JP5559524B2 - 薬液注入具 - Google Patents
薬液注入具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5559524B2 JP5559524B2 JP2009280812A JP2009280812A JP5559524B2 JP 5559524 B2 JP5559524 B2 JP 5559524B2 JP 2009280812 A JP2009280812 A JP 2009280812A JP 2009280812 A JP2009280812 A JP 2009280812A JP 5559524 B2 JP5559524 B2 JP 5559524B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catheter
- proximal end
- chemical
- opening
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
これら薬液注入具は、本体と、この本体内に形成された内部空間と、この空間に連通する薬液注入口および薬液流出用の流路と、この薬液注入口に装着されたゴム製の栓体(セプタム)とを有する薬液注入ポートと、薬液注入用のルーメンが形成されたカテーテルとを有する。
そして、薬液注入具は、カテーテルを体内に挿入し、その先端を目的部位に位置させた後、カテーテルの基端側の余剰部分を切断し、その切断端部を薬液注入ポートに接続した後、薬液注入ポートを皮下組織に固定することにより生体内に留置される。このため、薬液注入ポートにあらかじめカテーテルを接続しておくことができず、術中にて両者の装着作業が必要である。また、この埋設術は、皮膚を切開して行うため、早期に完了することが望ましい。
そこで、本発明の目的は、体内に挿入可能なカテーテルと、このカテーテルを着脱可能に装着する薬液注入部材とからなる薬液注入具であって、薬液注入部材へのカテーテルの装着が極めて容易に行うことができる薬液注入具を提供するものである。
(1) 少なくとも先端部が体内に挿入可能なカテーテルと、該カテーテルを着脱可能に装着する薬液注入部材とからなる薬液注入具であって、前記薬液注入部材は、開口部と、前記開口部と連通する薬液流入空間と、前記薬液流入空間と連通する排出ポートとを有する注入部材本体と、前記注入部材本体の前記開口部を封止するとともに薬液注入用針の刺通が可能なシール部とを備え、前記注入部材本体は、前記薬液流入空間と連通し、かつ前記カテーテルの内径とほぼ同じ大きさ若しくは若干大きい内径を有する流通部を備え、前記排出ポートは、前記カテーテルの外径と同じ若しくは若干大きい内径を有し、一端側が前記流通部と連通し、他端側がカテーテル挿入口を形成し、前記カテーテルの基端部の挿入を可能とするカテーテル基端部装着部と、前記カテーテル基端部装着部の一端より所定長前記カテーテル挿入口側に位置するカテーテル抜け止め用の環状突出部とを備え、さらに、該環状突出部は、前記カテーテル基端部装着部の前記カテーテル挿入口側より前記流通部側に向かって縮径する環状テーパー面と、前記カテーテルの外径より小さい内径を有し、かつ鋭角に形成された環状突出端部とを有し、さらに、前記薬液注入部材は、前記流通部と前記カテーテル基端部装着部の前記環状突出部との間により形成されたカテーテル基端収納部および前記カテーテル基端収納部に収納される前記カテーテルの基端が当接可能な当接部とを備え、前記薬液注入部材は、前記カテーテルの基端内への挿入部を持たず、前記カテーテルは、基端開口と前記流通部との連通により、前記薬液流入空間と連通するものである薬液注入具。
(3) 前記排出ポートは、前記カテーテル基端収納部に位置するカテーテル抜け止め用の第2の環状突出部を備え、前記第2の環状突出部は、前記流通部側より前記カテーテル基端部装着部側に向かって縮径する環状テーパー面と、前記カテーテルの外径より小さい内径を有し、かつ鋭角に形成された環状突出端部とを有するものである上記(1)または(2)に記載の薬液注入具。
(4) 前記注入部材本体は、前記開口部および底部開口部を有するリング状の本体部材と、前記底部開口部を封止する底板部材とを備え、前記排出ポートは、前記底板部材に設けられている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の薬液注入具。
(5) 前記排出ポートは、前記底板部材に設けられた筒状部と、該筒状部の開口部に固定されたポート形成部材とにより構成されており、前記環状突出部は、前記ポート形成部材の一端部に形成されている上記(4)に記載の薬液注入具。
(6) 前記カテーテル挿入口は、開口端方向に向かって拡径している上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の薬液注入具。
この薬液注入部材では、カテーテルの先端を目的部位に位置させた後、余剰分が切断されたカテーテルの基端部をカテーテル挿入口より挿入することにより、カテーテルの基端部は、カテーテル基端部装着部内に容易に進入する。さらに押し込むことにより、カテーテルの基端は、環状突出部を通過し、薬剤注入部材に装着されるため、カテーテルの薬液注入部材への装着操作が極めて容易である。さらに、装着されたカテーテルを牽引した場合、カテーテルの外面と鋭角に形成された環状突出端部がくさび状に接触するため、離脱することがない。
本発明の薬液注入具1は、少なくとも先端部が体内に挿入可能なカテーテル3と、カテーテル3を着脱可能に装着する薬液注入部材2とからなる。
薬液注入部材2は、開口部と、開口部と連通する薬液流入空間9と、薬液流入空間9と連通する排出ポート8とを有する注入部材本体4と、注入部材本体4の開口部を封止するとともに薬液注入用針の刺通が可能なシール部5とを備える。注入部材本体4は、薬液流入空間9と連通する流通部75を備え、排出ポート8は、カテーテル3の外径と等しいもしくは若干大きい内径を有し、一端側が流通部75と連通し、他端側にカテーテル挿入口86を有し、カテーテル3の基端部の挿入を可能とするカテーテル基端部装着部87と、カテーテル基端部装着部87の一端より所定長カテーテル挿入口側に位置するカテーテル抜け止め用の環状突出部83とを備える。環状突出部83は、カテーテル基端部装着部87のカテーテル挿入口86側より一端側に向かって縮径する環状テーパー面83aと、カテーテル3の外径より小さい内径を有し、かつ鋭角に形成された環状突出端部83bとを有する。
この実施例の薬液注入具1は、図1および図2に示すように、少なくとも先端部が体内(具体的には、血管(静脈または動脈)、胆管、尿管などの脈管、硬膜外、くも膜下、腹腔)に挿入可能なカテーテル3と、カテーテル3を着脱可能に装着する薬液注入部材2とからなる。
この実施例の薬液注入具1に用いられているカテーテル3は、先端側開口部31と内部ルーメン32とを有するチューブ体であり、ほぼ全体に渡り同一外径および同一内径を有するものとなっている。カテーテルの外径M1(図7:基端部の外径)としては、0.3〜5mmが好ましく、特に、0.9〜2.8mmが好ましい。また、カテーテルの内径M2(図7:基端部の内径)としては、0.1〜2.6mmが好ましく、特に、0.6〜1.8mmが好ましい。
また、カテーテル3は、可撓性、好ましくはある程度の弾性を有するものが用いられる。特に、カテーテルとしては、カテーテル抜け止め用の環状突出部83の鋭角に形成された環状突出端部83bが外面に食い込み可能なものであることが好ましい。カテーテルの形成材料としては、例えば、オレフィン系エラストマー(例えば、ポリエチレンエラストマー、ポリプロピレンエラストマー)、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、軟質ポリ塩化ビニル、ポリウレタンおよびウレタン系エラストマー、ポリアミドおよびアミド系エラストマー(例えば、ポリアミドエラストマー)、フッ素樹脂エラストマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、シリコーンゴム等の可撓性を有する高分子材料により形成される。
リング状本体部材6は、図5に示すように、上部にシール部収納部を備えるとともに、開口部に形成された環状リブ62を備えている。リング状本体部材6の環状リブ62は、シール部5に設けられたフランジ部52と当接し、シール部5の本体部材6からの離脱を防止する。
そして、リング状本体部材6の底部には、本体部材6の底部開口部を封止する底板部材7が固定されている。底板部材7は、底板部71とその中央部に設けられ、上方に延びる円筒部72と、排出ポート8を構成する筒状部73を備えている。シール部5は、リング状本体部材6と底板部材7の円筒部72との間により挟持されている。また、シール部5の下面と底板部材7の内面との間により、薬液流入空間9が形成されている。この実施例では、薬液流入空間9は、所定の厚さを有する円盤状空間となっている。
また、ポート形成部材10は、カテーテル挿入口86を有するフランジ部82と、このフランジ部82より一端側に延びる筒状部81を有している。そして、筒状部81の一端部側には、カテーテル抜け止め用の環状突出部83が設けられている。特に、この実施例のものでは、抜け止め用の環状突出部83は、筒状部81の一端部に設けられている。なお、抜け止め用の環状突出部83は、このように端部に設けることが好ましいが、端部よりより若干内側(カテーテル挿入口側)となる位置に設けてもよい。また、筒状部81は、底板部材7の筒状部73の内面に設けられた雌ねじ部74と螺合する雄ねじ部85を側面に備えている。なお、ポート形成部材10の筒状部81の一端部84は、雄ねじ部85を備えないものとなっている。これにより、筒状部81の一端部84と底板部材7の筒状部73との間には、空間部が形成されている。底板部材7にポート形成部材10を固定する際には、雌ねじ部74と雄ねじ部85を螺合するだけでなく、接着剤を併用してもよい。この場合、前述の空間部に接着剤が充填されるため、固定力を高めることができる。
そして、注入部材本体4は、流通部75(具体的には、大径部76の流通部側端面76a)と環状突出部83との間により形成されたカテーテル基端収納部を備えている。カテーテル3の基端部は、カテーテル挿入口86よりカテーテル基端部装着部87内に進入し、大径部76の流通部側端面76aに当接するまで、挿入可能となっている。
カテーテル3は、カテーテル基端部装着部87に、カテーテル3の基端が環状突出部83を通過するように装着されており、カテーテル3を牽引した場合、カテーテル3の外面と鋭角に形成された環状突出端部83がくさび状に接触するため、容易に離脱することがない。また、装着されたカテーテル3は、ゆっくり若干捻りながら引くことにより、薬液注入部材2より離脱させることも可能である。
本発明の薬液注入具1は、少なくとも先端部が体内に挿入可能なカテーテル3と、カテーテル3を着脱可能に装着する薬液注入部材2とからなる。そして、図5および図6に示すように、薬液注入部材2は、カテーテル3の基端内への挿入部を持たず、カテーテル3は、図6に示すように、カテーテル3の基端開口と流通部75との連通により、カテーテル3の内部ルーメン32は、薬液流入空間9と連通するものとなっている。
また、この実施例の薬液注入具1では、図1ないし図4に示すように、注入部材本体4(具体的には、底板部材7)には、筒状部73を挟むように延びる2つの平板状延出部を有し、それぞれの延出部には、皮下組織への固定時に使用する貫通孔77,78が形成されている。薬液注入部材2は固定は、例えば、各貫通孔77,78に糸を通し、その糸を筋等の皮下組織に結ぶことにより行われる。
ポート形成部材10として、X線不透過性材料又は非磁性体金属からなる非透明性材料により形成されたものを用いた場合において、ポート形成部材10の一端より流出するカテーテルの基端を確認できるため、特に有効である。ポート形成部材10の形成材料としては、チタン、チタン合金、ステンレス鋼などが使用でき、特に、チタン、チタン合金が好ましい。
注入部材本体4、具体的には、リング状本体部材6および底板部材7の形成材料としては、ある程度の透明性を有する材料が好ましく、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、エポキシ樹脂、ポリアセタールなどが用いられる。
特に、この実施例の薬液注入具では、カテーテル基端収納部内、言い換えれば、底板部材7の流通部75とカテーテル基端部装着部87の環状突出部83との間、具体的には、底板部材7の流通部75とポート形成部材10の端部間に配置されたリング状部材90を備えている。そして、リング状部材90の中央部より若干流通部側となる位置に第2の環状突出部91が設けられている。このため、第2の環状突出部91と環状突出部(第1の環状突出部)83の間には、環状凹部が形成されている。
そして、第2の環状突出部91の内径は、カテーテルの外径M1より、0.03〜1mm小さいことが好ましく、特に、0.1〜0.38mm小さいことが好ましい。また、第2の環状突出部91の内径は、上述したカテーテル抜け止め用の環状突出部83の内径とほぼ同じであることが好ましい。また、第2の環状突出部91と底板部材7の大径部の流通部側端面76a間の距離は、0.5〜5mmであることが好ましく、特に、0.5〜3mmであることが好ましい。また、また、第2の環状突出部91と環状突出部(第1の環状突出部)83の頂点間の距離は、0.8〜2mmであることが好ましく、特に、1〜1.5mmであることが好ましい。また、第2の環状突出端部の角度(環状突出部91の排出ポートの軸方向断面における角度)は、60°〜85°であることが好ましく、特に、63°〜80°であることが好ましい。
リング状部材90としては、非透明性材料(透明性を有する合成樹脂)により形成することが好ましい。具体的には、ポリスルフォン、ポリエーテルスルフォン、エポキシ樹脂、ポリアセタールなどが好適である。なお、リング状部材90としては、透明性を持たないものをもちいてもよく、例えば、チタン、チタン合金、ステンレス鋼などが使用でき、特に、チタン、チタン合金が好ましい。
2 薬液注入部材
3 カテーテル
4 注入部材本体
5 シール部
6 リング状本体部材
7 底板部材
8 排出ポート
9 薬液流入空間
10 ポート形成部材
75 流通部
83 環状突出部
83a 環状テーパー面
83b 環状突出端部
86 カテーテル挿入口
87 カテーテル基端部装着部
90 リング状部材
91 第2の環状突出部
Claims (6)
- 少なくとも先端部が体内に挿入可能なカテーテルと、該カテーテルを着脱可能に装着する薬液注入部材とからなる薬液注入具であって、
前記薬液注入部材は、開口部と、前記開口部と連通する薬液流入空間と、前記薬液流入空間と連通する排出ポートとを有する注入部材本体と、前記注入部材本体の前記開口部を封止するとともに薬液注入用針の刺通が可能なシール部とを備え、
前記注入部材本体は、前記薬液流入空間と連通し、かつ前記カテーテルの内径とほぼ同じ大きさ若しくは若干大きい内径を有する流通部を備え、前記排出ポートは、前記カテーテルの外径と同じ若しくは若干大きい内径を有し、一端側が前記流通部と連通し、他端側がカテーテル挿入口を形成し、前記カテーテルの基端部の挿入を可能とするカテーテル基端部装着部と、前記カテーテル基端部装着部の一端より所定長前記カテーテル挿入口側に位置するカテーテル抜け止め用の環状突出部とを備え、さらに、該環状突出部は、前記カテーテル基端部装着部の前記カテーテル挿入口側より前記流通部側に向かって縮径する環状テーパー面と、前記カテーテルの外径より小さい内径を有し、かつ鋭角に形成された環状突出端部とを有し、さらに、前記薬液注入部材は、前記流通部と前記カテーテル基端部装着部の前記環状突出部との間により形成されたカテーテル基端収納部および前記カテーテル基端収納部に収納される前記カテーテルの基端が当接可能な当接部とを備え、前記薬液注入部材は、前記カテーテルの基端内への挿入部を持たず、前記カテーテルは、基端開口と前記流通部との連通により、前記薬液流入空間と連通するものであることを特徴とする薬液注入具。 - 前記薬液注入具の前記カテーテル基端収納部を形成する部位は、該カテーテル基端収納部に収納されたカテーテルの基端部を外部より視認可能な透明性を有している請求項1に記載の薬液注入具。
- 前記排出ポートは、前記カテーテル基端収納部に位置するカテーテル抜け止め用の第2の環状突出部を備え、前記第2の環状突出部は、前記流通部側より前記カテーテル基端部装着部側に向かって縮径する環状テーパー面と、前記カテーテルの外径より小さい内径を有し、かつ鋭角に形成された環状突出端部とを有するものである請求項1または2に記載の薬液注入具。
- 前記注入部材本体は、前記開口部および底部開口部を有するリング状の本体部材と、前記底部開口部を封止する底板部材とを備え、前記排出ポートは、前記底板部材に設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載の薬液注入具。
- 前記排出ポートは、前記底板部材に設けられた筒状部と、該筒状部の開口部に固定されたポート形成部材とにより構成されており、前記環状突出部は、前記ポート形成部材の一端部に形成されている請求項4に記載の薬液注入具。
- 前記カテーテル挿入口は、開口端方向に向かって拡径している請求項1ないし5のいずれかに記載の薬液注入具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009280812A JP5559524B2 (ja) | 2009-12-10 | 2009-12-10 | 薬液注入具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009280812A JP5559524B2 (ja) | 2009-12-10 | 2009-12-10 | 薬液注入具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011120737A JP2011120737A (ja) | 2011-06-23 |
JP5559524B2 true JP5559524B2 (ja) | 2014-07-23 |
Family
ID=44285291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009280812A Expired - Fee Related JP5559524B2 (ja) | 2009-12-10 | 2009-12-10 | 薬液注入具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5559524B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8377034B2 (en) | 2009-12-04 | 2013-02-19 | Std Med, Inc. | Vascular access port |
JP6263727B2 (ja) * | 2013-06-19 | 2018-01-24 | テルモ・クリニカルサプライ株式会社 | 皮下埋め込み型薬液注入具 |
EP3125985B1 (en) | 2014-04-03 | 2021-09-22 | Versago Vascular Access, Inc. | Devices and methods for installation and removal of a needle tip of a needle |
JP6837971B2 (ja) | 2014-12-18 | 2021-03-03 | ヴェルサゴ ヴァスキュラー アクセス インコーポレイテッド | カテーテル開通性システム及び方法 |
AU2015364276B2 (en) | 2014-12-18 | 2020-04-30 | Versago Vascular Access, Inc. | Devices, systems and methods for removal and replacement of a catheter for an implanted access port |
EP3322460B1 (en) | 2015-07-14 | 2022-09-07 | Versago Vascular Access, Inc. | Medical access ports and transfer devices |
WO2019126306A1 (en) | 2017-12-21 | 2019-06-27 | Versago Vascular Access, Inc. | Medical access ports, transfer devices and methods of use thereof |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4929236A (en) * | 1988-05-26 | 1990-05-29 | Shiley Infusaid, Inc. | Snap-lock fitting catheter for an implantable device |
JP3046008B2 (ja) * | 1998-09-25 | 2000-05-29 | 株式会社クリニカル・サプライ | 薬液注入装置 |
JP2004350937A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Clinical Supply:Kk | 薬液注入装置 |
US20050124980A1 (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-09 | Sanders Scott W. | Port stem marking for catheter placement |
-
2009
- 2009-12-10 JP JP2009280812A patent/JP5559524B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011120737A (ja) | 2011-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5559524B2 (ja) | 薬液注入具 | |
US10682157B2 (en) | Vascular access device | |
US11839735B2 (en) | Vascular access device | |
JP4425546B2 (ja) | 低抵抗の隔壁を有するカテーテル | |
CN207203167U (zh) | 脉管通路装置 | |
EP2441490A1 (en) | Subcutaneous implantable port and method for producing the same | |
KR20080014702A (ko) | 유치카테터, 중공 바늘, 및 유치바늘 조립체 | |
JP2000079168A (ja) | 薬液注入ポート | |
JP2009545353A (ja) | 小型直線状の埋め込み型サイト | |
WO2013094644A1 (ja) | 皮下埋め込み型薬液注入具 | |
JP2011050420A (ja) | 弁付きカテーテル | |
JPH08107934A (ja) | 皮下埋込型薬液注入ポートスリーブ用キャップ | |
US20210046253A1 (en) | Enhanced needle | |
JP2011120736A (ja) | 生体内挿入用カテーテルおよび薬液注入具 | |
US11504516B2 (en) | Port catheter | |
WO2013146307A1 (ja) | 生体内薬液注入具 | |
JP4066222B2 (ja) | 自動開閉弁付コネクターおよびそれを用いた医療用具 | |
JP5419515B2 (ja) | カテーテル固定具およびそれを備えた薬液注入ポートセット | |
WO2013146305A1 (ja) | 生体内薬液注入具 | |
WO2013094643A1 (ja) | 皮下埋め込み型薬液注入具 | |
CA3071802C (en) | Enhanced needle | |
KR102502357B1 (ko) | 항암 포트용 튜브 삽입 세트장치 | |
JPH03280971A (ja) | カテーテル組立体 | |
JP2010200788A (ja) | 医療用弁体及び医療用挿入補助具 | |
WO2019189432A1 (ja) | 投与器具、および薬液投与システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140513 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140606 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5559524 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |