JP5510655B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5510655B2
JP5510655B2 JP2010137752A JP2010137752A JP5510655B2 JP 5510655 B2 JP5510655 B2 JP 5510655B2 JP 2010137752 A JP2010137752 A JP 2010137752A JP 2010137752 A JP2010137752 A JP 2010137752A JP 5510655 B2 JP5510655 B2 JP 5510655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
data
image processing
log
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010137752A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012003506A (ja
Inventor
智裕 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2010137752A priority Critical patent/JP5510655B2/ja
Publication of JP2012003506A publication Critical patent/JP2012003506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5510655B2 publication Critical patent/JP5510655B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

本発明は、システム障害の原因分析に使用される情報を装置内に記憶する画像処理装置に関する。
一般に複写機や複合機などの画像処理装置では、故障や異常が発生したときに、どのような動作中に故障が起きたのか、どの時点から異常が発生していたのかなどを特定するために、絶えず動作ログを記録している。さらに操作ログやジョブログなど、より多くのログデータを記録することで、故障や異常によるシステム障害の原因分析を容易にすることも行われている。このログデータは、通常はハードディスク装置や不揮発メモリなどの不揮発性記憶装置に保存される。また、システム障害の原因分析には、障害が発生したときの揮発性メモリ上のデータを不揮発性記憶装置にファイル(ダンプファイル)として保存するメモリダンプなども使用される。そして、通常はCPU(Central Processing Unit)が制御プログラム(OSプログラムやファームウェアプログラムなど)を実行して装置の各部を制御し、ログデータの記録やメモリダンプを行っている。
一方、ログデータに関しては、装置内に保存されているログデータを装置の保守者などが容易に取得できるようにする技術が考案されている。たとえば、CPUとSVP(サービスプロセッサ)を備えた情報処理装置において、CPUによるOS(オペレーティングシステム)の実行中にOSがダウンした場合に、CPU上のOSがエラーログ(OSダウンの情報や周辺装置のエラー情報)をSVPとの通信領域に格納し、障害発生をSVPに通報する。SVPは、CPU上のOSから障害発生の通報を受けると、通信領域に格納されているエラーログを読み出してディスクに記憶し、通報先となる保守センタとの回線接続を行い、ディスクからエラーログを読み出して保守センタに自動送信する。これにより、保守センタに居る情報処理装置の保守者がエラーログを容易に取得できるようにしている(特許文献1参照)。
特開平5−173849号公報
OS実行中におけるOSダウン時に、CPU上のOSがエラーログを格納したり、障害発生をSVPに通報したりする上記の技術では、CPUがハングアップした場合に、エラーログの格納やSVPへの障害発生の通報が不可能となり、エラーログを取得できない問題がある。また、エラーログの格納と障害発生の通報とをOS自身が行うため、その機能をOSに付加するカスタマイズが必要となる。
また、CPUがログデータの記録やメモリダンプを行う従来の構成においても、制御プログラムの故障などでCPUがハングアップすると、やはり不揮発性記憶装置に保存されているログデータや揮発性メモリ上のデータを取得できなくなる可能性がある。すなわち、ログデータが保存されているハードディスク装置や不揮発メモリなどに対しては、CPUは制御プログラムを介してアクセスするが、制御プログラムが故障していると、装置を再起動しても、CPUは制御プログラムを実行すると再びハングアップして不揮発性記憶装置にアクセスできない可能性がある。また、CPUがハングアップした場合は装置の電源を一旦落さなければならないため、揮発性メモリ上のデータは消去されてしまい、取得できなくなる。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、CPUによる制御下で装置の動作中に装置内に記憶された装置各部の状態を示す状態情報を、CPUの動作停止状態でも取得することができる画像処理装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]画像データが入力される入力部と、
前記入力部から入力された画像データを処理する処理部と、
第1記憶部と、
揮発性の第2記憶部と、
前記処理部を含む当該画像処理装置の各部の動作を制御する際に一時記憶する制御データを前記第2記憶部に一時記憶して前記制御を行うと共に、当該画像処理装置の動作に係るログデータを当該画像処理装置の動作中に前記第1記憶部に記憶する第1のCPUと、
外部装置と通信する通信部と、
前記第1のCPUの動作を監視し、前記第1のCPUの動作が異常停止したことを検知した場合に、前記第2記憶部から前記制御データを読み出し、前記第1記憶部から前記ログデータを読み出し、これらを前記通信部を通じて外部装置へ出力する第2のCPUと、
を備えた画像処理装置。
上記発明では、第1のCPUは処理部を含む当該画像処理装置の各部の動作を制御すると共に該制御の際に一時記憶する制御データを第2記憶部に一時記憶する。また、入力部から入力された画像データの処理を処理部に行わせるなどする。また、当該画像処理装置の動作に係るログデータを装置の動作中に第1記憶部に記憶する。第2のCPUは、第1のCPUの動作が異常停止したことを検知した場合に、第2記憶部からは制御データを読み出し、第1記憶部からはログデータを読み出し、これらを通信部を通じて外部装置へ出力する。
このように、第2のCPUが第1のCPUとは独立して動作し、第1のCPUの動作が異常停止したことを検知した場合に装置内に記憶されている制御データやログデータを外部装置へ出力するので、第1のCPUの動作停止状態でも、装置内に記憶されている状態情報を外部装置にて取得することができる。
これにより、第1のCPUの動作が異常停止した場合は、装置内に記憶されているログデータ等を迅速に外部装置へ出力することができる。
また上記発明では、第1のCPUの動作が異常停止した場合に、装置内に記憶されているログデータや制御データ(当該画像処理装置の各部を制御するために一時記憶され逐次更新される制御データ)を外部装置にて取得することができる。たとえば、ログデータの解析により、第1のCPUの動作が異常停止する直前の画像処理装置の各部の動作状況などを把握することができる。制御データの解析により、第1のCPUの動作が異常停止する直前の制御状況を把握することができる。これにより、第1のCPUに発生した障害(動作異常停止)の原因分析が容易となる
]前記第2のCPUは、外部装置から前記通信部を通じて状態情報取得要求を受けた場合に前記出力を行う
ことを特徴とする[1]に記載の画像処理装置。
上記発明では、第2のCPUは外部装置から状態情報取得要求を受信すると、装置内に記憶されているログデータ等を外部装置へ出力する。これにより、外部装置から状態情報取得要求を画像処理装置に送信することで、第1のCPUが動作停止状態であるか否かにかかわらず、画像処理装置内に記憶されているログデータ等を外部装置にて取得することができる。
]前記第1記憶部は、揮発性の記憶部である
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像処理装置。
]前記第1のCPUは、前記第2のCPUに指示して前記ログデータを前記第1記憶部に記憶させる
ことを特徴とする[1]〜[]のいずれか1項に記載の画像処理装置。
上記発明では、第1のCPUは第2のCPUに指示して、ログデータ第1記憶部に記憶させる。これにより、第1のCPUが直接、ログデータ第1記憶部に記憶する場合に比べて、第1のCPUに掛かる処理負荷を軽減することができる。
]前記第1のCPUは、前記第2のCPUを介さずに前記ログデータを前記第1記憶部に記憶する
ことを特徴とする[1]〜[]のいずれか1項に記載の画像処理装置。
上記発明では、第1のCPUは第2のCPUを介さずに、直接、ログデータ第1記憶部に記憶する。これにより、第2のCPUに掛かる処理負荷を軽減することができる。
本発明の画像処理装置によれば、CPU(第1のCPU)による制御下で装置の動作中に装置内に記憶された制御データやログデータを、CPUの動作停止状態でも取得することができる。したがって、CPUの動作が異常停止する障害が発生した場合には、装置内から取得した制御データやログデータに基づいて、障害の原因分析を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係るシステムの構成を示すシステム構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る複合機の概略構成を示すブロック図である。 ログ取得要求パケットのデータ構造を示す図である。 複合機のメインCPUおよびサブCPUと管理者端末との状態情報(ログデータなど)の取得に係るやり取り(正常時)を示す図である。 複合機のメインCPUおよびサブCPUと管理者端末との状態情報(ログデータなど)の取得に係るやり取り(異常時)を示す図である。 複合機が内部記憶している状態情報(ログデータなど)を管理者端末へ出力する際のデータの流れを示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るサブCPUの動作を示す流れ図である。 本発明の第2の実施形態に係る複合機のメインCPUおよびサブCPUと管理者端末のログ取得に係るやり取りの概要(異常時)を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るサブCPUの動作を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシステムの構成を示している。本システムは、オフィスなどに設けられたLAN(Local Area Network)などのネットワーク2に、画像処理装置としての複合機10と、ユーザ端末30と、管理者端末40とが接続されて構成される。
ユーザ端末30は、複合機10にスキャンジョブやプリントジョブなどのジョブを送信してその実行を要求する機能を備えている。ユーザ端末30は、OSプログラムや複合機10のドライバプログラム、文書や画像を作成・編集するアプリケーションプログラムなどがインストールされたPC(パーソナルコンピュータ)などで構成される。スキャンジョブやプリントジョブの送信および実行要求など複合機10に対する各種の要求は、複合機10用のドライバプログラムによって行われる。
管理者端末40は、PCなどで構成され、複合機10からログデータや制御データなどを取得する機能を備えている。複合機10から取得するこれらのデータは、複合機10の各部の状態を示す「状態情報」であり、複合機10に故障や異常が発生したときの原因分析に使用されるものである。管理者端末40は、状態情報取得要求(ログ取得要求パケット)を複合機10へ送信し、その応答として複合機10から状態情報の返信を受けることにより、複合機10から状態情報を取得する。
図2は、複合機10の概略構成を示している。複合機10は、原稿の画像を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷して出力するコピー機能、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したりユーザ端末30へ送信したりするスキャン機能、ユーザ端末30から受信した印刷データに基づく画像や当該複合機10に保存されている画像データに基づく画像を記録紙に印刷して出力するプリンタ機能、ファクシミリ機能などを備えている。
また複合機10は、独立して動作する2つのCPUを備えたデュアルプロセッサシステム(マルチプロセッサシステム)の構成であり、複合機10の各部の動作を制御すると共に、各部の状態を示す状態情報を複合機10の動作中に記憶部に記憶するメインCPUと、記憶部から状態情報を読み出し管理者端末40へ出力するサブCPUとを備えている。メインCPUではOSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラム、ファームウェアプログラムなどが実行される。サブCPUは、メインCPUより処理能力が小さく消費電力も少ないCPUである。
複合機10は、メインCPU11と、サブCPU12と、ROM(Read Only Memory)13と、RAM(Random Access Memory)14と、不揮発メモリ15と、ハードディスク装置16と、表示部17と、操作部18と、ファクシミリ通信部19と、ネットワーク通信部20と、画像処理部21と、スキャナ部22と、プリンタ部23とがバス24に接続されて構成される。
メインCPU11は、ROM13に格納されているプログラム(ファームウェアプログラム)に従って複合機10の動作を制御する。サブCPU12は、ROM13に格納されているプログラムに従って、ログデータや制御データなどの状態情報を管理者端末40へ出力する。
ROM13には、メインCPU11によって実行されるプログラム(ファームウェアプログラム)と、サブCPU12によって実行されるプログラムと、各種の固定データなどが記憶されている。RAM14は、メインCPU11およびサブCPU12がプログラムを実行する際に各種データを一時的に格納するワークメモリとして使用されるほか、画像データを一時的に保存するための画像メモリなどにも使用される。
不揮発メモリ15は、電源がオフにされても記憶が保持される書き換え可能なメモリである。不揮発メモリ15には、装置固有の情報や各種の設定情報などが記憶される。ハードディスク装置16は、大容量不揮発の記憶装置であり、OSプログラム、アプリケーションプログラム、各種の保存データを格納するほか、印刷データや画像データなども保存する。
表示部17は、液晶ディスプレイなどで構成され、待機画面、操作画面、設定画面などの各種の画面を表示する。操作部18は、スタートボタン、ストップボタン、テンキーなどの各種のボタン類と、液晶ディスプレイの表面に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルなどで構成され、ユーザが複合機10に対して行う各種の操作を受け付ける。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する。ネットワーク通信部20は、ネットワーク2を通じてユーザ端末30や管理者端末40などと通信を行う。
画像処理部21は、画像データに対して、画像補正、回転、拡大/縮小、圧縮/伸張など各種の画像処理を施す。
スキャナ部22は、原稿の画像を光学的に読み取って画像データを取得する。スキャナ部22は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学系と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部23は、画像データに基づく画像を電子写真プロセスによって記録紙上に形成して出力する。プリンタ部23は、たとえば、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、入力される画像データに応じて点灯制御されるLD(Laser Diode)と、LDから射出されたレーザ光を感光体ドラム上で走査させる走査ユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有する、いわゆるレーザープリンタとして構成されている。レーザ光に代えてLED(Light Emitting Diode)で感光体ドラムを照射するLEDプリンタのほか他の方式のプリンタであってもかまわない。
またメインCPU11は、複合機10の動作中は、複合機10の各部の動作履歴(動作状況)を示す動作ログデータを逐次生成する。操作部18に対する操作を受けると、その操作履歴を示す操作ログデータを生成する。ジョブを実行すると、そのジョブ履歴を示すジョブログデータを生成する。また、複合機10がユーザ認証機能を備えている場合には、ユーザのログイン/ログアウトの履歴を示すユーザ管理ログデータ(ユーザ管理情報)を生成する。そしてメインCPU11は、生成したログデータを不揮発メモリ15に逐次記憶する。このログデータは、不揮発メモリ15に逐次追記されて蓄積(保存)される。なお、ログデータはハードディスク装置16に記憶・保存するようにしてもよい。
またメインCPU11は、自身が直接(サブCPU12を介さずに)ログデータを不揮発メモリ15に記憶するようにしてもよいし、サブCPU12に指示してログデータを不揮発メモリ15に記憶させるようにしてもよい。たとえば、自身がアクセス可能な記憶領域に記憶する場合は前者の構成とし、サブCPU12のみがアクセス可能な記憶領域に記憶する場合は後者の構成とするようにしてもよい。
複合機10から管理者端末40へ出力される状態情報は、上記の不揮発メモリ15に保存されているログデータの他に、制御データがある。制御データは、メインCPU11がファームウェアプログラムを実行して複合機10の動作を制御する際に、RAM14に一時記憶され逐次更新されるデータ(メモリデータ)と、メインCPU11のレジスタに一時記憶され逐次更新されるデータ(レジスタデータ)などである。また、RAM14に画像データが一時記憶されている場合は、そのRAM14上の画像データを管理者端末40へ出力する状態情報に含めるようにしてもよい。
サブCPU12は、メインCPU11が実行するOSプログラムやファームウェアプログラムに依存することなく、メインCPU11とは独立して動作し、メインCPU11の動作あるいは給電が停止する電源状態でも、サブCPU12は稼動している。ここでは、サブCPU12は稼動状態にて、メインCPU11のレジスタ、RAM14、不揮発メモリ15、ハードディスク装置16にアクセスする機能と、特定のプロトコルによってネットワーク通信部20からネットワーク2を通じて外部装置と通信する機能とを備えている。すなわち、ネットワーク通信部20はサブCPU12によってルーティングされ、OSプログラムやファームウェアプログラムに依存することなく、ネットワーク2を通じて管理者端末40などの外部装置と通信することができる。
たとえば、複合機10が省電力状態などへ移行してメインCPU11が動作を停止している状態やファームウェアプログラムを落とした状態でも、電源オン状態ではサブCPU12への通電が行われ、サブCPU12は上記の各記憶部へのアクセスと、特定のプロトコルによってネットワーク通信部20からネットワーク2を通じて外部装置との通信とを行う。
本実施形態では、複合機10が管理者端末40からログ取得要求パケットを受け取ると、サブCPU12は不揮発メモリ15、RAM14、メインCPU11のレジスタから状態情報(ログデータ、制御データ)を読み出して管理者端末40へ出力する。
図3は、管理者端末40が複合機10へ送信するログ取得要求パケット50のデータ構造を示している。
ログ取得要求パケット50には、送信元(管理者端末40)のIP(Internet Protocol)アドレスと、送信先(複合機10)のIPアドレスと、複合機10の管理者アカウントおよびパスワードと、ログデータ取得要求コマンドとが書き込まれている。ログデータ取得要求コマンドは、たとえば図に示すような「GetStorageData」などの独自のコマンド名である。
次に、複合機10の動作について説明する。
図4および図5は、複合機10のメインCPU11およびサブCPU12と管理者端末40との間で行う状態情報の取得に係るやり取り(正常時/異常時)を示している。なお、これらの図では、状態情報を「ログデータ」と表記している。図6は、複合機10が内部記憶しているログデータや制御データなどの状態情報を管理者端末40へ出力する際のデータの流れを示している。
複合機10は、電源がオンにされて起動すると、メインCPU11がファームウェアプログラムを実行して複合機10の動作を制御する。制御においては、メインCPU11は内部のレジスタやRAM14に、制御に係るデータを一時記憶し、逐次更新する。複合機10の動作中は、動作ログデータ、操作ログデータ、ジョブログデータなどのログデータを逐次生成し、不揮発メモリ15に逐次記憶する。ログデータは不揮発メモリ15に逐次追記されて蓄積(保存)される(図4、図5参照)。
管理者端末40は、たとえば所定の操作を受けるとログ取得要求パケットを複合機10に送信する。
図6に示すように、複合機10では、ネットワーク通信部20が受信したパケットをまずサブCPU12が解析する。解析の結果、特定のプロトコルによるパケットであると判断すると、サブCPU12は、パケットのデータ部に書き込まれているコマンドを実行する。ログ取得要求パケットを受信した場合には(図3参照)、データ部に書き込まれている管理者アカウントおよびパスワードの認証を行い、「GetStorageData」などのコマンドを実行する。
ここでサブCPU12は、メインCPU11のレジスタからデータ(レジスタデータ)を読み出して取得する。RAM14(揮発性メモリ)からデータ(メモリデータ)を読み出して取得する。不揮発メモリ15からログデータを読み出して取得する。そして、ログ取得要求パケットに書き込まれている送信元のIPアドレスに基づき、管理者端末40と通信を行い、取得したデータ(状態情報)を管理者端末40へ送信する。
これにより、複合機10が省電力状態などへ移行してメインCPU11が動作を停止していても、あるいは、メインCPU11がハングアップしたり(図5参照)、ファームウェアプログラムの故障で動作を異常停止したりしていても(図6参照)、ネットワーク通信部20が受信したパケットをサブCPU12が解析し、管理者端末40からのログ取得要求パケットであればその要求に応えて、複合機10内の各記憶部に記憶されているデータ(状態情報)を管理者端末40へ送信することができる。
図7は、サブCPU12の動作の流れを示している。
複合機10が電源オンにされて起動すると、サブCPU12は本動作を開始する(Start)。サブCPU12は、複合機10が電源オフ状態へ移行するか否かを監視する(ステップS101;No)。また、ネットワーク通信部20がパケットを受信すると、そのパケットを解析してログ取得要求パケットであるか否かを判断する(ステップS102;No)。
ログ取得要求パケットを受信した場合には(ステップS102;Yes)、サブCPU12は、メインCPU11のレジスタ、RAM14、不揮発メモリ15からデータを読み出して取得し(ステップS103)、取得したデータを、ログ取得要求パケットの送信元である管理者端末40へ送信する(ステップS104)。その後、ステップS101以降を繰り返す。また、複合機10が電源オフ状態へ移行するのに伴い(ステップS101;Yes)、サブCPU12は本動作を終了する(End)。
このように、本実施形態に係る複合機10は、サブCPU12がメインCPU11とは独立して動作し、装置内に記憶されているログデータや制御データなどの状態情報を管理者端末40へ出力するので、メインCPU11の動作が異常停止しても、装置内に記憶されている状態情報を管理者端末40にて取得することができる。特に本実施形態では、複合機10を電源オフにする前に管理者端末40から複合機10にログ取得要求パケットを送信することで、電源オフに伴い消去されてしまうRAM14内のデータやメインCPU11のレジスタ内のデータも取得することができる。
これにより、たとえばサービスマンなどがログデータ(動作ログデータ)を解析することで、メインCPU11の動作が異常停止する直前の複合機10の各部の動作状況を把握することができる。さらに、RAM14内のデータやメインCPU11のレジスタ内のデータを解析することで、メインCPU11の動作が異常停止する直前の制御状況を詳しく把握することもできる。これにより、メインCPU11に発生した障害(動作異常停止)の原因分析が容易となる。
また、本機能はOSプログラムに特別なカスタマイズを施さずに実現できるため、搭載しやすくなる。
また、メインCPU11がサブCPU12に指示して、ログデータを不揮発メモリ15に記憶させる構成であれば、メインCPU11が直接、ログデータを記憶する場合に比べて、メインCPU11に掛かる処理負荷を軽減することができる。逆に、メインCPU11が直接、ログデータを不揮発メモリ15に記憶する構成であれば、サブCPU12に掛かる処理負荷を軽減することができる。
なお、RAM14やメインCPU11のレジスタに記憶されている揮発性データについては、不揮発メモリ15(もしくはハードディスク装置16)にダンプファイルとして保存するメモリダンプを行うようにしてもよい。またメモリダンプは、メインCPU11が行うようにしてもよく、サブCPU12が行うようにしてもよい。この場合は、ダンプファイルも状態情報に含まれる。
これにより、管理者端末40から複合機10にログ取得要求パケットを送信する前に、複合機10が電源オフにされて揮発性データが消去したとしても、複合機10を再起動させてサブCPU12が動作する状態にて、管理者端末40から複合機10にログ取得要求パケットを送信すれば、サブCPU12が不揮発メモリ15(もしくはハードディスク装置16)に保存されているダンプファイルを読み出して管理者端末40へ送信し、そのダンプファイルを管理者端末40にて取得することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、複合機10のメインCPU11に障害が発生して動作が異常停止した場合に、管理者端末40からログ取得要求パケットを送信し、複合機10から状態情報を取得する前に、複合機10が電源オフにされると、RAM14内のデータやメインCPU11のレジスタ内のデータは消去されてしまう。そこで第2の実施形態では、メインCPU11の異常停止を検知し、揮発性データを迅速に取得する場合について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る複合機10のメインCPU11およびサブCPU12と管理者端末40のログ取得に係るやり取りの概要(異常時)を示す図である。ここでは、サブCPU12がメインCPU11の動作を監視し、メインCPU11の動作が異常停止したことを検知した場合に、ログデータと揮発性データを自動で管理者端末40へ出力するようにしている。なお、データの出力先となる管理者端末40のIPアドレスは、複合機10に予め設定しておく。
本実施形態では、複合機10は、電源がオンにされて起動すると、メインCPU11がファームウェアプログラムを実行して複合機10の動作を制御する。複合機10の動作中は、第1の実施形態と同様に、ログデータを逐次生成し、不揮発メモリ15に逐次記憶する。さらにメインCPU11は、所定のアプリケーションプログラムを起動し、そのアプリケーションプログラムに従って、一定の間隔で信号をサブCPU12に送信する。また、メインCPU11のハングアップなどによってアプリケーションプログラムが停止すると、メインCPU11からサブCPU12への信号送信は停止する。
サブCPU12は、メインCPU11から一定の間隔で信号を受けている間は、メインCPU11が正常に動作していると判断する。メインCPU11からの信号が途絶えると、メインCPU11が異常停止したと判断する。この判断後は、直ちにログデータと揮発性データを取得し、管理者端末40へ出力する。
図9は、本実施形態に係るサブCPU12の動作の流れを示している。
複合機10が電源オンにされて起動すると、サブCPU12は本動作を開始する(Start)。サブCPU12は、複合機10が電源オフ状態へ移行するか否かを監視する(ステップS201)。また、メインCPU11から信号を受信するか否かを監視する(ステップS202)。また、ネットワーク通信部20がパケットを受信すると、そのパケットを解析してログ取得要求パケットであるか否かを判断する(ステップS203)。このステップS201〜ステップS203を繰り返す(ステップS201;No→ステップS202;Yes→ステップS202;No→ステップS201)
ログ取得要求パケットを受信した場合には(ステップS203;Yes)、サブCPU12は、メインCPU11のレジスタ、RAM14、不揮発メモリ15からデータを読み出して取得し(ステップS204)、取得したデータを、ログ取得要求パケットの送信元である管理者端末40へ送信する(ステップS205)。その後、ステップS201以降を繰り返す。
また、メインCPU11から信号を受信しなくなった場合には(ステップS202;No)、サブCPU12は、メインCPU11のレジスタ、RAM14、不揮発メモリ15からデータを読み出して取得し(ステップS206)、取得したデータを管理者端末40へ送信し(ステップS207)、本動作を終了する(End)。また、複合機10が電源オフ状態へ移行するのに伴い(ステップS201;Yes)、サブCPU12は本動作を終了する(End)。
このように、本実施形態では、サブCPU12がメインCPU11の動作を監視し、メインCPU11の動作が異常停止したことを検知すると、直ちに各記憶部からデータ(ログデータ、揮発性データ)を読み出して取得し、管理者端末40へ出力する。これにより、複合機10のメインCPU11に障害が発生して動作が異常停止した場合に、ユーザなどが複合機10を電源オフにして揮発性データが消去される前に、揮発性データ(およびログデータ)を迅速に管理者端末40へ出力することができる。したがって、第1の実施形態と同様に、揮発性データ(制御データ)から、メインCPU11の動作が異常停止する直前の制御状況を詳しく把握することができ、メインCPU11に発生した障害(動作異常停止)の原因分析が容易となる。
以上、本発明の実施形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、複合機10の電源オフ状態でもサブCPU12とネットワーク通信部20などに通電を行い、電源オフ状態でもサブCPU12が複合機10の内部に記憶されている状態情報を外部装置へ出力できる構成としてもよい。
状態情報の出力先となる外部装置は、実施形態で説明した管理者端末40に限らず、サービスセンタの端末装置などにしてもよい。この場合は、遠隔地のサービスセンタに居るサービスマンが複合機10(管理者端末40)の設置場所まで出向かなくても状態情報を取得することができ、迅速な対応(障害の原因分析)が可能となる。また、サービスマンにとっては、複合機10の設置場所まで出向かなくても状態情報を取得することができ、障害の原因を分析した結果、修理などが必要である場合のみ複合機10の設置場所へ出向けばよいため、負担が軽減される。
第2の実施形態で説明したサブCPU12によるメインCPU11の動作の監視は、メインCPU11からサブCPU12に一定の間隔で信号を送信する構成に限らない。たとえば、サブCPU12が一定の間隔でメインCPU11に応答要求信号を送信し、メインCPU11がそれに応えて応答信号をサブCPU12に返信する構成としてもよい。
また、本発明に係る画像処理装置は実施形態で説明した複合機に限らず、プリンタ機、複写機、ファクシミリ機などの他の画像処理装置も対象にすることができる。
2…ネットワーク
10…複合機
11…メインCPU
12…サブCPU
13…ROM
14…RAM
15…不揮発メモリ
16…ハードディスク装置
17…表示部
18…操作部
19…ファクシミリ通信部
20…ネットワーク通信部
21…画像処理部
22…スキャナ部
23…プリンタ部
24…バス
30…ユーザ端末
40…管理者端末
50…ログ取得要求パケット

Claims (5)

  1. 画像データが入力される入力部と、
    前記入力部から入力された画像データを処理する処理部と、
    第1記憶部と、
    揮発性の第2記憶部と、
    前記処理部を含む当該画像処理装置の各部の動作を制御する際に一時記憶する制御データを前記第2記憶部に一時記憶して前記制御を行うと共に、当該画像処理装置の動作に係るログデータを当該画像処理装置の動作中に前記第1記憶部に記憶する第1のCPUと、
    外部装置と通信する通信部と、
    前記第1のCPUの動作を監視し、前記第1のCPUの動作が異常停止したことを検知した場合に、前記第2記憶部から前記制御データを読み出し、前記第1記憶部から前記ログデータを読み出し、これらを前記通信部を通じて外部装置へ出力する第2のCPUと、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記第2のCPUは、外部装置から前記通信部を通じて状態情報取得要求を受けた場合に前記出力を行う
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1記憶部は、揮発性の記憶部である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1のCPUは、前記第2のCPUに指示して前記ログデータを前記第1記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1のCPUは、前記第2のCPUを介さずに前記ログデータを前記第1記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理装置。
JP2010137752A 2010-06-16 2010-06-16 画像処理装置 Expired - Fee Related JP5510655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010137752A JP5510655B2 (ja) 2010-06-16 2010-06-16 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010137752A JP5510655B2 (ja) 2010-06-16 2010-06-16 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012003506A JP2012003506A (ja) 2012-01-05
JP5510655B2 true JP5510655B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=45535411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010137752A Expired - Fee Related JP5510655B2 (ja) 2010-06-16 2010-06-16 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5510655B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9906680B2 (en) 2015-09-15 2018-02-27 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, information processing apparatus and information processing method

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5923987B2 (ja) * 2012-01-06 2016-05-25 オムロン株式会社 ノード装置およびネットワークシステム
JP5556839B2 (ja) * 2012-03-28 2014-07-23 コニカミノルタ株式会社 認証システム、電子機器及び認証方法
JP5496377B1 (ja) * 2013-02-04 2014-05-21 三菱電機株式会社 ログ出力装置及びログ出力プログラム
JP2014207558A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 三菱電機株式会社 遠隔管理システム、遠隔管理装置及び宅内機器
JP2015135663A (ja) * 2013-12-19 2015-07-27 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR101539933B1 (ko) * 2015-01-26 2015-07-28 주식회사 파이오링크 Cpu 행업 시 로그를 생성하는 방법 및 장치
JP6853124B2 (ja) * 2017-06-13 2021-03-31 株式会社Fuji 対基板作業システム、および対基板作業装置
JP6919597B2 (ja) * 2018-03-01 2021-08-18 オムロン株式会社 コンピュータおよびその制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3707233B2 (ja) * 1998-02-26 2005-10-19 ブラザー工業株式会社 ネットワークアダプタ及びこれを備えた端末システム
JP2004310514A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Hitachi Ltd 情報処理端末および履歴情報保存方法
JP2010125692A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9906680B2 (en) 2015-09-15 2018-02-27 Ricoh Company, Ltd. Information processing system, information processing apparatus and information processing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012003506A (ja) 2012-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5510655B2 (ja) 画像処理装置
US8453017B2 (en) Electronic device saving selected error information and an error management system including such a device
JP2007025953A (ja) 管理システム
US20160156798A1 (en) Image forming apparatus, image forming apparatus control method, and storage medium storing program
JP7039377B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム
US20110314311A1 (en) Communication control device, communication control method, and computer readable medium
US20110170134A1 (en) Image forming apparatus and maintenance method of image forming apparatus
JP2012150715A (ja) 画像形成システム、印刷データ管理装置、印刷データ管理装置の制御方法、印刷データ管理装置の制御プログラム及び記録媒体
RU2670020C9 (ru) Устройство формирования изображения и способ управления им
US8954769B2 (en) Image processing apparatus restricting shifting to power saving mode until the apparatus sends a notification indicating the location of a newly stored document
US20220060597A1 (en) Image processing system and image processing apparatus
JP2011233959A (ja) データ処理装置および画像出力装置
JP2017076941A (ja) ジョブ処理装置管理サーバプログラム
US20150009529A1 (en) Image processing apparatus, control method therefor and storage medium
JP2011223355A (ja) ネットワーク装置および画像形成装置
US11363165B2 (en) Image forming apparatus and control method
JP4480779B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の動作方法及びプログラム
JP2008234125A (ja) 情報処理装置と情報処理方法とプログラムと記録媒体
US20080114876A1 (en) Image forming apparatus and management system of image forming apparatus
JP5647756B2 (ja) 管理サーバー、管理サーバー用プログラム、および管理サーバーを備えたネットワークシステム
JP6465311B2 (ja) 印刷システムおよびジョブ送信プログラム
US20180136882A1 (en) Information processing system, server and non-transitory computer-readable recording medium encoded with data distribution program
JP2019144960A (ja) 更新管理サーバおよびプログラム
JP2019084768A (ja) 画像形成装置、制御方法およびプログラム
US20230060868A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method, and storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121220

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5510655

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees