JP5560687B2 - 記録媒体の搬送方法 - Google Patents
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Description
このインクジェットプリンターでは、カセット等に収容された記録媒体をピックアップローラー等で搬送経路に送り出し、その搬送経路の所定位置においてインクジェットヘッドを走査しつつインクを噴射させて、記録処理を実施する構成となっている。
下記特許文献1には、搬送経路に記録媒体の先端または後端を検知可能なセンサを備え、このセンサの検知結果に基づいて、最上位の記録媒体と次位の記録媒体とを分離するリタードローラーを第1の状態と第2の状態とに切り替えるインクジェットプリンターが開示されている。
しかしながら、この形態では、記録媒体の連続した送り出しができず、要求された印字枚数(送出数)が多い場合等は、記録処理時間が長く必要となるという問題がある。一方で、記録媒体の先端を上記センサで検知した時をトリガーとして、記録媒体を連続して順次送り出す形態とすれば、記録処理時間を短縮できるが、記録媒体の搬送経路における送出位置と検知位置までの距離が記録媒体の長さより大きい場合、印字枚数目(最後の記録媒体)をセンサがカウントした時には既に、次の記録媒体(最後の次の記録媒体)の送り出しが行われていることとなるため、ユーザーが意図しない印字枚数が出力されてしまう虞がある。
このような手法を採用することによって、本発明では、送出位置から所定位置(検知位置)までの距離が記録媒体よりも長い搬送経路において、検知位置での記録媒体のカウント数が選択された送出数よりも一つ前の数となった時に、記録媒体の送り出しがなされないようにすることで、選択した送出数よりも多く記録媒体が送り出されるのを防止し、記録処理時間を短縮して生産性を向上させる。
このような手法を採用することによって、本発明では、選択した送出位置から検知位置までの距離が記録媒体よりも短い場合は、通常の記録媒体の連続した送り出しが可能となり、一方で、選択した送出位置から検知位置までの距離が記録媒体よりも長い場合は、非送出工程によって、選択した送出数よりも多く記録媒体が送り出されるのを防止し、記録媒体の連続した送り出しが可能となる。
このような手法を採用することによって、本発明では、ピックアップローラーの回転駆動を制御することで、記録媒体の送出/非送出を制御する。
このような手法を採用することによって、本発明では、選択した送出数目の記録媒体を出力することができる。
なお、図2に示すように、XYZ直交座標系を設定し、XYZ直交座標系を参照しつつ各構成の位置関係について説明する場合がある。
記憶装置3は、記録処理に係る各種構成機器の動作プログラムや入力装置2から入力されるデータ等を記憶するもので、RAMやEEPROM等を有する。
制御装置4は、各種構成機器の動作を電気的に制御するものであり、入力装置2、記憶装置3、記録ヘッド5、記録用紙搬送装置6、記録用紙送出装置7、用紙端検知センサ8との間でデータ授受を行う各種入出力インターフェイス回路や、該データに基づき所定の演算処理等を行うCPUやASIC等を有する。
カセット71Aは、内部に収容している最上の記録用紙Pに当接して、Y軸方向に延びる回転軸周りに回転することにより記録用紙Pを搬送経路60に送り出すピックアップローラー72Aを有する。なお、ピックアップローラー72Aが設けられる位置を第1の送出位置Aと称する。また、カセット71Bは、内部に収容している最上の記録用紙Pに当接して、Y軸方向に延びる回転軸周りに回転することにより記録用紙Pを搬送経路60に送り出すピックアップローラー72Bを有する。なお、ピックアップローラー72Aが設けられる位置を第2の送出位置Bと称する。
上記のように本実施形態の記録用紙送出装置7は、搬送経路60に記録用紙Pを送り出す送出位置を、第1の送出位置Aと第2の送出位置Bの2つ有する構成となっている。
図4は、本発明の実施形態における第1の搬送経路60Aを用いる場合の記録用紙Pの搬送方法を説明するための図である。図5は、本発明の実施形態における第2の搬送経路60Bを用いる場合の記録用紙Pの搬送方法を説明するための図である。図6は、本発明の実施形態における記録用紙Pの搬送の動作を説明する図である。図7は、本発明の実施形態における記録用紙Pの搬送方法を説明するフローチャートである。
本実施形態のインクジェットプリンター1は、後述するフローに従い、第1の搬送経路60Aを選択した場合と、第2の搬送経路60Bを選択した場合とで、搬送の形態を切り替える構成となっている。
一枚給紙時においては、1枚目の給紙、印刷、排出の処理が終了した後に、2枚目の給紙を開始する、通常の給紙(送出・搬送)の形態となる。この時は、用紙端検知センサ8が、検知位置Cにおいて記録用紙Pの後端を検知したことをトリガーとして、次の記録用紙Pの給紙を行う。
一方、重ね給紙時においては、1枚目の給紙、印刷、排出の処理が終了していない内に2枚目の給紙を開始する、連続給紙の形態となる。この時は、用紙端検知センサ8が、検知位置Cにおいて記録用紙Pの先端を検知したことをトリガーとして、次の記録用紙Pの給紙を行う。
以下の説明では、ステップS1において、記録用紙Pの種類としてJIS規格のA4判が選択され、印字枚数が2枚以上(例えば10枚)と選択された場合を例に挙げて説明する。なお、ステップS1における選択印字枚数が2枚以上としたのは、選択印字枚数が1枚であれば、図6(a)に示す通常の一枚給紙の動作で足りるため、図6(b)に示す重ね給紙の動作が必要ないからである。
ステップS2でカセット71Aが選択され、ステップS3において、図4に示すように第1の送出位置Aから検知位置Cまでの距離が搬送方向における記録用紙Pの長さより小さいと判定された場合は、ステップS4に移行する。一方、ステップS2でカセット71Bが選択され、ステップS3において、図5に示すように第2の送出位置Bから検知位置Cまでの距離が搬送方向における記録用紙Pの長さより大きいと判定された場合は、ステップS8に移行する。
搬送経路60に沿って搬送された記録用紙Pは、検知位置Cにおいてその先端が、用紙端検知センサ8により検知される(ステップS9:検知工程)。用紙端検知センサ8の検知結果は、制御装置4に出力され、制御装置4は、その検知回数を記憶装置3に記憶させてカウントする(ステップS10:カウント工程)。
ステップS10においてカウント数が、選択した印字枚数の一つ前の数(9枚目)に満たない場合は、ステップS3に戻り、記録用紙Pの送出・搬送を続行させる。
一方、ステップS10においてカウント数が、選択した印字枚数の一つ前の数(9枚目)と同数となったら、ステップS11に移行して、制御装置4は、ピックアップローラー72Bの回転駆動を停止させる(非送出工程)。
ステップS11では、第2の送出位置Bから検知位置Cまでの距離が記録用紙Pよりも長い場合に、検知位置Cでの記録用紙Pのカウント数が、選択された印字枚数よりも一つ前の数となった時に、記録用紙Pの送り出しがなされないようにすることで、選択した印字枚数よりも多く記録用紙Pが送り出されるのを防止する。
一方、ステップS12において、ラスト用紙の先端が分離位置を通過していなければ、選択した印字枚数である10枚よりも一枚少ない9枚しか出力されなくなるため、この場合は、ステップS13に移行する。
Claims (4)
- 複数の記録媒体を収容する収容部から前記記録媒体を順次搬送経路に連続給紙で送り出す送出工程と、前記搬送経路において前記送り出しがなされる送出位置よりも下流側の所定位置で、前記送り出された前記記録媒体の先端を検知する検知工程とを有する記録媒体の搬送方法であって、
前記送り出される前記記録媒体の送出数を予め選択する選択工程と、
前記所定位置において前記先端を検知された前記記録媒体の検知数をカウントするカウント工程と、
前記搬送経路において前記送出位置から前記所定位置までの距離が搬送方向における前記記録媒体の長さより大きく、当該搬送経路には最大2枚の前記記録媒体が同時に給紙される場合、前記検知数が前記送出数の一つ前の数と同数となった時に、前記記録媒体の前記送り出しがされないようにする非送出工程と、を有することを特徴とする記録媒体の搬送方法。 - 前記収容部は、前記搬送経路において前記送り出しがなされる送出位置を複数有し、
前記送出工程では、前記複数の送出位置のうちのいずれか一つから前記送り出しを行い、
前記複数の送出位置のうち少なくとも一つは、前記搬送経路において該送出位置から前記所定位置までの距離が搬送方向における前記記録媒体の長さより大きい関係を有することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体の搬送方法。 - 前記送出位置には、前記記録媒体を順次搬送経路に送り出すピックアップローラーが設けられており、
前記送出工程では、前記ピックアップローラーを回転駆動させることで前記送り出しを行い、
前記非送出工程では、前記ピックアップローラーの回転駆動を停止させることで前記送り出しがされないようにすることを特徴とする請求項1または2に記載の記録媒体の搬送方法。 - 前記送出位置と前記所定位置との間に重なった前記記録媒体を一枚一枚分離する分離位置を有し、
前記送出数目の記録媒体の先端が前記分離位置を通過していない場合には、前記非送出工程の後に、前記送出数目の前記記録媒体を送り出す第2送出工程を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録媒体の搬送方法。
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