JP2005033823A - 情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】家庭内電子機器等のようにグローバルIPアドレス(以下、「GIP」という。)が割り振られない機器に対して、インターネット経由で外部からアクセスすることが困難であった。
【解決手段】電子機器とサーバ装置を有する情報処理システムであって、電子機器からサーバ装置にGIP付きの情報を送信し、サーバ装置では、GIPを有する返送情報を構成し、当該GIPを有する返送情報を電子機器に送信し、電子機器はGIPを受信して設定する。以上より、電子機器のGIP設定が自動的に行え、電子機器に対して、インターネット経由で外部の機器からアクセスすることが容易になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動的にIPアドレスを設定され得る電子機器等に関するものである。
近年、インターネットが発展、普及し、コンピュータをはじめとする電子機器がインターネットに接続され、世界中の電子機器にどこからでもアクセスできるようになってきた。世界中の電子機器間で通信を行うために、インターネットプロトコル(IP)という取り決めのもと、各電子機器にはIPアドレス(グローバルIPアドレス)と言うネットワーク上のユニークな宛先が付与されている。現在普及しているIPアドレスは、32ビットの数字で表される。この32ビットのIPアドレスを利用するIPはバージョン4(IPv4)である。一方、世界中の非常に多数の電子機器がインターネットに接続されるようになると、32ビットではアドレスが不足してくる。そこで、IPは、IPv4から、128ビットのIPアドレスを利用するIPバージョン6(IPv6)へ移行されることが予測される。
上記のような状況にも関わらず、電子機器のIPアドレスの設定は、通常、人手によりなされているのが現状である。
また、例えば、家庭内の電子機器とインターネットを接続する機器としてルータなどの機器が存在する。そして、インターネット(以下、[WAN]と言う。)では、グローバルIPアドレスが使用され、家庭内のネットワーク(以下、[LAN]と言う。)ではプライベートIPアドレスが使用される。プライベートIPアドレスは、一意的なアドレスではないため、そのままではインターネット経由で情報の通信ができない。これを解決するために、ルータなどの機器がネットワークアドレス変換機能(NAT)を有する。NATとは、プライベートIPアドレスを割り振られるWAN内の電子機器がインターネット経由で情報通信を行うための技術である。具体的には、NATは、電子機器が送信する情報([パケット]と言う。)が有する送信元IPアドレス(以下、[SA]と言う。)の値を当該電子機器のプライベートIPアドレスからルータ等の機器のグローバルIPアドレスに変更することによりインターネット経由の情報通信を可能にする機能である。そして、ルータ等の機器のグローバルIPアドレスは、通常、インタネットサービスプロバイダー(ISP)のサーバ装置から動的に割り振られる。この動的にグローバルIPアドレスを割り振るプロトコルとして、PPPoE、PPPoA、DHCPなどが存在する。
しかしながら、従来技術では、家庭内の電子機器などのようにグローバルIPアドレスが割り振られない電子機器に対して、インターネット経由で外部の機器からアクセスすることが困難である。ルータ等の機器のグローバルIPアドレスが動的に変更されるからである。また、その変更のルールは、ISPのサーバ装置の実装方法に依存するので、ルータ等の機器に割り振られるグローバルIPアドレスを予測することは困難である。また、家庭内の電子機器がグローバルIPアドレスを知るには、ユーザが手動でルータ等の機器のグローバルIPアドレスを取得する必要があるが、ルータ等の機器のグローバルIPアドレスは動的に変化するので、正しいルータ等の機器のグローバルIPアドレスを家庭内の電子機器が常に知っている、と言う状態を作ることは困難である。
以上の課題を解決するために、本発明は、電子機器とサーバ装置を有する情報処理システムであって、その電子機器は、サーバ装置を識別するサーバ識別子を格納しているサーバ識別子格納部と、グローバルIPアドレスを格納しているグローバルIPアドレス格納部と、グローバルIPアドレス格納部に格納されているグローバルIPアドレスを有する情報をサーバ装置に送信する情報送信部と、サーバ装置からグローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する情報受信部と、情報受信部が受信した返送情報からグローバルIPアドレスを取得するIPアドレス取得部と、IPアドレス取得部が取得したグローバルIPアドレスを設定するIPアドレス設定部を具備し、そのサーバ装置は、電子機器からグローバルIPアドレスを有する情報を受信する情報受信部と、情報受信部で受信したグローバルIPアドレスを有する返送情報を電子機器に送信する情報送信部を具備する情報処理システムである。
かかる情報処理システムにより、電子機器におけるグローバルIPアドレスの設定が自動的に行え、電子機器などのようにグローバルIPアドレスが割り振られない電子機器に対して、インターネット経由で外部の機器からアクセスすることが容易になる。
以上のように、本発明によれば、電子機器のグローバルIPアドレスの設定が自動的に行えることにより、ユーザの手間が省け、かつ正常な通信が行える。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施の形態において、同一の符号を用いた構成要素やフローチャートのステップなどは、同じ機能を果たすので、一度説明したものについて説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る情報処理システムの概念図である。本情報処理システムは、第一電子機器11、第二電子機器12、インターネット13、サーバ装置14を有する。第一電子機器11は、グローバルIPアドレスを持ち得ず、第二電子機器12からローカルIPアドレスを与えられてインターネット13に繋がる。第一電子機器11は例えば、コンピュータ、電子レンジ、電話、プリンタ、ファクシミリ装置、冷蔵庫、テレビ、セットトップボックスなどである。第一電子機器11は、情報を第二電子機器12経由でサーバ装置14に送信し、サーバ装置14から第二電子機器12経由でグローバルIPアドレスを得て、当該グローバルIPアドレスを自動設定する。なお、本明細書におけるグローバルIPアドレスとは、外部の装置(インターネットに接続されている外部の装置など)が、ある電子機器と通信するためのアドレス(情報)であり、かかる機能を実現するアドレス(情報)であれば他のものでも良い。例えば、プライベートIPを使用する複数のLANを、NAT機能を有するルータを用いて接続する場合、ルータのサーバが置かれている側のLANのアドレスを、ここでのグローバルIPアドレス相当に読み替えることができる。なお、本明細書におけるIPアドレス、グローバルIPアドレス、ローカルIPアドレスとは、上記のような広い概念であるので、現在のいわゆるIPVer4のアドレスだけではなく、IPVer6など他のバージョンのアドレスも含むことは、言うまでもない。
第二電子機器12は、ここでは、第一電子機器11とインターネット13を接続する機能を有し、具体的には経路制御やネットワークアドレス変換(NAT)機能などを有する。第二電子機器12は、例えば、ルータと呼ばれる電子機器である。第二電子機器12は、グローバルIPアドレスを保持している。つまり、第二電子機器12は、プライベートIPアドレスしか持ち得ない第一電子機器11をインターネットに接続するための機能を有する。
サーバ装置14は、インターネット13に接続されており、第一電子機器11から第二電子機器12経由で情報を受け取った場合に、第二電子機器12で付与されたグローバルIPアドレスを有する情報を第一電子機器11に送信する。
次に、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図を図2に示す。第一電子機器11は、サーバ識別子格納部1101、第一情報送信部1102、第一情報受信部1103、IPアドレス取得部1104、IPアドレス設定部1105を有する。第二電子機器12は、グローバルIPアドレス格納部1201、第二情報受信部1202、第二情報送信部1203、第四情報受信部1204、第四情報送信部1205を有する。サーバ装置14は、第三情報受信部1401、返送情報構成部1402、第三情報送信部1403を有する。
サーバ識別子格納部1101は、サーバ装置14を識別するサーバ識別子を格納している。サーバ識別子格納部1101は、不揮発性の記録媒体または揮発性の記録媒体により実現され得る。
第一情報送信部1102は、サーバ識別子で識別されるサーバ装置14に第二電子機器12経由で情報を送信する。第一情報送信部1102は、無線または有線の通信手段により実現され得る。
第一情報受信部1103は、第二電子機器12からグローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する。第一情報受信部1103は、無線または有線の通信手段により実現され得る。通常、第一情報送信部1102と第一情報受信部1103は、物理的に同一の手段である。
IPアドレス取得部1104は、第一情報受信部1103が受信した返送情報からグローバルIPアドレスを取得する。IPアドレス取得部1104は、通常、ソフトウェアにより実現され得るが、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
IPアドレス設定部1105は、IPアドレス取得部1104が取得したグローバルIPアドレスを設定する。設定されたグローバルIPアドレスは、例えば、携帯電話等の他の電子機器に通知される。それは、他の電子機器が第一電子機器11とインターネット経由で通信を行うために必要な情報である。その設定とは、グローバルIPアドレスを適切な箇所(レジストリ、またはプロパティー、またはアトリビュートなどの呼び方をする場合がある。)に書き込む処理を言う。IPアドレス設定部1105は、通常、ソフトウェアにより実現され得るが、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
グローバルIPアドレス格納部1201は、グローバルIPアドレスを格納している。グローバルIPアドレス格納部1201は、不揮発性の記録媒体または揮発性の記録媒体により実現され得る。なお、グローバルIPアドレス格納部1201のグローバルIPアドレスは、通常、外部の機器から送信される。また、グローバルIPアドレス格納部1201のグローバルIPアドレスは、通常、動的に変化する。外部の機器とは、第二電子機器12ではない電子機器を言い、通常、第二電子機器12がインターネット等のネットワーク経由で接続可能な電子機器を言う。本明細書における外部の機器とは、以上のように広い概念である。
第二情報受信部1202は、第一電子機器11から情報を受信する。第二情報受信部1202は、無線または有線の通信手段により実現され得る。
第二情報送信部1203は、第二情報受信部1202で受信した情報とグローバルIPアドレスをサーバ装置14に送信する。第二情報送信部1203は、無線または有線の通信手段により実現され得る。
第四情報受信部1204は、サーバ装置14からグローバルIPアドレスを有する情報である返送情報を受信する。第四情報受信部1204は、無線または有線の通信手段により実現され得る。
第四情報送信部1205は、第四情報受信部1204で受信した返送情報を第一電子機器11に送信する。第四情報送信部1205は、無線または有線の通信手段により実現され得る。第二情報受信部1202、第二情報送信部1203、第四情報受信部1204および第四情報送信部1205は、通常、物理的に一の手段により実現される。
第三情報受信部1401は、第二電子機器12から情報およびグローバルIPアドレスを受信する。第三情報受信部1401は、無線または有線の通信手段により実現され得る。
返送情報構成部1402は、第三情報受信部1401で受信した情報およびグローバルIPアドレスに基づいて、グローバルIPアドレスを有する情報である返送情報を構成する。返送情報構成部1402は、通常、ソフトウェアにより実現され得るが、ハードウェア(専用回路)により実現しても良い。
第三情報送信部1403は、返送情報構成部1402が構成した返送情報を第二電子機器12に送信する。第三情報送信部1403は、無線または有線の通信手段により実現され得る。第三情報受信部1401と第三情報送信部1403は、通常、物理的に一の手段により実現される。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、第一電子機器11の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)第一情報送信部1102は、グローバルアドレスを設定するために、サーバ装置14に向けて情報を送信する条件に合致するか否かを判断する。なお、条件は種々あり、詳細は以下で述べる。
(ステップS302)第一情報送信部1102は、サーバ識別子格納部1101からサーバ識別子を取得する。
(ステップS303)第一情報送信部1102は、送信する情報を構成する。この情報は情報の送信先を示す宛先フィールドを有し、宛先フィールドにサーバ識別子を有すれば、他の情報の構造および情報の中身は何でも良い。情報の本体部分(宛先フィールド等は除く)は、空の情報(ダミーの情報)でも良い。
(ステップS304)第一情報送信部1102は、ステップS303で構成した情報を第二電子機器12に送信する。
(ステップS305)第一情報受信部1103は、返送情報を受信したか否かを判断する。返送情報を受信すればステップS306に行き、返送情報を受信しなければステップS305に行く。
(ステップS306)IPアドレス取得部1104は、ステップS305で受信した返送情報からグローバルIPアドレスを取り出す。
(ステップS307)IPアドレス設定部1105は、ステップS306で取得したグローバルIPアドレスを設定する。
なお、図3のフローチャートにおいて、一定の条件に合致した場合にグローバルIPアドレスを設定する動作を開始したが、ユーザの指示によりグローバルIPアドレスを設定する動作を開始しても良い。
次に、第二電子機器12の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)第二情報受信部1202は、第一電子機器11から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS402に行き、情報を受信しなければステップS401に戻る。
(ステップS402)第二情報送信部1203は、グローバルIPアドレス格納部1201からグローバルIPアドレスを取得する。
(ステップS403)第二情報送信部1203は、ステップS402で取得したグローバルIPアドレスとステップS401で受信した情報に基づいてサーバ装置14に送信する情報を構成する。グローバルIPアドレスは、例えば、構成する情報中の送信元装置を識別するフィールド(以下の具体例では、[SA])に設定される。なお、サーバ装置14に送信する情報の構造は、何でも良い。
(ステップS404)第二情報送信部1203は、ステップS403で構成した情報をサーバ装置14に送信する。なお、ステップS401で受信した情報には、サーバ識別子が含まれるので、サーバ装置14に情報を送信することができる。
(ステップS405)第四情報受信部1204は、サーバ装置14から返送情報を受信したか否かを判断する。返送情報を受信すればステップS406に行き、返送情報を受信しなければステップS405に戻る。
(ステップS406)第四情報送信部1205は、ステップS405で受信した返送情報を第一電子機器11に送信する。なお、ステップS405で受信した情報とステップS406で送信する情報は、通常、異なる。情報が通った経路に関する情報が書き込まれるからである。但し、ステップS405で受信した情報とステップS406で送信する情報が同じでも良い。グローバルIPアドレスが第一電子機器11に送信され、第一電子機器11がグローバルIPアドレスを取得できれば良い。
次に、サーバ装置14の動作について図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)第三情報受信部1401は、第二電子機器12から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS502に行き、情報を受信しなければステップS501に戻る。
(ステップS502)返送情報構成部1402は、ステップS501で受信した情報に基づいて返送する情報である返送情報を構成する。通常、情報中のヘッダー(経路情報中)に含まれるグローバルIPアドレスを取り出して、第一電子機器11が取得できる形式で当該グローバルIPアドレスを返送情報に書き込む。但し、第一電子機器11がグローバルIPアドレスを取得できれば、返送情報の構造は問わない。従って、ステップS501で受信した情報と返送情報が同一のものでも良い。
(ステップS503)第三情報送信部1403は、ステップS502で構成した返送情報を第一電子機器11に向けて送信する。なお、返送情報を第一電子機器11に向けて送信した場合、第二電子機器12を経由する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。
(第一の具体例)
第一の具体例では、第二電子機器12が、インターネットとの接続状態、つまり通信状態に関する情報を常に保持している状況を設定する。更に、第二電子機器12が、何らかのアクシデントで通信不能になったものと仮定する。なお、第二電子機器12が通信不能であれば第一電子機器11も通信不能であるとする。
かかる通信不能の状態から脱して通信可能になったときに、第二電子機器12から第一電子機器11に、一度通信不能になった旨を知らせる。次に、第一電子機器11は、ダミーの情報をサーバ装置14に送信する。次に、第二電子機器12は、自身のグローバルIPアドレスをそのダミーの情報とともにサーバ装置14に送信する。なお、第二電子機器12は、送信経路の電子機器のIPアドレスのフィールドに自身のグローバルIPアドレスを書き込む。なお、ダミーの情報は、情報の本体部が空であるが、送信元や送信先を識別する情報が入っているヘッダーは空ではない。
次に、サーバ装置14は、受信した情報中の経路情報の中にある第二電子機器12のグローバルIPアドレスを取得する。そして、当該グローバルIPアドレスを返送情報の本体部に記録し、当該返送情報を第一電子機器11に送信する。
次に、第二電子機器12は、返送情報を受信し、それを第一電子機器11にそのまま転送する。そのまま転送する、というのは、本体部を書き換えずに転送する、という意味である。通常、ヘッダー情報は書き換わる。次に、第一電子機器11は返送情報を受信し、その中(本体部)からグローバルIPアドレスを取り出す。そして、第一電子機器11は、グローバルIPアドレス適切な設定箇所に書き込む。
以上の第一の具体例において、第一電子機器がグローバルIPアドレスを設定するための動作の開始タイミングは、一定の条件に合致した場合であり、詳細には、その一定の条件とは通信状態に関する条件である。さらに詳細には、その一定の条件とは、第二電子機器、ひいては第一電子機器が通信不能の状態になったことである。
(第二の具体例)
第二の具体例では、第一電子機器11が、電源がOFFからONになった場合に、グローバルIPアドレスを取得する動作を開始するように設定する。
すなわち、電源ONにより第一電子機器11が立ち上がる。そして、第一電子機器11が立ち上がった直後に、第一電子機器11はダミーの情報をサーバ装置14に送信する。あとの処理は、第一の具体例で説明した処理と同様である。
以上、第二の具体例において、一定の条件とは第一電子機器の電源が投入されたことである場合について説明した。
以上のように、第一電子機器の第一情報送信部が情報を送信するタイミングは、一定の条件に合致した場合であるのが好適であり、その一定の条件には上記以外にも種々の場合がある。例えば、その一定の条件が、予め設定した日時になった場合や、一定の設定期間ごとである場合などでも良い。また、上述したように、ユーザ指示に基づいて第一電子機器がグローバルIPアドレスを自動設定する処理を行っても良い。
(第三の具体例)
第三の具体例は、第一電子機器、第二電子機器、サーバ装置の間で送受信される具体的な情報の構造、情報の具体例を示す。第三の具体例における情報処理システムの構造、および送受信される情報を図6に示す。送受信される情報は、一般にパケットと呼ばれる。パケットは、送信元のIPアドレス(以下、[SA]と言う。)、送信先のIPアドレス(以下、[DA]と言う。)、送信元のIPアドレスで特定される装置のポート(以下、[SP]と言う。)、送信先のIPアドレスで特定される装置のポート(以下、[DP]と言う。)、およびデータ(以下、[Data]と言う。)を有する。なお、データは、送信する情報の本体部となる。
図6の情報処理システムは、第一電子機器61、第二電子機器62、インターネット63、およびサーバ装置64を有する。第一電子機器61は、例えば、ノート型パソコンであり、プライベートIPアドレスが割り当てられている。第二電子機器62は、例えば、ルータであり、ネットワークアドレス変換機能を有する。また、第二電子機器62は、グローバルIPアドレスを割り当てられている。
図6の情報処理システムにおける動作を以下に述べる。
まず、第一電子機器61は、図6のパケット100の情報を第二電子機器62に送信する。パケット100のSAは、第一電子機器61のプライベートIPアドレスである。そして、パケット100のDAは、サーバ装置64のグローバルIPアドレスである。つまり、第一電子機器61は、図6のパケット100をサーバ装置64に向けて送信している。そして、パケット100のSPは[PP1]、DPは[GP2]という値を示す。パケット100のDataは空([0])である。
次に、第二電子機器62は、パケット100を受信し、パケット100のSAを第二電子機器62が保持しているグローバルIPアドレスに変換する。つまり、パケット100のSAを[4.5.6.7]に変換する。この処理は、いわゆるネットワークアドレス変換処理(NAT)と言う。なお、第二電子機器62は、自身のグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を保持している。そして、第二電子機器62は、パケット100のSA及びSPのデータを変更する。変更したパケット200をサーバ装置64に送信する構成し、サーバ装置64にパケット200を送信する。
次に、サーバ装置64は、パケット200を受信する。そして、サーバ装置64は、パケット200のSAを取得して、DataにSAを書き込む。そして、SAとDAを入れ替えたパケット300を構成する。パケット300のDataにはSA[1.2.3.4]が格納されている。そして、サーバ装置64は、第二電子機器62にパケット300を送信する。
次に、第二電子機器62は、パケット300を受信する。そして、第二電子機器62は、パケット300のDAを自身のグローバルIPアドレスから第一電子機器61のプライベートIPアドレスに入れ替えてパケット400を構成する。パケット400は、パケット300とは異なるDAとDPを有する。そして、第二電子機器62は、パケット400を第一電子機器61に送信する。
次に、第一電子機器61はパケット400を受信する。第一電子機器61はパケット400のData中のグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を取得する。第一電子機器61は、取得したグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を設定する。設定とは、他の装置等が第一電子機器61と通信するために利用するグローバルIPアドレスを、適切な場所(レジストリ、プロパティー、アトリビュートなど)に記録することを言う。
以上、第一電子機器にグローバルIPアドレスを設定する動作について、種々の例があることを説明した。
以下に、第一電子機器に設定されたグローバルIPアドレスの利用について説明する。
例えば、第一電子機器は、格納されているグローバルIPアドレスを、第一電子機器にアクセスして欲しい外部の装置(例えば、携帯端末)に、電子メール等を利用して送信する。携帯端末は、第一電子機器のグローバルIPアドレスを受け取り、記録する。以後、携帯端末は、記録したグローバルIPアドレスを利用して第一電子機器にアクセスできる。携帯端末から第一電子機器にアクセスすることにより、例えば、遠隔から第一電子機器の動作を設定できる。また、遠隔から第一電子機器の状態を知り得る。
また、後に、実施の形態2で述べるのと同様、第一電子機器61が、定期的に、サーバ装置64に向けて情報を送信しても良い。かかる場合、上記第三の具体例と同様に、第一電子機器61はグローバルIPアドレスを取得する。そして、第一電子機器61は、取得したグローバルIPアドレスが変化した場合に、新たなグローバルIPアドレスを設定しても良い。そして、新たなグローバルIPアドレスを取得した場合にのみ、携帯端末等の外部の装置にグローバルIPアドレスを送信する。そして、携帯端末等は、新たな第一電子機器61のグローバルIPアドレスを取得し、記録する。以後、携帯端末等は、新たなグローバルIPアドレスを利用して第一電子機器61にアクセスする。
以上のように、第一電子機器61のグローバルIPアドレスが変化した場合に、携帯端末等の外部の装置にグローバルIPアドレスを通知することが通信効率などの点で好適である。
以上、実施の形態1によれば、第一電子機器が第二電子機器のグローバルIPアドレスを自動的に知り得、携帯端末などの外部の機器に第一電子機器のグローバルIPアドレスを自動的に通知できる。また、第一電子機器に対して、インターネット経由で外部の機器からアクセスすることが容易になる。従って、ユーザの手間が省け、かつ正常な通信が行える。実施の形態1における技術は、特にインターネットプロトコルが、IPv6に移行した場合に、大きな効果を奏する。IPv6の場合、(1)IPアドレスが128ビットと長く、人手による設定が困難であること、及び(2)電子機器がIPアドレスを自動生成するという規格であるために、ISP等のネットワーク事業者または管理者が機器の設定を調べる以外には、自動生成された有効なそのIPアドレスを知る方法がないこと、という課題が有る。従って、本実施例のごとく、機器側から教えるような仕組みをもたなければ、運用が極めて困難である。
実施の形態1では、第一電子機器が1台の場合を説明したが、同一のグローバルIPアドレスを有する複数の電子機器に接続しても良い。
なお、実施の形態1において、サーバ装置は返送情報を構成し、送信したが、受信した情報に対して何も加工せずに、受信した情報を返送情報としても良い。かかる場合、例えば、第二電子機器が情報中の本体部にグローバルIPアドレスを書き込み、その情報をサーバ装置が受信して、サーバ装置は受信した情報をそのまま返送情報として第二電子機器に送信する。第二電子機器は返送情報を受信して第一電子機器に送信する。第一電子機器は返送情報を受信して、本体部に含むグローバルIPアドレスを取得し、設定する。かかる場合は、サーバ装置14は、返送情報構成部1402を有さないこととなる。従って、かかる場合のサーバ装置14は、第二電子機器12から情報およびグローバルIPアドレスを受信する第三情報受信部1401と、第三情報受信部で受信したグローバルIPアドレスを有する返送情報を第二電子機器に送信する第三情報送信部1403を具備する装置である。
また、本実施の形態において、第二電子機器が第一電子機器から受信する情報と、サーバ装置に送信する情報は同一の情報でも異なる情報でも良い。通常、両者のうち送信元を示すフィールド[SA]の値は異なる。
また、本実施の形態において、第二電子機器がサーバ装置から受信する返送情報と、第一電子機器に送信する返送情報は同一の情報でも異なる情報でも良い。通常、両者のうち送信先を示すフィールド[DA]の値は異なる。
さらに、本実施の形態において説明した第一電子機器、第二電子機器、サーバ装置の動作について、ソフトウェアで実現し、当該ソフトウェアを例えば、サーバ上に置いて、ソフトウェアダウンロードにより当該ソフトウェアを配布しても良い。さらにソフトウェアをCD−ROM等の記録媒体に記録して配布しても良い。種々の装置の実現手段をソフトウェア等にすることが可能であることは、他の実施の形態においても同様である。
以下に、第一電子機器の動作をソフトウェアにより実現した場合のプログラムの一例を説明する。そのプログラムは、コンピュータに以下のステップを実行させるためのプログラムである。(1)予め格納しているサーバ識別子で識別されるサーバ装置に第二電子機器経由で情報を送信する第一情報送信ステップ、(2)第二電子機器からグローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する第一情報受信ステップ、(3)第一情報受信ステップにおいて受信した返送情報からグローバルIPアドレスを取得するIPアドレス取得ステップ及び(4)IPアドレス取得ステップにおいて取得したIPアドレスを設定するIPアドレス設定ステップ。
(実施の形態2)
図7は、本実施の形態に係る情報処理システムのブロック図である。本情報処理システムは、第一電子機器71、インターネット13、サーバ装置74を有する。第一電子機器71は、コンピュータでも、電子レンジでも、電話でも、プリンタでも、ファクシミリ装置でも、冷蔵庫でも、テレビでも、セットトップボックスでも何でも良い。
第一電子機器71は、グローバルIPアドレス格納部1201、サーバ識別子格納部1101、第一情報送信部7102、第一情報受信部7103、IPアドレス取得部1104、IPアドレス設定部1105を有する。
サーバ装置74は、第三情報受信部7401、返送情報構成部1402、第三情報送信部7403を有する。
第一情報送信部7102は、サーバ識別子で識別されるサーバ装置74に情報を送信する。第一情報送信部7102は、無線または有線の通信手段により実現され得る。
第一情報受信部7103は、サーバ装置74からグローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する。第一情報受信部7103は、無線または有線の通信手段により実現され得る。通常、第一情報送信部7102と第一情報受信部7103は、物理的に同一の手段である。
第三情報受信部7401は、第一電子機器71から情報およびグローバルIPアドレスを受信する。第三情報受信部7401は、無線または有線の通信手段により実現され得る。
第三情報送信部7403は、返送情報構成部1402が構成した返送情報を第一電子機器71に送信する。第三情報送信部7403は、無線または有線の通信手段により実現され得る。第三情報受信部7401と第三情報送信部7403は、通常、物理的に一の手段により実現される。
以下、本情報処理システムの動作について説明する。まず、第一電子機器71の動作について図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS801)第一情報送信部7102は、グローバルアドレスを設定するために、サーバ装置74に向けて情報を送信する条件に合致するか否かを判断する。なお、条件は種々あり、詳細は以下で述べる。
(ステップS802)第一情報送信部7102は、グローバルIPアドレス格納部1201からグローバルIPアドレスを取得する。
(ステップS803)第一情報送信部7102は、サーバ識別子格納部1101からサーバ識別子を取得する。
(ステップS804)第一情報送信部7102は、ステップS802で取得したグローバルIPアドレスとステップS803で取得したサーバ識別子を有する情報を構成する。この情報は、サーバ装置74に送信する情報である。送信する情報の構造の例は、グローバルIPアドレスが送信元を識別するフィールド(例えば、上記実施の形態1の[SA])に格納され、サーバ識別子が送信先を識別するフィールド(例えば、上記実施の形態1の[DA])に格納される。また、情報の本体部(例えば、上記実施の形態1の[Data]フィールド)は、例えば、空の情報である。但し、送信する情報の構造は問わない。
(ステップS805)第一情報送信部7102は、ステップS804で構成した情報をサーバ装置74に送信する。
(ステップS806)第一情報受信部7103は、返送情報を受信したか否かを判断する。返送情報を受信すればステップS807に行き、返送情報を受信しなければステップS806に戻る。
(ステップS807)IPアドレス取得部1104は、ステップS806で受信した返送情報からグローバルIPアドレスを取り出す。
(ステップS808)IPアドレス設定部1105は、ステップS807で取得したグローバルIPアドレスを設定する。
なお、図8のフローチャートにおいて設定されたグローバルIPアドレスは、通常、図8を実現するソフトウェアとは別のソフトウェアが利用する。
次に、サーバ装置74の動作について図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS901)第三情報受信部7401は、第一電子機器71から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信すればステップS902に行き、情報を受信しなければステップS901に戻る。
(ステップS902)返送情報構成部1402は、ステップS901で受信した情報に基づいて返送する情報である返送情報を構成する。通常、情報中のヘッダー(経路情報中)に含まれるグローバルIPアドレスを取り出して、第一電子機器71が取得できる形式(通常、返送情報の本体部であり、上記の例で言えば[Data]に該当するフィールド。)で当該グローバルIPアドレスを返送情報に書き込む。但し、第一電子機器71がグローバルIPアドレスを取得できるのであれば、返送情報の構造は問わない。従って、ステップS901で受信した情報と返送情報が同一のものでも良い。
(ステップS903)第三情報送信部7403は、ステップS902で構成した返送情報を第一電子機器71に向けて送信する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。
(第四の具体例)
第四の具体例の情報処理システムの構成および送受信する情報の構造を図10に示す。図10の情報処理システムは、第一電子機器101、インターネット102、サーバ装置103、携帯端末104を有する。第一電子機器101は、第一のグローバルIPアドレスと第二のグローバルIPアドレスを保持している。第一のグローバルIPアドレスは送信先のグローバルIPアドレスであり、第二のグローバルIPアドレスは、送信元のグローバルIPアドレスである。第一のグローバルIPアドレスは、第一電子機器101が外部の装置(サーバ装置103など)と通信する際に利用するグローバルIPアドレスである。第二のグローバルIPアドレスは、第一電子機器101が外部の装置(携帯端末104など)に第一電子機器101のグローバルIPアドレスを知らせる際に利用するグローバルIPアドレスである。第一のグローバルIPアドレスと第二のグローバルIPアドレスは、整合性が取られていない場合がある。つまり、第一のグローバルIPアドレスは、例えば、外部の機器から動的に割り当てられる。そして、第二のグローバルIPアドレスは、以下の手順で取得する。従って、新たに第一のグローバルIPアドレスが外部の機器から動的に割り当てられた場合には、第一のグローバルIPアドレスと第二のグローバルIPアドレスが異なることがあり得る。
今、第一のグローバルIPアドレスとして、新たに[4.5.6.7]が割り当てられたとする。そして、第一電子機器101は、送信元の第二のグローバルIPアドレスとして、[202.224.132.126]を格納しているとする。この第二のグローバルIPアドレスは、以前の第一電子機器101のグローバルIPアドレスである。そして、サーバ装置103に割り当てられたグローバルIPアドレスは、[1.2.3.4]である。第一電子機器101は、サーバ装置103のグローバルIPアドレスも保持している。そして、第一電子機器101は、例えば、定期的にサーバ装置103にパケット100の情報を送信する。パケット100の情報は、以下の内容である。送信元のグローバルIPアドレス([SA])が[4.5.6.7]であり、送信先のグローバルIPアドレス([DA])が[1.2.3.4]であり、送信元の機器(第一電子機器101)のポートが[GP3]であり、送信先の機器(サーバ装置103)のポートが[GP2]である。また、パケット100のDataは空[0]である。
次に、サーバ装置103は、パケット100を受信する。そして、サーバ装置103は第一電子機器101に送信するパケット200を構成する。サーバ装置103は、パケット100の[SA]として[4.5.6.7]を取得し、パケット200の[Data]フィールドに書き込む。次に、サーバ装置103は、パケット100の[SA]をパケット200の[DA]とし、パケット100の[DA]をパケット200の[SA]とする。以上により、サーバ装置103はパケット200を構成する。そして、サーバ装置は、パケット200を第一電子機器101に送信する。
次に、第一電子機器101は、パケット200を受信する。そして、第一電子機器101は、パケット200の[Data]中のグローバルIPアドレスを取得する。次に、第一電子機器101は、格納している第二のグローバルIPアドレス[202.224.132.126]とパケット200の[Data]中のグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を比較する。第一電子機器101は、両者が異なっていれば、第二のグローバルIPアドレスを書き換える。今、第一電子機器101は、第二のグローバルIPアドレスを[4.5.6.7]に書き換える。
次に、第一電子機器101は、第二のグローバルIPアドレスに変更があった場合に、予め決められた電子機器(携帯端末)104に新しい第二のグローバルIPアドレスを通知する。通知できるのであればどのような通知手段でもよい。この通知手段は、例えば、電子メールで知らせる。第四の具体例では、第一電子機器101は携帯端末104に、新しい第二のグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を電子メールで知らせる。
次に、携帯端末104は、第一電子機器101の新しいグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を取得し、格納する。そして、以後、携帯端末104から第一電子機器101にアクセスする際には、新しいグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を利用する
以上のように、第四の具体例において、第一電子機器101は、常に新しいグローバルIPアドレスを他の装置(携帯端末)104に通知できる。そして、他の装置(携帯端末)104は、いつでも第一電子機器101にアクセスできる。なお、他の装置から第一電子機器101にアクセスする理由は、例えば、外出先で他の装置から第一電子機器101を操作したり、外出先で他の装置から第一電子機器101の状態を取得したりするためである。
なお、上記第四の具体例において、第一電子機器がグローバルIPアドレスを設定するための動作の開始タイミングは、定期的に与えられる。しかし、第一電子機器がグローバルIPアドレスを設定するための動作の開始タイミングは、定期的に行なう場合に限定されない。例えば、第一電子機器がグローバルIPアドレスを設定するための動作の開始タイミングは、一定の条件に合致した場合でも良い、一定の条件とは、実施の形態1で述べたのと同様に、第一電子機器101の電源がOFFからONになった場合や、第一電子機器101の通信が不能になった場合などでも良い。
また、上記第四の具体例において、第一電子機器から直接サーバ装置に情報が送信されたが、第一電子機器とサーバ装置の間に第二電子機器があっても良い。
(第五の具体例)
第五の具体例の情報処理システムの構成図と送受信される情報について図11を用いて説明する。情報処理システムは、第一電子機器101、インターネット102、サーバ装置103、携帯端末104、第二電子機器105を有する。第二電子機器105には、グローバルIPアドレス[4.5.6.7]が割り当てられている。そして、第一電子機器101は、パケット100の情報を第二電子機器105に送信する。パケット100の[SA]は第一電子機器101のグローバルIPアドレスである。パケット100の[DA]はサーバ装置103のグローバルIPアドレスである。パケット100の[Data]は空[0]である。次に、第二電子機器105はパケット100を受信する。第二電子機器105はパケット100の[SA]を自身のグローバルIPアドレスに書き換えたパケット200を構成する。そして、第二電子機器105はパケット200をサーバ装置103に送信する。
サーバ装置103は、パケット200を受信する。そして、サーバ装置103は、パケット200の[SA]と[DA]を入れ替え、[Data]フィールドに第二電子機器105のグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を記録する。以上のように、サーバ装置103は、パケット300を構成する。サーバ装置103は、パケット300を第二電子機器105に送信する。第二電子機器105は、パケット300を受信する。第二電子機器105はパケット300の[DA]を第一電子機器101のグローバルIPアドレスに書き換えて、パケット400を構成する。第二電子機器105はパケット400を第一電子機器101に送信する。第一電子機器101はパケット400を受信する。第一電子機器101はパケット400の[Data]からグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を取得する。そして、第一電子機器101はグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を適切な箇所(レジストリ等)に記録する。以上により、第一電子機器101はグローバルIPアドレス[4.5.6.7]を設定する。以上、第一電子機器とサーバ装置の間に第二電子機器がある場合について述べた。
(第六の具体例)
第六の具体例の情報処理システムの構成図を図12に示す。その構成図は図11と同じであるが、送受信される情報(パケット)が異なる。図12の情報処理システムの第二電子機器125は、パケットをそのまま流すだけである。つまり、パケット100とパケット200は同じである。また、パケット300とパケット400は同じである。第六の具体例における情報処理システムにおいて、第一電子機器は自身のグローバルIPアドレスを適切な箇所(レジストリ、プロパティー、アトリブート等と言う。)に記録できる。
以上、実施の形態2によれば、第一電子機器が自身のグローバルIPアドレスを自動的に知り得、携帯端末などの外部の機器に電子機器のグローバルIPアドレスを自動的に通知できる。また、第一電子機器に対して、インターネット経由で外部の機器からアクセスすることが容易になる。従って、ユーザの手間が省け、かつ正常な通信が行える。実施の形態2における技術は、特にインターネットプロトコルが、IPv6に移行した場合に、大きな効果を奏する。IPアドレスが128ビットと長いので、人手による設定は困難であるからである。
なお、実施の形態2において、第一電子機器101は内部に第一のグローバルIPアドレスを保持しているにも関わらず、サーバ装置103に情報を送信することにより第二のグローバルIPアドレスを取得した。その理由を、以下に説明する。すなわち、第一電子機器101に存在するある第一のソフトウェアは、第一のグローバルIPアドレスが格納されている場所を知らないことがあり得る。また、第一のグローバルIPアドレスが格納されている場所は、電子機器の種類等により異なり、標準化されていない場合があり得る。当該第一のソフトウェアは、例えば、ダウンロードされたソフトウェアであり、かつグローバルIPアドレスを知る必要があるソフトウェアである、とする。かかる場合、上述したような処理により、第一電子機器が、第二のグローバルIPアドレスを取得し、設定しておくことにより、外部からダウンロードしたソフトウェア等でも第一電子機器のグローバルIPアドレスの利用が可能になる。なお、第一電子機器が、第二のグローバルIPアドレスを取得し、設定する第二のソフトウェアは、第一のグローバルIPアドレスの格納場所を知っている。
また、実施の形態2において、サーバ装置は返送情報を構成し、送信したが、受信した情報に対して何も加工せずに、受信した情報を返送情報としても良い。返送情報中のグローバルIPアドレスの格納場所を、返送情報を受信する第一電子機器が知っていれば良いのである。かかる場合は、サーバ装置は、返送情報構成部を有さないこととなる。従って、かかる場合のサーバ装置は、第一電子機器から情報およびグローバルIPアドレスを受信する第三情報受信部と、第三情報受信部で受信したグローバルIPアドレスを有する返送情報を第一電子機器に送信する第三情報送信部を具備する装置である。
さらに、本実施の形態において説明した第一電子機器、第二電子機器、サーバ装置の動作について、ソフトウェアで実現し、当該ソフトウェアを例えば、サーバ上に置いて、ソフトウェアダウンロードにより当該ソフトウェアを配布しても良い。さらにソフトウェアをCD−ROM等の記録媒体に記録して配布しても良い。
本発明によれば、電子機器のグローバルIPアドレスの設定が自動的に行えることにより、ユーザの手間が省け、かつ正常な通信が行える。
実施の形態1における情報処理システムの概念図 実施の形態1における情報処理システムのブロック図 実施の形態1における第一電子機器の動作を説明するフローチャート 実施の形態1における第二電子機器の動作を説明するフローチャート 実施の形態1におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート 実施の形態1における具体的な情報処理システムの構成図 実施の形態2における情報処理システムのブロック図 実施の形態2における第一電子機器の動作を説明するフローチャート 実施の形態2におけるサーバ装置の動作を説明するフローチャート 実施の形態2における具体的な情報処理システムの構成図 実施の形態2における具体的な情報処理システムの構成図 実施の形態2における具体的な情報処理システムの構成図
符号の説明
11、61、71、101 第一電子機器
12、62、105、125 第二電子機器
13、63、102 インターネット
14、64、74、103 サーバ装置
104 携帯端末
1101 サーバ識別子格納部
1102、7102 第一情報送信部
1103、7103 第一情報受信部
1104 アドレス取得部
1105 アドレス設定部
1201 アドレス格納部
1202 第二情報受信部
1203 第二情報送信部
1204 第四情報受信部
1205 第四情報送信部
1401、7401 第三情報受信部
1402 返送情報構成部
1403、7403 第三情報送信部

Claims (16)

  1. サーバ装置と1または2以上の電子機器とを有する情報処理システムであって、前記電子機器は、
    前記サーバ装置を識別するサーバ識別子を格納しているサーバ識別子格納部と、
    グローバルIPアドレスを格納しているグローバルIPアドレス格納部と、
    前記グローバルIPアドレス格納部に格納されている前記グローバルIPアドレスを有する情報を、前記サーバ識別子で識別される前記サーバ装置に送信する第一情報送信部と、
    前記サーバ装置からグローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する第一情報受信部と、
    前記第一情報受信部が受信した前記返送情報から前記グローバルIPアドレスを取得するIPアドレス取得部と、
    前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスを設定するIPアドレス設定部を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記電子機器から前記グローバルIPアドレスを有する前記情報を受信する第三情報受信部と、
    前記第三情報受信部で受信した前記グローバルIPアドレスを有する前記返送情報を前記電子機器に送信する第三情報送信部を具備する。
  2. 請求項1記載の情報処理システムであって、前記電子機器が第一電子機器と第二電子機器からなり、
    前記第一電子機器は、
    前記サーバ識別子格納部と、
    前記サーバ識別子で識別される前記サーバ装置に前記第二電子機器経由で前記情報を送信する前記第一情報送信部と、
    前記第二電子機器から前記グローバルIPアドレスを有する前記返送情報を受信する前記第一情報受信部と、
    前記IPアドレス取得部と、
    前記IPアドレス設定部を具備し、
    前記第二電子機器は、
    グローバルIPアドレスを格納している前記グローバルIPアドレス格納部と、
    前記第一電子機器から前記情報を受信する第二情報受信部と、
    前記第二情報受信部で受信した前記情報と前記グローバルIPアドレスを前記サーバ装置に送信する第二情報送信部と、
    前記サーバ装置からグローバルIPアドレスを有する前記返送情報を受信する第四情報受信部と、
    前記第四情報受信部で受信した前記返送情報を前記第一電子機器に送信する第四情報送信部を具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記第二電子機器から前記情報および前記グローバルIPアドレスを受信する前記第三情報受信部と、
    前記第三情報受信部で受信した前記グローバルIPアドレスを有する前記返送情報を前記第二電子機器に送信する前記第三情報送信部を具備する。
  3. 請求項1記載の情報処理システムであって、前記電子機器は、第二のグローバルIPアドレスを格納している第二グローバルIPアドレス格納部と、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、予め決められた外部の機器に前記グローバルIPアドレスを通知するグローバルIPアドレス通知部をさらに具備し、前記第一情報送信部は、定期的に前記情報を送信し、前記IPアドレス設定部は、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスを前記第二グローバルIPアドレス格納部に記録する。
  4. 請求項2記載の情報処理システムであって、前記第一電子機器は、前記第二のグローバルIPアドレスを格納している第二グローバルIPアドレス格納部と、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、予め決められた外部の機器に前記グローバルIPアドレスを通知するグローバルIPアドレス通知部をさらに具備し、前記第一情報送信部は、定期的に前記情報を送信し、前記IPアドレス設定部は、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスを第二グローバルIPアドレス格納部に記録する。
  5. 請求項1または請求項2いずれか記載の情報処理システムであって、前記第一情報送信部は、一定の条件に合致した場合に前記情報を送信する。
  6. 請求項5記載の情報処理システムであって、前記一定の条件は、通信状態に関する条件である。
  7. 請求項6記載の情報処理システムであって、前記通信状態に関する条件は、前記第一電子機器が通信不可の状態になったことである。
  8. 請求項5記載の情報処理システムであって、前記一定の条件は、前記第一電子機器の電源が投入されたことである。
  9. サーバ装置と1または2以上の電子機器とを有し前記電子機器のグローバルIPアドレスを自動設定する情報処理システムに用いられる前記電子機器であって、 前記電子機器は、
    前記サーバ装置を識別するサーバ識別子を格納しているサーバ識別子格納部と、
    前記グローバルIPアドレスを格納しているグローバルIPアドレス格納部と、
    前記グローバルIPアドレス格納部に格納されている前記グローバルIPアドレスを有する情報を、前記サーバ識別子で識別されるサーバ装置に送信する第一情報送信部と、
    前記サーバ装置から前記グローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する第一情報受信部と、
    前記第一情報受信部が受信した前記返送情報から前記グローバルIPアドレスを取得するIPアドレス取得部と、
    前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスを設定するIPアドレス設定部を具備する。
  10. 請求項9記載の電子機器であって、前記電子機器は、第二のグローバルIPアドレスを格納している第二グローバルIPアドレス格納部と、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、予め決められた外部の機器に前記グローバルIPアドレスを通知するグローバルIPアドレス通知部をさらに具備し、前記第一情報送信部は、定期的に前記情報を送信し、前記IPアドレス設定部は、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスを第二グローバルIPアドレス格納部に記録する。
  11. 請求項9記載の電子機器であって、前記電子機器が第一電子機器と第二電子機器からなり、前記第一電子機器は、
    前記サーバ識別子格納部と、
    前記サーバ識別子で識別されるサーバ装置に前記第二電子機器経由で前記情報を送信する第一情報送信部と、
    前記第二電子機器から前記グローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する第一情報受信部と、
    前記IPアドレス取得部と、
    IPアドレス設定部を具備し、
    前記第二電子機器は前記グローバルIPアドレスを格納しているグローバルIPアドレス格納部と、
    前記第一電子機器から前記情報を受信する第二情報受信部と、
    前記第二情報受信部で受信した前記情報と前記グローバルIPアドレスを前記サーバ装置に送信する第二情報送信部と、
    前記サーバ装置から前記グローバルIPアドレスを有する前記返送情報を受信する第四情報受信部と、
    前記第四情報受信部で受信した前記返送情報を前記第一電子機器に送信する第四情報送信部を具備する。
  12. 請求項11載の電子機器であって、前記第一電子機器は、第二のグローバルIPアドレスを格納している第二グローバルIPアドレス格納部と、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、予め決められた外部の機器に前記グローバルIPアドレスを通知するグローバルIPアドレス通知部をさらに具備し、前記第一情報送信部は、定期的に前記情報を送信し、前記IPアドレス設定部は、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、前記IPアドレス取得部が取得した前記グローバルIPアドレスを第二グローバルIPアドレス格納部に記録する。
  13. サーバ装置と1または2以上の電子機器とを有し、前記電子機器のグローバルIPアドレスを自動設定する情報処理システムに使われるサーバ装置であって、
    前記サーバ装置は、
    前記電子機器から前記グローバルIPアドレスを有する情報を受信する情報受信部と、
    前記情報受信部で受信した前記グローバルIPアドレスを有する返送情報を前記電子機器に送信する情報送信部を具備する。
  14. サーバ装置と1または2以上の電子機器とを有し、前記電子機器のIPアドレスを自動設定する情報処理システムにおいてコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記電子機器に予め格納されている前記グローバルIPアドレスを有する情報を、予め格納されているサーバ識別子で識別される前記サーバ装置に送信する第一情報送信ステップと、
    前記サーバ装置から前記グローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する第一情報受信ステップと、
    前記第一情報受信ステップで受信した前記返送情報から前記グローバルIPアドレスを取得するIPアドレス取得ステップと
    前記IPアドレス取得ステップで取得した前記グローバルIPアドレスを設定するIPアドレス設定ステップを有する。
  15. 第一電子機器と第二電子機器とサーバ装置を有し、前記第一電子機器のグローバルIPアドレスを自動設定出来る情報処理システムにおいて、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    予め格納しているサーバ識別子で識別されるサーバ装置に第二電子機器経由で情報を送信する第一情報送信ステップと、
    前記第二電子機器から前記グローバルIPアドレスを有する返送情報を受信する第一情報受信ステップと、
    前記第一情報受信ステップにおいて受信した前記返送情報から前記グローバルIPアドレスを取得するIPアドレス取得ステップと、
    前記IPアドレス取得ステップにおいて取得した前記グローバルIPアドレスを設定するIPアドレス設定ステップを有する。
  16. 請求項14または請求項15いずれか記載のプログラムであって、前記IPアドレス取得ステップにおいて取得した前記グローバルIPアドレスと予め格納されている第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、予め決められた外部の機器に前記グローバルIPアドレスを通知するグローバルIPアドレス通知ステップをさらに具備し、前記第一情報送信ステップにおいて、定期的に前記情報を送信し、前記IPアドレス設定ステップにおいて、前記IPアドレス取得ステップで取得した前記グローバルIPアドレスと前記第二グローバルIPアドレスが異なる場合に、前記IPアドレス取得ステップにおいて取得した前記グローバルIPアドレスを第二グローバルIPアドレスとして記録する。
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