JP5560357B2 - 椅子 - Google Patents

椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP5560357B2
JP5560357B2 JP2013033022A JP2013033022A JP5560357B2 JP 5560357 B2 JP5560357 B2 JP 5560357B2 JP 2013033022 A JP2013033022 A JP 2013033022A JP 2013033022 A JP2013033022 A JP 2013033022A JP 5560357 B2 JP5560357 B2 JP 5560357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backrest
chair
back portion
state
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013033022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013223714A (ja
Inventor
茂 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by France Bed Co Ltd filed Critical France Bed Co Ltd
Priority to JP2013033022A priority Critical patent/JP5560357B2/ja
Priority to US13/804,892 priority patent/US8915545B2/en
Publication of JP2013223714A publication Critical patent/JP2013223714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5560357B2 publication Critical patent/JP5560357B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C7/00Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/62Accessories for chairs

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

本発明の実施形態は、例えば、ダイニングテーブルとセットで用いられる椅子に関する。
ダイニングルームを清掃するとき、椅子の脚が邪魔になる場合がある。特に、自走式の清掃ロボットを用いる場合、椅子の脚が障害物になり得る。
このため、天板の下に椅子の座部を引っ掛けるための保持板を取り付けたテーブルが知られている(例えば、特許文献1)。このテーブルに椅子を保持せしめる場合、椅子の座部を天板と保持板との間の隙間に挿入する。
特開2006−68316号公報
しかし、このような保持構造では、テーブルの天板の下に比較的大きな保持板を取り付ける必要があり、美観が損なわれるとともに、使用時に、天板の下に脚を入れる空間が狭くなり、使い勝手が悪くなる。
また、座部の左右両側に肘掛けを一体に有する椅子では、肘掛けが邪魔になって座部を天板と保持板との間に挿入することができない場合もある。
よって、デザイン性に優れ、使い勝手が良く、脚を床から浮かせた状態でテーブルに保持せしめることができる椅子の開発が望まれている。
実施形態に係る椅子は、テーブルとセットで用いられる椅子であって、
座部と、
背部と、
脚部と、
上記背部の前方に突出可能に設けられ、テーブルの天板の上面に係合して上記脚部を床面から浮上させた状態で当該椅子を支持する係合手段を具備し、
上記係合手段は、上記背部に設けられた背凭れであって、
上記背凭れの上端を上記背部に対して回動可能に取り付ける支軸、この支軸に近接して設けられるピン、及び上記ピンが係合して上記背凭れの回動角度を制限するガイド部を有し、
上記背凭れの幅方向両端面と上記背部のどちらか一方に上記ピンが設けられ他方に上記ガイド部が設けられ、上記支軸は上記背凭れの幅方向両端面と上記背部のどちらか一方に設けられていて、
上記背凭れは、その上端を支点として、上記背部に収納される状態と、その下端が上記背部の前方に突出した状態と、の間で回動可能であることを特徴とする。
図1は、第1の実施形態に係る椅子の縦断面図である。 図2は、図1の椅子の正面図である。 図3は、図1の椅子の要部を部分的に拡大した部分拡大断面図である。 図4は、図3の椅子の下背凭れの幅方向の端面を示す側面図である。 図5は、第2の実施形態に係る椅子の要部を部分的に拡大した部分拡大断面図である。 図6は、第3の実施形態に係る椅子の要部を部分的に拡大した部分拡大断面図である。 図7は、第4の実施形態に係る椅子の正面図である。 図8は、第5の実施形態に係る椅子の正面図である。 図9は、第6の実施形態に係る椅子を幅方向の一側から見た側面図である。 図10は、図9の椅子をテーブルの天板に係合して浮上支持した状態の側面図である。 図11は、図9の椅子の正面図である。 図12は、図9の椅子の背面図である。 図13は、図9の椅子の背凭れをテーブルの天板に係合させた状態を示す概略図である。 図14は、第7の実施形態に係る椅子を示す概観斜視図である。 図15は、図14の椅子の背凭れを水平にした第1の状態を示す概観斜視図である。 図16は、図14の椅子の背凭れを水平にした第2の状態を示す概観斜視図である。 図17は、図14の椅子の背凭れを椅子本体に連結したステーを示す概略図である。 図18は、第8の実施形態に係る椅子の要部を部分的に拡大した部分拡大断面図である。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る椅子1を図2の中心線Cに沿って切断した縦断面図を示す。図1は、椅子1をテーブル18の天板19に保持せしめた状態を示す。この状態では、椅子1の4本の脚部1aは床から浮上した状態となる。図2は、椅子1の正面図であり、中心線Cの右側に下部背凭れ7を起こした状態(床と略平行な状態)を示し、中心線Cの左側に下部背凭れ7を椅子の背部3に収納した状態(床と略垂直な状態)を示す。
この椅子1は、座部2、背部3、及び4本の脚部1aを有する。座部2の上面、すなわち人が座る座面には、図2に示すように、クッション5が設けられている。背部3には、上下に分割された上部背凭れ6および下部背凭れ7が設けられている。下部背凭れ7は、椅子1をテーブル18の天板19に係合させて椅子1を天板19に対して懸垂支持させるための係合手段としても機能する。
図3は、図1の要部、すなわち椅子1の背部3を拡大した部分拡大断面図である。図4は、図3の下部背凭れ7をその幅方向の一端側から見た側面図である。図3に示すように、上部背凭れ6は、基板6aの前面にクッション6bを有する。上部背凭れ6は、背部3の幅方向両側に設けられた2本の側部材8(図2参照)の間に架設され、その幅方向の両端が、それぞれ、側部材8に固定されている。2本の側部材8は、椅子1の後ろの2本の脚部1aを上方に延長したものである。
下部背凭れ7は、図4に示すように、基板7aの前面(図4に示す状態では上面)にクッション7bを有する。基板7aの幅方向の両端面には、それぞれ、支軸11およびピン12が突設されている。支軸11は、基板7aの上端側(図3に示す状態では図示右端側)に片寄った位置に設けられ、ピン12は、支軸11の下方(図3に示す状態では図示左側)に近接して設けられている。
背部3の一対の側部材8の互いに対向する内面には、それぞれ、矩形板状のガイド部材13が取り付けられている。図3に拡大して示すように、ガイド部材13は、支軸11を回転可能に受け入れる支持孔14を有し、ピン12をスライド可能に受け入れるガイド孔15を有する。ガイド部材13を取り付けた側部材8の内面にも、支持孔14およびガイド孔15と一致する形状の孔を設けても良い。
ガイド孔15は、支持孔14を中心にした円弧状に湾曲している。ガイド孔15の長さは、支軸11を中心に下部背凭れ7を回動させたときに、下部背凭れ7の可動範囲が約90度となる長さに設定されている。つまり、下部背凭れ7が図3に二点鎖線で示すように背部3に収納されたとき、ピン12がガイド孔15の一端に当接して、下部背凭れ7のさらなる移動が規制される。また、下部背凭れ7が図3に実線で示す状態に起こされたとき、ピン12がガイド孔15の他端に当接して、下部背凭れ7のさらなる移動が規制される。
背部3の2本の側部材8の間には、下部背凭れ7の背面に当接して下部背凭れ7を支える上下2本の支持部材16a、16bが架設されている。つまり、下部背凭れ7が図3に二点鎖線で示す位置に回動されて背部3に収納されたとき、すなわち椅子1の通常の使用状態において、これら2本の支持部材16a、16bが下部背凭れ7の背面に当たって支える。
また、図3に実線で示すように下部背凭れ7が床と略水平な姿勢に回動されたとき、基板7aの上端の背面(下部背凭れ7を床と略水平な姿勢に回動させた状態では支軸11より図示右側の端部の下面)が、上方に位置する支持部材16aの上面に当接する。これにより、下部背凭れ7のそれ以上の上方への回動が規制される。
上方に位置する支持部材16aは、単独で、上述したように、下部背凭れ7の回動可能範囲を規制して、下部背凭れ7を2位置、すなわち背部3に収納した位置と背部3の前方へ突出した略水平な位置に係止する機能を有するため、下方に位置する支持部材16bは省略することもできる。
なお、基板7aの上端の背面と支持部材16aの上面には、互いに磁着することで下部背凭れ7を水平な状態に保持するマグネット17a、17b(保持手段)が埋設されている。これにより、下部背凭れ7を略水平な姿勢に回動させた状態に保持することができる。この保持状態を解除するには、下部背凭れ7の回動の先端近くを下方に押すことでマグネット17a、17b同士を離間させれば良い。
つまり、上記構造の椅子1をテーブル18の天板19に保持せしめる際には、下部背凭れ7を背部3から引き出して床と略水平な姿勢に突出させる(図3の状態)。これにより、マグネット17a、17b同士が磁着して下部背凭れ7が水平に突出した状態に一時的に保持される。そして、この状態のまま、図1に示すように、テーブル18の天板19の上面に、突出した下部背凭れ7の背面を面で接触させ、椅子1の自重によって2つの面を密着させる。これにより、椅子1の脚部1aを床面から浮上させた状態で、椅子1をテーブル18に引っ掛けて保持せしめることができる。
なお、この状態で、ピン12がガイド孔15の一端に当接するとともに、基板7aの上端の背面が上方の支持部材16aの上面に当接し、椅子1の自重によって下部背凭れ7がそれ以上上方に回動することを防止している。言い換えると、これら複数の構成12、15、7a、16aが下部背凭れ7の回動を規制して椅子1の重さを支えている。
椅子1をテーブル18から外して通常使用する際には、図1の状態から、椅子1を僅かに持ち上げて下部背凭れ7の基板7aの背面とテーブル18の天板19の上面を離間させ、椅子1の4本の脚部1aを床に下ろす。そして、背部3から水平に突出している下部背凭れ7の先端近くを下方に押し、マグネット17a、17bの磁着を解除する。これにより、下部背凭れ7が背部3に収納され、椅子1の通常使用が可能となる。
なお、下部背凭れ7を水平に回動させた状態で保持する保持手段として、本実施形態では、基板7aの上端の背面および支持部材16aの上面にマグネット17a、17bを埋設した構成を採用したが、一方をマグネットとして他方を磁性材料としてもよい。また、マグネットの代わりに、互いに係着する面状ファスナーを設けるようにしてもよい。いずれにしても、下部背凭れ7を水平な状態で保持することができればいかなる手段を用いても良い。或いは、このような保持手段は必ずしも必要な構成ではなく、下部背凭れ7を手で支えた状態でテーブル18の天板19に引っ掛けるようにしても良い。
また、本実施形態では、下部背凭れ7の幅方向の両端面に支軸11およびピン12をそれぞれ設け、且つ背部3の側部材8にガイド部材13(支持孔14およびガイド孔15)を設けた場合について説明したが、これに限らず、側部材8の内面から支軸11やピン12を突設させて、下部背凭れ7の両端面にガイド部材13を設けても良い。或いは、下部背凭れ7および側部材8の一方に支軸11とガイド孔15を設け、他方にピン12と支持孔14を設けてもよく、ガイド部材13は必ずしも必要ではない。
以上のように、本実施形態によると、椅子1の背部3に収納した下部背凭れ7を水平な姿勢に引き出すだけで、脚部1aを床から浮上させた状態で椅子1をテーブル18に引っ掛けることができ、利便性を向上させることができる。また、この場合、テーブル18のデザインを変更する必要がなく、いかなるテーブルにも本実施形態の椅子1を組み合わせて使用することができ、組み合わせの自由度を高めることができる。また、通常使用時には、下部背凭れ7を背部3に収納することができ、椅子1の美観を損なうことがなく、椅子1の使用感を損なうこともない。
また、本実施形態によると、上述した従来のテーブルのように椅子の座部を挿入するための隙間を形成すべく天板の下に比較的大きな保持板を設ける必要がなく、着座時に利用者の膝が保持板に当たって使用し難くなるような不具合を生じることがない。その上、テーブルに保持板を設ける必要がないので、テーブルの美観を損なうこともない。
また、本実施形態の椅子1は、椅子をテーブルに保持せしめるための構造を背部3にだけ設けたため、座部2の厚さや形状がいかなるものであっても椅子の保持機能を損なうことはない。これに対し、例えば、上述した従来のテーブルのように天板の下に保持板を取り付けた構造では、座部のクッションが厚くなった場合、天板と保持板との間の隙間に座部を挿入できなくなり、椅子をテーブルに保持せしめることができなくなる。また、本実施形態によると、座部と一体の肘掛を有する椅子であってもテーブルに保持せしめることができるが、上述した従来のテーブルにはこのような椅子を保持させることができない。
さらに、本実施形態によると、椅子1の保持構造として、背部3の前方に向けて下部背凭れ7を突出させる構造を採用したため、通常、テーブル18にセットした使用状態から、椅子1の向きを反転させずにそのままの姿勢で天板19に引っ掛けることができ、作業性を向上させることができる。また、本実施形態によると、椅子1を転地逆転させて天板19に引っ掛ける必要もなく、非力な子供や女性でも簡単に作業することができる。
以下、他の実施形態について、図5乃至図18を用いて説明する。なお、以下の説明では、上述した第1の実施形態と同様に機能する構成要素には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る椅子1の背部3を示す。本実施形態の椅子1は、ガイド部材13のガイド孔15を短くした以外、上述した第1の実施形態の椅子1と略同じ構造を有する。
つまり、本実施形態の椅子1は、支軸11を中心に下部背凭れ7を90度よりも小さな角度範囲で回動可能な構造を有する。本実施形態では、例えば、下部背凭れ7を背部3に収納した姿勢から30度だけ上方に回動可能なようにガイド孔15の長さおよび位置を設定した。このため、下部背凭れ7を背部3から最大に引き出した状態で、下部背凭れ7が図5に示す斜めの姿勢に配置されることになる。
つまり、本実施形態によると、上述した第1の実施形態と比較して、背部3から最大に引き出した下部背凭れ7の下端を床に近付けることができる。これにより、下部背凭れ7の下端をテーブル18の天板19に係合させて椅子1をテーブル18に保持せしめた際に、その支持高さを、第1の実施形態の場合と比較して高くすることができる。つまり、本実施形態によると、椅子1の脚部1aが比較的長い場合であっても、その脚部1aを床面から浮上させて支持することができる。
なお、この第2の実施形態において、背凭れを上下2つに分割せずに1つにして、その1つの背凭れの上端近くで幅方向の両端面に支軸11とピン12を設け、背部3の一対の側部材8の向かい合う内面にガイド部材13をそれぞれ設け、1つの背凭れを所定の角度、たとえば0〜30度の角度で回動させるようにしてもよい。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態に係る椅子1の背部3を示す。本実施形態の椅子1は、背部3の一対の側部材8の互いに向かい合う内面にガイド部材13を設けず、下部背凭れ7の幅方向の両端面には支軸11だけを設けてピン12を設けず、一対の側部材8の内面に支軸11を回動可能に受け入れる支持孔を設けた以外、上述した第1の実施形態と同様の構造を有する。
そして、支軸11を中心に下部背凭れ7を図示実線で示す水平な位置に回動させた際には、上側の支持部材16aの上面に下部背凭れ7の上端部の背面が当接して下部背凭れ7のそれ以上の移動が規制され、マグネット17a、17bが磁着して、下部背凭れ7が実線で示す位置に保持される。また、この状態から、下部背凭れ7の回動の先端を下方に押して、背部3に下部背凭れ7を収納した際には、下部背凭れ7の背面が上下2本の支持部材16a、16bに当接してその移動が規制される。
つまり、本実施形態によると、上述した第1の実施形態と同様な機能を有することに加え、第1の実施形態と比較して、構造を簡略化することができ、部品点数を少なくでき、組み立て工数を削減でき、製造コストを低減できる。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態に係る椅子1の正面図を示す。この椅子1は、下部背凭れ7の代わりにU字状の係止部材22を設けた以外、上述した第1の実施形態の椅子1と略同様の構成を有する。係止部材22がU字状の形状であるため、その内側には比較的大きな矩形の開口部21が形成されている。
係止部材22の上端近くで幅方向の両端面には、それぞれ、支軸11とピン12が設けられている。椅子1の一対の側部材8の内面には、それぞれ、支持孔14とガイド孔15を有するガイド部材13が設けられている。本実施形態においても、係止部材22は、背部3に収納された状態から上方に90度回動可能に取り付けられている。
よって、係止部材22を、その下端が椅子1の背部3の前方へ突出するよう上昇方向へ回動させて、テーブル18の天板19の上面に係合させれば、椅子1の脚部1aを床面から浮上させた状態で支持することができる。
(第5の実施形態)
図8は、第5の実施形態に係る椅子1の正面図を示す。この椅子1は、U字状の係止部材22の代りに、直杆状の2本の独立した係止部材23を設けた以外、上述した第4の実施形態と略同様の構造を有する。これら2本の係止部材23は、それぞれ、背部3の一対の側部材8の内面に回動可能に取り付けられており、互いに独立して回動可能である。なお、ここでは、図示および説明を省略するが、係止部材23を側部材8に回動可能に取り付けた構造は、第4の実施形態と同じ構造である。
よって、本実施形態においても、一対の係止部材23を、その下端が椅子1の背部3の前方へ突出するよう上昇方向へ回動させて、これら一対の係止部材23をテーブル18の天板19の上面に係合させれば、椅子1の脚部1aを床面から浮上させた状態で支持することができる。
(第6の実施形態)
図9乃至図13を参照して、第6の実施形態に係る椅子1について説明する。図9は、椅子1を幅方向の一側から見た側面図であり、図10は、椅子1をテーブル18の天板19に引っ掛けた状態の側面図である。図11は、椅子1の正面図であり、図12は、椅子1の背面図である。図13は、図10の状態に引き起こした背凭れ26の背面を天板19の上面に係合させた状態を示す概略図である。
本実施形態の椅子1は、座部2の幅方向の両側に肘掛け25を有する。背部3には、係合手段として機能する1つの背凭れ26が設けられている。この背凭れ26は、上述した第1の実施形態の椅子1の下部背凭れ7と同様に、支軸11を中心に図9の状態から図10の状態まで回動可能となっている。
すなわち、背凭れ26の上端近くの幅方向の両端面には、第1の実施形態と同様、支軸11とピン12がそれぞれ設けられている。また、背部3の一対の側部材8の内面には、それぞれ、支軸11を回動可能に支持する支持孔14およびピン12を係合して案内するガイド孔15が形成されたガイド部材13が設けられている。
背凭れ26を図10に示す水平状態に回動させたとき、ガイド孔15の一端にピン12が当接して背凭れ26のそれ以上の回動を規制する。また、図9に示すように背凭れ26を背部3に収納したとき、背凭れ26の下端に設けた段部28に支持部材16が係合し、背凭れ26がそれ以上回動しないように支える。
なお、段部28および支持部材16に互いに磁気結合するマグネットや互いに係着する面状ファスナーを設けても良く、これにより、背凭れ26を背部3に収納した状態で、背凭れ26が不用意に回動する不具合を防止でき、背凭れ26を通常使用状態に保持することができる。
背凭れ26を回動可能に取り付けた支軸11(および支持孔14)は、肘掛け25の上端よりも高い位置に設けられている。つまり、背凭れ26を図10に示す水平状態に引き起こしたとき、背凭れ26の背面(図10では下面)と肘掛け25の上端との間の隙間Dが、テーブル18の天板19の厚さより大きくなるように、支軸11の高さが設定されている。これにより、肘掛け25を有する椅子1であってもテーブル18の天板19に保持せしめることができる。
また、背凭れ26は、図13に示すように基板26aの前面にクッション材26bが設けられていて、基板26aの幅方向の両端部が前面に向かって湾曲している。それによって、背凭れ26をほぼ水平となるよう回動上昇させたとき、基板26aの水平面26cを有する背面が下方になるから、この水平面26cによって背凭れ26を安定した状態でテーブル18の天板19の上面に係合できるようになっている。
(第7の実施形態)
図14乃至図17を参照して、第7の実施形態に係る椅子1について説明する。図14は、椅子1の背凭れ33を背部3に収納した状態の斜視図であり、図15は、背凭れ33を第1の状態に引き出した斜視図であり、図16は、背凭れ33を第2の状態に引き出した斜視図である。また、図17は、背凭れ33を背部3に取り付けるためのステー34を示す概略図である。
本実施形態の椅子1は、背部3の一対の側部材8間に架設した背板31を有する。背板31は、背部3の背面側に片寄った位置にあり、背板31の前面側に背凭れ33を収納するための矩形の凹部32が形成されている。背凭れ33は、一対のステー34を介して一対の側部材8に対して回動可能に連結されており、一対のステー34を伸縮させることによって、図14乃至図16に示す姿勢に配置されることができる。
ステー34は、図17に示すように、主アーム35および可動アーム36を有する。可動アーム36は、主アーム35に対して長手方向に突没可能に取り付けられている。また、可動アーム36は、主アーム35に対して、任意のスライド位置でロック可能となっている。可動アーム36のロック状態は、可動アーム36を主アーム35から最大に引き出した位置からさらに引っ張ることで解除できるようになっている。
主アーム35の基端には、図示しないスライダを回動可能に取り付けるための取付け孔35aが設けられている。そして、この主アーム35の基端は、このスライダを介して、側部材8に対してスライド可能に取り付けられる。つまり、一対の側部材8が対向する内面には上下に延びた図示しないスライド溝が設けられており、このスライド溝にスライダを嵌合することで主アーム35の基端が側部材8に連結される。なお、スライダのスライド位置は、図示しないロック機構によって所定位置にロック可能となっている。
可動アーム36の先端には、連結部材36aが回動可能に連結されている。連結部材36aは、背凭れ33の背面の高さ方向中途部に回動可能に連結されている。そして、ステー34の可動アーム36が主アーム35内に入り込んだ状態で、背凭れ33は、図14に示すように、背部3の凹部32内に収納される。
この状態から、背凭れ33の下端部に手を掛けて図15に示すように引き上げると、可動アーム36が主アーム35から突出する方向にスライドし、主アーム35の基端が所定位置にロックされて、可動アーム36の主アーム35に対するスライド位置がロックされる。この状態(第1の状態)で、背凭れ33は、床面に対して略水平な姿勢に固定され、この背凭れ33を使って椅子1をテーブル18の天板19に引っ掛けることができるようになる。
また、背凭れ33を図15に示す第1の状態から、図16に示す第2の状態に姿勢変更する場合、主アーム35の基端を中心に一対のステー34を下方に回動させ、同時に、背凭れ33を図15の矢印X方向に回転させつつ表裏反転(180度回転)させる。これにより、背凭れ33は、第1の状態のときに背板31に当接していた端面と反対側の端面が背板31に当接した略水平な姿勢に配置される。
この状態で、主アーム35の基端が所定位置にロックされて、可動アーム36の主アーム35に対するスライド位置がロックされ、背凭れ33が所定位置に固定される。よって、この状態でも、背凭れ33をテーブル18の天板19に引っ掛けて椅子1をテーブル18に保持せしめることができる。なお、この場合、第1の状態の場合と比較して、より高い位置に椅子1を保持せしめることができる。
以上のように、背凭れ33を第2の状態に固定してテーブル18の天板19に係合させれば、背凭れ33が第1の状態にあるときよりも、椅子1を高い位置に支持できるため、椅子1の天板19による支持高さを、たとえば床面の清掃に用いられる清掃具の種類などによって変えたい場合や、椅子1の脚部1aの長さ、すなわち座部2の高さによって変えたい場合などには、背凭れ33を図15に示す第1の状態或いは図16に示す第2の状態のいずれかに選択すればよい。
なお、ここでは背凭れ33を第1の状態から第2の状態にする場合を例に挙げて説明したが、図14に示す通常使用状態から、背凭れ33の上端に手を掛けて下方へ回動させれば、第1の状態を経ずに直ちに第2の状態とすることができる。
また、背凭れ33が第1の状態或いは第2の状態に保持されているときに、ステー34の可動アーム36の主アーム35からの突出長さが最大となるように設定しておけば、第1の状態から背凭れ33を僅かに上方に回動させ、或いは第2の状態から背凭れ33を僅かに下方に回動させるだけで、可動アーム36のロックを解除することができる。
(第8の実施形態)
図18は、第8の実施形態に係る椅子1の背部3を示す縦断面図である。この椅子1は、下部背凭れ7を背部3に収納したとき(二点差線で示す状態のとき)、下部背凭れ7の背面を支える4本のピン41を有する。4本のピン41は、上述した第1の実施形態の支持部材16と同様に機能する。これら4本のピン41は、背部3の一対の側部材8が互いに対向する内面から2本ずつ突設され、それぞれ上下に離間して設けられている。
上方に設けた2本のピン41aは、下部背凭れ7を図中実線で示す床と略平行な姿勢に引き起こした状態で、支軸11の後方の背面に当接し、下部背凭れ7がそれ以上上方に回動しないように動きを規制する。つまり、上方のピン41aは、下部背凭れ7を背部3に収納した状態で下部背凭れ7の背面に当接し、且つ下部背凭れ7を略水平に引き起こした状態で下部背凭れ7の上端側の背面に当接するように、位置決めされて側部材8から突設されている。このため、本実施形態においても、下方に設けた2本のピン41bは必須の構成ではなく、省略することができる。
また、下部背凭れ7の幅方向の両端面には、図示しない半球状の突起を図示しないバネ等により突没可能に設けたラッチ爪42が取り付けられている。このラッチ爪42は、図18で支軸11の左側に近接して設けられており、対向する側部材8の内面に設けた半球状のラッチ穴43に嵌合する。言い換えると、これらのラッチ爪42およびラッチ穴43は、下部背凭れ7を図18で実線で示す略水平な姿勢に回動した際に係合する位置に設けられている。これにより、下部背凭れ7を水平な姿勢に保持せしめることができ、下部背凭れ7をテーブル18の天板19に引っ掛けて椅子1をテーブル18に保持せしめることができる。
なお、本実施形態では、下部背凭れ7の幅方向の両端面にラッチ爪42を直接取り付けたが、上述した第1の実施形態と同様に、ラッチ爪42を取り付けたガイド板(図示せず)を下部背凭れ7に設けるようにしても良い。
また、支軸11を回動可能に受け入れる支持孔14の下方に近接して、背部3の一対の側部材8の内面にもう一つのラッチ穴44を設けても良い。このラッチ穴44は、下部背凭れ7を背部3に収納したとき、下部背凭れ7のラッチ爪42が嵌合する位置に設けられる。これにより、背部3に収納した状態の下部背凭れ7が不用意に回動してしまう不具合を防止することができる。
なお、本実施形態では、下部背凭れ7側にラッチ爪42を設けて側部材8側に2つのラッチ穴43、44を設けたが、これに限らず、下部背凭れ7側にラッチ穴を設けて側部材8側に2つのラッチ爪を設けても良い。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の椅子によると、背部の前方に突出する係合手段を有するため、デザイン性に優れ、使い勝手が良く、脚を床から浮かせた状態でテーブルに保持せしめることができる椅子を提供できる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…椅子、1a…脚部、2…座部、3…背部、6…上部背凭れ、7…下部背凭れ、7a…基板、8…側部材、11…支軸、12…ピン、13…ガイド部材、14…支持孔、15…ガイド孔、16a、16b…支持部材、17a、17b…マグネット、18…テーブル、19…天板、22…係止部材、23…係止部材、25…肘掛け、26…背凭れ、33…背凭れ、34…ステー、41a、41b…ピン、42…ラッチ爪、43…ラッチ穴。

Claims (9)

  1. テーブルとセットで用いられる椅子であって、
    座部と、
    背部と、
    脚部と、
    上記背部の前方に突出可能に設けられ、テーブルの天板の上面に係合して上記脚部を床面から浮上させた状態で当該椅子を支持する係合手段を具備し、
    上記係合手段は、上記背部に設けられた背凭れであって、
    上記背凭れの上端を上記背部に対して回動可能に取り付ける支軸、この支軸に近接して設けられるピン、及び上記ピンが係合して上記背凭れの回動角度を制限するガイド部を有し、
    上記背凭れの幅方向両端面と上記背部のどちらか一方に上記ピンが設けられ他方に上記ガイド部が設けられ、上記支軸は上記背凭れの幅方向両端面と上記背部のどちらか一方に設けられていて、
    上記背凭れは、その上端を支点として、上記背部に収納される状態と、その下端が上記背部の前方に突出した状態と、の間で回動可能であることを特徴とする椅子。
  2. 上記ガイド部は、上記背凭れを上記背部に収納した位置と略水平に起こした位置との間で上記ピンをガイドする円弧状の溝であることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 上記背凭れを略水平な位置まで起こしたとき、当該背凭れをこの位置に保持する保持手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の椅子。
  4. 上記背部には、上記背凭れの上端を当該背部に対して回動可能に取り付ける支軸、およびこの支軸に近接したピンが設けられ、
    上記背凭れの幅方向両端面には、上記ピンが係合して上記背凭れの回動角度を制限する上記ガイド部が形成されたガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の椅子。
  5. 上記ガイド部材のガイド部は、上記背凭れを上記背部に収納した位置と略水平に起こした位置との間で上記ピンをガイドする円弧状の溝であることを特徴とする請求項4に記載の椅子。
  6. 上記背凭れを略水平な位置まで起こしたとき、当該背凭れをこの位置に保持する保持手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の椅子。
  7. 上記座部の両側に肘掛けを有し、
    上記背部は、その上端が上記肘掛けよりも高い位置で上記背部に対して回動可能に取り付けられ、その上端を支点として、上記背部に収納される状態と、その下端が上記背部の前方に突出した状態と、の間で回動可能であることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  8. 上記背凭れの回動の支点と上記肘掛けとの間の距離は、上記テーブルの天板の厚みより大きいことを特徴とする請求項7に記載の椅子。
  9. テーブルとセットで用いられる椅子であって、
    座部と、
    背部と、
    脚部と、
    上記背部の前方に突出可能に設けられ、テーブルの天板の上面に係合して上記脚部を床面から浮上させた状態で当該椅子を支持する係合手段を具備し、
    上記係合手段は、その上端を上記背部に対して回動可能に取り付けた背凭れであって、
    上記背部は、上記背凭れを収納する収納部、およびこの収納部に収納した背凭れの背面を支える支持部材を有し、
    上記背凭れの幅方向両端面には、背凭れを水平な状態に保持するためのラッチ機構が設けられていることを特徴とする椅子。
JP2013033022A 2012-03-19 2013-02-22 椅子 Active JP5560357B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013033022A JP5560357B2 (ja) 2012-03-19 2013-02-22 椅子
US13/804,892 US8915545B2 (en) 2012-03-19 2013-03-14 Chair with rotatable backrest

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012062078 2012-03-19
JP2012062078 2012-03-19
JP2013033022A JP5560357B2 (ja) 2012-03-19 2013-02-22 椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013223714A JP2013223714A (ja) 2013-10-31
JP5560357B2 true JP5560357B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=49156952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013033022A Active JP5560357B2 (ja) 2012-03-19 2013-02-22 椅子

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8915545B2 (ja)
JP (1) JP5560357B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20145782A (fi) 2014-09-08 2016-03-09 Isku Interior Oy Sovite tuolin ja pöydän kytkemiseksi toisiinsa irrotettavasti
US20180249832A1 (en) * 2017-03-02 2018-09-06 Zachary David Wolfe Self-fixing table and chair system
CN110558750A (zh) * 2019-09-30 2019-12-13 佛山科学技术学院 一种一体化桌椅
WO2022162453A1 (en) * 2021-01-31 2022-08-04 Mahendra Suryabhan Pangarkar A furniture stool for sitting and climbing

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1337103A (en) * 1919-07-03 1920-04-13 Straith John Infant-chair
US3121592A (en) * 1962-08-29 1964-02-18 Gen Fireproofing Co Posture chair
EP0955641B1 (de) 1998-05-05 2004-04-28 Carl Zeiss Beleuchtungssystem insbesondere für die EUV-Lithographie
JP4017622B2 (ja) * 2004-09-02 2007-12-05 積水ハウス株式会社 テーブルセット
SE533570C2 (sv) * 2009-11-23 2010-10-26 Anders Lindbom Beslag för upphängning av stol samt stol med sådant beslag

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013223714A (ja) 2013-10-31
US8915545B2 (en) 2014-12-23
US20130241249A1 (en) 2013-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5560357B2 (ja) 椅子
JP5667807B2 (ja) 車両用チャイルドシート
JP5529502B2 (ja) 椅子
JP5554860B1 (ja) 組立式正座椅子
JP6440311B2 (ja) 板部材の連結構造、椅子の荷重支持構造、及び椅子
CN105377077B (zh) 椅子
JP4298877B2 (ja) 椅子
JP6148905B2 (ja) 椅子
JP4624208B2 (ja) スライドガイド装置
JP2018057641A (ja) 椅子
JP2018057640A (ja) 椅子
JP5763812B1 (ja) 椅子構造
JP6040566B2 (ja) 椅子
JP5779021B2 (ja) 椅子及びその座部
JP2015171652A5 (ja)
JP2010063820A (ja) 椅子
JP2008110148A (ja) テーブル
JP2007307299A (ja) 子供用椅子
JP7221793B2 (ja) 浴室用椅子
JP5576110B2 (ja) 椅子用のハンガー装置又はヘッドレスト装置及びこれを備えた椅子
JP5280724B2 (ja) 椅子
JP5806087B2 (ja) 椅子
JP6046434B2 (ja) 椅子
JP4491317B2 (ja) 椅子の座構造
WO2021207863A1 (es) Silla de enganche con ajuste elástico de agarre

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140513

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5560357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150