JP5870060B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、外部端末から送信される画像データを受信して、受信した画像データの印刷を行う画像形成装置は知られている。この種の画像形成装置では、印刷物の秘匿性を確保するべく、現在までに種々の技術が提案されている。
例えば、特許文献1に示す画像形成装置では、外部端末から送信される画像データをパスワードが設定されたボックスに一旦格納し、次いで、ユーザーがテンキー等を介して入力したパスワードと上記ボックスに設定されたパスワードとを比較して、両者一致する場合に限り、該ボックス内の画像データの印刷(以下、ボックス印刷という)を実行するようになっている。
特開2004−104411号公報
ところで、近年、省スペース化への要求等により、印刷機能に加えてファックス機能やコピー機能を併せ持つ複合機等の画像形成装置が広く普及しつつある。
そこで、この複合機に対して上記特許文献1に示すボックス印刷技術を適用することで、省スペース化への要求を満たしつつ、印刷物の秘匿性を確保することが考えられる。
しかしながら、複合機は印刷機能のみを有する専用機に比べて多機能化されているため、単に特許文献1に示すボックス印刷技術を複合機に適用したとすると、ボックス印刷を実行させるためのユーザーの操作が煩雑化するという問題がある。
すなわち、近年の複合機では、ユーザーが所望の機能を設定するための手段としてテンキーやタッチパネルを有しており、ユーザーがタッチパネルを操作することで、ディスプレイに表示される操作画面が切り替わって行く。このため、複合機にボックス印刷技術を適用した場合には、ユーザーがタッチパネルを操作して最終的にボックスのパスワードを入力するための画面にたどり着くまでの操作が煩雑になる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像形成装置において、装置の多機能化を図りつつ、ユーザーによる操作の煩雑化を招くことなく印刷物の秘匿性を確保することにある。
本発明に係る画像形成装置は、外部端末から送信された画像データを受信してパスワードが設定されたボックスに格納するデータ格納部と、上記ボックスのパスワードを入力するためのパスワード入力画面を表示部に表示させる表示制御部と、上記パスワード入力画面を介してユーザーより入力されるパスワードが上記ボックスに設定されたパスワードと一致する場合に、該ボックス内の画像データの印刷を実行する印刷部と、を備えている。
そして、上記画像形成装置は、印刷機能を含む複数の機能を有する複合機であり、上記複数の機能のうち一の機能をユーザーが選択して設定するための機能設定部と、上記各機能の実行に必要な番号を、ユーザーが入力するための番号入力部と、上記ボックスを特定するためのボックス番号を記憶するボックス情報記憶部と、を備え、上記表示制御部は、上記番号入力部より入力された番号が上記ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号と一致するか否かを判定して、一致すると判定した場合には、上記機能設定部により上記複数の機能のうちいずれの機能が設定されているかに拘わらず、該ボックス番号により特定されるボックスのパスワード入力画面を上記表示部に表示させるように構成されている。
これによれば、パスワード入力画面を介してユーザーより入力されたパスワードが上記ボックスに設定されたパスワードに一致した場合に限り、印刷部によりボックス内の画像データの印刷が許可される。したがって、印刷物の秘匿性を確保することができる。
また、上記画像形成装置は、印刷機能を含む複数の機能を有する複合機とされているため、装置の多機能化による省スペース化を実現することができる。ここで、複数の機能には、印刷機能の他に、例えば、コピー機能やファックス機能及びスキャン機能等を含めることができる。
このような複合機では、各機能の実行に必要な番号を入力するためにテンキー等の番号入力部が設けられる。本発明では、ユーザーが番号入力部より番号を入力すると、表示制御部によって、この入力番号と上記ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号とが一致するか否の判定がなされる。そして、表示制御部によって、両番号が一致すると判定された場合には、上記機能設定部にて上記複数の機能のうちいずれの機能が設定されているかに拘わらず、該ボックス番号により特定されるボックスのパスワード入力画面が表示部に表示される。
したがって、ユーザーは、番号入力部より所望のボックス番号を入力するだけで、機能設定部にて設定されている機能に拘わらず、所望の画像データが格納されたボックスのパスワード入力画面にたどり着くことができる。よって、ユーザーによる操作の煩雑化を招くことなく、装置の多機能化を図るとともに印刷物の秘匿性を確保することができる。
上記表示制御部は、上番号入力部より入力された番号が上記ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号と一致しないと判定した場合には、上記機能設定部にて設定された機能に応じた、上記パスワード入力画面とは異なる所定画面を上記表示部に表示させるように構成されていることが好ましい。
これによれば、ユーザーが番号入力部より入力した番号と上記ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号とが一致しないとの判定が表示制御部にてなされた場合には、機能設定部にて設定された機能に応じた上記入力画面とは異なる所定画面が、表示制御部よって表示部に表示される。ここで、所定画面とは、例えば、機能設定部にてコピー機能が設定されている場合には、コピー枚数を入力するための入力画面等であり、ファックス機能が設定されている場合には、ファックス番号を入力するための入力画面等である。
上記複数の機能は、印刷機能とコピー機能とを含み、上記ボックス情報記憶部に記憶されるボックス番号の桁数は、上記機能設定部にてコピー機能が設定されている場合におけるコピー枚数の最大許容枚数の桁数よりも大きいことが好ましい。
これによれば、機能設定部によりコピー機能が設定されている場合に、番号入力部よりユーザーがコピー枚数として入力した番号の桁数と、ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号の桁数とは必ず異なることとなるので、該両番号が一致することはない。よって、ユーザーがコピー機能の実行を希望している場合に、ユーザーの意に反して表示部にパスワード入力画面が表示されてコピー機能の実行が阻害されるのを防止することができる。
上記複数の機能は印刷機能とファックス機能とを含み、上記表示制御部は、上記機能設定部でファックス機能が設定されている場合において、上記番号入力部より入力された番号が上記ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号に一致すると判定した場合には、先ず、ユーザーがファックス機能と印刷機能とのいずれの機能を希望するかを確認するための確認画面を上記表示部に表示させ、該確認に対してユーザーが印刷機能を希望した場合に限り、上記パスワード入力画面を上記表示部に表示させるように構成されていることが好ましい。
これによれば、機能設定部によりファックス機能が設定されている場合に、ユーザーが番号入力部よりファックス番号として入力した番号がボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号と偶然に一致したとしても、ユーザーが印刷機能を希望しない限り、表示制御部によって表示部にパスワード入力画面が表示されることはない。よって、ユーザーの意に反してファックス機能の実行が阻害されるのを防止することができる。
本発明によれば、画像形成装置において、装置の多機能化を図りつつ、ユーザーによる操作の煩雑化を招くことなく印刷物の秘匿性を確保することができる。
実施形態における画像形成装置としての複合機を含む画像形成システムの概略を示すブロック図である。 複合機の操作部及び表示部を示す図である。 端末パソコンのディスプレイに表示されたボックス登録画面を示す図である。 複合機の表示部に表示されたログイン画面を示す図である。 表示部に表示された機能設定画面を示す図である。 表示部に表示されたボックス選択画面を示す図である。 表示部に表示された解錠パスワード入力画面を示す図である。 機能設定画面においてコピー機能が設定(選択)されている状態でユーザーによりボックス番号が入力された場合の、表示部の画面の切り替わりの様子を模式的に示す図である。 機能設定画面においてファックス機能が設定(選択)されている状態でユーザーによりボックス番号が入力された場合の、表示部の画面の切り替わりの様子を模式的に示す図である。 ユーザーにより入力されたボックス番号を有するボックスが複数存在する場合の図8相当図である。 実施形態の変形例を示す図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
図1は、実施形態における画像形成装置としての複合機1を備えた画像形成システム100を示すブロック図である。この複合機1は、印刷機能とスキャナ機能とファックス機能とコピー機能とを併せ持っている。複合機1は、印刷機能設定時において、解錠パスワードが設定されたボックス10内の画像データの印刷(以下、ボックス印刷という)を実行可能になっている。ボックス印刷の詳細については後述する。
上記複合機1は、ユーザーにより操作される操作部2と、機能設定用の画面等を表示する表示部3と、各種の情報を受付ける受付部4と、受付部4からの情報を基に各種処理を実行する制御部5とを備えている。制御部5は、CPUやRAM、ROM等のメモリを備えたマイクロコンピュータにより構成される。
操作部2は、図2に示すように、ユーザーが行った操作を確定するためのスタートキー6と、上記各機能の実行に必要な番号を入力するための番号入力部としてのテンキー7とを有している。操作部2は、ユーザーによるスタートキー6及びテンキー7の操作情報を、信号線を介して受付部4へと出力する。
表示部3は、図2に示すように、タッチパネル15を有する液晶ディスプレイからなる。表示部3は、制御部5からの指令を受けて、各種画面を表示可能になっている。表示部3は、詳細は後述するように、ユーザーが上記4つの機能(印刷機能、スキャナ機能、ファックス機能及びコピー機能)のうち一の機能を選択して設定するための機能設定画面25を表示する。そうして、表示部3は機能設定部11としても機能する。表示部3は、ユーザーによるタッチパネル15の操作情報を、信号線を介して受付部4へと出力する。
受付部4は、上記操作部2からの操作情報(例えば、後述する解錠パスワードの入力操作情報)を受付けて制御部5へと出力する。また、受付部4は、表示部3からのタッチパネル15の操作情報を受付けて制御部5へと出力する。
また、受付部4は、外部端末である端末パソコン16〜18にネットワーク8を介して通信可能に接続されている。本実施形態では、端末パソコン16〜18は3台設けられているが、これに限ったものではなく、例えば、2台以下であってもよいし、4台以上であってもよい。受付部4は、各端末パソコン16〜18から送信される画像データを受付けて制御部5へと出力する。さらに受付部4は、各端末パソコン16〜18から送信される後述のボックス登録情報を受付けて制御部5へと出力する。
上記複合機1はさらに、制御部5に信号の授受可能に接続された、データ格納部19、ボックス情報記憶部20、ログイン情報記憶部21、印刷部22、ファックス通信部23、及び画像読取部24を備えている。
データ格納部19は、ROMやRAMにより構成されている。データ格納部19内には、制御部5によって理論記憶領域であるボックス10が登録(作成)される。ボックス10は、一つに限らず複数登録可能である。各ボックス10に対しては、ボックス番号及び解錠パスワードが設定される。ボックス番号は、ボックス10を特定するための番号である。解錠パスワードは、ボックス10内の画像データにアクセスしてその印刷を行うための番号である。解錠パスワードは、本実施形態では4桁以上の番号とされているが、これに限ったものではなく、例えば、英数字の組み合わせであってもよい。本実施形態では、ボックス番号及び解錠番号は、後述するように、各端末パソコン16〜18を介してユーザーにより設定される。
ボックス情報記憶部20には、ユーザーが端末パソコン16〜18を介して登録したボックス10のボックス登録情報が記憶されている。ボックス登録情報には、ボックス10のボックス番号と解錠パスワードとボックス10を登録したユーザー名とが含まれている。ユーザー名は、制御部5に対してボックス登録情報を送信した端末パソコン16〜18のユーザー名(「PC1USER」、「PC2USER」又は「PC3USER」)である。
ログイン情報記憶部21には、複合機1の使用を予め許可されたユーザーのユーザー名と、ログインパスワードとが関連付けて記憶されている。本実施形態では、このユーザー名は、各端末パソコン16〜18のユーザー名、「PC1USER」、「PC2USER」、「PC3USER」と同じである。
印刷部22は、表示部3の機能設定画面25にて印刷機能が設定されている場合に、制御部5からの指令を受けて、画像データの印刷処理を実行する。
ファックス通信部23は、表示部3の機能設定画面25にてファックス機能が設定されている場合に、制御部5からの指令を受けて、ファックス通信に必要な処理を実行する。
画像読取部24は、表示部3の機能設定画面25にてスキャン機能が設定されている場合に、制御部5からの指令を受けて、原稿台にセットされた画像原稿をCCD等の画像センサによりスキャンして読取る。
上記制御部5は、端末パソコン16〜18より受付けたボックス登録情報を基に、データ格納部19にボックス10を登録(作成)すると共に、該ボックス10のボックス登録情報をボックス情報記憶部20に記憶させる。尚、本実施形態では、ユーザーがデータ格納部19にボックス10を登録するようにしているが、ボックス10はデータ格納部19に予め割り当てられていてもよい。
図3は、端末パソコン16〜18のディスプレイ26に表示されたボックス登録画面27を示している。このボックス登録画面27では、上下に並ぶ2つの入力スペース28、29が表示されている。そして、該ボックス登録画面27では、ユーザーは、端末パソコン16〜18のキーボードを操作することにより、上側の入力スペース28より所望のボックス番号を視認しながら入力(登録)可能になっていると共に、下側の入力スペース29より所望の解錠パスワードを視認しながら入力(登録)可能になっている。端末パソコン16〜18は、登録されたボックス番号と解錠パスワードとこの登録に使用した端末パソコン16〜18のユーザー名とを関連付けてボックス登録情報として、上記複合機1の受付部4へと送信する。
上記制御部5は、複合機1の電源が投入されると、先ず、表示部3に対してログイン画面35(図4参照)を表示させる。
このログイン画面35では、ユーザーがカーソルボタン36を操作することにより選択バー37を移動させてユーザー名を選択可能になっている。図4は、予め登録された3つのユーザー名「PC1USER」,「PC2USER」,「PCUSER3」のうち「PC2USER」が選択されている状態を示している。
また、上記ログイン画面35では、ユーザーがテンキー7を操作することにより、ログインパスワードを入力スペース34にて視認しながら入力可能になっている。
制御部5は、ログイン画面35にて入力されたユーザー名を受付部4を介して受信する。制御部5は、該受信したユーザー名に対応するログインパスワードをログイン情報記憶部21より呼び出す。そして、制御部5は、この呼び出したログインパスワードと、ログイン画面35で入力されたログインパスワードとを比較して、両者が一致する場合には、上記ユーザーのログインを許可する一方、両者が異なる場合には、当該ユーザーのログインを禁止する。
制御部5は、ユーザーのログインを禁止する場合には、表示部3に対してログイン画面35を継続して表示させる一方、ユーザーのログインを許可した場合には、表示部3に対して機能設定画面25(図5参照)を表示させる。
この機能設定画面25では、ユーザーが、コピータグ38、スキャナタグ39、ファックスタグ40、及び印刷タグ41のうち一のタグ38〜41をタッチ操作により選択することで、複合機1の機能を所望の機能に設定可能になっている。コピータグ38、スキャナタグ39、ファックスタグ40、及び印刷タグ41がそれぞれ、コピー機能、スキャナ機能、ファックス機能、及び印刷機能に対応することは言うまでもない。
制御部5は、表示部3のタッチパネル15より出力されるタグ38〜41の選択操作情報を受付部4を介して受信する。制御部5は、受付部4を介して受信したタグ38〜41の選択情報を基に、複合機1に設定されている機能を識別して、識別した機能に応じた所定画面を表示部3に表示させる。本実施形態では、所定画面は、機能設定画面25においてコピー機能が設定されている場合には、コピー枚数の入力画面45(図2参照)とされ、ファックス機能が設定されている場合には、ファックス番号の入力画面46(図9の上段図を参照)とされ、印刷機能が設定されている場合には、ボックス印刷と通常印刷との選択画面47(図5参照)とされ、スキャン機能が設定されている場合には、スキャン条件(濃度等)の設定画面(図示省略)とされる。
図5は、機能設定画面25において、ユーザーが印刷タグ41(つまり印刷機能)を選択した状態を示している。制御部5は、表示部3のタッチパネル15より受付部4を介して印刷タグ41の選択操作情報を受信した場合には、同図に示すように、ボックス印刷タグ42と通常印刷タグ43とを表示部3に選択可能に表示させる。
制御部5は、表示部3のタッチパネル15より受付部4を介して通常印刷タグ41の選択操作情報を受信した場合には、現在処理待ちの全ての印刷ジョブを表示部3に表示させる一方、ボックス印刷タグ41の選択操作情報を受信した場合には、表示部3に対してボックス選択画面48(図6参照)を表示させる。
このボックス選択画面48では、ユーザーが登録したボックス10のボックス番号が、該ボックス10内に格納された画像データのファイル名と共にリスト形式で表示される。尚、このボックス選択画面48において、例えば、ファイル名に代えて画像データの一部を表示するようにしてもよいし、ファイル名を表示せずにボックス番号のみを表示するようにしてもよい。
そして、上記ボックス選択画面48では、ユーザーがカーソルボタン49を操作することにより、選択バー50を移動させて所望のボックス10(ボックス番号により特定されるボックス10)を選択可能になっている。図6は、ボックス選択画面48において、ボックス番号「1499」により特定されるボックス10が選択されている状態を示している。
制御部5は、表示部3のタッチパネル15より受付部4を介して、ユーザーによる上記ボックス10の選択操作情報を受信した場合には、ボックス情報記憶部20に記憶されたボックス登録情報を基に、ユーザーが選択したボックス10(ボックス番号)の解錠パスワードを特定するとともに、解錠パスワード入力画面51(図7参照)を表示部3に表示させる。
この解錠パスワード入力画面51は、ユーザーがボックス10の解錠パスワードを入力するための画面である。解錠パスワード入力画面51は、例えば、「選択したボックスの解錠パスワードを入力して下さい。」というメッセージを表示することで、ユーザーに解錠パスワードの入力を促す。解錠パスワード入力画面51では、ユーザーがテンキー7を操作することにより、解錠パスワードを入力スペース60にて視認しながら入力可能になっている。
制御部5は、解錠パスワード入力画面51より入力されたパスワードを、受付部4を介して受信する。そして、制御部5は、該受信したパスワードと、上記特定した解錠パスワードとが一致するか否かを判定して、一致すると判定した場合には、上記印刷部22に対して、ユーザーが選択した上記ボックス10内の画像データの印刷を実行させる(許可する)一方、一致しないと判定した場合には、印刷部22による当該画像データの印刷を禁止する。
したがって、ユーザーが、端末パソコン16〜18にて、画像データを格納するボックス10のボックス番号と解錠パスワードとを設定した後、複合機1のある場所まで移動して、テンキー7よりボックス10の解錠パスワードを入力しない限り、印刷部22にて該画像データの印刷が実行されることはない。よって、ユーザーが端末パソコン16〜18から複合機1に印刷物を取りに行くまでの間に、印刷物が第三者の手に渡ってその秘匿性が損なわれるのを防止することができる。
ところで、上記4つの機能を併せ持つ複合機1では、多機能であるが故に、所望の機能を実行するために、ユーザーが表示部3のタッチパネル15を何度も操作して画面を切り替えて行く必要がある。したがって、ボックス印刷を行う際に、上述の手順、つまり、機能設定画面25にて印刷タグ41を選択→ボックス印刷タグ42を選択(図5参照)→ボックス選択画面48にて所望のボックス10を選択(図6参照)→解錠パスワード入力画面51(図7参照)にて解錠パスワードを入力という手順、を踏んだとすると、ユーザーが解錠パスワード入力画面51にたどり着くまでの操作が煩雑になるという問題がある。
そこで、本実施形態では、ユーザーがボックス印刷の実行を希望する場合には、簡単な操作により、解錠パスワード入力画面51にたどり着けるようにした。
具体的には、本実施形態では、制御部5は、テンキー7より入力された番号が上記ボックス情報記憶部20に記憶されたボックス番号(複数のボックス番号がある場合にはその中のいずれか一つ)と一致する場合には、上記表示部3の機能設定画面25にて上記4つの機能のうちいずれの機能が設定されているかに拘わらず、上記解錠パスワード入力画面51を表示部3に表示させるように構成されている。
これによれば、画像形成装置の多機能化を図りながら、簡単な操作によりボックス印刷を実現することができる。
図8は、機能設定画面25においてコピー機能が選択されている状態で、ボックス情報記憶部20に記憶されたボックス番号と同じ番号である「1415」がテンキー7より入力された場合の表示部3の画面の切り替わりの様子を示している。図8の上段図が画面の切替わり前の状態を示し、下段図が画面の切り替わり後の状態を示している。この図からも分かるように、本実施形態では、ユーザーが機能設定画面25から解錠パスワード入力画面51にたどり着くまでの間に他の画面が介在することがない。このため、ユーザーがタッチパネル15にタッチして画面を切り替える操作負担を軽減する(操作の煩雑化を回避する)ことができる。
ここで、図8に示すように、機能設定画面25にてコピー機能が設定されている場合に、ユーザーが入力スペース28にコピー枚数として入力した番号が、ボックス情報記憶部20に記憶されたボックス番号と偶然に一致する場合がある。この場合、ユーザーがコピー機能の実行を希望している場合にも拘わらず、制御部5からの指令により表示部3に解錠パスワード入力画面51が表示されてコピー機能の実行が妨げられる虞がある。
そこで、本実施形態では、コピー枚数の最大許容枚数を3桁の999枚に設定した上で、ユーザーが端末パソコン16〜18より登録可能なボックス番号の桁数を4桁以上に制限するようにした。
具体的には、制御部5は、端末パソコン16〜18より受付部4を介して3桁以下のボックス番号の登録要求を受けた場合には、端末パソコン16〜18に対して当該登録要求は認められない旨のエラー通知を行うように構成されている。
これによれば、ユーザーにより登録されるボックス番号の桁数は必ず4桁以上になるので、制御部5において、3桁以下であるコピー枚数と、4桁以上であるボックス番号とを容易に判別することができる。よって、ユーザーの意に反して表示部3に解錠パスワード入力画面51が表示されてコピー機能の実行が阻害されるのを防止することができる。
しかしながら、ボックス番号の桁数を4桁以上に制限したとしても、ファックス番号は通常4桁以上であるため、表示部3の機能設定画面25にてファックス機能が設定されている場合には、テンキー7より入力された番号がファックス番号を意味するのか、それともボックス番号を意味するのかを、制御部5にて判別できない場合がある。この結果、ユーザーがファックス機能の実行を希望している場合にまで、制御部5からの指令により表示部3に解錠パスワード入力画面51が表示されて、ファックス機能の実行が阻害される虞がある。
これに対して本実施形態では、制御部5は、表示部3の機能設定画面25(図9の上段図を参照)にてファックス機能が設定されている場合において、テンキー7より入力された番号が上記ボックス情報記憶部20に記憶されたボックス番号(複数のボックス番号がある場合にはその中のいずれか一つ)に一致すると判定したときには、先ず、ユーザーがファックス機能と印刷機能とのいずれの機能を希望するかを確認するための確認画面52(図9の中段図を参照)を表示するように構成されている。この確認画面52では、印刷機能タグ61とファックス機能タグ62とが選択可能に表示される。そして、制御部5は、表示部3のタッチパネル15より、上記確認画面52におけるユーザーの印刷機能タグ61の選択操作情報を検出した場合に限り(上記確認に対してユーザーが印刷機能を希望した場合に限り)、上記解錠パスワード入力画面51(図9の下段図を参照)を表示部3に表示するように構成されている。
これによれば、表示部3の機能設定画面25にてファックス機能が設定されている場合には、ユーザーがテンキー7より入力した番号(ファックス番号)がボックス情報記憶部20に記憶されたボックス番号と仮に一致したとしても、ユーザーが印刷機能の実行を希望しない限り、表示部3に解錠パスワード入力画面51が表示されることはない。よって、ユーザーの意に反してファックス機能の実行が阻害されるのを防止することができる。
ところで、本実施形態では、上述したように、画像データを記憶するためのボックス10のボックス番号及び解錠パスワードを、各端末パソコン16〜18を介してユーザーが設定するようになっている。したがって、異なるユーザーによって、同じボックス番号を有するボックス10が複数、登録されることも考えられる。このように、同じボックス番号のボックス10が複数存在すると、制御部5において、ユーザーが入力したボックス番号に対応するボックス10を一意に特定することができない場合がある。
これに対して、本実施形態では、制御部5は、ユーザーが入力したボックス番号を基にボックス10を特定する際に、当該ボックス番号を有するボックス10が複数存在すると判定した場合には、先ず、この複数のボックス10を全てリストアップしたボックス選択画面48(図10の中段図を参照)を表示部3に表示させる。このボックス選択画面48では、ユーザーがカーソルボタン49を操作することにより、選択バー50を移動させて、上記複数のボックス10の中から一のボックスを選択可能になっている。そして、制御部5は、ボックス選択画面48における選択操作情報を基に、ユーザーが印刷を希望する画像データが格納されたボックス10を一意に特定して、当該ボックス10の解錠パスワード入力画面51を表示部3に表示させる(図10の下段参照)。
これによれば、ユーザーが入力したボックス番号を有するボックス10が複数存在する場合に、ユーザーが煩雑な操作を行って図6に示すボックス選択画面48をわざわざ呼び出さなくても、ユーザーが印刷を希望する画像データが格納されたボックス10を制御部5にて容易に特定することができる。よって、ユーザーによる操作の煩雑化を招くことなく、ボックス印刷を確実に実行することができる。

《変形例》
図11は、上記実施形態の変形例を示す。この変形例は、制御部5によるログイン画面35の表示制御を上記実施形態とは異ならせたものである。本変形例では、この点が上記実施形態と異なっている他は、上記実施形態と同様の制御構成により同様の制御処理を実行するようになっているので、同一の制御構成部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、同一の制御処理についても詳細な説明を省略する。
すなわち、本変形例では、制御部5は、ユーザーがテンキー7より入力した番号が、ボックス情報記憶部20に記憶されたボックス番号と一致すると判定した場合には、当該ボックス番号が、複合機1に現在、ログイン中のユーザーが登録したものであるか、それとも当該ユーザーとは異なるユーザーが登録したものであるかを判定する。この判定は、ボックス情報記憶部20に記憶されたボックス登録情報(ボックス登録情報に含まれるボックス作成者のユーザー名情報)に基づいて行えばよい。
そして、制御部5は、上記ユーザーによる入力番号が、複合機1に現在、ログイン中のユーザーとは異なるユーザーが登録したボックス番号であると判定した場合には、ログイン中のユーザーのログイン許可を解除した後、ボックス情報記憶部20に記憶されたボックス登録情報に基づいて、当該ボックス番号を登録したユーザーのユーザー名を特定して、該特定したユーザーのログイン画面35(図11参照)を表示部3に表示させる。
これによれば、ログイン画面35においてログインするユーザー名が予め特定されているので、ユーザー名の入力の手間を省くことができる。よって、ユーザーの操作負担を低減することができる。また、前回のログインユーザーのログイン許可は、制御部5により自動的に解除されるため、当該ユーザーの立場からしても、自身のログイン状態が他人に悪用されるのを防止できるのでセキュリティ性の観点から好ましい。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態及び変形例について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態及び変形例では、データ格納部19に複数のボックス10が登録されている例を示したが、ボックスは1つであってもよい。
また、上記実施形態及び変形例では、表示部3が機能設定部11としても兼用されているが、これに限ったものではなく、例えば、機能設定部11を表示部3とは別の押しボタンスイッチにより構成する等してもよい。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置に有用であり、特に、タッチパネル式の表示部を備えた画像形成装置に有用である。
1 複合機(画像形成装置)
2 操作部
3 表示部
4 受付部
5 制御部(表示制御部)
7 テンキー(番号入力部)
10 ボックス
11 機能設定部
16 端末パソコン(外部端末)
17 端末パソコン(外部端末)
18 端末パソコン(外部端末)
19 データ格納部
20 ボックス情報記憶部
22 印刷部

Claims (4)

  1. 外部端末から送信された画像データを受信してパスワードが設定されたボックスに格納するデータ格納部と、上記ボックスのパスワードを入力するためのパスワード入力画面を表示部に表示させる表示制御部と、上記パスワード入力画面を介してユーザーより入力されるパスワードが上記ボックスに設定されたパスワードと一致する場合に、該ボックス内の画像データの印刷を実行する印刷部と、を備えた画像形成装置であって、
    上記画像形成装置は、印刷機能を含む複数の機能を有する複合機であり、
    上記複数の機能のうち一の機能をユーザーが選択して設定するための機能設定部と、
    上記各機能の実行に必要な番号を、ユーザーが入力するための番号入力部と、
    上記ボックスを特定するためのボックス番号を記憶するボックス情報記憶部と、
    を備え、
    上記表示制御部は、上記番号入力部より入力された番号が上記ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号と一致するか否かを判定して、一致すると判定した場合には、上記機能設定部により上記複数の機能のうちいずれの機能が設定されているかに拘わらず、該ボックス番号により特定されるボックスのパスワード入力画面を上記表示部に表示させるように構成されている画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記表示制御部は、上記番号入力部より入力された番号が上記ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号と一致しないと判定した場合には、上記機能設定部にて設定された機能に応じた、上記パスワード入力画面とは異なる所定画面を上記表示部に表示させるように構成されている画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記複数の機能は、印刷機能とコピー機能とを含み、
    上記ボックス情報記憶部に記憶されるボックス番号の桁数は、上記機能設定部にてコピー機能が設定されている場合におけるコピー枚数の最大許容枚数の桁数よりも大きい画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記複数の機能は印刷機能とファックス機能とを含み、
    上記表示制御部は、上記機能設定部でファックス機能が設定されている場合において、上記番号入力部より入力された番号が上記ボックス情報記憶部に記憶されたボックス番号に一致すると判定した場合には、先ず、ユーザーがファックス機能と印刷機能とのいずれの機能を希望するかを確認するための確認画面を上記表示部に表示させ、該確認に対してユーザーが印刷機能を希望した場合に限り、上記パスワード入力画面を上記表示部に表示させるように構成されている画像形成装置。
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