JP5561009B2 - ネットワーク中継装置、ネットワーク中継装置の制御方法およびネットワーク中継装置の制御プログラム - Google Patents

ネットワーク中継装置、ネットワーク中継装置の制御方法およびネットワーク中継装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク中継装置、ネットワーク中継装置の制御方法および制御プログラムに関する。
従来より、電子機器、たとえば、計算機(コンピュータ)においては、種々の拡張ボードを実装することによって、単一の計算機によって複数の所望の機能を実現できることがしられている。実装された拡張ボードを動作させるためには、一般的に、対応するソフトウェアおよび最適化されたデバイスドライバが必要であり、計算機の不揮発性記憶装置には、実装されている拡張ボードのソフトウェアがそれぞれインストールされていた(例えば、特許文献1)。
また、計算機に装着されている複数のリムーバブル記憶媒体によって実現される機能を組み合わせて実行するための技術が提案されている(たとえば、特許文献2)。
特開平6−35566号公報 特開2007−272845号公報
しかしながら、通信装置、たとえば、ネットワーク中継装置が、複数の機能を実現可能な能力を有している場合に、各機能をどのように選択、実行するかについては検討されていなかった。また、計算機と比較して、一般的にメモリリソースが少ない通信装置において、通信装置が実現可能な複数の機能をどのように実現すべきかについて十分な検討がなされていなかった。さらには、各機能を切り替えて実行する際における利用者の利便性について検討されていなかった。
本発明は上記課題の少なくとも一部を解決するためになされた発明であり、複数の機能を実現可能なネットワーク中継装置における機能選択の容易性、利便性の向上を目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は以下の種々の態様を採る。
第1の態様は、ネットワーク中継装置を提供する。第1の態様に係るネットワーク中継装置は、それぞれが異なる機能を実現可能な複数の機能実行部と、識別情報と記憶部とを備える外部装置から識別情報を取得し、取得された前記識別情報に基づいて、前記複数の機能実行部のいずれかを選択して実行させる選択部とを備える。
第1の態様に係るネットワーク中継装置によれば、識別情報と記憶部とを備える外部装置から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて、複数の機能実行部のいずれかを選択して実行するので、複数の機能を実現可能なネットワーク中継装置における機能選択の容易性、利便性を向上させることができる。
第1の態様に係るネットワーク中継装置はさらに、前記選択された機能実行部の動作条件を変更するための動作条件変更部と、前記動作条件変更部によって前記動作条件が変更されると、変更された前記動作条件を前記外部装置の記憶部に書き込む動作条件書き込み部とを備え、前記選択部はさらに、前記外部装置から前記動作条件を取得して選択された機能実行部の動作条件に設定しても良い。この場合には、変更された動作条件が外部装置の記憶部に書き込まれるので、次回以降、動作条件を改めて設定することなく選択された機能実行部を実行することができる。
第1の態様に係るネットワーク中継装置はさらに、前記外部装置とデータをやりとりするための外部装置通信部を備え、前記選択部は前記外部装置通信部を介して前記外部装置から前記識別情報を取得しても良い。この場合には、外部装置通信部を介して外部装置から識別情報を取得することができる。
第1の態様に係るネットワーク中継装置において、前記選択部は、前記外部装置と前記外部装置通信部との間で通信が確立されると、前記選択した機能実行部を実行させても良い。この場合には、外部装置から識別情報を取得した後、直ちに、ネットワーク中継装置を選択した機能実行部として機能させることができる。
第1の態様に係るネットワーク中継装置において、前記選択部は、現在、実行されている機能実行部において実行中の処理が終了すると、前記選択した機能実行部を実行させても良い。この場合には、機能実行部が実行中の処理を完了した後に、他の機能実行部を実行することができる。
第1の態様に係るネットワーク中継装置はさらに、前記外部装置と前記外部装置通信部との間で通信が確立されると、前記選択部によって選択された機能実行部の実行が可能であることを報知する報知部と、前記報知された機能実行部の実行を指示する実行入力を取得する実行入力取得部を備え、前記選択部は、前記実行入力が取得されると前記選択した機能実行部を実行させても良い。この場合には、実行入力の入力を受けて、実行機能部の実行を開始することができる。
第1の態様に係るネットワーク中継装置において、前記機能実行部は、ルータ機能実行部、ブリッジ機能実行部、イーサネットコンバータ機能実行部、デバイスサーバ機能実行部および中継器機機能実行部のうち、少なくとも2つの機能実行部を含んでも良い。この場合には、1のネットワーク中継装置10をいずれかの機能実行部として動作させることができる。
第1の態様に係るネットワーク中継装置において、前記選択部は、デフォルト機能実行部として、ブリッジ機能実行部を選択しても良い。この場合には、外部装置が装着されない場合にも、ネットワーク中継装置をブリッジ機能実行部として動作させることができる。
第2の態様は、それぞれが異なる機能を実現可能な複数の機能実行部を備えるネットワーク中継装置の制御方法を提供する。第2の態様に係るネットワーク中継装置の制御方法は、識別情報と記憶部とを備える外部装置から識別情報を取得し、取得された前記識別情報に基づいて、前記複数の機能実行部のいずれかを選択して実行させることを備える。
第3の態様は、それぞれが異なる機能を実現可能な複数の機能実行部を備えるネットワーク中継装置の制御プログラムを提供する。第3の態様に係るネットワーク中継装置の制御プログラムは、識別情報と記憶部とを備える外部装置から識別情報を取得する機能と、取得された前記識別情報に基づいて、前記複数の機能実行部のいずれかを選択して実行させる機能とをコンピュータによって実行させる。
第2の態様に係るネットワーク中継装置の制御方法および第3の態様に係るネットワーク中継装置の制御プログラムは、第1の態様に係るネットワーク中継装置と同様の利点を得ることができる。第2の態様に係るネットワーク中継装置の制御方法および第3の態様に係るネットワーク中継装置の制御プログラムは、第1の態様に係るネットワーク中継装置と同様にして種々の態様にて実現され得る。さらに、本発明の第3の態様に係るネットワーク中継装置の制御プログラムは、CD、DVD、HDDといったコンピュータ読み取り可能媒体に記録されたコンピュータプログラムとしても実現され得る。
本実施例に係るネットワーク中継装置を含むネットワークシステムの概略構成を示す説明図である。 本実施例に係るネットワーク中継装置の内部概略構成の一例を示す説明図である。 本実施例に係るネットワーク中継装置のメモリに格納されている各種プログラムおよびファームウェアの一例を示す説明図である。 本実施例に係るネットワーク中継装置に装着される外部装置の内部概略構成の一例を示す説明図である。 本実施例に係るネットワーク中継装置によって実行される機能部実装処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。 本実施例に係るネットワーク中継装置によって実行される機能部実装処理時における各メモリに対するアクセスを模式的に示す説明図である。
ネットワーク中継装置を含むネットワークシステムの構成:
図1は本実施例に係るネットワーク中継装置を含むネットワークシステムの概略構成を示す説明図である。ネットワークシステムNSは、ネットワーク中継装置10、ネットワーク中継装置10のWAN側に有線接続されているルータ30、ネットワーク中継装置10のLAN側に有線接続されている1または複数のレイヤー2(L2)スイッチ31、1または複数の有線LAN端末32、無線接続されている1または複数の無線子機端末33、ネットワーク中継装置10のWAN側に無線接続されているインターネットアクセスポイント34、ネットワーク中継装置10のLAN側に無線接続されている無線アクセスポイント35、デバイスとしてのプリンタ36を備えている。
ネットワーク中継装置10は、動作状況、動作条件(設定情報)、エラーメッセージ等を表示するための表示部12と、設定情報を入力、実行するためのキー入力部14、およびUSBインタフェース150を備えている。なお、表示部12として、単にエラー、警告等を報知する表示灯が用いられても良く、キー入力部14は、表示部12上に表示されるソフトキーとして実現されても良い。
本実施例に係るネットワーク中継装置は、後述するように、ブリッジ機能実行部(無線LAN親機ブリッジ機能実行部)、デバイスサーバ機能実行部、イーサネットコンバータ機能実行部(無線子機機能実行部)、中継器機機能実行部およびルータ機能実行部(無線LAN親機ルータ機能実行部)とった複数の機能実行部を実現可能な構成を備えている。すなわち、ファームウェアの書き換えによって、複数の機能実行部のうち、いずれか一の機能実行部を実行できるハードウェア構成並びにソフトウェア構成(ファームウェア)を備えている。なお、本実施例において、ブリッジ機能実行部とは、MACアドレスに基づき同一ネットワーク内にてフレームの転送処理を実行可能な機能部を意味し、たとえば、レイヤー2スイッチによって提供される機能に相当する機能を提供する。なお、MACアドレスに基づく転送処理は、ソフトウェアによって実現されても良く、あるいはハードウェアによって実行されても良い。デバイスサーバ機能部とは、プリンタ、大容量記憶装置といったデバイスに対してネットワークを介したアクセスを実現するための機能部を意味する。イーサネットコンバータ機能実行部は、有線LAN通信と無線LAN通信間における信号変換処理を実行する機能部を意味し、有線LAN端子に接続されるインタフェースを有する無線LAN子機を意味する。中継器機能実行部とは、アクセスポイントとして機能する無線親機と無線子機との間に配置され、無線信号の増幅を行うリピータ機能を実行するための機能部を意味する。ルータ機能部とは、IPアドレスに基づき異なるネットワーク間でのパケットの転送処理を実行可能とする機能部を意味する。
ルータ30は、モデムを内蔵し、インターネット回線INTと有線接続されており、ネットワーク中継装置10がブリッジ機能実行部として機能する際に、ワイドエリアネットワーク(WAN)であるインターネット回線INTと接続するために用いられる。具体的には、ルータ30は、DHCPクライアント、PPPoEクライアントまたはIPアドレス固定クライアントとして、有線通信によって、外部ネットワークを介した通信を実行する。ルータ30がDHCPクライアントとして機能する際には、ルータ30が使用すべきIPアドレスは、例えば、インターネットサービスプロバイダ(ISP)が備えているDHCPサーバによって付与される。ルータ30がPPPoEクライアントとして機能する際には、ISPが備えるPPPoEサーバに対する認証処理を終えた後、ルータ30が使用すべきIPアドレスがPPPoEサーバによって付与される。あるいは、ルータ30には、固定のグローバルIPアドレスが設定されていても良い。
1または複数のスイッチ31、有線LAN端末32および無線子機端末33は、たとえば、ネットワーク中継装置10がブリッジ機能実行部またはルータ機能実行部として機能する場合に用いられ得る。
インターネットアクセスポイント34は、ネットワーク中継装置10がルータ機能実行部として機能する場合に、ネットワーク中継装置10の無線WAN側通信部によって無線通信によりアクセスされる。
プリンタ36は、ネットワーク中継装置10がデバイスサーバ機能実行部として機能するときに用いられ得る。
無線アクセスポイント35から無線子機端末33への通信は、ネットワーク中継装置10が中継器機能実行部として機能する際に、ネットワーク中継装置10によって中継される。
インターネット回線INTとネットワーク中継装置10とは、ネットワーク中継装置10がルータ機能実行部として機能する場合に、WAN側通信部もしくはWAN側無線通信部と接続される。
ネットワーク中継装置10のUSBインタフェース150には、USB端子を備える種々の外部装置が装着されるが、本実施例では、後述するように、外部装置としてUSBメモリ20が装着される。
ネットワーク中継装置の構成:
図2は本実施例に係るネットワーク中継装置の内部概略構成の一例を示す説明図である。ネットワーク中継装置10は、中央演算装置(CPU)100、リードオンリメモリ(ROM110、ランダムアクセスメモリ(RAM)120、LAN側通信部130、LAN側無線通信部135、WAN側通信部140、WAN側無線通信部145、USBインタフェース150、ストレージ160、表示部12、キー入力部14およびこれら各構成を双方向通信可能に接続する内部バス190を備えている。
CPU100は、ROM110に格納されている機能部実装処理用プログラム(モジュール)を実行する。ROM110は、機能部実装処理用プログラムを始めとする各種プログラム、ネットワーク中継装置10が実現可能な機能実現部に応じたファームウェアを格納する不揮発性メモリである。ROM110に格納されている機能部実装処理用プログラム、ファームウェアの詳細については後述する。RAM120はプログラムを展開して実行し、あるいは、実装すべき機能実行部に対応するファームウェアを格納するための作業領域を提供する揮発性メモリである。
LAN側通信部130は、たとえば、L2スイッチ31あるいは有線LAN端末32と接続するためのイーサネットケーブルを接続するための物理的な接続端子、パケットデータを送受信するための信号処理を実行する信号処理部を備えており、1または複数のインターフェース(ポート)を備えている。有線通信の方式は、たとえば、IEEE802.3規格に準拠した有線通信方式が用いられる。
LAN側無線通信部135は、たとえば、無線子機端末33と無線通信を実行するために、パケットデータを無線通信によって送受信するための信号処理を実行する無線信号処理部、無線LAN親機もしくは無線LAN中継装置として機能するために必要な設定情報を格納する設定情報格納メモリ、無線通信を行うためのアンテナを備えている。無線通信の方式は、例えば、IEEE802.11に準拠した無線通信方式が採用される。
WAN側通信部140は、ルータ30またはインターネット回線端末装置と接続するためのイーサネットケーブルを接続するための物理的な接続端子、パケットデータを送受信するための信号処理を実行する信号処理部を備えている。なお、WAN側通信部140がルータ30を介してインターネット回線INTと接続される場合には、ネットワーク中継装置10はブリッジ機能実行部として、WAN側通信部140が直接インターネット回線INTと接続される場合には、ネットワーク中継装置10はルータ機能実行部として動作する。いずれの場合にも、WAN側通信部140は、ネットワーク中継装置10を外部ネットワーク(広域ネットワーク)に接続するためのインターフェース(ポート)として機能する。
WAN側無線通信部145は、無線通信によって、ネットワーク中継装置10を外部ネットワークに接続する。無線通信の方式は、例えば、IEEE802.11に準拠した無線通信方式、または、第3世代移動通信システム(3G)、LTE(Long Term Evolution)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)を始めとする移動体通信システムに準拠した無線通信方式を採用することができる。WAN側無線通信部145は、パケットデータを無線通信によって送受信するための信号処理を実行する無線信号処理部、必要な設定情報を格納する設定情報格納メモリ、無線通信を行うためのアンテナを備えている。
USBインタフェース150は、ユニバーサルシリアルバス規格に準拠した通信形式によって外部装置との間でデータ、制御信号をやりとりするための接続端子並びにコントローラ(ホスト)を含むインターフェース(ポート)である。本実施例では、既述のように外部装置としてUSBメモリ20が接続される。なお、外部装置を接続するためのインタフェースとしては、USBインタフェース150に限られることはなく、たとえば、RFID(Radio Frequency IDentification)といった非接触式のインタフェースが用いられても良い。
ストレージ160は、いわゆる、大容量記憶装置であり、磁気ディスクドライブ方式のハードディスクドライブ、半導体記憶素子方式のフラッシュメモリドライブ等の各記憶装置が用いられる。
なお、ネットワーク中継装置10には、この他にも、MACアドレスと出力ポートとを対応付けたMACテーブル、IPアドレスのネットワーク番号と出力ポートとを対応付けたルーティングテーブルを格納しているアドレスメモリ、受信したパケットを一時的に格納するバッファメモリを備えていても良い。さらに、ネットワーク中継装置10は、レイヤー2(L2)レベルのスイッチング動作とレイヤー3(L3)レベルのフォワーディング動作を実行するためのスイッチ回路を備えていても良い。
図3は本実施例に係るネットワーク中継装置のメモリに格納されている各種プログラムおよびファームウェアの一例を示す説明図である。図3を参照してROM110に格納されている各種プログラムおよびファームウェアについて説明する。本実施例に係る機能部実装プログラムは、選択モジュールM1、動作条件変更モジュールM2、動作条件書き込みモジュールM3および報知モジュールM4を含んでいる。選択モジュールM1は、CPU100によって実行されることによって、外部装置としてのUSBメモリ20から識別情報を取得し、取得した識別情報にしたがって同じくROM110に格納されているいずれかのファームウェアを選択してRAM120上にインストール(格納)する。RAM120上にファームウェアがインストールされることによって、選択されたファームウェアに対応する機能実行部がネットワーク中継装置10に実装される。すなわち、選択モジュールM1がファームウェアをRAM120上にインストールすることによって、ネットワーク中継装置10は、インストールされた機能を実現する装置として動作する。なお、選択モジュールM1は、識別情報に加えて、以下に述べる動作条件をUSBメモリ20から取得し、選択した機能実行部の動作条件に設定しても良い。
動作条件変更モジュールM2は、CPU100によって実行されることによって、実行中の機能実行部(ファームウェア)の動作条件を設定または変更する。具体的には、動作条件変更モジュールM2は、機能実行部の初回実装時に設定された動作条件を動作情報としてRAM120に書き込むと共に、変更された動作条件をRAM120に書き込む。動作条件書き込みモジュールM3は、CPU100によって実行されることによって、初回実装時に設定された動作条件および変更された動作条件をUSBメモリ20に書き込む。この結果、USBメモリ20には、常に、最新の動作情報が格納されることとなる。なお、各機能実行部に対して設定され得る具体的な動作条件並びに動作条件の変更例については後述する。
報知モジュールM4は、CPU100によって実行されることによって、RAM120に対して、選択された(該当する)ファームウェアをインストールし、機能実行部を実行する準備ができたことを報知する。具体的には、報知モジュールM4は、表示部12上に、実行の有無を問い合わせる画面を表示させる。報知モジュールM4による報知(問い合わせ)は、装着中のUSBメモリ20が取り外され、異なるUSBメモリ20が装着された場合に有用である。すなわち、異なるUSBメモリ20が装着されたタイミングにて機能実行部の切り替えを問い合わせることによって、ユーザが意図しない機能実行部の切り替えを防止することができる。
次に、ROM110に格納されているファームウェアについて説明する。本実施例では、ROM110には、ブリッジ機能実行部を実現するためのブリッジファームウェアFW1、デバイスサーバ機能実行部を実現するためのデーバイスサーバファームウェアFW2、ルータ機能実行部を実現するためのルータファームウェアFW3、イーサネットコンバータ機能実行部を実現するためのイーサネットコンバータファームウェアFW4、中継器機能実行部を実現するための中継器ファームウェアFW5が格納されている。なお、各ファームウェアには、各ファームウェアをRAM120上にインストールするためのローダプログラムが含まれている。
USBメモリの構成:
図4は本実施例に係るネットワーク中継装置に装着される外部装置の内部概略構成の一例を示す説明図である。本実施例では外部装置としてUSBメモリ20を用いている。USBメモリ20は、記憶部21、制御部22、入出力インタフェース(I/F)23および接続端子24を備えている。記憶部21は、ネットワーク中継装置10を特定の機能実行部として動作させるための識別情報IDを格納している。この識別情報IDは、ネットワーク中継装置10に実装されるべき機能実行部と一意に対応付けられており、一のUSBメモリ20によって、一の機能実行部のみがネットワーク中継装置10に実装される。また、識別情報IDは、プロダクトIDとして予めUSBメモリ20に割り当てられている識別情報IDでも良く、あるいは、プロダクトIDとは別の識別情報IDとして記憶部21に格納されている識別情報IDでも良い。
制御部22は、I/F23を介して受信した接続されているホスト装置からの制御コマンドに応じて、記憶部21に対するデータの書き込み、あるいは、記憶部21からのデータの読み出しの制御を実行する。I/F23はホスト装置との通信方式とUSBメモリ20内部における通信方式との間で信号形式の変換を実行する。
動作情報:
各機能実行部について設定される動作条件(動作情報)の一例について説明する。
(1)ブリッジ機能実行部:
ブリッジ名:ユーザ設定によりデバイスに付与される名称;IPアドレス:デバイスに割り当てられるIPアドレス、MACアクセス制限:アクセスを制限または許容するMACアドレスの設定等。
(2)デバイスサーバ機能実行部:
ホスト名:ユーザ設定によりデバイスに付与される名称;IPアドレス:デバイスに割り当てられるIPアドレス、デフォルトゲートウエイ:ネットワークの外のコンピュータへアクセスする際にゲートウェイとなる機器のIPアドレス、この他に、プライマリDNSサーバ、セカンダリDNSサーバ等。
(3)イーサネットコンバータ機能実行部:
親機接続設定として、SSID:無線アクセスポイントを識別するための識別子、暗号化方式:AES方式、WEP方式といった無線通信の暗号化方式、暗号キー:暗号化に用いられる鍵;
本体アドレス設定として、DHCP 有効/無効:DHCPサーバの使用の有無;
拡張設定として、無線通信で使用するMACアドレス、a/g切り替え(2.4GHz/5GHz無線):無線通信に使用する周波数の設定;
LAN端子の接続先名として使用されるLAN端子用の無線子機名、管理パスワード等。
(4)ルータ機能実行部:
LAN設定として、IPアドレス取得方法:IPアドレスの動的な取得または手動設定の切り替え、PPPoE設定:PPPoEの設定(アカウント、パスワード);
無線設定として、WPS:クライアント(子機)をアクセスポイント(親機)に登録する方式(ボタン方式、PIN方式)の設定、MACアクセス制限:アクセスを制限または許容するMACアドレスの設定;
セキュリティ設定として、ファイヤーオールの設定、IPフィルタ:IPアドレスのフィルタリング設定;
ゲーム・アプリ設定として、UPnP:ユニバーサルプラグアンドプレイの設定の有無;
管理設定として、パスワードの設定等。
(5)中継器機能実行部:
中継器−無線子機間の暗号化設定として、SSID、暗号方式、暗号キー;
無線親機−中継器間の暗号化設定として、SSID、暗号方式、暗号キー:
AOSS接続先情報の編集;
管理設定として、リピータ名:ユーザ設定による中継器の名称、管理パスワード:
無線LANからの設定、設定有線ポートからの設定等。
これら各種情報は、ネットワーク中継装置10を各機能実行部として機能させる際に設定が必要な情報であり、ネットワーク中継装置10を各機能実行部として初めて機能させる際に設定を要する。本実施例では、一度設定された動作条件は動作情報としてUSBメモリ20の記憶部21に書き込まれ、また、選択された機能実行部の実行中に動作条件が変更された際には、USBメモリ20の記憶部21に対して変更された動作情報が書き込まれる。動作情報の変更は、例えば、ネットワーク環境の変化、ネットワーク構成の変更等があった場合に、ユーザによって適宜実行され得る。変更された動作情報の書き込みは、変更された動作条件を含めて、RAM120上の動作情報格納領域120bに格納されている動作情報をUSBメモリ20の記憶部21に上書きすることによって実行されても良く、あるいは、USBメモリ20の記憶部21における動作情報のうち、変更された動作条件のみを変更することによって実行されても良い。
機能部実装処理:
図5は本実施例に係るネットワーク中継装置によって実行される機能部実装処理の処理ルーチンを示すフローチャートである。図6は、実施例に係るネットワーク中継装置によって実行される機能部実装処理時における各メモリに対するアクセスを模式的に示す説明図である。
本処理ルーチンは、ネットワーク中継装置10の電源がオンされると実行開始される。CPU100は、ネットワーク中継装置10が有するデフォルトの実行機能部としてブリッジ機能実行部を実装する。具体的には、CPU100はROM110からブリッジファームウェアFW1を読み出して、RAM120にインストールする、ブリッジFWインストール処理を実行する(ステップS100)。
ROM110上のファームウェアをRAM120にインストールする処理の概念について図6を参照して説明する。ネットワーク中継装置10が電源オンされると、あるいは、ネットワーク中継装置10が初期化されると、CPU100は、ROM110に格納されているデフォルト機能実行部を選択するための識別情報IDを取得し、取得したデフォルト機能実行部識別情報に対応するROM110のアドレスにアクセスする。なお、識別情報IDとROM110のアドレスとは予めテーブル等によって対応付けられている。各ファームウェア格納領域の先頭領域には、ローダプログラムRP、すなわち、インストールプログラムが格納されており、CPU100が識別情報IDに対応するアドレスにアクセスすると、インストールプログラムが起動し、ブリッジファームウェアFW1およびブリッジファームウェアFW1の動作条件(動作情報)がRAM120の実装ファームウェア格納領域120aおよび動作情報格納領域120bにそれぞれインストールされる。ファームウェアのインストールに当たっては、各ファームウェアに共通するデータについては共通データ格納領域CAに格納しておき、参照するようにしても良い。なお、ネットワーク中継装置10を初めて動作させる際の動作情報はユーザによって設定される。また、ユーザによって設定されたデフォルト機能実行部の動作情報は、ネットワーク中継装置10が備えるメモリ、例えば、EEPROM、書き換え可能な不揮発性領域に書き込まれる。以降、ネットワーク中継装置10の起動時には、当該書き換え可能な不揮発性領域に書き込まれている動作情報が用いられる。
CPU100はUSBメモリ20が装着されるまで待機し(ステップS110:No)、USBメモリ20が装着されると(ステップS110:Yes)、初期化処理を実行する(ステップS120)。具体的には、RAM120における実装ファームウェア格納領域120aおよび動作情報格納領域120bがクリアされる。なお、USBメモリ20の装着の検出は、USB規格に基づいて検出することが可能であり、ネットワーク中継装置10とUSBメモリ20との間で通信が確立された状態ということができる。また、USBメモリ20に代えて、非接触メモリが用いられる場合には、ネットワーク中継装置10と非接触メモリとの間で無線通信が確立した場合に、通信が確立された状態ということができる。いずれの場合にも、USBメモリ20または非接触メモリから識別情報を取得可能な状態であれば良い。
CPU100は、選択モジュールM1を実行して、USBメモリ20から識別情報IDを取得し、ネットワーク中継装置10に実装すべき機能実行部を選択する(ステップS130)。識別情報IDの取得は、周知のプラグアンドプレイ動作によって実行される。すなわち、ホストとして機能するUSBインタフェース150は、USBメモリ20が装着されるとUSBメモリ20に対してプロダクトIDを含むデバイスディスクリプタの送信を要求し、デバイスディスクリプタを取得する。したがって、選択モジュールM1は、USBインタフェース150によって取得されたプロダクトIDを識別情報IDとして取得することによって、USBメモリ20から識別情報IDを取得することができる。なお、プロダクトIDに代えて、記憶部21の所定のアドレスに格納されている機能実行部識別情報を取得しても良い。この場合には、USBインタフェース150とUSBメモリ20との間で通信接続が確立された後、選択モジュールM1がUSBメモリ20の所定のアドレスに格納されている機能実行部識別情報(識別情報ID)を読み出すことによって、実現される。
CPU100は、選択モジュールM1を実行して、取得した識別情報IDに対応する機能実行部を実現するためのファームウェアが格納されているROM110上の格納位置をアドレスする。既述のように、各ファームウェア格納領域の先頭領域にはインストールプログラムが格納されているので、アドレスされた格納位置に格納されているファームウェアがRAM120上にインストールされる。また、選択モジュールM1はUSBインタフェース150を介してUSBメモリ20にアクセスし、記憶部21に格納されている動作情報を取得して、RAM120に格納する。この結果、選択モジュールM1を実行により選択された機能実行部がネットワーク中継装置10に実装される(ステップS140)。
CPU100は、機能実行部の実装後に、機能実行部の動作情報の変更が要求された場合には、動作条件変更モジュールM2を実行して、RAM120の動作情報格納領域120bに格納されている動作情報を変更する。動作情報の変更は、たとえば、差分(変更分)を書き込むことによって実行される。
CPU100は、動作条件変更モジュールM2によって、RAM120の動作情報格納領域120bが変更されると、動作条件書き込みモジュールM3を実行して、RAM120に格納されている動作情報をUSBメモリ20の記憶部21に記録する(ステップS150)。この結果、機能実行部が切り替えられた際に、最新の動作条件が動作情報として導入されることとなり、ユーザは切り替えの都度、動作条件を設定しなくても良い。すなわち、ユーザは面倒な動作条件の設定作業を行うことなく、機能実行部を最新の環境で動作させることができる。
CPU100は、USBメモリ20の取り外しを監視し(ステップS160:No)、USBメモリ20が取り外されると(ステップS160:Yes)、ネットワーク中継装置10の停止要求の有無を判定する(ステップS170)。CPU100は、ネットワーク中継装置10の停止要求が発生していないと判断した場合には(ステップS170:No)、ステップS110に移行し、USBメモリ20の装着を待機する。一方、CPU100は、ネットワーク中継装置10の停止要求が発生していると判断した場合には(ステップS170:Yes)、本処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、複数の機能実行部を実現可能な本実施例に係るネットワーク中継装置10によれば、外部装置としてのUSBメモリ20の装着によって、実装すべき機能実現部を選択し、決定することができる。したがって、複数の機能実行部を実現可能なネットワーク中継装置10における、機能実行部の切り替えを簡易に行うことができる。この結果、ユーザによる機能実行部選択の不可を軽減することができる。
本実施例に係るネットワーク中継装置10によれば、USBメモリ20の装着により選択された機能実行部の動作条件(設定)は、動作情報としてUSBメモリ20の記憶部21に書き込まれる。したがって、USBメモリ20に対応付けられている機能実行部と動作条件とを対応付けて格納することが可能となり、次回装着時に、選択された機能実行部の設定を自動で行うことが出来る。この結果、ユーザは、USBメモリ20を装着するだけで、手動設定を行うことなく。機能実行部の切り替えと、動作条件の設定を完了させることが可能となり、機能実行部切り替え時におけるユーザの負担をさらに軽減することができる。
その他の実施例:
(1)上記実施例では、USBメモリ20の取り外し後、次のUSBメモリ20の装着まで待機しているが、待機時間が一定の時間を経過した後に、デフォルトの機能実行部、上記実施例では、ブリッジ機能実行部、を実装してもよい。この場合には、ネットワーク中継装置10の機能実行部が長期間不定状態となり得る可能性を防止または低減することができる。また、例えば、デフォルト機能実行部として、ユーザによって最も使用頻度の高い機能実行部が設定されている場合には、USBメモリ20の非装着がデフォルト機能実行部の実装要求の選択要求であるとすることによって、ネットワーク中継装置10における機能実行部の選択作業の効率化を図ることができる。
(2)上記実施例では、ブリッジ機能実行部がデフォルト機能実行部として設定されているが、他の機能実行部がデフォルト機能実行部として設定されていても良い。また、USBメモリ20の装着により選択された機能実行部を、デフォルト機能実行部として設定できる構成を備えていてもよい。この場合には、ネットワーク中継装置10の主たる用途が変化した場合であっても、変更後の機能実行部をデフォルト機能実行部として設定することが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
(3)上記実施例では、外部装置としてUSBメモリ20を例にとって用いているが、この他にも、SDメモリ、CFメモリといった種々の規格の外部メモリ装置が用いられても良い。さらに、USBメモリ20として記憶部が着脱可能な構成を備え、当該記憶部として、SDメモリ等が装着されて用いられても良い。
(4)上記実施例では、外部装置としてUSBメモリ20が装着されると、機能実行部が切り替えられる例を用いて説明しているが、USBメモリ20の装着前に、ネットワーク中継装置10に実装されている機能実行部が処理実行中の場合には、実行中の処理が完了したタイミングにて、機能実行部の切り替え(実装)が実行されても良い。この場合には、ネットワーク中継装置10において処理が実行されている最中に、USBメモリ20の抜挿が実行されても実行中の処理を完了することができる。したがって、USBメモリ20の抜挿に伴う処理実行エラーを防止することが出来ると共に、他の機能実行部への切り替えのためのUSBメモリ20の抜挿を、実行中処理の完了を待つことなく実行することができる。
さらに、ネットワーク中継装置10への機能実行部の実装の前に、表示部12に機能実行部の切り替えの報知表示を行っても良い。この場合には、報知表示と合わせて、機能実行部切り替えの実行を入力するためのソフトキーの表示を行い、ソフトキーを介した機能実行部切り替えの要求入力、あるいは、キー入力部14を介した機能実行部切り替えの要求入力を待って、機能実行部の切り替えを開始しても良い。要求入力を待つことによって、ユーザの意思を反映した機能実行部の切り替えを実行することができる。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
10…ネットワーク中継装置
12…表示部
14…キー入力部
20…USBメモリ
21…記憶部
22…制御部
23…I/F
24…接続端子
30…ルータ
31…スイッチ
32…有線LAN端末
33…無線子機端末
34…インターネットアクセスポイント
35…無線アクセスポイント
36…プリンタ
100…CPU
110…ROM
120…RAM
120a…実装ファームウェア格納領域
120b…動作情報格納領域
130…LAN側通信部
135…LAN側無線通信部
140…WAN側通信部
145…WAN側無線通信部
150…USBインタフェース
160…ストレージ
190…内部バス
CA…共通データ格納領域
FW1…ブリッジファームウェア
FW2…デーバイスサーバファームウェア
FW3…ルータファームウェア
FW4…イーサネットコンバータファームウェア
FW5…中継器ファームウェア
INT…インターネット回線
M1…選択モジュール
M2…動作条件変更モジュール
M3…モジュール
M4…報知モジュール
NS…ネットワークシステム
RP…ローダプログラム

Claims (10)

  1. ネットワーク中継装置であって、
    それぞれが異なる機能を実現可能な複数の機能実行部と、
    識別情報と記憶部とを備える外部装置から識別情報を取得し、取得された前記識別情報に基づいて、前記複数の機能実行部のいずれかを選択して実行させる選択部と、
    前記選択された機能実行部の動作条件を変更するための動作条件変更部と
    前記動作条件変更部によって前記動作条件が変更されると、変更された前記動作条件を前記外部装置の記憶部に書き込む動作条件書き込み部と、を備える、
    ネットワーク中継装置。
  2. 請求項1に記載のネットワーク中継装置において
    記選択部はさらに、前記外部装置から前記動作条件を取得して選択された機能実行部の動作条件に設定する、
    ネットワーク中継装置。
  3. 請求項1または2に記載のネットワーク中継装置はさらに、
    前記外部装置とデータをやりとりするための外部装置通信部を備え、
    前記選択部は前記外部装置通信部を介して前記外部装置から前記識別情報を取得する、ネットワーク中継装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のネットワーク中継装置において、
    前記選択部は、前記外部装置と前記外部装置通信部との間で通信が確立されると、前記選択した機能実行部を実行させる、ネットワーク中継装置。
  5. 請求項4に記載のネットワーク中継装置において、
    前記選択部は、現在、実行されている機能実行部において実行中の処理が終了すると、前記選択した機能実行部を実行させる、ネットワーク中継装置。
  6. 請求項1から3のいずれかに記載のネットワーク中継装置はさらに、
    前記外部装置と前記外部装置通信部との間で通信が確立されると、前記選択部によって選択された機能実行部の実行が可能であることを報知する報知部と、
    前記報知された機能実行部の実行を指示する実行入力を取得する実行入力取得部を備え、
    前記選択部は、前記実行入力が取得されると前記選択した機能実行部を実行させる、ネットワーク中継装置。
  7. 請求項1から6に記載のいずれかに記載のネットワーク中継装置において、
    前記機能実行部は、ルータ機能実行部、ブリッジ機能実行部、イーサネットコンバータ機能実行部、デバイスサーバ機能実行部および中継器機機能実行部のうち、少なくとも2つの機能実行部を含む、
    ネットワーク中継装置。
  8. 請求項7に記載のネットワーク中継装置において、
    前記選択部は、デフォルト機能実行部として、ブリッジ機能実行部を選択する、ネットワーク中継装置。
  9. それぞれが異なる機能を実現可能な複数の機能実行部を備えるネットワーク中継装置の制御方法であって、
    識別情報と記憶部とを備える外部装置から識別情報を取得し、
    取得された前記識別情報に基づいて、前記複数の機能実行部のいずれかを選択して実行させ
    前記選択された機能実行部の動作条件が変更されると、変更された前記動作条件を前記外部装置の記憶部に書き込むことを備える
    ネットワーク中継装置の制御方法。
  10. それぞれが異なる機能を実現可能な複数の機能実行部を備えるネットワーク中継装置の制御プログラムであって、
    識別情報と記憶部とを備える外部装置から識別情報を取得する機能と、
    取得された前記識別情報に基づいて、前記複数の機能実行部のいずれかを選択して実行させる機能と
    前記選択された機能実行部の動作条件を変更するための機能、
    前記動作条件が変更されると、変更された前記動作条件を前記外部装置の記憶部に書き込むための機能と
    をコンピュータによって実行させるネットワーク中継装置の制御プログラム。
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