JP4468766B2 - 画像処理装置、遠隔操作方法および遠隔操作プログラム - Google Patents

画像処理装置、遠隔操作方法および遠隔操作プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、遠隔操作方法および遠隔操作プログラムに係り、特に所定のネットワークを介して接続されたコンピュータ端末を遠隔操作する画像処理装置、遠隔操作方法および遠隔操作プログラムに関する。
近年、プリンタ,スキャナ,複合機(MFP)等の画像処理装置は、LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワークに接続され、ネットワーク上のコンピュータ端末から利用できるように共有されることが多くなった。
例えばコンピュータ端末の使用者は、離れた場所にある画像処理装置にネットワークを経由して印刷(プリント)や画像読み取り(スキャン)を行わせることができる。特許文献1及び2には、離れた場所にある画像処理装置にネットワークを経由してプリントやスキャンを行わせる内容が記載されている。
特開2003−99229号公報 特開2003−274100号公報
プリントを行う場合、使用者はコンピュータ端末を操作して、離れた場所にある画像処理装置にプリントを行わせたあと、印刷結果を画像処理装置まで取りに行く。この為、印刷結果が気に入らなかった場合や部数が足りなかった場合、使用者はコンピュータ端末まで戻り、再びコンピュータ端末を操作して、画像処理装置にプリントを行わせなければならないという問題があった。また、使用者はコンピュータ端末から離れた場所にある画像処理装置にプリントを行わせるため、印刷結果を他人に見られたり盗まれたりするという問題があった。
一方、スキャンを行う場合、使用者は画像処理装置に原稿をセットし、コンピュータ端末に戻ってコンピュータ端末を操作し、離れた場所にある画像処理装置にスキャンを行わせたあと、原稿を画像処理装置まで取りに行く。この為、原稿の位置ズレの修正などを行う場合、コンピュータ端末と画像処理装置との間を往復しなければならないという問題があった。また、使用者は原稿を画像処理装置にセットしたあと、コンピュータ端末に戻らなければならないため、原稿を他人に見られたり盗まれたりするという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、所定のネットワークを介して接続されたコンピュータ端末の画面の内容を確認しつつ、そのコンピュータ端末を遠隔操作できる画像処理装置、遠隔操作方法および遠隔操作プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為、本発明は所定のネットワークを介してコンピュータ端末に接続可能な画像処理装置であって、画面を表示する表示手段と、前記表示手段上の座標の指定およびその座標に対する操作を行う入力手段と、前記ネットワークに接続するインターフェイス手段と、前記コンピュータ端末の画面の内容を前記表示手段に表示すると共に、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作を前記コンピュータ端末に送信し、前記コンピュータ端末を遠隔操作する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記コンピュータ端末の画面の内容および前記画像処理装置のドキュメントボックスに格納されているファイルの付加的な情報を合わせて前記表示手段に表示し、前記制御手段は、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作に応じて前記付加的な情報からファイルが選択されると、前記ファイルを処理する為のドキュメントボックス用プログラムを前記コンピュータ端末に起動させ、前記コンピュータ端末に前記ファイルを送信して前記ドキュメントボックス用プログラムに処理させたあと、処理済の前記ファイルを受信して前記ドキュメントボックスに格納することを特徴とする。
また、本発明は所定のネットワークを介して接続されたコンピュータ端末を遠隔操作する画像処理装置の遠隔操作方法であって、前記画像処理装置は、画面を表示する表示手段と、前記表示手段上の座標の指定およびその座標に対する操作を行う入力手段と、前記ネットワークに接続するインターフェイス手段と、前記コンピュータ端末の画面の内容を前記表示手段に表示すると共に、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作を前記コンピュータ端末に送信し、前記コンピュータ端末を遠隔操作する制御手段とを有し、前記コンピュータ端末の画面の内容および前記画像処理装置のドキュメントボックスに格納されているファイルの付加的な情報を合わせて記表示手段に表示するステップと、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作に応じて前記付加的な情報からファイルが選択されると、前記ファイルを処理する為のドキュメントボックス用プログラムを前記コンピュータ端末に起動させるステップと、前記コンピュータ端末に前記ファイルを送信して前記ドキュメントボックス用プログラムに処理させたあと、処理済の前記ファイルを受信して前記ドキュメントボックスに格納するステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明は、所定のネットワークを介してコンピュータ端末に接続可能な画像処理装置を、画面を表示する表示手段と、前記表示手段上の座標の指定およびその座標に対する操作を行う入力手段と、前記ネットワークに接続するインターフェイス手段と、前記コンピュータ端末の画面の内容を前記表示手段に表示すると共に、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作を前記コンピュータ端末に送信し、前記コンピュータ端末を遠隔操作する制御手段として機能させ、前記制御手段は、前記コンピュータ端末の画面の内容および前記画像処理装置のドキュメントボックスに格納されているファイルの付加的な情報を合わせて前記表示手段に表示し、前記制御手段は、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作に応じて前記付加的な情報からファイルが選択されると、前記ファイルを処理する為のドキュメントボックス用プログラムを前記コンピュータ端末に起動させ、前記コンピュータ端末に前記ファイルを送信して前記ドキュメントボックス用プログラムに処理させたあと、処理済の前記ファイルを受信して前記ドキュメントボックスに格納するように機能させるための遠隔操作プログラムであることを特徴とする。
本発明では、コンピュータ端末の画面の内容を画像処理装置の表示手段に表示し、画像処理装置の入力手段により表示手段上の座標に対して行われた操作をコンピュータ端末に送信することにより、コンピュータ端末を遠隔操作できる。このため、使用者は画像処理装置からコンピュータ端末に戻ることなくコンピュータ端末を操作できるので、画像処理装置とコンピュータ端末との間を往復する回数が減り、プリントやスキャン等を行うときに印刷結果や原稿を他人に見られたり盗まれたりすることが無くなる。
本発明によれば、所定のネットワークを介して接続されたコンピュータ端末の画面の内容を確認しつつ、そのコンピュータ端末を遠隔操作できる画像処理装置、遠隔操作方法および遠隔操作プログラムを提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。
図1は、本発明の画像処理装置を含むシステムの一例の構成図である。図1のシステムは、画像処理装置100及びコンピュータ端末200が、LAN等のネットワーク300を介して接続されている。ネットワーク300は、イーサネット(登録商標),トークンリング,無線LAN,IEEE1394ネットワーク等の一般的なLANを利用することができる。
画像処理装置100は、例えばプリンタ,スキャナ,複合機(MFP)等である。画像処理装置100は、操作パネル101を備えている。操作パネル101は、ビットマップの表示が可能な表示手段102と、表示手段102に重ねられており、表示手段102上の座標の指定およびその座標に対する操作が可能な入力手段103と、各種キー104とで構成されている。
表示手段102は、カラー液晶ディスプレイ等である。表示手段102は、カラーでなくても良いが、階調表示により色の違いを表示できる必要がある。また、表示手段102はサイズ(画素数)が大きい方が良いが、サイズが小さくてもスクロールと組み合わせることにより操作が可能である。例えば、VGA(640×480)程度の画素数でも操作は可能である。
入力手段103は、表示手段102に重ねられた透明なタッチパネル等である。表示手段102上の座標の指定およびその座標に対する操作には、マウス,トラックボール等を利用することもできる。また、キーボードを利用する場合、テンキーと組み合わせれば操作性が向上する。キーボードが利用できない場合には、表示手段102上に表示させることが可能なソフトキーボードを利用できる。
また、画像処理装置100はネットワーク300に接続するインターフェイス手段を備えている。画像処理装置100は、コンピュータ端末200の画面の内容を受信して表示手段102に表示する。また、画像処理装置100は入力手段103又は各種キー104からの操作をコンピュータ端末200に送信する。コンピュータ端末200は、画像処理装置100から受信した入力手段103又は各種キー104からの操作を、ローカルに繋がれたキーボードやマウスからの入力と同様に解釈する。即ち、画像処理装置100はコンピュータ端末200を遠隔操作することができる。
コンピュータ端末200の画面の内容をネットワーク300経由で受信して表示手段102に表示する方式、入力手段103又は各種キー104からの操作をネットワーク300経由でコンピュータ端末200に送信する方式には、UNIX(登録商標)系OSで利用されているX−Windowプロトコルやウインドウズ(登録商標)環境で利用されているリモートデスクトッププロトコル(RDP)等がある。プロトコル自体は、標準化されたものでも独自のものでも構わない。また、トランスポートプロトコルもTCP/IPの他、標準化されたものでも独自のものでも構わない。
図2は、本発明によるシステムの動作を表した説明図である。ステップS21では、画像処理装置100が、コンピュータ端末200の画面の内容を受信して表示手段102に表示する。使用者は、画像処理装置100の表示手段102に表示されたコンピュータ端末200の画面の内容を見て、入力手段103又は各種キー104からコンピュータ端末200の画面を操作する。
ステップS22では、画像処理装置100が、入力手段103又は各種キー104からの操作をコンピュータ端末200に送信する。コンピュータ端末200は、画像処理装置100から受信した入力手段103又は各種キー104からの操作を、ローカルに繋がれたキーボードやマウスからの入力と同様に解釈する。ステップS23では、コンピュータ端末200が、画像処理装置100から受信した入力手段103又は各種キー104からの操作の内容に応じて処理を行い、その処理結果を画像処理装置100に送信する。
ここで、使用者が画像処理装置100を操作して、コンピュータ端末200から画像処理装置100に印刷要求を行う例を説明する。例えば使用者は、入力手段103又は各種キー104からコンピュータ端末200の画面に設けられている印刷実行ボタンを押すことができる。
コンピュータ端末200の画面に設けられている印刷実行ボタンが入力手段103等により押された場合、画像処理装置100は印刷実行ボタンの座標の指定およびその座標に対する操作をコンピュータ端末200に送信する。コンピュータ端末200は、画像処理装置100から受信した印刷実行ボタンの座標の指定およびその座標に対する操作に基づいて、印刷実行ボタンが押されたときの処理を行う。そして、コンピュータ端末200は印刷データを画像処理装置100に送信する。画像処理装置100は、コンピュータ端末200から受信した印刷データをプリントする。
図2のシステムでは、例えばプリントしたい文書ファイルをコンピュータ端末200のワードプロセッサで開き、使用者が操作している画像処理装置100に対してプリントを行うことにより、印刷結果を他人に見られたり盗まれたりする心配がない。
図3は、認証装置を備えたシステムの動作を表した説明図である。図3の画像処理装置100は、認証手段110を備えている。認証手段110は、認証情報を取得し、その認証情報でコンピュータ端末200にログオンする。
認証手段110は、操作パネル101の各種キー104に含まれるテンキー105から使用者が入力する使用者IDやパスワード等の認証情報を取得する。また、認証手段110は表示手段102上に表示されたソフトキーボード106から使用者が入力する使用者IDやパスワード等の認証情報を取得することもできる。
さらに、認証手段110は、指紋認証,磁気カード,ICカード,携帯電話,携帯型情報端末(PDA)等を利用して認証情報を取得することもできる。例えば認証手段110は赤外線ポートもしくは無線(Bluetooth)ポートを備え、携帯電話,携帯型情報端末などから送信された認証情報を取得できる。また、認証手段110は、オプションポートに接続された指紋認証装置を備え、使用者から読み取った指紋を用いて認証情報を取得できる。さらに、認証手段110は、オプションポートに接続されたカードリーダを備え、磁気カードやICカードから認証情報を取得できる。
ステップS31では、画像処理装置100の認証手段110が、取得した認証情報を使用者のログオンしたい所望のコンピュータ端末200に送信する。この場合、使用者と所望のコンピュータ端末200との対応関係は、予め登録しておいてもよいし、ログオンの度に指示するようにしてもよい。
ログオンの度に指示するのであれば、所望のコンピュータ端末200の情報(例えばホスト名やIPアドレス)を磁気カード,ICカード,携帯電話,携帯型情報端末に記録しておき、認証情報と共に取得するようにすれば入力の手間が省ける。コンピュータ端末200は、画像処理装置100から取得した認証情報で認証処理を行い、その認証情報が正しければログオンを許可する。ステップS32では、コンピュータ端末200が、画像処理装置100との間にセッションを確立する。
コンピュータ端末200とのセッションが確立すると、画像処理装置100は図2のように、コンピュータ端末200の画面の内容を受信して表示手段102に表示する。図3のシステムでは、使用者の認証を行うことができる。
また、表示手段102には、コンピュータ端末200の画面の内容の一部を選択的に表示してもよい。図4は、コンピュータ端末の画面の内容の一部を選択的に表示する動作を表した説明図である。ステップS41では、画像処理装置100が、コンピュータ端末200の画面の内容を受信する。このとき、コンピュータ端末200の画面には、ウインドウ201,202が含まれている。画像処理装置100は、コンピュータ端末200の画面の内容を受信すると、コンピュータ端末200の画面の内容の一部を選択的に、表示手段102に表示する。
選択的に表示とは、例えばコンピュータ端末200側でアクティブになっているアプリケーションやフォーカスされているウインドウ、OKボタンやキャンセルボタン等、使用者が次に操作すると考えられる画面要素の周辺などを判断して表示することである。画面の拡大・縮小及びスクロールなどは、使用者が入力手段103を操作することにより、簡単に行うことができるものとする。
使用者は、画像処理装置100の表示手段102に表示されたコンピュータ端末200の画面の内容の一部を見て、入力手段103又は各種キー104からコンピュータ端末200の画面を操作する。
ステップS42では、画像処理装置100が、入力手段103又は各種キー104からの操作をコンピュータ端末200に送信する。なお、表示手段102にはコンピュータ端末200の画面の内容の一部が選択的に表示されているため、表示手段102上の座標の指定およびその座標に対する操作を、コンピュータ端末200の画面上の座標の指定およびその座標に対する操作に変換する必要がある。
コンピュータ端末200の画面上の座標の指定およびその座標に対する操作に変換したあと、画像処理装置100は座標の指定およびその座標に対する操作をコンピュータ端末200に送信する。図4のシステムでは、画像処理装置100の表示手段102に、コンピュータ端末200の画面の内容の一部を選択的に表示できる。
また、表示手段102には、コンピュータ端末200の画面の内容と、コンピュータ端末200に格納されているファイルの一覧表などの付加的な情報とを合わせて表示してもよい。図5は、コンピュータ端末の画面の内容およびコンピュータ端末に格納されている付加的な情報を合わせて表示する動作を表した説明図である。
ステップS51では、画像処理装置100が、コンピュータ端末200の画面203の内容を受信する。また、ステップS52では画像処理装置100が、コンピュータ端末200に格納されている付加的な情報204を受信する。付加的な情報204とは、例えばコンピュータ端末200の特定のフォルダ内のファイル情報である。画像処理装置100は、受信したコンピュータ端末200の画面203の内容およびコンピュータ端末200に格納されている付加的な情報204を表示手段102に表示する。
図6は、コンピュータ端末の画面の内容およびコンピュータ端末に格納されている付加的な情報を合わせて表示した画面のイメージ図である。画面領域107は、コンピュータ端末200の画面203の内容が表示される。また、画面領域108はコンピュータ端末200に格納されている付加的な情報204が表示される。なお、画面領域107及び108の右側にはスクロールバーが設けられている。
コンピュータ端末200の画面203の内容およびコンピュータ端末200に格納されている付加的な情報204は画面領域107及び108のように横分割または縦分割して両方とも表示するようにしてもよいし、表示切り替えにより順番に表示するようにしてもよい。
使用者は、画像処理装置100の表示手段102に表示されたコンピュータ端末200の画面203の内容およびコンピュータ端末200に格納されている付加的な情報204を参照しながら、画像処理装置100の表示手段102に表示されたコンピュータ端末200の画面203を入力手段103又は各種キー104から効率的に操作できる。
ステップS53では、画像処理装置100が、入力手段103又は各種キー104からの操作をコンピュータ端末200に送信する。なお、表示手段102にはコンピュータ端末200の画面203の内容およびコンピュータ端末200に格納されている付加的な情報204が合わせて表示されているため、表示手段102上の座標の指定およびその座標に対する操作を、コンピュータ端末200の画面上の座標の指定およびその座標に対する操作に変換する必要がある。
コンピュータ端末200の画面上の座標の指定およびその座標に対する操作に変換したあと、画像処理装置100は座標の指定およびその座標に対する操作をコンピュータ端末200に送信する。図5のシステムでは、画像処理装置100の表示手段102に、コンピュータ端末200の画面203の内容とコンピュータ端末200に格納されている付加的な情報204とを合わせて表示できる。
また、表示手段102には、コンピュータ端末200の画面の内容を使用者が操作し易いように再構築して表示してもよい。図7は、コンピュータ端末の画面の内容を表した一例のイメージ図である。図7に表したコンピュータ端末200の画面は、3つのウインドウ205〜207が重なりあって表示されている。
画像処理装置100は、図7のように複数のウインドウ205〜207が重なったコンピュータ端末200の画面の内容を受信すると、複数のウインドウ205〜207が重ならないように複数のウインドウ205〜207を図8のように縮小・再配置する。図8はコンピュータ端末の画面の内容を再構築して表示した画面のイメージ図である。
図8の画面では、図7の複数のウインドウ205〜207を縮小・再配置したウインドウ115〜117が表示されている。したがって、使用者はウインドウが重ならないように再構築されたコンピュータ端末200の画面の内容を見ながら、ウインドウ操作を容易に行うことができる。
また、表示手段102には、ネットワーク300を介して接続されている複数のコンピュータ端末の画面の内容を同時に表示してもよい。図9は、複数のコンピュータ端末の画面の内容を同時に表示する動作を表した説明図である。使用者は、遠隔操作したい複数のコンピュータ端末200a,200bに対し、画像処理装置100からログオンを行うことで複数のコンピュータ端末200a,200b毎にセッションを確立する。
ステップS91では、画像処理装置100が、コンピュータ端末200aの画面の内容を受信する。また、ステップS92では、画像処理装置100が、コンピュータ端末200bの画面の内容を受信する。画像処理装置100は、受信した複数のコンピュータ端末200a,200bの画面の内容を同時に表示手段102に表示する。
図10は、複数のコンピュータ端末の画面の内容を同時に表示した画面のイメージ図である。画面領域121は、コンピュータ端末200aの画面の内容が表示される。画面領域122は、コンピュータ端末200bの画面の内容が表示される。画面領域121及び122の右側にはスクロールバーが設けられている。なお、画面領域121,122の境界、表示方式(縦分割,横分割)、表示倍率(拡大・縮小)は簡単に変更可能とする。
また、表示手段102には、コンピュータ端末200の画面の内容と、画像処理装置100のドキュメントボックスに格納されているファイルの一覧表などの付加的な情報とを合わせて表示してもよい。また、画像処理装置100はドキュメントボックスに格納されている付加的な情報をコンピュータ端末200に処理させてもよい。
図11は、コンピュータ端末の画面の内容および画像処理装置に格納されている付加的な情報を合わせて表示する動作を表した説明図である。図11のシステムでは、画像処理装置100のドキュメントボックスに格納されているファイルの一覧表131およびコンピュータ端末200の画面211の内容を合わせて表示手段102に表示し、ファイルの一覧表131から使用者にファイルを指定させることにより、使用者に指定されたファイルをコンピュータ端末200に処理させる。
通常、ドキュメントボックスに格納されているファイルは、以下のような手順で処理されている。まず、コンピュータ端末200はドキュメントボックス用アプリケーションを起動する。次に、コンピュータ端末200はドキュメントボックス用アプリケーションを利用して画像処理装置100のドキュメントボックスを検索し、使用者が所望したファイルのファイル名を取得する。次に、コンピュータ端末200はドキュメントボックス用アプリケーションを利用して画像処理装置100のドキュメントボックスからファイル名に基づくファイルを受信する。コンピュータ端末200は、ドキュメントボックス用アプリケーションを利用し、受信したファイルを処理したあと、再度、ドキュメントボックスに処理済みのファイルを送信している。
ここで、画像処理装置100からコンピュータ端末200を遠隔操作して、ドキュメントボックスに格納されているファイルをコンピュータ端末200で処理する例について説明する。
まず、画像処理装置100は入力手段103又は各種キー104からの使用者による操作に基づき、画像処理装置100のドキュメントボックスに格納されているファイルを検索し、使用者が所望したファイルのファイル名を取得する。
ステップS111では、画像処理装置100が、入力手段103又は各種キー104からの操作に基づき、コンピュータ端末200を遠隔操作して、ドキュメントボックス用アプリケーションを起動させる。例えば、画像処理装置100はドキュメントボックス用アプリケーションを起動するためのキーシーケンスを生成してコンピュータ端末200に送信することによりドキュメントボックス用アプリケーションを起動できる。キーシーケンスとは、コマンドラインからのコマンド入力に相当する。
ステップS112では、画像処理装置100が、入力手段103又は各種キー104からの操作に基づき、コンピュータ端末200を遠隔操作して、ドキュメントボックス用アプリケーションにドキュメントボックスからのファイルの受信と、そのファイルの処理とを行わせる。例えば、画像処理装置100はドキュメントボックス用アプリケーションにドキュメントボックスからファイルを受信させるためのキーシーケンスと受信したファイルを処理するためのキーシーケンスとを作成してコンピュータ端末200に送信することにより、ドキュメントボックス用アプリケーションにドキュメントボックスからのファイルの受信と、そのファイルの処理とを行わせることができる。
ステップS113では、画像処理装置100が、入力手段103又は各種キー104からの操作に基づき、コンピュータ端末200を遠隔操作して、ドキュメントボックス用アプリケーションに処理済みのファイルをドキュメントボックスに送信させる処理を行わせる。例えば、画像処理装置100はドキュメントボックス用アプリケーションに処理済みのファイルをドキュメントボックスに送信させるためのキーシーケンスを作成してコンピュータ端末200に送信することにより、ドキュメントボックス用アプリケーションに処理済みのファイルをドキュメントボックスに送信させることができる。
なお、画像処理装置100側でドキュメントボックスのファイルを選択した際に生成されるキーシーケンスを予め使用者が登録しておくことにより、処理をカスタマイズすることができ、自動処理に柔軟性を持たせることが可能となる。
図12は、画像処理装置の一例の構成図である。なお、図12の画像処理装置100は本願発明の説明に必要な構成を中心に示しており、他の構成を省略している。画像処理装置100は、表示部ドライバ151,タッチパネルドライバ152,操作部ドライバ153,機器制御部154,プロトコルスタック156,ネットワークインターフェイス157,オプションドライバ158,オプションドライバ159,表示部160,タッチパネル161,キー操作部162を有する。
なお、画像処理装置100はオプションドライバ158,159を介してポインティングデバイスオプション163,認証用オプション164が夫々接続されている。機器制御部154は、リモートデスクトップ制御部155を有する。なお、リモートデスクトップ制御部155の詳細は後述する。
タッチパネルドライバ152は、使用者により行われたタッチパネル161に対する操作を機器制御部154内のリモートデスクトップ制御部155に通知する。操作部ドライバ153は、使用者により行われたキー操作部162に対する操作をリモートデスクトップ制御部155に通知する。また、オプションドライバ159はカードリーダや指紋認証装置などの認証用オプション164から受信した認証情報を、リモートデスクトップ制御部155に通知する。リモートデスクトップ制御部155は、プロトコルスタック156及びネットワークインターフェイス157を介してコンピュータ端末200にログオンを行うことでコンピュータ端末200とのセッションを確立する。
使用者は、キー操作部162のキーボード,タッチパネル161を使って操作可能な表示部160に表示されるソフトキーボード,カードリーダや指紋認証装置などの認証用オプション164を単一又は複数組み合わせて使って認証を受けることにより、自分の机の上のPCなど、使用者が使用可能なコンピュータ端末200にログオンできる。
ログオンしたコンピュータ端末200と画像処理装置100内のリモートデスクトップ制御部155とは、X−WindowプロトコルやRDP等を用いてリモートデスクトップ操作を可能とするべくセッションを確立する。なお、これらプロトコルに関わる処理はプロトコルスタック156が行う。
セッションが確立すると、ネットワークインターフェイス157はコンピュータ端末200の画面の内容(画面情報)を受信する。ネットワークインターフェイス157は、受信したコンピュータ端末200の画面情報をプロトコルスタック156に送信する。プロトコルスタック156にて処理された画面情報は、画像処理装置100の内部形式に変換されたあと、リモートデスクトップ制御部155に送信される。
リモートデスクトップ制御部155では、プロトコルスタック156から受信した画面情報を、そのまま、画面の内容の一部を選択的に、画面の内容と付加的な情報とを合わせて、画面の内容を再構築して、又は複数の画面の内容を合わせて表示部ドライバ151に送信する。表示部ドライバ151はリモートデスクトップ制御部155から受信した画面情報に従って画面を構築し、表示部160に表示する。
例えばプロトコルスタック156から受信した画面情報を、そのまま送信すると、表示部ドライバ151は図1のようにコンピュータ端末200の画面の内容をそのまま表示する。また、画面の内容の一部を選択的に送信すると、表示部ドライバ151は図4のようにコンピュータ端末200の画面の内容の一部を選択的に表示する。また、画面の内容と付加的な情報とを合わせて送信すると、表示部ドライバ151は図5又は図11のようにコンピュータ端末200の画面の内容と、コンピュータ端末200又は画像処理装置100に格納されている付加的な情報とを合わせて表示する。
また、画面の内容を再構築して送信すると、表示部ドライバ151は図8のようにコンピュータ端末の画面の内容を使用者が操作し易いように再構築して表示する。さらに、複数のコンピュータ端末の画面の内容を合わせて送信すると、表示部ドライバ151は図9のように複数のコンピュータ端末の画面の内容を合わせて表示する。
タッチパネルドライバ152は、使用者により表示部160に対して行われるタッチパネル161への操作を、タッチパネル161上での座標およびその座標に対する操作(例えば叩く、なぞる、抑える等の種別)の情報として受信する。タッチパネルドライバ152は受信した情報をリモートデスクトップ制御部155に送信する。
リモートデスクトップ制御部155では、画面の構成情報(拡大している,偏倍している,ウインドウを再構築している等)に基づき、表示部160上の座標の指定およびその座標に対する操作を、コンピュータ端末200の画面上の座標の指定およびその座標に対する操作に変換する必要がある。
また、リモートデスクトップ制御部155はタッチパネル161上での操作を、標準的なマウスによる操作に変換する。標準的なマウスによる操作に変換するとは、マウスを使って操作した際に生成される情報に写像することである。
例えば、タッチパネル161に触れる操作は、マウスポインタを触れられた場所に移動する操作に変換される。タッチパネル161にタップ(タッチパネル161に触れて、直ぐに離す)する操作は、マウスの左ボタンをクリックする操作に変換される。タッチパネル161に2度タップする操作は、マウスの左ボタンをダブルクリックする操作に変換される。また、タッチパネル161に触れ、そのままドラッグ(指でタッチパネル161をなぞる)する操作は、マウスの左ボタンをクリックしたままでドラッグする操作に変換される。
この変換は、標準的な変換方法に固定、設定により変更可能(ただし、画像処理装置100毎に一通りに固定)、ログオンする使用者毎に設定できるものとし、使用者によって自動的に切り替わるなど、複数の方式を選択可能である。
標準的な形式に変換された操作情報は、プロトコルスタック156に送信され、使用しているプロトコル(X−WindowプロトコルやRDP等)の作法に従い処理され、ネットワークインターフェイス157を介してネットワーク300に送出される。この操作情報は、ログオン中のコンピュータ端末200によって受信されたあと、コンピュータ端末200にローカルに繋がれたマウス等のポインティングデバイスからの入力と等価に処理される。
コンピュータ端末200の画面の内容が表示部160に表示されている間、操作部ドライバ153は使用者によりキー操作部162に対して行われる操作の情報を、リモートデスクトップ制御部155に送信する。操作の情報は、標準的なキーボード、マウスによる操作に変換する。標準的なキーボード,マウスによる操作に変換するとは、キーボードやマウスを使って操作した際に生成される情報に写像することである。
例えば、スタートキーが押される操作は、キーボードのEnterキーが押される操作に変換される。クリア/ストップキーが押される操作は、キーボードのESCキーが押される操作に変換される。また、メニューキーが押される操作は、マウスの右ボタンをクリックする操作に変換される。
この変換は、標準的な変換方法に固定、設定により変更可能(ただし、画像処理装置100毎に一通りに固定)、ログオンする使用者毎に設定できるものとし、使用者によって自動的に切り替わるなど、複数の方式を選択可能である。
標準的な形式に変換された操作情報は、プロトコルスタック156に送信され、使用しているプロトコルの作法に従い処理され、ネットワークインターフェイス157を介してネットワーク300に送出される。この操作情報は、ログオン中のコンピュータ端末200によって受信されたあと、コンピュータ端末200にローカルに繋がれたキーボード等からの入力と等価に処理される。
マウスやトラックボールなどのポインティングデバイスオプション163がオプションドライバ158に接続されている場合、ポインティングデバイスオプション163からの操作情報がオプションドライバ158を経由してリモートデスクトップ制御部155に送信される。操作情報は、プロトコルスタック156に送信され、使用しているプロトコルの作法に従い処理され、ネットワークインターフェイス157を介してネットワーク300に送出される。
なお、タッチパネル161上での操作の標準的なマウスによる操作への変換、キー操作部162に対して行われる操作の標準的なキーボード、マウスによる操作への変換は、画像処理装置100毎に設定可能である。画像処理装置100は、上記した変換の為に必要なテーブルを不揮発性メモリやハードディスク装置に保存しており、そのテーブルの編集も可能とする。また、画像処理装置100は、上記した変換の為に必要なテーブルを使用者毎に設定可能とすることで、例えば認証により使用者が特定されたときに、その使用者が設定したテーブルを自動的に適用することもできる。
以下、リモートデスクトップ制御部155について説明する。図13は、リモートデスクトップ制御部の一実施例の構成図である。図14及び図15は、リモートデスクトップ制御部の一例のフローチャートである。
リモートデスクトップ制御部155は、表示部マネージャ181,リモートPC情報解析部182,出力情報生成部183および入力マネージャ184を有する。図13の表示部マネージャ181,リモートPC情報解析部182,出力情報生成部183および入力マネージャ184について、図14及び図15のフローチャートに基づき説明する。
ステップS141では、リモートPC情報解析部182が、プロトコルスタック156からデータパケットを受信する。ステップS142では、リモートPC情報解析部182が、コンピュータ端末200の画面情報やファイルの一覧表などの付加的な情報を画像処理装置100の内部形式に変換したあと、表示マネージャ181に送信する。
ステップS143に進み、表示部マネージャ181は表示モード情報に基づき、現在の表示モードを判定する。選択表示モード又は再構築モードであれば、表示部マネージャ181はステップS144に進み、受信した画面情報から、現在設定されている表示モードに従って画面情報を変換したあと、ステップS145に進む。例えば選択表示モード(現在フォーカスのあるウインドウのみ、もしくはそのウインドウを拡大して表示する)や再構築モード(ウインドウが重ならないように表示する)に従い、各ウインドウの拡大・縮小、表示・非表示のフィルタリング、再配置などを行う。
通常表示モードであれば、表示部マネージャ181はステップS145に進む。ステップS145では、表示部マネージャ181が、ウインドウレイアウト情報を生成する。ステップS146に進み、表示部マネージャ181は付加的な情報の表示を行うか否かを判定する。付加的な情報の表示を行うと判定すれば、表示部マネージャ181はステップS147に進み、付加的な情報を合成し、ウインドウレイアウトを再調整したあと、ステップS148に進む。付加的な情報の表示を行わないと判定すれば、表示部マネージャ181はステップS148に進む。
ステップS148では、表示部マネージャ181が、現在設定されている表示モードに従って画面情報を生成する。ステップS149に進み、表示部マネージャ181は生成した画面情報を表示部ドライバ151に送信する。表示部ドライバ151は、受信した画面情報に従って画面を構築し、表示部160に表示できる。
ステップS151では、入力マネージャ184が、タッチパネルドライバ152,操作部ドライバ153又はオプションドライバ158からタッチパネル161,キー操作部162又はポインティングデバイスオプション163の操作情報を受信する。
ステップS152に進み、入力マネージャ184は受信した操作情報が画像処理装置100内で消費する自機に対する操作か否かを判定する。自機に対する操作であれば、入力マネージャ184はステップS153に進み、機器制御部154経由で操作情報を各モジュールへ送信する。一方、自機に対する操作でなく、コンピュータ端末200の画面に対してなされた操作であれば、入力マネージャ184は操作情報を出力情報生成部183に送信する。
ステップS154では、出力情報生成部183が、予め定められた変換ルールに基づいて、入力マネージャ184から受信した操作情報を標準的なマウスやキーボードによる論理情報に変換する。ステップS155では、出力情報生成部183が、論理情報からパケットデータを生成する。ステップS156に進み、出力情報生成部183は生成したパケットデータをプロトコルスタック156に送信する。
以上、本発明の画像処理装置100は使用者の使用しているコンピュータ端末200の場所と画像処理装置100の場所とが離れている際に、特に効果を発揮する。使用者が画像処理装置100の操作パネル101からコンピュータ端末200を遠隔操作することにより、コンピュータ端末200から自分が現在操作している画像処理装置100に対して印刷要求を行い、印刷結果を得ることができる。
例えば印刷結果が気に入らない場合、使用者はコンピュータ端末200の場所に戻ることなく、画像処理装置100の操作パネル101からコンピュータ端末200を遠隔操作して修正を行い、再度、コンピュータ端末200から自分が現在操作している画像処理装置100に対して印刷要求を行うことができる。印刷部数が足りないと気づいたときも同様に、再度、コンピュータ端末200から自分が現在操作している画像処理装置100に対して印刷要求を行うことができる。
また、コンピュータ端末200から自分が現在操作している画像処理装置100に対して印刷要求を行うことができるため、他人に印刷結果を見られたり、盗まれたりすることなく、確実に印刷結果を得ることができる。
また、使用者が画像処理装置100の操作パネル101からコンピュータ端末200を遠隔操作することにより、TWAIN等によるプル型のスキャン方式であっても、原稿のセットとスキャンの開始とを画像処理装置100が設置されている場所で行うことが可能である。さらに、コンピュータ端末200に取り込まれた画像を画像処理装置100が設置された場所で確認できる。従って、画像処理装置100が設置されている場所で、原稿の位置ズレの修正なども行いつつスキャンを繰り返すことができる。使用者は、画像処理装置100が設置されている場所から離れる必要がなく、他人に原稿を見られたり、盗まれたりする心配がない。
なお、本実施例では、画像処理装置100からコンピュータ端末200を遠隔操作する例を説明したが、画像処理装置100から他の画像処理装置を遠隔操作するようにしてもよい。また、本発明の画像処理装置100は、プログラムの制御により表示手段,入力手段,インターフェイス手段および制御手段として機能させることもできる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
本発明の画像処理装置を含むシステムの一例の構成図である。 本発明によるシステムの動作を表した説明図である。 認証装置を備えたシステムの動作を表した説明図である。 コンピュータ端末の画面の内容の一部を選択的に表示する動作を表した説明図である。 コンピュータ端末の画面の内容およびコンピュータ端末に格納されている付加的な情報を合わせて表示する動作を表した説明図である。 コンピュータ端末の画面の内容およびコンピュータ端末に格納されている付加的な情報を合わせて表示した画面のイメージ図である。 コンピュータ端末の画面の内容を表した一例のイメージ図である。 コンピュータ端末の画面の内容を再構築して表示した画面のイメージ図である。 複数のコンピュータ端末の画面の内容を同時に表示する動作を表した説明図である。 複数のコンピュータ端末の画面の内容を同時に表示した画面のイメージ図である。 コンピュータ端末の画面の内容および画像処理装置に格納されている付加的な情報を合わせて表示する動作を表した説明図である。 画像処理装置の一例の構成図である。 リモートデスクトップ制御部の一実施例の構成図である。 リモートデスクトップ制御部の一例のフローチャート(1/2)である。 リモートデスクトップ制御部の一例のフローチャート(2/2)である。
符号の説明
100 画像処理装置
101 操作パネル
102 表示手段
103 入力手段
104 各種キー
105 テンキー
106 ソフトキーボード
151 表示部ドライバ
152 タッチパネルドライバ
153 操作部ドライバ
154 機器制御部
155 リモートデスクトップ制御部
156 プロトコルスタック
157 ネットワークインターフェイス
158,159 オプションドライバ
160 表示部
161 タッチパネル
162 キー操作部
163 ポインティングデバイスオプション
164 認証用オプション
181 表示部マネージャ
182 リモートPC情報解析部
183 出力情報生成部
184 入力マネージャ
200,200a,200b コンピュータ端末
300 ネットワーク

Claims (17)

  1. 所定のネットワークを介してコンピュータ端末に接続可能な画像処理装置であって、
    画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段上の座標の指定およびその座標に対する操作を行う入力手段と、
    前記ネットワークに接続するインターフェイス手段と、
    前記コンピュータ端末の画面の内容を前記表示手段に表示すると共に、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作を前記コンピュータ端末に送信し、前記コンピュータ端末を遠隔操作する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記コンピュータ端末の画面の内容および前記画像処理装置のドキュメントボックスに格納されているファイルの付加的な情報を合わせて前記表示手段に表示し、
    前記制御手段は、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作に応じて前記付加的な情報からファイルが選択されると、前記ファイルを処理する為のドキュメントボックス用プログラムを前記コンピュータ端末に起動させ、前記コンピュータ端末に前記ファイルを送信して前記ドキュメントボックス用プログラムに処理させたあと、処理済の前記ファイルを受信して前記ドキュメントボックスに格納する
    画像処理装置。
  2. 前記コンピュータ端末の使用者を識別する為の認証情報を取得し、前記認証情報で前記コンピュータ端末にログオンする認証手段を更に有する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記コンピュータ端末の画面の内容の一部を選択して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記コンピュータ端末の画面の内容および前記コンピュータ端末に格納されている付加的な情報を合わせて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記コンピュータ端末の画面の内容を再構築して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記ネットワークを介して接続されている複数のコンピュータ端末の画面の内容を同時に前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  7. 前記入力手段は、前記表示手段上に重ね合わされた透明なタッチパネルであり、
    前記制御手段は、前記タッチパネルに加えられた操作をマウスからの操作へと変換して前記コンピュータ端末に送信することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  8. 前記入力手段は、操作パネル上に組み込まれているキーであり、
    前記制御手段は、押された前記キーの情報をキーボードおよびマウスからの操作へと変換して前記コンピュータ端末に送信することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  9. 前記制御手段は、前記タッチパネルに加えられた操作をマウスからの操作へと変換する為のテーブル又は押された前記キーの情報をキーボードおよびマウスからの操作へと変換する為のテーブルを設定可能であることを特徴とする請求項又は記載の画像処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記使用者または前記画像処理装置毎に前記テーブルを設定可能であること特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  11. 前記制御手段は、前記コンピュータ端末を遠隔操作して、前記コンピュータ端末から前記画像処理装置に対する処理要求を行わせることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  12. 前記インターフェイス手段は、前記コンピュータ端末の遠隔操作が可能な通信プロトコルを利用することを特徴とする請求項1乃至11何れか一項記載の画像処理装置。
  13. 前記認証手段は、前記入力手段,指紋認証装置,磁気カード,非接触ICカード,携帯電話,携帯型情報端末の何れか一つ以上から前記認証情報を取得することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  14. 前記付加的な情報は、格納されているファイルの一覧表であることを特徴とする請求項1又は4記載の画像処理装置。
  15. 前記制御手段は、前記コンピュータ端末の画面の内容が重ならないように再構築して前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  16. 所定のネットワークを介して接続されたコンピュータ端末を遠隔操作する画像処理装置の遠隔操作方法であって、
    前記画像処理装置は、
    画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段上の座標の指定およびその座標に対する操作を行う入力手段と、
    前記ネットワークに接続するインターフェイス手段と、
    前記コンピュータ端末の画面の内容を前記表示手段に表示すると共に、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作を前記コンピュータ端末に送信し、前記コンピュータ端末を遠隔操作する制御手段と
    を有し、
    前記コンピュータ端末の画面の内容および前記画像処理装置のドキュメントボックスに格納されているファイルの付加的な情報を合わせて記表示手段に表示するステップと、
    前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作に応じて前記付加的な情報からファイルが選択されると、前記ファイルを処理する為のドキュメントボックス用プログラムを前記コンピュータ端末に起動させるステップと、
    前記コンピュータ端末に前記ファイルを送信して前記ドキュメントボックス用プログラムに処理させたあと、処理済の前記ファイルを受信して前記ドキュメントボックスに格納するステップと
    を有する遠隔操作方法。
  17. 所定のネットワークを介してコンピュータ端末に接続可能な画像処理装置を、
    画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段上の座標の指定およびその座標に対する操作を行う入力手段と、
    前記ネットワークに接続するインターフェイス手段と、
    前記コンピュータ端末の画面の内容を前記表示手段に表示すると共に、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作を前記コンピュータ端末に送信し、前記コンピュータ端末を遠隔操作する制御手段と
    して機能させ
    前記制御手段は、前記コンピュータ端末の画面の内容および前記画像処理装置のドキュメントボックスに格納されているファイルの付加的な情報を合わせて前記表示手段に表示し、
    前記制御手段は、前記入力手段により前記表示手段上の座標に対して行われた操作に応じて前記付加的な情報からファイルが選択されると、前記ファイルを処理する為のドキュメントボックス用プログラムを前記コンピュータ端末に起動させ、前記コンピュータ端末に前記ファイルを送信して前記ドキュメントボックス用プログラムに処理させたあと、処理済の前記ファイルを受信して前記ドキュメントボックスに格納する
    ように機能させるための遠隔操作プログラム。
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