JP2023028745A - 情報処理システム、情報処理装置とその制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置とその制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔操作時にセキュリティ情報の入力を受け付ける装置が固定的に定まっていない場合でもセキュリティを担保する、情報処理システム、情報処理装置及び制御方法を提供する。【解決手段】情報処理装置(画像形成装置)とモバイル端末を含む情報処理システムにおいて、情報処理装置は。画面を情報処理装置と端末に表示させる表示制御手段(画面表示部309)と、画面に対する操作を受け付ける受け付け手段(VNCサーバ320)と、を備える。表示制御手段は、所定の画面を表示するための操作を情報処理装置で受け付けると、情報処理装置に所定の画面を表示し、所定の画面が端末に表示されないように制御する。所定の画面を表示するための操作を端末で受け付けると、端末に所定の画面を表示し、所定の画面が情報処理装置に表示されないように制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、装置の遠隔操作の制御技術に関する。
装置を遠隔操作するリモートオペレーションという機能がある。これはVNC (Virtual Network Computing)というソフトウェア等を使用して実現される。VNCサーバ側でVNCサーバソフトウェアを起動しておき、VNCクライアント側からVNCクライアントソフトウェアを起動してサーバに接続し、遠隔操作を行う。VNCサーバとVNCクライアント間の通信は、RFB(Remote FrameBuffer)プロトコル(RFC6143)を使用する。例えばVNCサーバ機能を有する装置が、VNCクライアント機能を有する装置に対して、操作画面の画面情報を送信する。VNCクライアント装置は、受信した画面情報に基づき、VNCサーバ装置の操作パネルに表示されている操作画面と同じ画面を表示する。ユーザはVNCクライアント装置に表示された画面上で操作を行なうことで、VNCサーバ装置の操作パネルを操作せずとも、VNCサーバ装置に処理を実行させることができる。このように装置の画面を他の装置から遠隔操作する場合にパスワード等のセキュリティ情報を入力すると、双方の装置にセキュリティ情報が表示されるためセキュリティ上の懸念があった。
これに対して、特許文献1には、VNCクライアント上で入力された情報をVNCサーバの表示部に表示しないようにする方法が開示されている。この方法によりセキュリティ情報の漏洩を防ぐことができる。
特開2007-115039号公報
特許文献1では、セキュリティ情報を入力する装置は予め決まっており、セキュリティ情報が表示されない装置を固定的に定めていた。しかし遠隔操作の状況や用途によって、セキュリティ情報の入力を受け付けるのはVNCサーバ装置となる場合もあるしVNCクライアント装置となる場合もある。このようにセキュリティ情報の入力を受け付ける装置が固定的に定まってない場合に、特許文献1ではセキュリティを担保することができなかった。
そこで本発明は、遠隔操作時にセキュリティ情報の入力を受け付ける装置が固定的に定まってない場合でもセキュリティを担保することが可能な方法を提供することを目的とする。
情報処理装置と端末を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置に画面を表示し、当該画面を前記端末に表示させる表示制御手段と、画面に対する操作を受け付ける受け付け手段と、を有し、前記表示制御手段は、所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記情報処理装置に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面が前記端末に表示されないように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記端末に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面が前記情報処理装置に表示されないように制御することを特徴とする情報処理システム。
遠隔操作時にセキュリティ情報の入力を受け付ける装置が固定的に定まってない場合でもセキュリティを担保することが可能となる。
システム構成の一例を示す図である。 画像形成装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置102のソフトウェア構成の一例を示す図である。 モバイル端末103のハードウェア構成の一例を示す図である。 モバイル端末103のソフトウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置102の表示・操作部207の一例を示す図である。 ホーム画面の一例を示す図である。 パスワード入力画面からセキュリティ設定画面を表示するまでの画面フローの一例を示す図である。 画面表示を行う処理の動作フローである。 VNCサーバとVNCクライアントそれぞれで表示される画面フローの一例を示す図である。 画面表示を行う処理の動作フローである。 VNC接続を行う処理の動作フローである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。また以下の実施例では情報処理装置の一例として画像形成装置を用いて説明を行うが、これに限らない。
(実施例1)
まず、本発明に係る第1の実施形態について説明する。図1は、本実施の一形態に係る情報処理システム構成の一例を示す図である。LAN(Local Area Network)105には、VNC(Virtual Network Computing)サーバ機能を有する画像形成装置102、VNCクライアント機能を有する情報処理装置であるパーソナルコンピューター(PC)101、アクセスポイント104が接続される。また、VNCクライアント機能を有する情報処理装置であるモバイル端末103がアクセスポイント104を介してLAN105に接続される。画像形成装置102及びモバイル端末103が無線ダイレクト通信機能を備えている場合は、LAN105を介さず直接通信可能である。本実施例においては、VNCサーバ機能を有する画像形成装置102にVNCクライアント機能を有するモバイル端末103がVNC接続する例で説明する。しかし、接続するVNCクライアントは、VNCクライアント機能を有していれば他の装置(例えばPC101や図示しないその他の画像形成装置等)であっても構わない。
以下ではVNCサーバとして動作する画像形成装置102をサーバと呼び、このサーバにVNC接続するPC101やモバイル端末103等の情報処理装置をクライアントと呼ぶ。
VNCサーバ機能を有する画像形成装置102は自装置の表示部に表示された画面に対応する画面情報をクライアントに送信する。画面情報を取得したクライアントは画像形成装置102に表示された画面に対応する画面を表示する。クライアントで表示された画面上で操作を行なうと当該操作情報が画像形成装置102に送信され、画像形成装置102は当該操作に応じて処理を行う。つまりクライアントは画像形成装置102にVNC接続を行うことで、画像形成装置102を遠隔操作(リモートオペレーション)することができる。なお、本実施例のサーバは、同時に接続して操作できるクライアント数を1台に制限するものとするが、クライアント数は複数あっても構わない。
最初に、画像形成装置102はVNCサーバソフトウェアを起動する。そしてクライアントからの接続要求を待機する。次に、モバイル端末103はVNCクライアントソフトウェアを起動する。そしてユーザ操作等で所望のサーバに接続する。サーバとクライアント間の通信は、RFB(Remote FrameBuffer)プロトコルに従って行われる。RFBプロトコルは、最初にハンドシェーク処理を行う。そしてハンドシェーク処理が完了した後に、画面情報や操作情報の送受信を行う。
図2は、画像形成装置102のハードウェア構成図である。画像形成装置102内のコントローラユニット201において、CPU202はシステム全体を制御する演算装置である。CPU202はシステムバス212に接続される各デバイスを総括的に制御する。
ROM204は、不揮発性のメモリであり、画像データやその他のデータ、CPU202が動作するための各種プログラムなどが格納されている。
RAM203は、揮発性のメモリであり、CPU202の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。また、RAM203はオペレーティングシステムやシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータも配置される。
CPU202は、ROM204等に格納されるプログラムをRAM203に展開し、実行することで画像形成装置102の各部を制御する。なお、CPU202が動作するためのプログラムは、ROM204に格納されるものに限らず、ハードディスクドライブ(HDD)205等に予め記憶されたものを用いてもよい。
ハードディスクドライブ(HDD)205は、オペレーティングシステムやシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア、画像データ、設定データなどを格納する。しかしこれは、データを格納することができるのであれば、SSD、SDメモリーカード、またはeMMCなど、その他の記憶装置を用いても構わない。
表示・操作部I/F206は、表示・操作部207とのインターフェース部であり、表示・操作部207に表示する情報を表示・操作部207に対して出力する。また、表示・操作部207からユーザが入力した情報を受け付ける。表示・操作部207は、ユーザ操作を受け付けるためのハードキー601~606を備える。ハードキー601~606は数値キーやスタートキー、ストップキーなど物理的に押下可能なキーであり、キーが押下された場合に表示・操作部I/F206に通知する。また、表示・操作部207は、画像を表示するディスプレイ607を備える。ディスプレイ607は、CPU202が生成するGUI(Graphical User Interface)画面を表示・操作部I/F206から受信し、表示する。
ネットワークI/F208は、ネットワーク(LAN)105に接続し、同一LAN上に接続されたPC101、図示しない他の画像形成装置等と通信を行ったり、アクセスポイント104を介してモバイル端末103と情報の入出力を行う。
デバイスI/F209は、画像入出力デバイスであるスキャナ210、プリンタ211とコントローラユニット201を接続し、画像データの入力や出力を行う。つまり画像データを用紙にプリントするプリント機能や原稿をスキャンするスキャン機能等を担う。
図3は、画像形成装置102のソフトウェア構成図である。システムソフトウェア301はRAM203、ROM204、HDD205のいずれかの記憶手段に記憶され、CPU202により実行される。
ジョブコントロール処理部302は、不図示のソフトウェアモジュールを含む各ソフトウェアモジュールを制御し、コピー、プリント、スキャン、などの画像形成装置102が実行するジョブの制御を行う。
スキャン処理部303は、ジョブコントロール処理部302の指示に基づいて、デバイスI/F209を経由してスキャナ210を制御して、スキャナ210の原稿台に設置されている原稿を読み込む処理を行う。
プリント処理部304は、ジョブコントロール処理部302の指示に基づいて、デバイスI/F209を経由してプリンタ211を制御して、指定された画像の印刷処理を行う。
操作入力解析部305は、表示・操作部I/F206を介して表示・操作部207から供給される情報を解析し、ユーザ操作に応じたイベントをイベント処理部307に通知する。操作入力解析部305において解析される情報とは、例えばユーザがハードキーを押下したことを示す操作情報である。
イベント解析部306は、操作入力以外に画像形成装置102で発生する各種事象をジョブコントロール処理部302などから受け取って解析し、その事象に応じたイベントをイベント処理部307に通知する。イベント解析部306の解析する各種事象とは、ジョブが終了したことや印刷用紙が不足していること等、ユーザによる操作によって発生する事象以外の事象である。
イベント処理部307は、操作入力解析部305、イベント解析部306、または操作情報受信部322などからイベントを受け取る。イベント処理部307はイベントに応じてジョブコントロール処理部302、画面生成部308、またはソフトキーボード制御部310にイベントを通知し、画像形成装置102の各部を制御する。
画面生成部308は、表示・操作部207や外部装置の表示部に表示する画面のデータをRAM203上に生成する処理を行う。サーバまたはクライアントからの操作やステータスの変化等に応じて、画面生成部308はサーバに表示するための画面データ、クライアントに表示するための画面データを更新する。それらがそれぞれ画面表示部309、画面送信部323を介してサーバ、クライアントに表示されることで、画面表示が更新される。
画面表示部309は、画面生成部308が生成した画面のデータをRAM203から読み取って、表示・操作部I/F206を介して表示・操作部207のディスプレイに表示する表示制御を行う。
VNCサーバ320は、クライアントとLAN105を介して通信するためのソフトウェアモジュールである。たとえばモバイル端末103上で動作するVNCクライアント520と通信を行い遠隔操作を受け付けるための処理を行う。
接続処理部321は、例えばVNCクライアント520の接続処理部521からの接続要求を受け付け、接続制御を行う。
操作情報受信部322は、例えばVNCクライアント520の操作情報送信部522から操作情報を受信し、ユーザ操作に応じたイベントをイベント処理部307に通知する。なお、操作情報受信部322が通知するイベントは、操作入力解析部305が通知するイベントと同等のものであり、ユーザが画像形成装置102を操作するためのイベントである。
画面送信部323は、画面生成部308が生成した画面データをRAM203から読み取って、VNCクライアント520の画面受信部523に送信する処理を行う。
図4は、モバイル端末103のハードウェア構成図である。モバイル端末103内において、CPU401はシステム全体を制御する演算装置である。CPU401はシステムバス411に接続される各デバイスを総括的に制御する。
ROM402は、不揮発性のメモリであり、画像データやその他のデータ、CPU401が動作するための各種プログラムなどが格納されている。
RAM403は、揮発性のメモリであり、CPU401の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。また、RAM403はオペレーティングシステムやシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータも配置される。
CPU401は、ROM402等に格納されるプログラムをRAM403に展開し、実行することでモバイル端末103の各部を制御する。なお、CPU401が動作するためのプログラムは、ROM402に格納されるものに限らず、ストレージ404等に予め記憶されたものを用いてもよい。
ストレージ404は、オペレーティングシステムやシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア、写真や電子文書、設定データなどを格納する。しかしこれは、データを格納することができるのであれば、SSD、SDメモリーカード、またはeMMCなど、その他の記憶装置を用いても構わない。
RTC(Real Time Clock)405は、時間を計時する。
操作パネル406は、ユーザのタッチ操作を検出可能なタッチパネル機能を備え、OS530やMFPアプリケーション502が提供する各種画面を表示する。ユーザは操作パネル406にタッチ操作を入力することで、モバイル端末103に所望の操作指示を入力することができる。
スピーカー407とマイク408は、たとえばユーザが他のモバイル端末や固定電話と電話をする際に使用される。
カメラ409は、ユーザの撮像指示に応じて撮像を行う。カメラ409によって撮像された写真は、ストレージ404の所定の領域に記憶される。
無線通信部410は、無線通信LAN等の無線通信を実行する。
図5は、モバイル端末103のソフトウェア構成図である。システムソフトウェア501はRAM403、ROM402、ストレージ404のいずれかの記憶手段に記憶され、CPU401により実行される。
OS530は、モバイル端末103全体の動作を制御するためのソフトウェアである。モバイル端末103には、後述するMFPアプリケーション502を含め、様々なアプリケーションをインストールすることができる。OS530はこれらのアプリケーションとの間で情報をやり取りし、アプリケーションから受けた指示に従って、操作パネル406に表示する画面を変更する。また、OS530は、各種ハードウェアを制御するためのデバイスドライバ群を備えており、OS530上で動作するアプリケーションに対して各種ハードウェアを利用する為のAPI(Application Programming Interface)を提供する。デバイスドライバ群として本実施例では無線LAN制御部531が存在する。
無線LAN制御部531は無線通信部410を制御するためのデバイスドライバである。
MFPアプリケーション502は、モバイル端末103にインストールされたアプリケーションである。MFPアプリケーション502を用いて画像形成装置102等の画像形成装置に対して印刷やスキャンの指示や、画像形成装置の操作画面の遠隔操作などを行うことができる。モバイル端末103には、このMFPアプリケーション502の他に様々なアプリケーション(アプリ)がインストールされているが、説明は省略する。
MFPアプリケーション502のソフトウェア構成についてさらに詳しく説明する。
画面制御部503は、OS530を介して操作パネル406に表示する画面を制御する。画面制御部503によって、MFPアプリケーション画面が操作パネル406に表示される。また、画面制御部503は、操作パネル406を介してユーザが入力した操作指示を判別する。また、画面制御部503は、画面受信部523がアプリ記憶部506に記録した画像データを読み出し、OS530を介して操作パネル406に表示する。
通信部504は、OS530を介して、無線通信部410による無線通信を制御してコマンドの送受信などを行う。
計時部505は、時間を計時する。
アプリ記憶部506は、MFPアプリケーション502の実行のための様々な情報を一時的にRAM403に記憶する。
デバイス検索制御部507は、接続する画像形成装置102を検索する検索用データを生成し、無線通信部410によってLAN105上のデバイスに送信され、該当する画像形成装置102からのレスポンスを受信する。検索用データは、LAN105上のすべてのデバイスにブロードキャストする場合もあるし、1台のアドレスを指定して送信する場合もある。
印刷ジョブ生成部508は、印刷ジョブを生成する。印刷ジョブ生成部508によって生成された印刷ジョブは、無線通信部410によって画像形成装置102に送信され、そして画像形成装置102で印刷が実行される。
スキャンジョブ制御部509は、無線通信部410によって画像形成装置102にスキャン指示を行い、画像形成装置102から受信したスキャンデータを表示する。スキャンデータを保存する場合は、アプリ記憶部506に記憶される。
VNCクライアント520は、画像形成装置102上で動作するVNCサーバ320とLAN105を介した通信を行うことで画像形成装置102を遠隔操作するためのソフトウェアモジュールである。
接続処理部521は、ユーザからの要求を受け付けてVNCサーバ320の接続処理部321に対して接続要求を送信し、接続処理を行う。
操作情報送信部522は、操作パネル406を介してユーザが入力した操作指示を画面制御部503から受信し、VNCサーバ320の操作情報受信部322に送信する。
画面受信部523は、VNCサーバ320の画面送信部323から画面データを受信し、アプリ記憶部506に記録する。
なお、VNCサーバ320とVNCクライアント520の間の通信は、CPU202およびCPU401が、それぞれネットワークI/F208および無線通信部410を制御することで実現する。
上記のような各ソフトウェアモジュールの処理によって、画像形成装置102の表示・操作部207のディスプレイに表示される画面と同じ画面がモバイル端末103の操作パネル406にも表示される。そして、ユーザがモバイル端末103の操作パネル406を用いて操作を行うことで、遠隔で画像形成装置102に各種処理を実行させることができる。
図6は、画像形成装置102の表示・操作部207の概観図である。表示・操作部207上には、ディスプレイ607とハードキー(601~606)が隣接して配置される。
ユーザにより操作される各種ボタンについて説明する。ストップキー601は、例えば稼働中の動作を止めるために用いられる。テンキー602は、数字と文字のボタンで構成されており、例えば時刻の入力、パスワード入力、ディスプレイ607の画面切り替えなどを指示するために用いられる。テンキー602の各キーには、それぞれ数字、文字が1個または複数個ずつ割り当てられており、例えば「2」キーには「2」、「A」、「B」、「C」、「a」、「b」、「c」等の文字が割り当てられている。文字入力画面において、例えば入力モードが英大文字である場合は、ユーザが「2」キーを押下する毎に、入力文字は「A」、「B」、「C」、「A」、「B」..と切り替わっていく。ホームキー603は、後述するホーム画面を呼び出すために用いられる。戻るキー604は、ディスプレイ607の画面表示を一つ前に表示していた画面へ遷移させるために用いられる。決定ボタン605は、ディスプレイ607上にて選択された項目を決定したり、選択されたボタンを押下するために用いられる。十字キー606は、ディスプレイ118上のカーソルやフォーカスの位置を上下左右のいずれかに移動させるために用いられる。
これらの各種ボタンは一例であり、上記には記載がないボタンが配置されていても構わない。また、各種ボタンの役割等も上記の記載とは異なっていても構わない。
図7は、画像形成装置102の操作開始時やホームキー603が押下されるとディスプレイ607に表示されるホーム画面の例である。ホーム画面700は、画像形成装置102にインストールされている各アプリやファンクションに対応するファンクションボタン701~703を表示するための画面である。
図7では例として、セキュリティ設定項目701、メモリーメディア項目702、プリント項目703が表示されており、そのうちセキュリティ設定項目701にフォーカスが当たっている状態を示している。
ファンクション項目701~703は、アプリやファンクションを起動するためのボタンである。ユーザはタッチ操作やハードキー(601~606)を操作することで、これらの項目を選択するとCPU202は各項目に関連付けられているアプリやファンクションを起動する。セキュリティ設定ボタン701が選択されると、パスワード認証画面800に遷移し、そこでパスワード入力と認証を完了させると、画像形成装置102のセキュリティ設定画面805に遷移することができる。メモリーメディアボタン702が押下されると、画像形成装置102のUSBメモリースロット(不図示)に接続されたUSBメモリー(不図示)内にある画像ファイルを印刷するための画面に遷移することができる。プリントボタン703が押下されると、ユーザがPC101等から画像形成装置102に投入したプリントジョブを印刷するための画面に遷移することができる。
図8は、ホーム画面700でセキュリティ設定項目701が選択された際に画像形成装置102のディスプレイ607に表示される、パスワード認証画面800からセキュリティ設定画面805を表示するまでの画面フローの例である。
セキュリティ設定画面805は設定内容の特性上、設定を行えるユーザを管理者のみに限定することが望ましい。そのため、画面遷移の直前にパスワード認証画面800~804を表示し、認証が成功した場合のみセキュリティ設定画面805に遷移するようになっている。
本実施例では、パスワード等の文字入力、それに伴うカーソルの移動は、テンキー602、十字キー606、決定ボタン605を使って行うものとするがこれに限らない。例えば操作パネルへのタッチ操作で文字入力やカーソルの移動を行う構成であっても良い。なお、パスワード等のセキュリティ情報の各文字は、入力時に伏字表示の「*」で表示されるのが一般的である。本実施例では、入力した文字は入力直後には「*」表示にはならず、入力に用いたキーと同一キーの押下がされず一定時間が経過した後、または入力に用いた別のキーの押下がされた後に「*」表示に変わる。これは、テンキー602で入力した文字をユーザが認識できるようにするための仕様である。テンキー602の各キーに文字が複数個ずつ割り当てられているため、入力直後に「*」表示にしてしまうと、ユーザは入力した文字を把握しづらい。
ユーザは、パスワード認証画面800の「入力モード:」項目を選択することで、入力する文字のモード(英大文字、英小文字、数字、等)を変更することが可能である。またユーザはパスワード入力を終えると、「<確定>」項目を選択し、認証を行う。
パスワード認証画面801は、パスワード認証画面800で文字を3文字入力し終えた状態の画面である。
パスワード認証画面802は、パスワード認証画面801で、テンキー602の中の「a」の文字に対応した「2」キーを一度押下した直後の画面である。4文字目は入力した直後であるため、「*」表示にはなっておらず、「a」表示となっている。
パスワード認証画面803は、パスワード認証画面802で、テンキー602の中の「a」の文字に対応した「2」キーを更に二度連続で押下した直後の画面である。パスワード認証画面802で「a」表示であった4文字目は、キーの押下に応じて「b」、「c」と表示を変えた。
パスワード認証画面804は、パスワード認証画面803で、入力に用いたキーと同一キー、つまり「2」キーの押下がされず一定時間が経過した後の画面である。パスワード認証画面803で「c」表示であった4文字目は、同一キーの押下がされず一定時間が経過したため、「*」表示に変わった。
パスワード認証画面804にてパスワード入力を終えたユーザは、「<確定>」を選択する。すると入力したパスワードが正しい場合に限り、セキュリティ設定画面805に遷移する。入力したパスワードで認証に失敗した場合は、エラー画面が表示される。
このようにパスワード等のセキュリティ情報を入力する際に、入力する文字列が表示されるような画像形成装置をVNC等を用いて外部端末から遠隔操作する場合を考える。例えばVNCクライアントである外部端末上でパスワードを入力すると、VNCサーバである画像形成装置のディスプレイにも入力されたパスワードが表示されてしまう。つまり画像形成装置の前にいる別のユーザにパスワードを見られる危険性が有る。また、VNCサーバである画像形成装置のディスプレイ上でパスワードを入力すると、VNCクライアントである外部端末上でパスワードが表示されてしまう。画像形成装置の前で操作を行なうユーザを外部端末から操作をサポートするようなケースであると、画像形成装置を操作するユーザが入力したパスワードを、操作をサポートする別のユーザが見ることができてしまう。装置が遠隔操作される場合は、操作を行なっている装置側でのみセキュリティ情報を表示するようにできると良い。
図10(a)は本実施例における、VNCサーバである画像形成装置102の表示・操作部207での操作によりパスワード入力画面800に遷移した場合の、画像形成装置102の表示・操作部207とVNCクライアントであるモバイル端末103の操作パネル406それぞれに表示される画面のフローの例である。
セキュリティ情報を入力する画面でない場合、例えばホーム画面700は画像形成装置102とモバイル端末103にそれぞれ表示される。画像形成装置102上でセキュリティ設定項目が選択されると、画像形成装置102上ではパスワード認証画面800が表示される。そして、モバイル端末103では、パスワード認証画面800が表示されず、代わりに他の装置で画面を操作中であることを示す警告画面1000が表示される。画像形成装置102上でパスワード認証画面800に対するパスワード入力を受け付けている間、モバイル端末103では警告画面1000が表示されるものとする。そして画像形成装置102上でパスワード入力を行い、認証が成功し、セキュリティ設定画面805に遷移する場合は、セキュリティ設定画面805が画像形成装置102とモバイル端末103にそれぞれ表示される。
図10(b)は本実施例における、VNCクライアントであるモバイル端末103の操作パネル406での操作によりパスワード入力画面800に遷移した場合の、画像形成装置102の表示・操作部207とモバイル端末103の操作パネル406それぞれに表示される画面のフローの例である。セキュリティ情報を入力する画面でない場合はホーム画面700が画像形成装置102とモバイル端末103にそれぞれ表示される。モバイル端末103上でセキュリティ設定項目が選択されると、モバイル端末103上ではパスワード認証画面800が表示される。そして、画像形成装置102では、パスワード認証画面800が表示されず、代わりに他の装置で画面を操作中であることを示す警告画面1000が表示される。モバイル端末103上でパスワード認証画面800に対するパスワード入力を受け付けている間、画像形成装置102では警告画面1000が表示されるものとする。そしてモバイル端末103上でパスワード入力を行い、認証が成功し、セキュリティ設定画面805に遷移する場合は、セキュリティ設定画面805が画像形成装置102とモバイル端末103にそれぞれ表示される。
図12は、本実施例における画像形成処理102のVNCサーバ320の処理を説明するフローチャートである。本フローは、CPU202がROM204又はHDD205に記憶された各制御モジュールを実現するためのプログラムをRAM203に読み出し、実行することにより実現される。
ユーザによって画像形成処理102の電源が入れられると、画像形成処理装置102内のシステムによりVNCサーバが起動される。VNCサーバの起動処理において、接続処理部321はVNC接続用のポートをオープンし、クライアントからの接続を待機する(S1201)。
ユーザがモバイル端末103を操作することでVNCによるリモートオペレーション機能を開始し、モバイル端末103が画像形成処理102とのVNC接続を要求すると、接続処理部321がクライアントからの接続要求を受信する(S1202)。VNC接続が成功したか否かを判定し(S1203)、成功した場合はS1204へ進み、失敗した場合はS1401に戻り処理を繰り返す。VNC接続が成功すると、画面生成部308が生成した画面を、画面表示部309が表示・操作部207のディスプレイに表示すると同時に、画面送信部323が当該画面の情報をモバイル端末103へ送信する(S1204)。この処理によって画像形成装置102に表示された画面と同じ画面をモバイル端末103上に表示することができる。そして、画像形成装置102もしくはモバイル端末103を操作することで画像形成装置102の画面を操作することが可能となる。
図9は本実施例における、画像形成装置102とモバイル端末103がVNC接続中である場合の画像形成装置102における表示画面の更新処理を示す動作フローである。なお、本動作フローは、CPU202がROM204等に記憶された表示画面制御処理に関するプログラムを実行することにより実現される。
S901で画像形成装置102の表示・操作部207に表示する画面の更新指示を受け付ける。具体的には、画像形成装置102上でタッチ操作やハードキーへの操作を受け付ける。もしくはVNCクライアントであるモバイル端末103上で受け付けた操作に対応する操作情報を受け付ける。S902以降の処理は画面が更新されるたびに繰り返し行われるものとする。
S902で画面表示部309は画面更新によって表示される画面がセキュリティ情報を入力する画面、ここではパスワード入力画面であるかを判断し、パスワード入力画面であればS903に進む。更新によって表示される画面がパスワード入力画面でない場合はS910に進み画面表示部309は更新される画面を表示・操作部207に表示し、画面送信部323は当該画面の画面情報をVNCクライアントであるモバイル端末103に送信する。
S903でイベント処理部307は、S901の指示を受け付けたのはVNCサーバである画像形成装置102であるかを判断する。指示を受け付けたのは画像形成装置102であると判断されると、S904で画面表示部309は表示・操作部207にパスワード入力画面800を表示し、画面送信部323は、他の装置で画面を操作中であることを示す警告画面1000の情報をVNCクライアントであるモバイル端末103に送信し、モバイル端末103で警告画面1000が表示される(図10(a))。ここでは警告画面1000の情報を画像形成装置102からモバイル端末103に送信する例を示したが、これに限らず、モバイル端末103は画像形成装置102から所定の情報を受信し、それに基づいて警告画面1000を生成して表示するようにしても良い。さらには、表示・操作部207にパスワード入力画面800を表示し、画面送信部323はVNCクライアントに更新した画面の情報を送信しないように構成してもよい。その場合、画像形成装置102ではパスワード入力画面が表示され、モバイル端末103にはパスワード入力画面に遷移する前の画面が表示される。
S903において、指示を受け付けたのはVNCクライアントであるモバイル端末103であると判断されると、S905で画面表示部309は表示・操作部207に他の装置で画面を操作中であることを示す警告画面1000を表示し、画面送信部323は、パスワード入力画面800の情報をVNCクライアントであるモバイル端末103に送信し、モバイル端末103でパスワード入力画面800が表示される(図10(b))。
以上の処理により、セキュリティ情報を入力する画面に遷移する指示を受け付けた装置側でのみセキュリティ情報を入力する画面が表示されるようになるためセキュリティが担保される。つまり画像形成装置102上でセキュリティ設定項目701が選択されると画像形成装置102でのみパスワード入力画面800が表示され、モバイル端末103上でセキュリティ設定項目701が選択されるとモバイル端末103でのみパスワード入力画面800が表示される。ここではパスワード入力画面に遷移させた方の装置でのみパスワード入力画面を表示する例を示したが、セキュリティが担保される方法であればこれに限らない。例えばパスワード未入力のパスワード入力画面であれば画像形成装置102とモバイル端末103の両方に表示するようにし、パスワードの一文字目が入力されたら、入力を受け付けた装置でのみ、入力された文字(例えば「a」)を表示し、入力された文字が確定し「*」の表示となったら両方の装置で「*」表示のパスワード入力画面を表示するようにしても良い。
また以上のフローチャートではVNC接続中であることを前提として、画面更新が起こった場合の動作フローを示した。VNC接続中であることを前提としない動作フローを設けても良い。その場合、S901で画像形成装置102の表示・操作部207に表示する画面が更新される指示を受け付けると、VNC接続中であるか否かを判断し、VNC接続中であると判断されるとS902以降の処理に進む。VNC接続中でないならパスワード入力画面であっても表示・操作部207に画面を表示するようにする。
(実施例2)
実施例1では、パスワード入力を行っている画面でのみパスワード入力画面が表示されるためセキュリティ情報を盗み見されることを防ぐことができる。しかしパスワード入力画面が一方の装置でのみ表示されていたとしても画面の操作自体はVNCサーバでもVNCクライアントでも行うことができてしまう。例えばユーザAがVNCクライアントであるモバイル端末上でパスワード入力操作を行なっている時に、他のユーザBが画像形成装置102のハードキー等を操作すると、ユーザAの意図しない入力が行われてしまう可能性が有る。そこで本実施例ではパスワード入力を行っている装置でのみ操作受付を可能にする例を示す。なお本実施例の基本構成は実施例1と同じであるため差分のみ示す。
図11は本実施例における、画像形成装置102とモバイル端末103がVNC接続中に表示画面の更新処理示す動作フローである。なお、本動作フローは、CPU202がROM204に記憶された表示画面制御処理に関するプログラムを実行することにより実現される。なお図11のフローチャートは図9のフローチャ―トと基本構成は同じであるため差分のみ示す。
S910で画面表示部309は更新先の画面を表示・操作部207に表示し、更新先の画面情報をVNCクライアントであるモバイル端末103に送信すると、S1101でイベント処理部307が、VNCサーバである画像形成装置102、VNCクライアントであるモバイル端末103の両方からの操作指示を受付可能な状態に設定される。つまりパスワード入力画面以外の画面ではVNCサーバ、クライアントからの指示を受付可能とする。
S1102では、VNCクライアントであるモバイル端末103からの操作受付を無効に設定する。具体的には例えば画像形成装置102のVNCサーバ320の操作情報受信部322は、VNCクライアント520の操作情報送信部522から受信した操作情報を、イベント処理部307に通知しないように制御する。
S1103では、VNCサーバである画像形成装置102からの操作受付を無効に設定する。より具体的には、画像形成装置102の操作入力解析部305は、表示・操作部I/F206を介して表示・操作部207から供給される情報を、イベント処理部307に通知しないように制御する。
以上の処理により、パスワード入力している装置でのみ入力操作の受付が可能になるため、操作が他のユーザに阻害されることを防止できる。
また以上の例ではセキュリティ情報を入力する画面を例に示したが、これに限らない。文字列等を入力する画面であればどのような画面にも適用可能である。つまり入力を受け付けている装置でのみ入力操作を受け付け、他方の装置での操作は無効にするように構成する。
(その他の実施例)
以上の実施例では入力したパスワードが画面に表示される場合を例に説明を行ったが、これに限らない。例えばパスワードをソフトウェアキーボードで入力する際、ユーザがタッチしたソフトキーをユーザが識別可能なように表示変更(例えば強調表示)される場合にも本発明は適用可能である。VNC等で装置を遠隔操作する場合、VNCサーバとVNCクライアントの両方でタッチされたソフトキーが強調表示されると、セキュリティ情報が漏洩する可能性がある。そこで、ユーザの操作を受け付けている装置でのみタッチされたソフトキーを強調表示し、他方の装置では強調表示しないようにすることでセキュリティ情報の漏洩を防ぐことができる。
さらに、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (20)

  1. 情報処理装置と端末を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置に画面を表示し、当該画面を前記端末に表示させる表示制御手段と、
    画面に対する操作を受け付ける受け付け手段と、を有し、
    前記表示制御手段は、所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記情報処理装置に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面が前記端末に表示されないように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記端末に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面が前記情報処理装置に表示されないように制御することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記表示制御手段は、前記所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記情報処理装置に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面の情報を前記端末に送信しないように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記端末に前記所定の画面の情報を送信し、前記所定の画面が前記表示部に表示されないように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記所定の画面は、セキュリティ情報を入力する画面であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記所定の画面は、パスワードが表示される画面であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記情報処理装置に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面と異なる画面を前記端末に表示するように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記端末に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面と異なる画面を前記情報処理装置に表示するように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記所定の画面と異なる画面には、他の装置で操作を受け付け中であることを示す旨が表示されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. 前記表示制御手段は、所定の画面以外の画面を表示するための操作を前記情報処理装置又は前記端末で受け付けると、当該画面が前記情報処理装置と前記端末に表示されるように制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記情報処理装置はVNC(Virtual Network Computing)サーバとして機能し、前記端末はVNCクライアントとして機能することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  9. 前記情報処理装置はプリント機能、スキャン機能、の少なくともいずれかを有する画像形成装置であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記所定の画面に対する操作を前記情報処理装置で受け付け可能とし、前記端末で受け付けられないように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記所定の画面に対する操作を前記端末で受け付け可能とし、前記情報処理装置で受け付けられないように制御する制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 前記端末上で操作を受け付けると対応する操作情報が前記端末から前記情報処理装置に送信され、前記情報処理装置は当該操作情報に応じて処理を実行することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  12. 端末と通信する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置に画面を表示し、当該画面を前記端末に表示させる表示制御手段と、
    画面に対する操作を受け付ける受け付け手段と、を有し、
    前記表示制御手段は、所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記情報処理装置に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面が前記端末に表示されないように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記所定の画面を前記情報処理装置に表示せず、前記端末に前記所定の画面が表示されるように制御することを特徴とする情報処理装置。
  13. 前記表示制御手段は、前記所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記情報処理装置に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面の情報を前記端末に送信しないように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記端末に前記所定の画面の情報を送信し、前記所定の画面が前記表示部に表示されないように制御することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記所定の画面は、セキュリティ情報を入力する画面であることを特徴とする請求項12又は13に記載の情報処理装置。
  15. 前記所定の画面は、パスワードが表示される画面であることを特徴とする請求項12から14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  16. 前記表示制御手段は、前記所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記情報処理装置に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面と異なる画面を前記端末に表示するように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記端末に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面と異なる画面を前記情報処理装置に表示するように制御することを特徴とする請求項12から15のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  17. 前記所定の画面と異なる画面には、他の装置で操作を受け付け中であることを示す旨が表示されることを特徴とする請求項12から16のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  18. 前記情報処理装置はVNC(Virtual Network Computing)サーバとして機能し、前記端末はVNCクライアントとして機能することを特徴とする請求項12から17のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  19. 端末と通信する情報処理装置が実行する制御方法であって、
    前記情報処理装置に画面を表示し、当該画面を前記端末に表示させる表示制御工程と、
    画面に対する操作を受け付ける受け付け工程と、を有し、
    前記表示制御工程では、所定の画面を表示するための操作を前記情報処理装置で受け付けると、前記情報処理装置に前記所定の画面を表示し、前記所定の画面が前記端末に表示されないように制御し、前記所定の画面を表示するための操作を前記端末で受け付けると、前記所定の画面を前記情報処理装置に表示せず、前記端末に前記所定の画面が表示されるように制御することを特徴とする制御方法。
  20. 請求項12から19のいずれか1項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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