JP5555439B2 - シート装置 - Google Patents
シート装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5555439B2 JP5555439B2 JP2009084229A JP2009084229A JP5555439B2 JP 5555439 B2 JP5555439 B2 JP 5555439B2 JP 2009084229 A JP2009084229 A JP 2009084229A JP 2009084229 A JP2009084229 A JP 2009084229A JP 5555439 B2 JP5555439 B2 JP 5555439B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- fastener
- arm
- backrest
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
そこで、本発明の課題は、背もたれの下端部と座部の後端部の干渉を回避しつつ、座部を前に起こし上げる際に座部の後端部が下に沈み込まないようにすることである。
そのため、座部の後端部の下方にスペースがなくとも、座部の後端部が背もたれの下端の下から前に抜けることができる。よって、シート装置を車室等に設置する際に際して、車室の大きさ、デザイン等の自由度が向上する。
また、座部の後部が前に移動して、座部の後端部が背もたれの下端部の下から前に抜けるから、その後、座部が第一連結部を中心にして前に旋回しても、座部の後端部と背もたれの下端部が干渉しない。そのため、座部を容易に起こし上げることができる。
また、留め具と受け部を留めることができるとともに、留め具と受け部を引き離すこともできる。
図1は、車両用シート装置1の側面図である。
この車両用シート装置1は、乗用車の後列座席や中列座席に用いられる。
車両用シート装置1は、座部2と、座部2の後ろ側に立てられた状態に設けられた背もたれた3と、背もたれ3の上端部に設けられたヘッドレスト4と、を備える。
なお、弾性ストッパ10、ホルダ30、留め具32及び受け部33は左右一対設けられている。
なお、留め具32が受け部33によって受けられることによって、座部2の後部が支えられているが、それに加えて、背もたれ3の下方に受け面が設けられ、その受け面が上を向いており、座部2が後ろに倒伏した状態では座部2の後端部下面がその受け面に載せられていてもよい。
車両用シート装置1を格納する際には、ロック機構のロックを解除する。ロック機構のロックが解除されると、トーションスプリング25の荷重がアーム21に作用しているから、アーム21が回転軸22を支点にして回転して振れ上がる。この際、留め具32がその下から受け部33に受けられ、留め具32が受け部33に支えられているから、座部2の後端部が下に沈み込まない。一方、留め具32が受け部33に吸着しているから、座部2の後端部が振り上げられず、座部2の前側が振り上げられ、座部2とアーム21は回転軸20を中心にして相対的に回転する。具体的には、図1の図示方向に見て座部2が回転軸20を中心にして時計回りに回転する。座部2の前側の振り上げに伴い、座部2の後端部が前に移動し、ホルダ30及び留め具32が座部2に対して相対的に後ろに揺動する。このように、座部2の後端部が振り上げられないので、座部2の後端部が背もたれ3の下端に当たることもなく、座部2の動きが背もたれ3によって干渉されることもない。
以上によって、車両用シート装置1を格納することができる。
以上によって、車両用シート装置1を組み立てて、車両用シート装置1を座席として使用することができる。
第2実施形態の車両用シート装置には、図6に示すように、ホルダ30の位置を保持するばね35,36が設けられている。第2実施形態の車両用シート装置は、ばね35,36が設けられていることを除いて、第1実施形態の車両用シート装置1と同様に設けられている。そのため、第2実施形態の車両用シート装置と第1実施形態の車両用シート装置1との間で互いに対応する部分に同一の符号を付し、第2実施形態の車両用シート装置については、第1実施形態の車両用シート装置1と同様に設けられている部分の説明を省略する。
第1、第2実施形態では、留め具32と受け部33にマグネット・磁性体を用いたが、第3の実施の形態では、面ファスナ又はスナップを用いる。第3実施形態の車両用シート装置は、面ファスナ又はスナップを用いることを除いて、第1又は第2の実施形態の車両用シート装置と同様に設けられている。
なお、留め具32と受け部33は、互いを近づけると留め合って、互いを引き離そうとしてもある程度の力では離れず、所定の力以上で離れるものであれば、マグネット・磁性体、面ファスナ、スナップに限るものではない。
第1〜第2実施形態では、留め具32が座部2の側面に取り付けられ、その留め具32が前後に揺動可能に設けられていた。それに対し、第4実施形態では、図7、図8(a)に示すように、マグネットである留め具32が座部2の後部下面に固定されている。具体的には、座部2の後部下面が座部2のフレーム2bによって構成され、留め具32がフレーム2bの内側でビス32aによってフレーム2bに固定され、フレーム2bに形成された穴2cにおいて留め具32が露出している。一方、磁性体である受け部33はフロアの上に設けられている。受け部33が水平面33a及び傾斜面33bを有し、傾斜面33bが水平面33aの後端に連なっているとともに、その傾斜面33bが後ろに向かうにつれて登るように傾斜している。留め具32の磁力が弱められており、留め具32が水平面33aや傾斜面33bに吸着していても留め具32が水平面33aや傾斜面33bに沿ってスライドするようになっている。
第4実施形態の車両用シート装置は、留め具32が固定されていること、受け部33の形状を除いて、第1又は第2の実施形態の車両用シート装置と同様に設けられている。
このように、マグネットである留め具32が水平面33aや傾斜面33bに直接接触しないので、留め具32の磁力持続性・耐久性が向上する。
本発明を適用可能な実施形態は、上述した各実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記各実施形態では本発明に係るシート装置を自動車の座席に適用した場合について説明したが、その他の乗物(例えば、航空機、船舶、鉄道の車両等)の座席に適用してもよい。
2 座部
2a 座面
10 弾性ストッパ
10a 係合凹部
20 回転軸
21 アーム
22 回転軸
25 トーションスプリング
26 係合凸部
32 留め具
33 受け部
Claims (2)
- フロアに第一連結部によって連結されるとともに、前記第一連結部を中心にして後ろに倒れた状態から前に倒れた状態に回転可能に設けられたアームと、
前記アームが後ろに倒れた場合の前記第一連結部の位置よりも後方で第二連結部によって前記アームに連結され、前記アームに対して前記第二連結部を中心にして左右方向の軸回りに回転可能に設けられた座部と、
前記第二連結部よりも後方の支点によって前記座部に取り付けられ、前記支点から垂下し、その支点を中心にして前後に回動可能に設けられたホルダと、
前記ホルダの下端に設けられた留め具と、
前記フロア上に設けられ、前記アームが後ろに倒れた場合に前記留め具を下から受け、前記留め具に対して着脱可能とされた受け部と、を備え、
前記留め具と前記受け部のどちらか一方がマグネット、面ファスナのフック部又は凸スナップであり、他方が磁性体、面ファスナのループ部又は凹スナップである
ことを特徴とするシート装置。 - 前記ホルダを垂下した状態に弾性的に保持する弾性部材を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載のシート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009084229A JP5555439B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | シート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009084229A JP5555439B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | シート装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010234943A JP2010234943A (ja) | 2010-10-21 |
JP5555439B2 true JP5555439B2 (ja) | 2014-07-23 |
Family
ID=43089706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009084229A Expired - Fee Related JP5555439B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | シート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5555439B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3628904B2 (ja) * | 1999-03-31 | 2005-03-16 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車用シートの収納姿勢保持装置 |
JP3407874B2 (ja) * | 1999-12-01 | 2003-05-19 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シート |
JP3606227B2 (ja) * | 2001-05-11 | 2005-01-05 | トヨタ車体株式会社 | 車両用シート |
KR100568980B1 (ko) * | 2004-04-26 | 2006-04-07 | 기아자동차주식회사 | 차량의 시트 폴딩 장치 |
-
2009
- 2009-03-31 JP JP2009084229A patent/JP5555439B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010234943A (ja) | 2010-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4957990B2 (ja) | 自動車用シートのアレンジレバー装置 | |
KR101125337B1 (ko) | 차량의 후석 테이블 어셈블리 | |
JP2006298244A (ja) | アクティブヘッドレスト構造 | |
JP2005349915A (ja) | 車両用可倒式ヘッドレスト | |
JP5004044B2 (ja) | 自動車用シートのアレンジレバー装置 | |
JP2009101856A (ja) | チルト機構組込みサスペンション機構 | |
JP2014121974A (ja) | 車両座席用チャイルドシート | |
JP5555439B2 (ja) | シート装置 | |
JP5536396B2 (ja) | シート装置 | |
JP5496531B2 (ja) | シート装置 | |
KR100974511B1 (ko) | 자동차 시트 허리지지대 | |
JP6075941B2 (ja) | 車両のシートバックロック構造 | |
JP2008273445A (ja) | 車両用ヘッドレスト傾動装置 | |
KR101360155B1 (ko) | 차량용 헤드레스트 | |
KR102563449B1 (ko) | 수평 유지 암레스트 장치 | |
JP2017178036A (ja) | 車両用座席装置 | |
JP5057296B2 (ja) | 車両用可倒式ヘッドレスト | |
JP4317901B2 (ja) | 車両用ヘッドレスト | |
JP6580693B2 (ja) | シートバックの前倒し装置及び乗り物用シート | |
JP4353863B2 (ja) | 車載用表示装置 | |
JP5572327B2 (ja) | シート装置 | |
JP4000557B2 (ja) | チャイルドシートを取り付け可能な車両用シート | |
JP2004359158A (ja) | 車両用シート格納構造 | |
JP7292832B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2018202998A (ja) | 乗物用シートのロック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130625 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140602 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5555439 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |