JP2005011090A - 画像形成装置および画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上し、情報管理を簡便にすることができる画像形成装置および画像形成システムを提供する。
【解決手段】遠隔操作装置2と通信接続される画像形成装置3に、遠隔操作を行うユーザを認証する認証部38と、認証部38によりユーザが認証された場合、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作を管理し、遠隔操作装置2にユーザに対応した操作画面を表示させるように制御する制御部31を設ける。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ又はこれらの複合機(以下、画像形成装置という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークを介して遠隔操作装置としてのユーザ端末と画像形成装置とを接続し、ユーザ端末から操作指示を送信して画像形成装置を遠隔操作するようにしたシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムにおいて、ユーザ端末の表示部に、画像形成装置のディスプレイに表示される操作画面と略同一の操作画面を表示させて、ユーザの使い勝手を向上させたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
さらに、ユーザ端末にユーザがカスタマイズした操作画面を表示できるようにしたシステムもある(例えば、特許文献3参照)。当該システムでは、ユーザの認証を行うことにより、そのユーザに対応した操作画面を呼び出し、当該操作画面に基づく画像形成装置の遠隔操作を可能にしている。
【0004】
一方、画像形成装置の中には、例えば、課金を行う場合など、ユーザ毎に画像形成動作が行われた回数を管理するためのカウンタ機能を備えたものがある。ユーザはパスワード等の認証情報の入力が求められ、認証されたユーザは当該画像形成装置の使用が許可され、予め設定された回数まで画像形成動作を実行させることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−357072号公報
【特許文献2】
特開2002−281195号公報
【特許文献3】
特開2001−306204号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カウンタ機能を有する画像形成装置をユーザ端末により遠隔操作する場合、ユーザは画像形成装置の使用許可を得るための認証情報の入力が求められ、さらにカスタマイズされた操作画面を呼び出すための認証情報の入力が求められる。このため認証情報の入力操作が二度手間になっていた。また、ユーザは二種類の認証情報を管理する必要があり、情報管理が煩雑であった。
【0007】
本発明の課題は、操作性を向上し、情報管理を簡便にすることができる画像形成装置および画像形成システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、遠隔操作装置と通信接続された画像形成装置において、前記遠隔操作装置を介して遠隔操作を行うユーザを認証する認証部と、前記認証部によりユーザが認証された場合、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作を管理し、前記遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させるように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、ユーザの画像形成動作を管理し、かつ、遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させる場合であっても、ユーザの認証を一度で済ませることができるので、認証に係る操作の手間を省力することができ、操作性が向上する。また、認証情報の管理を一元化することができ、情報管理を簡便にすることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御部は、画像形成動作を管理する際に、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作の回数を管理することを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、遠隔操作により実行された画像形成動作の回数を管理することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記認証部によりユーザを認証した場合にのみ、前記遠隔操作を許可することを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、制御部は、ユーザを認証した場合にのみ、遠隔操作装置を介した遠隔操作を許可するので、他者の不正使用を防止することができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、遠隔操作装置と、画像形成装置とが、通信接続された画像形成システムにおいて、ユーザを認証するための認証情報と、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作を管理するための動作管理情報と、前記遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させるための操作画面情報とを、関連付けて格納する記憶手段と、前記遠隔操作装置から送信される認証情報と前記記憶手段に格納された認証情報とを照合してユーザを認証する認証手段と、前記認証手段により、ユーザが認証された場合、前記動作管理情報に基づきユーザの前記画像形成動作を管理するとともに、前記操作画面情報を前記遠隔操作装置に送信してユーザに対応した操作画面を表示させるように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、記憶手段に認証情報と、動作管理情報と、操作画面情報とが関連付けて記憶されているので、ユーザの認証を行えば、当該ユーザに対応する動作管理情報と、操作画面情報を読み出して、ユーザの画像形成動作を管理し、かつ、遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させるように制御することができ、認証に係る操作の手間を省力することができ、操作性が向上する。また、認証情報の管理を一元化することができ、情報管理を簡便にすることができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成システムにおいて、前記動作管理情報は、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作の回数を管理するための情報を含むことを特徴とする。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、遠隔操作により実行された画像形成動作の回数を管理することができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の画像形成システムにおいて、前記制御手段は、前記認証部によりユーザを認証した場合にのみ、前記遠隔操作を許可することを特徴とする。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、制御手段は、ユーザを認証した場合にのみ、遠隔操作装置を介した遠隔操作を許可するので、他者の不正使用を防止することができる。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、前記操作画面情報を入力することができる入力手段を備え、前記入力手段により、前記操作画面情報が新規に入力された場合、前記制御手段は動作管理情報を作成し、この動作管理情報とともに前記操作画面情報を前記認証情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させるように制御することを特徴とする。
【0021】
請求項7に記載の発明によれば、制御手段は、操作画面情報の新規入力に伴い、動作管理情報を作成して認証情報とともに記憶手段に記憶するので、これらの情報を常に関連付けて記憶させることができる。
【0022】
請求項8に記載の発明は、請求項4〜7のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、前記動作管理情報を入力するための入力手段を備え、前記入力手段により、前記動作管理情報が新規に入力された場合、前記制御手段は操作画面情報を作成し、この操作画面情報とともに前記動作管理情報を前記認証情報に関連付けて記憶手段に記憶させるように制御することを特徴とする。
【0023】
請求項8に記載の発明によれば、制御手段は、動作管理情報の新規入力に伴い、操作画面情報を作成して認証情報とともに記憶手段に記憶するので、これらの情報を常に関連付けて記憶させることができる。
【0024】
請求項9に記載の発明は、請求項4〜8のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、前記遠隔操作装置から画像形成装置に前記動作管理情報を削除させるための操作指示が送信された場合、前記制御手段は前記記憶手段から動作管理情報とともに前記認証情報および前記操作画面情報を削除させるように制御することを特徴とする。
【0025】
請求項9に記載の発明によれば、動作管理情報を削除する操作指示があった場合、当該ユーザに対応する認証情報および操作画面情報を同時に削除するので、当該ユーザに関する情報を一括して削除することができ、情報管理が容易である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1に本発明に係る画像形成システム1の構成を示す。図1に示すように、画像形成システム1は、遠隔操作装置2と、この遠隔操作装置2を介して遠隔操作される画像形成装置3と、を有し、これらはネットワークNを介して互いに通信接続されている。
【0027】
まず、遠隔操作装置2の構成を説明する。遠隔操作装置2は、例えば、パーソナルコンピュータであり、図2に示すように、制御部21、表示部22、操作部23、I/F部24、等を備え、各部はバス25を介して互いに接続されている。
【0028】
表示部22は、制御部21から入力される制御信号に基づき各種表示を行うもので、認証情報を入力するための認証情報入力画面や画像形成装置3を遠隔操作するための操作画面が表示される。操作画面には、画像形成装置3の画像形成動作に係る各種操作ボタンが表示される。操作画面は例えば画像形成装置3の操作パネルに表示される操作画面と略同一のものを表示することもできるし、ユーザにより操作ボタンの表示形式や表示する操作ボタンの種類等がカスタマイズされた操作画面を表示させることもできる。ユーザにより操作画面のカスタマイズが行われない場合、基本となる操作画面が表示される。
【0029】
操作部23は、ユーザの認証情報や画像形成装置3に対する操作指示を入力するための数字キー、文字キー、各種機能キー等から構成されるキーボードやマウス等のポインティングデバイスを含んで構成される。
【0030】
ユーザは、操作部23を操作することにより表示する操作ボタンの種類や操作ボタンの大きさ等、操作画面の表示形式をユーザ好みにカスタマイズすることができる。カスタマイズされた操作画面の表示に係る設定情報は画像形成装置3に送信され、操作画面情報として画像形成装置3側で管理される。
【0031】
操作部23から入力される操作指示には、画像形成処理要求、後述するユーザ管理情報の削除要求等がある。また、操作部を介してユーザの新規登録、ユーザ管理情報の作成を行うことができる。
【0032】
I/F部24は、画像形成装置3と通信接続するためのインターフェイスであり、画像形成装置3との間でデータの授受を行う。
【0033】
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、CPUにおいて、RAMの所定領域を作業領域としてROMに記憶されている各種制御プログラムに従い、上記各部に制御信号を送って遠隔操作装置2の動作全般を集中制御する。また、画像形成装置3からI/F部24を介して受信するカスタマイズされた操作画面情報又は基本操作画面情報に従って、ユーザに対応した表示形式の操作画面を表示させるように制御する。
【0034】
次に、画像形成装置3の構成を説明する。
画像形成装置3は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ又はこれらの複合機であり、図1に示すように、制御部31と、I/F部32と、データ変換部33と、スキャナ部34と、画像処理部35と、画像形成部36と、カウンタ部37と、認証部38と、表示部39と、操作部40と、記憶部41とを備え、これら各部はバス42で互いに接続されている。
【0035】
I/F部32は、遠隔操作装置2と通信接続するためのインターフェイスであり、遠隔操作装置2との間でデータの授受を行う。
【0036】
データ変換部33は、遠隔操作装置2との間でI/F部32を介して授受するデータを各装置が処理可能な形式に変換する。例えば、遠隔操作装置2から送信される画像データは、当該データ変換部33において、画像形成部36により画像形成可能な形式にデータ変換される。
【0037】
スキャナ部34は、コンタクトガラスの下部に、光源、CCD、駆動回路等を備え(いずれも図示略)、コンタクトガラスに載置された原稿から画像データを取得する。
【0038】
画像処理部35は、遠隔操作装置2又はスキャナ部34を介して入力された画像データに必要に応じた信号処理を施す。画像データに施す信号処理として、例えば、符号化圧縮又は伸長復号化、画像の拡大又は縮小処理、画像の回転処理等がある。
【0039】
画像形成部36は、画像処理部35において信号処理が施された画像データに基づき、電子写真方式、インクジェット方式等により、紙等の記録材に画像を形成する画像形成動作を実行する。
【0040】
カウンタ部37は、画像形成動作が実行された回数をカウントするカウンタと、カウンタの有効/無効を切り換える切り換え手段を有している。切り換え手段により、カウンタが有効にされた場合、当該画像形成装置3の使用に際して、ユーザの認証が求められる。また、カウンタが無効である場合であっても、遠隔操作装置との通信開始に先立ち、ユーザの認証が求められる。
【0041】
認証部38は、遠隔操作装置2又は操作部40を介して入力される認証情報と、記憶部41に予め格納された認証情報とを照合し、ユーザの認証を行い、認証結果を制御部31に出力する。なお、認証部38は機能的構成を説明するために図示したがこれに限定されるものではなく、制御部31においてユーザを認証するものとしてもよい。
【0042】
表示部39は、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成され、制御部31から送信される制御信号に基づき、各種操作ボタンを表示する操作画面その他各種表示情報を表示する。
【0043】
操作部40は、表示部39と一体化したタッチパネルや、認証情報を入力するための数字キー、文字キー、各種機能キー等から構成され、押下されたキーに対応する押下信号を制御部31に出力する。
【0044】
記憶部41は、制御部31が実行可能な各種プログラムや各種データを記憶する記憶媒体41aを有している。記憶媒体41aは固定的又は着脱自在に記憶部41に設けられるものであり、通信ネットワークを介して接続される外部記憶装置であってもよい。
【0045】
記憶媒体41aに格納されるデータの一つにユーザ管理データがある。ユーザ管理データは、図4に示すように、ユーザの認証情報と、動作管理情報と、上述の操作画面情報(カスタマイズデータ)とを含み、これらは互いに関連づけて記憶される。
【0046】
認証情報は、ユーザ名等のユーザIDと、パスワード等を含んで構成される。但し、これに限定されるものではなくユーザを認証するために供されるユーザを特定可能な情報であればどのようなものであってもよい。
【0047】
動作管理情報は、ユーザにより実行される画像形成動作を管理するためのもので、リミットデータとカウントデータとを含む。リミットデータは、当該ユーザに許可された画像形成動作を実行可能な回数を示すデータであり、カウントデータは、ユーザにより実際に画像形成動作が実行された回数を示すデータである。例えば、3ページの原稿を2部複製する場合、画像形成動作は6回行われることになり、カウンタデータは“6”追加される。
【0048】
制御部31は、CPU、RAM、ROM等を備え、CPUにおいて、RAMの所定領域を作業領域としてROMまたは記憶部41に記憶されている各種制御プログラムに従い、各部に制御信号を送って画像形成装置3の動作全般を集中制御し、認証部においてユーザの認証処理が実行されると、引き続き当該認証情報に関連づけられた動作管理情報、操作画面情報を読み出す等、次に説明する動作を行う。
【0049】
図5は、本実施の形態における動作を示すフローチャートである。なお、カウンタが有効になっているものとして説明する。
【0050】
遠隔操作装置2と画像形成装置3との通信開始に伴い、認証情報が遠隔操作装置2から入力されると(ステップS1:Y)、遠隔操作装置2から画像形成装置3に認証情報が送信される(ステップS2)。画像形成装置3は認証情報を受信すると(ステップS3:Y)、認証部38において記憶部41に格納された認証情報を読み出し、両認証情報を照合し、両者の一致を検証することによりユーザの認証を行う(ステップS4)。
【0051】
ユーザの認証に成功した場合(ステップS5:Y)、当該ユーザによりカスタマイズされた操作画面情報があるか否かを判断する(ステップS6)。操作画面情報がある場合(ステップS6:Y)、操作画面情報を遠隔操作装置2に送信する(ステップS7)。一方、操作画面情報がない場合(ステップS6:N)、基本となる操作画面情報を遠隔操作装置2に送信する(ステップS7)。
【0052】
なお、ユーザの認証に失敗した場合(ステップS5:N)、遠隔操作装置から送信される操作指示を無効にして、処理を終了する。
【0053】
次に、操作画面情報を受信すると、遠隔操作装置2は当該操作画面情報がユーザによりカスタマイズされたものか、基本操作画面情報かを判別する(ステップS8)。ユーザによりカスタマイズされた操作画面情報である場合(ステップS8:Y)、表示部24にユーザに対応した操作画面を表示させ(ステップS9)、当該操作画面に基づく遠隔操作を有効にし、ユーザにより実行される画像形成動作の回数を管理する。
【0054】
画像形成装置3から基本操作画面情報が送信された場合(ステップS8:N)、基本操作画面を表示部39に表示し(ステップS10)、当該基本操作画面に基づく遠隔操作を有効にし、ユーザにより実行される画像形成動作の回数を管理する。
【0055】
なお、カウンタが無効になっている場合、ユーザにより実行される画像形成動作の回数は管理されない。
【0056】
次に、遠隔操作装置2において、操作画面情報が新規に作成された場合の動作を説明する。この場合、遠隔操作装置2から操作画面情報とともにユーザの認証情報が送信されると、制御部31において当該ユーザに対応する動作管理情報が作成されて、記憶部41に上記ユーザ管理情報として管理される。
【0057】
一方、遠隔操作装置2から新規に動作管理情報がユーザの認証情報とともに作成されると、画像形成装置3はこれを受信して制御部31において操作画面情報を作成し、記憶部41にこれらをユーザ管理情報として記憶する。
【0058】
また、遠隔操作装置2から、認証情報、動作管理情報、操作画面情報のいずれかに対する削除指示が送信されると、画像形成装置3はこれを受信して、制御部31において当該ユーザに対応する他の情報を記憶部41から削除するように制御される。
【0059】
本実施の形態によれば、ユーザにより実行された画像形成動作の回数を管理し、かつ、遠隔操作装置2にユーザに対応した操作画面を表示させる場合であっても、ユーザの認証を一度で済ませることができるので、認証に係る操作の手間を省力することができ、操作性が向上する。また、認証情報の管理を一元化することができ、情報管理を簡便にすることができる。
【0060】
また、本実施の形態において、ユーザを認証した場合(ステップS4:Y)にのみ、遠隔操作装置2を介した遠隔操作を許可するので、他者の不正使用を防止することができる。
【0061】
操作画面情報又は動作管理情報の新規入力に伴い、動作管理情報又は操作画面情報を作成して認証情報とともに記憶部41に記憶するので、これらの情報を常に関連付けて記憶させることができる。また、ユーザ管理情報のうちいずれか一つの情報に対して削除指示があった場合、他の情報も削除するようにしたので、情報管理が容易である。
【0062】
なお、上記の実施の形態において、画像形成装置3にカウンタ部37を設け、ユーザ毎に画像形成動作が実行された回数を管理するものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザにより実行される画像形成動作のうち、プリンタ動作、FAX動作、複写動作等、画像形成動作の種別毎に回数を管理するものとしてもよい。また、ユーザ毎に使用可能な機能を設定し、その範囲内でユーザの画像形成動作が行われるように管理するものとしてもよい。
【0063】
また、認証部38、記憶部41を画像形成装置1に設けるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、認証部38と同様の機能を有する認証装置や、記憶部41と同様の機能を有する記憶装置を当該画像形成システム1に設け、これらの装置を互いにネットワークNを介して接続するものとしてもよい。
【0064】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、ユーザの画像形成動作を管理し、かつ、遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させる場合であっても、ユーザの認証を一度で済ませることができるので、認証に係る操作の手間を省力することができ、操作性が向上する。また、認証情報の管理を一元化することができ、情報管理を簡便にすることができる。
【0065】
請求項2に記載の発明によれば、遠隔操作により実行された画像形成動作の回数を管理することができる。
【0066】
請求項3に記載の発明によれば、制御部は、ユーザを認証した場合にのみ、遠隔操作装置を介した遠隔操作を許可するので、他者の不正使用を防止することができる。
【0067】
請求項4に記載の発明によれば、記憶手段に認証情報と、動作管理情報と、操作画面情報とが関連付けて記憶されているので、ユーザの認証を行えば、当該ユーザに対応する動作管理情報と、操作画面情報を読み出して、ユーザの画像形成動作を管理し、かつ、遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させるように制御することができ、認証に係る操作の手間を省力することができ、操作性が向上する。また、認証情報の管理を一元化することができ、情報管理を簡便にすることができる。
【0068】
請求項5に記載の発明によれば、遠隔操作により実行された画像形成動作の回数を管理することができる。
【0069】
請求項6に記載の発明によれば、制御手段は、ユーザを認証した場合にのみ、遠隔操作装置を介した遠隔操作を許可するので、他者の不正使用を防止することができる。
【0070】
請求項7に記載の発明によれば、制御手段は、操作画面情報の新規入力に伴い、動作管理情報を作成して認証情報とともに記憶手段に記憶するので、これらの情報を常に関連付けて記憶させることができる。
【0071】
請求項8に記載の発明によれば、制御手段は、動作管理情報の新規入力に伴い、操作画面情報を作成して認証情報とともに記憶手段に記憶するので、これらの情報を常に関連付けて記憶させることができる。
【0072】
請求項9に記載の発明によれば、動作管理情報を削除する操作指示があった場合、当該ユーザに対応する認証情報および操作画面情報を同時に削除するので、当該ユーザに関する情報を一括して削除することができ、情報管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態の画像形成システム1の構成を示す図である。
【図2】画像形成システム1の遠隔操作装置2の内部構成を示すブロック図である。
【図3】画像形成システム1の画像形成装置3の内部構成を示すブロック図である。
【図4】図3の記憶媒体41aに記録されるユーザ管理データのデータ構成例を示す図である。
【図5】画像形成システム1において実行される動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成システム
2 遠隔操作装置
24 表示部
25 操作部
3 画像形成装置
37 カウンタ部
38 認証部
39 表示部
40 操作部
41 記憶部
41a 記憶媒体
N ネットワーク

Claims (9)

  1. 遠隔操作装置と通信接続された画像形成装置において、
    前記遠隔操作装置を介して遠隔操作を行うユーザを認証する認証部と、
    前記認証部によりユーザが認証された場合、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作を管理し、前記遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させるように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、画像形成動作を管理する際に、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作の回数を管理することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記制御部は、前記認証部によりユーザを認証した場合にのみ、前記遠隔操作を許可することを特徴とする画像形成装置。
  4. 遠隔操作装置と、画像形成装置とが、通信接続された画像形成システムにおいて、
    ユーザを認証するための認証情報と、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作を管理するための動作管理情報と、前記遠隔操作装置にユーザに対応した操作画面を表示させるための操作画面情報とを、関連付けて格納する記憶手段と、
    前記遠隔操作装置から送信される認証情報と前記記憶手段に格納された認証情報とを照合してユーザを認証する認証手段と、
    前記認証手段により、ユーザが認証された場合、前記動作管理情報に基づきユーザの前記画像形成動作を管理するとともに、前記操作画面情報を前記遠隔操作装置に送信してユーザに対応した操作画面を表示させるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4に記載の画像形成システムにおいて、
    前記動作管理情報は、ユーザの遠隔操作により実行される画像形成動作の回数を管理するための情報を含むことを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項4または5に記載の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、前記認証部によりユーザを認証した場合にのみ、前記遠隔操作を許可することを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項4〜6のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記操作画面情報を入力することができる入力手段を備え、
    前記入力手段により、前記操作画面情報が新規に入力された場合、前記制御手段は動作管理情報を作成し、この動作管理情報とともに前記操作画面情報を前記認証情報に関連付けて前記記憶手段に記憶させるように制御することを特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記動作管理情報を入力するための入力手段を備え、
    前記入力手段により、前記動作管理情報が新規に入力された場合、前記制御手段は操作画面情報を作成し、この操作画面情報とともに前記動作管理情報を前記認証情報に関連付けて記憶手段に記憶させるように制御することを特徴とする画像形成システム。
  9. 請求項4〜8のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記遠隔操作装置から画像形成装置に前記動作管理情報を削除させるための操作指示が送信された場合、前記制御手段は前記記憶手段から動作管理情報とともに前記認証情報および前記操作画面情報を削除させるように制御することを特徴とする画像形成システム。
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