JP5557072B1 - 体組成計、及び体組成計測システム - Google Patents

体組成計、及び体組成計測システム Download PDF

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Abstract

【課題】各ユーザのニーズに応じて測定機能をカスタマイズ可能な体組成計及び体組成計測システムを提供する。
【解決手段】特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報が少なくとも一つ記録された機能追加装置301を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計10に、次の処理を行うCPU126を備えさせる。すなわち、CPU126は、被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する。CPU126は、電圧測定回路110によって、被測定者の生体インピーダンスを測定する。CPU126は、一または複数の記録媒体の各々から一または複数の第1情報を取得し、取得した一または複数の第1情報と、第2情報と、生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体の体組成を計測する体組成計及び体組成計側システムに関する。
従来より、生体電気インピーダンス測定法(Bioelectrical Impedance Analysis:BIA)に基づいて、被測定者の体組成を示す体組成データの測定機能を備える体組成計が知られている。現在、体組成計によって測定可能な体組成データとしては、例えば、体脂肪率、除脂肪量、内臓脂肪面積、基礎代謝量、骨量、及び基礎代謝量等の種々の体組成データを挙げることができる。
このような多数種類の体組成データの測定機能を備える体組成計では、測定結果として多数種類の体組成データが算出される。このため、ユーザは、多数種類の中から所望種類の体組成データを選択して表示させる操作に煩わしさを感じることがある。
そのような煩わしさを解消するために、例えば特許文献1に開示されている生体測定装置では、所望の体組成データを簡易な操作で表示させるためのスイッチとして、1種類の体組成データに対応して1つのキースイッチが設けられている。
特開2007-117525号公報
ところで、ユーザが実際に測定を所望する体組成データの種類は、各ユーザによって異なる。従って、各ユーザが所望する測定機能を全て体組成計に備えさせるためには、体組成計に非常に多くの測定機能を備えさせなければならない。そのように構成した場合、たとえ特許文献1に開示された技術を適用したとしても、上述したキースイッチの個数が非常に多くなってしまうため、操作上の煩雑さは免れ得ない。特に、ユーザが所望しない機能についてのキースイッチが多く備えられていると、ユーザは、そのこと自体に煩わしさを感じがちである。
一方、代表的な(一般的な)種類の体組成データの測定機能のみを体組成計に備えさせたとしても、それら測定機能の中に、各々のユーザが実際に所望する測定機能が全て含まれているとは限らない。上述したような事情から、現在、各々のユーザのニーズに応じた測定機能を備える体組成計の実現が望まれている。
本発明は、前記の事情に鑑みて為されたものであり、各ユーザのニーズに応じて測定機能をカスタマイズ可能な体組成計及び体組成計測システムを実現することを解決課題のひとつとする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様による体組成計は、特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報が少なくとも一つ記録された記録媒体を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計であって、前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、前記一または複数の記録媒体の各々から一または複数の前記第1情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部によって前記記録媒体から取得された一または複数の前記第1情報を記憶する第1記憶部と、前記第1情報と、前記第2情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の前記第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する演算部と、前記第1記憶部に記憶されている一又は複数の前記第1情報のうち、少なくともいずれか一つの前記第1情報を前記第1記憶部から読み出して前記演算部に供給する制御部と、を備え、前記第1情報は、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて前記体組成データを算出する処理を前記演算部に実行させ、前記記録媒体から取得されて前記第1記憶部に記憶されると当該記録媒体から当該演算プログラムを消去させる処理を前記制御部に実行させる演算プログラムであり、前記制御部は、前記演算プログラムが前記情報取得部によって取得されて前記第1記憶部に記憶されると、前記記録媒体から前記演算プログラムを消去し、前記演算部は、前記制御部によって前記演算プログラムが供給されると、当該演算プログラムを実行することによって、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて前記体組成データを算出する、ことを特徴とする。
このように構成することで、ユーザ所望の体組成データの測定機能のみを備える体組成計が実現する。すなわち、ユーザは、所望の体組成データの測定機能を追加する為の記録媒体を購入し、それを最小限の測定機能のみを備えたプラットフォームたる体組成計に接続するだけで、自身にとって必要最小限の測定機能のみを備えた体組成計が実現する。
また、体組成計の購入後に、新たに測定機能を追加する必要が生じた場合に、容易に測定機能の拡張をすることができる。さらに、例えば体重測定機能等の最小限の測定機能しか備えていないプラットフォームとして体組成計を構成できる為、シンプル且つ意匠性に富んだ体組成計を実現することができる。
のように構成することで体組成計の販売時点では想定されていなかった種類の体組成データや、技術の進歩等によって新たに測定可能になった体組成データについての測定機能を、既にユーザが購入済みの体組成計に対して容易に追加することが可能となる。
本発明の第の態様による体組成計は、特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報が少なくとも一つ記録された記録媒体を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計であって、前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、前記一または複数の記録媒体の各々から一または複数の前記第1情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部によって取得した一または複数の前記第1情報と、前記第2情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の前記第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する演算部と、を備え、当該体組成計は、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて前記体組成データを算出する複数の演算プログラムを予め記憶する記憶部を含み、前記複数の演算プログラムの各々は、実行に制限が掛けられており、前記第1情報は、特定の演算プログラムを指定して前記制限の解除を指示する制限解除キーであり、前記演算部は、前記第1情報によって前記制限の解除を指示された前記演算プログラムを、前記記憶部から読み出すと共に前記制限を解除し、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて、前記読み出した前記演算プログラムを実行することによって、前記体組成データを算出することを特徴とする。
このように構成することで記録媒体には制限解除キーが記録されるので、演算プログラムを記録する場合と比較して記録媒体の記憶容量を削減することができる。また、記録媒体から体組成計へは制限解除キーが送信されるが、演算プログラムは送信されない。仮に、演算プログラムが傍受されると、演算プログラムが解析されたり、あるいは演算プログラムを不正な装置に転用されたりするおそれがあるが、本発明の第の態様では制限解除キーが送信されるだけなので、演算プログラムを送信することに起因して生じ得る当該演算プログラムの不正入手等を防止することができる。
本発明の第の態様による体組成計は、特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報が少なくとも一つ記録された記録媒体を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計であって、前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、前記一または複数の記録媒体の各々から一または複数の前記第1情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部によって前記記録媒体から取得された一または複数の前記第1情報を記憶する第1記憶部と、前記第1情報と、前記第2情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の前記第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する演算部と、前記第1記憶部に記憶されている一又は複数の前記第1情報のうち、少なくともいずれか一つの前記第1情報を前記第1記憶部から読み出して前記演算部に供給する制御部と、を備え、前記第1情報は、前記情報取得部によって取得される回数が特定回数以下に制限されており、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて前記体組成データを算出する処理を前記演算部に実行させる演算プログラムであり、前記制御部は、前記情報取得部によって取得された前記演算プログラムを前記第1記憶部に記憶させ、前記演算部は、前記制御部によって前記演算プログラムが供給されると、当該演算プログラムを実行することによって、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて前記体組成データを算出する、ことを特徴とする。
このように構成することで、ユーザ所望の体組成データの測定機能のみを備える体組成計が実現する。すなわち、ユーザは、所望の体組成データの測定機能を追加する為の記録媒体を購入し、それを最小限の測定機能のみを備えたプラットフォームたる体組成計に接続するだけで、自身にとって必要最小限の測定機能のみを備えた体組成計が実現する。
また、体組成計の購入後に、新たに測定機能を追加する必要が生じた場合に、容易に測定機能の拡張をすることができる。さらに、例えば体重測定機能等の最小限の測定機能しか備えていないプラットフォームとして体組成計を構成できる為、シンプル且つ意匠性に富んだ体組成計を実現することができる。
さらに、体組成データの測定のたびに記録媒体を当該体組成計に接続する必要がない為、実際の測定時におけるユーザの手間を省くことができる。
のように構成することで体組成計の販売時点では想定されていなかった種類の体組成データや、技術の進歩等によって新たに測定可能になった体組成データについての測定機能を、既にユーザが購入済みの体組成計に対して容易に追加することが可能となる。
本発明の第の態様による体組成計は、特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報が少なくとも一つ記録された記録媒体を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計であって、前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、前記一または複数の記録媒体の各々から一または複数の前記第1情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部によって前記記録媒体から取得された一または複数の前記第1情報を記憶する第1記憶部と、前記第1情報と、前記第2情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の前記第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する演算部と、前記第1記憶部に記憶されている一又は複数の前記第1情報のうち、少なくともいずれか一つの前記第1情報を前記第1記憶部から読み出して前記演算部に供給する制御部と、を備え、当該体組成計は、前記第2情報と前記生体インピーダンスとから前記体組成データを算出する複数の演算プログラムを予め記憶する第2記憶部をさらに備え、前記複数の演算プログラムの各々は、実行に制限が掛けられており、前記第1情報は、特定の演算プログラムを指定して前記制限の解除を指示する制限解除キーであり、前記制御部は、前記制限解除キーを前記演算部に供給し、且つ、前記制限解除キーが指定する前記特定の演算プログラムを前記第2記憶部から読み出して前記演算部に供給し、前記演算部は、前記制御部によって前記制限解除キー及び前記特定の演算プログラムが供給されると、前記特定の演算プログラムの前記制限を解除し、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて、前記読み出した前記演算プログラムを実行することによって、前記体組成データを算出する、ことを特徴とする。
このように構成することで記録媒体には制限解除キーが記録されるので、演算プログラムを記録する場合と比較して記録媒体の記憶容量を削減することができる。また、記録媒体から体組成計へは制限解除キーが送信されるが、演算プログラムは送信されない。仮に演算プログラムを送信するとした場合、その送信の際に当該演算プログラムが傍受されると、当該演算プログラムが解析されたり、あるいは演算プログラムを不正な装置に転用されたりするおそれがある。しかしながら、本発明の第の態様では制限解除キーが送信されるだけなので、演算プログラムを送信することに起因して生じ得る当該演算プログラムの不正入手等を防止することができる。
本発明の第の態様による体組成計は、被測定者の体組成を示す体組成データを算出する演算プログラムが、実行に制限が掛けられて複数記憶されている演算プログラム記憶部と、特定の演算プログラムを指定して当該特定の演算プログラムについて前記制限の解除を指示する制限解除キーである第1情報を、一または複数の記録媒体の各々から、一または複数取得する情報取得部と、前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、前記情報取得部によって取得した前記第1情報が指定する前記特定の演算プログラムを、前記演算プログラム記憶部から読み出し、前記制限を解除することを示す識別子を当該演算プログラムに対応づけて前記演算プログラム記憶部に記憶させる制御部と、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて、前記識別子が対応付けられた前記演算プログラムを実行することによって、前記体組成データを算出する演算部と、を備えることを特徴とする。
このように構成することで、ユーザ所望の体組成データの測定機能のみを備える体組成計が実現する。すなわち、ユーザは、所望の体組成データの測定機能を追加する為の記録媒体を購入し、それを最小限の測定機能のみを備えたプラットフォームたる体組成計に接続するだけで、自身にとって必要最小限の測定機能のみを備えた体組成計が実現する。また、体組成計の購入後に、新たに測定機能を追加する必要が生じた場合に、容易に測定機能の拡張をすることができる。さらに、例えば体重測定機能等の最小限の測定機能しか備えていないプラットフォームとして体組成計を構成できる為、シンプル且つ意匠性に富んだ体組成計を実現することができる。
また、体組成データの測定のたびに記録媒体を当該体組成計に接続する必要がない為、実際の測定時におけるユーザの手間を省くことができる。さらに、記録媒体から体組成計へは制限解除キーが送信されるが、演算プログラムは送信されない。仮に、演算プログラムが傍受されると、演算プログラムが解析されたり、あるいは演算プログラムを不正な装置に転用されたりするおそれがあるが、本発明の第の態様では制限解除キーが送信されるだけなので、演算プログラムを送信することに起因して生じ得る当該演算プログラムの不正入手等を防止することができる。
本発明の第の態様による体組成計は、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計であって、当該体組成計が前記記録媒体から前記第1情報を取得可能な状態になると、当該第1情報に対応する体組成データの種類を被測定者に報知する報知部を含むことを特徴とする。
このように構成することで、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計と同様の効果を奏する上に、被測定者は現時点で測定可能な体組成データの種類を容易に把握することができる為、所望の種類の体組成データを測定する為の諸作業が更に容易になる。
本発明の第の態様による体組成計は、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計であって、当該体組成計は、前記記録媒体を通信可能に接続する複数の接続端子を含むことを特徴とする。
このように構成することで、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計と同様の効果を奏する上に、体組成計に対して直接的に記録媒体を接続することが可能となる。すなわち、第の態様によれば、体組成計と記録媒体とのみを構成要件とする簡略な体組成計測システムが実現する。
本発明の第の態様による体組成計は、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計であって、前記記録媒体は、前記記録媒体を通信可能に接続する複数の接続端子と、前記接続端子に接続された前記記録媒体から前記第1情報を取得して無線または有線によって前記第1情報を送信する情報送信部とを備える通信装置に接続可能であり、当該体組成計は、前記通信装置によって送信された前記第1情報を受信する情報受信部を含む、ことを特徴とする。
このように構成することで、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計と同様の効果を奏する上に、体組成計に対して記録媒体を接続させる必要がなくなる為、体組成計の構成をより簡略化することができる。
本発明の第の態様による体組成計は、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計であって、前記記録媒体は、無線又は有線で通信する通信端末装置に設けられており、前記情報取得部は、前記通信端末装置から前記第1情報を受信する、ことを特徴とする。
このように構成することで、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計と同様の効果を奏する上に、当該体組成計をスマートフォンと称される携帯端末装置と連携させることができ、演算プログラムまたは制限解除キーをスマートフォン経由で取得することが可能となる。
本発明の第1の態様による体組成計は、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計であって、前記被測定者の活動量を示す活動量データを生成する活動量計に、前記体組成データを送信する体組成データ送信部と、前記活動量計によって生成された前記活動量データを受信する活動量データ受信部と、前記体組成データと前記活動量データとを関連付けて記憶するデータ管理部と、をさらに備えることを特徴とする。
このように構成することで、第1の態様乃至第の態様のいずれか一態様による体組成計と同様の効果を奏する上に、次のような効果を奏する体組成計を提供することができる。すなわち、第1の態様によれば、体重データ及び体組成データと、活動量計によって生成された活動量データとを関連付けて管理することが可能となる。
従って、被測定者は、体重データと体組成データと活動量データとが時系列的に変化していく様を容易に把握することができ、各々のデータ同士の相関関係を容易に認識することができる。さらに、活動量計によって算出される活動量データには、当該体組成計によって算出された最新の体組成データが反映される為、当該活動量データの精度も向上する。
本発明の第1の態様による体組成計は、被測定者の体組成を示す体組成データを算出する体組成計であって、前記被測定者の身体特性を示す身体特性情報を設定する情報設定部と、前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、前記身体特性情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、特定の種類の前記体組成データを算出する為の演算プログラムであって、実行に制限が掛けられ、且つ、前記制限を解除する制限解除キーによって前記制限が解除される施解錠処理が組み込まれた演算プログラムを複数記憶する記憶部と、一または複数の前記演算プログラムに係る前記制限解除キーが記録された記録媒体から、前記制限解除キーを取得する制限解除キー取得部と、前記制限解除キーによって前記制限が解除された前記演算プログラムを実行することによって、前記身体特性情報と前記生体インピーダンスとに基づいて、前記体組成データを算出する演算部と、を備えることを特徴とする。
このように構成することで、ユーザは、所望の体組成データの測定機能を実行可能とする制限解除キーが記録された記録媒体を選択して購入し、これを体組成計に接続することで、ユーザが必要とする機能を備える体組成計を実現することができる。記録媒体には制限解除キーが記録されるので、演算プログラムを記録する場合と比較して記録媒体の記憶容量を削減することができる。また、記録媒体から体組成計へは制限解除キーが送信されるが、演算プログラムは送信されない。仮に、演算プログラムが傍受されると、演算プログラムが解析されたり、あるいは演算プログラムを不正な装置に転用されたりするおそれがあるが、本発明の第1の態様では制限解除キーが送信されるだけなので、演算プログラムの不正使用に対するセキュリティを向上させることができる。
本発明の第1の態様による体組成計は、特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報が少なくとも一つ記録された記録媒体を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計であって、前記記録媒体を接続するインターフェースと、前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、前記インターフェースに前記記録媒体が接続されると、前記一または複数の記録媒体の各々から一または複数の前記第1情報を取得する情報取得部と、前記一または複数の前記第1情報と、前記第2情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の前記第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する演算部と、前記情報取得部によって取得された前記一または複数の前記第1情報を、前記インターフェースに前記記録媒体が接続された状態において、前記演算部に供給する制御部と、を備え、前記第1情報は、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて前記体組成データを算出する演算プログラムである、ことを特徴とする。
本発明の第13の態様による体組成計測システムは、第1の態様乃至第12の態様のうち何れか一態様に記載の体組成計と、体組成データの算出に要する情報である第1情報が記録された記録媒体と、を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、ユーザ所望の体組成データの測定機能のみを備えさせた体組成計測システムを提供することができる。すなわち、ユーザは、所望の体組成データの測定機能を追加する為の記録媒体を購入し、それをプラットフォームたる体組成計に接続するだけで、自身にとって必要最小限の測定機能のみを備えた体組成計測システムが実現する。また、体組成計の購入後に、新たに測定機能を追加する必要が生じた場合に、容易に測定機能の拡張をすることができる。さらに、測定機能を追加する前の体組成計は、例えば体重測定機能等の最小限の測定機能しか備えていないプラットフォームである。従って、シンプル且つ意匠性に富んだプラットフォームとして体組成計を構成することができる。
本発明の第1実施形態に係る体組成計の外観構成を示す斜視図。 本発明の第1実施形態に係る体組成計のシステム構成例を示すブロック図。 本発明の第1実施形態に係る体組成計による体組成データの測定処理のフローチャートを示す図。 本発明の第2実施形態に係る体組成計による体組成データの測定処理のフローチャートを示す図。 本発明の第3実施形態に係る体組成計に対して機能追加装置に記録された情報を送信する為の情報送信装置の構成例を示す図。 本発明の第3実施形態に係る体組成計に対して機能追加装置に記録された情報を送信する為の情報送信装置のシステム構成例を示すブロック図。
以下、この発明の好適な実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。ただし、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせている。また、以下に記す実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、それらの形態に限られるものではない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る体組成計測システム1及び体組成計10の外観構成を示す斜視図である。体組成計測システム1は、体重測定機能を備えた体組成計10と、体組成計10に対して種々の体組成データに係る測定機能を追加する為の機能追加装置301と、を備える。
同図に示すように体組成計10上面には、測定時に被測定者(不図示)が載る載置部102が設けられている。載置部102は、通電用電極104a,104bと、計測用電極104c,104dと、状態表示部151と、機能表示部161と、表示部202と、を備える。さらに、当該体組成計1のうち図中上側の側面には、状態表示部151に対応する位置に、機能追加装置301を接続する為のインターフェース(図1では不図示)が設けられている。
通電用電極104a,104b及び計測用電極104c,104dは、被測定者の両足間の生体インピーダンスを計測する為の電極である。通電用電極104a及び計測用電極104cは、被測定者の左足が載置される電極である。通電用電極104b及び計測用電極104dは、被測定者の右足が載置される電極である。
状態表示部151は、機能追加装置301が当該体組成計10に接続されると、点灯してその旨を被測定者に報知する報知部材である。具体的には、状態表示部151は例えばLED(Light Emitting Diode)等の照明部材である。そして、当該体組成計10に機能追加装置301が接続されると、当該機能追加装置301が接続されたインターフェース(図1では不図示)に対応する位置に設けられた状態表示部151が点灯する。ユーザは、状態表示部151の点灯/消灯を視認することで、当該体組成計10に対して機能追加装置301が通信可能に接続されたか否かを容易に知ることができる。
機能表示部161は、当該体組成計10に追加可能な機能と、現時点で実際に追加されている機能とをユーザに報知する為の報知部材である。具体的には、機能表示部161は例えばLED等の照明部材であり、本例では各々の機能表示部161上には図1に示すように番号が記されている。当該体組成計10に機能追加装置301が接続されると、当該機能追加装置301によって追加される測定機能に対応する機能表示部161が点灯する。すなわち、機能表示部161は、当該体組成計10が前記記録媒体(本例では機能追加装置301)から前記第1情報(本例では演算プログラム)を取得可能な状態になると、当該第1情報に対応する体組成データの種類を被測定者に報知する報知部として機能する。
各々の機能表示部161に記されている「1」乃至「9」の番号は、それぞれ特定の機能に対応付けられた番号である。本例では、「1」は「体脂肪率測定」、「2」は「除脂肪量測定」、「3」は「基礎代謝量測定」を示している。その他の番号には、例えば「基礎代謝量」、「骨量」といった身体組成データを対応付けてもよいし、例えば「内臓脂肪レベル」、「体型レベル」、「代謝年齢」といった生体指標データを対応付けてもよい。
このように構成することで、ユーザは、機能表示部161を視認するだけで当該体組成計10に追加可能な機能と、現時点で実際に追加されている機能とを容易に知ることができる。
なお、図示の便宜上、機能表示部161と各機能との対応付けの為に、機能表示部161上に番号を記しているが、番号を記す代わりに、各々の機能表示部161毎に照明光の色を異ならせ、それら照明光の色と各機能とを対応付けてもよい。このように構成した場合、ユーザは、点灯している機能表示部161の色を視認するだけで、現時点で実際に追加されている機能を容易に知ることができる。
さらに、機能追加装置301の外装についても、各機能に対応付けられた照明光の色に相当する色を付すことで、機能追加装置301の識別性が向上する。これにより、ユーザが例えば店舗等において機能追加装置301を購入する際に、容易且つ迅速に所望の測定機能に該当する機能追加装置301を選別することが可能となる。
機能追加装置301は、体組成計10に測定機能を追加する為の装置である。本実施形態においては、機能追加装置301は、特定の体組成データを算出する為の演算プログラムが記録された記録媒体(本例ではUSBメモリメディア)である。図1に示すように、本例では機能追加装置301−1と機能追加装置301−2と機能追加装置301−3とがインターフェース(図1においては不図示)を介して体組成計10に接続されている。
換言すれば、体組成計10は、体組成データの算出に要する情報である第1情報(本例では演算プログラム)が記録された記録媒体(本例では機能追加装置301)と通信可能に構成され、被測定者の体組成データを算出する体組成計である。なお、各機能追加装置301−1,301−2,301−3,・・・に共通の事項を説明する際には、それら機能追加装置301−1,301−2,301−3,・・・を機能追加装置301と総称する。
機能追加装置301−1は、「体脂肪率」を算出する演算プログラムが記録された記録媒体であり、体脂肪率測定機能を体組成計10に追加する為の機能追加装置である。機能追加装置301−2は、「除脂肪量」を算出する演算プログラムが記録された記録媒体であり、除脂肪量測定機能を体組成計10に追加する為の機能追加装置である。機能追加装置301−3は、「基礎代謝量」を算出する演算プログラムが記録された記録媒体であり、基礎代謝量測定機能を体組成計10に追加する為の機能追加装置である。なお、各機能追加装置301−1乃至301−3には、それぞれ複数の演算プログラムが記録されていてもよい。
さらに、各機能追加装置301には、演算プログラムと共に、当該演算プログラムによって測定可能となる「体組成データの種類を示す情報」も、当該演算プログラムと対応付けられて記録されている。
表示部202は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部材である。この表示部202には、体重や各種体組成データの計測結果等が表示される。
以下、本発明の第1実施形態に係る体組成計10のシステム構成について詳細に説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る体組成計10のシステム構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、体組成計10は、CPU126と、電極部104と、高周波定電流回路108と、電圧測定回路110と、重量センサ部112と、増幅回路114と、切替部116と、A/D変換回路118と、操作部120と、記憶部122と、状態表示部151と、機能表示部161と、表示部202と、インターフェース191と、を備える。
CPU(Central Processing Unit)126は、体組成計10の各部を統括的に制御する制御部であり、後述する種々の処理を実行する。CPU126は、記憶部122に格納された各種プログラムを読み出し、それらプログラムの各命令コードを実行する。これにより、当該体組成計10の各種機能が実現する。また、CPU126は、機能追加装置301に記録された演算プログラムを実行することによって体組成データを算出する。
高周波定電流回路108は、通電用電極104a,104bに高周波の微弱な定電流を印加する為の回路である。通電用電極104a及び計測用電極104cに被測定者の左足が載置され、通電用電極104b及び計測用電極104dに被測定者の右足が載置された状態で、高周波定電流回路108は、通電用電極104a,104bに高周波の微弱な定電流を印加する。この定電流が、それら通電用電極104a,104bを介して被測定者の足裏に印加される。
電圧測定回路110は、計測用電極104c,104dに生じる電位差を計測する。すなわち、高周波定電流回路108によって通電用電極104a,104bを介して被測定者の足裏に高周波の微弱な定電流が印加された状態で、電圧測定回路110は、計測用電極104c,104dを介して電位差を測定する。この測定結果である電位差を示すデータは、A/D変換回路118によってデジタルデータに変換され、生体インピーダンスZとしてCPU126に供給される。
重量センサ部112は、被測定者の体重を計測する。この重量センサ部112は、被測定者が載置部102上に載ったときに、その重量である被測定者の体重を示す信号を出力する。増幅回路114は、重量センサ部112から出力された信号を増幅する。具体的には、重量センサ部112は、起歪体と歪ゲージとを備え、起歪体の歪による電圧の変化を測定して出力するロードセルを含む。この重量センサ部112から出力された信号は、増幅回路114によって増幅された後、A/D変換回路118によってデジタル信号に変換された後に、体重データWとしてCPU126に供給される。
切替部116は、CPU126からの制御信号に応じて、A/D変換回路118に接続する回路を、電圧測定回路110及び増幅回路114のうちいずれか一方に切り替える。
A/D変換回路118は、電圧測定回路110や増幅回路114から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
操作部120は、当該体組成計10を操作する為の部材である。
記憶部122は、RAM(Random Access Memory)122aと、ROM(Read Only Memory)122bと、書き換え可能メモリ122cとを備える。ROM122bは、不揮発性のメモリであり、CPU126に各種処理を実行させる為の各種プログラムと、体重を算出する為の演算式とが記憶されている。
インターフェース191は、機能追加装置301を当該体組成計10に接続する為のインターフェースである。本例のように、機能追加装置301をUSBメモリメディアとして構成している場合には、インターフェース191をUSBインターフェースとして構成する。図2に示す例では、インターフェース191を介して、機能追加装置301−1,301−2,301−3が当該体組成計10に対して通信可能に接続されている。すなわち、インターフェース191は、記録媒体(本例では機能追加装置301)を通信可能に接続する複数の接続端子として機能する。
以下、本発明の第1実施形態に係る体組成計10による体組成データの測定処理の一例について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る体組成計10による体組成データの測定処理のフローチャートを示す図である。
まず、被測定者による操作部120の操作で、当該体組成計10の電源が投入されると、CPU126は当該体組成計10を起動させ、初期画面を表示部202に表示させる。初期画面とは、例えばモード設定の操作画面等である。ここで、被測定者による操作部120の操作で、「体組成計測モード」が選択されて決定されると、CPU126は当該体組成計10を「体組成計測モード」に設定する。「体組成計測モード」とは、被測定者の体組成データを測定するモードである。
体組成計10が体組成計測モードに設定されると、CPU126は、まず被測定者の生体に係る「身体特性情報」を設定する(ステップS1)。「身体特性情報」は、被測定者による操作部120の操作で当該体組成計10に入力される被測定者の身体特性を示す情報であり、例えば身長、体重、年齢、及び性別等の情報である。身体特性情報は、被測定者によって入力されると、当該被測定者に係る識別子と対応付けられて記憶部122の書き換え可能メモリ122cに記憶される。ステップS1において、CPU126は、記憶部122の書き換え可能メモリ122cから、当該被測定者に係る身体特性情報を読み出し、当該体組成測定処理における身体特性情報として設定する。すなわち、CPU126は、被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部として機能する。
続いて、CPU126は、インターフェース191に接続されている機能追加装置301から、当該機能追加装置301によって演算可能となる「体組成データの種類を示す情報」を読み出し、当該情報が示す「体組成データの種類」をユーザに提示する(ステップS2)。具体的には、CPU126は、インターフェース191に接続されている機能追加装置301によって演算可能となる体組成データに対応する機能表示部161を点灯させる。ユーザは機能表示部161の点灯状態を視認するだけで、当該体組成計10によって測定可能な体組成データの種類を容易に知ることができる。
図1及び図2に示す例では、「体脂肪率」を算出する演算プログラムが記録された機能追加装置301−1、「除脂肪量」を算出する演算プログラムが記録された機能追加装置301−2、及び「基礎代謝量」を算出する演算プログラムが記録された機能追加装置301−3がインターフェース191に接続されている。従って、それらインターフェースに対応する状態表示部151が点灯すると共に、体脂肪率測定に対応付けられた「1」が記された機能表示部161、除脂肪量測定に対応付けられた「2」が記された機能表示部161、及び、基礎代謝量測定に対応付けられた「3」が記された機能表示部161が点灯する。
被測定者は、ステップS2における処理で体組成計10によって提示された測定可能な体組成データの種類を参照し、操作部120による操作で、実際に測定を行いたい項目(所望の体組成データの種類)を選択する。CPU126は、被測定者によって選択された体組成データの種類を、実際に測定を行う項目として設定する(ステップS3)。
ここで、被測定者は体組成計10の載置部102上に載り、通電用電極104a及び計測用電極104cに被測定者の左足が載置され、且つ、通電用電極104b及び計測用電極104dに被測定者の右足が載置される。この状態において、CPU126は、重量センサ部112によって被測定者の体重Wを測定し(ステップS4)、電圧測定回路110によって生体インピーダンスZを測定する(ステップS5)。重量センサ部112によって測定した体重W、及び電圧測定回路110によって測定した生体インピーダンスZは、CPU126に送信された後に記憶部122のRAM122aに一時的に記憶される。すなわち、CPU126と重量センサ部122と電圧測定回路110とは、被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部として機能する。
続いて、CPU126は、機能追加装置301から演算プログラムを読み出す(ステップS6)。換言すれば、CPU126は、特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報(本例では演算プログラム)が少なくとも一つ記録された記録媒体(本例では機能追加装置301)を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計において、前記一または複数の記録媒体の各々から一または複数の前記第1情報を取得する情報取得部として機能する。
具体的には、本例では機能追加装置301−1から「体脂肪率」を算出する演算プログラムを読み出し、機能追加装置301−2から「除脂肪量」を算出する演算プログラムを読み出し、機能追加装置301−3から「基礎代謝量」を算出する演算プログラムを読み出す。
そして、CPU126は、ステップS6において読み出した演算プログラムを実行することによって、身体特性情報と生体インピーダンスZとから体組成データを算出する(ステップS7)。換言すれば、前記情報取得部によって取得した一または複数の前記第1情報(本例では演算プログラム)と、前記第2情報(本例では身体特性情報)と、前記生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の前記第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する演算部として機能する。以下、ステップS7における処理を具体的に説明する。
〈体脂肪率測定〉
CPU126は、機能追加装置301−1から読み出した体脂肪率%Fatを求める為の演算プログラムを実行する。これにより、下記演算式(式1)の計算が実行され、体脂肪率が算出(推定)される。
%Fat=f1・Z・W/H−f2……(式1)
但し、f1及びf2は係数であり、重回帰分析により適宜定められる値である。また、Zは被測定者の生体インピーダンス、Wは被測定者の体重、Hは被測定者の身長である。ここで、体重W及び身長Hは、上述した身体特性情報に相当する。
〈除脂肪量測定〉
CPU126は、機能追加装置301−2から読み出した除脂肪量FFMを求める為の演算プログラムを実行する。これにより、下記演算式(式2)の計算が実行され、除脂肪量が算出(推定)される。
FFM=W−W・%Fat/100……(式2)
但し、%Fatは(式1)によって算出された値である。
〈基礎代謝量測定〉
CPU126は、機能追加装置301−3から読み出した基礎代謝量BMRを求める為の演算プログラムを実行する。これにより、下記演算式(式3)の計算が実行され、除脂肪量が算出(推定)される。
基礎代謝量BMR=p1・FFM+p2・FFM+p3・(1/Age)+p4……(式3)
但し、係数p1〜p4は重回帰分析により適宜定められる値であり、Ageは被測定者の年齢であり、%Fatは(式1)によって算出された値であり、FFMは(式2)によって算出された値である。
ステップS7における体組成データの算出が終了すると、CPU126は、当該体組成データを記憶部122のRAM122aに記憶させる(ステップS8)と共に、表示部202に表示させ(ステップS9)、当該体組成測定処理を終了する。本例では、ステップS9において体脂肪率%Fat、除脂肪量FFM、及び基礎代謝量BMRの値が表示部202に表示される。なお、ステップS7において算出した体組成データのみならず、ステップS4において測定した体重についても、体組成データと共にステップS9において表示部202に表示させてもよい。
以上説明したように、本発明の第1実施形態によれば、各ユーザのニーズに応じて測定機能をカスタマイズ可能な体組成計及び体組成計測システムを提供することができる。
すなわち、ユーザは、所望の体組成データの測定に係る機能追加装置301を購入し、それをプラットフォームたる体組成計10に接続するだけで、自身にとって必要最小限の機能のみの体組成計10を構成することができる。従って、ユーザ及びメーカの双方にとってコストパフォーマンスが高い体組成計10が実現する。また、体組成計10の購入後に、新たに測定機能を拡張させる必要が生じた場合に、容易に測定機能の拡張をすることができる。
さらに、体組成計10は最小限の測定機能しか備えていないプラットフォームである為、シンプル且つ意匠性に富んだプラットフォームとして体組成計10を構成することができる。
また、体組成計10の販売時点では想定されていなかった体組成データや、技術の進歩によって新たに測定可能になった体組成データについての測定機能を、既にユーザが購入済みの体組成計10に対して容易に追加することが可能となる。
ところで、体組成計は一般家庭において用いられることも多い。体組成計が一般家庭において用いられる場合には、当該体組成計は、それぞれの被測定者ごとに体重データ及び体組成データを記録して管理する。そのような体組成計に、本発明の第1実施形態に係る体組成計10及び体組成計測システム1を適用することで、例えば次のような格別な効果を得ることができる。すなわち、一般家庭の各構成員(例えば、父、母、子供達、及び祖父母等)のそれぞれが測定を所望する種類の体組成データの測定機能を漏れなく体組成計10に備えさせることができる。
さらに、本発明の第1実施形態に係る体組成計10及び体組成計測システム1によれば、例えば成長した子供が本格的にスポーツに取り組むようになり特定部位の筋肉量の測定を所望するようになった場合であっても、つまり子供の成長に伴って新たに別種の体組成データの測定機能が必要となった場合であっても、そのような特殊な体組成データの測定機能を備える体組成計を新たに購入する必要はなく、機能追加装置301のみの追加購入でそのような特殊な体組成データを測定することが可能となる。
このように、本発明の第1実施形態に係る体組成計10は、当該体組成計10を利用する複数のユーザ(被測定者)がそれぞれ異なる測定機能を所望したり、当該体組成計10の購入後に新たな測定機能を所望したりするような場合には、非常に有用である。
なお、上記の実施形態では、体組成計10の本体に体重を測定する機能を持たせ、機能追加装置を用いて、「体脂肪率」、「除脂肪量」、「基礎代謝量」を算出する機能を追加する例を示したが、追加できる機能はこれらに限られるものではない。また、例えば、体組成計10の本体に体重を測定する機能と体脂肪率を算出する機能を持たせ、機能追加装置を用いて、「除脂肪量」、「基礎代謝量」を算出する機能を追加する等、体組成計10の本体側に持たせる機能と機能追加装置を用いて追加できる機能の組合せは任意である。
《変形例》
以下、本発明の第1実施形態の変形例に係る体組成計及び体組成計測システムについて説明する。説明の重複を避ける為、第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとの相違点について説明する。第1実施形態の変形例に係る体組成計及び体組成計測システムは、主に次の点が第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとは異なる。
すなわち、第1実施形態に係る体組成計10では、機能追加装置301がインターフェース191に接続された状態においてのみ、体組成計10は、当該機能追加装置301に記録された演算プログラムを実行して体組成データを算出することができる。一方、本変形例に係る体組成計10では、機能追加装置301がインターフェース191に接続されると、体組成計10のCPU126は、機能追加装置301に記録された演算プログラムを読み出し、当該演算プログラムを記憶部122に記憶させる。
つまり、本変形例に係る体組成計10は、機能追加装置301がインターフェース191に接続されると、当該機能追加装置301に記録された演算プログラムを記憶部122にダウンロードする。すなわち、本変形例に係る体組成計10においては、記憶部122は機能追加装置301から取得した一または複数の制限解除キーを記憶する記憶部として機能する。
ところで、第1実施形態と同様、各機能追加装置301には、演算プログラムと共に当該演算プログラムによって測定可能となる「体組成データの種類を示す情報」も、当該演算プログラムに対応付けられて記録されている。CPU126は、機能追加装置301から演算プログラムを取得して記憶部122に記憶させる際に、機能追加装置301から「体組成データの種類を示す情報」も取得して記憶部122に記憶させる。
図3に示すフローチャートの処理における第1実施形態との相違点は、ステップS2及びステップS6の処理である。まず、ステップS2においてCPU126は、記憶部122に記憶された「体組成データの種類を示す情報」が示す体組成データの種類に係る機能表示部161を点灯させる。ユーザは、この機能表示部161の表示を視認することにより、現時点でインターフェース191に機能追加装置301を接続させずに測定可能な体組成データの種類を容易に知ることができる。
また、ステップS6においては、第1実施形態では機能追加装置301から演算プログラムを読み出すが、本変形例では記憶部122から演算プログラムを読み出す。すなわち、本変形例においては、CPU126は、ステップS3において設定した体組成データの種類を示す「体組成データの種類を示す情報」に対応付けられた演算プログラムを記憶部122から読み出す。
なお、機能追加装置301に記録された演算プログラムが、不正に複数の体組成計10へダウンロードされてしまうことを防ぐ為に、複数回のダウンロードを禁止する処理やダウンロード後には当該演算プログラムが消去される処理等を、予め当該演算プログラムに施してもよい。また、機能追加装置301から特定台数の体組成計10へ演算プログラムのダウンロードを許可する場合には、当該演算プログラムに特定回数を超える回数のダウンロードを禁止する処理を施せばよい。
以上説明したように、本発明の第1実施形態の変形例によれば、第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムと同様の効果を奏する上に、次の効果を奏する体組成計及び体組成計測システムを提供することができる。
すなわち、本変形例に係る体組成計及び体組成計測システムによれば、機能追加装置301がインターフェース191に接続されると、機能追加装置301に記録された演算プログラムが、体組成計10のCPU126によって読み出されて記憶部122に記憶される。換言すれば、機能追加装置301がインターフェース191に接続されると、当該機能追加装置301に記録された演算プログラムが体組成計10にダウンロードされる。
従って、既に体組成計10への演算プログラムのダウンロードが完了した機能追加装置301については、その後、体組成データの測定のたびに当該機能追加装置301をインターフェース191に接続させる手間を省くことができる。また、体組成データの測定時における体組成計10の外観構成が簡略化される。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムについて説明する。説明の重複を避ける為、第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとの相違点について説明する。第2実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムは、主に次の点が第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとは異なる。
すなわち、上述した第1実施形態に係る体組成計10では、体組成データを算出する為の演算プログラムを体組成計10には備えさせず、機能追加装置301に備えさせる構成を採っている。しかしながら、体組成計10と機能追加装置301とが協働することで体組成データを算出する構成であればよく、上述の構成に限られるものではない。
そこで、本発明の第2実施形態では、体組成データを測定する為の複数の演算プログラムを、それぞれ実行に制限を掛けて予め当該体組成計10の記憶部122(例えばROM122b)に記憶させる。それら実行に制限が掛けられた演算プログラムは、「特定の演算プログラムを指定して実行の制限の解除を指示する制限解除キー」によって、実行の制限が解除されて実行可能となる演算プログラムである。ここで、制限解除キーは、機能追加装置301に記録されている。なお、本例では、1つの演算プログラムに対して1つの制限解除キーが対応しているとものとする。
さらに、機能追加装置301には制限解除キーと共に、当該制限解除キーによって測定可能となる「体組成データの種類を示す情報」も、当該制限解除キーに対応付けられて記録されている。そして、体組成計10が「体組成計測モード」に設定されると、CPU126は機能追加装置301に記録された「体組成データの種類を示す情報」が示す体組成データの種類に係る機能表示部161を点灯させる。ユーザは、この機能表示部161の表示を視認することにより、現時点でインターフェース191に機能追加装置301を接続させずに測定可能な体組成データの種類を容易に知ることができる。
以下、本発明の第2実施形態に係る体組成計10による体組成データの測定処理の一例について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る体組成計10による体組成データの測定処理のフローチャートを示す図である。
なお、図4に示すフローチャートにおけるステップS11乃至ステップS15は、図3を参照して説明したステップS1乃至ステップS5と同様の処理を行うステップである。従って、説明の重複を避ける為、ステップS16以降の処理について説明する。
ステップS15において電圧測定回路110による生体インピーダンスZの測定を完了すると、CPU126は、機能追加装置301から、特定の演算プログラムを指定して実行の制限の解除を指示する制限解除キーを読み出す(ステップS16)。
具体的には、本例では機能追加装置301−1から「体脂肪率」を算出する演算プログラムの制限の解除を指示する制限解除キーを読み出し、機能追加装置301−2から「除脂肪量」を算出する演算プログラムの制限の解除を指示する制限解除キーを読み出し、機能追加装置301−3から「基礎代謝量」を算出する演算プログラムの制限の解除を指示する制限解除キーを読み出す。
そして、CPU126は、ステップS16において読み出した制限解除キーによって制限の解除を指示された演算プログラムを記憶部122から読み出して実行の制限を解除し、身体特性情報及び生体インピーダンスZを用いて当該演算プログラムを実行することによって、体組成データを算出する(ステップS17)。なお、このステップS17において演算プログラムを実行することによって行われる具体的な算出処理は、図3に示すフローチャートのステップS7における算出処理と同様の処理である。
ステップS17における体組成データの算出が終了すると、CPU126は、当該体組成データを記憶部122のRAM122Aに記憶させる(ステップS18)と共に、表示部202に表示させ(ステップS19)、当該体組成データの測定処理を終了する。なお、ステップS17において算出した体組成データのみならず、ステップS14において測定した体重についても、体組成データと共にステップS19において表示部202に表示させてもよい。
なお、ROM122bに記憶させる演算プログラムを、制限解除キーが入力されるとその実行制限を解除する施錠・解錠処理を組み込んだ演算プログラムとしてもよい。このように構成する場合、特定の演算プログラムに係る開錠処理に用いられる制限解除キーを、機能追加装置301に記録すればよい。
以上説明したように、本発明の第2実施形態によれば、第1実施形態に係る体組成計10及び体組成計測システム1と同様の効果を奏する上に、次のような効果を奏する体組成計10及び体組成計測システム1を提供することができる。
すなわち、機能追加装置301には制限解除キーが記録されるので、演算プログラムを記録する場合と比較して機能追加装置301の記録容量を削減することができる。また、機能追加装置301から体組成計10へは制限解除キーが送信されるが、演算プログラムは送信されない。仮に演算プログラムを送信するとした場合、その送信の際に当該演算プログラムが傍受されると、当該演算プログラムが解析されたり、あるいは演算プログラムを不正な装置に転用されたりするおそれがある。しかしながら、第2実施形態では制限解除キーが送信されるだけなので、演算プログラムを送信することに起因して生じ得る当該演算プログラムの不正入手等を防止することができる。
《変形例》
以下、本発明の第2実施形態の変形例に係る体組成計及び体組成計測システムについて説明する。説明の重複を避ける為、第2実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとの相違点について説明する。第2実施形態の変形例に係る体組成計及び体組成計測システムは、主に次の点が第2実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとは異なる。
すなわち、第2実施形態に係る体組成計10では、機能追加装置301がインターフェース191に接続された状態においてのみ、体組成計10は、当該機能追加装置301に記録された制限解除キーを利用して記憶部122に記憶された演算プログラムの実行の制限を解除することができる。
一方、本変形例に係る体組成計10では、機能追加装置301がインターフェース191に接続されると、体組成計10のCPU126は、機能追加装置301に記録された制限解除キーを読み出し、当該制限解除キーを記憶部122に記憶させる。
つまり、本変形例に係る体組成計10は、機能追加装置301がインターフェース191に接続されると、当該機能追加装置301に記録された制限解除キーを記憶部122にダウンロードする。すなわち、本変形例に係る体組成計10においては、記憶部122は機能追加装置301から取得された一または複数の制限解除キーを記憶する記憶部として機能する。
ところで、第2実施形態と同様、各機能追加装置301には、制限解除キーと共に当該制限解除キーによって測定可能となる「体組成データの種類を示す情報」も、当該制限解除キーと対応付けられて記録されている。CPU126は、機能追加装置301から制限解除キーを取得して記憶部122に記憶させる際に、機能追加装置301から「体組成データの種類を示す情報」も取得して記憶部122に記憶させる。
図4に示すフローチャートの処理における第2実施形態との相違点は、ステップS12及びステップS16の処理である。まず、ステップS12においてCPU126は、記憶部122に記憶された「体組成データの種類を示す情報」が示す体組成データの種類に係る機能表示部161を点灯させる。ユーザは、この機能表示部161の表示を視認することにより、現時点でインターフェース191に機能追加装置301を接続させずに測定可能な体組成データの種類を容易に知ることができる。
また、ステップS16においては、上述した第2実施形態では機能追加装置301から制限解除キーを読み出すが、本変形例では記憶部122から制限解除キーを読み出す。すなわち、本変形例においては、体組成計10のCPU126は、ステップS16において記憶部122に記憶されている一又は複数の制限解除キーを記憶部122から読み出す。
なお、機能追加装置301に記録された制限解除キーが不正に複数の体組成計10へダウンロードされてしまうことを防ぐ為に、複数回のダウンロードを禁止する処理やダウンロード後には当該制限解除キーが消去される処理等を、予め当該制限解除キーに施してもよい。また、機能追加装置301から特定台数の体組成計10へ制限解除キーのダウンロードを許可する場合には、当該制限解除キーに特定回数を超える回数のダウンロードを禁止する処理を施せばよい。
以上説明したように、本発明の第2実施形態の変形例によれば、第2実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムと同様の効果を奏する上に、次の効果を奏する体組成計及び体組成計測システムを提供することができる。
すなわち、本変形例に係る体組成計及び体組成計測システムによれば、機能追加装置301がインターフェース191に接続されると、当該機能追加装置301に記録された制限解除キーが体組成計10にダウンロードされる。従って、既に体組成計10への制限解除キーのダウンロードが完了している機能追加装置301については、その後、体組成データの測定のたびに当該機能追加装置301をインターフェース191に接続させる手間を省くことができる。また、体組成データの測定時における体組成計10の外観構成が簡略化される。
なお、本変形例は、次のように更に変形することができる。すなわち、機能追加装置301から取得した制限解除キーを記憶部122に記憶させる代わりに、当該制限解除キーを機能追加装置301から取得した時点で、当該制限解除キーが制限の解除を指示する演算プログラムに対して、制限を解除することを示す識別子を付してもよい。これにより、実際に体組成データを算出する際に、CPU126が実行の制限を解除する対象の演算プログラムを特定することが可能となる為、制限解除キーを記憶部122に記憶させる必要がなくなる。この場合、図4に示すフローチャートにおけるステップS16の処理は不要となる。
具体的には、CPU126は、機能追加装置301から制限解除キーを取得すると、当該制限解除キーが指定する演算プログラムを記憶部122から読み出し、制限を解除することを示す識別子を当該演算プログラムに対応づけて記憶部122に記憶させる。そして、CP126は、ステップS17において、身体特性情報及び生体インピーダンスを用いて、前記識別子が対応付けられた特定の演算プログラムを実行することによって、体組成データを算出する。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムについて説明する。説明の重複を避ける為、第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとの相違点について説明する。第3実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムは、主に次の点について第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとは異なる。
すなわち、第1実施形態においては、体組成計10にインターフェース191を設け、このインターフェース191によって機能追加装置301を直接的に当該体組成計10に接続する構成としている。一方、第3実施形態に係る体組成計測システム1は、体組成計10と、機能追加装置301と、機能追加装置301が接続され且つ機能追加装置301に記録された演算プログラムを体組成計10に送信する情報送信装置400(詳細は図5,図6を参照して後述)と、を備える。
そして、本実施形態においては、無線または有線による通信を可能とする通信部(不図示)を体組成計10に設け、この通信部によって、情報送信装置400から送信された演算プログラムを受信する。このように構成することで、体組成計10に対して機能追加装置301を接続させる必要がなくなる。従って、体組成計10の外観構成及びシステム構成をより簡略化することができる。
体組成計10に設ける通信部としては、例えば情報送信装置400との間で無線通信を可能とする通信モジュールを挙げることができる。具体的には、例えばBluetooth(登録商標)規格に従った近距離無線通信により当該体組成計10と情報送信装置400とを接続する通信モジュール、及び、無線LAN(Local Area Network)により当該体組成計10と情報送信装置400とをWi−Fi(登録商標)接続する通信モジュール等を挙げることができる。
ところで、第1実施形態と同様、各機能追加装置301には演算プログラムと共に、当該演算プログラムによって測定可能となる「体組成データの種類を示す情報」も、当該演算プログラムに対応付けられて記録されている。従って、演算プログラムと共に前記体組成データの種類を示す情報も、送信装置400から体組成計10に送信される。
CPU126は、情報送信装置400から送信された演算プログラム及び「体組成データの種類を示す情報」を通信部によって受信すると、当該「体組成データの種類を示す情報」が示す体組成データの種類に係る機能表示部161を点灯させる。これにより、情報送信装置400が体組成計10から離れた場所に位置している場合であっても、被測定者は、機能表示部161を視認するだけで当該体組成計10に追加可能な機能と、現時点で実際に追加されている機能とを容易に知ることができる。
以下、機能追加装置301に記録されている情報を、体組成計10に送信する為の情報送信装置400について説明する。図5は、本発明の第3実施形態に係る体組成計10に対して機能追加装置301に記録された情報を送信する為の情報送信装置400の外観構成を示す斜視図である。図6は、本発明の第3実施形態に係る体組成計10に対して機能追加装置301に記録された情報を送信する為の情報送信装置400のシステム構成例を示すブロック図である。
情報送信装置400は、少なくとも1つ以上の機能追加装置301を接続する為のインターフェース403と、インターフェース403に機能追加装置301が接続されると点灯する照明部材である状態表示部405と、体組成計10の通信部と通信する為の通信部407と、例えばRAM等の記憶部411と、当該情報送信装置400の各部を統括的に制御するCPU413と、を備える。通信部407としては、例えば図5に示す例では体組成計10の通信部(不図示)と有線によって通信する為の通信部407−1、及び体組成計10の通信部と無線によって通信する通信部407−2を挙げることができる。
すなわち、第3実施形態に係る体組成計測システム1においては、機能追加装置301は、当該機能追加装置301を通信可能に接続する複数の接続端子(本例ではインターフェース403)と、前記接続端子に接続された機能追加装置301から演算プログラムを取得して無線または有線によって演算プログラムを送信する情報送信部(本例では通信部407)とを備える情報送信装置400に接続される。体組成計10は、この情報送信装置400によって送信された演算プログラムを受信する情報受信部を備える。
機能追加装置301が情報送信装置400のインターフェース403に接続されると、CPU413は、当該機能追加装置301に記録されている演算プログラム等を、通信部407によって体組成計10へ送信する。また、ユーザは、状態表示部405の点灯/消灯を視認することで、機能追加装置301が確実に情報送信装置400に対して接続されたか否かを確認することができる。
以上説明したように、本発明の第3実施形態によれば、第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムと同様の効果を奏する上に、外観構成及びシステム構成の更なる簡略化並びに小型化が実現した体組成計10及び体組成計測システム1を提供することができる。
なお、説明の便宜上、第1実施形態に係る体組成計10及び体組成計測システム1に対して第3実施形態を適用した例を説明したが、第1実施形態の変形例、第2実施形態、及び第2実施形態の変形例に係る体組成計10及び体組成計測システム1に対して第3実施形態を適用しても勿論よい。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムについて説明する。説明の重複を避ける為、第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとの相違点について説明する。第4実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムは、主に次の点について第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムとは異なる。
すなわち、第4実施形態に係る体組成計10は、被測定者の活動量を示す活動量データを生成する活動量計(不図示)と連携し、体組成データと活動量データとを当該体組成計10によって一元管理する。また、体組成計10によって算出された最新の体組成データを、活動量計による活動量データの算出に用いることで、活動量データの算出精度を向上させる。「活動量データ」としては例えば「歩数」、「消費エネルギー」、「活動強度」、及び「エクササイズ」等を挙げることができる。
本実施形態に係る体組成計10は、活動量計との間で無線通信を可能とする通信モジュールを備える。通信モジュールとしては、例えばBluetooth(登録商標)規格に従った近距離無線通信により当該体組成計10と活動量計とを接続する通信モジュール、及び、無線LAN(Local Area Network)により当該体組成計10と活動量計とをWi−Fi(登録商標)接続する通信モジュール等を挙げることができる。これらの通信モジュールは、当該体組成計10と活動量計との間でデータの送受信を行う通信部として機能する。ここで、活動量計も、体組成計10が備える通信モジュールと同様の通信モジュールを備える。
なお、活動量計が、体組成計10のインターフェース191に直接接続可能な端子を備えていれば、当該インターフェース191を用いて体組成計10と活動量計とを直接的に接続させても良い。
体組成計10と活動量計とを上述したように構成することで、当該体組成計10によって算出された体重データ及び/または種々の体組成データを、活動量計に送信することが可能となる。体組成計10から活動量計に体重データ及び/または種々の体組成データを送信するタイミングとしては、例えば当該体組成計10と活動量計とが通信可能に接続されたタイミングを挙げることができる。
また、例えば当該体組成計10と活動量計とが通信可能に接続された後に、ユーザによる当該体組成計10または活動量計における所定の操作に応じて、当該体組成計10から活動量計に体重データ及び/または種々の体組成データを活動量計に送信するように構成してもよい。
上述した処理によって体組成計10から活動量計に、体重データ及び/または体組成データが送信されると、活動量計は、当該体重データ及び/または体組成データを受信し、それによって被測定者に係る体重データ及び/または体組成データの記録を更新する。そして、当該活動量計は、該更新した体重データ及び/または体組成データを用いて、被測定者の活動量データを算出する。これにより、当該活動量計によって算出される活動量データの精度が向上する。
さらに、当該活動量計は、上述した処理によって算出した活動量データを体組成計10に送信する。この送信のタイミングとしては、例えば当該活動量計と体組成計10とが通信可能に接続されたタイミングを挙げることができる。また、例えば当該活動量計と体組成計10とが通信可能に接続された後の、ユーザによる当該活動量計または体組成計10における所定の操作に応じて、当該活動量計から体組成計10に活動量データを送信するように構成してもよい。
このようにして活動量計から体組成計10に送信された活動量データは、体組成計10によって受信されて記憶部122に記憶される。従って、体組成計10によって、体重データ及び/または体組成データと活動量データとを一元的に管理することが可能となる。
具体的には、例えば、体組成計10のCPU126は、体重データ及び/または体組成データと活動量データとを同一の時間軸を用いて対比可能にグラフ化し、表示部202に表示させる。これにより、各々の被測定者は、表示部202に表示されたグラフを視認するのみで、自身の活動量に応じて変化していく体重及び体組成を時系列的に一目瞭然で認識することが可能となる。
なお、このような「体重データ及び/または体組成データと活動量データとを関連付けてグラフ化する機能」を始めとする、体重データ及び/または体組成データと活動量データとを一元管理する為の種々の機能を実行するプログラムを、機能追加装置301に記録してもよい。
これにより、当該体組成計10の購入後であっても、被測定者が所望する「体重データ及び/または体組成データと活動量データとを一元管理する種々の機能」を当該体組成計10に追加することが可能となる。
なお、本実施形態では説明の便宜上、体組成計10と連携する計測機器として活動量計を例に挙げているが、体組成計10と連携する計測機器が活動量計に限られないことは言うまでもない。例えば、睡眠計や歩数計等と当該体組成計10とを連携させ、それら計測機器が収集したデータと当該体組成計10によって収集されたデータとを一元管理してもよい。
以上説明したように、本発明の第4実施形態によれば、第1実施形態に係る体組成計及び体組成計測システムと同様の効果を奏する上に、被測定者に係る体重データ及び体組成データと、他の計測機器によって収集されたデータとが一元的に管理される体組成計及び体組成計測システムを提供することができる。
具体的には、例えば体重データ及び体組成データと、他の計測機器によって収集された種々のデータとを関連付けて被測定者に提示することができる。これにより、被測定者は、表示部202に表示された上述のグラフ等を視認するのみで、体重データ及び体組成データと種々のデータとが時系列的に変化していく様を容易に把握することができ、各々のデータ同士の相関関係を容易に認識することができる。
さらに、他の計測機器によって算出されるデータには、当該体組成計10によって算出された最新の体重データ及び体組成データが反映される為、当該データの精度の向上も実現する。
なお、第4実施形態は、上述した第1実施形態乃至第3実施形態及び各変形例のいずれに対しても適用することができることは勿論である。
以上、第1実施形態乃至第4実施形態及び各変形例に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述の例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で変形及び応用が可能なことは勿論である。以下、応用例について説明する。なお、説明の重複を避ける為、第1実施形態乃至第4実施形態及び各変形例との相違点のみを説明する。
[第1応用例]
上述した機能追加装置301を用いる代わりに、例えばスマートフォンと称される通信端末装置を用いることができる。換言すれば、通信端末装置が備える記録部を機能追加装置301として利用することができる。つまり、第1応用例に係る体組成計10は、演算プログラムまたは制限解除キーを、例えばスマートフォンと称される通信端末装置から取得する。以下、本応用例に係る体組成計10及び体組成計測システム1の構成を説明する。
体組成計10には、通信端末装置との間で無線通信または有線通信を可能とする通信モジュールを備えさせる。無線通信の通信モジュールとしては、例えばBluetooth(登録商標)規格に従った近距離無線通信により当該体組成計10と通信端末装置とを接続する通信モジュール、及び、無線LAN(Local Area Network)により当該体組成計10と通信端末装置とをWi−Fi(登録商標)接続する通信モジュール等を挙げることができる。
そして、通信端末装置においては、演算プログラムまたは制限解除キーを、例えばアプリと略称されているアプリケーションソフトウェアとしてダウンロードし、それを体組成計10に送信する。体組成計10は、通信端末装置によって送信された演算プログラムまたは制限解除キーを、通信モジュールによって受信して取得する。
このように構成することで、ユーザは、所望の測定機能に係る演算プログラムまたは制限解除キーを、スマートフォンと称される通信端末装置でダウンロードし、それを体組成計10に送信操作するだけで、当該体組成計10に所望の測定機能を追加することができる。つまり、体組成計10は、スマートフォンと称される通信端末装置から、演算プログラムまたは制限解除キーを受信して取得することができる。
以上説明したように、第1応用例によれば、各実施形態に係る体組成計10及び体組成計測システム1と同様の効果を奏する上に、スマートフォンと称される通信端末装置を用いて測定機能を追加することが可能な体組成計10及び体組成計測システム1を提供することができる。すなわち、第1応用例に係る体組成計10及び体組成計測システム1によれば、ユーザがスマートフォンと称される通信端末装置で演算プログラムまたは制限解除キーをダウンロードし、それを当該スマートフォンから体組成計10に転送することによって、体組成計10に測定機能を追加することが可能となる。
従って、第1応用例に係る体組成計10及び体組成計測システム1によれば、ユーザは、機能追加装置301が販売されている店舗等に出向くことなく、例えば自宅等で容易に所望の測定機能に係る演算プログラムまたは制限解除キーを取得し、体組成計10に当該測定機能を追加することが可能となる。
[第2応用例]
上述した例では体組成計10に測定機能を追加しているが、測定機能以外の機能(例えばゲーム機能や音楽再生機能等)を体組成計10に追加してもよい。そのように構成する場合、体組成データを算出する演算プログラムの代わりに、種々の機能を実現するプログラムを体組成計10に追加すればよい。さらには、当該体組成計10を歩数計や睡眠計と連携させ、そられ他の計測装置と共に被測定者の健康管理をするように体組成計10を構成してもよい。このように構成する場合、当該体組成計10と歩数計や睡眠計とを連携させる処理を実行するプログラムを、当該体組成計10に追加する。
以上説明したように、第2応用例によれば、各実施形態に係る体組成計10及び体組成計測システム1と同様の効果を奏する上に、測定機能以外の種々の機能を追加することが可能な体組成計10及び体組成計測システム1を提供することができる。
[第3応用例]
上述した例では、体組成計測モードにおける計測結果である体組成データの値を、ステップS9またはステップS19において表示部202に表示させているが、計測結果を表示させる部材は体組成計10の表示部202に限られない。例えば当該体組成計10にスマートフォンと称される通信端末装置との通信機能を備えさせ、当該体組成計10から通信端末装置に体組成データを送信し、当該スマートフォンにおいて計測結果たる体組成データを表示させてもよい。また、体組成計10の操作部120、状態表示部151あるいは機能表示部161に相当する機能を、当該スマートフォン側に持たせてもよい。
なお、第3実施形態に係る体組成計測システム1においては、情報送信装置400に、例えばLCD等の表示部を備えさせ、且つ、体組成計10から情報送信装置400に計測結果を送信することで、情報送信装置400で計測結果の表示及び閲覧を行なうことが可能となる。
以上説明したように、第3応用例によれば、各実施形態に係る体組成計10及び体組成計測システム1と同様の効果を奏する上に、計測結果の閲覧に関してユーザの利便性を向上させた体組成計10及び体組成計測システム1を提供することができる。また、体組成計10本体に設けられていた各種機能を情報送信装置400にも割り当てることにより、体組成計10本体を極めてシンプルで意匠性に富んだ構成とすることも可能となる。
さらに、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示した複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示す全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
1…体組成計測システム、10…体組成計、102…載置部、104…電極部、104a,104b…通電用電極、104c,104d…計測用電極、108…高周波定電流回路、110…電圧測定回路、112…重量センサ部、114…増幅回路、116…切替部、118…変換回路、120…操作部、122…記憶部、151…状態表示部、161…機能表示部、191…インターフェース、202…表示部、301,301−1,301−2,301−3…機能追加装置、400…情報送信装置、403…インターフェース、405…状態表示部、407,407−1,407−2…通信部、411…記憶部。

Claims (10)

  1. 特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報が少なくとも一つ記録された記録媒体を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計であって、
    前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、
    前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、
    前記一または複数の記録媒体の各々から一または複数の前記第1情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得した一または複数の前記第1情報と、前記第2情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の前記第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する演算部と、
    を備え、
    当該体組成計は、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて前記体組成データを算出する複数の演算プログラムを予め記憶する記憶部を含み、
    前記複数の演算プログラムの各々は、実行に制限が掛けられており、
    前記第1情報は、特定の演算プログラムを指定して前記制限の解除を指示する制限解除キーであり、
    前記演算部は、前記第1情報によって前記制限の解除を指示された前記演算プログラムを、前記記憶部から読み出すと共に前記制限を解除し、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて、前記読み出した前記演算プログラムを実行することによって、前記体組成データを算出する、
    ことを特徴とする体組成計。
  2. 特定の種類の体組成を示す体組成データの算出に要する第1情報が少なくとも一つ記録された記録媒体を一または複数用いて、一または複数種類の体組成データを算出する体組成計であって、
    前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、
    前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、
    前記一または複数の記録媒体の各々から一または複数の前記第1情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって前記記録媒体から取得された一または複数の前記第1情報を記憶する第1記憶部と、
    前記第1情報と、前記第2情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、当該一または複数の前記第1情報の各々に対応する種類の体組成を示す体組成データを算出する演算部と、
    前記第1記憶部に記憶されている一又は複数の前記第1情報のうち、少なくともいずれか一つの前記第1情報を前記第1記憶部から読み出して前記演算部に供給する制御部と、
    を備え、
    当該体組成計は、前記第2情報と前記生体インピーダンスとから前記体組成データを算出する複数の演算プログラムを予め記憶する第2記憶部をさらに備え、
    前記複数の演算プログラムの各々は、実行に制限が掛けられており、
    前記第1情報は、特定の演算プログラムを指定して前記制限の解除を指示する制限解除キーであり、
    前記制御部は、前記制限解除キーを前記演算部に供給し、且つ、前記制限解除キーが指定する前記特定の演算プログラムを前記第2記憶部から読み出して前記演算部に供給し、
    前記演算部は、前記制御部によって前記制限解除キー及び前記特定の演算プログラムが供給されると、前記特定の演算プログラムの前記制限を解除し、前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて、前記読み出した前記演算プログラムを実行することによって、前記体組成データを算出する、
    ことを特徴とする体組成計。
  3. 被測定者の体組成を示す体組成データを算出する演算プログラムが、実行に制限が掛けられて複数記憶されている演算プログラム記憶部と、
    特定の演算プログラムを指定して当該特定の演算プログラムについて前記制限の解除を指示する制限解除キーである第1情報を、一または複数の記録媒体の各々から、一または複数取得する情報取得部と、
    前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、
    前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、
    前記情報取得部によって取得した前記第1情報が指定する前記特定の演算プログラムを、前記演算プログラム記憶部から読み出し、前記制限を解除することを示す識別子を当該演算プログラムに対応づけて前記演算プログラム記憶部に記憶させる制御部と、
    前記第2情報及び前記生体インピーダンスを用いて、前記識別子が対応付けられた前記演算プログラムを実行することによって、前記体組成データを算出する演算部と、
    を備えることを特徴とする体組成計。
  4. 当該体組成計が前記記録媒体から前記第1情報を取得可能な状態になると、当該第1情報に対応する体組成データの種類を被測定者に報知する報知部を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれか一項に記載の体組成計。
  5. 当該体組成計は、前記記録媒体を通信可能に接続する複数の接続端子を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれか一項に記載の体組成計。
  6. 前記記録媒体は、前記記録媒体を通信可能に接続する複数の接続端子と、前記接続端子に接続された前記記録媒体から前記第1情報を取得して無線または有線によって前記第1情報を送信する情報送信部とを備える通信装置に接続可能であり、
    当該体組成計は、前記通信装置によって送信された前記第1情報を受信する情報受信部を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれか一項に記載の体組成計。
  7. 前記記録媒体は、無線又は有線で通信する通信端末装置に設けられており、
    前記情報取得部は、前記通信端末装置から前記第1情報を受信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれか一項に記載の体組成計。
  8. 前記被測定者の活動量を示す活動量データを生成する活動量計に、前記体組成データを送信する体組成データ送信部と、
    前記活動量計によって生成された前記活動量データを受信する活動量データ受信部と、
    前記体組成データと前記活動量データとを関連付けて記憶するデータ管理部と、
    をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のうちいずれか一項に記載の体組成計。
  9. 被測定者の体組成を示す体組成データを算出する体組成計であって、
    前記被測定者の身体特性を示す第2情報を設定する情報設定部と、
    前記被測定者の生体インピーダンスを測定する測定部と、
    前記身体特性情報と、前記生体インピーダンスとに基づいて、特定の種類の前記体組成データを算出する為の演算プログラムであって、実行に制限が掛けられ、且つ、前記制限を解除する制限解除キーによって前記制限が解除される施解錠処理が組み込まれた演算プログラムを複数記憶する記憶部と、
    一または複数の前記演算プログラムに係る前記制限解除キーが記録された記録媒体から、前記制限解除キーを取得する制限解除キー取得部と、
    前記制限解除キーによって前記制限が解除された前記演算プログラムを実行することによって、前記身体特性情報と前記生体インピーダンスとに基づいて、前記体組成データを算出する演算部と、
    を備えることを特徴とする体組成計。
  10. 請求項1乃至請求項のうち何れか一項に記載の体組成計と、
    体組成データの算出に要する情報である第1情報が記録された記録媒体と、
    を備えたことを特徴とする体組成計測システム。
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