JP5556839B2 - 認証システム、電子機器及び認証方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器を遠隔操作する際にユーザ認証を行うための認証システム、電子機器及び認証方法に関する。
画像形成装置などの電子機器のユーザや管理者が、外部装置(たとえば、PC(Personal Computer)など)などの遠隔操作装置から電子機器に対して遠隔操作を行うときなどに、電子機器は、遠隔操作を行うユーザ等を認証することが知られている(たとえば、特許文献1〜5参照)。
特許文献1及び2では、認証装置を備えた遠隔操作システムが開示されている。
特許文献3では、複数の遠隔操作装置と、複数の電子機器とが存在する遠隔操作システムにおけるユーザ認証方法について開示されている。
特許文献4では、ユーザの認証機能を有する遠隔操作システムにおいて、遠隔操作装置によって遠隔操作されるべき電子機器である画像形成装置は、遠隔操作装置が画像形成装置に遠隔操作を行っているとき、画像形成装置の操作パネルへの操作入力を禁止することが開示されている。
特許文献5では、画像形成装置は、遠隔操作を行うユーザを認証する認証部と、遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させるように制御する制御部を有することが開示されている。
このユーザ認証により、電子機器本体を遠隔操作するときに発生する課題(たとえば、電子機器に対する操作の競合など)を回避することができる。
特開2006−59083号公報 特開2006−42309号公報 特開2004−363969号公報 特開2005−321944号公報 特開2005−11090号公報
近年、電子機器の中には、電子機器本体を制御するメインコントローラとは別に、メインコントローラとは独立して電子機器を制御するためのサブコントローラが備えられているものがある。
このサブコントローラはメインコントローラと分離独立しているので、メインコントローラがユーザ認証を行わなくても、ユーザ等は、サブコントローラを介して電子機器を遠隔操作することができる。従って、サブコントローラは、メインコントローラが停止状態にあるときでも、電子機器に対する操作を実行することが可能である。たとえば、電子機器本体の電源がオフになって、電子機器のOS(Operating System)プログラムが応答しない場合でも、ユーザ等は外部装置を使って、サブコントローラを介して電子機器を遠隔操作でモニタリング、診断、修復することができる。また、サブコントローラは、メインコントローラの動作状況に左右されないので、安定した処理能力を確保することができる。
しかしながら、一方では、メインコントローラが認証していないユーザ等が電子機器を遠隔操作することになり、従来のユーザ認証で回避することができた課題が再発するといった問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、メインコントローラとそれから独立したサブコントローラを有する電子機器において、メインコントローラが確実にユーザを認証する認証システム、電子機器及び認証方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]電子機器と、
前記電子機器を遠隔操作する遠隔操作装置と、
を有し、
前記電子機器は、前記電子機器を制御するためのメインコントローラと、前記メインコントローラと独立して前記電子機器を制御するサブコントローラと、を有し、
前記遠隔操作装置が前記電子機器にアクセスする際、前記メインコントローラが第1のユーザ認証を行った後に、前記サブコントローラが第2のユーザ認証を行う
ことを特徴とする認証システム。
上記発明では、メインコントローラがユーザ認証を行った後に、サブコントローラがユーザ認証を行うので、メインコントローラは確実にユーザを認証することができる。
[2]前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための認証情報を記憶する記憶部を有し、
前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置に対して前記認証情報を送信し、
前記遠隔操作装置は、前記サブコントローラにアクセスするとき、前記メインコントローラから受信した認証情報を前記サブコントローラに送信し、
前記サブコントローラは、前記遠隔操作装置から受信した前記認証情報に基づいて前記第2のユーザ認証を行う
ことを特徴とする[1]に記載の認証システム。
上記発明では、メインコントローラは、第1のユーザ認証を行った後に、サブコントローラが第2のユーザ認証を行うための認証情報を遠隔操作装置に送信するので、遠隔操作装置のユーザ等が上記認証情報を入力する手間が省ける。
[3]前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための前記認証情報を前記サブコントローラから取得し、この取得された認証情報を前記遠隔操作装置に対して送信する
ことを特徴とする[2]に記載の認証システム。
上記発明では、メインコントローラは、サブコントローラが第2のユーザ認証を行うための認証情報をサブコントローラから取得するので、電子機器の管理者等が予め上記認証情報をメインコントローラに登録する手間が省ける。
[4]前記メインコントローラは、複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記メインコントローラが前記第1のユーザ認証を行うための第1の認証情報と、前記複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための第2の認証情報と、を記憶する記憶部を有し、
前記メインコントローラは、前記第1の認証情報の中から、前記電子機器の遠隔操作を行うユーザに対応する第1の認証情報に基づいて前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置と、前記サブコントローラに対して、前記第2の認証情報の中から、前記第1のユーザ認証が行われたユーザに対応する第2の認証情報を送信し、
前記遠隔操作装置は、前記サブコントローラにアクセスするとき、前記メインコントローラから受信した第2の認証情報を前記サブコントローラに送信し、
前記サブコントローラは、前記遠隔操作装置から受信した第2の認証情報と、前記メインコントローラから受信した第2の認証情報に基づいて、前記第2のユーザ認証を行う
ことを特徴とする[1]に記載の認証システム。
上記発明では、メインコントローラは、記憶部に記憶されている複数のユーザの第2の認証情報から、第1の認証情報と同じユーザの第2の認証情報を遠隔操作装置とサブコントローラに送信し、サブコントローラは、メインコントローラから受信した第2の認証情報に基づいて第2のユーザ認証を行うので、第2の認証情報が単一の場合と比べて、認証システムがセキュアになる。
[5]前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置に対して、前記サブコントローラを介して前記電子機器を遠隔操作するためのプラグインを送信する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1項に記載の認証システム。
上記発明では、メインコントローラは、第1のユーザ認証を行った後に、サブコントローラを介して電子機器を遠隔操作するためのプラグインを遠隔操作装置に送信するので、遠隔操作装置において、上記第1のユーザ認証後に、サブコントローラを介した電子機器の遠隔操作をしやすい環境にすることができる。
[6]前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行った後に、前記電子機器の操作画面をロックする
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1項に記載の認証システム。
上記発明では、メインコントローラは、サブコントローラが第2のユーザ認証を行った後に電子機器の操作画面をロックするので、電子機器の操作画面からの操作と、遠隔操作装置からの遠隔操作との競合を防ぐことができる。
[7]前記メインコントローラは、前記遠隔操作装置の前記電子機器に対する遠隔操作が完了した後に、前記電子機器の操作画面のロックを解除する
ことを特徴とする[6]に記載の認証システム。
上記発明では、メインコントローラは、遠隔操作装置の電子機器に対する遠隔操作が完了した後に、電子機器の操作画面のロックを解除するので、ユーザ等は、上記遠隔操作の完了後に電子機器の操作画面を使用することができる。
[8]電子機器を制御するためのメインコントローラと、
前記メインコントローラと独立して前記電子機器を制御するためのサブコントローラと、
を有し、
遠隔操作装置からアクセスを受ける際、前記メインコントローラが第1のユーザ認証を行った後に、前記サブコントローラが第2のユーザ認証を行う
ことを特徴とする電子機器。
[9]前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための認証情報を記憶する記憶部を有し、
前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置に対して前記認証情報を送信し、
前記サブコントローラは、前記遠隔操作装置が前記サブコントローラにアクセスするとき、前記遠隔操作装置から前記認証情報を受信し、前記認証情報に基づいて前記第2のユーザ認証を行う
ことを特徴とする[8]に記載の電子機器。
[10]前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための前記認証情報を前記サブコントローラから取得し、この取得された認証情報を前記遠隔操作装置に対して送信する
ことを特徴とする[9]に記載の電子機器。
[11]前記メインコントローラは、複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記メインコントローラが前記第1のユーザ認証を行うための第1の認証情報と、前記複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための第2の認証情報と、を記憶する記憶部を有し、
前記メインコントローラは、前記第1の認証情報の中から、当該電子機器の遠隔操作を行うユーザに対応する前記第1の認証情報に基づいて前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置と、前記サブコントローラに対して、前記第2の認証情報の中から、前記第1のユーザ認証が行われたユーザに対応する第2の認証情報を送信し、
前記サブコントローラは、前記遠隔操作装置が前記サブコントローラにアクセスするとき、前記遠隔操作装置から第2の認証情報を受信し、さらに、前記遠隔操作装置から受信した第2の認証情報と、前記メインコントローラから受信した第2の認証情報に基づいて、前記第2のユーザ認証を行う
ことを特徴とする[8]に記載の電子機器。
[12]前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証を行った後、遠隔操作装置に対して、前記サブコントローラを介して前記電子機器を遠隔操作するためのプラグインを送信する
ことを特徴とする[8]乃至[11]のいずれか1項に記載の電子機器。
[13]前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行った後に、前記電子機器の操作画面をロックする
ことを特徴とする[8]乃至[12]のいずれか1項に記載の電子機器。
[14]前記メインコントローラは、前記遠隔操作装置の前記電子機器に対する遠隔操作が完了した後に、前記電子機器の操作画面のロックを解除する
ことを特徴とする[13]に記載の電子機器。
[15]遠隔操作装置から電子機器を遠隔操作する際に行われる認証方法であって、
前記電子機器を制御するためのメインコントローラが第1のユーザ認証を行う第1のユーザ認証ステップと、
前記第1のユーザ認証ステップの実行後に、前記メインコントローラと独立して前記電子機器を制御するためのサブコントローラが第2のユーザ認証を行う第2のユーザ認証ステップと、
を有する
ことを特徴とする認証方法。
[16]さらに、
前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための認証情報を記憶する認証情報記憶ステップと、
前記第1のユーザ認証ステップの実行後に、前記メインコントローラが、前記遠隔操作装置に対して前記認証情報を送信する第1の認証情報送信ステップと、
前記遠隔操作装置が、前記サブコントローラにアクセスするとき、前記第1の認証情報送信ステップで受信した認証情報を前記サブコントローラに送信する第2の認証情報送信ステップと、
を有し、
前記第2のユーザ認証ステップにおいて、前記サブコントローラは、前記第2の認証情報送信ステップで受信した前記認証情報に基づいて前記第2のユーザ認証を行う
ことを特徴とする[15]に記載の認証方法。
[17]さらに、
前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための前記認証情報を前記サブコントローラから取得する認証情報取得ステップを有し、
前記第1の認証情報送信ステップにおいて、前記メインコントローラは、前記認証情報取得ステップで取得された前記認証情報を前記遠隔操作装置に対して送信する
ことを特徴とする[16]に記載の認証方法。
[18]さらに、
前記メインコントローラは、複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記メインコントローラが前記第1のユーザ認証を行うための第1の認証情報と、前記複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための第2の認証情報と、を記憶する認証情報記憶ステップと、
前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証ステップの実行後に、前記遠隔操作装置と、前記サブコントローラに対して、前記第2の認証情報の中から、前記第1のユーザ認証が行われたユーザに対応する第2の認証情報を送信する第1の認証情報送信ステップと、
前記遠隔操作装置は、前記サブコントローラにアクセスするとき、前記第1の認証情報送信ステップで受信した第2の認証情報を前記サブコントローラに送信する第2の認証情報送信ステップと、
を有し、
前記第2のユーザ認証ステップにおいて、前記サブコントローラは、前記第1の認証情報送信ステップで受信した第2の認証情報と、前記第2の認証情報送信ステップで受信した第2の認証情報に基づいて、前記第2のユーザ認証を行う
ことを特徴とする[15]に記載の認証方法。
[19]さらに、
前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証ステップの実行後、前記遠隔操作装置に対して、前記サブコントローラを介して前記電子機器を遠隔操作するためのプラグインを送信するプラグイン送信ステップを有する
ことを特徴とする[15]乃至[18]のいずれか1項に記載の認証方法。
[20]さらに、前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行った後に、前記電子機器の操作画面をロックする操作画面ロックステップを有する
ことを特徴とする[15]乃至[19]のいずれか1項に記載の認証方法。
[21]さらに、前記メインコントローラは、前記遠隔操作装置の前記電子機器に対する遠隔操作が完了した後に、前記電子機器の操作画面のロックを解除する操作画面ロック解除ステップを有する
ことを特徴とする[20]に記載の認証方法。
本発明に係る認証システム、電子機器及び認証方法によれば、メインコントローラとそれから独立したサブコントローラを有する電子機器においても、メインコントローラが確実にユーザを認証することができる。
本実施形態に係る認証システムの概略構成を示す説明図である。 メインコントローラによるユーザ認証及び遠隔操作装置による遠隔操作時におけるメインコントローラの動作を示すフローチャートである。 メインコントローラによるユーザ認証、サブコントローラによるユーザ認証及び遠隔操作装置による遠隔操作時における遠隔操作装置の動作を示すフローチャートである。 サブコントローラによるユーザ認証及び遠隔操作装置による遠隔操作時におけるサブコントローラの動作を示すフローチャートである。 電子機器と遠隔操作装置との間で行われる認証情報及びプラグインの送受信を示す説明図である。 変形例1における、メインコントローラがサブコントローラの不揮発メモリに記憶される第2の認証情報を取得する動作を示す説明図である。 変形例2における、メインコントローラが第1の認証情報と同じユーザの第2の認証情報をサブコントローラの不揮発メモリに書き込む動作を示す説明図である。 変形例2におけるユーザ認証時のメインコントローラの動作を示すフローチャートである。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る認証システム1の概略構成を示す説明図である。
認証システム1は、電子機器10(たとえば、画像形成装置など)と、この電子機器10を遠隔操作する遠隔操作装置30(たとえば、PCなど)とを有する。
電子機器10は、電子機器10を統括制御する制御部11を有している。
制御部11は、電子機器10を制御するメインコントローラ12と、このメインコントローラ12と独立して電子機器10を制御するサブコントローラ20とを有する。
メインコントローラ12は、CPU(Central Processing Unit)13と、操作パネル14と、不揮発メモリ15と、USB(Universal Serial Bus)ポート16と、ビデオポート17と、ネットワークI/F(Interface)18とを有する。
CPU13は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行し、電子機器10を制御する。CPU13は、操作パネル14または遠隔操作装置30からの入力信号に基づいて、電子機器10に各種動作を実行させる。
また、CPU13は、遠隔操作装置30が電子機器10にアクセスしたとき、Webサーバ経由で、http(Hyper Text Transfer Protocol)方式によってユーザ認証を行う。
操作パネル14は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)と、この液晶ディスプレイの画面上に設けられており、タッチペンや指などで画面が押下された座標位置等を検出するタッチパネルなどを備える。この操作パネル14は、ユーザや電子機器の管理者等が入力する電子機器10の各種動作を実行させるためのジョブや設定条件等を受け付ける。また、操作パネル14は、必要に応じて、メインコントローラ12やサブコントローラ20が行うユーザ認証に必要な認証情報の登録を受け付ける。
不揮発メモリ15は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)などで構成されており、各種設定情報の保存などに使用される。また、不揮発メモリ15は、メインコントローラ12が行うユーザ認証を行う際に使用される認証情報(第1の認証情報)と、サブコントローラ20が行うユーザ認証を行う際に使用される認証情報(第2の認証情報)を記憶する。
さらに、不揮発メモリ15は、遠隔操作装置30がサブコントローラ20を介して電子機器10を遠隔操作するためのKVM(Keyboard/Video/Mouse)リモートパネルプラグインを保存する。
USBポート16は、USB端子を有する機器を接続するためのポートである。たとえば、USBポート16に、USB認証キーが接続された場合、CPU13は、このUSB認証キーを使ってユーザ認証を行う。
ビデオポート17は、遠隔操作装置30に電子機器10を遠隔操作させるための操作画面(リモートパネル)をビデオ信号として遠隔操作装置30に送信するためのポートである。
ネットワークI/F18は、LAN(Local Area Network)やInternetなどのネットワークを通じて遠隔操作装置30が電子機器10を遠隔操作するために、遠隔操作装置30と電子機器10との間でデータを通信する機能を果たす。特に、ネットワークI/F18は、メインコントローラ12が実施するユーザ認証に必要な第1の認証情報を遠隔操作装置30から受信し、遠隔操作装置30がサブコントローラ20を介して電子機器10を遠隔操作するためのKVMリモートパネルプラグイン等を遠隔操作装置30へ送信する機能を果たす。
サブコントローラ20は、サブCPU21と、不揮発メモリ22とを有する。
サブCPU21は、メインコントローラ12のCPU13と独立して電子機器10を制御する。このサブCPU21は、メインコントローラ12の動作状況に左右されることなしに、電子機器10を制御することができる。また、サブCPU21は、メインコントローラ12が第1の認証情報を使ってユーザ認証を行った後、遠隔操作装置30からP2P(Peer to Peer)通信で受信される第2の認証情報に基づいてユーザ認証を行い、遠隔操作装置30からの遠隔操作に基づいて電子機器10を制御する。
不揮発メモリ22は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)などで構成されており、各種設定情報の保存などに使用される。また、不揮発メモリ22は、サブCPU21が行うユーザ認証の際に使用される第2の認証情報を記憶する。
遠隔操作装置30は、電子機器10を遠隔操作するためのPC等であり、電子機器10とネットワーク等を介して接続される。本実施形態では、遠隔操作装置30は、メインコントローラ12と、Webサーバ経由でhttp方式によって通信を行うためのブラウザを格納している。また、遠隔操作装置30は、メインコントローラ12によるユーザ認証後に、サブコントローラ20を介して電子機器10を遠隔操作するためのKVMリモートパネルプラグインをメインコントローラ12から受信し、このKVMリモートパネルプラグインを使用してP2P通信でサブコントローラ20と通信を行う。
遠隔操作装置30は、電子機器10を遠隔操作するためのリモートパネルを表示するモニタと、キーボードやマウスなどの操作部を有する。
次に、電子機器10の制御部11が行うユーザ認証と、遠隔操作装置30が行う電子機器10に対する遠隔操作について説明する。
図2は、メインコントローラ12によるユーザ認証及び遠隔操作装置30による遠隔操作時におけるメインコントローラ12の動作を示すフローチャートである。図3は、メインコントローラ12によるユーザ認証、サブコントローラ20によるユーザ認証及び遠隔操作装置30による遠隔操作時における遠隔操作装置30の動作を示すフローチャートである。図4は、サブコントローラ20によるユーザ認証及び遠隔操作装置30による遠隔操作時におけるサブコントローラ20の動作を示すフローチャートである。図5は、電子機器10と遠隔操作装置30との間で行われる認証情報及びプラグインの送受信を示す説明図である。
まず、メインコントローラ12の不揮発メモリ15は、サブコントローラ20が行うユーザ認証の際に使用される第2の認証情報を記憶する(ステップS101)。ここでは、電子機器10の管理者等が操作パネル14を使用して上記第2の認証情報を不揮発メモリ15に記憶させる。その後、電子機器10のメインコントローラ12は、遠隔操作装置30からのアクセスを監視する(ステップS102;No)。
遠隔操作装置30は、電子機器10を遠隔操作するために、電子機器10のメインコントローラ12にアクセスする(ステップS201)。このとき、遠隔操作装置30は、メインコントローラ12が行うユーザ認証の際に使用される第1の認証情報を送信する(P1)。メインコントローラ12は、遠隔操作装置30からのアクセスを検知すると(ステップS102;Yes)、遠隔操作装置30から受信する第1の認証情報に基づいてユーザ認証を行う(ステップS103)。
メインコントローラ12は、上記第1の認証情報に基づいたユーザ認証により遠隔操作装置30からのアクセスを許可すると(ステップS103;Yes)、不揮発メモリ15に保存されているKVMリモートパネルプラグインを遠隔操作装置30へ送信する(ステップS104、P2)。一方、メインコントローラ12が上記アクセスを許可しないと(ステップS103;No)、ステップS102へ戻る。
遠隔操作装置30は、メインコントローラ12がアクセスを許可すると(ステップS202;Yes)、メインコントローラ12から、KVMリモートパネルプラグインを受信し(P2)、上記KVMリモートパネルプラグインを起動させる(ステップS203)。その後、遠隔操作装置30は、このKVMリモートパネルプラグインを使用して、メインコントローラ12に対して第2の認証情報を要求する(ステップS204)。
メインコントローラ12は、遠隔操作装置30からメインコントローラ12に対して第2の認証情報を送信するよう要求されると、遠隔操作装置30に対して、不揮発メモリ15に記憶されている第2の認証情報を送信する。
遠隔操作装置30は、第2の認証情報を受信すると、KVMリモートパネルプラグインを使用して、サブコントローラ20にこの第2の認証情報をP2P通信で送信する(P3)。
サブコントローラ20のサブCPU21は、第2の認証情報を受信すると、この第2の認証情報に基づいてユーザ認証を行う(ステップS301)。
サブコントローラ20は、上記第2の認証情報に基づいたユーザ認証により遠隔操作装置30からのアクセスを許可すると(ステップS301;Yes)、遠隔操作装置30とリモートパネル通信を開始する(ステップS302)。
遠隔操作装置30は、サブコントローラ20がアクセスを許可すると(ステップS205;Yes)、電子機器10を遠隔操作するために、メインコントローラ12に対して、操作パネル14の操作画面をロックするよう指示し(ステップS206)、サブコントローラ20とリモートパネル通信を開始する(ステップS207)。一方、サブコントローラ20が上記アクセスを許可しないと(ステップS205;No)、ステップS201へ戻る。
メインコントローラ12は、遠隔操作装置30から上記操作画面のロック指示を受信すると(ステップS105;Yes)、操作パネル14の操作画面をロックし(ステップS106)、リモートパネル状態へと移行する(ステップS107)。このリモートパネル状態では、メインコントローラ12は、リモートパネル停止条件(たとえば、ユーザ等がリモートパネル通信の利用を終了した場合や、上記リモートパネル通信が切断される場合、メインコントローラ12が操作パネル14のロック解除ボタンの押下を検出した場合など)が発生するときまで、各種の動作を待機する。
一方、メインコントローラ12は、KVMリモートパネルプラグインを送信してから所定時間内に上記操作画面のロック指示を受信しないと(ステップS105;No)、サブコントローラ20が遠隔操作装置30からのアクセスを許可しなかったと判断し、ステップS102へ戻る。
遠隔操作装置30とサブコントローラ20との間でリモートパネル通信が行われている間、メインコントローラ12、サブコントローラ20及び遠隔操作装置30は、それぞれリモートパネル停止条件の発生を監視する(ステップS108;No、ステップS208;No、ステップS303;No)。
サブコントローラ20と遠隔操作装置30との間でリモートパネル停止条件(たとえば、遠隔操作装置30がリモートパネル通信の終了をサブコントローラ20に通知した場合や、リモートパネル通信が切断された場合など)が発生すると(ステップ208;Yes、ステップS303;Yes)、遠隔操作装置30は、メインコントローラ12へリモートパネル通信が終了した旨の通知を行い(ステップS209)、リモートパネル通信を終了する(ステップS210)。
メインコントローラ12は、遠隔操作装置30からリモートパネル通信の終了の通知を受信すると(ステップS108;Yes)、上記リモートパネル状態を解除し(ステップS109)、ステップS106で行われた操作パネル14の操作画面のロックを解除する(ステップS110)。
一方、メインコントローラ12においてリモートパネル停止条件(たとえば、メインコントローラ12が操作パネル14のロック解除ボタンの押下を検出した場合など)が発生すると(ステップS108;Yes)、メインコントローラ12は、上記リモートパネル状態を解除し(ステップS109)、操作パネル14の操作画面のロックを解除する(ステップS110)だけでなく、遠隔操作装置30に対して、上記リモートパネル通信の強制終了を指示する。その後、遠隔操作装置30は、リモートパネル通信を終了する。
次に、電子機器10の制御部11が行うユーザ認証の変形例について説明する。以下の変形例では、制御部11は、メインコントローラ12のCPU13が、サブコントローラ20の不揮発メモリ22に記憶される第2の認証情報を取得すること、または、上記不揮発メモリ22に第2の認証情報を書き込むことが可能になるように設計されている。
<変形例1>
本実施形態では、ステップS101において、電子機器10の管理者等が操作パネル14を使用して上記第2の認証情報を不揮発メモリ15に記憶させる場合について説明した。変形例1では、図6のように、CPU13がサブコントローラ20の不揮発メモリ22に記憶される第2の認証情報を取得する(P4)。
これにより、電子機器10の管理者等が操作パネル14を使用して第2の認証情報を不揮発メモリ15に記憶させる手間が省ける。
<変形例2>
本実施形態では、第2の認証情報がすでにサブコントローラ20の不揮発メモリ22に記憶されている場合について説明したが、変形例2では、メインコントローラ12のCPU13は、図7のように、ユーザ認証を行ったときに使用された第1の認証情報と同じユーザの第2の認証情報を不揮発メモリ22に書き込む(P5)。
図8は、変形例2におけるユーザ認証時のメインコントローラ12の動作を示すフローチャートである。
まず、メインコントローラ12の不揮発メモリ15は、サブコントローラ20が行うユーザ認証の際に使用される複数のユーザの第2の認証情報を記憶する(ステップS401)。ここでは、電子機器10の管理者等が操作パネル14を使用して上記第2の認証情報を不揮発メモリ15に記憶させる。また、上記第1の認証情報と第2の認証情報は、複数のユーザにそれぞれ割り当てられている。
電子機器10のメインコントローラ12は、遠隔操作装置30からのアクセスを監視し(ステップS402;No)、上記アクセスを検知すると(ステップS402;Yes)、メインコントローラ12が行うユーザ認証の際に使用される第1の認証情報を遠隔操作装置30から受信する。このとき、CPU13は、不揮発メモリ15が記憶している複数のユーザの第1の認証情報から、遠隔操作装置30からアクセスしたユーザの第1の認証情報を抽出し、この抽出した第1の認証情報に基づいてユーザ認証を行う(ステップS403)。
CPU13は、上記第1の認証情報に基づいたユーザ認証により遠隔操作装置30からのアクセスを許可すると(ステップS403;Yes)、不揮発メモリ15に記憶されている複数のユーザの第2の認証情報から、抽出された第1の認証情報と同じユーザの第2の認証情報を抽出し、この抽出した第2の認証情報をサブコントローラ20の不揮発メモリ22に書き込む(ステップS404)。その後、CPU13は、遠隔操作装置30から第2の認証情報を要求されると、上記抽出した第2の認証情報を遠隔操作装置30に送信する。
その他のメインコントローラ12の動作(ステップS405〜ステップS411)については、本実施形態のもの(ステップS104〜ステップS110)とほぼ同一であるので、詳細な説明を省略する。
変形例2のように、メインコントローラ12は、不揮発メモリ15に記憶されている複数のユーザの第2の認証情報から、抽出された第1の認証情報と同じユーザの第2の認証情報を抽出し、この抽出した第2の認証情報をサブコントローラ20の不揮発メモリ22に書き込むので、第2の認証情報が単一の場合と比べて、認証システム1がセキュアになる。
また、本実施形態及び変形例では、次回の電子機器10に対する遠隔操作の際にメインコントローラ12が確実にユーザ認証を行うために、たとえば、メインコントローラ12は、遠隔操作装置30に送信したプラグインを上記リモートパネル通信終了時に消去するように遠隔操作装置30に指示してもよい。あるいは、変形例1において、サブコントローラ20の不揮発メモリ22は、上記第2の認証情報をワンタイムパスワードとして記憶し、メインコントローラ12が第2の認証情報を不揮発メモリ22から取得するたびに、第2の認証情報が書き換えられるようにしてもよい。さらに、変形例2において、メインコントローラ12の不揮発メモリ15は、上記第2の認証情報をワンタイムパスワードとして記憶し、メインコントローラ12が第2の認証情報を遠隔操作装置30に送信するたびに、第2の認証情報が書き換えられるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本実施形態及び変形例では、遠隔操作装置30は、メインコントローラ12によるユーザ認証の際に、第1の認証情報をWeb経由でhttp方式によって送信していたが、本発明はこれに限らない。遠隔操作装置30が第1の認証情報をメインコントローラ12に送信することができれば、何れの通信プロトコルでも使用することができる。また、サブコントローラ20によるユーザ認証の際に、第2の認証情報をP2P通信で送信していたが、遠隔操作装置30は、サブコントローラ20を介して電子機器10を遠隔操作することができれば、何れの通信方式でも適用することができる。
また、本実施形態では、遠隔操作装置30は、KVMリモートパネルプラグインを使用してサブコントローラ20とリモートパネル通信を行っていたが、サブコントローラ20を介して電子機器10を遠隔操作することができれば、遠隔操作の方式は問わない。
1…認証システム
10…電子機器
11…制御部
12…メインコントローラ
13…CPU
14…操作パネル
15…不揮発メモリ
16…USBポート
17…ビデオポート
18…ネットワークI/F
20…サブコントローラ
21…サブCPU
22…不揮発メモリ
30…遠隔操作装置

Claims (21)

  1. 電子機器と、
    前記電子機器を遠隔操作する遠隔操作装置と、
    を有し、
    前記電子機器は、前記電子機器を制御するためのメインコントローラと、前記メインコントローラと独立して前記電子機器を制御するサブコントローラと、を有し、
    前記遠隔操作装置が前記電子機器にアクセスする際、前記メインコントローラが第1のユーザ認証を行った後に、前記サブコントローラが第2のユーザ認証を行う
    ことを特徴とする認証システム。
  2. 前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための認証情報を記憶する記憶部を有し、
    前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置に対して前記認証情報を送信し、
    前記遠隔操作装置は、前記サブコントローラにアクセスするとき、前記メインコントローラから受信した認証情報を前記サブコントローラに送信し、
    前記サブコントローラは、前記遠隔操作装置から受信した前記認証情報に基づいて前記第2のユーザ認証を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための前記認証情報を前記サブコントローラから取得し、この取得された認証情報を前記遠隔操作装置に対して送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の認証システム。
  4. 前記メインコントローラは、複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記メインコントローラが前記第1のユーザ認証を行うための第1の認証情報と、前記複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための第2の認証情報と、を記憶する記憶部を有し、
    前記メインコントローラは、前記第1の認証情報の中から、前記電子機器の遠隔操作を行うユーザに対応する第1の認証情報に基づいて前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置と、前記サブコントローラに対して、前記第2の認証情報の中から、前記第1のユーザ認証が行われたユーザに対応する第2の認証情報を送信し、
    前記遠隔操作装置は、前記サブコントローラにアクセスするとき、前記メインコントローラから受信した第2の認証情報を前記サブコントローラに送信し、
    前記サブコントローラは、前記遠隔操作装置から受信した第2の認証情報と、前記メインコントローラから受信した第2の認証情報に基づいて、前記第2のユーザ認証を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の認証システム。
  5. 前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置に対して、前記サブコントローラを介して前記電子機器を遠隔操作するためのプラグインを送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の認証システム。
  6. 前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行った後に、前記電子機器の操作画面をロックする
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の認証システム。
  7. 前記メインコントローラは、前記遠隔操作装置の前記電子機器に対する遠隔操作が完了した後に、前記電子機器の操作画面のロックを解除する
    ことを特徴とする請求項6に記載の認証システム。
  8. 電子機器を制御するためのメインコントローラと、
    前記メインコントローラと独立して前記電子機器を制御するためのサブコントローラと、
    を有し、
    遠隔操作装置からアクセスを受ける際、前記メインコントローラが第1のユーザ認証を行った後に、前記サブコントローラが第2のユーザ認証を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  9. 前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための認証情報を記憶する記憶部を有し、
    前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置に対して前記認証情報を送信し、
    前記サブコントローラは、前記遠隔操作装置が前記サブコントローラにアクセスするとき、前記遠隔操作装置から前記認証情報を受信し、前記認証情報に基づいて前記第2のユーザ認証を行う
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための前記認証情報を前記サブコントローラから取得し、この取得された認証情報を前記遠隔操作装置に対して送信する
    ことを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記メインコントローラは、複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記メインコントローラが前記第1のユーザ認証を行うための第1の認証情報と、前記複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための第2の認証情報と、を記憶する記憶部を有し、
    前記メインコントローラは、前記第1の認証情報の中から、当該電子機器の遠隔操作を行うユーザに対応する前記第1の認証情報に基づいて前記第1のユーザ認証を行った後、前記遠隔操作装置と、前記サブコントローラに対して、前記第2の認証情報の中から、前記第1のユーザ認証が行われたユーザに対応する第2の認証情報を送信し、
    前記サブコントローラは、前記遠隔操作装置が前記サブコントローラにアクセスするとき、前記遠隔操作装置から第2の認証情報を受信し、さらに、前記遠隔操作装置から受信した第2の認証情報と、前記メインコントローラから受信した第2の認証情報に基づいて、前記第2のユーザ認証を行う
    ことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  12. 前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証を行った後、遠隔操作装置に対して、前記サブコントローラを介して前記電子機器を遠隔操作するためのプラグインを送信する
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行った後に、前記電子機器の操作画面をロックする
    ことを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記メインコントローラは、前記遠隔操作装置の前記電子機器に対する遠隔操作が完了した後に、前記電子機器の操作画面のロックを解除する
    ことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 遠隔操作装置から電子機器を遠隔操作する際に行われる認証方法であって、
    前記電子機器を制御するためのメインコントローラが第1のユーザ認証を行う第1のユーザ認証ステップと、
    前記第1のユーザ認証ステップの実行後に、前記メインコントローラと独立して前記電子機器を制御するためのサブコントローラが第2のユーザ認証を行う第2のユーザ認証ステップと、
    を有する
    ことを特徴とする認証方法。
  16. さらに、
    前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための認証情報を記憶する認証情報記憶ステップと、
    前記第1のユーザ認証ステップの実行後に、前記メインコントローラが、前記遠隔操作装置に対して前記認証情報を送信する第1の認証情報送信ステップと、
    前記遠隔操作装置が、前記サブコントローラにアクセスするとき、前記第1の認証情報送信ステップで受信した認証情報を前記サブコントローラに送信する第2の認証情報送信ステップと、
    を有し、
    前記第2のユーザ認証ステップにおいて、前記サブコントローラは、前記第2の認証情報送信ステップで受信した前記認証情報に基づいて前記第2のユーザ認証を行う
    ことを特徴とする請求項15に記載の認証方法。
  17. さらに、
    前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための前記認証情報を前記サブコントローラから取得する認証情報取得ステップを有し、
    前記第1の認証情報送信ステップにおいて、前記メインコントローラは、前記認証情報取得ステップで取得された前記認証情報を前記遠隔操作装置に対して送信する
    ことを特徴とする請求項16に記載の認証方法。
  18. さらに、
    前記メインコントローラは、複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記メインコントローラが前記第1のユーザ認証を行うための第1の認証情報と、前記複数のユーザにそれぞれ割り当てられており、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行うための第2の認証情報と、を記憶する認証情報記憶ステップと、
    前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証ステップの実行後に、前記遠隔操作装置と、前記サブコントローラに対して、前記第2の認証情報の中から、前記第1のユーザ認証が行われたユーザに対応する第2の認証情報を送信する第1の認証情報送信ステップと、
    前記遠隔操作装置は、前記サブコントローラにアクセスするとき、前記第1の認証情報送信ステップで受信した第2の認証情報を前記サブコントローラに送信する第2の認証情報送信ステップと、
    を有し、
    前記第2のユーザ認証ステップにおいて、前記サブコントローラは、前記第1の認証情報送信ステップで受信した第2の認証情報と、前記第2の認証情報送信ステップで受信した第2の認証情報に基づいて、前記第2のユーザ認証を行う
    ことを特徴とする請求項15に記載の認証方法。
  19. さらに、
    前記メインコントローラは、前記第1のユーザ認証ステップの実行後、前記遠隔操作装置に対して、前記サブコントローラを介して前記電子機器を遠隔操作するためのプラグインを送信するプラグイン送信ステップを有する
    ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1項に記載の認証方法。
  20. さらに、前記メインコントローラは、前記サブコントローラが前記第2のユーザ認証を行った後に、前記電子機器の操作画面をロックする操作画面ロックステップを有する
    ことを特徴とする請求項15乃至19のいずれか1項に記載の認証方法。
  21. さらに、前記メインコントローラは、前記遠隔操作装置の前記電子機器に対する遠隔操作が完了した後に、前記電子機器の操作画面のロックを解除する操作画面ロック解除ステップを有する
    ことを特徴とする請求項20に記載の認証方法。
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