯歯車との噛み合いを維持したまま内歯歯車の軸線周りを偏心回転する。「第1貫通孔にキャリアの柱状部が遊嵌している」とは、第1貫通孔と柱状部の間に隙間が形成されていることを意味する。この隙間が、外歯歯車の偏心回転を許容する。支持部材同士は、ボルトで固定される。また、少なくとも一方の支持部材と柱状部は、柱状部に沿って延びているテーパーピンによって相対的に位置決めされる。上記したように、本明細書が開示する歯車伝動装置では、支持部材同士を固定するボルトがテーパーピンと同軸に配置されている。
本明細書が開示する歯車伝動装置では、柱状部の断面積を小さくすることができる。柱状部の断面積を小さくすることができることは即ち、外歯歯車の第1貫通孔のサイズを小さくできることを意味する。従って、柱状部の断面積を小さくすることができれば、外歯歯車の径を大きくすることなく、クランクシャフトの偏心体に係合する第2貫通孔のサイズを大きくすることができる。その結果、クランクシャフトの径を大きくすることができ、歯車伝動装置は、大きなトルクを伝達することができる。「歯車伝動装置の小型化」とは、歯車伝動装置のサイズに比べて大きなトルクを伝達することができることを意味する。
一対の支持部材のうち、他方の支持部材と柱状部が一体に形成されていれば、一方の支持部材と柱状部を固定するだけでキャリアが完成する。この構成を採用することにより、双方の支持部材にテーパーピンを用いる場合と比べて、柱状部の軸方向の長さを短くすることができる。
本明細書で開示する技術によると、コンパクトな歯車伝動装置を実現することができる。別言すると、同じ大きさの歯車伝動装置と比べて、大きなトルクを伝達する歯車伝動装置を実現することができる。
第1実施例の歯車伝動装置の断面図を示す。 第1実施例の歯車伝動装置の別の部位の断面図を示す。 図1、図2のIII−III線に沿った断面図を示す。 第2実施例の歯車伝動装置の断面図を示す。 第3実施例の歯車伝動装置の断面図を示す。 図5のVI−VI線に沿った断面図を示す。 第4実施例の歯車伝動装置の断面図を示す。 従来の歯車伝動装置の断面図を示す。 図8のIX−IX線に沿った断面図を示す。
実施例を説明する前に、各実施例の技術的特徴の幾つかを以下に簡潔に記す。なお、主要な技術的特徴は、各実施例の説明に含まれている。
(第1特徴) 内歯部材の軸線に沿って、キャリアの一方の外側面から柱状部を通過して他方の外側面に至る第3貫通孔が形成されている。
(第2特徴) テーパーピンの大径側の端部に、テーパーピンを引き抜く冶具を固定する第1ねじ孔が形成されている。
(第3特徴) 第1実施例の歯車伝動装置では、テーパーピンの小径側の端部に第2ねじ孔が形成されており、一方の支持部材に第4貫通孔が形成されている。ボルトは、第4貫通孔を通過して第2ねじ孔に挿入されている。
(第4特徴) 第2実施例の歯車伝動装置では、テーパーピンに、自身の軸線と同軸の第5貫通孔が形成されており、一対の支持部材の一方に第3ねじ孔が形成されている。ボルトは、第5貫通孔を通過して第3ねじ孔に挿入されている。
(第1実施例)
図1から図3を参照し、本実施例の歯車伝動装置を説明する。なお、図面の明瞭化のため、一部の部品のハッチングを省略している。図1は、歯車伝動装置100の断面図を示している。図2は、図1とは異なる方向から見た歯車伝動装置100の断面図を示している。図3は、図1、2のIII−III線に沿った断面図を示している。図1の断面図は図3のI−I線に沿った断面に相当し、図2の断面図は図3のII−II線に沿った断面に相当する。なお、図2では、図面の明瞭化のため、図2の断面図に特有な箇所にのみ符号を付し、図1と実質的に同じ部品については符号を省略している。
図1に示すように、歯車伝動装置100は、内歯部材18とキャリア22とクランクシャフト49と外歯歯車44を備えている。被回転部材32(歯車伝動装置100によって回転される部材)が、ボルト24とボルト60(図2も参照)によって、キャリア22に固定されている。後述するように、クランクシャフト49に、インプット歯車30が固定されている。インプット歯車30は、モータ50の出力軸に固定されているモータ歯車54と噛み合っている。歯車伝動装置100は、モータ50の回転を減速して被回転部材32を回転させる減速装置である。
図3に示すように、内歯部材18はリング状であり、後述する外歯歯車44を囲んでいる。内歯部材18の内周に、複数の内歯ピン16が配置されている。複数の内歯ピン16が、内歯歯車を形成している。内歯歯車(内歯ピン16)は、外歯歯車44の外歯と噛み合っている。なお、符号18Mは、内歯部材18の軸線を示している(内歯歯車の軸線と呼ぶ場合もある)。図1に示すように、キャリア22は、内歯部材18の軸線18Mと同軸に配置されている。キャリア22は、一対のアンギュラ玉軸受40によって、内歯部材18に回転可能に支持されている。アンギュラ玉軸受40によって、キャリア22が軸線18M方向に移動することが抑制されている。
キャリア22は、対向する一対の支持部材4X、4Yと、柱状部20を備えている。支持部材4Yと柱状部20は一体に形成されているが、本明細書では便宜上、支持部材4Yと柱状部20を区別する。換言すると、柱状部20が、支持部材4Yから軸線18Mに沿って延びている。対向している一対の支持部材4X、4Yが、軸線18Mに沿って延びている柱状部20によって連結されていると表現することもできる。
支持部材4Xと柱状部20は、テーパーピン8によって位置決めされている。具体的にいうと、支持部材4Xにテーパー貫通孔6が形成されており、柱状部20にテーパー孔14が形成されている。テーパー孔6とテーパー孔14にテーパーピン8を挿入することによって、テーパー孔6、14が正確に軸合わせされる。すなわち、テーパーピン8によって、支持部材4Xと柱状部20(すなわち、支持部材4Y)の軸線18M周りの相対的な位置が正確に調整される。テーパーピン8の大径側の端部は支持部材4X側に位置しており、小径側の端部は支持部材4Y側に位置している。テーパーピン8の大径側の端部に第1ねじ孔56が形成されており、小径側の端部に第2ねじ孔55が形成されている。第1ねじ孔56は、テーパーピン8をテーパー孔6、14から外すときに、治具(図示省略)を取り付けるために使用される。第2ねじ孔55は、支持部材4Xと支持部材4Yを固定するボルト28を締め付けるために使用される。
上記したように、支持部材4Xと支持部材4Yは、ボルト28で固定されている。具体的にいうと、支持部材4Yに貫通孔(第4貫通孔)26が形成されており、貫通孔26内にボルト28が挿入されている。貫通孔26は、テーパー孔14に連通しており、テーパー孔14と同軸である。ボルト28は、貫通孔26を通過して、テーパーピン8の小径側に形成されている第2ねじ孔55に締め付けられている。第2ねじ孔55は、テーパーピン8の軸線と同軸に形成されている。そのため、ボルト28はテーパーピン8と同軸に配置されている(図3も参照)。なお、柱状部20が支持部材4Yと一体に形成されているので、支持部材4Yと柱状部20の相対的位置を調整するためのテーパーピンは必要でない。柱状部20が支持部材4Yと別個に形成されている場合、支持部材4Yと柱状部20の間にもテーパーピンを挿入する必要がある。
図3に示すように、歯車伝動装置100では、柱状部20に、テーパーピン8とボルト28が同軸に配置されている。そのため、柱状部20に、テーパーピン8とボルト28を別々に配置するスペースを確保する必要がない。柱状部20の断面積を、従来の歯車伝動装置500の柱状部520の断面積よりも小さくすることができる(図9も参照)。なお、符号60は、キャリア22と被回転部材32を固定するボルトを示している(図2も参照)。ボルト60については後述する。
歯車伝動装置100の全体的な構成の説明に戻る。図1に示すように、キャリア22は、クランクシャフト49と外歯歯車44を備えている。クランクシャフト49は、内歯部材18の軸線18M(内歯歯車の軸線)に沿って延びている。クランクシャフト49に、偏心体48とインプット歯車30が固定されている。クランクシャフト49は、一対の支持部材4X、4Yの間に配置されている。クランクシャフト49は、一対の円錐ころ軸受38によって、キャリア22に回転可能に支持されている。インプット歯車30が、モータ50の出力軸に固定されているモータ歯車54と噛み合っている。
図3に示すように、外歯歯車44には、複数の第1貫通孔12と第2貫通孔42が形成されている。第1貫通孔12と第2貫通孔42は、軸線18M方向に貫通しており、外歯歯車44の周方向に沿って位置している。第1貫通孔12に、柱状部20が遊嵌している。図3に示すように、「遊嵌」とは、第1貫通孔12と柱状部20の間に隙間が形成されていることを意味する。第2貫通孔42に、クランクシャフト49の偏心体48が嵌合している。第1貫通孔12と柱状部20の間に隙間が形成されていることによって、外歯歯車44は、偏心体48の回転に伴って偏心回転することが許容される。
歯車伝動装置100によって得られる効果を説明する。上記したように、歯車伝動装置100では、テーパーピン8が、支持部材4Xと4Yを連結するボルト28と同軸に配置されている。そのため、柱状部20の断面積を、従来の歯車伝動装置500の柱状部520(図9を参照)の断面積よりも小さくすることができる。第1貫通孔12のサイズを、歯車伝動装置500の第1貫通孔512のサイズよりも小さくすることができる。その結果、外歯歯車44の径を大きくすることなく、第2貫通孔42のサイズを相対的に大きくすることができる。すなわち、外歯歯車44の径を大きくすることなく、クランクシャフト49の径や、偏心体48の径を大きくすることができる。クランクシャフト49から外歯歯車44に大きなトルクを伝達することができる。歯車伝動装置100のサイズ(外歯歯車44の径)が歯車伝動装置500のサイズと同じであっても、歯車伝動装置100は、歯車伝動装置500よりも大きなトルクを伝達することができる。
歯車伝動装置100の効果を別の観点から説明すると、クランクシャフト49の径や、偏心体48の径を小さくすることなく、外歯歯車44の径を小さくすることができる。すなわち、歯車伝動装置500と同じトルクを伝達する場合、歯車伝動装置100は、歯車伝動装置500よりもコンパクトにすることができる。また、上記したように、ボルト28は、テーパーピン8の小径側に形成されている第2ねじ孔55に締め付けられている。ボルト28によって、テーパーピン8を、テーパー孔6、14内に引っ張っている。そのため、テーパーピン8が緩むことがない。支持部材4Xと支持部材4Yの軸線18M周りの正確な相対的位置を、長期間に亘って維持することができる。
歯車伝動装置100の他の構成について説明する。図1に示すように、内歯部材18とモータ支持部材58が、ボルト2によって、基部10に固定されている。モータ50が、ボルト52によって、モータ支持部材58に固定されている。そのため、内歯部材18とモータ50は、基部10に対して回転しない。また、図3に示すように、クランクシャフト49の偏心体48は、針状ころ軸受46を介して第2貫通孔42に係合している。そのため、クランクシャフト49は、第2貫通孔42内で回転することができる。クランクシャフト49が回転すると、外歯歯車44は、内歯歯車(内歯ピン16)との噛み合いを維持したまま、内歯部材18の軸線18M周りを偏心回転する。外歯歯車44の歯数(外歯の数)は、内歯歯車の歯数(内歯ピン16の数)よりも少ない。そのため、外歯歯車44が1回偏心回転すると(クランクシャフト49が1回回転すると)、外歯歯車44と内歯歯車の歯数差だけ、外歯歯車44が内歯歯車に対して回転する。クランクシャフト49がキャリア22に支持されており、クランクシャフト49の偏心体48が第2貫通孔42に係合しているので、キャリア22と外歯歯車44は一体に回転する。そのため、クランクシャフト49が回転すると、外歯歯車44とともにキャリア22が、内歯部材18に対して回転する。キャリア22が基部10に対して回転すると表現することもできる。
図2に示すように、内歯部材18の軸線18Mに沿って、支持部材4Xの外側面から柱状部20を通過して支持部材4Yの外側面に至る第3貫通孔62が形成されている。換言すると、キャリア22の一方の外側面から柱状部20を通過して他方の外側面に至る第3貫通孔62が形成されている。第3貫通孔62内にボルト60が挿入されており、キャリア22と被回転部材32を固定している。ボルト60は、支持部材4Xと支持部材4Yを強固に固定するとともに、キャリア22と被回転部材32を固定している。なお、ボルト60だけではキャリア22と被回転部材32の間の締め付けによる摩擦力が小さく、伝達トルクが不足する場合は、ボルト24を追加してキャリア22と被回転部材32を固定する。換言すると、ボルト60だけでキャリア22と被回転部材32の間の摩擦力が十分に得られるときには、ボルト24を省略することができる。
図1に示すように、内歯部材18と支持部材4Yの間にオイルシール36が配置されている。オイルシール36によって、歯車伝動装置100内に封入されたオイルが歯車伝動装置100の外部に漏れることを防止することができる。
歯車伝動装置100の動作について説明する。モータ50の出力軸(図示省略)が回転すると、モータ歯車54とインプット歯車30を介して、クランクシャフト49が回転する。図示は省略するが、インプット歯車30の歯数は、モータ歯車54の歯数よりも多い。そのため、モータ50の出力軸の回転を、減速してクランクシャフト49に伝達することができる。クランクシャフト49が回転すると、偏心体48が偏心回転する。偏心体48の偏心回転に伴って、外歯歯車44が偏心回転する。外歯歯車44は、内歯歯車(内歯ピン16)と噛み合いながら偏心回転する。そのため、外歯歯車44は、内歯歯車との歯数差(外歯歯車44の外歯の数と、内歯ピン16の数の差)に応じて、内歯部材18に対して回転する。上記したように、外歯歯車44の第2貫通孔42に、クランクシャフト49の偏心体48が係合している。クランクシャフト49は、キャリア22に支持されている。そのため、クランクシャフト49が回転すると、内歯部材18が固定されている基部10に対して、キャリア22に固定されている被回転部材32が回転する。
(第2実施例)
図4を参照し、歯車伝動装置200について説明する。歯車伝動装置200は歯車伝動装置100の変形例である。具体的には、歯車伝動装置100と歯車伝動装置200は、一対の支持部材を固定するボルトとテーパーピンの配置が相違するだけである。そのため、歯車伝動装置100と実質的に同一の部品には、同じ符号又は下二桁が同じ符号を付すことにより説明を省略することがある。
支持部材204Xと柱状部220は、テーパーピン208によって位置決めされている。具体的には、支持部材204Xに設けられたテーパー貫通孔6と柱状部220に設けられたテーパー孔14にテーパーピン208を挿入することによって、支持部材204Xと柱状部220の相対的位置が調整される。テーパーピン208の大径側の端部が支持部材204X側に位置しており、小径側の端部が支持部材204Y側に位置している。テーパーピン208に、大径側から小径側に至る貫通孔(第5貫通孔)264が形成されている。第5貫通孔264は、テーパーピン208の軸線と同軸に形成されている。また、支持部材204Yに、テーパー孔14側から第3ねじ孔255が形成されている。テーパーピン208がテーパー孔14に挿入されると、第3ねじ孔255はテーパーピン208と同軸に位置する。支持部材204Xと支持部材204Yを固定するボルト228は、テーパーピン208の大径側から第5貫通孔264を通過して第3ねじ孔255に締め付けられている。ボルト228によって、テーパーピン208を、テーパー孔6、14内に押し込んでいるということもできる。
歯車伝動装置200は、テーパーピン208とボルト228が同軸に配置されているので、柱状部220の断面積を小さくすることができる。また、ボルト228がテーパーピン208を固定しているので、テーパーピン208がテーパー孔6、14から抜け落ちることはない。なお、図示は省略するが、歯車伝動装置200でも、歯車伝動装置100と同様に、支持部材204Xの外側面から柱状部220を通過して支持部材204Yの外側面に至る第3貫通孔62が形成されている(図2を参照)。そして、ボルト60によって、支持部材204Xと支持部材204Yが強固に固定されるとともに、キャリア222と被回転部材32が固定される。また、支持部材204Yと柱状部220が一体に形成されている。そのため、支持部材204Yと柱状部220の間にはテーパーピンが必要ない。
(第3実施例)
図5、図6を参照し、歯車伝動装置300について説明する。図5は、歯車伝動装置300の断面図を示し、図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図を示している。歯車伝動装置300は歯車伝動装置100、200の変形例である。そのため、歯車伝動装置100、200と実質的に同一の部品には、同じ符号又は下二桁が同じ符号を付すことにより説明を省略することがある。
図5に示すように、柱状部320にテーパー孔314が設けられ、支持部材304Xにテーパー孔306が設けられている。また、支持部材304Yに、支持部材304Yの外側面からテーパー孔314に至る貫通孔326が形成されている。ボルト328は、テーパーピン308に形成されている貫通孔(第5貫通孔)364と貫通孔326を通過して、被回転部材32に形成されているねじ孔355に締め付けられている。ボルト328は、テーパーピン308をテーパー孔306、314内に押し込むとともに、キャリア322と被回転部材32を固定している。すなわち、ボルト328は、歯車伝動装置200のボルト228(図4を参照)とボルト60(図2を参照)の双方の働きをする。そのため、図6に示すように、歯車伝動装置300は、歯車伝動装置100、200と比べ、柱状部320の断面積をより小さくすることができる。すなわち、歯車伝動装置300は、歯車伝動装置100、200よりもコンパクトにすることができる。
(第4実施例)
図7を参照し、歯車伝動装置400について説明する。歯車伝動装置400は、歯車伝動装置200、300の変形例である。そのため、歯車伝動装置200、300と実質的に同一の部品には、同じ符号又は下二桁が同じ符号を付すことにより説明を省略することがある。
歯車伝動装置400と歯車伝動装置300を比較すると、歯車伝動装置400では、支持部材304Xと支持部材304Yを固定するボルト428によって、キャリア322と被回転部材32を固定していない。ボルト428は、支持部材304Yに形成されているボルト孔455に締め付けられている。歯車伝動装置400と被回転部材32を固定するときに、被回転部材32の側から作業ができるとき、換言すると、ボルト24を使用してキャリア322と被回転部材32を固定できるときには、ボルト428を使用してキャリア322と被回転部材32を固定しない構成を採用することもできる。なお、歯車伝動装置400で使用しているボルト428の径は、歯車伝動装置200で使用しているボルト228(図4を参照)の径よりも大きい。そのため、歯車伝動装置400では、ボルト428だけで支持部材304Xと支持部材304Yを強固に固定することができる。すなわち、歯車伝動装置400では、ボルト60(図2、3を参照)を使用しない。
実施例の好適な変形例のいくつかを説明する。上記実施例では、クランクシャフトが、内歯部材の軸線からオフセットした位置で、内歯部材の軸線に沿って延びている。それに伴って、クランクシャフトが嵌合する第2貫通孔も、外歯歯車の中心からオフセットした位置に形成されている。しかしながら、クランクシャフトを、内歯部材の軸線と同軸に配置することもできる。この場合、クランクシャフトが嵌合する第2貫通孔は、外歯歯車の中心に形成する。この構造の歯車伝動装置は、歯車伝動装置を構成する部品(クランクシャフト等)数を減らすことができる。
上記実施例では、テーパーピンの大径側の端部に第1ねじ孔が形成されている例について説明した。しかしながら、必ずしも第1ねじ孔を形成する必要はない。例えば、テーパーピンの大径側に孔を形成し、その孔内にテーパーピンを引き抜く治具を固定するための溝を形成してもよい。すなわち、テーパーピンの大径側に、テーパーピンを引き抜く治具を固定する構造が形成されていればよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

Claims (2)

  1. 内周に内歯歯車が形成されている内歯部材と、
    内歯部材に回転可能に支持されており、対向している一対の支持部材が内歯歯車の軸線に沿って延びている柱状部によって連結されているキャリアと、
    一対の支持部材の間に配置されているとともにキャリアに回転可能に支持されており、偏心体が固定されているクランクシャフトと、
    第1貫通孔に前記柱状部が遊嵌されているとともに第2貫通孔に前記偏心体が嵌合されており、クランクシャフトの回転に伴って偏心回転する外歯歯車と、
    一方の支持部材側から柱状部に挿入されており、少なくとも一方の支持部材と柱状部との内歯歯車の軸線周りの相対的な位置を位置決めするテーパーピンと、を備えており、
    テーパーピンは、柱状部の軸線に沿って延びているとともに、小径側の端部にねじ孔が設けられており、
    支持部材同士を固定する第1ボルトが、テーパーピンと同軸に配置されているとともに、他方の支持部材側から前記ねじ孔に締め付けられており、
    キャリアに、一方の支持部材の外側面から柱状部を通過して他方の支持部材の外側面に至るとともに、支持部材を固定する第2ボルトを一方の支持部材側から挿入するための第3貫通孔が設けられていることを特徴とする歯車伝動装置。
  2. 他方の支持部材と柱状部が一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯車伝動装置。
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