JP5560577B2 - 軸筒の連結構造 - Google Patents

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本発明は、少なくとも外軸と回転軸と中軸とから構成されると共に、その中軸は外軸に対して着脱自在に設けられた軸筒の連結構造に関する。
一例として、内筒の口金部末端全周に刻設した小溝に嵌合した止めリングと、内筒の連結部に嵌挿し、弾性体受け部に圧接する弾性体とにより、後方へ付勢された状態で、内筒を外筒に嵌着したノック式ペンシルが知られている。
実開昭59−87984号公報。
前記の従来技術にあっては、内筒と外筒は、止めリングと弾性体とによって、即ち、内筒が止めリングと弾性体とによって挟持されるような状態で連結されている。
しかし、万が一、芯が口金部の内側で折損してしまった場合には、内筒と外筒とを分解することができず、製品そのものを廃棄せざるを得なかった。尚、仮に、止めリングを外すことができ、内筒と外筒とを分離することができたとしても、再び組み立てることは困難であり、製造元に修理依頼をするか、或いは、前述の如く廃棄せざるを得なかった。
本発明は、少なくとも外軸と回転軸と中軸とから構成されると共に、その中軸は外軸に対して着脱自在に設けられた軸筒の連結構造であって、前記外軸と回転軸、並びに、中軸に、それらを連結固定する直線状のスリット、或いは、L字型若しくはT字型のスリット、或いは、突起の何れかを各々の部材に形成し、それら直線状のスリットとL字型若しくはT字型のスリット、並びに、突起を係合すると共に、前記直線状のスリットを形成した部材、並びに、突起を形成した部材を、前記L字型若しくはT字型のスリットを形成した部材に対して相対的に回転可能に配置したことを要旨とする。
本発明は、少なくとも外軸と回転軸と中軸とから構成されると共に、その中軸は外軸に対して着脱自在に設けられた軸筒の連結構造であって、前記外軸と回転軸、並びに、中軸に、それらを連結固定する直線状のスリット、或いは、L字型若しくはT字型のスリット、或いは、突起の何れかを各々の部材に形成し、それら直線状のスリットとL字型若しくはT字型のスリット、並びに、突起を係合すると共に、前記直線状のスリットを形成した部材、並びに、突起を形成した部材を、前記L字型若しくはT字型のスリットを形成した部材に対して相対的に回転可能に配置したので、容易に、外軸と中軸と分離することができ、また、組み立てることもできる。
第1例を示す外観正面図。 図1の縦断面図。 図1の要部拡大斜視図。 図3の分解斜視図。 軸筒の要部拡大斜視図。 クリップの外観斜視図。 中軸の要部拡大斜視図。 第2例を示す要部拡大斜視図。 図8の分解斜視図。 軸筒の要部拡大斜視図。 クリップの外観斜視図。 中軸の要部拡大斜視図。 第3例を示す縦断面図。
金属や樹脂材質からなる外軸1の内部には、シャープペンシルユニット2が配置されている。そのシャープペンシルユニット2は、一般的な芯の繰り出し機構を有しているが、具体的に説明する。ケース3の内部には、複数の芯を収納した芯タンク4が前後動可能に配置されている。また、ケース3の前方部には、段部3aが形成されており、前記外軸1の前方に形成された内面段部1aに当接している。
前記芯タンクの4の前方には、2つの継ぎ手部材5、6を介して芯の把持・開放を行うチャック体7が連結されている。そして、そのチャック体7の前方外周面には、チャックリング8が囲繞している。さらに、チャック体7を囲繞するように固定筒9が配置されており、その固定筒9は、前記ケース3の前方における内周面で螺合・着脱可能に連結されている。符号10は、その固定筒9と継ぎ手部材5との間に張設されたコイルスプリングなどの弾撥部材であって、前記芯タンク4やチャック体7などを後方に向けて付勢している。
また、前記ケース3の前方部における内周面には、スライド部材11が前後動自在に挿着されており、ケース3並びに、外軸1の前端開口部から出没が可能なものとなっている。そして、そのスライド部材11の内面には、繰り出された芯の後退を阻止するシリコーンゴムなどからなるゴム状弾性体12が固定されている。符号13は、スライド部材11とケース3との間に介在されたゴム材質などからなるOリングであって、スライド部材11が前後動する際に摺動抵抗を付与している。
一方、前記芯タンク4の後方部は、ケース3の後端開口部から突出はしているものの外軸1内に配置している。そして、その芯タンク4の後部には、消しゴム受け部材14が固定されており、その消しゴム受け部材14には、座金15を介して消しゴム16が着脱自在に装着されている。また、消しゴム受け部材14には、消しゴム16を覆うようにノック部材17が着脱自在に装着されている。
さらに、芯タンク4の後方には、中軸18が配置されているが、その中軸18は外軸1に対して着脱可能に連結されている。その中軸18と前記ケース3との間には、コイルスプリングなどからなる弾撥部材19が介在されており、中軸18を後方に向けて、ケース3を前方に向けて付勢している。この弾撥部材19は、ケース3の段部3aを外軸1の内面段部1aに強固に押し付けることによって、シャープペンシルユニット2の安定性を向上させるためのものであって、外軸1やケース3の寸法精度が確実なものであるならば、必ずしも必要なものではない。即ち、図13に示すように、ケース3と中軸18とを一体形成しても良い。
尚、中軸18の後端は、外軸1の後端開口部から露出しているが、その露出部20は中軸18を外軸1に装着する際に、中軸18を容易に押し込むことができる部分となっている。また、露出部20は、図13に示すような例においては、中軸18を外軸1から離脱させる際に、指などで摘まむことができ、これによって容易に中軸18を離脱させることができる部分となっている。
また、外軸1の後部外周面には、縮径部1bが形成されており、その縮径部1bには、金属材質からなるクリップ21の基部21aが圧入されている。
次に、前記外軸1と中軸18との連結構造について説明する。前記外軸1の縮径部1bには、その後端部からL字型のスリット22が形成されている。そのスリット22は、長手方向の縦スリット22aと円周方向の横スリット22bが連結された状態で前記L字型をなしている。本例において、横スリット22bが一方向にしか形成されていないが、反対側の方向にも形成しても良い。即ち、T字型のスリットとしても良い。組み付けの際、方向性がなくなり、生産性が向上する。
また、前記中軸18の外周面には、四角柱状の突部23が形成されているが、この形状に捉われることなく、例えば、半球状などであっても良い。この突部23の長手方向の長さは、前記横スリット22bの長手方向の長さとほぼ等しく、一方、突部23の周方向における幅は、縦スリット22aの周方向における幅とほぼ等しくなっている。
さらに、前記クリップ21の基部21aには、長手方向に縦スリット24が形成されている。その縦スリット24の周方向における幅は、前記外軸1の縦スリット22aや突部23の周方向における幅とほぼ等しくなっている。
次に、外軸1と中軸18、並びに、クリップ21、そして、シャープペンシルユニット2の組み立て方法について説明する。
最初にシャープペンシルユニット2を外軸1の後端開口部から挿入する。この時、シャープペンシルユニット2のケース3の段部3aは、自重によって外軸1の内面段部1aに当接する。次いで弾撥部材19を芯タンク4と外軸1との隙間に挿着する。次いで、中軸18を外軸1の内面に装着するが、この時、クリップ21の縦スリット24と外軸1の縦スリット22aを合致せしめ、クリップ21の基部21aを外軸1の縮径部1bに圧入・固定する。次いで、中軸18を外軸1の内面に装着するが、このとき中軸18の突部23を前記外軸1とクリップ21の縦スリット22a、24の開口部に位置させ、前方に向けて押し込むと共に、その押し込み終了後にクリップ21をその基部21aと共に円周方向に回転させる。そのクリップ21の基部21aの回転によって、前記中軸18の突部23が外軸1の横スリット22bに係合されることになり、中軸18とクリップ21の外軸1に対する後方からの脱落が防止される。これと共に、中軸18の前端面が弾撥部材19の後端面に当接し、その弾撥部材19が前方に付勢され、ケース3も前方に向けて付勢される。その結果、そのケース3の段部3aが外軸1の内面段部1aに強固に当接することになる。
また、中軸18を外軸1から離脱させるときには、クリップ21の基部21aを、組み立て時とは反対の方向に回転させればよい。その回転によって、突部23が外軸1とクリップ21の縦スリット22a、24に位置し、その後、中軸18が弾撥部材19の付勢力によって外軸1の後端開口部から押し出される。
第2例を図8〜図12に説明する。外軸1の縮径部1bには、その後端部からL字型のスリット22が形成されている。そのスリット22は、長手方向の縦スリット22aと円周方向の横スリット22bが連結された状態で前記L字型をなしている。本例において、横スリット22bが一方向にしか形成されていないが、反対側の方向にも形成しても良い。即ち、T字型のスリットとしても良い。組み付けの際、方向性がなくなり、生産性が向上する。このスリット22の構成は、前例と同様である。
また、クリップ25の基部25aの内面には、四角柱状の突部26が形成されているが、この形状に捉われることなく、例えば、前例と同様に半球状などであっても良い。この突部26の長手方向の長さは、前記横スリット22bの長手方向の長さとほぼ等しく、一方、突部26の周方向における幅は、縦スリット22aの周方向における幅とほぼ等しくなっている。
さらに、中軸27には、長手方向に縦スリット28が形成されている。その縦スリット28の周方向における幅は、前記外軸1の縦スリット22aや突部26の周方向における幅とほぼ等しくなっている。
次に、外軸1と中軸27、並びに、クリップ25、そして、シャープペンシルユニット2の組み立て方法について説明する。
最初にシャープペンシルユニット2を外軸1の後端開口部から挿入する。この時、シャープペンシルユニット2のケース3の段部3aは、自重によって外軸1の内面段部1aに当接する。次いで弾撥部材19を芯タンク4と外軸1との隙間に挿着する。次いで、中軸27を外軸1の内面に装着するが、この時、中軸27の縦スリット28と外軸1の縦スリット22aを合致せしめ、押し込む。次いで、クリップ25の基部25aの突部26を軸筒1の基部1aに圧入するが、このときクリップ25の突部26を前記外軸1と中軸27の縦スリット22a、28の開口部に位置させ、前方に向けて押し込むと共に、その押し込み終了後にクリップ25をその基部25aと共に円周方向に回転させる。そのクリップ25の基部25aの回転によって、前記中軸27も回転し、クリップ25の突部26が外軸1の横スリット22bに係合されることになり、中軸18とクリップ25の外軸1に対する後方からの脱落が防止される。これと共に、中軸27の前端面が弾撥部材19の後端面に当接し、その弾撥部材19が前方に付勢され、ケース3も前方に向けて付勢される。その結果、そのケース3の段部3aが外軸1の内面段部1aに強固に当接することになる。
また、中軸27を外軸1から離脱させるときには、クリップ25の基部25aを、組み立て時とは反対の方向に回転させればよい。その回転によって、突部26が外軸1と中軸27の縦スリット22a、28に位置し、その後、中軸27が弾撥部材19の付勢力によって外軸1の後端開口部から押し出される。
本例のように、L字型のスリット22に係合させる突部26をクリップ25の内面に形成することによって、外軸1や中軸27のスリット22、28を、クリップ25の基部25aによって隠ぺいすることができ、よって、デザインが良好な製品を提供することができる。
1 軸筒
2 シャープペンシルユニット
3 ケース
4 芯タンク
5 継ぎ手部材
6 継ぎ手部材
7 チャック体
8 チャックリング
9 固定筒
10 弾撥部材
11 スライド部材
12 ゴム状弾性体
13 Oリング
14 消しゴム受け部材
15 座金
16 消しゴム
17 ノック部材
18 中軸
19 弾撥部材
20 露出部
21 クリップ
22 スリット
23 突部
24 縦スリット
25 クリップ
26 突部
27 中軸
28 縦スリット

Claims (3)

  1. 少なくとも外軸と回転軸と中軸とから構成されると共に、その中軸は外軸に対して着脱自在に設けられた軸筒の連結構造であって、前記外軸と回転軸、並びに、中軸に、それらを連結固定する直線状のスリット、或いは、L字型若しくはT字型のスリット、或いは、突起の何れかを各々の部材に形成し、それら直線状のスリットとL字型若しくはT字型のスリット、並びに、突起を係合すると共に、前記直線状のスリットを形成した部材、並びに、突起を形成した部材を、前記L字型若しくはT字型のスリットを形成した部材に対して相対的に回転可能に配置した軸筒の連結構造。
  2. 前記外軸の内側に弾撥部材を配置すると共に、その弾撥部材によって前記中軸を付勢した請求項1記載の軸筒の連結構造。
  3. 前記外軸の後端開口部から、中軸の後端近傍を露出させた請求項1、或いは、請求項2に記載の軸筒の連結構造。
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