JP5562462B1 - 診断支援システム、診断支援方法及び診断支援プログラム - Google Patents

診断支援システム、診断支援方法及び診断支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】患者へ報告する診断結果の正確性を向上させるとともに、診断結果をより早く確定させることができる診断支援システム、診断支援方法及び診断支援プログラムを提供する。
【解決手段】診断支援システムは、診断対象、診断者、特定権限の有無、及びその診断者による診断情報を対応させた診断データ、及び診断者について診断の正解率を記憶する記憶部と、特定権限を有する診断者の診断データが記憶部に登録されると、その診断データにおける診断対象と同一の診断対象を持つ診断データを記憶部から取得する情報取得部362と、診断情報が全て一致、または診断情報が不一致かつその不一致の診断者の正解率が信頼に足りない場合は特定権限を有する診断者の診断情報を診断結果と決定し、その他の場合は診断結果の決定を留保する診断結果決定部363と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の医師による診断情報から最終的な診断結果を決定する診断支援システム、診断支援方法及び診断支援プログラムに関する。
従来、病理診断においては、正確な診断結果を得ることが求められており、そのためには複数の医師によって診断が行われることが望ましい。
例えば、特許文献1には、複数の医師が連携して診断を行う連携診断支援システムが提案されている。この連携診断支援システムでは、診断依頼施設において診断依頼端末から選択された複数の診断医に対して診断依頼が行われ、診断依頼がされた診断医は、それぞれ患者の医療画像を読影して診断を行い、診断依頼施設に診断報告を行う。診断依頼施設では、診断報告のうちの少なくとも一つにおいて病変が存在することが報告された場合、診断依頼端末から、病変があることを報告した診断医に精密検査依頼が行われる。
特開2004−194759号公報
特許文献1に記載された連携診断支援システムでは、複数の医師により確実な診断が可能となる。しかしながら、複数の医師による診断結果が一致しない場合は常に精密検査が必要となり、患者への報告が遅くなるという問題がある。
そこで、本発明は、患者へ報告する診断結果の正確性を向上させるとともに、診断結果をより迅速に確定させることができる診断支援システム、診断支援方法及び診断支援プログラムを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するための本発明は、診断支援システムを提供する。係る診断支援システムは、診断対象、診断者、特定権限の有無、及び当該診断者による診断情報を対応させた診断データ、及び診断者について診断の正解率を記憶する記憶部と、特定権限を有する診断者の診断データが記憶部に登録されると、当該診断データにおける診断対象と同一の診断対象を持つ診断データを記憶部から取得する情報取得部と、情報取得部にて取得した診断データにおける診断情報が全て一致、または診断情報が不一致かつ当該不一致の診断データにおける特定権限を有さない診断者の正解率が信頼に足りない所定の基準を満たせば特定権限を有する診断者の診断情報を診断結果と決定し、その他の場合は診断結果の決定を留保する診断結果決定部と、を有する。
また、本発明に係る診断支援システムにおいて、診断者が見る表示部と、診断結果決定手段が診断結果の決定を留保した場合に、情報取得部にて取得した全ての診断データ及び留保した旨を表示部に表示させる表示制御部を更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係る診断支援システムにおいて、診断結果決定部は、特定権限を有する診断者により留保された診断情報を再検討した結果である診断情報が入力されると、当該診断情報を診断結果と決定することが好ましい。
さらに、本発明に係る診断支援システムにおいて、表示制御部は、特定権限を有する診断者が記憶部に診断情報を登録するまで、他の診断者が記憶させた同一診断対象における診断情報の表示を禁止することが好ましい。
また、本発明に係る診断支援システムにおいて、診断結果と診断情報とが一致したか否かの結果を用いて正解率を更新するように指示する更新制御手段をさらに有することが好ましい。
かかる課題を解決するための本発明の他の形態によれば診断支援方法が提供される。係る診断支援方法は、特定権限を有する診断者が診断データを入力し、入力された診断データにおける診断対象と同一の診断対象を持つ診断データを記憶部から取得し、取得した診断データにおける診断情報が全て一致、または診断情報が不一致かつ当該不一致の診断データにおける特定権限を有さない診断者の正解率が信頼に足りない所定の基準を満たせば特定権限を有する診断者の診断情報を診断結果と決定し、その他の場合は診断結果の決定を留保することを含む。
かかる課題を解決するための本発明の他の形態によれば、診断支援装置に実行させる診断支援プログラムが提供される。係る診断支援プログラムは、特定権限を有する診断者が診断データを入力する工程と、入力された診断データにおける診断対象と同一の診断対象を持つ診断データを記憶部から取得する工程と、取得した診断データにおける診断情報が全て一致、または診断情報が不一致かつ当該不一致の診断データにおける特定権限を有さない診断者の正解率が信頼に足りない所定の基準を満たせば特定権限を有する診断者の診断情報を診断結果と決定し、その他の場合は診断結果の決定を留保する工程を含む。
本発明に係る診断支援システム、診断支援方法及び診断支援プログラムは、患者へ報告する診断結果の正確性を向上させるとともに、診断結果をより迅速に確定させることができるという効果を奏する。
第1の実施形態による診断支援システムの全体システム構成を示す図である。 第1の実施形態によるサーバ装置の機能ブロック図である。 診断データテーブルの例を示す模式図である。 診断結果テーブルの例を示す模式図である。 正解率テーブルの例を示す模式図である。 第1の実施形態による端末装置の機能ブロック図である。 診断情報の入力画面の例を示す模式図である。 各診断者による診断情報の表示画面の例を示す模式図である。 端末装置による診断結果決定処理の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態による診断支援システムにおける診断結果決定処理の動作シーケンス図である。 第2の実施形態によるサーバ装置の機能ブロック図である。 サーバ装置による診断結果決定処理の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態による診断支援システムにおける診断結果決定処理の動作シーケンス図である。
以下、本発明の一つの実施形態に係る診断支援システムについて図を参照しつつ説明する。
本発明を適用した診断支援システムは、診断結果を最終決定する権限を有する診断者と、その権限を有さない診断者とによってそれぞれ独立に診断された診断情報が一致するか否かを判定し、診断情報が一致した場合は診断結果を確定させる。また、信頼性の低い診断者の診断情報のみが一致しなかった場合も診断結果を確定させる。これにより、迅速に診断結果を確定させることができる。一方、診断情報が一致しなかった場合であって、その一致しなかった、権限を有さない診断者の信頼性が高い場合は診断結果の確定を留保し、その旨を表示する。これにより、信頼性の高い診断者の診断情報が一致しなかった場合は別途打ち合わせを行って診断結果の正確性を向上できる。
図1は、本発明の第1の実施形態による診断支援システム1の全体システム構成を示す図である。図1に示すように、診断支援システム1は、例えば病理医等の診断者により入力された、病理診断における診断情報を管理するシステムであり、イントラネット等のネットワークを介して相互に接続される、サーバ装置2と、複数の端末装置3−1〜3−3と、依頼登録装置4と、画像登録装置5とを有する。各端末装置3−1〜3−3は、例えば病理医である診断者が操作する端末であり、診断支援装置の例である。サーバ装置2は、各端末装置3−1〜3−3、依頼登録装置4及び画像登録装置5から登録された各種データを管理するいわゆるサーバである。
依頼登録装置4は、担当医から診断者への病理診断の診断依頼をサーバ装置2に登録するための端末である。診断依頼は、診断者に診断を依頼する診断対象と対応付けて登録される。ここで、診断対象とは、患者毎の胃、腸等の、診断者により検査される対象を意味し、本実施の形態では診断対象IDにて識別されている。これに限られる事なく、胃、腸等の組織の一部についての標本IDを用いて標本を診断対象としてもよい。
画像登録装置5は、担当医から診断が依頼された診断対象の組織の一部についての標本を技師が撮影した診断画像をサーバ装置2に登録するための端末である。診断の依頼が登録された各診断対象に対して、少なくとも一つ以上の標本をそれぞれ撮影した少なくとも一つ以上の診断画像が登録される。このように、診断対象の標本について診断画像を撮影して登録しておくことにより、複数の診断者が同時に診断を行うことが可能となる。
端末装置3−1〜3−3は、診断対象に対する各診断者による診断を示す診断情報をサーバ装置2に登録するための端末である。以下では、端末装置3−1を、診断者のうち、診断対象に対する最終的な確定診断である診断結果を決定する権限を有する主診断者が利用する端末とし、端末装置3−2、3−3を、診断者のうち、診断結果を決定する権限を有さない副診断者による診断情報が入力される端末として説明する。
以下に、本発明を適用したサーバ装置2の詳細について説明する。図2に、サーバ装置2の機能ブロック図を示す。図2に示すように、サーバ装置2は、通信処理部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信処理部21は、サーバ装置2をネットワークに接続するためのインターフェース回路を有する。そして、通信処理部21は、ネットワークを介して各端末装置3−1〜3−3から受信した各種の情報及び要求を制御部23に送信する。また、通信処理部21は、制御部23の制御に従って、各種の情報をネットワークを介して各端末装置3−1〜3−3へ送信する。
記憶部22は、半導体メモリ、磁気記録媒体及びそのアクセス装置並びに光記録媒体及びそのアクセス装置のうちの少なくとも一つを有する。そして、記憶部22は、サーバ装置2を制御するためのコンピュータプログラム、各種パラメータ及びデータなどを記憶する。
また、記憶部22は、診断支援システム1を利用できる各診断者を識別するための識別番号である診断者IDと、パスワードと、その診断者が診断結果を決定する権限を有するか否かを示す権限情報とを対応付けて記憶する。
また、記憶部22は、各診断者による診断情報を管理するための診断データテーブルを記憶する。図3に診断データテーブルの例を示す。図3に示す診断データテーブル300の各行のデータの組を診断データとする。図3に示すように、診断データは、診断対象ID301、診断者ID302、特定権限303、標本ID304、検体種別305、診断情報306及び判定307を対応させたデータである。
診断対象ID301は、依頼登録装置4から登録された診断依頼の診断対象を識別するための識別番号であり、各診断依頼に対して個別の診断対象ID301が割り当てられる。診断者ID302は、その診断対象について診断情報を入力する診断者を識別するための識別番号である。特定権限303は、その診断者の権限情報である。標本ID304は、その診断対象についての標本を識別するための識別番号である。検体種別305は、検査項目を示す。
診断対象ID301は、依頼登録装置4から診断依頼が登録される際に割り当てられる。依頼登録装置4から診断依頼が登録される際、診断対象について診断情報を入力する診断者、その診断依頼についての標本及び検査項目が依頼登録装置4により指定され、指定された情報に基づいて、診断者ID302、特定権限303、標本ID304及び検体種別305が記憶される。
診断情報306には、診断対象について各診断者の一次判定した結果を診断情報として記憶している。具体的に診断情報306は、正常組織及び非腫瘍性病変であるグループG1、腫瘍性であるか非腫瘍性であるかが判然としない病変であるグループG2、腺腫(良性と判断される腫瘍病変)であるグループG3、癌と疑われる腫瘍病変であるグループG4、癌であるグループG5及び不適材料であるグループGXの何れかが記憶される。
判定307は、副診断者による診断情報306が主診断者による診断情報306と一致したか否かを示す。判定307として、副診断者による診断情報306と主診断者による診断情報306が一致している場合は○が記憶され、1段階ずれている場合は△が記憶され、2段階以上ずれている場合は×が記憶される。
また、記憶部22は、画像登録装置5から標本IDとともに登録された診断画像をその標本IDと対応付けて記憶する。
また、記憶部22は、最終的な診断結果を管理するための診断結果テーブルを記憶する。図4に診断結果テーブルの例を示す。図4に示すように、記憶部22は、診断結果テーブル400において、診断対象ID401、標本ID402及び診断結果403の各情報を記憶する。
診断対象ID401及び標本ID402は、それぞれ診断データテーブル300の診断対象ID301及び標本ID304と同じ情報である。診断結果403は、診断対象ID401及び標本ID402についての最終的な診断結果を示す。
また、記憶部22は、各診断者についての診断の正解率を管理するための正解率テーブルを記憶する。図5に正解率テーブルの例を示す。図5に示すように、記憶部22は、正解率テーブル500において、診断者ID501、検体種別502及び正解率503の各情報を記憶する。
診断者ID501及び検体種別502は、それぞれ診断データテーブル300の診断者ID302及び検体種別305と同じ情報である。
正解率503は、診断者ID501の診断者の、検体種別502の項目についての診断情報が最終的な診断結果と一致した正解率を示す。
なお、図5に示す例では、副診断者の正解率のみが正解率テーブル500に記憶されているが、主診断者の正解率も正解率テーブル500に記憶するようにしてもよい。また、本実施の形態では、診断者における検体種別ごとに正解率を記憶しているが、これに限らず診断者の全部の検体種別における診断結果に基づいて正解率を算出するようにしてもよい。
制御部23は、一個または複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。そして、制御部23は、各端末装置3−1〜3−3について診断者の認証処理を行い、認証に成功した端末装置3−1〜3−3から登録された診断情報及び診断結果を記憶部22に登録する。また、制御部23は、認証に成功した端末装置3−1〜3−3からのデータの取得要求に応じて、記憶部22に格納している各情報をその端末装置3−1〜3−3に送信する。そのために、制御部23は、そのプロセッサ上で動作するソフトウェアにより実装される機能モジュールとして、認証手段231と、情報管理手段232とを有する。
なお、制御部23が有するこれらの各部は、独立した集積回路、ファームウェア、マイクロプロセッサなどで構成されてもよい。
以下、制御部23の各部について詳細に説明する。
認証手段231は、通信処理部21を介して各端末装置3−1〜3−3から診断者ID及びパスワードを含む認証要求を受信し、その認証要求に含まれる診断者IDとパスワードを対応付けて記憶部22に記憶しているか否かを判定する。認証手段231は、その診断者IDとパスワードを対応付けて記憶している場合、各端末装置3−1〜3−3の診断者が登録された診断者であり、認証成功と判定する。一方、認証手段231は、認証要求に含まれる診断者IDとパスワードを対応付けて記憶していない場合、各端末装置3−1〜3−3の診断者が登録された診断者でなく、認証失敗と判定する。認証手段231は、認証成功と判定した場合、さらにその診断者IDに対応付けられた権限情報を記憶部22から読み出し、その権限情報がその診断者が診断結果を決定する権限を有することを示すか否かにより、その診断者が主診断者であるか副診断者であるかを判定する。そして、認証手段231は、その認証結果を通信処理部21を介して各端末装置3−1〜3−3へ送信する。
情報管理手段232は、主診断者が利用する端末装置3−1からの要求に応じて、診断データテーブル300に登録されている、その主診断者の診断者ID302に対応する各診断データを表す診断一覧を作成する。さらに、情報管理手段232は、その主診断者の診断データにおける診断対象ID301と同一の診断対象ID301を持つ、副診断者の各診断データについて診断情報が登録されているか否かを示す進捗状況を作成する。情報管理手段232は、作成した診断一覧及び進捗状況を通信処理部21を介して端末装置3−1に送信する。また、情報管理手段232は、副診断者が利用する端末装置3−2、3−3からの要求に応じて、その副診断者の診断者ID302に対応する各診断データについての診断一覧を作成し、通信処理部21を介して端末装置3−2、3−3に送信する。
また、情報管理手段232は、各端末装置3−1〜3−3からの要求に応じて、各端末装置3−1〜3−3から指定された診断対象IDに対応する標本IDに対応付けられた診断画像を記憶部22から読み出す。情報管理手段232は、読み出した診断画像を標本IDと対応付けて通信処理部21を介して各端末装置3−1〜3−3へ送信する。
また、情報管理手段232は、通信処理部21を介して各端末装置3−1〜3−3から診断情報を診断対象ID及び標本IDとともに受信する。そして、情報管理手段232は、受信した診断情報をその診断対象ID及び標本ID並びに認証手段231により認証成功となったその端末装置についての診断者IDに対応する、診断データテーブル300の診断データに記憶する。さらに、情報管理手段232は、診断データテーブル300に副診断者による診断情報306と主診断者による診断情報306が記憶されたときに、副診断者による診断情報306と主診断者による診断情報306が一致するか否かを判定し、判定結果を判定307に記憶する。
また、情報管理手段232は、主診断者が利用する端末装置3−1からの要求に応じて、端末装置3−1から指定された診断対象IDと同一の診断対象IDを持つ診断データを記憶部22の診断データテーブル300から読み出す。さらに、情報管理手段232は、読み出した診断データのうち副診断者の診断データにおける検体種別についてのその副診断者の正解率503を記憶部22の正解率テーブル500から読み出す。情報管理手段232は、読み出した診断データ及び副診断者の正解率を通信処理部21を介して端末装置3−1へ送信する。
また、情報管理手段232は、通信処理部21を介して端末装置3−1から診断結果を診断対象ID及び標本IDとともに受信し、受信した診断結果をその診断対象ID及び標本IDに対応させて診断結果テーブル400に記憶する。
また、情報管理手段232は、端末装置3−1からの要求に応じて、端末装置3−1から指定された診断対象IDについての各診断者による診断情報が最終的な診断結果と一致したか否かの結果を用いて、正解率テーブル500における各診断者の正解率503を更新する。情報管理手段232は、各診断者の正解率503をその診断情報に対応する検体種別502ごとに算出して更新する。なお、情報管理手段232は、正解率503を、その診断がされた一定期間ごとに算出してもよい。その場合、より細かく各診断者についての信頼性を求めることができる。
なお、情報管理手段232は、通信している端末装置について診断者として認証成功となっていることを条件に、診断画像又は診断一覧の送信、及び診断情報の記憶を行う。また、情報管理手段232は、通信している端末装置について主診断者として認証成功となっていることを条件に、副診断者についての診断データ及び正解率の送信、診断結果の記憶並びに正解率の更新を行う。
次に、本発明を適用した端末装置3−1〜3−3の詳細について説明する。なお、各端末装置3−1〜3−3の構成は同じであるため、以下では代表して端末装置3−1について説明する。図6に、端末装置3−1の機能ブロック図を示す。図6に示すように、端末装置3−1は、通信処理部31と、表示部32と、操作部33と、入出力部34と、記憶部35と、制御部36とを有する。
通信処理部31は、端末装置3−1をネットワークに接続するためのインターフェース回路を有する。そして、通信処理部31は、制御部36の制御に従って、各種の情報及び要求をネットワークを介してサーバ装置2へ送信する。また、通信処理部31は、ネットワークを介してサーバ装置2から受信した各種の情報を制御部36に送信する。
表示部32は、診断者が見ることができる、液晶ディスプレイ、タッチパネルディスプレイなどの表示デバイスで構成され、異常発生の有無、制御部36から受け取った各種情報等を表示して、診断者へ報知する。
操作部33は、端末装置3−1の利用者が端末装置3−1を操作するための操作インターフェースである。操作部33は、キーボード、テンキー等の入力デバイスで構成され、利用者からの各種操作を受け付け、それらの操作に対応する信号を制御部36へ出力する。なお、表示部32をタッチパネルディスプレイで構成した場合、タッチパネルディスプレイに利用者が各種操作を入力するためのキーボード画面を表示することにより、操作部33の機能を実現してもよい。その場合、操作部33は、そのキーボード画面を利用者が操作することにより、それらの操作に対応する信号を制御部36へ出力する。
入出力部34は、不図示のカメラ、SDメモリカード等の各種フラッシュメモリ等と通信を行うための入出力インターフェースであり、カメラ、フラッシュメモリ等と接続するための接続端子、インターフェース回路及びその制御プログラム等で構成される。インターフェース回路は、例えばユニバーサル・シリアル・バス等のシリアルバスに準じる回路である。入出力部34は、カメラ、フラッシュメモリ等との間で定められた所定の通信プロトコルにしたがって通信を行う。そして、カメラ、フラッシュメモリからの診断画像を受信して制御部36に送信する。
記憶部35は、半導体メモリ、磁気記録媒体及びそのアクセス装置並びに光記録媒体及びそのアクセス装置のうちの少なくとも一つを有する。そして、記憶部35は、端末装置3−1を制御するためのコンピュータプログラム、各種パラメータ及びデータなどを記憶する。
制御部36は、一個または複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。そして、制御部36は、各診断者により入力された診断結果をサーバ装置2に登録するとともに、各診断者による診断結果から最終的な診断結果を決定する。そのために、制御部36は、そのプロセッサ上で動作するソフトウェアにより実装される機能モジュールとして、認証要求手段361と、情報取得手段362と、診断結果決定手段363と、表示制御手段364と、更新制御手段365とを有する。
なお、制御部36が有するこれらの各部は、独立した集積回路、ファームウェア、マイクロプロセッサなどで構成されてもよい。
以下、制御部36の各部について詳細に説明する。
認証要求手段361は、操作部33を介して診断者ID及びパスワードが入力されると、その診断者ID及びパスワードを含む認証要求を通信処理部31を介してサーバ装置2に送信する。また、認証要求手段361は、通信処理部31を介してサーバ装置2から認証結果を受信する。
情報取得手段362は、操作部33を介して診断一覧の表示指示が入力されると、診断一覧の取得を要求するための診断一覧要求を通信処理部31を介してサーバ装置2に送信する。情報取得手段362は、通信処理部31を介してサーバ装置2から診断一覧を受信し、受信した診断一覧を表示部32に表示させる。さらに、情報取得手段362は、その端末装置を利用する診断者が主診断者である場合、つまり認証要求手段361が受信した認証結果が主診断者として認証成功を示している場合は、通信処理部31を介してサーバ装置2から進捗状況を受信し、受信した進捗状況を診断一覧とともに表示部32に表示させる。
また、情報取得手段362は、操作部33を介して診断者が診断を開始する旨及びその診断対象IDが入力されると、その診断対象IDに対応する診断画像の取得を要求するための診断画像要求を通信処理部31を介してサーバ装置2に送信する。診断画像要求には、操作部33を介して入力された診断対象IDが含まれる。情報取得手段362は、通信処理部31を介してサーバ装置2から診断画像をその診断画像に対応付けられた標本IDとともに受信し、受信した診断画像を標本IDとともに表示部32に表示させる。
また、情報取得手段362は、診断者によって操作部33を介して診断情報がその診断対象ID及び標本IDと対応付けて入力されると、入力された診断情報を診断対象ID及び標本IDとともに通信処理部31を介してサーバ装置2に送信する。
図7は、診断情報の入力画面の例を示す模式図である。図7の入力画面700に示すように、診断情報は、診断対象ID及び標本IDごと(診断画像ごと)にグループG1〜G5、GXのうちの何れかで指定される。情報取得手段362は、診断対象ID及び標本IDごとに指定された各診断情報を各診断対象ID及び標本IDと対応付けて取得する。
また、情報取得手段362は、主診断者の診断データにおける診断対象ID301と同一の診断対象ID301を持つ診断データと、その診断データのうち副診断者の診断データにおける検体種別305についてのその副診断者の正解率の取得を要求する診断情報要求を通信処理部31を介してサーバ装置2に送信する。診断情報要求には、主診断者の診断データにおける診断対象IDが含まれる。情報取得手段362は、主診断者による診断情報をサーバ装置2に送信した後に、診断情報要求をサーバ装置2に送信する。情報取得手段362は、通信処理部31を介してサーバ装置2から診断データ及び副診断者の正解率を受信する。
診断結果決定手段363は、その端末装置を利用する診断者が主診断者である場合、最終的な診断結果を決定する。診断結果決定手段363は、情報取得手段362が取得した同一の診断対象IDを持つ診断データにおける診断情報が全て一致するか否かを判定する。なお、診断結果決定手段363は、検査対象の標本が複数存在する場合、つまり同一の診断対象IDについて標本IDが複数存在する場合、標本IDごとに診断情報が全て一致するか否かを判定する。そして、診断結果決定手段363は、全ての標本IDについて診断情報が一致した場合に限り、同一の診断対象IDを持つ診断データにおける診断情報が全て一致すると判定する。診断結果決定手段363は、同一の診断対象IDを持つ診断データにおける診断情報が全て一致する場合、主診断者についての診断情報を診断結果として決定する。また、診断結果決定手段363は、決定した診断結果をその診断対象ID及び標本IDとともに通信処理部31を介してサーバ装置2に送信する。本実施の形態では、診断情報の一致とは、図3にて示す診断テーブルの判定307が「○」としているが、「○」及び「△」を一致と判定してもよい。
一方、診断結果決定手段363は、同一の診断対象IDを持つ診断データにおける診断情報が1つでも一致しない場合、診断情報が主診断者についての診断情報と一致しない副診断者の、診断情報が一致しない検体種別についての正解率が所定値を超えるか否かを判定する。所定値は、副診断者の正解率が信頼に足りるか否かを判別できる値に設定される。所定値は、診断支援システム1における診断の目的、診断に求められる信頼性に応じて設定され、例えば診断支援システム1を病理診断に用いる場合は99.8%に設定することができる。
診断結果決定手段363は、診断情報が主診断者についての診断情報と一致しない副診断者の、診断情報が一致しない検体種別についての正解率が所定値以下である場合、その副診断者の正解率は信頼に足りないとみなし、主診断者の診断情報を診断結果として決定する。これにより、主診断者および副診断者の全員一致でなくても、十分な信頼度を持っていない研修中の診断者による診断情報によって決定が遅れることなく、迅速に診断結果を決定できる。
他方、診断結果決定手段363は、正解率が所定値を超える場合、その副診断者の正解率は信頼に足りるとみなし、診断結果の決定を留保する。この場合、診断結果決定手段363は、情報取得手段362が取得した同一の診断対象IDを持つ全ての診断データ及び留保した旨を表示部32に表示させるように表示制御手段364に指示する。この場合、診断結果決定手段363は、その後、操作部33を介して、留保された診断情報を再検討した旨と再検討した結果である診断情報が主診断者によって入力されたときに、その入力された診断情報を診断結果として決定する。
これにより、副診断者として経験の少ない病理医に診断させた場合でも、最終的な診断結果の正確性を維持しつつ、信頼性が高い場合はより迅速に確定させることができる。結果として、経験の少ない病理医が診断する機会を増やすことができ、その病理医のスキルの向上を図ることもできる。なお、副診断者の正解率を検体種別ごとに別個に管理することにより、検査項目ごとの信頼性にばらつきのある副診断者の信頼性を適切に判断して、診断結果を確定させるべきか否かをより精度よく決定することができる。
表示制御手段364は、その端末装置を利用する診断者が主診断者である場合に、情報取得手段362が通信処理部31を介してサーバ装置2から受信した各診断者の診断データの診断情報を表示部32に表示させる。ただし、表示制御手段364は、主診断者による診断情報がサーバ装置2に登録されるまで、他の診断者による同一診断対象における診断情報の表示を禁止する。これにより、主診断者および副診断者は、他の診断者による診断情報の影響を受けずに、独立して診断することができるので診断精度が向上する。
図8は、各診断者による診断情報の表示画面の例を示す模式図である。図8の表示画面800に示すように、診断者ID及び標本IDごとに各診断者による診断情報とその判定が表示される。
また、表示制御手段364は、その端末装置を利用する診断者が主診断者である場合、診断結果決定手段363が診断結果を決定すると、決定した診断結果及び患者への報告内容を表示部32に表示させ、その報告内容を端末装置3−1に接続される不図示の印刷装置に印刷させる。また、表示制御手段364は、診断結果決定手段363が診断結果の決定を留保すると、情報取得手段362が取得した同一の診断対象IDを持つ全ての診断データ及び留保した旨を表示部32に表示させ、主診断者とその副診断者(又は全ての副診断者)に診断情報の再検討を促す。また、表示制御手段364は、主診断者の診断情報と副診断者の診断情報が一致せず、且つ副診断者の正解率が所定値以下であった場合、主診断者の診断情報と副診断者の診断情報が一致しない旨を表示部32に表示させ、主診断者に副診断者を指導するように促す。
更新制御手段365は、診断結果決定手段363が診断結果を決定すると、各診断者についての正解率を更新するように指示する更新指示を通信処理部31を介してサーバ装置2に送信する。
図9は、端末装置3−1により実行される診断結果決定処理の動作を示すフローチャートである。この例では、サーバ装置2には既に、依頼登録装置4から診断依頼が登録され、画像登録装置5から診断画像が登録され、端末装置3−2、3−3から副診断者による診断情報が登録されているものとする。
最初に、主診断者が操作部33を介して診断者ID及びパスワードを入力し、認証要求手段361にて入力された診断者ID及びパスワードを含む認証要求をサーバ装置2に送信したところから開始する。したがって、副診断者の場合は、異なった処理フローとなるので後述する。ステップS101では、サーバ装置2から認証結果を受信し主診断者として認証成功していればステップS102に進み、主診断者として認証成功していなければ本処理を終了する。
ステップS102において情報取得手段362は、操作部33を介して診断一覧の表示指示が入力されると、診断一覧要求をサーバ装置2に送信する。情報取得手段362は、サーバ装置2から診断一覧及び進捗状況を受信すると、受信した診断一覧及び進捗状況を表示部32に表示させる。
次に、情報取得手段362は、操作部33を介して診断者が診断を開始する旨及びその診断対象IDにて診断対象を特定する入力がなされると、その診断対象IDを含む診断画像要求をサーバ装置2に送信する。情報取得手段362は、サーバ装置2から診断画像を受信すると、受信した診断画像を表示部32に表示させる(ステップS103)。
次に、情報取得手段362は、主診断者が操作部33から診断情報を入力し、その入力された診断情報を診断対象ID及び標本IDとともにサーバ装置2に送信し、サーバ装置2から登録された旨を受信するまで主診断者による診断情報の入力および登録を待つ(ステップS104)。
ステップS104にて、登録された旨を受信すると、情報取得手段362は、主診断者が入力した診断情報に対応する診断対象IDを含む診断情報要求をサーバ装置2に送信し、その診断対象IDと同一の診断対象IDを持つ診断データ及び副診断者の正解率をサーバ装置2から取得する。そして、表示制御手段364は、情報取得手段362が受信した診断データの診断情報を表示部32に表示させる(ステップS105)。これにより、ステップS104にて主診断者による診断情報がサーバ装置2に登録されない限り、ステップS105にて他の診断者による同一診断対象における診断情報の表示ができないこととなる。
次に、診断結果決定手段363は、情報取得手段362が取得した同一の診断対象IDを持つ診断データにおける診断情報が全て一致するか否かを判定する(ステップS106)。診断結果決定手段363は、同一の診断対象IDを持つ診断データにおける診断情報が全て一致する場合、主診断者についての診断情報を診断結果として決定する(ステップS107)。
一方、診断結果決定手段363は、診断情報が1つでも一致しない場合、診断情報が主診断者による診断情報と一致しない副診断者の、診断情報が一致しない検体種別についての正解率が所定値を超えるか否かを判定する(ステップS108)。所定値を超えていると判定すると、表示制御手段364は、情報取得手段362が取得した同一の診断対象IDを持つ全ての診断データ及び留保した旨を表示部32に表示させる(ステップS109)。
次に、診断結果決定手段363は、留保された主診断者の診断情報に対して再検討した旨と再検討した結果である診断情報を操作部33から入力されるまで、ステップS109にて留保した旨の表示を継続し、診断結果の確定を留保する(ステップS110−No)。他方、留保された主診断者の診断情報に対して再検討した旨と再検討した結果である診断情報を操作部33から入力されると(ステップS110−YES)、診断結果決定手段363は、その入力された診断情報を診断結果として決定する(ステップS111)。
一方、診断結果決定手段363は、ステップS108において正解率が所定値以下であった場合、主診断者についての診断情報を診断結果として決定する(ステップS112)。そして、主診断者の診断情報と副診断者の診断情報が一致しない旨を表示部32に表示させる(ステップS113)。
診断結果決定手段363は、ステップS107、S111又はS113において診断結果を決定すると、決定した診断結果をサーバ装置2に送信し、登録する(ステップS114)。次に、表示制御手段364は、決定した診断結果及び患者への報告内容を表示部32に表示させ、その報告内容を端末装置3−1に接続される不図示の印刷装置に印刷させる(ステップS115)。次に、更新制御手段365は、更新指示をサーバ装置2に送信して、各診断者についての正解率を更新するように指示する(ステップS116)。
また、ステップS105の診断データ及び正解率の取得処理は、主診断者による診断情報を登録した後ではなく、主診断者による診断情報を登録する前、例えばステップS103で診断画像を取得した直後に実施してもよい。ただし、その場合でも、表示制御手段364は、主診断者による診断情報がサーバ装置2に登録されるまで、他の診断者による同一診断対象における診断情報の表示を禁止する。
次に、副診断者が利用する端末装置3−2、3−3では、診断情報を入力しサーバ装置2へ登録すれば足りる。このため、図9にて説明した認証要求の際に、副診断者が操作部33を介して診断者ID及びパスワードを入力し、認証要求手段361にて入力された診断者ID及びパスワードを含む認証要求をサーバ装置2に送信する。
そして、副診断者として認証成功をしたか否かの判定し、ステップS102、S103の処理を実行し、診断対象についての診断情報を入力・サーバ装置2への登録を行うこととなる。
次に、図3に示す診断データテーブル300、図4に示す診断結果テーブル400、図5に示す正解率テーブル500を例にして、診断結果決定処理がどのように実施されるかについて説明する。
診断データテーブル300の診断対象ID301がT001である診断データにおいて、診断者ID302がD001である主診断者は、標本ID304がS001、S002、S003の各標本についての診断情報306をそれぞれG1、G3、G1と判断している。一方、標本ID304がS001、S002、S003の各標本について、診断者ID302がD002である副診断者は、診断情報306をそれぞれG1、G3、G1と判断し、診断者ID302がD003である副診断者は、それぞれG1、G5、G2と判断している。したがって、標本ID304がS001の標本については、全ての診断情報306が一致しているが、標本ID304がS002、S003の標本については、副診断者D003の診断情報306が一致していない。正解率テーブル500に示すように、この副診断者D003の上内視鏡についての正解率503は95.2%であり、所定値(99.8%)以下である。したがって、診断結果テーブル400に示すように、主診断者D001の診断情報306が診断結果403として決定される。
また、診断データテーブル300の診断対象ID301がT002である診断データにおいて、標本ID304がS006の標本について、主診断者D001及び副診断者D003は診断情報306をG4と判断しているが副診断者D002は診断情報306をG3と判断している。正解率テーブル500に示すように、この副診断者D002の一般細胞診についての正解率503は99.9%であり、所定値(99.8%)を超えている。したがって、診断結果の決定は留保され、診断対象ID301がT002である全ての診断データ及び留保した旨が表示部32に表示される。この場合は、その後、再検討した診断情報が入力されたときに、その入力された診断情報が診断結果として決定される。
次に、診断支援システム1における端末装置3−1とサーバ装置2との間の動作シーケンスについて説明する。
図10は、診断支援システム1における診断結果決定処理の動作シーケンス図である。この例では、サーバ装置2には既に、依頼登録装置4から診断依頼が登録され、画像登録装置5から診断画像が登録され、端末装置3−2、3−3から副診断者による診断情報が登録されているものとする。
まず、端末装置3−1の認証要求手段361が認証要求をサーバ装置2に送信する(ステップS201)。サーバ装置2の認証手段231は、端末装置3−1から認証要求を受信すると、端末装置3−1を利用する診断者が、登録された診断者であるか否かの認証処理を行って認証結果を端末装置3−1へ送信する(ステップS202)。
次に、端末装置3−1の情報取得手段362は、診断一覧要求をサーバ装置2に送信する(ステップS203)。サーバ装置2の情報管理手段232は、主診断者の認証がなされた端末装置3−1から診断一覧要求を受信すると、診断一覧及び進捗状況を端末装置3−1へ送信する(ステップS204)。
次に、端末装置3−1の情報取得手段362は、診断画像要求をサーバ装置2に送信する(ステップS205)。サーバ装置2の情報管理手段232は、主診断者の認証がなされた端末装置3−1から診断画像要求を受信すると、診断画像を端末装置3−1へ送信する(ステップS206)。
次に、端末装置3−1の情報取得手段362は、診断情報をサーバ装置2に送信する(ステップS207)。サーバ装置2の情報管理手段232は、主診断者の認証がなされた端末装置3−1から診断情報を受信すると、受信した診断情報を診断データテーブル300に記憶する(ステップS208)。
次に、端末装置3−1の情報取得手段362は、診断情報要求をサーバ装置2に送信する(ステップS209)。サーバ装置2の情報管理手段232は、主診断者の認証がなされた端末装置3−1から診断情報要求を受信すると、各診断者の診断データ及び副診断者の正解率を端末装置3−1へ送信する(ステップS210)。
次に、端末装置3−1の診断結果決定手段363は、診断結果決定処理を実施し(ステップS211)、決定した診断結果をサーバ装置2に送信する(ステップS212)。なお、診断結果決定処理は、図9に示したステップS106〜S114の処理に相当する。サーバ装置2の情報管理手段232は、端末装置3−1から診断情報を受信すると、受信した診断結果を診断結果テーブル400に記憶する(ステップS213)。
次に、端末装置3−1の更新制御手段365は、更新指示をサーバ装置2に送信する(ステップS214)。サーバ装置2の情報管理手段232は、主診断者の認証がなされた端末装置3−1から更新指示を受信すると、各診断者についての正解率を更新する(ステップS215)。
なお、副診断者が利用する端末装置3−2、3−3とサーバ装置2との間の動作シーケンスは、図10のステップS201〜S208と主診断者の権限がある端末装置と認証されたか副診断者の権限がある端末装置と認証されたかの違いがあるが基本的に同様であるため、説明を省略する。ただし、ステップS204において、サーバ装置2の情報管理手段232は、副診断者が利用する端末装置3−2、3−3へは、診断一覧のみを送信する。
以上説明してきたように、本発明の第1の実施形態による診断支援システムは、主診断者による診断情報と副診断者による診断情報が一致するか否かを判定し、一致した場合は診断結果を確定させる。また、信頼性の低い副診断者の診断情報が一致しなかった場合も診断結果を確定させる。これにより、迅速に診断結果を確定させることができる。一方、信頼性の高い副診断者の診断情報が一致しなかった場合は診断結果の確定を保留し、その旨を表示する。これにより、信頼性の高い診断者の診断情報が一致しなかった場合は別途打ち合わせを行って診断結果の正確性を向上できる。さらに、信頼性の低い副診断者の診断情報が一致しなかった場合はその旨を表示し、その副診断者に対して指導できるようになる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、端末装置3−1を主診断者が利用する端末とし、端末装置3−2、3−3を副診断者が利用する端末として説明したが、主診断者及び副診断者は、それぞれ何れの端末装置を利用してもよい。
また、副診断者は、一人以上であれば何人であってもよく、副診断者の数が多いほど、診断結果の精度が高くなる。副診断者が複数いる場合、各副診断者が異なる端末装置から診断情報を入力してもよいし、同一の端末装置から診断情報を入力してもよい。
また、診断支援システムが有する端末装置を一台のみとし、主診断者も副診断者と同一の端末装置から診断情報を入力するようにしてもよい。さらに、端末装置が依頼登録装置又は画像登録装置の機能を有して、診断依頼の登録処理と、診断画像の登録処理を行い、診断支援システムにおいて依頼登録装置又は画像登録装置を省略してもよい。さらに、端末装置がサーバ装置の機能を有して、各利用者の認証処理と、各診断情報の管理を行い、診断支援システムにおいてサーバ装置を省略してもよい。
また、本発明は病理診断を支援するシステムだけでなく、レントゲン写真等を用いた他の診断を支援するシステムにも適用することができる。その場合、診断画像として診断対象の組織の一部についての標本を撮影した画像の代わりにレントゲン写真が用いられる。
また、診断に用いるデータは、画像データに限定されず、例えば心電図等の波形信号データ又は音声データ等であってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態による診断支援システムについて説明する。第2の実施形態による診断支援システムでは、サーバ装置が診断支援装置の例となり、診断結果決定処理は、主診断者が利用する端末装置ではなく、サーバ装置で実行される。
第2の実施形態による診断支援システムの全体システム構成は、図1に示した第1の実施形態による診断支援システム1の全体システム構成と同様である。なお、第2の実施形態では、サーバ装置をサーバ装置6とし、各端末装置を端末装置7−1〜7−3として説明する。
第2の実施形態による端末装置7−1〜7−3は、図6に示した第1の実施形態による端末装置3−1〜3−3と比較して、診断結果決定手段363及び更新制御手段365が省略され情報取得手段362の一部機能が相違する。
図11に、第2の実施形態によるサーバ装置の機能ブロック図を示す。図11に示すように、第2の実施形態によるサーバ装置6は、図2に示した第1の実施形態によるサーバ装置2の機能ブロックと比較して、制御部63に情報取得手段633、診断結果決定手段634及び更新制御手段635が追加された点が大きく相違する。
通信処理部61は、第1の実施形態によるサーバ装置2の通信処理部21の機能に加えて、制御部63の制御に従って、診断結果決定処理により決定した診断結果、及び患者への報告内容をネットワークを介して端末装置7−1へ送信する機能を有する。
記憶部62、認証手段631及び情報管理手段632は、第1の実施形態によるサーバ装置2の記憶部22、認証手段231及び情報管理手段232と同様であるため詳細な説明を省略する。ただし、情報管理手段632は、診断データ及び副診断者の正解率を端末装置7−1へ送信せず、端末装置7−1から診断結果を受信するのではなく、診断結果決定手段634からの指示に応じて診断結果を診断結果テーブル400に記憶する。また、情報管理手段632は、端末装置7−1から更新指示を受信するのではなく、更新制御手段635からの指示に応じて正解率テーブル500における各診断者の正解率503を更新する。
情報取得手段633は、情報管理手段632が、主診断者が利用する端末装置7−1から診断情報を受信して診断データテーブル300に記憶したときに、その診断データにおける診断対象IDと同一の診断対象IDを持つ診断データを診断データテーブル300から読み出す。さらに、情報取得手段633は、読み出した診断データのうち副診断者の診断データにおける検体種別についてのその副診断者の正解率を正解率テーブル500から読み出す。
診断結果決定手段634は、第1の実施形態による端末装置3−1の診断結果決定手段363と同様にして、診断結果決定処理を実行する。診断結果決定手段634は、診断結果を決定すると、決定した診断結果を記憶部22の診断結果テーブル400に記憶するように情報管理手段632に指示する。さらに、診断結果決定手段634は、その診断結果、患者への報告内容及びこれらの情報の表示指示を通信処理部61を介して主診断者が利用する端末装置7−1へ送信する。診断結果決定手段634は、同一の診断対象IDを持つ診断データにおける診断情報が全て一致せず、且つ一致しない副診断者の正解率が所定値を超える場合、診断結果決定処理で用いた同一の診断対象IDを持つ全ての診断データ、決定を留保した旨及びこれらの情報の表示指示を端末装置7−1へ送信する。また、診断結果決定手段634は、同一の診断対象IDを持つ診断データにおける診断情報が1つでも一致せず、且つ一致しない副診断者の正解率が所定値以下である場合、主診断者の診断情報と副診断者の診断情報が一致しない旨及びその旨の表示指示を端末装置7−1へ送信する。
更新制御手段635は、診断結果決定手段634が診断結果を決定すると、各診断者についての正解率を更新するように情報管理手段632に指示する。
図12は、サーバ装置6により実行される診断結果決定処理の動作を示すフローチャートである。この例では、サーバ装置6には既に、依頼登録装置4から診断依頼が登録され、画像登録装置5から診断画像が登録され、端末装置7−2、7−3から副診断者による診断情報が登録されているものとする。
最初に、認証手段631は、端末装置7−1から診断者ID及びパスワードを含む認証要求を受信すると、認証処理を行って端末装置7−1に認証結果を送信する(ステップS301)。認証手段231による認証結果が主診断者として認証成功した、端末装置7−1から診断一覧要求を受信すると、情報管理手段632は診断一覧及び進捗状況を作成し、端末装置7−1に送信する(ステップS302)。次に、情報管理手段632は、端末装置7−1から診断画像要求を受信すると、診断画像を端末装置7−1に送信する(ステップS303)。
次に、情報管理手段632は、端末装置7−1から診断情報を受信すると、受信した診断情報を診断データテーブル300に記憶する(ステップS304)。この場合、端末7−1は、ステップS301にて主診断者として認証成功しているので、情報管理手段632が診断情報を登録すると、情報取得手段633は、診断データテーブル300から、その主診断者の診断データにおける診断対象IDと同一の診断対象IDを持つ診断データを読み出し、正解率テーブル500から副診断者の正解率を読み出す(ステップS305)。
ステップS306〜S31の処理は、図9のステップS106〜S114の処理とほぼ類似しているので、ここでは詳細な説明を省略し、相違する点を説明する。ステップS306〜S314の処理は、サーバ装置2の診断結果決定手段634により、記憶部62に記憶された診断データを参照しつつ実行される。ステップS309において、診断結果決定手段634は、診断結果決定処理で用いた同一の診断対象IDを持つ全ての診断データ、決定を留保した旨、及びこれらの情報の表示指示を端末装置7−1へ通知する。留保された主診断者の診断情報に対して再検討した旨と再検討した結果である診断情報を端末7−1から受信されるまで、診断結果の確定を留保する(ステップS310−No)。他方、留保された主診断者の診断情報に対して再検討した旨と再検討した結果である診断情報を受信すると(ステップS310−YES)、診断結果決定手段634は、その受信した診断情報を診断結果として決定する(ステップS311)。
また、ステップS313において、診断結果決定手段634は、主診断者の診断情報と副診断者の診断情報が一致しない旨及びその旨の表示指示を端末装置7−1へ送信する。
ステップS307、S311又はS313において診断結果が決定すると、情報管理手段232は、決定した診断結果を記憶部62の診断結果テーブル400に記憶する(ステップS314)。次に、診断結果決定手段634は、決定した診断結果及び患者への報告内容を端末装置7−1へ送信する(ステップS315)。次に、更新制御手段635は、各診断者についての正解率を更新するように情報管理手段632に指示し、情報管理手段632は、正解率テーブル500における各診断者の正解率503を更新する(ステップS317)。
なお、図9のフローチャートと同様に、ステップS309で診断結果の決定を留保した旨を端末装置7−1に送信した後、一端処理を終了し、新たな診断情報を別途受信するようにしてもよい。
図13は、第2の実施形態による診断支援システム1における診断結果決定処理の動作シーケンス図である。図13のステップS401〜S408の処理は、図10のステップS201〜S208の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS408において診断情報がサーバ装置6に登録されると、サーバ装置6の情報取得手段633が、診断データテーブル300から診断データを、正解率テーブル500から副診断者の正解率を読み出す。そして、診断結果決定手段634が、診断結果決定処理を実行する(ステップS409)。次に、情報管理手段632が、決定した診断結果を診断結果テーブル400に記憶し(ステップS410)、診断結果決定手段634が、決定した診断結果及び患者への報告内容を端末装置7−1へ送信する(ステップS411)。次に、情報管理手段632が、正解率テーブル500における各診断者の正解率503を更新する(ステップS412)。
以上説明してきたように、本発明の第2の実施形態による診断支援システムは、サーバ装置が診断結果決定処理を実行する。これによっても、第1の実施形態と同様に、全ての診断者による診断結果が一致する場合および信頼性の低い副診断者のみが不一致であった場合は迅速に診断結果を確定させることができ、信頼性の高い副診断者の診断情報が一致しなかった場合は別途打ち合わせを行って診断結果の正確性を向上できる。さらに、信頼性の低い副診断者の診断情報が一致しなかった場合はその旨を表示し、その副診断者に対して指導できるようになる。
このように、当業者は、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
1 診断支援システム
2、6 サーバ装置
3−1、3−2、3−3、7−1、7−2、7−3 端末装置
21、31、61 通信処理部
32 表示部
33 操作部
34 入出力部
22、35、62 記憶部
23、36、63 制御部
231、631 認証手段
232、632 情報管理手段
233、362、633 情報取得手段
234、363、634 診断結果決定手段
235、365、635 更新制御手段
361 認証要求手段
364 表示制御手段

Claims (7)

  1. 診断対象、診断者、特定権限の有無、及び当該診断者による診断情報を対応させた診断データ、及び診断者について診断の正解率を記憶する記憶部と、
    特定権限を有する診断者の診断データが前記記憶部に登録されると、当該診断データにおける診断対象と同一の診断対象を持つ診断データを前記記憶部から取得する情報取得部と、
    前記情報取得部にて取得した診断データにおける診断情報が全て一致、または診断情報が不一致かつ当該不一致の診断データにおける特定権限を有さない診断者の正解率が信頼に足りない所定の基準を満たせば前記特定権限を有する診断者の診断情報を診断結果と決定し、その他の場合は診断結果の決定を留保する診断結果決定部と、を有することを特徴とした診断支援システム。
  2. 前記診断者が見る表示部と、
    前記診断結果決定が診断結果の決定を留保した場合に、前記情報取得部にて取得した全ての診断データ及び留保した旨を前記表示部に表示させる表示制御部を更に有する請求項1に記載の診断支援システム。
  3. 前記診断結果決定部は、前記特定権限を有する診断者により前記留保された診断情報を再検討した結果である診断情報が入力されると、当該診断情報を診断結果と決定する請求項1または請求項2に記載の診断支援システム。
  4. 前記表示制御部は、前記特定権限を有する診断者が前記記憶部に診断情報を登録するまで、他の診断者が記憶させた同一診断対象における診断情報の表示を禁止する請求項に記載の診断支援システム。
  5. 前記診断結果と前記診断情報とが一致したか否かの結果を用いて前記正解率を更新するように指示する更新制御手段をさらに有する、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の診断支援システム。
  6. 診断対象、診断者、特定権限の有無、及び当該診断者による診断情報を対応させた診断データ、及び診断者について診断の正解率を記憶する記憶部と、入力部と、情報取得部と、診断結果決定部と、を有する診断支援装置における診断支援方法であって、
    前記入力部が、特定権限を有する診断者からの診断データを入力し、
    前記情報取得部が、前記入力された診断データにおける診断対象と同一の診断対象を持つ診断データを前記記憶部から取得し、
    前記診断結果決定部が、取得した前記診断データにおける診断情報が全て一致、または診断情報が不一致かつ当該不一致の診断データにおける特定権限を有さない診断者の正解率が信頼に足りない所定の基準を満たせば前記特定権限を有する診断者の診断情報を診断結果と決定し、その他の場合は診断結果の決定を留保することを特徴とした診断支援方法。
  7. 診断対象、診断者、特定権限の有無、及び当該診断者による診断情報を対応させた診断データ、及び診断者について診断の正解率を記憶する記憶部を有する診断支援装置に実行させる診断支援プログラムであって、
    特定権限を有する診断者からの診断データを入力する工程と、
    前記入力された診断データにおける診断対象と同一の診断対象を持つ診断データを前記記憶部から取得する工程と、
    取得した前記診断データにおける診断情報が全て一致、または診断情報が不一致かつ当該不一致の診断データにおける特定権限を有さない診断者の正解率が信頼に足りない所定の基準を満たせば前記特定権限を有する診断者の診断情報を診断結果と決定し、その他の場合は診断結果の決定を留保する工程を含むことを特徴とした診断支援プログラム。
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